渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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■ 渋谷の店頭で感じる、世界のレコード熱

2026年4月現在、アナログレコードの人気は現状まだまだ続いているようです。

ん〜いや、「続いている」というより、むしろ以前よりも広がり方が変わってきているかも…ってそんな感覚すらあります。

Next Recordsは渋谷という場所柄もあって、日々いろんな国からレコード好きが訪れていただきます。

ココ最近は本当に海外のお客さんが多くて、日によっては日本人のお客さんよりも外国からのお客さんのほうが多い、ナンてことも珍しくありません。

店頭でのやり取りを見ていると、当店の商品構成って日本人よりも海外から来た人のほうが刺さっているんじゃないか…ナンて思う瞬間もあったりします。

モチロンそれは嬉しいコトなんですが、同時にちょっと不思議な感覚でもあります。

そんな中で、最近ひとつ気になる変化があるんですよね〜それは一般のお客さんに混じって、明らかに「買い付け目的だな」と分かる人たちが来るようになってきたんです。

バイヤーである彼らはとにかく店内での動きがまったく違うんです。店の在庫を最初から最後までチェックしていくし、ジャンルも横断的に見ていく。そして何より特徴的なのが、来店時点ですでにレコードバッグがパンパンなんですよね。つまり、当店に来る前に他の店でもシッカリ買い付けてきている。

その光景を見ていると、オイラ自身が店を始めた頃、海外に買い付けに行っていた時のことを思い出して、ナンとも言えない気持ちになるんですよね。


■ 1通のメールが投げかけてきたもの

そんな日常の中で、先日ちょっと興味深い出来事がありました。イギリスのディーラーから1通のメールが届いたんです。

内容はシンプルで、「日本の中古レコードを大量に仕入れたい」「卸売に対応しているか」「将来的には長期的なパートナーシップを築きたい」といったもの。

入手したいジャンルとしてはHipHopやHouseといった、いわゆるクラブミュージックが中心でした。

要するに、「レコードを卸してほしい」というオファーです。

コレまでにも海外からの問い合わせは何度かありましたが、その多くは「自分たちのレコードを扱ってほしい」という売り込みでした。今回のように「仕入れたい側」として連絡が来たのは初めてのコトです。

このメールを読んだとき、率直に思ったんですよね〜ソレは…

「どうして日本に来て買い付けないんだろう?」ってコトです。


■ 現場での仕入れという行為の意味

実際に店頭に来ている海外バイヤーを見ていると、彼らの動きはとても分かりやすいです。

自分のマーケットで「差額が抜ける盤」だけを的確に選んでいく。

これは単純な作業ではありません。その人がどれだけ音楽を知っているか、どれだけ市場を理解しているか、そのすべてが表れる行為なんですよね。

オイラも昔は同じように海外のレコード店を廻って、ひたすら掘って、選んで、持ち帰っていました。現場でしか分からない空気や、盤の状態、ちょっとした違和感、そういったものを総合的に判断していく。

だからこそ、「メールでレコードを卸売してほしい」というスタンスには少し違和感があったんです。

ただ、今の時代を考えると、その理由もナンとなく見えてきます。


■ かつての価格差で成り立っていた時代

2000年前後、オイラがレコード店を始めた頃は今とはまったく状況が違いました。

海外ではすでにレコードの役目は終わったものとされていて、CDが主流になっている状態。

一方で日本では90年代半ばからDJカルチャーの広がり、HipHopやHouse、Discoの中古レコードにしっかりとした需要がありました。

つまり、国という単位で見る地域によって需要が大きく異なっていたんですよね。

だから海外に買い付けに行くと、向こうも長年動かなかったアナログレコードの在庫をオイラたちが大量に買うものだから本当に喜ばれるし、しかも価格も安い…コチラとしては「こんなに安くていいの?」というくらいの感覚でした。

当時はシンプルに、

「安く仕入れて、日本で売る」

コレだけで成立していた時代です。

とはいえ、決してカンタンではなくそれなりの苦労はありましケドね。


■ 世界がひとつの市場になった現在

トコロが今はどうか。

世界中でレコードの人気が再燃し、どの国でも同じように需要があります。

そして何より大きいのが、DiscogsやeBayの存在です。

これによって、レコードの価格や人気は完全に可視化されました。

どこの国でも同じ情報を見て、同じように判断する。つまり、どこで買っても価格はある程度揃ってしまうようになりました。

この状況では、かつてのように「地域差で利ざやを抜く」というビジネスは成立しにくくなります。


■ それでも卸の話が来る理由

では、ナゼ今のように価格も情報もグローバルで共有されている状況の中で、それでも「卸してほしい」というハナシが出てくるのかってコトですよ。

この点はもう少し踏み込んで考える必要があると思うんですよね。

ひとつはやはり「効率」というキーワードです。今の海外ディーラーにとって、日本に来て何日もかけてレコードを掘るという行為は、コストとリスクの両方を伴うものになっています。

航空券や滞在費はモチロン、限られた時間の中でどれだけ良い盤に出会えるかはまったく保証されていない。しかも、すでに他のバイヤーが回った後の棚を掘るコトになるケースも多いワケです。

そう考えると、「現地で掘る」よりも「すでに仕入れと選別を終えている店からまとめて買う」という発想は、ビジネスとしては非常に合理的なんでしょうね。

つまりこれは、単にレコードを仕入れるというよりも、

👉 「選盤そのものを外注する」

という考え方に近いかもしれませんね。


当店のように、日々の買取や仕入れの中で何千枚というレコードに触れて、その中から「使える盤」「良い盤」を抜き出している店は、ある意味でフィルターの役割を担っている部分もあったりします。

そのフィルターを通過したレコードだけをまとめて仕入れられるのであれば、確かに効率は良いですよね〜コレは理屈としてはよく分かります。

ただ、その一方でこうも思うんです。

効率化を優先するのはビジネスとして正しいかもしれない…でも、そのお店の選盤を丸ごと外注してしまう行為って、その店の存在ってナンなんだろう?って。

レコードが好きで、このカルチャーに魅力をカンジて自分で店を始めたハズなのに、自分の腕の見せドコロであるはずの「選ぶ」という行為を他者に任せてしまう…ソレって、ナンカ味気ないなぁとも感じるんですよね。

モチロン、規模を拡大していく上で効率化は避けて通れない部分もあると思いますし、全てを自分でやるのが正解とも限らないと思います。

ただ、レコードというものが単なる商品ではなく、「選ぶコト」そのものに価値がある文化だとするならば、その核の部分を手放してしまうコトには、少し違和感を覚えるんですよね。

