渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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こんにちは。東京・渋谷でオリジナル12インチシングル専門の中古レコード店を営んでるNext Recordsです。
今回は、X(旧Twitter)のまとめサイトで話題になっていた、とっても胸が痛くなる投稿をキッカケに「レコードと熱」の関係について語りたいと思います。

🔥 SNSで話題になった「ぐにゃぐにゃレコード」の衝撃
先日、こんなまとめが投稿されていました:
👉「ハードオフで外に出されたままのレコードがぐにゃぐにゃになっていた→レコードは熱に弱いので保管に気をつける必要がある『レア盤が同じ扱いを受けていたら怖い』 」
matome

要約すると──
------
某ハードオフの店先に出されていたレコードが、
この夏の暑さでぐにゃぐにゃに変形してしまっていた…という内容。😭
コメント欄には、
「レア盤が同じ扱いを受けてたらゾッとする」
「レコードって熱に弱いんだ…知らなかった」
といったコメントがズラリ。
見た目にもハッキリ分かるほどの変形。
レコード好きにとっては、ほんと胸が締めつけられるような光景でした。


レコードって実はめちゃくちゃ繊細なんです
「レコードって結構固くてブ厚い円盤だから頑丈そう」って思う人もいるかもしれませんが実は違うんです。
レコードは塩化ビニール(PVC)製って素材で出来ています。これ、実は熱にメチャ弱い素材なんです。
具体的には…
約40℃前後から変形が始まり
50℃を超えると軟化してぐにゃぐにゃになっちゃいます。
つまり、
☀️ 夏の直射日光
🚗 車の中に放置
🏠 日当たりの良い窓際で保管
これらは全部、レコードにとっては地獄のような環境なんですよ。


これがレコードに起こる熱ダメージの実態
見た目で反っているのが分かる状態は、まだマシで本当に怖いのは…
💀 ヒートダメージ(熱による音溝の変形)です。
これ、パッと見ただけじゃ気づかないケド、実はレコードの音溝(音の情報が入ってる溝の部分)が熱で微妙に溶けたり、歪んだりして、再生すると音が揺れたり歪んだりノイズが発生するんです。

🎧 ヒートダメージの症状
音が波のように揺れる(ワウワウする)
ノイズが突然増える
音がコモったように聴こえる
本来の曲の上にビリビリ、パリパリ、シャリーンといったカンジのノイズがのる

⚠️ よくあるヒートダメージの原因 シチュエーション
シチュエーション     起こりやすさ
車内に放置     🌡🌡🌡🌡🌡
窓際保管     🌡🌡🌡🌡
屋外でのイベント再生     🌡🌡🌡🌡🌡
暖房の風が直撃     🌡🌡🌡
ストーブや照明の熱     🌡🌡🌡🌡

特に注意なのはこのシーズン、キャンプ等アウトドアでポータブルプレイヤーでレコードかけたりすると、ちょっと目を離したスキにレコードが部分的に溶けててヒートダメージをくらっちゃうのでマジで気をつけてっ!


ヒートダメージを防ぐには?
大事なレコードを守るためには、これだけは守ってほしい!
レコード保管・再生の注意点
🌡 25℃以下、湿度40〜50%が理想
☀️ 直射日光NG!暗所がベスト
📦 縦置き保管を徹底!(横置きは絶対ダメ)
🚫 車の中に放置しない!
🔌 ヒーターやストーブから遠ざける、ホットカーペットも要注意!


🛠️ 反ってしまったレコードは直せるの?
時々、反ってしまったレコードはどうやって直せますか?って訊かれるコトがあります。
保管状況で少し反ってしまったレコードに関しては修復できる可能性はあるのですが、残念ながら熱によって反った・歪んでしまったレコードに関しては、絶対に修復は不可能なんですよ。
一応、熱以外の要因で反ってしまったレコードの簡易的な修復方法を解説しておきますね。
「重し+放置」修復法
【準備するもの】
厚めのガラス板(2枚)またはアクリル板
クリーンな布(またはインナー袋)
数冊の重たい本

【やり方】
レコードを布包むまたはインナー袋に入れてガラス板の間に挟む
上に本を乗せて数週間程度、涼しい部屋で放置
完全に平らにならなくても、針飛びが治ることも
急がば回れ!ゆっくりじっくり直すのがポイントです。場合によっては数ヶ月の時間が必要です。

専用機で直す方法
もし反りの程度が重度で、どうしても大事な盤なら…
ORB Audioのレコードフラッター(DF-01iA)などの専用矯正機器を使う方法も。
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コレは、専用ヒーター内蔵で温めつつ圧力をかけて平らに戻すというやり方ですね、だいたい1枚のレコードに修復にかかる時間は約6〜8時間必要です。
成功率高いケド、高価(税込価格184,800円!)なんで、個人のコレクションのために購入するのはなかなかハードルが高いですね。
軽度な反りや歪みであれば上記の方法で多少の改善の余地はあるケド、何度も言いますがヒートダメージを負ってしまったレコードは残念ながら修復不可なんですよ。
オイラもイロイロな方法を試したケドもうどうやっても元には戻せない…諦めるしかないんですよね。


