渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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こんにちは。渋谷で12インチシングル専門の中古レコード店を営んでいるnext recordsです。
前回、こんな記事を書きました。
出来るのか?nextの通販サイトのリニューアル

当店のオンラインショッピングサイトを心機一転、新しくリニューアルしますよっ!って意気込んでいたのですがリニューアル宣言をした予定日当日の6時間前にも関わらず、「今日、公開できるかどうか、全くワカラナイっ!」っという切羽詰まった状態のレコード店経営者の心境を吐露した内容の記事です。
しかしっ!公開当日も紆余曲折ありましたが、ナンとか無事に新しくなったnext recordsのオンラインショップングサイトをお披露目するコトが出来ましたぁ〜パチパチっ!
いや〜もうホント、ココに至るまでタイヘンでした・・・。
本番で公開したのは、2023年6月23日のいつもの新入荷の更新に併せてのお披露目となったのですが、一部の人は知っていると思うのですが実は、本番公開前の3日前にホームページ制作会社の担当から
「商品データの登録が完了しましたので公開できますよ!」って連絡があってプレオープン的に一瞬だけ公開したのですが、動きがおかしなトコロやリンクがヘンになったりとイロイロな箇所で「コレは、マズいかも・・・」って思うトコロがかなり広範囲で出てきて、ぶっちゃけレコードを一応見るコトは出来るケド、購入するまではちょっとムリってなったので、短期間のプレオープンで再びメンテナンスしたほうがイイかもって判断したんですよね。
このホンの1日だけのプレオープンにも関わらずナン人かの常連のお客さんから「ココ、ちょっとおかしいですよ」ってご指摘いただいたり、ホントありがとうございます。

で更にてテスト&修正というカンジでトライ&エラーを重ねて公開当日の午後6時ごろになってようやく、「よしっ!コレでイケるっ!公開じゃぁーーーっ!」っという運びになりました。
ん〜しかし、本番公開したはイイもののその後もポチポチと不備なトコロが見つかってショッピングサイトを営業しながらも更に手直ししています・・・というか、まだ細かな修正を加えている状態です。

まぁ〜本番公開してか1週間が経過しましたが、かなり完成度が高まってきましたケドね・・・まだ、修正作業を並行して実施している状態です。
ちなみに今、使っているショッピングカートシステムって世界でもっとも利用されているECプラットホームで世界175か国以上の国で利用され、170万以上のオンラインショップサイトで利用されている超メジャーなシステムなので、サイトでのバグとかトラブルってホボ、修正されているハズなのですが、ナゼか当店のショッピングサイトでは、上手く動かないトコロがあるっていうのは、やはり前回のブログ記事でも言及しましたが、当店のネットショップが元々あるカートシステムからカスタムしまくっているからなんですよね。
要するにオイラが「アレはこうして!ソレはこうやってっ!」って重箱の隅をツツクような細かな仕様や機能をカスタマイズして追加しているからなんですよね・・・。
ホント、ホームページ制作会社さんには、無理難題をお願いしまくりで負担をかけてしまいました・・・申し訳ない気持ちでイッパイです。

そんなオイラの無理難題なコダワリに柔軟に対応していただいたホームページ制作会社さんの尽力もあってナンとか無事に渋谷 next recordsのショッピングサイトをリニューアルするコトが出来ました。
ショッピングサイト運営している本人のオイラが言うのはちょっと手前味噌的なカンジで超ハズカシイのですが、一度だけでイイので言わせてくださいっ!
「カッコいいーーーーーっ!!!」
以前のショッピングサイトは、やはり今のサイトと比べるとかなりオールドスクールなデザイン&体裁だったのがよくわかりますよね。
しかも旧サイト・・・今思えば、かなりゴチャゴチャして煩雑なカンジがしていましたしね。
ソレに比べて今のサイトのこのスッキリとしたレイアウトにスタイリッシュなカンジといったら・・・もう雲泥の差です。

旧サイトのレイアウトとかデザインって実は、オイラがこんな風にしたいって大まかなスタイルを決めてお願いして作ってもらったんですよね。
コレまでに当店のオンラインショッピングサイトは、都度5度のリニューアルを実施してきました、今回は6回目のリニューアルですね。
だけどホームページを大きく作り変えたっていうのは、コレまで3回あって2007年頃に作った1回目ホームーページの見た目をなるべく変えないで前回まで使い続けていたんですよね。
同じ見た目でずっと使い続けていたのにもそれなりの理由があって当店のHPをコレまで利用してくれていたお客さんが大きなレイアウト変更で「どうやってコレ、レコード買えるの?」って迷うかもしれないっていう心配があったんですよね。
なので、オンラインショッピングサイトをリニューアルした際も見た目がそんなに変わらなく、コレまでの買い方の流れをそのままでお買い物が出来るというコトを重視していたんですよね。