だからこそ今回のようなオファーは、単なる取引のハナシというよりも、

👉 「レコードをどう扱うのか」
👉 「ナニを価値として提供するのか」

という、もう一段深いトコロを考えさせられるキッカケでもあるのかなと思っています。


■ 利益相反というシンプルな現実

ココで一度、かなり現実的なハナシに戻ります。

今回のような「卸してほしい」というオファーを考えたとき、まず最初に立ちはだかるのが、極めてシンプルな構造です。

👉 オイラたちは「良い盤を自分の店で売りたい」
👉 相手は「良い盤をできるだけ安く仕入れたい」

この時点で、完全にベクトルは逆を向いていますよね。

レコード店を営んでいれば、コレはもう常識的に分かっているコトだと思うんですよね。

特にオリジナル盤の12インチのように、再生産されることのない中古レコードという市場においては、良質な盤というのは「有限」です。

つまり、

👉 「良い盤を卸す」という行為は
👉 「自分の売り物を他店に渡す」というコト

になるワケです。

コレって言い換えると、

👉 元売りと販売側で“取り合いになる構造”

なんですよね。


大量生産される商品であれば、卸売というのはごく自然な流れですし、商取引としても当たり前に成立します。でもレコード、とくにレアなタイトルに関しては事情がまったく違いますよね。

どこの店だって、S級やA級の盤は喉から手が出るホド欲しい。むしろ、それをどうやって確保するかが店の価値そのものになっていると言ってもいいと思います。

そう考えると、

👉 「良い盤を安く卸してほしい」

という前提であれば、そもそもハナシは成立しません。

じゃあ、どうしてこういうオファーが来るのか。

ココで少し考え方を変えてみると、もしかしたら今回のハナシは、

👉 「良い盤をよこしてほしい」

ではなく、

👉 「過剰在庫になっている盤を譲ってほしい」

というニュアンスなのかもしれません。

実際、メールの文面を見ても、具体的にどのレベルのクオリティの盤が欲しいのかは書かれていないんですよね…HipHopやHouseといったジャンル指定はあるものの、その中でどのレンジのアイテムを狙っているのかは曖昧なままです。

この曖昧さが、今回のハナシの難しさでもあり、同時に「わずかな可能性」が残る部分でもあるとカンジています。


■ それでも残る“わずかな可能性”

とはいえ、完全に成立しないかというと、そうでもないかなぁ〜って思う部分もあります。

例えば、日本ではそこまで評価されていないけれど海外では需要がある盤や、中価格帯で回転の早いタイトルなど、評価や回転のズレがある部分に関しては取引が成立する余地はあります。

ただしそれはあくまで限定的で、ビジネスの軸になるようなものではないでしょう。

そういったタイトルを卸売出来るレベルの枚数をセレクトしてまとめて卸すというコチラ側の作業のコトまで考えると、時間も手間もかかるので正直面倒ですよね。

買取査定して査定対象からハズレた価値の低いメインストリーム系のタイトルやブート盤やキズ盤を箱単位でドカっと送っても良いのであればコチラ側にとっては実においしい取引になるのですが、相手側は「ゴミレコばっかり送って来やがったっ!コンチクショーっ!」ってトーゼンなりますよね。

ソレじゃ、将来的には長期的なパートナーシップはゼッタイに築けないでしょう。


■ オイラの結論と、これからのレコードビジネス

今回のオファーについて、オイラの結論はシンプルです。

今回はお断りします。

理由はやはり、良い盤は自分の店でしっかりと販売したいからですよね。

当店は店頭販売とオンラインの両方で国内外のお客さんに届けるコトができているので、卸すほどの余剰は正直ありませんしね。

ただし、当店のオンラインサイトから一般のお客さんと同じように購入していただく分には、モチロン大歓迎なんですが、ソレは買ってくれないでしょうね〜。

そして今回のやり取りを通じて改めてカンジたのは…

レコードは「ドコで買うか」ではなく「ダレが選ぶか」の時代に少しずつですが変化しつつあるのかなって思ったんですよね。


ERYKAH BADU / ON & ON
ERYKAH BADU / ON & ON の試聴
next recordsのサイトでERYKAH BADU のレコードを探してみる


かつてのように価格差だけで勝負する時代ではなく、ナニを選び、どう届けるか…みたいなそのプロセスそのものに価値が見出されてきたような気がします。

オイラはこれからも、その「選ぶ」という部分に出来るだけコダワリ続けていきたいと思っているんですよね。

レコードは単なるモノではなく、文化であり、体験であり、ストーリーっていう側面もありますからね。

だからこそ、針を落とした瞬間に「コレだっ!」と思える1枚を、これからも店頭で、そしてオンラインで届けていきたいでなぁ〜と思う次第であります。


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■ 渋谷に流れ込む世界中のレコード好きたち

春になって少し暖かくなってくると、街の空気もドコか軽やかになりますよね〜。
3月に入ってからというもの、当店にも海外からのお客さんがイッキに増えてきました。

後から知ったんですが、3月って日本に訪れる旅行者が1年通してみると3番目に多い月らしいですよ。

しかも東京の中でも渋谷は観光地として2年連続で1位で東京に訪れた旅行者の訪問率は約67.1%、つまり3人に2人が渋谷に来ている計算になるそうです。

さらに興味深いのが、海外のレコードコレクターやDJの間では渋谷は

「Mecca of Vinyl(レコードの聖地)」ナンて呼ばれているらしいんですよね。

オイラ自身、渋谷でレコード店を営んでいて外国のお客さんが多いのは肌でカンジていましたが、まさかココまでとは思っていませんでした。


■ ニッチすぎる店、それでも刺さる瞬間

ただ、オイラの営んでいるレコード店、Next Recordsはかなり特殊なレコード店です。

オリジナル盤のみ、12インチシングル専門、しかも中古。
このトリプル縛り、正直言って万人受けとは真逆です。

レコードを探している人はたくさんいるけど、オイラの店が応えられるニーズはホンの一部です。
アル意味、かなり偏った品揃えのレコード店です。

でも不思議なコトに、このオリジナル盤12インチシングル専門の中古レコード店というコンセプトを理解してくれたお客さんにはものスゴく刺さるんですよね。

はじめて来たお客さんでも、当店の商品構成にハマると本当に熱心に掘ってくれるんですよ。

お客さんにもよりますが店頭に並べてあるすべてのレコードをチェックしてくれる人もいるくらいですからね。

そういった光景を見ていると、やっぱりレコードって面白いなって思いますね。


■ 「キュレーションが素晴らしい」というコトバ

そんなお客さんたちが、会計の時によく言ってくれるコトバがあります。

「このお店、キュレーションが素晴らしいね!」って。

最初は正直、いまいちピンときませんでした。
「品揃えがイイってことかな?」くらいの認識でした。

まぁ〜そう言っていただいた時のオイラの返事は毎回「サンキューベリーマッチ」なんですが。

でも結構な割合でよく言われるんですよね「キュレーションが良い」ってコトを。

でこのワード、何度も言われるので「ホントはどういった意味なんだろう…」ってなんとなく気になったので調べてみたんですよ。
するとどうやらこのコトバ、単なる褒め言葉以上の意味があるらしいってコトがわかりました。