レコード好きな人達が、ぐにゃり盤を見ると心が痛む理由
レコードって「モノ」以上の存在。
初めて出会ったアーティストの作品だったり
自分でお小遣いをためて買った思い出の1枚だったり
レコード屋で奇跡的に出会えたレア盤だったり
そういう思い入れのあるレコードが、反って再生できなくなってる姿を見ると胸がギュッて痛くなりますよね。
ソレって、たとえばお気に入りの本が水に濡れてページがベコベコになってしまったり、大事な写真が日焼けして色あせたような、そんな感覚に近いですよね〜ナンていうか、もう二度と元には戻らない的な儚いカンジがするのが胸が痛くなる要因なのかもしれませんね。


まとめ:夏こそレコードを愛でよう!
今年も猛暑で、日本全国あちこちで35℃超えという天気予報です。
それって、レコードにとってはサウナ以上の環境です。
見た目が大丈夫でも、内部ではヒートダメージが進行してるコトもあります。
これからレコードを始めたい若い人たちにも、ぜひ知ってほしい。
※レコードは暑さに弱い!
※ 湿気にも注意!
※ 正しく保管してこそ、一生付き合える相棒になる!

ぜひ、あなたの大切な1枚をこの夏から守ってあげてください。

Q-BURNS ABSTRACT MESSAGE / MESS OF AFROS
Q-BURNS ABSTRACT MESSAGE / MESS OF AFROSの試聴
next recordsのサイトでQ-BURNS ABSTRACT MESSAGEのレコードを探してみる

以前にも似たような内容の記事を書いたコトがあるんですよね。
レコードは夏に弱い・・・マジでスグに曲がってしまうので注意!

5年以上前に書いた記事なんだケド、毎年夏になるとメチャ読まれているんですよ…上記の記事が。
最近、レコードに興味を持った人も多いと思うのですが、レコードがかなり繊細で扱いにくい存在であるというコトを意外と知らない人も多いようですね。
つい先日、真夏の炎天下でミニバイクで郵便を配達している郵便配達員の人を見かけました。
で、そのミニバイクの後ろの郵便物が収納された箱に見たコトのあるサイズのダンボール箱が積まれていたんですよね。
多分、ヤフオクとかで買ったレコードなんでしょうね…ソレが自宅へ配達途中みたいなカンジです。
外の気温は、マジで暑い天気予報では35℃でした…そんな中でダンボールに入ったレコードがミニバイクの後ろの箱の中で炎天下に数時間さらされている状況。
大丈夫なのかな〜って心配になりますよね。
最近は、宅配便でも「置き配指定」の場合も多いのですが、ホント注意が必要ですね。

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このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

Next Records Shop at Shibuya Tokyo Japan.
We are a small record store but we welcome you with a huge selection of original pressed 12" singles.
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こんにちは。東京・渋谷でオリジナル12インチシングル専門の中古レコード店を営んでるNext Recordsです。
つい先日、ちょっと気になるニュースを読みました。
「カセットテープが今、熱い|“音を持ち歩く”時代の新しいノスタルジア」

なんでも、Z世代の間でカセットテープが密かに人気らしい📼✨
ユニクロでは、あの懐かしいマクセルのカセット「UDII」がTシャツのモチーフになってたりして、なんだかレトロブームがまたジワジワ来てる気がしますね。
UT-Tshits

で、そういう流れの中で、スマホ世代の若い人たちがレコードやカセットの音について「音に温かみがある」っていう感想をよく聞きます。
オイラのお店にも20〜40代のレコード世代じゃないお客さんがたくさん来てくれてて、結構な割合で
「レコードって、音に温かみがありますよね!」って感想を言われるんですよね。
そういった時には、オイラもいつも「ホントにそうだよね〜」ってうなずいて共感しているんですよ。
でも内心では、「その“温かみ”って、一体ナンなんだろう?」って考えちゃうですよね。

だから今回は、『アナログの音に“温かみ”を感じるのはなぜ?』っていうテーマで、
●音のしくみ(ちょっと音響的なコト)
●人間の心の動き(心理学的なコト)
●文化や時代背景(海外ではどうなの?)
なんてコトをなるべくわかりやすく書いてみようと思います。

 ●レコードの「温かい音」って、音のどこがそう感じさせてるの?
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まず、ちょっとだけ音のしくみの話をしてみます。
●アナログ音源の特徴①:高音がやさしくなる(高音のロールオフ)
CDやデジタル音源って、めっちゃクリアでシャープな音が出るんだけど、レコードは高い音(たとえばシンバルとかボーカルの高音)がちょっとだけやわらかくなってる。
これは「高音がちょっと減る」現象で、専門的には「ハイエンド・ロールオフ」って言うんだけど、ザックリ言えば:
「耳にやさしい、刺さらない音」になるワケです。
人間は刺々しい音よりも、少し丸みを帯びた音に「安心感」や「親しみ」を感じる傾向があるようです。

●アナログ音源の特徴②:自然な揺らぎと歪み(ちょっとしたズレが結構心地イイっ)
レコードって、物理的に針がレコード盤の音溝をなぞって音を出すんだケド、この時にほんの少しだけ「揺らぎ(ワウフラッター)」とか「歪み(倍音)」が出るんですよね…この揺らぎや歪みが音質に豊かな成分として加わるみたいです。
この「わずかな不完全さ」が人間にとっては心地よくて、「まるで人の声を聴いてるようなリアルさ」をカンジさせるようです。

