渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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毎日、渋谷のレコード店の店頭で接客しているホント、イロイロな出来事やお客さんとのやり取りがあったりしてなかなか楽しかったりします。
そんな店頭での接客であったエピソード話をまとめてみました。

[イイ音でレコードが聴きたい・・・お客さん]
当店は、中古レコードをメインで販売しているのですが、中古のターンテーブルやレコード用のカートリッジ・交換針なんかもホソボソと販売しているコトもあってオーディオ関係の相談をうけたりするコトがあります。
やはり最近、レコードに興味を持った人が相変わらず多くってレコードで音楽を聴くためには、ナニを買えばイイのかっていう初歩的なハナシが多いんですが、とりあえずレコードを聴けるような環境を整えたお客さんから相談されるコトで
「どうやったらイイ音が鳴りますか?」っていうのがあります。
ん〜コレは、カンタンなようで結構奥が深い相談なんですよね。
先日、相談いただいたお客さんは、当店で気になるレコードがあったので店頭で試聴後に購入して自宅で聴いたトコロ、お店で聴いたような音では、全然なかった・・・とのコトで、「どうやったら今よりもっとイイ音でレコードを鳴らすコトが出来ますか?」って内容の相談でした。
「イイ音」という概念がメチャ抽象的なんですが、そのお客さんがカンジる「イイ音」ってタブン、当店で聴いたような音質だと思うんですよね。
でも今現在、どういったオーディオの組み合わせでフダンどういった聴き方をしているのか・・・ってコトが解らないので正直ナンとも言えない・・・みたいなカンジだったりします。
今のオーディオに少し手を加えて音質の改善を試みるのか、それともオーディオ自体を買い換えるのかってコトを含めて考えられるコトってイロイロありますからね、しかもご相談いただいたお客さんは、最近レコードを聴き始めたばかりのビキナーさんです。
コミ入ったハナシをするとトタンに「???」ってなるので、あまりツッコんだコトは言えませんしね。
で、最近ナンとなく解ってきたのですが、こういったビギナーさんがカンジる「イイ音」ってそんな難しいコトではなくって今聴いている音よりも「あっ!前よりも音が良くなった気がするっ!」ってカンジのシンプルなコトなのかなぁ〜って思いました。
今、どんな風にしてレコードを聴いているのかってコトをお訊きすると結構、皆さんスピーカーから近い場所で聴いている人が多いんですよね〜あとちゃんと考えてスピーカーを置いていないってコトが多いようです。
なのでアドバイス出来るとすれば、スピーカーはフダンレコードを聴く場所からスピーカーをできるだけ耳の高さに併せてみたらイイと思いますよ〜とか左右のスピーカーは、レコードを聴く場所から正三角形または二等辺三角形になるように配置するとイイですよ〜なんてコトを言っています。
で、部屋のスペースに余裕がアレば、スピーカーは壁から15〜30cm程度離して設置した方が方がイイですね・・・って言うようにしています。
今の若い人の音楽を聴くスタイルってイヤホンがメインになっているカンジがしますよね〜イヤホンは、とりあえず耳に突っ込んだらそれなりにイイ音で鳴ってくれるのでカンタンなのですが、スピーカーは設置する位置でかなり音の鳴り方が変わってきますからね・・・まぁ〜そういったメンドーなトコロがアナログ・オーディオの奥の深さとか楽しみではあるのですケドね。

[リモートでレコードをディグ]
閉店間際の夜7時スギに外国から小学生くらいの息子さんを連れたお母さんがご来店。
ご来店早々、電話をしているのかちょっと賑やかな様子だったのでチラッと見ていると、どうやらスマホでレコードが入った棚を写しながらレコードをパタパタと見ている状況でした。
レコード1枚1枚手にとって「アーティスト名とタイトル」読み上げてスマホのハナシ相手に訊いているみたいでした。
それとなく様子をうかがっていると結構モメているようなカンジです・・・(笑)
「大丈夫ですか?」って訊くと状況を説明してくれました。
どうやらオーストラリアから奥さんとムスコさん&友人で日本に観光で訪れた。
で、旦那さんが留守番なのですが、趣味でDJをやっているそうで日本に行くならレコード屋に寄って欲しいとリクエストされたようです。
で、オーストラリアの自宅と奥さんのスマホをリモートでつないで画面越しでレコード店の在庫を映して「買う・買わない」をヤッているとのコト。
どうやら当店にご来店前に既にタワーレコードで1時間以上もリモートでディグをヤッていたそうで奥さん&息子さん共にストレスがMaxになっている様子でした(笑)
まぁ〜確かにソレは、メンドくさいですね・・・しかも奥さんはレコードにまったく興味がない、息子さんはお腹が減ってグズっているし・・・(笑)
で、どうやらご所望は、Houseのレコードのようで新着のHouseのレコードが入ったエサ箱を2箱ホドみて終わりかと思いきや「Houseのレコードは、コッチにまだありますよ!」って1000枚以上のストックがあるコトを奥さんに見せると「オ〜マイイガッ!」って・・・(笑)
「もうイイ加減にしてよっ!」ってカンジでモメていたので、当店のWebサイトで在庫のレコードがチェック出来るのでソコで欲しいレコードをチェックできますよ〜って説明しました。
旦那さんが当店のWebサイトでレコードを選んでいる間に奥さんとハナシしていると「もう毎日、海外からレコードが届くしレコードが増えて部屋が狭くなって困っている」ってボヤいていましたね〜ん〜ナンかコレって、レコードが趣味にご主人のアルアル問題ですね(笑)
結局、旦那さんはWebサイトで欲しいレコードを見てソレをスクショに撮って次々と送って来るという・・・ちょっと今までにない新しいスタイルのレコードの買い方で約40枚ホドのレコードをご購入。
タワーレコードでも既に10枚ホドのレコードを購入しているので合計50枚ホドのレコードとなりました〜重さにして約10kg!結構なボリュームですね〜女性が10kgのレコードを持って歩くのは正直キツそうです。
「こんなにたくさん持てないわよ!」って言っていましたが、旦那さん曰く、「それでも結構、セレクトしたんだっ!頼むよ!」って、どうやら旦那さんは、欲しいレコードがまだまだたくさんあったみたいなのです。
ん〜奥さんが旦那さんのレコードコレクションの趣味が理解をなかなか得られないのは、国籍関係なく万国のようですね。

