渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:レコード買取

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渋谷で12インチシングル専門の中古レコード店を営業しているnext recordsです。
当店では、中古レコードの販売をやっているのですが、それと同時にもう聴かなくなったレコードの買い取りも行っています。
レコード店をはじめたのが2000年からなのですが、当初はオイラ自身やスタッフがアメリカやヨーロッパの各国を直接訪れて現地のレコード店を廻り待って目利きを活かして仕入れたいレコードを買い付けるというスタイルでレコードを仕入れていたんですよね。
お店をはじめて2000年当初というのは、空前のDJブームの真っ最中で、「レコードを買いたいっ!欲しいっ!絶対に手に入れるっ!」という鼻息の粗いお客さんがお店のある渋谷では、もうソレこそ大勢いてお客さん的には当時は、「レコードは、買うモノ」で決して売るモノではなかったみたいな雰囲気だったんですよね。
そんな様子だったので長らくず〜っとレコードの仕入れに関しては買い付け一本でやってきたのですが、2005年くらいからだと思うのですが常連のお客さんから「もう聴かなくなったレコードの買い取りをお願いしたい」ってご依頼をいただいたので本格的に国内でのレコードの買い取りをはじめてみたという次第です。

レコードの買い取りを本格的にはじめたって言っても店頭で「レコードの買い取りやっています」ってポスターを壁に貼っただけというお粗末なやり方だったんですよね。
まぁ〜その時は、店頭でのレコードの買い取りはあくまで「サブ」的なカンジでメインの仕入れは、海外への買い付けやディーラーとのやり取りが中心だったのでソレホド、積極的に「レコードの買い取り」をやっていなかったんですよね。
しかし、時代の趨勢と言いますか海外でのレコード買い付けのコストアップやレコードの販売価格の落ち込み、欲しいレコードがなかなか見つからい状況・・・ナンかを経験するコトで次第に海外への買い付けから国内での買い取りのウェイトを変わってきたという経緯に至るワケです。

「レコードの買い取り」ってコレ、結構難しいんですよね・・・というか、当店の場合ではコレ1本だけではゼッタイに安定した仕入れは、出来ないんじゃないかな・・・って思うんですよね。
今でこそ、長らく同じ場所でレコード店を営んでいるというコトやダンス系中心の12インチシングルをメインで販売しているというコトがある程度、認知していただいているコトもあり、ありがたいコトに月に数回程度のレコード買取のオファーをいただけるようになりました。
そうはいっても今でもやはり決して安定的なレコード買い取りが出来ているというワケでは決してなくってたくさんのレコードの買い取りが出来る月もアレば、1ヶ月間1度も買い取りの依頼がなかった・・・ってコトもあったりするので結構、波があるんですよね。
で、考えたんですよ・・・もっと安定的にレコードの買い取り依頼をいただけるようになるには、どうしたらイイのか・・・って。
特に当店のような極めてニッチな「12インチシングル」だけを扱うようなショップでは、ホント12インチシングルだけが欲しいのですが「12インチシングルだけ買い取りします」ってコトをやると、レコードの処分を検討している人からするとその時点でかなりターゲットを絞り込むコトになっちゃっているので大々的に「レコードの買い取り」をやるのであれば音楽ジャンルは、絞り込まない方がイイんじゃないかな・・・って思ったんですよね。
でもnext recordsっていうお店の名前でレコードの買い取りをやるってなると、どうしても「12インチシングル専門」というカラーが強く出てしまうような印象があるんですよね。
だけどnext recordsという名前でイケば12インチシングルだけの買い取りをメインで出来るというメリットもあります。
そういったコトを考えた上で、実施したのが、next recortdsでのレコードの買い取りはコレまで通り行いつつ、新たに別の名前でレコード買取専門の窓口・部門を立ち上げて広く浅く日本全国からレコードを買い取りできるようにすればイイんじゃないかな・・・って思ったんですよね。
しかし、上手く出来るかどうかは、全く解らないレコード買い取り専門のためのお店や場所を新たに契約するのは、かなりリスクが高いのでとりあえず、出来るだけ小さくはじめてある程度成長させて、その「レコード買い取り部門」が軌道にノッてきたら専門の店・窓口をつくればイイと思い、まずは買い取り専門のWebサイトを立ち上げるコトにしました。