だけどココ数年は、スマホで買い物をするというショッピングスタイルが主流になる中でやはり小さなスマホの画面で表現できるコトの限界っていうをカンジていてもうソレならばいっそのコト、コレまでのイロイロあった機能や見え方をスッパリとリセットしてもイイんじゃないかって思うようになったんですよね。
そしてショッピングサイトのデザインやレイアウトのコトももうアレコレ指図するのをやめてデザイナーさんもすべておまかせするコトにしたんです。
やっぱりホームページの見た目って大切ですよね・・・だけどオイラ自身は、見た目のカッコ良さが売上に直結するとは全然思っていなくって、そりゃ〜見た目がカッコいいに越したコトはないんだけどソレよりも文字の大きさや行間、読みやすさやレコードの選びやすさの方が大切だと思っているんですよね。
「ドヤっ!コレっ!カッコいいでしょっ!」ってイキってドヤったホームページってやっぱり「どうやって見るの・・・コレって」ってカンジになりがちなのですが、そのアタリのバランスがとても大切でセンスが必要になると思うんですよね。

今回のnextのショッピングサイトのリニューアルに取り掛かる前にホームページ制作会社のスタッフさんとオイラで顔合わせのミーティングを行った時にデザイナーさんから
「どんなデザインがイイですか?」って訊かれたんですよね。
その時にオイラは、あんな風にこんな風にって一切具体的なコトは言わずに
「シンプルでモダンなカンジにしてください」ってかなり抽象的なコトしか言わなかったんですよね。
タブン、デザイナーさん・・・ちょっと困ったんじゃないかなぁ〜って思ったんですが、例えば「こんなカンジにして欲しい」ってカッコいいデザインのドコかのホームページをサンプルとして見せちゃうと、どうしてもそのデザインに引っ張られちゃうというか意識しちゃうんじゃないかな・・・って思ったんですよね。
なのであえて細かなコトは、指示しなかったんですよ。
で、ホームページ制作会社がある場所から当店がある渋谷まで新幹線で1時間半ほどと結構な距離があるんですが、担当のデザイナーさんがわざわざお店に来ていただいたんですよね。
その後、デザインの大まかなベースとなる「ワイヤーフレーム」なるモノを見せてもらいました。
ソレがコレ・・・。
01wireflame
モノクロの線画で描かれたデザインのワイヤーフレームを見た時に、正直全くどんなカンジのショッピングサイトになるのか素人には想像出来なかったんですよね・・・。
で、大まかなデザインの方向が決まったトコロで出てきたカラーのイメージがコレです。
02color
コレを見た時に「あっ!コレ、店の雰囲気が出てるっ!」って直感で思ったんですよね〜。
「シンプルでモダンなカンジにしてください」ってオイラのリクエストってあるイミどうとでも受け取れる抽象的な表現じゃないですか・・・ソレを当店のお店の雰囲気に寄せてデザインしてくるとは正直、かなり斜め上からカマされたカンジがしました。
「あぁ〜こうキタか・・・」ってホント、やられちゃいました・・・「シンプル & モダン」なデザインとお店の雰囲気をミックスさせて表現するとは、オイラは思いもよりませんでした。
あえて言うなら、実際の店は、ホームページのデザインよりももっとゴチャゴチャしてますケドね〜というかコレ、実際のお店以上にカッコよすぎですね。
しかも商品の詳細を表記したページもスッキリとしていてメチャ、見やすいっ!

スッキリと見やすくなった渋谷 next recordsのオンラインショッピングサイトですが、コレからもご利用のホド、ヨロシクお願いいたします。

ABC / THE LOOK OF LOVE
ABC / THE LOOK OF LOVE の試聴
next recordsのサイトでABC のレコードを探してみる

今回は、デザインのコトを中心にリニューアルのコトをエピソードとして紹介させていただきました。
しかしっ!見た目が変わっただけじゃナイんですっ!
実は、旧サイトとは、大きく機能がパワーアップしているんですっ!
次回は、そんな「新しいnextのWebサイトは、ココがパワーアップしたぞっ!」っという機能の方を紹介いたします。
というか・・・まだちょっと、チョコチョコとおかしなトコロがあるので修正していかなければ・・・(^_^;)

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notoriousbig_momoney
お世話になっています、渋谷の12インチシングル専門の零細中古レコード店、next recordsです。
今から3ヶ月前の2023年3月にこんなブログ記事を書きました。
もっと見やすく便利なレコード店のHPに

要するに、著しいネット通販の変化の潮流にあわせてnext recordsのECサイトをリニューアルしますよっ!という内容です。
で、上記の記事を書いてから3ヶ月経過してnext recordsのネット通販サイトがなんとかカタチになってきました。
一応、スケジュール的に2023年6月23日(金曜日)にリニューアルしたnextの通販サイトを初お披露目 & 公開する予定なのですがっ!今日の今現在、ちょっと見通しがまだ立っていないというか、大丈夫なのか・・・という状況です。
ん〜どうなるかワカラナイ・・・という状況です。
いや、あっさりと公開できちゃうかもしれないし、出来ないかもしれないし・・・このブログ記事を書いている今現在というか公開予定当日!の6時間前ナンだけどちょっとどうなるかワカラナイという状況です。
毎週、金曜日に新入荷を追加してお客さんに見てもらっているワケですが、ソレがもしかして出来ないという・・・まぁ〜ナンか、週間連載している漫画家が原稿を落とすか、否かみたいな状況です(笑)