[YouTube動画の反響が結構ある!]
以前、YouTubeの動画で当店のご紹介をしていただきました。
その時の記事は、コチラ
YouTubeでお店を紹介していただきました!【Whole Earth Record Store Map】
2024年10月の現在、動画の再生数が3000回を超えているのですがコレが多いのか少ないのかオイラには、解らなないのですがこの動画を観て渋谷のお店に来たというお客さんがナン人かいらっしゃいました。
再生回数が3000回ホドになると動画の影響が実社会にナンらかの影響があるんだなぁ〜ってちょっとカンジたんですよね。
オイラ的にはお客さんから「動画観ましたよ!」って言ってくれたから動画の影響なのかもって薄っすらとカンジているのですが、実際は動画を観てnext recordsに訪れていただいたケド、「観ました」って言わない人も多いので実際は、どれくらいの影響があるのかっていうのは、ホント判りませんが、外国人のお客さんからも「君が出ているYouTubeを観たよ」って言われたりしたので結構、外国の人にも観られているのかもしれませんね。
この動画が影響しているのかどうかは、具体的にはわからないのですが動画が公開された9月後半から10月の前半までオリジナル盤12インチシングルのレコード店という当店の品揃えのコンセプトであるバッチリとハマったお客さんが結構増えてきたかもって少し実感しているんですよね。
お店の宣伝としてこのブログは20年、インスタは、毎日投稿しているのですがヤッパ、今の時代はYouTubeでの効果は、かなりデカいかも・・・って思いますね。
まぁ〜コレは、運営さんが企画やプロモーションを相当ガンバっているのもあると思いますケドね。
あとね・・・ナニゲにコメント欄に書かれたメッセージがうれしいなぁ〜ってカンジています。

INTRUDERS / I'LL ALWAYS LOVE MY MAMA
INTRUDERS / I'LL ALWAYS LOVE MY MAMAの試聴
next recordsのサイトでINTRUDERSのレコードを探してみる

YouTubeに動画をアップしてナニか出来ないかなぁ〜って前々から思っているのですが、なかなか踏ん切りがつかないんですよね。
権利のカンケーもあって曲の再生が出来ないコトもあったり、世界中にオイラのマヌケ面を晒すというのもちょっと抵抗があったり・・・とはいえ、もう既に思っきり晒してますケド。
フダンのシゴトに加えてブログやインスタの投稿にさらに動画の撮影や編集まで果たして出来るのか・・・っていうのもありますしね。
幸いにもレコードに関する話題は、この「渋谷レコード店日記」で相当な記事が既にストックされているので既存の記事にアップデート情報を加えてソレを動画にするっていうのであれば、比較的やりやすいかも・・・って思ってはいるのですが、はたしてそんなニーズがあるのか?って考えるとビミョーなカンジではあるのですが・・・。
でも、今回の紹介動画でわかったのですが、やっぱり動画って文章よりも明らかに訴求力や拡散力があるなぁ〜ってカンジた次第であります。

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12インチシングル専門のレコード店 渋谷next recordsです。
9月は、土日祝日を併せた3連休が2回もあったコトもあり、店頭には多くのお客さんにご来店いただきました。
ホント、ありがとうございます!
しかしながら実店舗を営んでいていつも悩んでいるコトは、ご来店いただいたお客さんが実際にレコードを購入していただけるまでのハードルがメチャ高いってコトなんですよね。
コレも前々からメチャ、気になっているコトなのですがお店に訪れて商品を手にとって購入するという経緯に至るまで結構、心理的なプロセスがフクザツに絡んでいてそうカンタンにお客さんはお店の商品を購入していただけないんですよね。
お客さんがのモノを購入する決定プロセスモデルのコトをマーケティング的には、「AIDMA (アイドマ) 」なんてコトを言われます。
・Attention (注意)
・Interest (関心)
・Desire (欲求)
・Memory (記憶)
・Action (行動)
頭文字のA・I・D・M・Aから「AIDMA (アイドマ) 」と言われています。
モノを欲しいっ!買いたいってシンプルな欲求のような気がしますが実際には、結構無意識的にフクザツな思いによって購入にいたるってコトのようです。

で、この2回あった3連休でお店の様子を注意深く観察しているとご来店いただけるお客さんは、確かに多いのですが実際にレコードを購入していただけるトコロまでとなるとタブン、1/10以下というカンジです。
まぁ、このブログで何度も言及しているコトなのですが、当店は「オリジナル盤・12インチシングル」専門のレコード店という極めてニッチなアイテムだけを扱うレコードショップなのでフツーに流行りモノのアイテムをお探しのお客さんからすると全くマッチングできないのでレコード店なので仕方がナイのですケドね。
でもオイラとしては、折角貴重な連休中に渋谷まで出向いてレコード店を訪れるというお客さんの行動力に対して「コレだっ!」っていうもう一押しの訴求力を発揮できないものなのか・・・って思うんですよね。

レコードを購入しようとお店に訪れるお客さんには、「欲しいレコード・探しているレコード」を手に入れたい&購入したいっていう気持ちがあるのは、確実なんですよね・・・でも当店は12インチシングルだけを扱っているレコード店なのでご来店いただいたお客さんのニーズにハマっていないと言えば、ソレまでなのですが、言い方を変えればご来店いただいたお客さんは「ゼッタイに12インチシングルは買わない派」かというワケでは必ずしもナイと思うんですよね。
タブン、レコード棚を探って気になったりしたレコードが見つかれば、購入に至るのではナイのか・・・とも思っているんですよ。
ん〜ココ最近、ちょっとしたコトなのですレコードの仕切り板の表記を変えたりとか、商品札をスマホでスキャンすれば試聴出来るようにしたりとか実践しています。
ネット通販に関してもまだ改善する余地はあるのですがとりあえずアル程度のレベルまで出来たんじゃないかな・・・って思うのですが、実店舗の運営に関してはまだまだ改善出来るトコロがあるんじゃないのかってコトをイロイロ考えているんですよね。
オリジナル盤12インチシングル専門というメチャ狭いトコロなのでどういった訴求が出来るのかっていう部分がなかなか難しいのですけどね・・・。