コンセプトはこんなカンジです。
●ジャンルを問わずレコードの買い取りをする。
●出張買取 & 宅配便でレコードを買い取りする。
●オーディオや音楽関連グッズも買い取りする。

いつもお願いしているWeb屋さんに上記のコンセプトの説明してnext recordsとは別の名前で「レコード買取専門」のWebサイトを作ってもらいました。
サスガにプロのシゴトだけあって結構シッカリしたクオリティの高い買い取り専門のWebサイトが出来上がりました。
ココまでの文章ですべて「過去形」で書いているのは実はコレ、2018年のハナシなんですよね。
ま〜Webサイトを作ってもすぐにレコード買い取りの依頼が来るなんてオイラも思っていないのでフダンのnext recordsでのシゴトの合間を使ってこの新たに作った「レコード買取専門のWebサイト」を認知してもらうためにそれなりに手間をかけてきました。
しかし・・・なかなか新たに作った「レコード買取専門のWebサイト」が成長してくれません。
Webサイトの成長ってナニかっていうと、結局レコードの処分を考えている人がGoogleで「レコード 買取」とか「レコード 査定」とかって検索した時に自分のホームページが表示されるかどうかってコトなんですよね。

ちなみに今の時点でレコード買い取りってググったらこんなカンジの結果です。
レコード 買取の検索結果
結局、この検索結果の画面に当店の「レコード買取専門のWebサイト」が表示されなければレコードの処分・整理を考えている人からすると存在しないのと一緒というコトになります。
上記の検索結果でも判ると思うのですが、かなりの割合で「スポンサー」と記載されている広告が多いんですよ。
1ページ目だけでなく2ページ目も結構な割合で「レコード買取業者」の広告が占めています。
3ページ目から広告ではないフツーのWebサイトが増えてきますが、タブン3ページ目以降に表示されても効果はホボ皆無だと思います。
コレね・・・リスティング広告っていって検索したキーワードがオークションみたいな価格設定になっていて「レコード 買取」ってキーワードで上位に自分のWebサイトを表示させたいとなると他社よりも高い広告料を「レコード 買取」ってキーワードに入札するという仕組みなんですよね。
上記のGoogleの検索結果でも分かる通り、現在かなりの競合するレコード買取業者が熾烈なレコードの買取依頼の取り合いが行われているのが解ります。
タブン、今だと「レコード 買取」とういうキーワードの検索結果の1ページ目に自分のWebサイトの広告を出そうと思ったら1クリック数百円の費用を入札しないといけないようなカンジですね。

オイラは、この部分を広告に頼らず自力でなんとか出来ないかガンバっていたのですが・・・。
結果は、撃沈・・・となりました。
集中的にオイラが新たに作った「レコード買取専門のWebサイト」へ手間をかけてきたのは立ち上げた2018年から2020年の約2年間の間なのですがその間にレコード買取の相談は5件で実際に買取までに至った件数は0件という結果・・・。
その後は、ご存知の通り2020年の春頃からコロナ禍となりナニもかもが今までにない状況になったためにオイラもメインであるnext recordsの業務へ集中するコトとなり折角作った「レコード買取専門のWebサイト」は放置プレイ状態になりました。
コレね・・・失敗した原因は、カンゼンにオイラの見込みが甘かったんですよね。
先に書いたようにどんなに工夫した「レコード買取専門のWebサイト」を作ったトコロで多額の広告費を投下した競合する業者には、勝てないという状況をあまり理解できていなかったんですよね。
渋谷にある12インチシングルのレコード店という部分に関しては、やはり20年以上もレコード店を営んできたという実績もあるのでそれなりに知名度があるみたいなのですが、next recordsというカンバンをハズしたまったく新規のブランドでレコード買取業界に参入出来るコトは出来なかった・・・みたいなカンジですね。
2018年の時点でもなかなかハードルが高いカンジではあったのですが、2024年の今では、ソレ以上にレコード買取業界はレッドオーシャンになっているような印象ですね。
今だと例えば「レコード 買取」という検索キーワードで自分のホームページをGoogle検索の1ページ目に表示させるためにかかるコストは、1年間だと百万円オーバーになりそうですね。