●アナログ音源の特徴③:ノイズさえも味になる
実は、レコードから発せられる「プチプチッ」とか「サーッ」っていうノイズ…これも「温かみ」の一因になっているみたいです。
「人の気配」を感じさせるノイズとして、無音のデジタルよりもリアルな空間をカンジるみたいです。


●ココロと音の不思議なつながり(心理的な側面)
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「温かい音」って、実際に温度があるワケじゃないですよね。
でも、心理学的には「感情と感覚」って繋がっている説があるそうです。
例えば…
「あったかい飲み物を持つと、人にも優しくなる」とか
「冷たい言葉を言われると心も冷たくなる」みたいなコトは実験もされていて実際にそういう感情になるみたいです。
つまり、「温かい音」 = 心がホッとする音
みたいな感情になっているみたいなカンジでしょうか…
先に述べたようにレコードの音には「ちょっと不完全」なトコロがあって、それが逆に人間らしくて安心できるみたいな気持ちになるんでしょうね。


海外でも「温かみのある音」って言うのか?
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日本ではレコードの音質を評価する時によく使われる「温かみのある音」って海外でも使われているのかってコトが気になったので調べてみました。
海外でも日本で表現する「温かみのある音」を英語では「Warm Sound」って表現するんですね。
更に"Rich Sound"、"Organic/Natural Sound"、"Fat Sound"みたいな同様の感覚を表現するコトバが存在しています。
調べたトコロこの「Warm Sound」とかの表現ってデジタル音源が出てくる以前から使われていたようで1970年代のHi-Fi評論で「真空管アンプ」や「アナログ盤」の象徴として広く認識されていたみたいです。
また逆にデジタル音源は「Cold」とか「Sterile(無機質)」って言われるそうです。
つまり、「音の温かさ」って感覚は、世界共通の感覚みたいですね。


ナゼ「温かい音」に惹かれるのか?
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オイラが思うにそれは、音に「感情」をカンジるからなんじゃないのかって思うんですよね。
レコードって、ジャケットを手に取る〜レコードを取り出す〜ターンテーブルにセットする〜針を落とす〜回るレコード盤を見つめるというある種の儀式みたいな行為を伴いますよね。
この五感を使って音楽と向き合うコトが、ただ「聴く」だけじゃなくて、「音楽と対話する」時間になるってコトなんじゃないかな。
スマホで聴く音楽とは一味ちがう「ひと手間」の中に、温かさがあるんじゃないかなぁ〜って思うんですよね。
こういった感覚や刺激が記憶との結びつきを深めるという部分もありますよね。
また「なつかしさ」や「手ざわり感」から来る感情の高まりが、「温かみ」として音の印象にも影響を与えていうのかもしれませんね。


レコードの音がもたらす「感情との対話」
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アナログレコードを好む理由は、音響上の特性だけでなく、音と感情の関係、さらには聴くという行為そのものの豊かさがあると思うんですよね。
それは「便利さ」や「高音質」だけでは満たせない、人間が求める「感情とのつながり」を象徴するメディアとしての価値ナンじゃないかなぁ。
これからの時代、Z世代や30〜40代の層がアナログレコードに惹かれるのは、単なる「レトロ趣味」ではなく、「感情を大切にしたい」という時代の意識が表れているのかもしれませんね。

MILESTONE / I CARE 'BOUT YOU
MILESTONE / I CARE 'BOUT YOUの試聴
next recordsのサイトでMILESTONEのレコードを探してみる

古くて新しいアナログの魅力
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レコードやカセットって、決して「音が良いから」だけで人気になってるワケじゃないですよね。
●自分の手で扱う感覚
●音に宿る感情
●そこにある不完全なリアリティ

そういう全体の体験が、「温かい」とカンジさせてくれているんじゃないでしょうかね。

アナログレコードは、ただのメディアじゃなくて、
人のココロに寄り添う「共感装置」みたいなモノなのかもしれないですね〜。

というコトで、今日もオイラは渋谷でレコード聴きながら、お店にご来店いただいたお客さんが求める「温かい音」を探すお手伝いをしてます♪

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こんにちは、渋谷で中古レコード店を営んでるNext Recordsです。
当店は、渋谷の片隅にある小さな中古レコード店なのですが店頭には常時約6000枚のレコードを在庫しています。

それぞれのジャンルで分けたコーナーを作って、Soul/Disco、House、HipHop、R&Bといったカンジでお客さんが自分の好きな音楽ジャンルをスグに見つけられるようにって、陳列しています。
あと、店頭で販売している全部のレコードに「おすすめコメント」を書いたレコメンド・カードも付けてる。📝✨これは、レコードを購入しようと思っているお客さんからは結構評判イイみたいで知らない曲でもコメント読んで興味持ってくれたりしているようです。

さらに以前にもこのブログでも紹介しましたがすべてのレコードにQRコードを印刷するようにして、スマホでスキャンすればその場で試聴ができるっていうシステムを導入しています。📱🎧
これはオイラなりの「知らない名曲を知るキッカケになればいいな〜」って想いから始めた仕掛けでもあります。