ナンで予定通りに進まないのかっていう理由というか言い訳をしてもイイっすか?
カンタンに言うとnext recordsのサイトが、ちょっとありえないくらいにかなりメンドクサイ仕様になっているのが大きな理由です。
上記の過去記事でも書いていますがコレまでにnext recordsのネット通販サイトは、5回リニューアルをしています。
小さな中古レコード店のネット通販サイトでは、タブン5回もHPを作り直しているトコロってないんじゃないでしょうかね。
どうして5回も作り直しているのか・・・というと、当店の異常なまでのネット通販サイトへのコダワリがあるからなんですよね。
もっとこうした方がレコードを選びやすいんじゃないか、こんな機能があればお客さんはレコードを購入しやすいんじゃないか・・・ナンてコトを考えてそのアイデアを随時HPに盛り込んでいって年月の経過とともにnext recordsのネット通販サイトはコレまで少しずつ進化していったワケです。
ネット通販のされ方っていうのもホント、移り変わりが早くって今だとホトンドの人がスマホを利用してレコードを購入しているんですよね。
コレまでの当店の通販サイトは、ちょうどPCの閲覧からスマホへの閲覧へ移行しつつある時期にリニューアルしたのです。
要するにPCでも見やすく買いやすいし、スマホでも見やすく買いやすいといった両方共にソコソコ使いやすいネット通販サイトだったのですが、先に書いたようにもう時代は、一般的にはネット利用に関してはスマホがメインの状況になってきているんですよね。
タブン、シゴトはPC利用、プライベートはスマホ利用ってカンジで使い分けられているようなライフスタイルになってきているんじゃないでしょうかね。
今回のリニューアルは、6回目になるのですが、ある程度PCの利便性や見易さは犠牲にしてもスマホを利用しての見易さや買い物のし易さに特化したほうがイイんじゃないかって思いもあってリニューアルに踏み切ったワケです。
しかし、当店の20年にも渡って蓄積されたアナログレコードのネット通販のノウハウやコレまでの経験を踏まえて得た知見や機能をリニューアルするサイトへ盛り込もうとすると、トンデモナイ作業量になるワケです。
知っている人は、知っていると思うのですが、最近のネットショップってネット通販機能をあらかじめ搭載したカートシステムを利用して、当店のような物販販売業者が商品を登録してネット通販サイトを作るんですよね。
最近だと香取慎吾がTVCMでやっているコレとか有名ですね

確かにフツーの物販とかなら、こういったどんな商品にも比較的柔軟に対応できるカートシステムっていうのは、カンタンにネット通販サイトを作るコトが出来るのですが、中古のアナログレコードのネット通販ってコトを考えると、かなり機能不足なんですよね。
例えば、レコード通販にとって最重要となる試聴機能とかは実装がとても難しいんですよね。
その上に、当店の場合は、アナログレコードを見やすく、そして買い物しやすくするためにあんな機能 & こんな機能、文字の大きさはコレで、文字の行間はコレくらい、画像の配置はこんなカンジに、買い物する時はこういった流れで、お支払いに関してはナンちゃらPayが利用できるように、会員登録はカンタンに・・・といった、カートシステム運営会社が想定している何倍もの機能を搭載したいっていう要望がテンコ盛りにあるワケです。
もうそうった追加機能は、実装できないっていうショッピングカートもあれば、比較的フレキシブルに対応できるカートシステムもあるのですが、カートシステム会社がフレキシブルに対応可能でもそれらの機能を実際に開発してテストして使えるトコロまでやってくれないのです。
じゃあ、ダレがやってくれるのかというと、専門のホームページ制作会社さんにオーダーメードで希望する機能を作ってもらうのですが、コレはなかなかムズいんですよ・・・と、オイラはどれくらいソレ等の開発がタイヘンなのかは、実際には解りませんが・・・。

そうやって中古レコードの販売に特化したネット通販サイトを作るのですが、実際に新たに開発した機能をカートシステムに組み込むとナンダカンダと細かなトラブルとか修正箇所が出てきてホント、うまくイカないんですよね。
今回のリニューアルで結構、問題となったのがズバリ「店頭受け取り」なんです。
まぁ〜当たり前なのですが、ネット通販のサイトなので「通販」のためのホームページになるのですが、店頭受取って通販じゃないですよね・・・コレ。
で、コレまでは本来、ネット通販では「店頭受け取り」って出来ない仕様だったのを店頭受け取りのボタン等を比較的カンタンに搭載できるカートシステムをつかっていたのですが、今回のリニューアルに使うコトになったカートシステムは、「店頭受け取り」の考え方そのものが当店が想定する「店頭受け取り」と大きく異なっていたんですよね。
カートシステム側の「店頭受け取り」って商品を購入して(要するに代金が支払い済)で、発送しないで支払い済のレコードをただ単にお客さんが渋谷の当店へ訪れて商品を取りに来るという概念なのです。
だけど、コレまでの当店の経緯から「店頭受け取り」って渋谷の当店へお客さんが訪れた際に商品の受け取り時に代金をお支払いいただくいう購入の仕方なんですよね。
まぁ〜カンタンに表現するとコレは「店頭受け取り」ではなくって「商品のお取り置き」になるんです。
コレ、ホントにお店側とお客さん側という人と人とのやり取りだとまったく全然問題のないやり取りなんですよね・・・。
要するに「今度お店に伺うんで〇〇のレコードおいといてください」
「ハイ〜わかりましたっ!」ってコレだけのコトなのですが、この間にネット通販というシステムを介在させるとトタンにこの単純なやり取りがフクザツになってしまうという・・・。
まぁ〜でも考え方によっては、「商品の取り置き」というよりもカートシステム側の解釈の方が今風というかスマートなカンジがしますケドね。