先にも述べましたがレコードを購入している人の中でも「12インチシングルはゼッタイに買わない主義」って人は、あんまりいないんじゃないののでしょうか、タブン、アルバムも買えば、7インチシングルも買うって人が多いと思うんです。
そんな中で「コレ、イイなぁ〜」って思える12インチシングルが見つかれば購入していただけるんじゃないかなぁ〜ナンて思うんですよね
オイラ自身も12インチシングルの専門店の店主で超絶な12インチシングルのマニアでもあるのですが、12インチシングル以外はゼッタイに買わないというワケではないですからね。
以前、スタッフに「Googleマップを活用してリアル店舗の集客をガンバっているのは判るケド、12インチシングルに興味がある人だけを集客できないの?」って言われたコトがあります。
要するにナニかレコードのコトを検索して当店の存在を知って渋谷のお店に訪れていただくのですが、店に欲しいレコード・買いたいレコードがなかったからナニも買っていただけずにお店を出られる人がメチャ多いってコトをどうにか出来ないのか?ってコトを指摘されたんですよね。
その時は、12インチシングルに興味がナイ人を集客しているんだなぁ・・・ってコトを思っていたのでそもそも12インチシングルに興味がナイ人には、お店に来ていただいてもご期待に応じるコトはムズかしいですよってコトを訴求すればイイのかな・・・って思っていたのですが、イヤ・・・待てよ・・・そもそも「ゼッタイに12インチシングルを買わない派」みたいな人っているのかって考えたらそんな主義の人っていないんじゃないのかなって思った次第なのです。
じゃあナンでお店に訪れて頂いたにも関わらず、なかなか購入につながらないのか・・・ですよ。
当店を実際に訪れていただけるお客さんは、先に書いたA「AIDMA (アイドマ) 」の購入プロセスに当てハメると、時間と労力を使って渋谷のレコード店へ訪れるという行動にまで至っているコトは、「レコードが欲しいっ!買いたいっ!」という意識レベルはメチャ高いと思うんですよね。
でもって訪れたnext recordsという12インチシングル専門店は、「オレは、12インチシングル絶対に買わない派だからこの店は、カンケーナイわ」ってコトでは、ナイと思うんですよ。
ん〜もしかして、ご来店いただいたお客さんの購入率が低いのはお店のレコードの並べ方や案内のやり方に問題があるのではナイのかなぁ。

レコード店をはじめて20年以上になるのですが、今のレコードの並べ方って基本的にずぅ〜っと変化ないんですよね。
当店だと比較的ユルい縛りの音楽ジャンル別のセクションに別けて、その中でアーティスト名のABC順に並べているというオーソドックスな方法です。
じゃあナンでその並べ方にしたのかっていうと、レコードの並べ方って昔からそうなのでそうしたってカンジなんですよね。
では、レコードに興味があって渋谷にまで来てレコード店に訪れるトコロまで能動的にアクションを起こせる人がそのお店のレコードの並べ方が問題があってレコードの購入までに至らないなのかなぁ・・・、ナンだかコレは違うような気がしますね。
「12インチシングルはゼッタイに買わない派」という人はいないというコトを前提として考えると、その人が望んでいるレコードにたどり着けていないというのが、原因のような気がします。
コレね・・・ネット通販であれば、こういった絞り込みとかってかなり有効な対策が出来るのですが、リアル店舗はなかなか難しいんですよね。
レコードの販売に於いてだと、やはり「聴けるコト」というのが購入の決めてになったりすると思うのですが、ネット通販だとポチると試聴がスグに出来るのですが、店頭販売ではちょっとむずかしいですよね。
以前にこの渋谷レコード店日記の記事でも書きましたが現在、商品札をスマホでスキャンするれば試聴できるように試聴対策用の商品札に順次付け替え中なのですが、それでもまだ、実際に聴くというに至るまでには、お客さんには、数回のアクションしてもらわなければイケませんしね。

コレまでは、12インチシングルにまったく興味がない人が当店へ訪れているので、購入には至らないという思い込みがどうしてもあったのですが、「12インチシングルはゼッタイに買わない派」という人はいないという前提で考えるとやはりお店的にナンらかの原因があって購入にいたらないのではナイのかって気になってきました。
現在、店頭には5000枚以上のレコードが並んでいるのですが、訪れたお客さんがまったく1枚も興味がナイっていうワケではないと思うんですよね。
タブン、アピールの仕方が上手く出来ていないのか、探しているレコード・興味があるレコードに辿り着けていないのか、イロイロな事情があると思うんですよね。
ん〜店頭販売に於いてソレは、どうすれば訴求できるのかですよね・・・そのやり方とか方法ってナンなんだろう・・・って考えちゃいますね。

店頭でのレコードの販売の仕方にナンか工夫が出来ないのかなってコトは、もう10年以上も前からず〜っと考えてきたのですが、全然そのアイデアが思う浮かばなくって長らくそのままになっていたのですが、仕切板の見直し & 試聴用の商品札というちょっとしたコトなのですが対策が出来たおかげでまだまだ工夫ができそうな気がしてきました。
当店は、小さなレコード店で時間も予算も限られてアイデアを思いついてもなかなか出来るコトも多くはナイのですが、ナントカ工夫をしてご来店いただいたお客さんに12インチシングルの良さを解ってもらって、あわよくば購入していただければなぁ〜って、思うんですよね。

THELMA HOUSTON / (I GUESS) IT MUST BE LOVE
THELMA HOUSTON / (I GUESS) IT MUST BE LOVEの試聴
next recordsのサイトでTHELMA HOUSTONのレコードを探してみる

ホント、折角ご来店していただいているにも関わらず、5000枚以上もお店に並んでいるレコードがアリながらナニも訴求出来ないなんて、ちょっと機会損失も甚だしいですよね。
ヤッパリ、お店に来ていただいたお客さんに如何にアピール出来るか・・・ですよね。
出来ればお客さんと積極的にコミュニケーションをとって、その人が好きそうなレコードをオススメ出来ればイイのですが、はじめてご来店いただしたお客さんへの接客に対しては、ホント難しいですからね〜そのアタリはオイラも重々承知していてお声がけしてイイものか、そのままナニもしない方がイイのかってコレね、毎日葛藤しているくらいです(笑)

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つい先日、オイラのスマホからちょっとビビるくらい尋常でない数のInstagramからの通知が届きました。
「イッタイ、ナニがあったんだ?」って見てみると・・・
この動画が公開されたコトをお知らせする通知でした。