そんなある日、レコードにとても興味を持ってそうな若いお客さんが来てくれました。

熱心に選び、じっくり聴いて、でも…買わなかった理由とは?
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そのお客さんは、入店してすぐにSoul/Disco系のコーナーに向かって、レコメンド・カードをジーっと熱心に読んでくれていたんですよね。
当店のコメントにもチャンと目を通してくれてる様子で、これはもしかして「イイ出会い」があるかもってちょっとワクワクしていました。✨

そのうち、レコード棚からピックアップしたレコードを手にして「このレコード、試聴できますか?」と声をかけられたので、「スマホでQRコードをスキャンすればスグに聴けますよ」と案内したら、「すごく便利ですね〜」と言ってくれてなかなかの好印象でした。やっぱりそうっていただけるとスマホでのセルフ試聴の実装は相当タイヘンだったけどその苦労もフっ飛ぶくらいの嬉しさです。😊

そのお客さんが興味を持っていたジャンルのレコード在庫は約1000枚。棚からレコードを1枚ずつ引っ張り出して、スマホでQRを読み取って、試聴して…というのを延々と繰り返してくれた。
最終的に、20枚近くのレコードが購入希望の候補としてピックアップされていたんですよね。
「これは数枚は買ってくれそうだな」とオイラは内心ちょっと期待してた。
でも…
店内での滞在時間は、1時間半ホドでそのお客さんは、選んだレコードをすべて元の棚に戻して、ナニも買わずに帰ってしまった。

「うーーーん、ナンでだろう?」って正直思いました。

オイラは25年このレコードの販売に携わっている経験から、お客さんが「買う気で来てるかどうか」っていうのはそのお客さんの店内での様子やたたずまいからだいたい判るんですよね。
この時のお客さんも、明らかに「その気」があったようにカンジたんですよね〜なのに、最終的には“何も買えなかった”。

お客さんの頭の中で何が起こってたのか?🧠🌀
---------------
この出来事、ずーっと引っかかっていたんですよね〜で、ある時フト思い出したのが「選択のパラドックス」っていう心理学の考え方です。

コレは、心理学者のバリー・シュワルツって人が提唱してる理論で、「選択肢が増えすぎると、逆に人は決断できなくなる」ってヤツです。

オイラの店は、たくさんのレコードを揃えてるのがお店のアピールポイントだし、お客さんにいろんな出会いをしてもらいたいと思っています。
だけど、それが逆に「選びきれない」ってプレッシャーになってたのかもしれない。

人って、選択肢が少ないと「限られた中で一番良いものを選べばイイ」と思えるケド、選択肢が多すぎると、「もっと良いのがあるかもしれない」「間違えたくない」って気持ちが強くなってしまうみたいです。😣💭

しかも、オイラの店みたいに1点モノの中古レコードだと、「今日決めないと、次に来た時はもう無いかもしれない」っていう緊張感もあるし選択に時間がかかる分、買う買わないという判断がどんどん重くなっていくみたいなんですよね。

結果として、「今日は決めきれないからヤメておこう…」ってなっちゃうようです。

Next Recordsとしての施策は正しかったのか? もっと良くできたコトは?🔍✨
---------------
QRコードの導入も、レコメンド・カードの充実も、オイラとしてはご来店していただいたお客さんのレコードの「選びやすさ」のためにやってきたつもりです。
だけど、このお客さんのように「たくさんの選択肢の中で迷ってしまった」って状況を目の当たりにして、「ただ情報を増やせばいいってもんじゃないんだな…」って改めて思ったんですよね。😔
選択肢の豊富さが、結果的に「選び疲れ」につながってたのかもしれない。
それなら、どうすればイイか?ですよね。

今後、もっとレコードを選びやすくするための工夫🛠️💡
---------------
「テーマ棚」をもっと強化するみたいな各ジャンルをもっと細分化するとか、選りすぐったレコードにより気合の入ったPOPをつけてを在庫の中から浮かびださせるとか、「迷ったらまずはこれを聴いてみて!」的な解りやすい案内やPOPを付けるとかってパッとカンタンに思いつくアイデアは、あるんですがナンかドレもイマイチ、「コレだっ!」っていう決定的な決め手にかけるんですよね。

当店のWEBサイトでは個別のレコード紹介ページの下部に「Recommendations」というコーナーを設置していて今見ているレコードの楽曲に近い曲を紹介できるシステムを導入しています。
要するに「このレコードが好きならコレもオススメ!」みたいなヤツです。
こういったたくさんの在庫の中から気にいった曲の属性に近い曲をオススメできる方法を店頭販売において実装できればイイんじゃないかな〜ナンて思っているんですよね。
コレ、表現というか言い方を変えるとお客さんは店頭で自分が好きな曲のレコードを選んでいるように思っているけど、「カテゴリやジャンルを『思考不要』で選べるようにする」というのがイイんじゃないかな〜なんて思うワケです。
例えばですが、こんなのどうでしょう。
お客さんが気になったレコードのスマホ試聴をしているその画面に「この曲が好きならこのレコードもオススメですっ!」みたいなレコードが表示出来るようなイメージでSpotifyのアルゴリズムのような設計を店頭での試聴時に再現する方法ですね。
具体的にはQRコードやスマホ導線で試聴と解説を融合しちゃってはどうかみたいなカンジです。
店頭のレコードに貼付されたQRコードを読み取ると、解説・試聴・別のオススメレコードが表示できる仕組み。
「試聴体験の質を高める」みたいな施策ですね…う〜ん出来るのか…こんなコト。

