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東京 渋谷にお店をかまえるオリジナル盤12インチシングル専門の中古レコード店、Next Recordsの店主です。
日本の多様なコンテンツを独自の切り口で発信するwebマガジン「ZEROMILE」さんに当店を取材していただきました。
「ZEROMILE」っていうのは、カルチャーやグルメなどを中心に結構マニアックな視点で紹介する情報メディアというカンジのwebマガジンです。
今回、【Shibuya Deep Dive】という渋谷の深層深くまで現場感覚で紹介する新連載の第1回目として当店を紹介していただきました。
取材の記事は、コチラで読むコトができます。
【Shibuya Deep Dive】#1 next. records

今までに何度か紙媒体である雑誌や新聞のみならずWebマガジン等で当店をご紹介していただいたコトは、あるのですが今回の取材は、オイラ的にもかなり楽しくそして懐かしい感覚でおハナシさせていただきました。
というのも取材としてご訪問いただいたライター、DJ SHUNSUKEさんが25年前に木造のオンボロアパートで創業したnext. recordsの当時のコトを知っている人だったんですよね。
オイラ的には、初対面という感覚だったのですが、DJ SHUNSUKEさんの方はオイラのコトを知っていて「20数年前の学生だった頃にネクストさんでレコードを購入させていただきましたよ!」って・・・お客さんだったというライターさんでした。
当店が渋谷で開業した2000年当時のコトも原体験として知っていて、バイト代を握りしめてヒマさえあれば渋谷のレコード店を訪れてレコードを買いまくっていたという経験の持ち主でした。

当日の取材の前にレコード店を始めたキッカケやその背景、オリジナル12インチシングルだけ扱う理由等「こんなおハナシをお訊かせください」というある程度の取材の内容とか流れ的な段取りがあったんですよね。
しかし、ご挨拶もホドホドにしてイザ、取材がはじまると20数年前の当時の渋谷で起こっていたいたあのムーブメントの最中のコトがお互いの共通認識として繋がり、メチャメチャ盛り上がったんですよね。
昔からの友人同士の会話で「あの時、楽しかったよね〜」なんてコトで盛り上がる事がありますよね・・・まさに、あの感覚です。

当時、お客さんとして当店をご利用いただいたDJ SHUNSUKEさんの視点とレコードショップを営んでいたオイラの視点が当時の渋谷 宇田川町のレコード店界隈の状況とDJ人気やレコード人気のムーブメントを振り返って思い出すコトでその気持が交錯して「あの時代を経験した世代」という集合的なアイデンティティを自然とその取材の場で出来上がったようなカンジになったんですよね。

記事の本文では結構、シンプルに端的な質問に淡々と受け応えしているような印象ですが、実際の取材の状況は全然こんな雰囲気ではなくってオイラとDJ SHUNSUKEさんとの会話が弾みまくっていました。
取材当日は、ライターであるDJ SHUNSUKEさんの他にもWeb媒体ZEROMILEの編集者さんやカメラマンさん等、複数の関係者の中での取材だったのですが、オイラとDJ SHUNSUKEさん以外の人たちはかなり若くってその当時の渋谷のDJムーブメントのコトは、ハナシとしては知っていても実体験はしていなくて、なんだか2人だけで超盛り上がってしまって置いてけボリ状態になってしまったのは、ホントに申し訳ないカンジではありました。

当時のManhattan Records、Cisco、Dance Music Records等大手レコード店御三家の話題や今はもうない個性的な小さなレコード店のコト、デジタルDJの台頭など記事にはなっていないハナシなど話題が多岐に渡って広がっていっちゃいました。
この度の取材、予定では1時間程度というコトだったのですが、結局そういった話題が盛り上がっちゃったコトもあり、2時間近くハナシ込んじゃいました。
現役でDJでもあるライターのDJ SHUNSUKEさんは、トーゼンDance Music界隈の話題やアナログレコードのコトは知り尽くしていてオイラが普段使っている音楽&アナログレコードのキーワードをそのまま理解してもらえていたのもハナシが盛り上がりのかもしれませんね。
あとはやり大きかったのは、先にも書いたように「あの時代を経験した世代」という共有した認識があったっていうのも大きいですね。

オイラは、日常的に古いアナログレコードを扱っている中で、時々レコードを見る時にフト「この曲が流行っていた時、あんなコトがあったなぁ・・・」って独りで思い出すコトが多いのですが、コレが他者と共有出来たりするとイッキに当時の記憶が鮮明に思い出されちゃう・・・というこの感覚ってイッタイ、なんだろうって調べたコトがあるんですよね。
こういった感覚って社会心理学の概念では「共有現実(Shared Reality)」っていうみたいです。
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共有現実(Shared Reality):社会心理学の概念で、人々が互いの考え、感情、経験などを共有し、それらが現実として共通に認識される状態を指します。過去の流行について語り合うことで、当時の出来事やそれに伴う感情が、あたかも今そこで起きているかのように「共有された現実」として再構築され、お互いの間に強い共感が生まれます。
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今回の取材は、まさにこの共有現実が発動しちゃったみたいですね・・・オイラ的にはホボ初対面だったDJ SHUNSUKEさんに対して強い共感が生まれたのは事実ですしね。

MISSY ELLIOTT feat. JAY-Z / BACK IN THE DAY
MISSY ELLIOTT feat. JAY-Z / BACK IN THE DAYの試聴
next recordsのサイトでMISSY ELLIOTTのレコードを探してみる

取材を終えたあと、今回のやり取りって動画にしたほうが盛り上がったのかもしれませんね〜って取材クルーの皆さんとハナシしていたんですよね。
タブン、オイラとDJ SHUNSUKEさんがハナシした内容に共感できる人・・・つまり2000年はじめ頃に渋谷でレコード店をハシゴしていた人達全員が少なからずナンからの共有現実をカンジるコトが出来る内容だったと思います。
コレまで当店のコトをご紹介していただける数々のメディアから何度も取材を受けたコトがあったのですが、ココまでその当時の渋谷の状況を共有できてハナシができたのってはじめてでした・・・取材の時っていつも緊張してしまうのですがそういったイミではメチャ、たのしくおハナシさせていただきました。
取材の最後には、盛り上がりスギたコトもあってかDJ SHUNSUKEさんには、レコードまでご購入していただきました!ありがとうございますっ!

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