また今回リニューアルに利用しているカートシステムは、海外の会社が運営しているカートシステムなのですが、そもそも海外では「代引き」というサービス自体があまりメジャーではないようで日本独特の商習慣である代引き決済が機能としては備わっているのですが少々クセのありカンジなんですよね。
カンタンに説明すると商品と配送料に代引き手数料が合算されないという仕様なんですよね。
レコードと配送料をあわせて1万円って表示だったハズなのに代引き時の支払額が手数料350円が加算されれ1万350円だった・・・「ナンだコレ?間違ってるやんけっ!」ってなりそうな予感。
まぁ〜最近は、代引きの割合もかなり少なくなってきてはいますが、当店でもこのキャッシュレス全盛のご時世ですが今でも3割くらいのお客さんが代引きをご利用されています。
なのでクセのある代引き決済もナンとか利用できるようにしてはいます・・・しかし、しばらくはコレ、混乱するんだろうなって気がしますね・・・。

NOTORIOUS B.I.G. feat. PUFF DADDY & MASE / MO MONEY MO PROBLEMS
NOTORIOUS B.I.G. feat. PUFF DADDY & MASE / MO MONEY MO PROBLEMS の試聴
next recordsのサイトでNOTORIOUS B.I.G.のレコードを探してみる

果たして、まだ少し大丈夫なのか?イケるのか?って不安があるのですが、今週の更新はどうなるのか・・・。
ちょっと客観的な視点でこのブログ記事を書いているワケですが、実をいうと数日前からリニューアルするホームページのチェック作業でかなり忙殺されていて寝不足 & 気持ちが焦っているという体力的にも精神的にも結構フクザツな心境であります。
果たして見事、パンパカパーーーーーン♪って新しくなったnext recordsの通販サイトのお披露目が出来るのか・・・?
乞う、ご期待っ!?(笑)

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先日、当店スタッフと「レコードって、ナンか最近、オシャレなアイテムの象徴みたいになってるよなぁ〜」って、ハナシをしていました。
というのも、「広告のためにお店で撮影させて欲しいのですが・・・」って広告代理店や制作会社から時々、連絡があったり、そういった専門の業者さんだけでなく、フツーの一般ピープルな人も店内でレコードを掘っている様子をスマホで撮影したりというシーンをホント、見かけるコトが多くなりました。
オイラは、ファッション誌とかTVとか、あまり見ないので実際どれくらいの頻度でアナログレコードやレコードが再生されているシーンがそういった広告媒体にイメージとして採用されているのかワカラナイですが、まぁまぁの頻度で「店内で撮影させて欲しい」って当店のような小さなレコード店にも広告関係の人から連絡が入るので相当な露出になっているのかもしれませんね。

少し前にもこのブログで紹介しましたが、ウイスキーのCM

だけど、このCMのようにトーンアームを無造作にレコード盤の上に置いちゃうシーンを見たりすると・・・
「大勢のスタッフがCM制作に携わっているにも関わらずダレも誤りを指摘しないんかいっ!」って思っちゃいます(笑)
タブン、本当にCM制作に関わっている人、全員が今までレコードを実際にプレイしたコトないんでしょうね・・・でも、「レコードって今、人気みたいだよね、ソレにナンかオシャレっぽいし・・・」っていうあくまでもイメージだけでアナログレコードがプレイされるシーンが採用されちゃったのかもしれませんね。

で、またもや立て続けにこんなCMを見かけました。

夫役に小栗旬、妻役に中村ゆり という超ゴーカな出演で、上記で紹介した同じくウイスキーのCMです。
しかしながらコチラは、かなりというか、ガッツリとレコードとレコードが再生されるシーンにフォーカスが当てられた内容です。
夫「レコードと届いたんだ」
妻「その笑顔、さては良いの見つかった?」
夫「分かる?(ニヤリ)」
って、一緒にソファに座ってシッポリと二人でレコードを聴きながらハイボールを嗜む・・・。
ぐわぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!ナンだーーーーっ!?コレっ!
羨ましスギるっ!
レコードを買い続けて40年以上経ちますが、今まで一度たりともこんなコト、経験したコトがナイっ!(笑)
イケメンの夫に美人妻、オシャレなインテリアでまとめられた広く美しい部屋でソファでレコードを聴きながらハイボールを片手に二人が出会った時のコトについて語り合う・・・。
というか・・・こんなの実際にありえるのかっ!?って思っきりそっちの方にツッコミを入れてしまいます(笑)
妬み?コレ、カンゼンに妬みでしょ・・・(笑)
世の中の既婚者の多くは、大好きなレコードを如何にして妻にバレないように買うかってコトに苦心している中で奥さんに「良いの見つかったの?」ナンてそんな羨ましいコト、訊かれたことナイわっ!(笑)
通販なんかでレコードを買おうものなら「また買ったの?」とか「ちょっとっ!代引きならちゃんとお金用意しておいてよっ!(怒)」ってチクチクと言われるのがいつものパターンですよね。
実際、当店でもお客さんからご注文いただいたレコードを自宅へ送らないで宅配便のセンター止指定にして欲しいって依頼が結構な割合であるので推測ですが、レコードを買ったコトを嫁バレしないように・・・って気持ちが少なからずあるような気がします。
とはいってもレコードを買えば確実に増えていくので買ったコトを内緒にしていても1年、2年と時間の経過と共にレコード・コレクションの枚数がドンドン増えていくから必ず、バレてしまうんですケドね。
このCMもホント現実離れしたあくまでもCM上の演出だとは解っているのですが・・・「こうあって欲しいっ!」ってレコード好きな夫の理想がナンだか見え隠れしていうような気もしますね〜。
もしかしたらこの演出を考えた人もレコード好きなのかもしれません。