MONICA / ALL EYEZ ON ME
MONICA / ALL EYEZ ON MEの試聴
next recordsのサイトでMONICAのレコードを探してみる


選ぶ楽しさを、迷いに変えないために🌈🛍️
---------------
オイラ自身、レコード屋ってレコードの販売を通じてお客さんに音楽との出会いを提供するのもシゴトだと思っている部分ってあると思っているんですよね。
でも、出会いが多すぎると、人は戸惑ってしまう…これは誰でもそうですよね〜強烈なレコード・マニアでも、初心者でも。
だから、「選ぶ自由」だけじゃなく「選びやすい環境」をつくるコトが、これからもっと大切になるんじゃないかなぁ〜ナンて思うんですよね。
レコードを選ぶのって、本来はワクワクする時間のハズだと思うんです。
選択のパラドックスを超えて、「このお店は、選ぶのが楽しい」「また来たい」と思ってもらえるように、Next Recordsらしい工夫していこうと思います。
音楽との出会いが、もっと自然で、もっと楽しくなるように…そんな店を目指していこうと思うワケであります。👍✨

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こんにちは、渋谷で中古レコード店を営んでるNext Recordsです。
渋谷でレコード店を始めて25年。ネット通販歴はもう18年ホドになります。
最近では、国内外問わずレコード人気が再燃してて、ありがたいコトに毎月チャンと売上も立ってます。
特にココ数年、訪日外国人のお客さんがグッと増えて、店にもたくさんの海外ディガーが来てくれるようになりました。

ソコで、今年(2025年)の4月から海外向けネット通販、いわゆる“越境EC”ってやつをスタートしてみました。
モチロン、ただ始めただけじゃなくってオイラなりに10年以上の通販運営のノウハウを注ぎ込んで、海外の人が言葉でつまづかないように多言語化したり、現地通貨で金額表示できるようにしました。
配送方法も調べて、世界中ドコからでも迷わず注文できるような構成にして、万全の体制で始めたつもりです。

そのおかげか、海外からの会員登録は確かに増えてきた。「こんな国から!?」って驚くような地域からのアクセスもあって、正直ちょっと感動した。でも…
肝心の「注文」が思ったホド入らないんですよね〜始めて3ヶ月たった今、月に入る海外からの注文はわずか数件。売上にして、当初計画していた額の3割ホド。しかも、その計画自体が「堅実ライン」だったのに、それすら届かないのはちょっとショックでした…。

「これはナニかがおかしいぞ」と思って、オイラは本腰を入れてWebで調べまくりました。
そしたら、「越境EC支援します!」っていう会社のサイトがたくさん出てきたんですよね。

「月収100万円をすぐに達成!」「主婦が片手間で月50万の売上!」「知識ゼロ・経験ゼロでも初月黒字!」って…どれもスゴそうな言葉が並んでて、ちょっと目がくらみそうになったよ。
でも正直、「本当にそんなにウマくいくのか?」って思ったんですよね。

だってさ、オイラは18年間も通販をやってきて、「ネットでモノを売るってそんなに甘くない」って肌でカンジてるワケです。
日々の在庫管理、発送準備、問い合わせ対応、商品のデータ化、商品説明の書き込み等、手間も時間がメチャかかるっていうのを知っているワケです。それを「片手間でポンと月50万売れる」ナンて、現場感のないハナシにしか思えてならないですよね。

さらに調べてみたら、そういった支援会社の多くはAmazonやeBayみたいな巨大マーケットプレイスに出品して売るノウハウを教えてくれるトコロでした。
だけどオイラは、そういうモールに出店するコトに、どうしても共感できないんですよ。
その理由はシンプルで、「お店の個性がなくなっちゃうから」です。
大手モールで買い物した人って、「Amazonで買った」ってコトは覚えてても、「ドコの店で買ったか」までは覚えてくれないコトが多いんですよね。
それに同じモールに出品している競合他店と価格競争にも巻き込まれやすくて、値下げ合戦で消耗しちゃうのもイヤなんですよね。

オイラの店は、単にレコードを並べて売るだけじゃないって思っているトコロがあります。
すべてのレコードにオススメコメントをつけて、丁寧にクリーニングして、カンタンに試聴出来るようなプレイヤーを搭載、「このレコードは、こんな曲で、他にもこんなレコードもありますよっ!」って熱量も込めて販売しているつもりなんですよね。
そんな気持ちで運営している当店が「無個性なプラットフォームのひとつ」になってしまうのは、やっぱり違うんじゃないかって思っているんですよね。

とはいえ、売上が思うように伸びてないのも事実です。
「このままで本当に注文は増えていくのか?」「やっぱり支援サービスに頼った方がいいんじゃないか?」って、オイラの中でも葛藤がないワケじゃない。
でも、今すぐ何かに飛びつくのではなく、自分のアタマで考えて、段階を踏んで攻めていこうと気持ちを切り替えてみようと思ったんですよね。