だけど、そんなレッドオーシャンな「レコード買取」なのですが、next recordsへ直接レコード買取のご依頼は、結構お問い合わせをいただけるんですよね・・・トーゼン、コチラは広告費は、一切かかっていません。
しかもレコードの買取のお問い合わせいただける内容っていうのは、当店の商品ラインナップとカンゼンにマッチした12インチシングルメインの内容となっています。
ん〜コレね・・・レコード買取オファーが熾烈な取り合いになっている中でホント、ありがたいハナシですよ。
実際にレコード買取のご依頼をいただいたお客さんからこの「渋谷レコード店日記」を読んで「このお店にレコードを買取を頼もう」って思ったとというハナシを何度か聞いたコトがありますので、ココで書いているコトもナンかしら影響があるのかもしれませんね、
というワケでレコードの処分や整理・買取のご依頼は、絶賛受付中ですのでゼヒご検討のホド、お願いいたします。

MIRACLES / LOVE MACHINE
MIRACLES / LOVE MACHINEの試聴
next recordsのサイトでMIRACLESのレコードを探してみる

で、ココで書いた大失敗だったレコード買取専門のWebサイトなのですが、実はまだあるんですよね〜。
Googleで「レコード 買取」って検索してもまったく表示されませんが・・・(泣)
もう利用されていないのだから閉鎖してもイイとは思うのですが、Webサイトの出来があまりにもイイのでこのママ辞めてしまうのがなんだかモッタイないような気がして・・・とはいえ、ココ4年間は、まったくお問い合わせはナイ状態なので或るイミ、ゾンビWebサイトになっているんですよね。
ナンかこのレコード買取専門のWebサイトが活用できる方法があればイイんだけどね・・・。

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つい先日、「ハロ〜っ!」ってちょっとご陽気なカンジで1人の外国人のお客さんがご来店されました。
雰囲気的にナニやら親しげにオイラにハナシてきます。
って、オイラ的には、一応、微笑みながらも「んんん・・・?」ってカンジだったのですが。
で、その外国人のお客さんが手に持っていたバックから3枚のレコードと取り出して「このレコードをキミは、いくらで買うコトが出来るの?」って訊いてきました。
まぁ〜要するに「レコード買取査定の依頼」です。
たまぁ〜になのですが、海外からお越しいただいたお客さんから買取査定のオファーってあるんですよね。
大体は、訪日した際に何度も当店でレコードを購入していただいているお客さんで、もう聴かなくなったレコードを当店へ買い取りに出して得たお金で再び、当店の在庫の中から欲しいレコードを買ってゆくというケースが多いのですケドね。
で今回、ご来店いただいたお客さんに関しては、イキナリの買い取り査定の依頼だったので「アレ?ナンでこの人、買取査定にウチへ来たんだろうな・・・」ってちょっと違和感をカンジていたんですよね。
当店では、レコード買取をフツーに行っているのですが、ソレはあくまでも国内へ向けてホームページやSNSを通じてちょっとしたプロモーションやっているんですよね。
イキナリ、海外から日本に来てはじめて訪れるレコード店へ「このレコードを査定してくれ」っていうパターンはフツーは、あり得ナイんですよね。
外国のお客さんからの買い取り査定ってやはりナン等かの前段階というか、ソコに至る経緯が必ずあるワケです。
そのお客さんは、3枚のレコードをオイラに見せながら「コレは、かなりレアなレコードだ!」とか「スーパー・クリーン・コンディションだ!」とか・・・かなり積極的なアピールをしてきます。

