donaldfagen_igy

もう、ず~っと何回も書いてる事だけどオイラはレコードが好きです。
でも、同じレコードって言ってもシングルとアルバムがあるんだけど
オイラはシングルが好きです。

アルバムは、ほとんどといってもいいくらい興味ありません。
アルバムの中にしか収録されていない曲でスゴ~く良い曲でもそのアルバムが
欲しいってかなりの確率でないです。

だからと言ってアルバムは、「ガベージだ!」とは思っているワケではないのです。
実を言うとアルバムの良さが自分ではわかっていないのかもしれません。

DJ的な聴き方だと、アルバムの中のある1曲だけをプレイするためにアルバム買うのかな。
シングルがリリースされていたらMIXにもよると思うけど、やはりシングルをプレイするんでしょうかね。

シングル盤というのは、その名前の通りシングルな曲しか収録されてないので
そのレコードの評価は、イコール その曲と言うことになります。
だけど、アルバムとなると少なくて、5~6曲 多くて 12~ 15曲収録されていて
良いなと思える曲もあるけどそうでもない曲もあると思うんですよ。
それで、全体の評価をするとなると、オイラ的にはかなり難しいんですよね。
そのアーティストのファンなら 「収録曲、全部好き !」 という感じになるんでしょうが、
そのアーティストに対して思い入れがなければ、やはり全ての曲が好きという風には
なかなかなれないです。

例えばの話しですが、「AROUND THE WAY 好きなんですょ~」 って言っている人がいるとすると
それは「REALLY INTO YOU」って言う1曲だけが好きなだけで、決してAROUND THE WAY が
良いって事じゃないと思うんですよ。 
アルバム聴いて善し悪しの判断した人は本当に少ないと思います。

個人的にはBABYFACE好きなんですけどね。
本人の曲だけでなくプロデュースの曲とかも。 だからと言っても全部ではないんですょ。
「良いな~」と思える曲は、たぶん1割未満だと思います。1割未満でも打率は高い方なので
BABYFACE イコール 「良い曲多いね」ってなるんでしょうか。
でも、アルバムを買って聴いてみようとまでは思わないんですよ。

今、この文章を考えてて思い出したんだけど、オイラは、中高校生だった頃、
よくアルバムを買ってました。
あの頃の自分を、今現在のオイラが自己分析すると、
「そのアルバムを買うキッカケはシングルだった。」
って言う事に気が付きました。一度買ったそのアーティストのシングルが良かったので
アルバムを買ってみた。 
つまり、シングルの良さをアルバムに期待してアルバム買ってたんだと思うんですよ。

マーケット的にはシングルって、やはりチャートランキングやプロモーションなどを
かなり、意識して聴いてもらうことや売ることを前提として作られているような気がするんですよね。
アルバムもセールスの事はモチロンあると思いますが、そういった意味で言えばシングルの方が
よりウエイトが高いと思うんですよ。
多分、想像だけど制作者側も気合いがかなり入ってる様なカンジがするんだけど。
聴き手側からアルバムの事を言えば、全曲シングルと同じクォリティーであって欲しいんだけど
現実手を抜いてるとは言わないけれど、やはりシングル並のクォリティーの曲は
そんなに多くないって感じるんですよ。
オイラの聴き方がワルいのか、それともなんかアルバムの聴き方みたいな事が
あるのかなって思ったりしますねW

ところで、最近 iTunes Music Storeよく見ています。
iTMSではアルバムに収録の曲を1曲単位で買うことが出来るのですが、
やはり一番人気なのは当たり前だけどダントツでシングルカットされた曲なんじゃないかな。
その他の曲は人気があるって言ってもシングルカットされた曲には、ほど遠いような気がします。
音楽をダウンロードして聴くというのは、つい最近始まったばかりで音楽リスナーの全体では
まだ数%で1桁だと思いますが、もしこの先、ダウンロードで音楽を買うのが主流になれば
アルバムを作る意味ってどうなるんだろうって思います。

追記
某メジャーレーベルからCDをリリースしているアーティストの人にアルバム収録の曲の
クォリティーの事をお話ししたところ、シングルはやはり売れるという事を大前提にして
アルバム収録曲は、
「アーティストが売れる売れないというより、
アーティスト本人が本当にやりたいことやってるんじゃないかなぁ」
ってコメントをもらいました。

そういったことを考えると、そのアーティストが好きってアーティストに惚れ込んでいるタイプの人は、
やはりアルバムなんでしょうね。


今回紹介するのは

DONALD FAGEN / I.G.Y. (WHAT A BEAUTIFUL WORLD)

良い曲なんですよ。 これ・・・
リリースは1982年です。
この曲が当時、ラジオでかかってたのはオイラが中学生だった頃です。
その時は、どちらかといえばビルボードとかのHITチャートは、UKのアーティストが
賑わしていたのですよ。
オイラも例に漏れず UK NEW WAVEのレコードを買ってましたね。
その中でこの曲は、ハマっいるUK NEW WAVEではなく、なぜか
「すごく良い曲だ~」なんて気になってました。
もうその頃には12"シングルをオイラは買っていたのですが、無いのですよ。
I.. G. Y. の12"シングルが・・・
当たり前なんだけど1982年にPROMOのレコードが日本の輸入レコード店の店頭に並ぶなんて
ことはあり得ませんでした。 
オイラもPROMO盤っていうレコード自体が存在していることすら知りませんでした。
「PROMOって何???」って感じです。

もう、アルバムしか選択の余地は無かったのでアルバム買いましたよ。
DONALD FAGEN / THE NIGHTFLY


だけど、I.G.Y.目当てだったのが、もう収録曲、全て良かったです。
今、アマゾンのDONALD FAGEN / THE NIGHTFLYのレビュー読んでたら
レビュー書いている人みんな、「ベタ褒め」ですね~w
オイラもその通りなんですけど・・・

もうジャケットからしてカッコいいしね。
当時、THE NIGHTFLYのレコード買ったら、アルバムジャケットと同じ写真のポスターを
もらっって部屋の壁に貼ってたのを思い出しました。

内容の良さ、ジャケットの良さ、共にサイコーのアルバムでした。

だけど I.. G. Y.は12"がオイラは良いですけどねw


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