このYouTube動画は、2024年5月に取材を受けて撮影したんですよね。
その撮影後に書いたブログ記事は、コチラです。
零細レコード店の今後の展望とか・・・
撮影から4ヶ月ホド経過しての公開だったので、存在自体をウッカリ忘れていました・・・。
上記の記事にも書いていますが、2022年に別のメディアから取材していただいたYouTube動画では、オイラのポンコツ店主ブリが炸裂していた影響もあってどうも苦手意識があるんですよね・・・動画の撮影って。
その時の記事は、コチラ
しかし今回の新たにご紹介していただいたYouTube動画は、インタビュアーさんの落ち着いた雰囲気もあって結構、オイラも上手く受け答えが出来ていたのか、自分で見てていてもソレホド、ハズかしてくないですね〜(笑)
しかし、ちょっと驚いたのが、この動画・・・公開から1日にしか経っていないのですが、既に1900回以上も再生されています。
というコトは、単純にみても1900人以上の人にオイラのマヌケ面を晒してしまったというコトですね・・・ん〜イヤ〜ソレはソレでハズかしいですね。

取材を受けた時は、まだこのYouTubeチャンネルの企画自体が立ち上がっただけで全然コンテンツがなかったのですが、どうやら9月になって本格始動となったようでイッキに様々なコンテンツが追加されるようになっています。
オイラは、はじめこの「YouTubeで全世界に向けてアナログレコードに関する情報発信するメディアを立ち上げる企画のひとつとしてレコード店の紹介をしたいので取材させてください」っておハナシを頂いたんですよね。
その時は、新たなWebメディアの企画ナンだろうな・・・って思っていたのですが、取材後にわかったのですが、このWebメディアの運営は、幡ヶ谷にお店を構えるELLA RECORDSさんがやっていたんですね。
いや〜スゴいですね・・・イチ、レコードショップがレコードの販売だけなくアナログレコード・カルチャーのために広く情報発信をしていこうって・・・。
こういうコトってアタマで考えたらソレは、業界全体のためにとても良いコトだと思っていても、イザ行動するとなると膨大な手間とコストがかかりますからね。
なかなか当店のような零細レコード店にはできないです。

ELLA RECORDSさんのYouTubeチャンネルでは、いくつかのジャンルに分かれてレコードに関する興味深い様々なコンテンツがアップされていますね。
レコード店を紹介する【Whole Earth Record Store Map】
街中でレコードを持っている人にどんなレコードを買ったのかを訊く【RECORD SNAP JAPAN】
著名なDJさんがアナログレコードで華麗なDJプレイを披露してくれる【AFTER HOURS SESSION】
いや〜チャンネルがスタートして間もないのになかなか充実した内容です。

オイラ的には、やはり同じレコード店主目線で自分のお店を紹介する【Whole Earth Record Store Map】がメチャ、興味深く観ちゃいますね。
ホント、オイラを含めてココで登場しているレコード店主さん全員が、カンゼンにレコードに魅せられてハメられちゃった人達ですね。
オイラと同様に中学生〜高校生の多感な時期にレコードの魅力に取り憑かれて「ズ〜〜っとレコードと一緒に居たいっ!」って気持ちが溢れてソレを実現するために人生そのものをレコードどっぷりの生活に捧げるみたいになっちゃっていますね〜なんか同じ境遇なので気持ち的にシンパシーをカンジてしまいますね〜。
動画で登場しているレコード店主さんが、「レコード店で死にたい」ってコメントは、なかなか刺さりましたね〜(笑)
いや〜しかし、当たり前ですが、レコード店主の皆さんがレコード店をはじめるに至るまで様々な原点となるルーツや遍歴があるんですね。
コレね・・・レコード店に訪れてもそういったレコード店のオヤジがどんな想いでもってレコード店を営んでいるのかってコトは、フダンわからないのですが、この【Whole Earth Record Store Map】では、レコード店の紹介だけでなくそういったレコード店主の別の側面をカンジさせるような雰囲気が伝わってきますね。
オイラは、この「渋谷レコード店」でフダン考えている思考はダダ漏れ状態なのですが、レコード店主が自身の想いとかって積極的に発信している人ってそんなに多くないですよね。
そういったイミでは、この【Whole Earth Record Store Map】は、オイラと同じ境遇の気持ちとかが自分自身のコトバとして発せられて訊けるコトって機会がナイのでとても興味深いです。

街中で外国人に「YOUは日本でどんなレコードを買ってる?」って訊く【RECORD SNAP JAPAN】は、ちょっとあの番組を完ぺきにサンプリングしている感はありますが、レコード好きであれば、「他人がどんなレコードを買っているのか」ってコトは、結構気になるんじゃないでしょうかね。
オイラも当店にご来店いただいたお客さんが持っている他店で買ったレコード袋にナニが入っているのかっていうのは、結構よく観察しているんですよね。
レコードのお買い物袋からそのシルエットが薄っすらと映し出されているのを見て「あ〜HipHopかな?」って察してソレっぽいレコードをそれとなくお店でプレイしたりするのに参考にしていたりナンかしていますからね。
【RECORD SNAP JAPAN】の動画を観ていて思ったんですが、多くの人が「地元ではレコードの値段が高いっ!」ってコトを言っていますね。
特にアジア圏から日本に訪れた人は、「日本では、レコードの値段が安い」ってカンジているようです。
コレね〜オイラもご来店していただいたお客さんからよく聞くんですよね。
最近のレコード人気は、コレまでアナログレコードで音楽を楽しむ文化がなかった国にまで浸透しているコトもあって日本以外のアジア圏のレコードの販売価格がメチャ高騰しているようなのです。
12インチシングル場合だと日本だとまだまだ1000円以下でも買えるタイトルが多いのですがアジアの他国のレコード店では日本での販売価格の2〜3倍のフライス設定になっているのが当たり前のようです。
さらに最近は、アジア圏だけでなくEUやアメリカでも自国で生産されたレコードでも日本以上の値段になっているコトも多いみたいですね。
旅行で日本に訪れているという状況 & 安価でレコードを購入できる状況という好条件もあるのかとにかく海外からのお客さんのレコードの買いっプリは、ハンパないですからね。
動画でも紹介していますがカリフォルニアから訪日した人が、Dr. DreやSnoopのレコードを日本で買うという状況ですからね、自国では如何にレコードが枯渇していてなかなか見つからないのかっていうのが如実になっているコトがよく解りますね。
「日本のレコード店は、どう?」いういう質問に「セレクションがとてもイイね!」って言うコトと、「レコードがとてもキレイだし見やすいよ」っていうコトも言っていますね。
日本では、レコードはお店でキレイにクリーニングされてさらにピカピカの保護袋に入って販売されているのが当たり前ですが、海外のレコード店では、ジャケットに直にプライスシールが貼られていてモチロン保護袋なんて入っていなくって、雑然とした状況で販売されているのが当たり前なんですよね。
しかも、レコードのコンディションのチェックはゼッタイに必須ですからね。
はじめて海外から日本のレコード店に訪れた人は、メチャキレイにレコードが販売されているのを見て驚いたって言うコトをオイラも店頭で接客していてよく言われますからね。