makers-imag
CMのワンシーンを切り取ってみたのですが、コレ、撮影セットだと思うのですがなかなかシッカリと作り込んでいますね。
結構、大きい3ウェイスピーカーにプリメインアンプ、木目調のレコードプレーヤ、右下のレコードコレクションの枚数はタブン200枚位ありそうですね。
壁面にはジャケットのディスプレイ、オーディオ・ラックにはヘッドホン&スタンドまで置いています。
スピーカーは、ウーファーのマウントからするとタブンYAHAMAのNSシリーズのようですね。
yamaha_speaker
アレ?スピーカー見ていて気がついたのですが、ウーファーとスコーカーのセンター・キャップの部分、コレ・・・ヘコんでいるようですね〜(笑)
ん〜このスピーカーのセンターキャップの膨らみってナゼか触って凹ましちゃうコト多いですよね〜本能的に人間は、部分的にポチっと膨らんでいるトコロを見ると押してみたくなるようです。
まぁ〜スピーカーのセンターキャップの凹みを指摘するのもオイラくらいだと思いますが・・・(笑)

はじめて見たCMで瞬時に「こんな美味しすぎる状況ってありえんっ!」って思っちゃったオイラなのですが、このコトを調べているとTwitterでもこのCMが話題になっていました。
「レコード趣味の人が奥さんに「いいの見つかった?」って言われて一緒に聴くCMあるけど実態はだいたいこれ」

「実態との乖離が大き過ぎる」っていうコメントは、オイラも同感ですね〜(笑)
圧倒的な「詰められました」「怒られています」の声 ・・・っていう見出しもレコードマニアの間ではアルアルかもしれませんね〜。
まぁ〜タブン、レコードの枚数も2〜300枚くらいであればソレホド、奥さんからの強い圧はナイと思うのですが、如何せんレコード・コレクションって2〜300枚では収まり切らないんですよね。
たいてい奥さんにこの手のハナシで突っ込まれるのは、コレクション枚数がもっと多い人だと思うのです・・・例えば1000枚超えとかね。
増える枚数は月に数枚でも年月を重ねていくと、ン百枚・・・ン千枚のコレクションに確実に増殖していくワケですから。
はじめは「へ〜レコードを聴くなんて良い趣味ね」ナンて肯定的な印象だった奥さんも部屋に大量に置かれているレコードコレクションを見て「え?また買ったの?」ってなっちゃうんでしょうね。
いまでは、レコード店を営んでいるオイラでさえも、奥さんとの約束でゼッタイにレコードは自室から溢れさせてイケないっていう鉄の掟がありますしね(笑)

ARCHIE BELL & THE DRELLS / DON'T LET LOVE GET YOU DOWN
ARCHIE BELL & THE DRELLS / DON'T LET LOVE GET YOU DOWN の試聴
next recordsのサイトでARCHIE BELL & THE DRELLSのレコードを探してみる

このCMでは、レコード & オーディオをリビング・ダイニングに置いてますよね。
で、アイランドキッチンにいる奥さんとの会話・・・。
まぁ〜実際、羨ましいな〜と思いつつもカビっぽい古いレコードが積み上がった部屋でご飯食べるのはちょっと・・・気がひけるかも(笑)

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渋谷 宇田川町で12インチシングル専門の中古レコード店を営んでいるnext recordsです。
紆余曲折ありつつも今年で23年間、なんとかレコード店を続けております。
ココ最近、この「渋谷レコード店日記」ブログでも何度か言及しましたが、店頭で在庫しているレコードの減り方がハンパありません。
単純計算ですが今年のはじめ頃から店頭在庫のレコードが2000〜2500枚ホド、少なくなっている状態です。
2000枚以上のレコードが売れてなくなっている・・・って商売的にみると「結構なコトじゃないか」って一見思われそうですが、店主的にはなかなか悩ましい問題でもあります。
例えば・・・お客さんに「ナンかオススメないですか?」って聴かれてそのお客さんの趣向に沿ったオススメのレコードを店頭在庫から選ぼうとすると、そのタイトルが売り切れてナイってコトが度々起きるんですよね。
しかも、当店的には「定番中の定番っ!」みたいな在庫があって当たり前のタイトルですら、売り切れてナイっ!って事態が起きてしまったり・・・といった具合にちょっとマズいな〜ナンて思っているワケです。
「ココで、イッパツ、ドッカーンとレコードの買い付けに久しぶりに行ってみるか?」ってスタッフと冗談交じりでハナシていて思ったのですが実際に今、アメリカにレコード買い付けに行ったらどれくらいの予算が必要なのかな・・・ナンて思ったんですよね。
当店は、現在仕入れに関しては、国内でのレコード買い取り & 海外のレコード・ディーラーの2つのルートからレコードを仕入れを行っています。
最後にアメリカへ買い付けに出向いたのってもう覚えていないくらい前なんですよね〜タブン、10年以上前ですよ。
海外へ買い付けにいかなくなった理由っていうのは、今では考えられないかもしれませんが、10数年前ってレコードが売れなさスギて価格がメチャ下がって仕入れの為のコストが割高になったコトもあって海外へ買い付けに行かなくなったんですよね。