その3枚のレコードですがパッと見たカンジではオイラが、知らないタイトルだったので調べてみたトコロ、Hi-NRGのレコードでまぁまぁなレア度のレコードだったんですよね。
持ち込まれたレコードの市場価値とかニーズ、売れ行きなんかをオイラが調べている最中も当店に在庫しているレコードを手にとって「キミは、このレコードをいくらで買う?」とか「このレコードを、私は、5枚持っている」だとか・・・その他、イロイロと自分のコレクションやレコードの値段についてハナシかけてきました。
オイラは、そんなに英語が得意ではナイので、詳しい内容のコトは、よく判りませんが要するにコレクターにありガチな自慢みたいな内容のようです(笑)

ソコで、思い出したんですよね・・・その外国のお客さんのコトを。
半年くらいまでに閉店間際に当店へ訪れて、店内にディスプレイされているレコードを見て「キミは、このレコードをいくらで買ったんだ?」とか「私は、たくさんのレコードを持っている」とか、そういったハナシをして「レコードの買い取りは出来るのか?」って訊かれたんですよね。
モチロン、オイラは「イエス!ワタシは、あなたのレコードを買うコトが出来ます。」と言いました。
その時に、「販売価格のナン%の値段でキミは、買ってくれるの?」って訊かれたんですよね。
コレは、今回に限らずレコードの買い取りの際に、よく訊かれるコトなんですよね。

レコードの買い取り査定依頼をしようと思っている側のお客さん的な立場からすると買取査定に出すレコードが大体、どれくらいの金額になるのかってコトを事前に知りたいんでしょうね。
ん〜コレは、解ります・・・そう思うでしょうね・・・自分の持っているレコードをどれ位の値段で買ってくれるのかってコトですね。
レコード店によっては「このレコードは、この値段で買い取ります」というコトを具体的に明示しているレコード店もありますよね・・・いわゆる高額買取リストを作っているお店ですね。
この高額買取リストってホント、レコード店側からするとかなりレアなレコードでその「レコードを購入したいっ!」って思う人が多い人気盤であるコトんですよね。
要するに回転率が良いタイトルってコトですね。
多少高い目の買い取り査定額にしてもスグに売れて即現金化出来るっていうタイトルです。
そういったタイトルのレコードであれば、査定額もアップするってカンジですね。
今だと、シティ・ポップとかのレコードでしょうかね。
でも、世の中に流通しているレコードってソレこそ星の数ホドのタイトルが存在しています。
すべてのレコードの買い取り基準価格みたいなのってナイんですよね。
レコードを買取査定に依頼をしようと思っている人は、店頭価格が●●●●円ならば、大体□□%ぐらいの価格で買い取りしてもらえるだろう・・・って、思われるみたいですが、そのレコード店の在庫状況や売れ行きやお客さんのニーズ等によって変わりますからね。
大手中古レコード店や知名度のあるレコード店でも12インチシングルに関しては、あまり需要がナイみたいで買い取りの問い合わせをしても結構、塩対応されるようです。
当店に関しては、12インチシングル専門のレコード店なのでその部分に関しては他店よりも出来るだけガンバって査定させてもらいますが、はやり先に書いたようにニーズやレア度、回転率なんかを考慮して査定額をつけています。