著名なDJプレイを聴かせてくれる【AFTER HOURS SESSION】もイイですね。
このタイプの動画は、他でも結構たくさんあるのでソレホド目新しくはナイのですが、それでもやはりニーズがあるのかDJプレイのチャンネル数って年々増えている傾向がありますね。
でもこの【AFTER HOURS SESSION】は、アナログレコードのDJプレイに特化しているのがイイですね〜。
オイラだけかもしれませんが、同じDJプレイでもPCやデジタルでプレイしているのを観るとナゼか萎えるんですよね・・・あ〜デジタルDJか・・・もういいやプチ・・・って興味が一瞬で失せてしまうみたいなカンジに。
そんな中でも【AFTER HOURS SESSION】では、アナログレコードでのDJプレイだけというのは、他ではあまりやっていない目新しさもありますね。
動画では、シンプルに据え置きカメラだけの撮影なのですが、動き自体がホトンドないので出来れば手元のプレイの状況やレコードを選んでいるトコロとかのインサートカットが入っている方がイイような気がします。
あと、ナニゲにプレイしている曲のタイトルとかが紹介されているとありがたいかも・・・スイマセン、生意気言って。

CAJMERE feat. DAJAE / BRIGHTER DAYS (REMIXES)
CAJMERE feat. DAJAE / BRIGHTER DAYS (REMIXES)の試聴
next recordsのサイトでCAJMEREのレコードを探してみる

このYouTubeチャンネルがローンチしてまだ1ヶ月も経っていないのにこのコンテンツのボリュームは、なかなかの充実プリですね。
オイラが取材を受けたのは、公開前までに4ヶ月ホドの撮影期間があったと思うのですが、このペースで新たなコンテンツを追加していくのってものスゴいペースで撮影&編集をしていかなきゃイケないんじゃないでしょうか。
チャンネルの解説欄には
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このチャンネルでは、DJやライブを配信したり、全国のレコードショップを紹介したり、街中のレコードディガーに突撃インタビューしてみたり...。音楽を起点に、様々なカルチャーと連動した企画で、人々との"STORIES"を紡いでゆきます。
毎週月・水・金曜日配信中。
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と書いていますが・・・週3のペースでこのクォリティの新動画をアップするのって結構、スケジュール的にもタイヘンでしょうね。
オイラ的には、チャンネル登録して毎回楽しみにしていますが制作陣の人にはガンバってイイ動画をアップして頂きたいと期待しています!

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毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

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店頭で接客していると「ブログいつも読んでいます!」とありがたいおコトバをいただくコトがあります。
「ナンでこのブログをはじめたのか・・・」ってコトは、以前にも書いたと思うのですが、端的に言うと知名度激低いnext recordsというレコード屋が「渋谷でオリジナル盤の12インチシングルを販売している」というコトをもっと多くの人に知ってもらいたいっ!というコトではじめました。
ちなみにはじめての「渋谷レコード店日記」に記事を投稿したのは、2005年の4月なのでもう20年間も週一で記事と投稿しているというコトになります。
なので週一ペースでの記事投稿なのですが、タブン現在でも1000本の投稿内容が蓄積されているという、モノ凄いボリュームになっています。
まぁ〜でもね、ブログってどうなんだろうね・・・記事を書き始めた時は、個人が世界に情報発信できるスゴいメディア的なコトを言われていましたケド、その役割は、SNSやYouTubeとかに移り変わっているので、もう影響力はかなり弱くなっているんじゃないでしょうかね。

最近の「アナログレコード人気」の影響もあってか、レコードに関する疑問などをググってこの「渋谷レコード店日記」にたどり着いた人も結構多いようです。
オイラ自身正直、文章を書くのがメチャ苦手意識があって、記事を書いていて「コレ、ちゃんと伝わるのか・・・」って思うコトが多く記事がどうしても説明でクドい文章になりガチなんですよね・・・あとね、ある程度レコード歴が長い人でアレば一言で伝わる内容でもそのキーワードを知らなかったら「ン?ナニそれ?」っていうワードも多いのでその解説をしつつ文章を組み立てるものだから余計にクドさがアップして文字数が増えるというコトにもなっています。
更におハズカシイことに誤字脱字がメチャ多いっていうのも問題ですね・・・ん〜この誤字脱字に関しては、記事を投稿する時にもう一度読み直して訂正すればイイんだけど、自分で書いててナンだけど、1本の記事の文章を書くのに毎回3〜4時間かかっていて一通り書き終えたトコロで集中力が激落ちしちゃうんですよね・・・しかも最近が加齢も伴って年々その集中力の低下が激しい的な・・・まぁ〜だけど、ガンバって書き続けていこうと思います。

スマホだと表示はされないのですが、PCでこの「渋谷レコード店日記」にアクセスすると右側のカラムに「人気記事」というアクセスランキングが表示されます。
アクセスランキング

コレは、今月のはじめに集計して今までにどの記事がよく読まれているのかっていうランキングなのですが、上記の画像では、毎回「IKEAのDJラック」を紹介している記事がイチバン読まれています・・・ちなみにこのIKEAのDJラックは、もう廃番で購入するコトが出来ませんが・・・。
2位以下は、比較的最近の記事や懐かし系の記事やお役立ち系の記事などがよく表示されています。
ランキングの10位くらいまでは、「あ〜あの記事ね・・・」ってカンジでオイラも記憶している内容の記事が多いのですが、ソレ以下の記事はもうナニのコトを書いたのかって全然覚えていない記事もあったりするんですよね・・・まぁ〜20年も書き続けていますからね。
ちなみに今週だとこんなカンジのランキングとなっています。