■ 店的にはキュレーションしているつもりはなかった

とはいえ、オイラ自身はキュレーションなんて意識してやっていません。

あ〜ちなみにキュレーションってちょっと聞き慣れないコトバなのでカンタンに定義しておくとこんなカンジのイミです。

----------------------------------------

「キュレーション(Curation)」とは、膨大な情報の中から特定の視点やテーマに基づいて有益なものを選び抜き、そこに新しい意味や価値を加えて他者に共有することを指します。

----------------------------------------

当店では仕入れたレコードを実際に聴いて
「これイイ曲だな」「メチャ、格好良いな」
って思ったものを商品にして並べているだけなんですよね。

自分の店だから、自分がイイと思うレコードを店頭に並べておく。
それだけのハナシなんですよね。

逆に「この曲、イマイチだけど売るか…」っていうのはちょっと違うと思うんです。
そんなレコードをお客さんに薦めるのも変なハナシですしね。

でもどうやら、お客さんからするとそれが「キュレーション」に見えているらしい…。


■ 同じレコードなのに売れ方が違う理由

で、面白いエピソードがあるのですが、同じタイトルのレコードでも、当店では結構スグ売れるのに、他のお店ではずっと残っているコトがあるんです。

しかも当店の方が値段が高いコトもある。

これ、最初は本当に不思議だったんですよね。

ん〜ナンでこんなイイ曲なのにダレも買わないんだろうって。

しかもコレってウチの店よりも明らかに集客力のある有名店なんですよね。

でも最近、ちょっと思うんです…これはレコードそのものの違いじゃなくってそのレコードが「どういう文脈で並んでいるか」の違いナンじゃないのかって。


■ レコードを買っているようで、実は違うものを買っている

お客さんの買い方を見ていると、ハッキリと分かるコトがあります。

実店舗でもネット通販でも1枚だけ買う人は、その曲を探してきた人で「このレコードが欲しいっ!」っていう明確な指名買いのニーズによるものだと思うんです。
一方、5枚、10枚と複数枚のレコードをまとめて買う人はちょっと違っていてその場でコメントを読んだり試聴したりして判断して買っているように思うんですよ。

つまりそれまで全然知らない曲、もしくはなんとなくちょっと聴いたコトがある程度の曲でも「あ…この曲イイかも…」って判断して買っているんじゃないのかなって思うんですよね。

でもコレってよく考えるとスゴいことですよね。

普通なら知らないレコードってリスクがあると思うんですよ。
でもそれを買うというコトは、そのショップの品揃えやそのレコードの並びで購入してくれているんじゃないのかなって思ったんですよね。


■ キュレーションとは「選ばなくていい状態」

ココでようやくレコードにおける「キュレーション」というコトバの意味がナンとなく見えてきました。

キュレーションって、ただ選ぶコトじゃないんでしょうね。

ザックリいうと「選ばなくてもいい状態をつくること」なんだと思います。

理想を言えばこの棚にあるレコードは、ある程度大丈夫な曲が並んでいるって状態です。
そう思えるだけで、レコード選びはイッキに楽になるんじゃないかなって思ったんですよね。


■ ディグの楽しさとシンドさ

レコードって探す・掘る(ディグ)するのが楽しい文化です。

でも正直に言うと楽しいだけじゃなくて、シンドイ時もあると思うんですよね。

  • ハズレを引く…コレ、イイかもしれないって買ったらアテがハズレたとかよくあります。
  • 時間がかかる…目の間に数千枚の大量のレコードがあったらソレを全部チェックするのかとか…ちょっと気が遠くなります。
  • 判断に迷う…手にとったレコードを毎回、瞬時にOK・ダメの判断を迫られるのはなかなかストレスになるコトがあります。

こういう経験、誰でもあると思うんですよね〜レコードを掘って選ぶという行為は、本質的なのですが結構、タイヘンだったりするワケです。

だからこそ人は「信頼できる耳」的なアドバイスのようなコトを求めるんじゃないでしょうか。


■ 在庫の店と編集の店

世の中のレコード店には大きく2種類あると思っています。


● 在庫の店

たくさん並んでいて、自分で探す


● 編集の店

ある程度選ばれていて、そこから出会う


ドチラが良いとか悪いではなくて、役割が違うんじゃないかな。

在庫の店 / 編集の店 っていうイミで区別すれば当店は明らかに後者なんだと思います。


■ 伝わりにくさというもうひとつの側面

ん〜ただ、この「編集の店 」スタイルには弱点があるんですよね。

ソレはズバリ、「知らない人・解らない人には伝わりにくい」ってコトです。

「オリジナル盤12インチ専門」っていうだけでもかなりデカいハードルがあるのに、さらにその中から「選ばれたモノだけ」っていうのは、入り口としては決して広くない…というか狭めスギのようなカンジでもありますよね。

このブログでも何度も書いていますが、この当店のコンセプトはやっぱり理解されにくいってコトは切実にカンジています。


■ それでもやる意味

でも今回、当店に訪れてくれてレコードをお買い上げいただいたお客さんに「キュレーションが素晴らしい」と言われたコトで、少し見えた気がします。

実際に店頭に並べるレコードを聴いて選別しているというコトに関して特別なコトをしているつもりはなかったケド、そのセレクトされたレコードの並びに価値を感じてくれる人がいるっていうコトは率直にうれしいし、メチャありがたいって思います。


商品化前の実際に聴いての選別やそれぞれのコメントの執筆 & 試聴ファイルの録音って相当負担が大きいのですがそれがちゃんとイミがあるコトにつながっているんだなぁって思ったんですよね。

コレからはもう少しだけ意識して、コメントやタグ付けを工夫していこうかなと思っています。

いいレコードなのに埋もれてしまうのは、やっぱりもったいないですからね。

それに未知のレコードをお客さんに紹介するっていうのもレコード店の使命だとオイラはおもっていますからね〜。


■ レコード屋の役割とは

レコードはあくまでも「モノ」ですが、その出会い方によって価値が大きく変わってゆくと思うんですよ。

👉そのレコードとドコで出会うか

👉そのレコードがどう紹介されるか


それだけで、同じレコードが全然違って聴こえるコトって結構あると思うんですよね。
スキルのあるDJがプレイした曲が全部、カッコ良く聴こえるとか、そして無性にそのレコードが欲しくなるとかってケースとしてはよくあるパターンですよね。

そういう風に、もしウチのNext Recordsの店頭に並んでいるレコードが「ココの店のセレクトなら信頼できる」 って思ってもらえる場所になっているなら、それはメチャ嬉しいコトです。

