渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:中古レコード店

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next. recordsが渋谷にお店を構えたのが2000年なのですが、ホントこの街は当時からメチャメチャ大きく変化してるんですよね。
ま〜ホボ、20年近く毎日通い続けているのでその街の様子やカルチャーなんかの移り変わりがリアルタイムに肌で感じるワケなのですが、ココ最近は渋谷にデカい商業施設がバンバン建っています。
タブン、2020年の東京オリンピックとかを多少なりとも意識して商業施設を建てるならオリンピックまでに建てなきゃっ!っていう事情もあるのかもしれませんね。
で本日2019年11月22日は、渋谷PARCOが新装オープンだそうです。
個人的には、コレらの大規模商業施設にはあんまり興味がナイのですが、新しく建て替えられた渋谷PARCOには、中古レコード界の巨人、ディスクユニオンさんがアナログレコード専門店「ユニオンレコード渋谷」としてテナントで入るとのコトなのでレコード好きにとってはやっぱり気になるトコロでもあります。

「ユニオンレコード渋谷」が渋谷パルコにオープン!
渋谷PARCOにレコード専門店『ユニオンレコード渋谷』オープン!
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うぉ〜スゲ〜圧巻のジャケット・ディスプレイですっ!
というか、壁が全部レコードジャケットで埋まってますね〜。
レコード好きならそのジャケットを一瞬見ただけで
「あ〜アレあるな・・・コレあるな・・・」
ナンてコトが本能的に思い浮かぶのでは・・・(笑)

レコード店的にはジャケットのディスプレイは「そのショップの一番の売り」でもあるので、ディスプレイを見ればそのお店のコンセプトが解るんじゃないでしょうか。
ま〜ザッと見たカンジでは、邦楽・洋楽のシバリは全くナイようですね。
定番のROCK POPS SOUL 和モノ アニソンなどもうナンでもありのようなので取扱いジャンルのシバリもナイようですね。
見たカンジ、アルバム中心のセレクションの様で、ちょっと7インチシングルも写真に写ってますね。
しかし、ホントいわゆる名盤って謂われるアルバムジャケットが目白押しですね。
タブン、このディスプレイされているレコードが、今のレコード人気を支えているメイン・ストリームなんでしょうね。
オイラが見たカンジでは、ディスプレイされたジャケットの中には12インチシングルは1枚もナイ・・・みたいな・・・。
逆にいうと、ユニオンレコードさんの壁にディスプレイされているような今人気のメインストリームなレコードは、ウチの店には1枚もナイ・・・(笑)

ご存知の通り、渋谷には既にディスクユニオンさんは、4つのショップが存在するのですが、今回新オープンするお店との棲み分けはどういったカンジなんでしょうね。
既にあった4つのショップは、ジャンル括りで比較的解りやすくまとまっていたと思うのですが・・・。
個人的に店内写真で見る限りレコードのセレクションからは「今人気の流行りのレコード」っていうのがカンジられます。
今まであった渋谷の既存の4つのショップは、ジャンルの括りで同じビルながら売り場のフロアが変わってしまうので、気になるレコードを探すためには結局全部のフロアを巡って掘らないとイケなかったのを人気ドコロのタイトルだけを1つにまとめたのが今回オープンした「ユニオンレコード渋谷」ナンじゃないでしょうかね〜。

先にレコード人気のメインストリームと述べましたが、まさにこの「ユニオンレコード渋谷」のセレクションが今のレコード人気の正体ナンでしょうね。
ユニオンレコード渋谷の壁にディスプレイされているレコードジャケットの面々は、確かにそのアーティストを代表作ではありお決まりの定番レコードではあると思うのですが、個人的な認識ではそのお店の壁にディスプレイするほどの珍しいレコードではナイと思うのです。
ん〜あくまでも個人的な認識ですよ・・・ISLEY BROTHERS / BETWEEN THE SHEETSのアルバムや、TALKING HEADS / REMAIN IN LIGHTのアルバムがディスプレイされていますが、コレ等のアルバムは当時から相当売れていて長い間プレスもされていたので相当の枚数のレコードが世の中に存在しているので希少性という見方ではそれほどでもナイと思うんですよね。
だけど、そのレコード店の顔とでもいえる壁ディスプレイに選抜されるというのは、そのレコードをディスプレイすることで「お〜っ!アルな〜このレコード店はっ!」ってカンジるお客さんが多くいるっていうコトなんでしょうね。
例えば、ISLEY BROTHERS / BETWEEN THE SHEETSのアルバムだと、ヤフオクでは、大体いつも20枚ほど出品されていてその500円から1500円程度の価格で落札されているので感覚的には、ジャケットを壁にディスプレイしてもそれほど「うぉ〜やべぇ〜っ!」ってならないと思うのですよね。
だけど、結構このアルバム、決して珍しいレコードではナイけどISLEY BROTHERSの代表作で名盤だけあってコンスタントに売れ続けているので、そういったお客さんにアピールするためにディスプレイに選抜されているのかもしれませんね。
あと、帯付き日本盤も結構多く見られますね。
それにしても、山下達郎率が高いなぁ・・・。
日本人からすれば洋楽の帯付きの日本盤ってUSプレスやEUプレスの輸入盤よりナンか価値として格下に見られる部分もあってちょっと売りにくいんですよね。
だけど、あえてそういった帯付き日本盤アルバムや山下達郎作品をズラ〜っと並べてディスプレイしたりしているのは、明らかに外国人レコードマニア狙いナンでしょうか。

SWEETBACK feat. BAHAMADIA / AU NATURAL (ROOTS REMIX)
SWEETBACK feat. BAHAMADIA / AU NATURAL (ROOTS REMIX) の試聴
next recordsのサイトでSWEETBACKのレコードを探してみる