1. 2024-09-06 レコード店主、近くのお店の閉店を感慨深く想う
2. 2022-11-11 コレはイイかも! IKEAのDJラック
3. 2022-05-13 シスコ坂の現在
4. 2022-08-26 何回聴けば、レコードの溝は擦り切れるのか?
5. 2024-08-30 レコードカフェがメチャ流行っているみたい
6. 2022-06-10 神業っ!コレが究極奥義のレコード磨きだっ!
7. 2019-08-09 レコードは夏に弱い・・・マジでスグに曲がってしまうので注意!
8. 2019-02-15 レコードのオリジナル盤について
9. 2020-08-21 12インチシングルについて全力で解説するよっ!
10. 2013-04-19 レコード屋があった場所の現在・・・。
11. 2022-06-03 助けてっ!買ったばかりのレコードからノイズが出る?
12. 2024-08-23 ハードルが高い?レコードの指名買い
13. 2021-04-09 極めろっ!レコード磨き道!
14. 2022-02-18 33回転/45回転 ドッチがイイの?
15. 2010-07-30 キレイなレコードなのにノイズがでる
16. 2007-06-15 再発 / ブート盤の見分け方 2
17. 2005-07-07 「オリジナル盤とブート盤の見分け方」
18. 2020-06-12 説明しよう、プロモ盤とは・・・。
19. 2013-12-13 何枚で床抜け?----レコードが、部屋に何枚あると床が抜けるのか・・・
20. 2012-08-31 レコードってホントに人気なのか?
21. 2022-08-19 断言する!ジャケ買いは絶対にナイっ!
22. 2010-11-19 レコードの通販は楽しい
23. 2024-08-02 以前のレコードの値段が気になる件
24. 2022-07-15 レコードの針飛びについてのハナシ
25. 2024-02-02 レコード & 税関〜税関でレコードが保留されちゃいました。
26. 2020-02-28 「レコードせどりは、儲かるのか?」レコード店主が考えてみた。
27. 2024-06-07 レコードのちょっと先の未来予想
28. 2023-09-01 レコードもインフレ化しまくってる件
29. 2012-02-17 新譜のレコード屋を始めたいんだけど・・・という相談
30. 2015-01-16 どうやってイイレコードを仕入れているのか知りたい!

「シスコ坂の現在」 のコトを書いた記事は、ホントよく読まれていますね〜あのDJブーム真っ盛りだった当時20代だった人も今じゃ40代・・・シスコ坂ってどうなっているんだろうって検索する人が意外と多いんでしょうね。

「レコードのオリジナル盤について」 このオリジナル盤に関する記事は、結構よくこのブログで言及している内容です。最近だとヤフオクとかメルカリで欲しいレコードを見つけた時に「コレは、オリジナル盤か?」ってカンジで調べるためにググるんでしょうかね。

「12インチシングルについて全力で解説するよっ!」 最近レコード棚の仕切板に「12inch Single」の表記を追加したのですが、「すいません12インチシングルってフツーのレコードなんですか?」ってはじめて来店していただいたお客さんに訊かれました・・・ん〜12インチシングルの知名度は、まだまだですね。

「助けてっ!買ったばかりのレコードからノイズが出る?」 「神業っ!コレが究極奥義のレコード磨きだっ!」 「極めろっ!レコード磨き道!」 レコードから発せられるイヤ〜なノイズをナンとかしたいというニーズは、ホント高いようですね。

「説明しよう、プロモ盤とは・・・。」 「ココにPROMOって書いてあるんですがコレってナンですか?」ホンの数日前にも訊かれました・・・「コレってちゃんと音が鳴るんですか?」とも訊かれました。

「何枚で床抜け?----レコードが、部屋に何枚あると床が抜けるのか・・・」 最近だと「南海トラフ地震はいつ来るのか」ってコトをよく言われていますが、もし木造の一軒家に住んでいて数千枚規模の大量のレコードをコレクションしているのであれば、レコードは1階に置いた方がイイんじゃないかな・・・。

「レコードってホントに人気なのか?」 この記事を書いたのって今(2024年)からだと12年前の2012年08月なんですよね・・・よく「最近のレコード人気は〜」とか言われていますが、この記事を読む限り12年前から「アナログレコード人気」がメディアで紹介されていたコトがわかります。10年以上もブームが続いているってちょっとソレ、ブームなのか?ってカンジがしますね。とういうかコレ、まだまだ続くのかな・・・。

「断言する!ジャケ買いは絶対にナイっ!」 ジャケ買いってワードは、レコードのコトを知らない人でもよく知られているワードですね。だけど「ジャケ買い」ってソレ、本当に幻想ですからね!100枚買って1枚イイのがアルかナイかのレベルですからね、記事にも書いていますがネットもない時代のレコードの買い方ですからね。

「レコードの針飛びについてのハナシ」 タブンこれ、「レコード 音飛び」とか「レコード 針飛び」とかでググってこの記事にたどり着つく人が多いんでしょうね。
当店ではかなりレコードを店頭に並べる時にはかなり念入りにレコードをクリーニングしているのですが、お店によっては指紋ベタベタでホコリがつきまくりのレコードをそのまま販売している場合もあったりしますからね・・・レコードのクリーニングもそうですが、レコードプレーヤーのセッティングもちゃんと出来ていない場合もあったりと針飛び・音飛びが起きる要因は結構、フクザツなんですよね

「新譜のレコード屋を始めたいんだけど・・・という相談」 店頭では「レコード屋をやってみたい」って相談は、ココ数年は聞かないですが、潜在的に「レコード店をやってみたい」っていうニーズは少なからずあるんでしょうね。
オイラもこの記事では、現実的にかなり厳しく過酷なコトを書いていますが、最近のレコード人気でレコードに魅せられたチャレンジャーな人は、興味があるのか読まれているようです。
記事は、2012年に投稿したのですが、今は円安や配送料も更に進んでいますしね・・・でも、2012年よりもリアルなレコード店のニーズは高まっているかもしれません・・・思い切ってヤッてみる?

「どうやってイイレコードを仕入れているのか知りたい!」 コレは、前記した「レコード屋を始めたい」につながる内容かもしれませんね。
「レコード 仕入れ」でググっている人がある程度の人数が存在しているというコトなんでしょうね。
オイラも欲しいレコードを手に入れるコトが出来る仕入先を知りたいっすよ!