レコード店でのキュレーションとは、決して選ぶコトではなく選ばなくてもイイ状態をつくるコトなのかなぁ〜ってコトをこの記事を投稿するコトでカンジた次第であります。

で、思ったのが実は人は音楽を探しているようでホントは「信頼できる選び方」を探している部分も結構あるんじゃないのかなぁ〜って。

モチロン良いレコードがある店でありたいのですがそれだけでなく更に良い「出会い方」があるレコード店でありたいな〜って思いました。

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先日、当店で利用しているECサイトのカートシステム会社から、一通のメールが届いた。

日々の業務に追われながらナニ気なく目を通したその内容は、パっと見たカンジでは「何かAI絡みの新機能が追加されるのかな?」という程度の印象だったんだケド、正直に言うと最初に読んだときは、その意味がまったく理解できなかった。

メールに記載されていた内容はこんなカンジです。

Agentic StorefrontsでのChatGPT…購入者はChatGPT内で商品を見つけて購入を完了できるようになります。この Agentic Storefront チャネルはストアでデフォルトで有効になり、管理画面から設定を変更できます。

イヤ、ちょっと待ってくれと(笑)。
ナンとなく「すごいコトが書いてある」という雰囲気だけは伝わってくるのだが、具体的に何がどう変わるのかが全然イメージできない。

Agentic Storefrontsってナニ? AIがナンかやってくれるのは解る。でも「ChatGPT内で購入完了」ってどういうコトなんだ?と、頭の中に疑問符ばかりが浮かんだんですよね。

こういう時のオイラは最近だとだいたい同じ行動をとる…つまり、そのままAIに訊いてみる(笑)。
届いたメールの文章をそのままコピペして「コレってどういう意味?」って訊いてみたんですよ。

すると返ってきた答えは、思っていた以上にシンプルで、そして衝撃的でした。

どうやら、AIとやり取りしているその画面の中で、そのまま商品を見つけて、そのまま購入まで完結できるようになるらしい…。

つまりコレまでのように、Googleで気になるレコードを検索して、リンクを辿ってECサイトにアクセスして、商品ページを見て、カートに入れて、住所を入力して…という一連の流れをすべてすっ飛ばして、AIの会話の流れの中でそのまま買い物が出来ちゃうという世界が現実になりつつあるというハナシだったんですよね。

これを理解した瞬間、正直に言うと「えっ?もうソコまで来てるの?」という驚きと、ちょっとした戸惑いが同時に押し寄せてきたんですよね。


■ 3ヶ月前に考えていた未来とのズレ

実はオイラ、3ヶ月ほど前に「AIの進化によってレコードの買い方はどう変わるのか?」というテーマで今読んでいるブログに記事を投稿したんですよね。

「レコード店主がAIの未来を想像してみたら…ECがとんでもない進化をしそうな件」

その時も、AIがレコード選びに関わってくる未来はかなりの確率で来るだろうって思っていたんですよ。

例えば、「自分の好みに合った曲を提案してくれる」とか、「今まで知らなかった良い曲を発見してくれる」とか、そういう意味での「選曲のサポート役」としてのAIの存在は、もう既定路線だろうとカンジていたんですよね。

ただ、その時の感覚としては、「だけどソレってもう少し先の未来のハナシだよね」というものだったんですよ。まぁ〜だいたい5年後とか、もうちょっと時間がかかるイメージですね。今すぐに大きく変わるというよりは、そういった流れにジワジワと浸透していくような、そんな認識だったんですよね。

トコロが今回届いたECサイトのカートシステム会社からのメールの内容は、その想像をイッキに飛び越えてきたんですよね。

AIが「レコードを選ぶ」だけではなく、「そのまま買うところまで完結する」。
つまり、レコードを買うという行為そのものの構造が変わろうとしているみたいなカンジですね。

コレって正直、オイラが思っていた予想以上のスピード感だったワケです。


■ 「検索」という行為の終わりの始まり?

ココで改めて考えてみると、実はこの変化にはちゃんとした前兆があったと思うんですよ。

最近Googleで検索すると、検索結果の一番上に「AIによる回答」が表示されるコトが増えてきましたよね。アレはつまり、「自分で探してリンクをクリックする前に、答えを先に提示する」という仕組みですよね。

コレがさらに進むとどうなるかって想像してみると…

👉「検索しなくてもイイ」
👉「比較しなくてもイイ」
👉「選ばなくてもイイ」

そんな世界に近づいていくんじゃないかなって。

そしてその延長線上にあるのが、今回のハナシだと思うんですよね〜つまり、「AIが全部やる」みたいなイメージです。探す、比較する、選ぶ、そして買う。その一連の流れをAIが肩代わりする。

具体的にこんな質問をAIにしてみるんですよ。

「レコードを買いたいんだけど、125BPMぐらいの90s Houseでギターのソロがメチャ格好良い曲を5曲くらいオススメして!」って

すると「コレらの曲があなたの好みにあっていると思いますよ」ってレコード店の購入可能な商品を選んで買い物をサポートしてくれるってイメージです。

モチロン、コレまでのAIを利用してきた履歴からAIは、あなたの好みを熟知しているので極めて最適な選択をしてくれるワケです。

ん〜どうです…ココまで来ると、もはや「ECサイトに訪れる」という行為自体の意味が変わってくるんじゃないかなぁ〜って思いますね。


■ SEOからAIOへという大転換

ココで、レコード店を運営している立場として一番気になったのが、これまで必死にやってきたSEO対策の行方です。

オイラもこれまで、Google検索で少しでも上位に表示されるように、地道に記事を書き、商品説明を整え、キーワードを意識してきました。コレってそれなりに時間も労力もかけてきた部分でもあります。

トコロが最近の流れを見ると、どうやらその前提が変わりつつあるらしい。

いわゆる「AIO(AI Optimization)」という考え方です。つまり、検索エンジンではなく「AIに理解されるための最適化」が重要になってくるというハナシです。

正直に言うと、「勘弁してくれよ…」というのが本音である(笑)
日々の仕入れやレコードの買取査定、検品、クリーニング、商品登録だけでもなかなかのボリュームなのに、さらにAI対策までやるのかと。レコード店主としては、ちょっと泣きたくなる気持ちでもあります。

ただ、ココでふと立ち止まって再び考えてみた。


■ AIはナニを見て判断しているのか

AIは、実際にレコードを聴くコトはできないワケです。触るコトもできないし、レコードの盤面に針をおいた時のあの空気感を体験するコトもできない。

じゃあ何を頼りに判断しているのか。

👉それは「言葉」なんですよね。

どんな曲なのか、どんなグルーヴなのか、どういうシーンで使えるのか、どういう人に刺さるのか…みたいなそういった情報を、文章として読み取り、そこから意味を理解しているワケです。