で、買い付けに行きまくっていた時期から10数年を経て今、アメリカへレコード買い付けに行くとするとその予算は、如何ほどかかるのかとちょっとカンタンに見積もりをしてみました。
プランは、こんなカンジです。
出発は2023年7月上旬で帰国は2週間後の14日間です。
成田からN.Y.へ飛んでレンタカーを運転して各地を移動しながらレコードを仕入れるという計画です。
仕入れるレコードの枚数は、約1000枚です。
買い付けにかかるコストの大きい部分ってやはりエアチケット・レンタカー・ホテル、このあたりが結構大きな割合を占めています。

で、コレまでよく利用していた旅行会社へエアチケットの値段を訊くと・・・
直行便でイチバン安い、ユナイテッド航空で約26万円(燃料サーチャージ込)とのコトでした。
結構、しますね〜というか当店が、年に10回以上買い付けに行っていた2000年はじめ頃は、高くても10万円位だったんですよね〜今だと2.5倍以上に値段が上がっているんですね。
その次に安いのは、アメリカン航空で29.5万円なのでもうソレくらいが当たり前なんですね。

で、レンタカーの費用は、コンパクトカーで保険付き、空港で借りて同じ場所で返却するというプランで2週間の費用は$1600、今の為替レート($1=¥140)だと22.4万円・・・ん〜こちらもなかなかの金額です。
クルマに入れるガソリンの費用は、今までの経験だとホボ毎日、給油(約50L)します。
現在アメリカのガソリンは、1ガロン(約3.8L)$4くらいなので毎日15ガロン$60のガソリンを12日間だと$720(10.8万円)です、ガソリンは、日本よりも少し安いですね。

そして宿泊ですが、アメリカでも比較的安価に泊まれるモーテルでの宿泊を想定すると、そのエリアにもよりますが1泊$45〜$60くらいなので平均で$50として12泊だとすると$600なので8.4万円こちらは、まだソレホド高額になっていませんね〜だけど大きな都市で宿泊となると同じチェーン店のモーテルでも$100超えの価格になるので基本、宿泊は地方の街での宿泊にします。
あと、買い付け人の飲食費等の滞在費ですが、かなり切り詰めて1日に$50くらいを想定します。
なので$50X12日間なので$600(8.4万円)です。

ニュースでも時々見聞きしますが、今アメリカのインフレは、かなりヤバいですからね・・・参考までにマクドナルドのビックマック・セットが$11(1540円)、コンビニでのペットボトルのコーラが$3(420円)、水は$2(280円)です。
先日、こんな動画を見ました。サムネで既にネタバレですね。
一蘭のバイト代は、1時間$21(2940円)とのことです。


で、ココまでまったくレコードを買っていない状態で日本からアメリカに行ってレンタカーを借りて14日間滞在するだけで計算すると約76万円です。
レコードの仕入れが一体いくらになるのかですが、安いお店で買えるコトもあるケド、レアなタイトルはもう安くで買うコトはかなり不可能に近いでしょうね・・・14日間の滞在で予定では1000枚くらいのレコードを仕入れたいんですが1枚あたり平均$7(約1000円)くらいにしたいですね・・・いや〜ホントは$5くらいにしたいケド、甘い見積もりだと全くレコードが買えなくなりますからね。
清水の舞台から飛び降りるつもりで1枚あたりの仕入れ費用は、$7(約1000円)に想定すると約$7000(100万円)

その仕入れたレコードを日本に送る輸送費も必要です。
レコード1000枚を買い付けるとダンボール箱が約8箱くらいになります。
2箱は、帰国時に飛行機に積んで帰る場合だとユナイテッド航空でのオーバーチャージの費用は、1個 $300(4.2万円)くらいなので2個だと$600(8.4万円)
残りの6箱を別便で配送すると今だと安いトコロだと1箱約$200(2.8万円)くらいで送れそうですなので6箱だと$1200(16.8万円)
つまり1000枚のレコードの輸送コストは、25.2万円となります。

ココまでの見積もりで1000枚のレコードをアメリカに買い付けした場合、概算ですが約201万円となります。
ホントに単純計算ですが、201万円の費用を仕入れた1000枚のレコードで割ると平均すると1枚あたりのレコードの仕入れ価格は約2000円となります。
ん〜コレは・・・なかなかの高コストですね。
この中には、買い付けに出向いたスタッフの人件費は含まれていませんからね。
実質、2週間のスタッフの人件費を含めると1枚2000円以上になるワケです。
タイトルにもよりますが、店頭売価2000円のレコードを仕入れているとカンゼンに赤字です。
レコードが日本に届いて実際に店頭に並べるコトが出来る状態にまでするには店舗の家賃とか商品化に伴う費用等さらに上乗せされます。
そう考えると・・・一体、1枚いくらの値段をつければイイのか・・・ってちょっとコレ、悩みますよね。
トーゼン、レコードには、安価なタイトルもあれば高額レア盤もあるので一概に平均価格では語れない部分があるのですが、今の円安状態で高インフレなアメリカへのレコード買い付けは、日本人からするとかなりムズかしいかもしれません。
もうホント、誰も知らない激安の仕入れができる秘密の仕入れ先があるっ!っていうんであれば別ですケド、オイラの経験上そんなアメリカンドリームなハナシは、ホボ幻想ですからね〜(笑)

