渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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「臨時休業期間 39日目」の東京 渋谷 中古レコード店 next recordsです。
ナンていうか徐々にこの状態に慣れてきている自分がいたりします。
お店を営んでいるのか、いないのかというとお店を営んでいるとは思うのですが、ネットを通じてご注文を頂いたモノをピックアップしてダンボール箱に詰めて宅配業者へ渡す・・・。
ん〜はたしてコレは、レコード屋なのか、どうかっていうコトに疑問をカンジたりもしたりなんかして、でもその現状に慣れてきたり・・・複雑な気持ちです。
もしかしたら単純に、事務的な、作業的な、無機的な状況に飽きかけているのかもしれませんね・・・タブン。

そんな悩めるレコード店主のオイラですが、こんな動画を観ました。
Diggin’ Thru Japan

Diggin'Thru Japan, full length from Barras Damien on Vimeo.


2015年に撮影されたドキュメンタリー映像作品です。
解説は、こんなカンジです。
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(timeout.jpより引用)
日本のクラブやレコードショップのカルチャーのドキュメンタリー作品『Diggin’ Thru Japan』がYouTubeで公開された。
作中では、札幌、東京、名古屋、大阪、沖縄など日本全国のクラブやレコードショップ、レコーディングスタジオなどを巡り、DJやミュージシャン、エンジニア、バイヤーたちからアナログレコードやアナログ機材、リアルの現場の重要性について聞き出している
著名なDJたちが語る日本のクラブシーンの歴史や特性、各地のレコードショップやクラブ、DJバーのオーナーたちが語る独自の地域性など、シーンを俯瞰して捉えることができる内容になっている。
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ナンともいえない緊張感が伝わる独特な映像からなのか、ナンだか考えさせられちゃいました。
タブン、冒頭で述べた個人的な心情の部分にもかかってきているのかもしれませんね。
レコード店、DJ、音楽、パーティ、スタジオ、CLUB・・・もうすべてが今のコロナウィルスの影響化にさらされている状況っていうのが、更に心情的に複雑な気持ちにさせられます。
撮影されたのは、今から5年前の2015年というコトなので、まったくコロナウィルスのコトなんかカンケーない時期の映像なのに、インタビューに応えている人達が誰一人景気のイイ、明るいハナシがナイっていう様にカンジたのはオイラだけなのかな・・・。
相変わらず現在、都内のレコード店は、5月も半ばにしてドコのお店も休業中です。
で、CLUB、イベントも同じく休業中・・・。
インタビューの会話の中では、レコード店は減ってきている、CLUBに行く人も少なくなってきている・・・みたいなコトを言ってましたケド・・・。
撮影された時期のほうが今より、状況はイイと思うのですが、違うのかな・・・もう5年前のコトなのであんまり覚えていませんね。

オイラも今までに各国のレコード店を訪れたコトがありますが、日本のレコード店の状況とアメリカや欧州のレコード店の状況とを比べると日本のレコード店っていうのは、かなり異色な存在であるコトがよく解ります。
ま〜我々は、日本に住んでいるのでコレが当たり前だと思っていますケドね。
nextにはじめて来てくれた外国からのお客さんからは、
「ドコでこんなレコードを集めてるんだ?」とかホント、よく訊かれますしね。
あと、世界的にも著名なDJさんでも知らないような情報をレコード店のスタッフは、フツーに知っていたり、そのオタク的な情報と知識はかなりのモノだと思いますよ。
このコトは、Diggin’ Thru Japanの映像の中でも挙げられていましたね。

Diggin’ Thru Japanでは各地方のレコード店やDJさんにインタビューをしていてその地方のカルチャー・シーンにスポットをあてている構成になっていたのですが、皆さんホント地元愛に溢れていますね。
オイラは、大阪生まれの大阪育ちなのですが、あんまりこういった感情がナイんですよね・・・まぁ、だから地元大阪を抜け出して渋谷でレコード店をはじめちゃったのかもしれませんが・・・。

特に印象に残ったのは、映像の最後の方でのフラッシュ・ディスク・ランチのオーナー椿さんのインタビューですね・・・。
「いつでも本能に従う、それがベストでしょう。それでもし、良い結果が出ない場合・・・その時は、もっと失敗を重ねるべきだということです。」
イロイロな意味で重いコトバだなぁ〜ってカンジました。
オイラもこんなコト、言ってみたいっ!(笑)