FRANKIE KNUCKLES feat. ADEVA / WHADDA U WANT  
FRANKIE KNUCKLES feat. ADEVA / WHADDA U WANTの試聴
next recordsのサイトでFRANKIE KNUCKLESのレコードを探してみる

ブログのよく読まれている記事ランキングを久しぶりにマジマジと見て思ったのですが、「こんなコト、興味持たれないかもなぁ〜」って書いた記事とかでも意外とニーズがあるみたいでちょっと新しい発見がありました。
まぁ〜だけど、相変わらずお役立ち系の記事の人気が高いですね。
いや〜しかし、20年間で記事数1000本・・・恐ろしいボリュームですね。
今のトコロ、このブログを辞める予定はないのですが、そうするとまだまだ記事数が増えるというコトになりますね。
以前、お越しいただいたお客さんでたまたまこの「渋谷レコード店日記」のコトを知って興味があったので次々と読み進めていくと夜が明けて朝まで読んでました〜(笑)ってご来店して頂いた際にコメントしていただきました。
記事が1000本もあるのでコレ、もっと体系的にウマくまとめるコトが出来ないかなぁ〜って少し前から思っているんですよね。
記事を書き始めた2005年には、まさかこんなに長く書き続けるとは思っても見なかったので記事のカテゴライズがまったくされていないんですよね。
かといって今更もう一度、全記事を読み直して記事をジャンル別にアクセスしやすいように作り直すっていうのも、ちょっとムズかしいしな・・・。
ナンかこの1000本の記事をウマく活用出来る方法はナイかなぁ・・・。

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渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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mariah_butterfly_hol
創業2000年、東京 渋谷で12インチシングル専門の中古レコード店を営むnext recordsです。
今から1年前の2023年にこんなコトをこの渋谷レコード店日記に書きました。
「急遽、レコード倉庫の引越しを敢行っ!
ちょうど、去年の今頃にレコードの倉庫の引越しをやっていたんですね・・・ん〜もうアレから1年経ったのか、結構早いなぁ〜って我ながら感慨深くなります。
この時の引越しは、ほぼオイラ1人で全レコードの移動をやったのでマジでタイヘンでした・・・。
上記の記事にも書いていますが引越しする前に借りていていたレコード倉庫兼作業場は、ホント突然「次回の契約更新はしません!」っていう通達だったので当時は、マジで焦りました。
不動産屋的には、契約更新前の「もう次は、更新しないよ」という半年前に通知するというのは、規約に則った正式なヤリ方でまったく問題ナイのですが、商売をやっているオイラ的には「えぇっ!急にそんなコト言われてもっ!」って正直思うワケですよ。
というのもやはり、レコード店というビジネスを営む上でその業務に関わる大きな動きというのは、レコード店主的にも結構、不安だらけなんですよね。
ソレが、レコードを販売していくというコトに対して戦略的にポジティヴなコトであれば、「よ〜しっ!やってやるぞっ!」という気になるのですが、上記のような不動産屋からの回避不可能で不可抗力的な退去のようなコトは、ホント「そんなの聞いていないよ!」って思っちゃうんですよね。

で、契約更新は、行わないというコトは、確実に決定したので半年後には、ゼッタイにそのレコード倉庫兼作業場は、退去しなければいけません。
コレは、先にも書いたように当店のような零細レコード店に於いては「イチ大事」であります。
で、ソコでお店として出来る選択肢が2つありました。
ソレは、もうレコード倉庫兼作業場をカンゼンに引き払ってしまうというコトと、別の場所を探して引越しするというコトです。
1万枚以上のレコードを収納するスペースをお店のある渋谷エリアで新たに借りるとなるとその契約に伴う費用って結構な金額となります。
イッソのコト、レコード倉庫兼作業場をヤメにしてオイラの自宅近くのコンテナ倉庫に1万枚オーバーのレコードをブチ込むという選択肢もあります。
ん〜悩みました・・・コレまで借りていた場所の条件は、当店にとってその時の条件ではかなりマッチした賃貸物件だったのでソコを出て今後どうやっていくか・・・という判断を迫られたワケです。
レコード倉庫兼作業場をヤメるか、引っ越しするか・・・もし判断を誤れば、お店の営業にも確実に大きく影響するコトは、目に見えています。
結局、ある程度の費用を負担してでも店舗の近くにレコード倉庫兼作業場があるコトのメリットは、かなり大きいので別の賃貸物件を借りるコトに決めました。
こうなると次は、場所をドコにするのか・・・ってコトです。
ご存知の通り渋谷は、日本でも有数の繁華街だけあって賃貸物件は、豊富なのですが如何せんイイ場所というのは、すべて埋まっていて空いていないワケです。
オイラとしては、店舗営業では、なく倉庫兼作業場という目的だったので、販売目的である人通りが多いとか目立つ場所とかといういわゆるショップ営業を行うような好条件は、まったく不要なので結構、イマイチな条件から選ぶコトが出来るのですがレコード店が倉庫に求める条件のもっとも重要視しているのは、クルマが横づけできる1階の物件なんですよね。
この1階の物件っていうのが、かなり難しいんですよね〜実は半年後に退去を言われた契約更新不可の物件は、1階でクルマがスグ横につけれる賃貸物件だったんですよね。
しかも家賃も渋谷にしては、ちょっとあり得ない相場だったんですよ・・・まぁ〜ちょっとクセのある物件ではあったのですが、オイラ的には全然問題ないカンジだったんですケドね。
で、ドコかにイイ空き物件ナイかな・・・って探し続けて1ヶ月後・・・、ホント、偶然なのですが好条件な空き物件が見つかりました。
しかし、イイコトばかりではトーゼンなくって、家賃はコレまでの1.4倍、保証金は、コレまでの2倍、ナンダカンダで計算すると引越しに伴う費用として200万円近くの出費です。
いや〜悩みますよね・・・コレ、物件的にはホント、文句ないカンペキな条件なのですがこの費用・・・。
とりあえず内覧してみると不動産のチラシには、記載されていないコトで更に好条件だったんですよね・・・ソレが、天井までの高さがメチャあってレコード棚なら7段積んでまだ少し余裕があるカンジです。
面積的にはコレまでの倉庫と同じくらいなのですが、容積は1.3倍くらいあるんですよね・・・内覧して、物件的には文句がつけようがないホント、next recordsのために用意されたレコード倉庫兼作業場のような賃貸物件です。
しかしっ!問題は、家賃の大幅アップ&引越しに伴うコストですよね・・・しかも、トーゼン今は空き物件なのでいつダレが契約してしまうか解らないという状況。
だけど、オイラには毎年ゼッタイにかかる固定費が大幅にアップするという不安な要素が気になります。
ホントは、退去するように言われた物件でコレまでずっとやってイキたかったのですが、出なきゃいけないのは、もう確定事項です・・・そんなトコロで好条件な空き物件が出てきた・・・しかし、賃料はコレまで以上にアップ・・・ホントに引越ししてコストアップに見合うコレまで以上の売上アップにこの倉庫兼作業場が見合っているのか・・・。
他の人に物件を押さえられる前に決めなければイケないという時間的な制約もオイラに緊急の決断を迫ってきます。
この渋谷で20年以上もレコード店を営んでいるのでこのアタリの賃貸物件の事情は十分理解してはいるのですが、如何せんビビリなんですよね・・・ホント、石橋を叩きまくってからじゃないと渡れない的な性分です(笑)
結局、決め手になったのはコレまで以上に天井が高くなったコトによる容積率が大幅にアップしたコトで賃料とで費用を計算したトコロ、容積あたりの費用がコレまでの物件と同程度だったコトがオイラの中で腑に落ちて引越しを決断するに至りました。
で、去年の丁度、今頃に引越しをしたというコトになります。
アレだけ「天井高ぇ〜!イッパイレコードが入るぞ〜」って喜んでいたのですが、1年経った今、もう既にパンパン状態に・・・。
大丈夫かな・・・やってイケるかな・・・と不安だらけの中で急遽引越しを迫られたのですが、1年経過して思うトコロは、この引越しは今現状ではnext recordsにとって良かったみたいです。