そこで、今後どんな施策をしていけば海外通販を軌道に乗せられるか、期間ごとにステップを分けて考えてみた。以下がその内容です。

【STEP1】今すぐ始めるコト(〜3ヶ月以内)
---------------
● 英語対応のSNS運用を本格化する
海外のレコード好きに向けて、英語でのInstagram投稿を開始。
「#tokyovinyl #usedrecords」なんてタグをつけながら、実際の商品写真や店の雰囲気、ちょっとした推薦コメントも英語で発信してみたらどうかなって思っているんですよね。

● 自店舗の商品ページを英語SEO対応に最適化したい
コレは、ホント狙いたいトコロなのですが、なかなかムズカシイ・・・今まで以上にキーワードを意識して、オーガニック検索からの流入も狙おうと思っています。

● 海外向けの“安心ガイド”ページを作る
「どんなふうに梱包されるの?」「関税は?」「返金対応は?」みたいな海外から利用するお客さんの不安を払拭するための英語FAQを用意してみようと思います。

【STEP2】ちょっと本腰入れてチャレンジするコト(〜6ヶ月以内)
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● ネット通販・リアル店舗を海外へ紹介しているメディアへの露出を増やす
日本の中古レコード文化に興味のあるメディアやインフルエンサーと組んで、実際にショップや商品を紹介してもらったりレビューをもらうプラン。
海外で「Tokyo Shibuya Record Store」としてブランディングをもっと強化していきたい。

● GoogleやMeta広告を“少額テスト”からスタート
むやみに広告費をかけるのではなく、小さな予算で海外ユーザーへの反応を見る予定。どの国で反応があるかを見極めて、徐々に広告展開していこうかなって思っています。

【STEP3】長期的に取り組んでいくこと(〜1年)
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● 海外ディガー向けのメルマガ配信
「今週のピックアップ盤」等を英語で届けるメルマガを構想中。リピートしてもらえるような施策を実施してみる。

● 「渋谷レコード店日記」の英語化もしくは多言語化して紹介してみる。
海外のレコード好きな人が読んでくれそうなコレまで書き綴っていた「渋谷レコード店日記」の記事をレコードの魅力をさらに掘り下げて海外のお客さんとも共有できたらイイんじゃないかな。

● リピート優遇制度の導入
国内のネット通販では、購入額に応じて送料無料サービスしているんだケド、海外顧客向けに「●回目の購入で送料割引!」みたいなサービスも検討中。

SOLU MUSIC ft. KIMBLEE
SOLU MUSIC ft. KIMBLEEの試聴
next recordsのサイトでSOLU MUSICのレコードを探してみる

最後に:ブレずに、でも柔軟に。Next Recordsの越境ECのこれから
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正直、始めたばかりの海外通販で思うような結果が出なかったのは悔しいって思っているんですよ。
でも、オイラは「売れるかどうか」よりも「どんなお客さんに届けたいか」を一番大切にしたいと思っているんですよね。

Next Recordsでレコードを買ってくれた海外のお客さんが、「あのレコード屋、最高だったな!」ってまた戻ってきてくれるような場所を目指しているんですよね。
だからこそ、モールには頼らず、でも必要なサポートは柔軟に取り入れて、当店ならでのやり方で海外通販を育てていきたいってマジで思っています。

まだ始まったばかりの挑戦だけど、これからも試行錯誤しながら、レコードが大好きな人たちと国境を越えて繋がっていけたらイイな〜なんて思っているワケであります。
「レコードは音楽を超えて文化だ!」そんな想いを込めて、これからも1枚1枚、心を込めて届けていくよっ。

※この記事は、オイラ自身の実体験に基づいて書いたものです。どこかの宣伝や広告ではないので、ご安心を(笑)

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東京 渋谷 オリジナル盤12インチシングル専門の中古レコード店、Next Recordsの店主です。
普段、お店でお客さんとハナシしていると、「ついついレコードが増えちゃって・・・」「気づいたらこんなに集まってた!」ナンて声をよく聞きます。
オイラ自身も全く同じで最初は好きな音楽を聴くためだったのに、いつの間にか「このレーベルの全部の曲を集めたい!」とか「あの激レア盤が欲しい!」ってカンジで、収集自体が楽しくなっちゃってるんですよね。

コレって一体ナゼなんでしょう?オイラも含め、人間ってどうしてこんなにも「集める」コトに夢中になるんでしょうね・・・今回はその謎を、ちょっと深掘りしてみたいと思います。

★人はなぜ集めたくなる? コレクションの不思議な魅力
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レコードに限らず、人は昔から色々なモノを集めてきました。切手やコイン、おもちゃ、洋服、スニーカー、骨董品などなど、その対象となるアイテムって本当に人それぞれですよね。
コレって、実は人種や国籍、性別に関係なく、世界中の誰もが持っている「普遍的な欲求」なんでしょうね。