DJ DOVE meets INAYA DAY / I'M TOUCHED
DJ DOVE meets INAYA DAY / I'M TOUCHEDの試聴
next recordsのサイトでDJ DOVE meets INAYA DAYのレコードを探してみる

数日前にコロナウィルスが収束に向かったといわれた韓国のCLUBでクラスターが発生したってニュースになったのですが、コレ・・・日本にあてはめるとどうなるのかな・・・って思っちゃいました。
一部の地域では、非常事態宣言が解除される動きになっていますが、イベントやパーティなんかは、まだかなり制約がありそうです。
CLUBイベントでソーシャルディスタンスを確保するってコトは、かなりムツカシイでしょう。
その部分を無視してパーティをヤッちゃうと韓国みたいなコトが起きるっていうコトをザンネンながら知らしめたようなカタチになってしまいました。
nextのお客さんにもDJさんが多いので、この部分は大きな課題でしょうね。



渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。


このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

2face_nyc

「臨時休業期間 32日目」の東京 渋谷 中古レコード店 next recordsです。
すでに1月以上も店を閉めていたんだ・・・。
前回の記事で予想通り緊急事態宣言が5月イッパイまでと延長となりましたが、ナンか中間報告的な結果によっては限定的に解除するみたいなハナシを安倍首相が言ってましたね。
タブン、状況的に感染者が多い東京は、ムリっぽいですね・・・はぁ〜orz
GW明けの5月7日は、渋谷もちょっと雰囲気が違っていました。
センター街を歩いてみて思ったのですが、こころなしか少し人が多いような気がしました。
それと営業しているお店も増えたカンジです。
一応、当初の5月6日の緊急事態宣言の期間を過ぎたので「大義名分を果たしたからもうイイでしょっ!」みたいになったのかもしれません。
業種的には「もうコレ以上は限界っ!ムリっ!」ってコトもあるだろうしね。

最近のニュースを拾い読みしてみました。

全世界の音楽産業、売上200億ドル突破の攻勢、IFPI報告。音楽ストリーミングが市場シェア1位を越えた、海外の音楽事情
端的にまとめると「音楽業界は伸びてるよ」ってコトのようです。
ただし、コレは、昨年2019年のデータをまとめた結果なので、コロナの影響が全く無い状況下でのデータです。
もしかして次の報告では、大きく変化しているかもしれません。
売上ベースだとサブスクリプション型ストリーミングが伸びまくりですね。課金タイプのサービスが定着したってコトなんでしょうか。
個人的には、サブスクリプションの音楽サービスを利用したことないのでまったく実感はナイですが・・・。
変わってダウンロードの方は、減少していますね〜タブン、もうダウンロードでの販売は縮小傾向に向かうかもしれません。
一方、フィジカルメディアは、アナログレコードの売上は伸びたケド、CDがダウンしたので全体的にダウンです。
アナログレコードの売上っていってもコレ、全部新譜なので中古レコードは含まれませんからね。
ダケど、最近は古い音源のアナログレコードでの再発化が増えてきていますね〜いわゆる名盤とかの復刻みたいなレコードが。
そういった復刻盤もタダ同じレコードを出すんじゃなくって、今風にマスタリングし直したり、ボーナストラックを追加したりして既存のモノより付加価値を高めていますね。
多数の復刻盤がリリースされるコトって、レコード好きな人にとって、選択の幅が広くなるのはイイと思うのですが、コレは結構気持ち的に悩ましい部分もあると思います。
例えば・・・
現代の技術によってリマスタリングされて音質の向上したピカピカの新譜の復刻盤がイイのか。
リリースされた数十年前の当時の空気感が込められたオリジナルの中古レコードがイイのか。
聴く人の価値観の選択を迫られるようなカンジがしますね〜アナタならドッチを選びます?

オンラインに移行など…関西のレコード店の新たな試み
関西方面のローカルニュースです。
コロナ・ウィルスの影響で休業を余儀なくされる小さな中古レコード店が緊急セールの開催やこれまでになかった通販用サイトを立ち上げるなどで新たな動きをみせているっていうちょっとポジティブなニュースです。
レコードの販売ってオンラインとの親和性がかなり高いって思うんですよ。
モチロン、実店舗の良さっていうのもありますケド、お店に行かないとどんなレコードがあるのか解らないっていうのは、お宝探し的なお楽しみな部分もあるとは思うケド、正直メンドーな部分もありますからね。
ソレに住んでいる場所にレコード屋がアルとかナイとかもありますし。
紹介されていたレコード店のWEBサイトを見てみました。
ちゃんとしっかり作り込まれたWEBサイトもあったり、急場しのぎで作ったのもあったり、結構それぞれですね。
記事では、レコード店は休業を余儀なくされているからオンライン販売に活路を見出そうとしているって印象をカンジたのですがHPを作ったから売れるってワケではナイですからね・・・。
ネット販売ならではの難しさや手間や配慮など結構、実店舗以上にタイヘンなコトもありますし。
当店は、実店舗の売上比率がそれほど高くナイので今のコロナ・ウィルスの影響はそんなに大きくありませんが、実店舗販売をメインに営業していたレコード店はやっぱり今後の方針を考えざるえないかもしれませんね。