つまり言い換えると、

👉「ちゃんと説明されているものしか理解できない」

というコトでもあるワケです。


■ レコードという「説明が必要な商品」

ココで改めて思うのは、レコードという商品は、そもそも「説明が必要なモノ」だというコトです。

家電のようにスペックで判断できるものでもなければ、ファッションのように見た目だけで選べるものでもない。

音のニュアンスや空気感、時代背景やカルチャー、そしてDJとしての使い方みたいなそういった目に見えない要素が価値の大部分を占めているワケです。

だからこそ、当店ではこれまで、1枚1枚のレコードに対してできるだけ言葉・文章で説明を加えてきました。

「この曲は、こういうプレイにハマる」とか、「このグルーヴがサイコーにイイっ!」とか、「このカンジじ、あの曲にメチャ近い」とかっていう風にそういう曖昧で感覚的な部分を、できるだけ言語化してきたワケです。

コレは、レコードを検討中のお客さんに向けてのためでもあるし、自分自身の整理でもあるんですよね。


■ むしろコレはチャンスかもしれない

そしてココで気づいたんですよ。

👉「コレって、むしろ強みになるんじゃないか?」って。

AIは「意味」を理解する…表面的な情報ではなく、文脈や背景、ニュアンスを読み取ろうとする。

そうなると、ただ商品を並べているだけのサイトよりも、シッカリと説明されているサイトの方が圧倒的に有利になると思うんです。

つまりこれからは、

👉「どれだけ語れるか」

が重要になるんじゃないかなって。

価格でもなく、在庫量でもなく、「このレコード1枚をどう説明するか」…そこに価値が生まれるんじゃないかなって思うんですよね。


■ レコードの買い方は変わる。でも本質は変わらない

確かにこれから、レコードの買い方は大きく変わると思うんですよ…AIが選び、AIが提案し、場合によってはそのまま購入まで完結するというが一般的になるかもしれない。

でも、その裏側にある本質は変わらないんじゃないかなって。

👉「ナニを信じて選ぶか」

コレはずっと残ると思うんですよね。

そしてその判断材料になるのは、結局のところ「誰かの言葉」なんだと思うワケです。


■ これからのレコード屋として

じゃあ、コレからどうするのかってコトですよ。

オイラの中では答えはシンプルで、

👉「今まで以上にちゃんと伝える」

ん〜もうこれに尽きると思っているんですよね。

どんな音なのか。どんな雰囲気なのか。どういう瞬間にハマるのか。そういったその曲のイメージをしっかりと今まで以上に言葉・文章にしてゆく。

AIがどれだけ進化しても、最終的に参照するのはそういう情報だと思うワケです。


■ というワケで…

AIが買い物をする時代…そんなコトバだけ聞くと、なんだか無機質で、味気ない世界のようにもカンジますよね。

でも実際には、その裏側には必ず「ニンゲンの視点」があるワケです。

誰かがカンジたことや誰かが言葉にしたこと、ソレが積み重なってAIの判断材料になるんでしょうね。

レコードを針を落とす前にその1枚のレコードの背景を知る…そこに込められた雰囲気や空気感を想像するみたいな…そういったその楽しさは、きっとコレからも変わらないと思います。

だからNext Recordsとしては、コレからも変わらず、

👉「この1枚、イイですよ〜」

っていうハナシを、ちゃんと伝えていこうと思う次第であります。

まぁ〜AIがどれだけ進化しても、結局レコードの魅力ってやっぱり「人から人へ」伝わるものだと思いますしね〜。

そしてその流れの中で、新しい時代のレコードの買い方も、きっと面白いカタチで広がっていくんじゃないかな〜って。

そんな未来を、ちょっと楽しみにしながら、今日もまた1枚、レコードを聴いてコメントを書き綴ってゆきます。


AZTEC MYSTIC A.K.A. DJ ROLANDO / JAGUAR
AZTEC MYSTIC A.K.A. DJ ROLANDO / JAGUAR の試聴
next recordsのサイトでAZTEC MYSTIC A.K.A. DJ ROLANDOのレコードを探してみる

とりあえず新しくはじまるAgentic StorefrontというECサイトのアップデートは、今のトコロはアメリカだけのようです。

しかしすでにテスト的に一部の選ばれたECサイトではユーザーがAIとの会話を離れることなく商品を購入し、チェックアウトまで完了できるようになっているみたいですね、というか近い未来どころか今現在時点ですでにもう始まっちゃってるんですね〜コレ。

で、思ったんですが現在当店では、海外へ向けてレコードの通販が増えるように努力している最中なのですがもしかしてこのAIが当店の商品をユーザーにオススメしてくれる可能性ってあるのか?ってコトをコレまたAIに訊いてみたんですよ。

はい、米国在住のお客様が御店の商品をAgentic Storefronts(ChatGPTなど)で発見することは可能です。

マジかっ!

しかし商品の露出は得られますが、AI内での直接チェックアウト体験は現在日本からは提供できないという状況です。米国での販売資格要件を満たせば、将来的に直接販売機能も利用できる可能性があります。

ん〜今のトコロは、まだサービスが限定的だけどコレも近い将来には出来る可能性は極めて高いんじゃないかなって…期待しています。

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
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渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

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オイラは東京・渋谷で12インチシングル専門の中古レコード店Next Recordsを営んでいるんですが、最近ありがたいことにインスタグラムを見てお店に来てくれるお客さんが増えました。

毎日、店頭在庫の中から1枚の12インチシングルを選んで、だいたい1000文字くらいのレコメンドを書いて投稿しています。すると、その投稿を読んだお客さんがレコードを買ってくれたり、インスタをキッカケに渋谷まで足を運んでくれたりするんです。ホントありがたいですね。

そんなお客さんと店頭でハナシしていたとき、こんな質問をもらいました。

「よく記事に“Dubもオススメっ!”って書いてありますケド、Dubって何なんですか?」

…ん〜たしかに。

オイラはフダン、レコード紹介で「このDub Mixがメチャ格好いいっ!」なんてサラッと書いています。それも結構な頻度で…でも、改めて「Dubってナニ?」と聞かれると、意外とちゃんと説明してこなかったなぁ…と。

なので今回は、自分自身の知識の復習や勉強も兼ねて

Dub Mixとはナニか?