コレね・・・今回は、引越しのコトを例として書いていますが昨年2023年の6月にはECサイトも大幅なリニューアルをしているんですよね。
「next recordsのショッピングサイトが新しくなりましたっ!」
この時も、引越しの時と同じようにショッピングサイトを作り変えるかどうかどうしよう・・・ってメチャ悩んだ末に実施したんですよね。
タブン、コレまでとりあえず大きな問題はナイ状態でやってこれたので、このままの状態がベストとまでは言わないけどベターな状態なのでは、ナイかな・・・ってなんとなくその時の雰囲気とか空気感でドコかで現状維持を望んでいるという心境が大きく影響しているからそう思っちゃうんでしょうね。
ホント、ナンか間違いがあってドコかでムリして変化したコトが影響してその後のお店のやり方にナン等かの影響があるかもしれないってコトをココロのドコかでタブン、ビビっているんでしょうね。
20数年前にnext recordsをはじめた頃は、若さと無知というコワイもの知らずだったコトもあって勢いとノリだけで新しいコトにチャレンジしてきたのですが、今思うと結構ムチャなコトをやっていたなぁ〜って反省を込めて思うワケであります。

オイラは、フダン通っていない道路(通り)なんだケド、月に1回だけ銀行通帳の記帳のためにだけに通る道があるのですが、この通り・・・渋谷でも古い街並みが残っていて風情があってちょっと名の知れた通りでまぁまぁの人が行き交っている通りでもあります。
で、月イチで通るこの道・・・先月は、フツーに営業していたカフェ・飲食店、ブティックや雑貨店が今月通ると「閉店しました」って張り紙がされていたりと結構、お店の移り変わりが激しいんですよね。
どういった経緯で折角、営業していたお店を閉店するのかというそういった経緯は、まったくその張り紙からはわからないのですが、やはりフツーに考えたらビジネスが上手くイッていたら辞めないと思うんですよね。
もうお店を辞めなければニッチもサッチもいかなくなって閉店する・・・ってカンジなのかな。
折角、希望を持ってはじめた自分のお店を閉店しなければならないって、精神的にもかなりキツいよなぁ〜ってオイラも小さなショップの経営者としてこういったショップの閉店というコトに対してホント、他人事のように思えないんですよね。

ナンかね・・・ある程度の期間お店をやっているとナンらかの大きな変換点みたいな訪れる時があってソレをチャンスとして発展させるか、リスクだと思って出来るだけ現状維持に努めるかっていう判断を迫られる時ってどうしてもあるんですよね。
去年の倉庫の引越しなんてカンゼンにソレですよ・・・1年経過してようやく今は、「持ち出しは多かったケド、とりあえず引越ししてよかったかも・・・」って思えるようになりました。
売上に直結するECサイトのリニューアルもコチラは、ホントあの時期に出来てココロから良かったって思いますしね。

実は、今回こういったコトを書いたっていうのは、お店の近くの飲食店が突然閉店したコトが気になって書いたんですよね。
ソコのオーナーさんともちょっとした顔見知りで何度かハナシをしたり数回レコードを購入して頂いたコトもあったんですよね。
個性的でかなりコンセプチュアルな雰囲気のイイお店の方は、お客さんから評判も良かったようでいつも若い女性客で賑わっていて、都内で数店舗のお店を営むホドに事業を拡大していたんですケドね。
6月頃からず〜っと閉店したままの状態になっていたトコロ、つい先日そのお店を片付けている人がいたので訊いてみると「よく解んないですケド、会社が倒産したみたいですよ〜」って言ってました。
薄々ですがナンとなくそんな雰囲気はカンジていたのですが、「会社倒産」ってワードを聞くとちょっと感慨深くなりますね。
どういった事情で会社が倒産?廃業?に至ったのかというコトは、わからないのですが傍目から客観的にみているかぎりでは、流行っていてしかも順調にみえるカンジのお店だったんですよね。
食べログでは利用者からの投稿数も多くて概ね高評価だったのでオイラがフダンから思っていた印象は、あながち的外れではなかったと思います。
しかし、人気でお客さんも多かったお店だったのに閉店しちゃうんですよね・・・。

MARIAH CAREY / FLY AWAY
MARIAH CAREY / FLY AWAYの試聴
next recordsのサイトでMARIAH CAREYのレコードを探してみる

ちなみに先に書いた飲食店ってその前は、レコード店だったんですよね。
そう言ってイミでもオイラにとってちょっと思い入れのある物件だったんですよね。
このブログでもよく読まれている人気の記事「シスコ坂」のコトを書いた記事があります。
渋谷 宇田川町界隈のこのエリアってレコード店が乱立する超アツいエリアだったのですが、今ではその面影はなくレコード店が閉店した跡は、カフェ等の飲食店になってしまいました。
上記の記事を書いた時には、ちょうどにも元CISCOがあったテナントが空き物件になっていましたね・・・オイラ的には、レコード店が入ればイイのに〜っておもっていましたが、結局また別のカフェが入っちゃいましたね。
で、今回書いた閉店した物件もどうなるのかな・・・ってそのお店の後片付けをしていた人に訊いてみると「あ、私達がココで飲食店をやるってもう決まっています」とのコトでした。
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