渋谷では、ある程度の規模のレコード店のオープンは、2014年のHMV record shop渋谷以来5年ぶりですね。
どんなお店なのかな・・・オープン初日に早速見に行ってきま〜す。


渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。


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2019年9月6日にこんなコトを当ブログで書きました。
零細中古レコード店のささやかな消費増税対策
で、もう来週には消費税が10%になっちゃうワケで、ショボい中古レコード店としてもイロイロやらなきゃイケないコトがあったりします。

前日テレビのニュースを見ていると、どうやらレジスターが売れまくって品切れ状態のようですね。
そのお店が、販売している商品によって軽減税率によって消費税が8%の商品があったり10%の商品があったりという場合に古いレジスターだと対応が出来ないようで新制度対応のレジスターの生産が追いつかないみたい・・・ってようです。
ま〜中古レコード店の場合は、オール10%の税率なので今のレジスターの設定を変更するだけで大丈夫なので買い換えなくてもイイのですが・・・問題は、レジスターの説明書が・・・ドコにあるのか?ってそっちの捜索の方がタイヘンかもしれません。

店頭での販売に関しては、前回の消費税が5%から8%になった時に、各レコードにつけている値段が書いてある商品札に税率5%の時にはその税金分を具体的に●円って書いていたので8%に税率が変わった時に税金分の記載をヤメて、
1800YEN+TAXというカンジに、商品代金+税という表示に変更したので、今回は店頭での作業は全くしなくてもイイような体制になっています。
5%から8%に変更の時は店頭に出ている何千枚にもおよぶ商品札をすべて付け替えるというマジでメンドー&ムダな作業は、もう二度としたくないので、この部分は助かりました・・・。
店頭では、レジスターの税率変更だけで済みそうですね。

で、一方WEBサイトの方も税率変更しなくては・・・ってコレ、どのタイミングでしたらイイんでしょうか?
ちょっと調べてみると・・・どうやら商品を発送する時点の税率が適用されるみたいですね。
具体的には・・・
「消費税増税前である2019年9月30日にクレジットカード決済を完了しても、商品の発送が翌日にずれ込めば適用される税率は10%となる」
ようです。next recordsでは、いつも16時ごろに商品を宅急便業者へ出荷しているので、9月30日の16時までの注文分は、消費税8%でそれ以降は翌日の発送になるので消費税率は10%になるってコトですね。
じゃぁ、WEBサイトの方は、16時ごろに税率の設定を変更というコトで。
あ〜そうそう、ショッピングカート機能の宅急便の送料部分も変更しなくては・・・。
それに伴いWEBサイトのバナー部分の送料表示も変更しなくては・・・。
さらにネット通販でご注文分に添付している明細書に使っているデータベースもちゃんと変更するコト。
ま〜消費税が10%に変わるコトでやらなきゃイケないコトってこんなカンジかな・・・。

あと、アレですね・・・キャッシュレス・消費者還元事業カンケーですね。
上記のエントリー「零細中古レコード店のささやかな消費増税対策」を書いた時は・・・
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「赤いロゴマークのお店が対象です!」みたいなコトを書いているのですが、そんなステッカーとかポスターとか全く届いてませんケド・・・。
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って書いていましたが、つい先日、届きましたよっ!ポスターやらシールやらが・・・。ホント、ギリギリのタイミングでっ!
cashless-poster

そして、経済産業省の公式マップにもnext recordsが紹介されるようになりました!
cash-map


しかし、このマップ・・・微妙にお店の位置がおかしいんだケド・・・。
店頭には、ポスターとかお店のガラス扉にステッカーを貼ったりしなくては・・・っと。
ネット通販も、キャッシュレス・消費者還元事業登録加盟店であるコトを謳うバナーはコレを使えっていうのが届きました。
コレらのバナーもWEBサイトに掲載しなければ・・・っと。
税率が変わる直前の月曜日は、ちょっとバタバタとこの手の作業をしなくては・・・あ〜ちょっとメンドーだなぁ。

TOMMI / THAT'S WHAT IT IS
TOMMI / THAT'S WHAT IT ISの試聴
next recordsのサイトでTOMMIのレコードを探してみる

だけど、この「キャッシュレス・消費者還元事業」なんだか結構、難しいですね・・・。
ルールと言うか、その適用される条件っていうのが・・・。
ナンかちょっとケータイ電話の料金プランのような複雑さに似ているような・・・。
それに、next recordsのある渋谷宇田川町界隈の登録参加店をマップで見てみると意外と登録しているお店が多くナイんですよね。
当店が入っているビルにも多数の飲食店やショップがテナントとして入っているのですが、この事業に参加しているのはウチの店ともう1店ダケですからね。
しかも、このマップ・・・超使い勝手がワルイし・・・・。

以前のエントリーにも書きましたが、ナンとかPayとかの決済会社がこの機会にイロイロなキャンペーンを仕掛けるようですが、意外とそれほど盛り上がらないのかもしれませんね・・・。
今もQR決済のd払いで店頭で買い物した場合は、20%のポイント還元ってキャンペーンをやっているのですが、ウチの店では実際に利用されたのは、数人ですからね。
ま〜フツーに考えて手に入れたいレコードを実質20% OFFで買えるとなると個人的には、「マジすかっ!じゃぁd払いでお願いしますっ!」ってなるのですが、実際は、全然そんなコトにはなってませんし。
そう考えると、当店のような中古レコードというマニアックな商品を販売しているショップでは、ナン%還元っていうのはそれほど訴求力のあるセールストークではナイのかもしれませんね。
ま〜解っている人だけ、利用するってカンジなのかな・・・どうだろう。


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