というテーマを、レコード好きな皆さんと一緒に掘り下げてみようと思います。
まぁ〜専門家ではないのでザックリ解説ですがユルく読んでいただければなぁ〜と思います。


Dubはジャマイカで生まれた

Dubの起源は1970年代のジャマイカです。コレに関しては異論はナイでしょう。

当時、レゲエのシングル盤のレコードはA面に歌入りの曲、B面にインストゥルメンタルが入るという構成がよくありました。

しかし、そのB面のインストをただ流すだけではなく、エンジニアがミキサーを使って大胆に作り替えるようになったんです。

その中心人物が

King Tubby
そして
Lee "Scratch" Perry

この2人です。

例えば有名な例として

Jacob Miller / Baby I Love You So という曲があります。


この曲のマルチトラックを使って、King Tubbyが再構築したのが

Augustus Pablo / King Tubby Meets Rockers Uptown(1976)です。


ボーカルは消え、ベースとドラムが前面に出て、エコーやディレイが飛び交う音響空間を作り上げた曲というカンジですね。

同じ曲の素材を使っているのに、まるで別の曲に生まれ変わっているんです。

もうひとつ有名な例としては


Johnny Clarke / Every Knee Shall Bow を元に作られた

U Roy / Every Knee Shall Bow(1978) などがあります。


つまりDubというのは「曲をもう一度ミックスして別の音楽に作り替える手法」なんですね。


Dubは「ミックスで曲を作る」という革命

ココがDubの一番面白いトコロです。

普通の音楽制作は

作曲

演奏

録音

完成

という流れで曲が制作されるのです。

しかしDubは違います。

録音

ミックス

別の曲になるという構造なんです。ようするに作曲ではなく「ミックスで音楽を作る」という発想です。

つまりミキシングが創作になるという革命が起きたワケです。

これは音楽史的にかなり大きな出来事でした。

ナゼなら、この発想が後に

  • Remix

  • Extended Mix

  • Club Mix

といった文化に繋がっていくからです。


DubがDiscoへ広がる

1970年代後半になると、このDubの思想はNew YorkのDiscoシーンにも影響を与えます。

この頃、クラブDJたちはある問題を抱えていました。

「曲が短いっ!」

当時の曲って1曲の長さがだいたい3分くらいで終わってしまうんですね。

そこで登場するのが

Tom MoultonWalter Gibbonsといったリミキサーたちです。

彼らは曲を

  • 長くする

  • ブレイクを伸ばす

  • パートを組み替える

という編集を始めました。

これが Disco Remix です。

つまりジャマイカで生まれたDubの「ミックスで曲を作る」という思想が、New Yorkのクラブ・カルチャー文化に取り込まれたワケです。


なぜ12インチにはDubが入っているのか

ココで12インチシングルのハナシになります。

クラブDJは曲をミックスして次の曲へ繋ぎます。
そのとき便利なのがDub Mixだったりします

ナゼかというとDub Mixは、概ねボーカルが少ない、リズム主体のアレンジだからです。

DJは

Club Mix

Dub

次の曲

という流れを作ることができます。

つまりDubは、DJツールでもあるんですね。

そのため1970年代後半から80年代にかけてプレスされた12インチシングルには

Club Mix
Dub Mix
Instrumental

という構成がよく見られるようになります。

レコードを掘っていると

「A面よりB面のDubの方がカッコいい」

なんてコトもよくあります…これ、レコード好きアルアルですね。
Discoの12インチシングルでも特にDub Mixの収録を積極的にやっていたのがSalsoul / Prelude / West EndといったNew York Discoを牽引していたレーベルです。
クラブ・カルチャーと一体化していたこれらのレーベルの影響はとても大きかったと思われます。


Dub → Remix → Extended Mix

今回改めて調べてみて思ったんですが、Dubというのは「元曲のパーツをバラして再構築する手法」なんですよね。

そしてこの手法が後に

Remix
Extended Mix
Club Mix

へと進化したっていう経緯のようですね。

つまり

Dub

Remix

Club Music

という流れがあるワケです。

今のHouseやTechno等のElectronic音楽の文化も、この流れの延長にあると言えそうですね。


オイラが初めてDubを意識した曲

オイラ自身が初めて「Dubっぽいな」と明確に意識した曲があります。

それがThe Clash / Rock The Casbah (1982) です。


オイラは10代の頃、New Wave〜Punk少年でした。

中学生の頃、この曲がラジオで流れてきて、もうイッパツでトリコになりました。

ストレートなPunk Rockなんだけど、メチャPopでダンサブルなんですよ。

ソッコーでレコード屋に行って12インチを買いました、そして聴きまくりました。

そのRock The Casbahの12インチのB面に入っていたのが

Mustapha Dance という曲。


買ったときはチラッと聴いたくらいで、正直ピンとこなかったんです。

でもRock The Casbahを何十回も聴いた後に

「アレ?B面ってどんな曲だっけ?」

って改めて聴いてみたら

「ナンじゃコレ!?メチャ格好いいやんけっ!」

となったワケです。

イントロからパーカッションが鳴り、ファンキーなベースラインとキレキレのギターリフがループするトラックでJoe Strummerのボーカルは断片的に切り刻まれている。

クレジットはDubとは書いてないんですが、どう聴いても「Rock The CasbahのDub Mix」なんですよね〜コレ、当時は「Dub」というコトバ自体も知りませんでしたケドね。

後から知ったんですが、The Clashは先に紹介したLee "Scratch" Perryの大ファンだったそうです。

The ClashはLee "Scratch" PerryがプロデュースしたJunior Murvin / Police and Thievesをカバーしたりもしていますね。

当時中学生だったオイラは、そんな背景なんて全然知らずに聴いていました。

The ClashといえばThe Magnificent SevenのDub的バージョン

The Magnificent DanceもGarage Classicとして有名ですね。






レゲエのDubとNY DiscoのDubはナゼ違うのか?

前回の記事でDubの起源がジャマイカのレゲエにあるコト、そしてその手法が後にDiscoやクラブミュージックへと広がっていったコトを紹介しました。

しかし実際にレコードを聴き比べてみると、レゲエのDubと、NY DiscoのDubはかなりサウンドが違うというコトに気づきます。


レゲエのDubはエコーやディレイが飛び交う音響的な世界なのに対してDiscoのDubは、あくまでビートやグルーヴが中心で、エフェクトは比較的控えめ。

オイラも昔は「Dubってこういう音のコトだよね」と、なんとなく感覚で理解していたんですが、改めて考えるとこの違いはとても面白いポイントですよね。

では、なぜ同じ「Dub」という言葉が使われているのに、こんなにアレンジが違うのでしょうか。

実はそこには、音楽が生まれた文化の違いが大きく関係しているようです。


まず一番大きな違いは、音楽が鳴る場所でしょうね、レゲエのDubはジャマイカのサウンドシステム文化から生まれました。

巨大なスピーカーを積んだサウンドシステムの前で人々が集まり、Deejayがトースティング(マイクで語るパフォーマンス)をするのですが音楽はその場の空気を作るための背景のような役割も持っていました。

だからDubでは、音が突然消えたり、スネアにエコーが飛んだり、空間が広がったりと、音響的な演出がとても重要になるワケです。

つまりレゲエのDubは音響空間を演出する音楽と言ってもいいかもしれません。

一方でNew YorkのDiscoはどうだったかというと、こちらは完全にダンスフロアの音楽でクラブでは人々が踊るコトが目的なので、音楽の役割はシンプルで踊り続けられるグルーヴを作ることです。


もしレゲエDubのように音が頻繁に消えたり、空間演出ばかりになってしまうと、ダンスフロアの流れが止まってしまいますよね〜だからDiscoのDubは、グルーヴをキープしたまま