あれだけ賑やかだった渋谷の広告が消えて、真っ白になりかけてる……「経済への打撃エグい」
コレは渋谷カンケーのローカルな話題。
もともとオイラは、レコード店を始める前に広告関係のシゴトに就いていたのでこういった状況がスゴく気になります。
今はStay Homeで渋谷に人が来ないなか、高い費用を払ってディスプレイ広告を出稿するのもムダだとは思いますが・・・やっぱりちょっとさみしいかも?
ホント、GW中の人のイナい様子はちょっとシュールでしたよ。
記事の後半のコラで自前広告だすのってちょっとユニークでイイですね〜next recordsもバーチャルで渋谷駅の上のデカい広告作って見ようかな・・・。
広告料が2週間で1300万円のトコロにっ! 怒られないかな?

2 FACE / NYC
2 FACE / NYCの試聴
next recordsのサイトで2 FACEのレコードを探してみる

相変わらず今現在、店頭販売の再開の目処はたっていませんが、コレいつまで続くのかな・・・。
最近のニュースを見ていると、コロナのヤバさよりも経済のヤバさの方が声がデカくなって来たようなカンジがしますしね。
どうなることやら・・・。

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4月7日から例の件で臨時休業中の渋谷next. recordsです。
って先週のブログと同じ書き出しです。
ま〜折角なので、臨時休業期間の継続日も書いちゃおう。
「臨時休業期間 18日目」
あ〜よくありますね、こういうの工場とかで「無事故期間●日」とか警察署の前にある看板で「管内での交通無事故●日目」みたいなね。
だけど、無事故期間とか継続するコトがポジティブな期間を掲示しているケド、コッチはまったく逆のネガティブな期間を掲示しちゃうって・・・。
next recordsが、今後どうなるかは解りませんが、ブログを書き続ける限りお店をナン日間営業していなかったかを記録してみようと思います。

では、最近の近況とか。
実店舗は休業していますが、nextでは「ネット通販をがんばろうっ!」というコトでレコードのデータに毎日勤しんでいます。
以前にもこのブログで書きましたが、ネット通販の方は、新しくレコードを当店で買って頂いているお客さんが結構、増えているんですよね。
世間でも、巣ごもり需要の高まりをニュースにするようになってきましたね。
例えば、Amazonからの配送量が増えてるとか、Netflixの会員数が増えてるとか・・・。
大手のネット企業がこのコロナ渦で業績を伸ばすっていうのは、イメージとしてはアリだとうは思うのですが、まさかこの状況下で中古のアナログレコードの売れるとは・・・。
とは言っても、実店舗の売上に見合うホド、上がっているワケではナイのですケドね。
ダケど、思うんですよ・・・当店は弱小零細中古レコード店ですが、今年で20年目を迎えたワケです。
レコードの中では12インチシングルという極めてニッチですが、12インチシングルを中心に販売しているレコード店の中では小さいお店ですがソレなりの規模だと手前ミソですが自負していたのですが、こんなにまだまだ当店のコトを知らない12インチシングルユーザーが存在しているんだっていう事実はちょっと見誤っていました。
ま〜考え方によっては、オイラの「営業努力不足だった・・・」、更に考え方によっては、「まだまだ発展の可能性はアルかも・・・」って思っちゃったりしました。
常連のお客さんに訊いたハナシでは、レコード店によっては、存続自体が危機的状況にあるっていうショップもあるようです。
当店も決してこの状況を楽観視しているワケではナイのですが、努力の仕方によっては「ピンチをチャンスに変えるっ!」っていうコトも出来るんじゃないかな〜ナンて思ったりもします。