じゃあ、なんで集めたくなるのか?その動機は、ひとつじゃないんですよね、ホント色々な気持ちが絡み合って、コレクター達の収集欲を刺激しているんですよね。

●「見つけた!手に入れた!」の達成感がハンパないっ!
探していた1枚を、まさかの場所で見つけたり、ようやく手に入れた時のあのゾクゾクする感覚ってタマらないですよね〜苦労して手に入れたものホド、喜びもひとしお。
この「オッシャー!ヤッターーっ!」っていう達成感が、次へのモチベーションに確実になっていますよね。

●「もっと知りたい!」っていう探求心と知識欲
1枚のレコードには、そのアーティストの背景、レコーディングのエピソード、レーベルの歴史・・・等たくさんのストーリーが詰まっています。で、調べていくうちにどんどん詳しくなって、「コレって知ってる?!」って友達に語りたくなったりみたいなカンジで知れば知るホド、そのレコードがもっと愛おしくなったりする感覚ってありますよね。

●「自分だけの世界」を創る喜びの感覚
散らかった部屋の中でも、自分のレコード棚だけはビシッーー!と整理されてる・・・なんて人もいるんじゃないでしょうか(笑)。
好きなように並べたり、ジャケットをディスプレイしたり、自分のコレクションを眺めていると、「ここはオレだけの聖域だ!」って、安心感と満足感が生まれてきます。
現在の混沌とした世の中で、自分の思い通りにできる空間って、実はスゴく大事だったりすると思うんですよね。

●「あの頃の思い出」をもう一度!
学生時代に聴きまくったあのレコード、初めてのライブ聴いたあので1枚・・・レコードって、単なる「音源」だけじゃない部分ってありますよね〜その曲を聴けば当時の記憶が蘇ったり、胸がキュンなったりと大切な思い出を物理的な形で手元に置いておけるって、メチャ素敵なコトだと思うんですよ。

●「これが自分だっ!」自己表現のツール
どんなレコードを持っているか、どんなコレクションをしているか、ソレってその人の個性そのものですよね、いうなればアイデンティティみたいなね。
例えば、ある人はJazzばっかり、ある人はHipHopばっかりってカンジでコレクションは、自分の「好き」や「コダワリ」を表現する、自分だけのファッションみたいなモノに近い感覚だと思うんです。
また「類は友を呼ぶ」的な同じ趣味の人と繋がるキッカケにもなりますよね!

●「レアものゲット!」その優越感と特別感
限定盤、廃盤、Promo盤等、世の中に数少ない「レアもの」を手に入れた時の気分って、サイコーにアガりますよね!「コレ持ってるの、タブン、オレだけかも!?」ナンてカンジで。
ちょっとした優越感と、スペシャルなアイテムを持っている喜びが、収集をさらにエキサイティングにしている部分確実にありますよね。

こんなカンジに、レコードを集めるって、様々な気持ちを満たしてくれる奥深い行動だと思うんですよね。心理学では、こういった「集めたい!」っていう気持ちを「獲得欲」とか「収集癖」なんて呼んだりするようです・・・ってそのままですが。

★ナンで「聴く」コトより「集める」コトが目的になっちゃうの? コレクター心理のフシギ
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オイラもお店でお客さんとハナシしてて判るし自分自身もそうなんですけど、アナログレコードって、本来は音楽を「聴く」ためのモノですよね、なのに気づいたら自分のコレクションがスゴい量になってて、正直「これ全部聴いたっけ・・・」ってなっちゃったり(笑)。
ナゼか「聴く」コトよりも「集める」コト自体が目的になっちゃうってコトありませんか?
コレって、コレクター「アルある」な現象だと思うんです。心理学的にはちょっと難しく「目的の転倒」ナンて呼んだりするそうです。
要は「アレ?イッタイ何のためにやってたんだっけ?」って、最初の目的と今の行動が逆転しちゃうコトをしめすワードのようです。
実はコレ、ワタシ達の心の奥底にある、いくつかの面白いメカニズムが関係してると言われています。
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●快感の中心が「聴く」から「ゲットする」にシフト!
最初の頃って、好きなアーティストの音源を手に入れて、針を落として、サイコーの音に浸る・・・この瞬間がたまらなく幸せだったハズ。そう、「音楽を聴く」コトからの感動や癒し、コーフンがコレクションを始める一番の動機だったんですよね。
でも、だんだんレコードを集めるコトに夢中になってくると、「欲しかったレコードを見つけた!」「ついにあのレア盤をゲットできた!」っていう、手に入れる瞬間の「ヤッターーーっ!」っていう快感が、ものスゴく強くカンジられるようになるんですよね。脳の中では、この「獲得」の瞬間にドーパミンっていう「快楽物質」がドバドバ出るんですよ。この快感がメチャくちゃ気持ちイイから、脳が「もっと手に入れたい!」「次は何をゲットする?」って、どんどん収集行動をエスカレートさせてしまうんですよね。

音楽を聴く快感はもちろん素晴らしいんだケド、「手に入れる」っていう瞬間的な刺激って、もっと直接的で即効性があるんですよね。だから、無意識のうちに自分の興味の中心が、いつの間にか「聴く」から「手に入れる」の方に移っていっちゃうコトがあるんです。
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●「あと1枚!」の魔力と終わらない達成感
コレクションって、常に「まだ足りない」「あとコレがあれば完璧なのに・・・」っていう気持ちがつきまといますよね〜例えば、あるアーティストの作品を全部集めようとか、特定のレーベルのリリースをコンプリートしたいとか。この「未完成なものを完成させたい!」っていう欲求が、レコードマニアを次から次へと新しいレコードへと駆り立てるんでしょうね。