で今回、外国からお持ち込みいただいたHi-NRGの3枚のレコードに関してナンですが、なかなかコレが難しいんですよね。
Discogs等で見たカンジではまぁまぁの値段が付けられているのでレア盤であるコトがうかがえます。
しかし、Wantしている人は、あまり多くはありません。
要するにコレは、極めてニッチなマーケットでは、まぁまぁのレア盤扱いとなっているのですが、そのタイトルのレコードを欲しい人と思っている人は、それホド多くない・・・ってレコードのようです。
当店は、レコードを仕入れて販売するという物販営業なので仕入れたレコードに販売に係る経費や利益をノセて販売価格を設定しているのですが、このまぁまぁレアだけどそれホド、ニーズの高くない3枚のレコードにまぁまぁの金額となるお金を払う特段のメリットをあまりカンジなかったんですよね。
その3枚のレコード、当店的に欲しいか or 欲しくないか って訊かれたら、喉から手が出るホド、欲しいレコードではありませんでした。
だけど、査定してくれって依頼されたら査定額を提示する必要があります。
でも心情的には、それホド欲しいレコードではナイのでそのアタリを鑑みた査定額をそのお客さんに伝えると
「ナンでそんなに安いの?」って言われたんですよね・・・ソレまで比較的上機嫌だったのがこのアタリからちょっとその人の顔色も変わってきました。
まぁ〜交渉事ですからね〜だけど、雰囲気的には、少し暗雲立ち込めてきたカンジです。
「コレ等のレコードは、日本ではニーズが多くないんだよ」って拙いオイラの英語で伝えると
「ソレは、おかしい・・・」ってちょっと意義を唱えるようなカンジになりました。
ソコからその人、少しコーフンしてきたようで早口の英語で「ワーーーっ!」っとナニやら言ってきます。
要するに、「正当な査定額でない」というコトを言っているんですよね。
ソレに対するオイラ側の査定額の根拠ってチャンとあってその説明をしようと思うのですが、オイラのポンコツな英語力では、その事情を上手く説明をするコトができませんでした。
「This is my buying price.」というコトしか言えませんでした。

結局、査定交渉は決裂しました。
一応、オイラも拙いポンコツ英語で言い方を変えて事情を説明したコトもナンとなく伝わったようで最終的には、握手をして別れるコトが出来たんですケドね。
でも、そのお客さんが帰った後にナンだかオイラの中にナンとも表現できないモヤモヤとした気持ちが残ったんですよね・・・。
買取査定の交渉が決裂したコトや一応、お客さんは表面的には納得して帰ったようなカンジですがタブン、心底は納得していないであろう様子だったコト等、一体どんな風になればお互いがWin-Winなカンジになったんだろう・・って思っちゃうんですよね。
このハナシ、極めてシンプルにすると
「このレコードを●円で売りたい」という人と「このレコードを□円なら買いたい」という人のやり取りでその金額がマッチングしなかったというダケのコトなんですケドね。
でもタブン、この金額のマッチングというコトだけでなく表面的には出ない交渉するニンゲンの心理的な部分のやり取りがお互いにあってその部分がナン等かのワダカマリとして残っているような気がします。
オイラ自身も「そのレコード、メチャ欲しいっ!」っていうワケではないんだケド、安くだったら仕入れたいな・・・っていう部分があったと思います。
レコードを持ってきた人も、これ等のレコードはマーケットでは比較的高額で販売されているのにオイラに安く買い叩かれそうになったみたいな気持ちもあったでしょう。