当店では、オイラがほぼ毎日Googleのビジネスページにオススメのレコードを紹介するっていうコトを日課としてやっていたりします。
渋谷 next recordsのGoogleビジネスページはココで見れますよ。
で、この毎日1枚のレコード紹介が、時々バズったりするんですよね。
ご親切にGoogleさんが、オイラが紹介したレコードがどれくらいの人に見られたかっていうコトを定期的にレポートしてくれるんですが、紹介して1日しか経っていないにも関わらず、
「おめでとうございます!お客様の写真が ●回閲覧されました」ってお知らせしてくれます。
この「●回閲覧されました」っていう見られた回数なのですが、もうフツーに数百回、多いときには数千回見られたってレポートされるんですよ。
ま〜この閲覧回数が多くなる = 売上が多くなる というホド単純ではありませんが、レコード店を営んでいるオイラからしてみれば、自分のお店の規模とかを考えると、想像以上に多いんですよ・・・見られている回数が。
アナログレコードの販売をしていてしかも12インチシングルという極めて狭いマイナーなアイテムを扱っている渋谷の小さなレコード店が紹介したレコードの画像が1日に数千回見られているっていう状況は、もうコレ・・・チャンスとしか思えない・・・思えなくない?

先に挙げた「新規のお客さんが増えている」という状況とGoogleビジネスの情報を鑑みると、世の中的には中小のショップは「存続の危機だっ!」っていう最中なのですが、レコードの販売においてはもしかして飛躍のチャンスかも・・・ナンて思うワケです。
アナログレコードを聴くっていう環境は、ホント究極的なインドア・ライフなワケです。
この世界的なコロナ・ウィルスがまん延する危機的状況で外出を自粛せざるをえない中、アナログレコードを聴くコトが見直されているかも・・・って思うとホント、「ガンバって乗り切っていこうっ!」って思ったりします。
事実、海外からのレコードの注文に関しては、倍増とは言えませんが、微増ってカンジで推移しています。
とは言っても、実店舗の売上に見合うホド、上がっているワケではナイのですケド・・・。

この最悪な状況が、いつまで続くかまったく予想出来ませんが、そんな中でも自宅でレコードを聴いて過ごそうって思ってもらえるのは、ホントありがたいハナシです。
幸いにはも、next recordsは、コロナウイルスがまん延する前に、超ド級のボリュームでレコードを仕入れたのでまだまだレコードを紹介し続けるコトが出来ますよ〜!

FRANK HOOKER & POSITIVE PEOPLE / THIS FEELIN'
FRANK HOOKER & POSITIVE PEOPLE / THIS FEELIN'の試聴
next recordsのサイトでFRANK HOOKERのレコードを探してみる

と、ま〜こんな状況でも「ポジティブな気持ちで乗り切っていこいうっ!」って思っているワケですが、昨日郵便局へ海外へ発送する荷物を出荷に行ったのですが・・・。
「アメリカ向けの小包の配送が出来なくなりました・・・」って郵便局員の人に言われちゃいました。
おーーーーーーーいっ!オーストラリアに続いてアメリカもかいっ!
過去に出荷した荷物の番号をネットで追跡してみると・・・
3月末頃に出した荷物が、まだ国内を出ていないっていうコトが解りました。
ナンでも飛行機の便数が減っている中、荷物の量は変わっていない、そして折からの時短営業やテレワーク化でそのシゴトに従事する人員を確保がムツカシイようで処理しきれていない状況だそうです。
ん〜折角、ガンバっていこうって気持ち的になっていたのですが・・・ザンネンっ!

 
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4月7日から例の件で臨時休業中の渋谷next. recordsです。
このブログもお客さんとの接客を通じてイロイロな話題やブログのネタにしていたコトもあったりしていたんですが、お店を休業しちゃったのでそもそもお客さんとハナシをする機会がなくなってしまったのでちょっと話題が乏しくなり気味かも・・・笑
スタッフに「レコード絡みでナンカ話題になるようなコトなことナイかな?」なんてコトを時々訊いたりするのですが、即答で「ナイっ!」って言われる始末です・・・トホホ。
まぁ〜そんなカンジで、渋谷のリアル店舗は、休業中ですが前回のこのブログでも書いた通り、「ネット販売をがんばろう〜っ!」ってなカンジでいつも通り入力作業に勤しんでします。

で今、話題絶賛中のテレワークについてです。
安倍首相や小池都知事から「可能な限りテレワークを行ってくださいっ!」って推奨されているわけですが、実際にどうやったらできるんだろう・・・って考えてみたんですよ。
レコード店のテレワーク化を・・・。
当店の主な作業というと、
レコードの仕分け
ジャケット撮影&レタッチ
試聴ファイルの録音
レコードのクリーニング
レコードのデータベース化
ネットショップの更新作業
注文管理
梱包&出荷作業