「よし、〇〇(アーティスト名)のレコードは全部集まった!」って達成感を味わったと思ったら、次は「じゃあ、このレーベルの初期の楽曲も揃えたいな」とか「次は違うジャンルのレコードも揃えたいな」とか・・・ある「ゴール」を設定しても、そのゴールがまた次の「スタートライン」になるから、収集って本当に終わらないんですよね・・・この「終わらない達成感」が、コレクターを夢中にさせ続ける強力な魔法になっているのは確実でしょうね。
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●レコードの枚数の「数字」が持つ意味って?
オイラの店でも、お客さん同士で「今、ナン枚くらい持ってるんですか?」なんて会話、よく耳にします。別に自慢したいワケじゃなくても、「〇〇枚くらいかなぁ?」って言う時って、ちょっと誇らしかったりしません?(笑)

レコードコレクションって、枚数っていう「数字」が、自分の熱意や知識、そして時間やお金を注ぎ込んできた証になる部分ってヤッパリありますよね。音楽を「聴く」っていうのは結構主観的な体験だけど、「何枚持ってるか」っていうのは客観的にわかりやすい指標なんでしょうね。だから、無意識のうちに「数を増やす」コト自体が、自分の努力や情熱の証明みたいになっちゃうっていう部分ってあると思うんですよ。

そうなると、個々のレコードの音楽的な価値よりも、コレクション全体の「量」や「規模」に意識が向きやすくなる。まさに「手段と目的の逆転」が起こる瞬間です。
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●レコードを探す過程そのものが、もう楽しいエンタメ!
「レコードを探す」っていう行為自体が、すでに楽しいエンターテイメントな部分ってあると思うんですよね。休日に目的のレコード店巡りをしたり、ネットで掘り出し物を探しまくったり、SNSで同じ趣味同士で情報のやり取りをしたり。

あの「探し回る」ワクワク感、欲しかったレコードを見つけた時の高揚感、店員さんや仲間とレコードのハナシで盛り上がる時間。これら「探して、見つけて、手に入れるまでのプロセス」そのものが、すごく充実した時間になっていると思うんです。

この「探す楽しみ」が大きくなりスギると、もはや最終的に音楽を聴くコトがどうでもよくなっちゃう・・・とまでは言いませんが(笑)、少なくとも「聴く」コトと同じくらい、あるいはそれ以上に「探す」コトに喜びをカンジるようになるみたいですね。
結果として、まだ聴いてないレコードがどんどん積まれていく・・・ナンて事態になっちゃうワケですね。
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●デジタル時代だからこそ、もっと深まるコレクションの魅力
今の時代って、スマホひとつあれば、どんな音楽でもストリーミングで聴けちゃいますよね。でも、だからこそ、アナログレコードのコレクションって、もっと特別な意味を持つんだと思うんですよ。

デジタルデータは便利だけど、手で触れるコト、目で見るコトができない「情報」ですよね。
それに対してアナログレコードは、重さがあって、好きな人にはたまらない匂いがあって、ジャケットのザラつきも感じられる・・・物理的な「モノ」として存在しているからこそ、我々はレコードに強く惹かれるのかもしれませんね。

レコードを手に取り、ジャケットを眺め、盤をターンテーブルに乗せて針を落とすというこの一連の「儀式」のようなプロセスも、レコード愛好家にとっては欠かせない楽しみです。
デジタルにはない、この手間ヒマをかけるアナログな体験そのものが、コレクターにとっての深い喜びになっているというのは確実でしょうね。
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まとめ:「好き」を深掘りするコレクションの魅力
アナログレコードを集めるって、ただ音楽を聴くだけじゃない、本当に奥深い楽しみですよね!

最初は「好きな音楽を聴きたい」っていう純粋な気持ちから始まったはずなのに、気づけば「集めること自体」がものスゴく楽しくなってる。
コレって、実は人間が持つ「手に入れたい」「もっと知りたい」「カンペキにしたい」っていう色々な気持ちが刺激されている証拠なんでしょうね。

1枚のレコードとの出会い、それを手に入れた時の達成感、コレクションが増えていく喜び・・・そんなひとつひとつの体験が、毎日を豊かにしてくれるのは間違いないでしょうね。
デジタルで何でも手に入る時代だからこそ、手で触れられる「モノ」としてのレコードの価値は、これからも変わらず、ワタシ達の心を惹きつけ続けるでしょうね。

KING SUNNY ADE / THE MESSAGE
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モチロン、これからも我々は大好きな音楽を聴き続けるでしょう・・・でも、その音楽を「どう手に入れるか」「どう集めるか」という部分も、コレクターにとってはかけがえのない喜びであり、人生を豊かにしてくれる大切な要素なんだろうなって思うんですよね。

Next Recordsでは、そんな皆さんのコレクター心をくすぐるような、ステキなレコードとの出会いをこれからも提供し続けていきたいと思っています!
ゼヒ渋谷を訪れた時にはお店を覗いてください・・・そしてあなたのコレクションのコダワリを聞かせてください!

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