  • ボーカルを減らす

  • リズムを強調する

  • パートを再構成する

といった方向に進化したんでしょうね。

そんなNew York Discoに於けるDub MixでもFrancois Kevorkianが手がけた"D" Train / Keep On (Dub Mix)はかなり異彩を放つアレンジで最高にカッコイイですね。



Dubはちょっとクセがある…でもハマるとヤバい

今回ざっくりDubについて調べてみて思ったんですが、Dubって自由すぎる音楽なんですよね。

イントロ〜Aメロ〜Bメロ〜サビというカンジの普通の曲のフォーマットに全然収まらない…だから最初は少しとっつきにくいかもしれません。

でも聴き込んでいくとその自由なアレンジと中毒性のあるグルーヴにハマるとたまらないんです。

そして面白いコトにA面のメインMixよりB面のDubの方がカッコいいなんてレコードも結構あります。

なのでレコードを聴く時はぜひB面もチェックしてみてください。

思わぬ名トラックが潜んでいるかもしれませんよ。



GEORGE KRANZ / DIN DUB DUB
GEORGE KRANZ / DIN DUB DUB の試聴
next recordsのサイトでGEORGE KRANZのレコードを探してみる

当初は、サラリとシンプルにしようと綴り始めたザックリDub解説なのですが熱が入りすぎて超長文になってしまいました…笑

まぁ〜この記事をキッカケにDubに少しでも興味を持っていただければなぁ〜と思います。

もし渋谷に来る機会があれば、ぜひNext Recordsにもお立ち寄りください。

店頭では、そんな「B面がヤバい12インチ」なんかもたくさんありますよ。

レコードの世界は、まだまだ奥が深いです…。


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渋谷で中古レコード店をやっていると、時々お客さんに訊かれるコトがあります。

「レコードってどこに保管しているんですか?」って。

店内に並んでいる膨大なレコードの量を見れば、たしかに気になりますよね。

しかしですね、実はあれは氷山の一角なんです。

Next Recordsでは店頭に並んでいるレコードの何倍もの在庫が、店舗とは別の場所に保管されています。

そしてその倉庫が、今回またしても引越しすることになってしまいました…。

いや〜もうね、本当にこれはレコード屋の宿命と言っていいかもしれません、決して宿命にはしたくないのですケドね。

今日はそんな「レコード屋の裏側」の話を書いてみようと思います。


渋谷でレコード店を始めて26年

オイラの運営しているNext Recordsは、2000年に渋谷・宇田川町でスタートしました。

気がつけば今年で26年目になります。

お店をはじめた当初の渋谷といえば、レコード店の密集地帯でした。

最盛期はホントに凄かった。

90年代から2000年代前半、宇田川町から神南あたりまで歩けば、あちこちにレコード店がありましたからね。

当時に比べると今はさすがに数は減りましたが、それでもこのエリアにはまだ何軒ものレコード店が営業しています。

この街には、やっぱり音楽文化の土壌があるんでしょうね〜今でも海外からのレコードコレクターやDJもよく来てくれます。

そんな渋谷で長くレコード店をやってきて思うのは、レコード屋のイチバンの悩みは在庫の保管…。

これに尽きるんですよ。


中古レコード屋はとにかく在庫が増える

レコードというのは不思議なもので、仕入れを続けていると本当に増えていきます。

オイラの店でもホボ毎日のようにレコードが入荷します。

買取もありますし、海外から仕入れるコトもあります。

そして中古レコードは基本的に1枚1枚違う商品なんですよ、つまり同じ商品を大量に売る商売ではないんですね。

中古レコード屋は、「1枚しかない宝物」を扱う商売です。

だからこそ、良いレコードはできるだけ持っておきたい…次はいつ再び入荷できるか解らないのでストックしておきたいっていう心理が強く働くんですよね。

でもその結果どうなるかというと…店がレコードで埋まります。(笑)

今のお店の状態はというと

・入口 → レコードのダンボール山盛り
・店内 → エサ箱の下のストック棚がパンパン
・バックヤード → 指が入らないほどレコードが詰まっている
・カウンター → 入力作業中のレコードで溢れている

つまり、完全に飽和状態です。

店主としては、お客さんを迎える入り口くらいはキレイにしておきたいって常に思っているんですよ。

でもレコードがそれを許してくれないっ!

これがレコード屋のリアルです。


2013年、最初の倉庫を借りた

この問題が限界に達したのが2013年でした。

もう店内では保管しきれない。

そこでオイラは自宅の近くにコンテナ倉庫を借りました。

その時の記事はコチラ

レコード用の倉庫を借りました!


ダンボールに詰めたレコードを大量に移動して、

「いや〜スッキリした!」と思ったんですよ。

しかしですね…数年後にはまた店内がレコードのダンボールだらけになりました。

そしてコンテナ倉庫をもうひとつ借りるコトになりました。

それでもまた数年後には店内がレコードだらけになっちゃいました…。

もうこの頃から物理的に店が破綻し始めていたんでしょうね。


2017年、倉庫兼事務所を借りる

そこで2017年、オイラは一大決心をしました。

倉庫兼事務所を借りるコトにしたんです。

ご存知の通り渋谷の賃貸物件って、めちゃくちゃ高いんですよ。

でももう店内だけでは仕事が回らないんですよ。

フダンの入力作業にご来店いただいたお客さんとの接客に1000枚単位で持ち込まれる買い取りの査定…ソレを店内の限られたスペースで行うのはゼッタイにムリっ!って状況になっちゃんたんですよね。

そうして借りたのが、築60年の超古い雑居ビルでした。

広さは23平米くらい。広さ的には約14畳くらいの広さです。

でもこれがレコード屋的には最高だったんですよね

なぜなら

・ビルの1階の物件だった
・しかもレコードを積んだ車を横付けできる
・さらに天井高め(レコードが詰まったダンボールを積み上げることが出来る)

・オマケにリアル店舗からメチャ近いっ!(徒歩2分)

・さらに家賃は10万円以下っ!(ありえないっ!)

レコード屋にとって、「車を横付けできる1階」は神物件なんですよね。

重たいレコードを何箱も運ぶワケですから。

この築60年の超古い雑居ビルはまるで当店の倉庫兼事務所のために存在するような物件でした。


そして2023年、突然の退去通告

この場所を倉庫兼事務所として6年くらい使っていました。

店内から溢れ出た大量のレコードを保管したり、数千枚規模の買い取り査定のレコードを査定したりとメチャ重宝していました。

ところが更新のタイミングで大家さんから

「次回の更新はできません」って言われたんですよ。

その理由は、「建物の老朽化による取り壊し」でした。

まあ築60年ですからね。

仕方ないとはいえ…また引越しです。


新しい倉庫はより最高の物件だった

物件探しをして見つけたのが、お店からすぐ近くの物件。

しかも

・徒歩1分いや走ったら30秒っ!
・しかもコチラも1階の物件
・モチロン、車を横付け可能
・さらに築60年の物件よりも天井が高い

・オマケに広さも前より少し広い。

これはもう「理想的で完璧なレコード倉庫」でした。

築60年の物件も相当なレア物件でしたがコチラは更にソレを上回るくらいの好条件の物件だったんですよね〜。

ただしっ!「家賃は2割アップ」でしたが…(泣)

しかしもう退去勧告がすでに出されていたので内覧したその日のうちに即決で契約しました。

家賃が上がるのは正直イタかったですがそれでも「ココで腰を落つ付けて長くやっていこうっ!」と思って引越ししました。

その時の記事はコチラ

急遽、レコード倉庫の引越しを敢行っ!