まぁ〜大まかに言えばこんなカンジです。
こういった作業を3人体制で作業分担して行っているワケです。
仕入れや査定は、この作業とは別ベクトルで動くのですけどね。
こういった作業の中でテレワーク化をどう実践できるのかな・・・。
まず、大前提に現物のレコードが絶対に手元になければイケないというコトがあります。
ん〜コレが、ちょっとネックになっているような気がします。
スタッフ3人が自宅での作業を行うとなると、作業ごとにレコードを宅急便で移動させるというコトが必要となりそうですね。
宅急便で各自宅に作業のためにレコード発送、受け取り、作業を行って次へ発送・・・って繰り返すと運搬のための時間が絶対に必要となるのでどう考えても1週間更新はムリですね・・・。
もしかしたらHPの更新ペースを2週間毎にしたなら・・・ちょっと可能性あるかもしれません。
でも、販売するためのレコードを置く場所やストック分を保管する場所はやっぱり必要なんですよね。
ソレも結構な面積で・・・。となると必ずそのスペース確保のための家賃が発生しますね。
ん〜そう考えたらやっぱりちょっとムツカシイかな・・・。
レコード店の完全テレワーク化の実現は。

可能性があるとすれば、フルフィルメント by Amazon(FBA) みたいな在庫管理や出荷業務を完全委託出来るサービスを利用すればイケそうですね。
コロナ騒動のずっと前に以前、フルフィルメント by Amazon(FBA) を利用できないかな〜って考えたコトがあります。
だけど、Amazonの手数料が意外にも高くて「ちょっとムリっ!」って見送りました。
上記の記事を読み返して思ったのですが、レコード店のZOZOTOWN化計画のコトを書いていますが、もしコレが今現在実現出来て稼働できていれば、結構このコロナ禍の状況を追い風にできたんじゃないかなぁ・・・ナンて思っちゃいました。
まぁだけど、実際に出来ていないので絵に書いたモチでしかありませんケドね。

1人で自宅でレコードのネット販売をやっている友人がいました。
残念ながら、もうレコード販売は引退しちゃいましたが、自宅でレコードの在庫管理をして入力や更新、出荷作業のすべてを1人で行っていたのですが、独りで出来る限界はそれほど高くなかったようでした。
まぁ〜販売の規模感もあるとは思いますが、当店レベルだと自宅ですべてを行うのはちょっとムリかもしれませんね・・・やぱり。

MODEL 500 / THE CHASE
MODEL 500 / THE CHASEの試聴
next recordsのサイトでMODEL 500のレコードを探してみる

当店に関して言えば、このコロナ騒動が始まるずっと前の早い時期から、店頭在庫とネット販売の在庫を完全同一管理が出来ていたので、
「どうしても、リアル店舗でレコードを購入したいっ!」
というニーズのために渋谷のリアル・ショップが存在していたのですが、このコロナ渦の影響でお客さんの買い物自体の意識が変わってしまえば実店舗としてのレコード店の在り方が変わってくるかもしれませんね。
実際、今までネット通販でスキなレコードを買っていたお客さんからするとこのコロナの問題があっても、レコードを購入するコトってコトに関して言えばナンにも変わっていませんからね。
そうはいっても、やっぱり今後どうなるのか・・・ってコトに関して言えば、心配はありますけどね。
ま〜今のトコロ、渋谷のnext recordsはフツーに今日も入荷、更新、出荷作業を行っていますよっ!

 
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nicci_cantgetclose
4週間前と2週間前に新型コロナ・ウィルス関係の記事を下記の様に書きました。
渋谷の「現在」を中古レコード店主目線で説くよ(2020/3/13)
渋谷のレコード店で今後のコトを想う・・・。(2020/3/27)
別にこのブログで、定期的にコロナ・ウィルス関係の記事を書こうとは思っていないのですケド、レコードに関するコトとコロナ・ウィルスなんて一見まったく関係ナイように思えるのですが、以外にも関係していたりするような気がします。
で、最近の渋谷のレコード店周りの状況やレコード事情などをお伝えしますね。