WU-TANG CLAN / METHOD MAN
WU-TANG CLAN / METHOD MAN の試聴
next recordsのサイトでWU-TANG CLANのレコードを探してみる

改めて具体的な金額を提示してアメリカのレコード買い付け費用を見積もってみたのですが、恐ろしい状態でした・・・。
このブログでも言及したコトがありますが、海外から訪れたお客さんが、レコードをバンバン買っていくのが解るような気がします。
やはり今の日本の物価って世界的に見れば安いんでしょうね、というかもうバーゲン真っ最中ってカンジかもしれません。
先に書いたようにアメリカのビックマック・セットが$11(1540円)なのに対して日本は、750円と約半額ですからね。
買い付けに出向くスタッフへ、販売価格が3000円以上のレコードだけを仕入れてくるようにっ!って指令を出して送り出すなんて・・・コレ、地獄の買い付けですよ・・・マジで(笑)
この見積もりの結果を考慮してスタッフと検討した結果、かなりムリな買い付けだな・・・という結論に至りました。
とはいっても、当店も今は、まだイイとしてこのまま在庫のレコードが減り続けたらと思うと、イロイロと対策を考えていかなければイケませんね。

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salsoul_oohiloveit
つい先日、久しぶりに渋谷界隈のレコード店めぐりをしてみました。
まぁ〜昨今のアナログレコード人気で大型店は、さぞかし賑わっているではないかなぁ〜なんて想像しながら訪れてみたワケです。
当店にご来店いただいた常連のお客さんから「あそこのお店は、こんなカンジですよ」という風に同業他店の様子はそれとなく聞いていたのですが。
ホント、久しぶりナンですよ・・・レコード店を訪れるのって・・・(笑)
一応、オイラはレコード店を営んでいるワケですが、レコード店にはあまり訪れないという・・・結構、コレってありガチなのかもしれませんね。
タブン、1年ブリくらいですよ・・・レコード店を訪れるのって(笑)

で、大型店を中心にいくつかのレコード店を訪れてみて思ったのが、かなりお客さんの入に関しては、差があるなぁ〜って思ったんですよね。
まぁまぁの数のお客さんがレコードが入ったエサ箱を一心不乱で漁っているお店がある一方、比較的広い店舗スペースにも関わらず、あまりお客さんがいないお店もあったりといったカンジで、結構明暗分かれているような印象を受けました。
ちなみに訪れた日は、土曜日の午後4時頃なのでレコード店的には、お客さんが比較的多い時間帯ですね。
多くのお客さんが訪れているレコード店は、一時的ですがレジ前にお買い物の精算を待っている行列が出来て状態になっていたりする一方、ちょっと閑散した雰囲気が漂っているお店もあったりして・・・メディア等で「アナログレコードがとても人気ですっ!」って話題になっていますが決してどのお店も盛況でいうワケはなくってグラデーションがありますね。
まぁ〜それそれのお店の強みとかカラーとかお客さんのターゲット層があるので一律で「今、現状のレコード店は、こんなカンジですっ!」って喩えるワケには、やはりいかないですよね。
しかし、メディアので報道ブリは、決してそんなカンジではなくって総じて「アナログレコードが今人気ですっ!」って印象がありますからね〜まぁ、わかり易く伝えているのだ思うのですが、ちょっと現実とは乖離している部分もあるなぁ〜って思いましたね。

じゃあ様々なジャンルと音楽フォーマットがあるレコードの中でもイチバン人気・注目されているのはナニか・・・なんですが、もうコレは明確でいわゆる名盤といわれるアルバム(LP)の再発盤が今イチバン、ニーズがあるというカンジでしたね。
もうとにかく、店内のメンチン(ジャケットを面だしで陳列している様子)でディスプレイされているのは、このダレもが知っている名盤のアルバム・ジャケットがズラーーーっと並んでいるワケです。
そして店内の在庫スペースも約半分がそういった新品の再発盤が占めている様子で今のレコード人気は、明らかにその部分がけん引していてお店も明確にソレをフォーカスして積極的にセールスを仕掛けているコトが窺えます。
一方、店内の商品のホトンドが中古レコードが占めている大型レコード店は、週末のかきいれ時にも関わらず、広いスペースにオイラを含めて5〜6人のお客さんだけでした。
レコード店でエサ箱に入った中古レコードを掘り進めて買うという方法ってアル程度の音楽の知識やレコードに対しての知見がナイとなかなかムズいと思うのです。
ソレに中古レコード店のエサ箱に入っているレコードってモチロン有名なアルバムもあれば、どマイナーなアルバムも混在している状態で入っているので、最近のレコード人気がキッカケてレコードを聴き始めた人からするとレコードが入ったエサ箱を見たトコロで「ナンだ、コレ?全然、わからんっ!」ってなりそうですしね。
そういったイミでは店内中に見たコトのあるアルバムがズラ〜っとディスプレイされている方が親しみやすいってカンジるのかもしれませんね。
タブン、今はそういった多くのライトユーザーが結構、アナログレコード市場のシーンを引っ張っているんでしょうね。
そういった状況を踏まえると多くの人が知っている知名度の高いアルバムの再発盤が、バンバンリリースされるのもナンとなく解りますね。