しかし2年でパンパンに…

上記に紹介したブログ記事を見て思ったのですが広いですね〜数万枚のレコードを積み込んでもまだスペースに余裕があるように見えます。

トコロがですね、レコードというのは本当に恐ろしいもので最初は

「収納力スゴいっ!」

と思っていた倉庫も2年足らずでパンパンになりました。

イヤ〜マジでに恐ろしい…。

レコードは増える生き物なんじゃないかと思うくらいです。

まぁ〜だけど四方八方をレコードが詰まったダンボールに囲まれた中でオイラはレコードの選別作業や査定に勤しんでいました。


そして再び退去通告

で、はじめての倉庫件事務所の更新を終えた翌月に管理会社から通知が来ました。

「オーナーチェンジしました〜」

まぁコレは、収益性の高い繁華街の賃貸物件ではよくあるハナシなので

「ふ〜ん…そうなんだ…」

くらいに思っていたんです。

しかしその2ヶ月後。

新しい不動産会社から電話がかかってきました。

その内容は、

「建て替えるので退去してください」

えっ…「マジかっ!?

もう本当に青天の霹靂でした。

少し前に更新したばっかりなのにナンでだよっ!って。


渋谷で倉庫を探すのは大変

急いで物件探しを始めました。

条件は

・店から徒歩2〜3分
・できれば1階
・車横付け可能
・20平米以上
・家賃安め

しかし…

そんな好都合な物件はナイっ!

不動産屋から紹介されるのは、こんなよく見るワンルームマンションばかりなんですよね。

スクリーンショット 2026-03-05 9.35.40
玄関
ユニットバス
キッチン
ベランダ…いやいやレコード倉庫に風呂やベランダ、キッチンもいらないんですよ。

とにかくレコードを保管するというコトに特化した使い方としてはムダなスペースが多すぎるんですよね。


そして選んだのはマンション

退去の期限は一応決められていたのですがオイラの性分上、引越し先が未確定というそういった問題点がクリアされなければ落ち着いてシゴトが出来ないんですよ。

物件を紹介してくれる不動産屋も連日、「コレはどうですか?」ってカンジで物件のチラシを見せてくれるのですがまったくオイラの希望にカスらない…。

そんなダメダメ物件の中でも唯一、マシなのが1つだけあったんですよね。

しかしっ!家賃が今より2.5割増っ!コレは、イタい出費です。

決してキレイとは言えない古いレコードを保管するのに高額な家賃を払うのは効率的に考えて正直ムダです。

述べ30件以上の賃貸物件を紹介してくれましたがチラシを見ただけでひとつも内覧してみようって思う物件がありません。

そんな状況を見かねた新しいオーナーから「今の家賃の差額分を営業補償として補填するので移転してほしい」って条件が提示されました。

そこまでの好条件を提示されるとサスガに移転先を決めざるを得ませんよね。

で、最終的に決めたのが唯一マシな物件でした。

この物件、今の倉庫のすぐ近くのマンションなんですよ。

しかしコレが完全にオーバースペック。

・15階建ての高層マンションの6階
・オートロック
・日当たり最高
・眺望良好

・しかもリアル店舗から徒歩1分

というか、オイラが住みたいレベルの部屋なんです。

正直

「ココをレコード倉庫にしていいの?」ってカンジです。

IMG_0595

IMG_0594

IMG_0596


300箱のレコード引越し

現在オイラは、台車にレコードを積んでせっせと引越ししています。

そのダンボールの数、推定300箱くらいあります。

ホントはもっと多かったんだケド、50箱をコンテナ倉庫に移動させました。

引越し先が近くとはいえ、300箱は相当な量です。

しかもレコードは重い…だいたい1箱20kg近くありますからね。

もう完全に筋トレ状態です。

新しいオーナーさんからは引越し期間として2ヶ月の猶予をもらったので少しづつダンボールを移動させて行こうと思います。

ん〜しかし、時間的に余裕があるとはいえホントにタイヘンです。


レコード屋という仕事

レコード屋ってハタから見ていると優雅なシゴトに見えるかもしれません。

音楽に囲まれて

レコードを聴いて

好きなものを売る。

でも実際は結構、肉体労働の比率が高いんですよ。

レコードは

重い
場所を取る
増え続ける

そして

引越しがタイヘン。


それでもレコードが好き

正直に言うともう引越しはホントに勘弁してほしいです。

っていうか引越しのたびに毎回言っていますケドね。

引越ししたくないのに強制的に引っ越しさせられちゃうって状況は、コレまでに何回もありましたからね。

あ〜思い返してみれば今のリアル店舗も建物を取り壊すから出ていってくれって言われて移転したんですよね。


ん〜今回の引越しストレスで口内炎までできました。

しかしですね〜それでもレコード屋を続けている理由はやっぱりレコードが好きだからなんでしょうね。


レコードという文化

アナログレコードは、単なる音楽メディアではありません。

ジャケット
盤の質感
音の温度

そして

ナニよりもレコードを探す体験

コレ等すべてが文化だと思います。

Next Recordsでは12インチシングルのオリジナル盤だけを扱っています。

すべてのレコードは

・クリーニング
・品質チェック
・試聴可能  にしています。

そして1枚1枚に推薦コメントを書いています。

これは率直に「レコードとの出会いを楽しんでほしい」という気持ちからなんです。


次の引越しはもう勘弁

今回の移転先のマンションは、築10年くらい。

なのでタブン…もう引越しはナイでしょう。

タブンですが…(笑)

むしろ心配なのは家賃の大幅UPです。

こんな高額な家賃を中古レコード販売で維持できるのか…。

それより先にオイラのカラダが300箱の引越しに耐えられるのか(笑)


ONE WAY feat. AL HUDSON / DO YOUR THANG
ONE WAY feat. AL HUDSON / DO YOUR THANG の試聴
next recordsのサイトでONE WAYのレコードを探してみる

レコード屋の裏側

もし渋谷に来る機会があればゼヒお店にも寄ってください。

店内に並んでいるレコードの裏には

こんな倉庫と在庫の物語があります。

でもそれもレコード文化を守るシゴトの一部…。

今日もまた台車にレコードを積んで倉庫と店を往復しています。

願わくば…

次の引越しは10年後くらいでお願いします(笑)

イヤ、もう引越しはしたくないっ!



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