4月7日、安倍首相の緊急事態宣言の発令と共に渋谷のレコード店は、一斉に無期限の臨時休業となりました。
レコード店は、あくまでも営業自粛要請ってカンジで特に「休業しなければイケないっ!」ってワケでないのですが、周りの状況を鑑みて当店もしばらくは渋谷の実店舗は臨時休業することにしました。
というのも渋谷宇田川町界隈のレコード店だけでなくホントに多くのお店が臨時休業しちゃったんですよ。
さらに、「不要不急の外出は控えるように」という外出自粛のコトもあって全然、渋谷には人がいなくなっちゃいました。
センター街なんてマジでガラガラですよ。
渋谷で一番人が多いスクランブル交差点からセンター街にかけて人がいないんだから、そのはずれにある渋谷 宇田川町のレコ屋街なんて更に人がイナくなっちゃいました。
大手のディスクユニオンさんやHMVさんも無期限の臨時休業です。

で、お店の営業を一時的に臨時休業してnextスタッフは、どうなったかというと・・・
まったくナニも変わっていない・・・という状況です。
当店では、スタッフでハナシあった結果、
「リアル店舗は休業するケド、ネット販売は今まで通りガンバって継続していこうっ!」となりました。
そういうワケでお店は閉まっちゃってますケド、オイラを含めスタッフは今まで通り店内で作業をしていたりします。

以前にも書きましたケド、ネット通販の方は、コロナ・ウィルスの影響が比較的少ないんですよね。
でそんな中でも今までになかった兆候もでてきました。
というのも、はじめて当店でレコードを購入していただけるご新規のお客さんがコロナ禍の中、いつもよりスゴく増えたんですよね。
(コロナ禍っていうトレンドなワードちょっと使ってみたかった・・・笑)
で、更にイイ曲なんだけど見過ごされがちな曲のレコードが、結構な枚数が購入されていたりするんですよね。
ちょっとこういったケースは、経験上今までなかったんですよね。
コレは、推測なのですが外出を控えている人が自宅でレコードを聴いて楽しんでいるんじゃないか・・・って思ったりしています。
Google検索とかで当店の存在を知って、レコードを見てみると「へぇ〜イイ曲がイロイロあるなぁ〜」ってカンジでじっくり試聴して選んでもらえてるんじゃないかな〜ナンて思ったりしています。
自宅でレコードを聴いて楽しむ・・・ってコレ、ホントに究極のインドアでしか出来ない楽しみですからね。
世間では、こういうの「巣ごもり需要」って言われているようです。
ゲーム機が売れ過ぎで品切れになったり、ストリーミングの映像配信サービスの会員数が増えたり、ネット通販の物流が増えたり、オンライン飲み会なんて新しいスタイルが生まれたりって多くの人が自宅にいる時間の過ごし方を楽しんでいるってコトなのかもしれません。

ホント、イイですよっ!
お家で好きなレコードをじっくり聴くのって。
オイラは、レコード店を営んでいるのでレコードで音楽を聴くっていうコト自体があるイミ「シゴト」になっていたりします。
なので、フツーにレコードが再生されている状況でも気持ち的には「イイ曲だぁ〜っ!」っていう感情になりにくかったりするんですよね。
そんな中、シゴトとしてレコードを聴くというコトを完全にオフモードにして、一旦マインド・リセットしてレコードで音楽を聴くと意外と知っている曲でも「う〜んイイ曲だ・・・」ナンてその曲の良さを再認識出来たりします。
まぁ〜あくまでも個人的な感想ですケドね。

Stay Home & Play The Record.
というワケで、next recordsは今まで以上にオンラインでの販売にチカラをいれてガンバっていきますのでヨロシクお願いいたしますっ!

NICCI / CAN'T GET CLOSE TO YOU
NICCI / CAN'T GET CLOSE TO YOUの試聴
next recordsのサイトでNICCIのレコードを探してみる

以前のブログの記事でも書きましたが、外国人のお客さんは全くゼロになりました。
だけど、海外へのレコードの発送は、ホトンドの毎日行っている状況です。
そんな中、チラホラといくつかの国への発送が出来なくなってきました。
コロナ・ウィルスの影響で飛行機の便数が減ったり、受入国の郵便事情であったりなどの理由のようです。
オーダーをいただいても「ゴメン、君の国への発送が出来なくなったよ・・・」ってお詫びの連絡を入れてキャンセルするケースも出てきました。
幸いにも注文の多いアメリカやヨーロッパは、まだ郵便規制はナイのですが、つい先日、比較的オーダー数の多いオーストラリアへの発送が出来なくなってきました。
う〜ん・・・オーストラリア・・・結構注文多かったんだけどなぁ・・・。
今後、どうなるんでしょうね・・・コレ。



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