そんな久しぶりに訪れたレコード店なのですが、やはりオイラが見るのは・・・モチロン12インチシングルなのです。
だけど、お客さんが多い人気のレコード店でも、結構残念な取扱いのされ方でした・・・。
一応、12インチシングルのコーナーは、あったのですがお店の規模からすると1/100くらいのボリュームの扱いでエサ箱に入っているレコードは、オリジナル盤・再発盤・ブート盤が混在している状況です。
大型店の規模感からするともっと多くの12インチシングルのタイトルを扱っていてもイイと思うのですが、まぁ〜スペースの都合もあるので相当、取扱タイトルを絞っているのか、あまり売れ行きがよくないので小規模な扱いにしているのだと思われます。
あとコレ、メチャ気になったのが、エサ箱に入っているレコードの穴あきジャケットからのぞいているレーベルの向きっ!
ピクチャージャケットであれば全く問題ナイのだけど、12インチシングルってよくレーベル部分はくり抜かれた穴あきジャケットにはいっている場合が多いのですが、この穴あきジャケットから見えているレーベルが、アーティスト名・タイトルが読みやすいようにまっすぐになっていないままエサ箱に入っているんですよ。
本来であれば読みやすいようにこうなっていればイイのに
IMG-6275
テキトーにジャケットにレコード盤が入れられちゃっってレーベルの向きが不均一になっている・・・。
IMG-6275-2
コレを見ちゃうと、オイラ的には「あ〜12インチシングルってゾンザイな扱いになってるなぁ〜」ナンて思っちゃうんですよね。
まぁ〜細かなコトですが、オイラからするとホント、レコード店に於いてはレコードを商品として店頭に並べる場合は基本的というか当たり前のコトだと思うのですが、スタッフさんが忙しくてソコまで気がまわらないのか、そもそもそんなコト知らないのか・・・。
他のお店のコトなので、どうでもイイコトなのですが、ちょっと気になりました。

久しぶりに訪れた同業他店のレコード店なのですが、今のニーズの方向性やお客さんの嗜好、求められるレコード店のあり方など多くのちょっとした気付きがありました。
で、そういった今現在のニーズに対応したお店つくりをしている同業他店を訪れて改めてカンジたのは、「next recordsの超マニアックぶり」ってコトです。
このブログでも、お店の方向性や運営の仕方、商品の品揃え等について様々なコトをコレまで書いてきましたが、全くお客さんの方におもねっていないぁ〜って思いましたね。
ん〜ナニがナンでもオリジナル盤 & 12インチシングルだけという商品構成・・・明らかにマニアな路線へ全フリしていますね〜(笑)
多くのお客さんにお店へ来てもらいたいっ!もっとレコードを購入してもらいたいっ!なんて思っているワケですが、そのためにセオリーとしてお店側がお客さんのニーズへ柔軟的に応じるべきだと思うのですが、ソレが全く出来ていないという・・・(笑)
まぁ〜だけど当店と同じ様なオリジナル盤の12インチシングル好きならば、思っきりブッ刺さる商品構成という品揃え・・・こんなレコード店ってあまり見かけないですよね〜やっぱり。
レコードをライトに楽しみたい人がナニも解らずふらァ〜っと当店へ立ち寄るものなら、「ナンだ?このレコード店はっ!?知らないレコードばかり・・・しかもジャケットもついてないし・・・」って思っきり違和感をカンジちゃいますよね〜。

SALSOUL ORCHESTRA / OOH, I LOVE IT (LOVE BREAK)  
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そんなオリジナル盤・12インチシングルに特化したレコード店ですが、ナンダカンダとありつつも今年でお店をはじめて23年目ですよ・・・こんな品揃えにも関わらず、ホントよく続けてこれたな〜って改めて思う次第であります(笑)
先日、海外からご来店いただいたお客さんから
「このレコードショップ、素晴らしいラインナップだねっ!ワタシは、多くの国のレコード店を訪れたコトがあるケド、こんなレコード店は、はじめてだよっ!」ってありがたいコメントを頂戴いたしました。
まぁ〜確かにオイラも色んな国のレコード店を訪れましたが、12インチシングルだけってお店は、Club Musicを扱っているお店では、タマにありますが、再発盤と新譜と中古が一緒に並んでいるんですよね・・・「オリジナル盤だけでっ!」っていう部分は、どうしても出来ないようです。
多くのレコード店が、今のニーズに出来るだけマッチした品揃えになりつつある中で特定の分野に全フリしたレコード店だからこそ、もしかして長く営業を続けてこれたのかもしれませんね・・・違うかな・・・ワカラナイケド(笑)
他店では、12インチングルの扱いは、イマイチだからこそ、もしかして当店のような12インチングル専門店が際立ってきているのかも?って思うと、他の店はそのままテキトーな内容で12インチングルを扱っておいてくれた方がイイのかも?(笑)

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