50 CENT ft. SNOOP DOGG & LLOYD BANKS & YOUNG BUCK OF G-UNIT / P.I.M.P.
50 CENT ft. SNOOP DOGG & LLOYD BANKS & YOUNG BUCK OF G-UNIT / P.I.M.P. の試聴
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ナンでこんな気持になっちゃたんだろう・・・って帰宅する道中もずっと考えていたんですよね。
ナンか、お互いに得るものがまったくナシで時間とモヤモヤしたネガティブな気分だけが残るという状態になっちゃったという・・・ん〜コレは、もしかして元々こんなハナシなんてはじめからなかった方が良かったんじゃないかなって思うホドです。
買い取りの交渉自体が決裂したコト自体は、イイんですよ・・・ホント、ソレはお互いの価値観が合わなかったというだけですからね。
別の例えだと、レコード店に訪れた人がそのレコード店に欲しい物がなかったとか欲しい物は、あったけど値段が自分の予算と合わなかったのでナニも買わずにお店を出た・・・というコトと同じようなカンジですからね。
だけど、今回のコトは、両者ともナントモ言えない複雑な思いを残したまま別れたっていう部分なんでしょうね・・・って、オイラは、そう思っているケド、外国からレコードをわざわざ日本にまで持ってきたお客さんは、ナントモ思っていないかもしれませんが(笑)
ハナシが上手くまとまるに越したコトはありませんが、まとまらなくても「あ〜そうか・・・じゃあ仕方ないよね〜」ってスッキリとした気持ちで別れるコトが出来たら良かったんですケドね。
まぁ〜オイラのポンコツ英語でソレを上手く伝えるコトは、なかなか困難ではあるのですが(笑)

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こんにちは。渋谷の零細中古レコード店next recordsです。
一応、12インチシングル専門のレコード店というコンセプトで渋谷の片隅で23年間営業させていただいています。
渋谷でレコード店をはじめたのは2000年からなのですが、その当時はホボ100%海外へ実際に出向いてレコードを買い付けしていました。
レコード好きな人からすると「海外へレコードを探し求める為だけに旅へ出るってサイコーじゃないですかっ!」ってコトをよく言われるのですが実際は、なかなかタイヘンで気力&体力ともにスリ減らしながらギリギリの状態で出向いていました。
まぁ〜だけどヘトヘトになりながら世界各国のレコード店を訪れて仕入れるためのレコードを見続けていて「キタっ!」ってカンジでお目当てのヤバいタイトルを引いたりすると脳内にアドレナリンがドバドバ放出されてソレまで体力的にヘトヘトで気力的にはギリギリの状態だったのがそのヤバいレコードを見ただけで「パンパカパーーーンっ!」ってイッキにヤル気マンマンに復活しちゃうんだから不思議なモノです。
まぁ〜ヤバいタイトルは「仙豆(せんず)」みたいなアイテムになっているようですね・・・。

レコード店のスタッフが買い付けに出向いているっていうコトは、仕入れするレコードをすべてコントロールしているというコトになります。
当たり前のハナシですが売れるレコード&ニーズがあるレコードだけをバイヤーの判断で仕入れるコトが出来るのです。
レコード店をはじめた当初は、そういったバイヤーの判断で仕入れたレコードだけを店頭に並べて販売していたのですが、買い付け一辺倒だけではどうしても商品構成に偏りが出てくるコトや仕入れコストなんかを意識するようになってレコード店創業から数年後に店頭でのレコード買い取りをはじめました。
中古レコード店をはじめた当初は、レコード買い取りに関して「大丈夫なのかな・・・」って不安もあったんですよね。
お店をはじめた時は、「他店では、なかなか見つからないレコードを販売する」っていうのをお店のカンバンにしていたので国内での買い取りが増えてきちゃうともうフツーの中古レコード店になっちゃうんじゃないかな・・・ナンて思っていたんですよね。
でも実際に国内でのレコードの買い取りをはじめてお店にとってもイロイロと良い結果が現れてきました。
やはりバイヤーだけの判断だけだと限界がありますしね。
海外買い付けだと実際に仕入れるレコードの値段に経費なんかが上乗せされるので、イイタイトルが出てきてもこの値段で仕入れて良いのかって判断も迫られますし、ソレに「この曲、もしかしたらイケるかもしれない」っていうタイトルがあってもなかなかチャレンジできないんですよね。
「もうゼッタイに売れる自信があるっ!」っていうタイトルだけ仕入れるという硬いセレクションになるワケです。
で、実際に国内でのレコード買い取りをはじめてみると、当たり前だけど海外に買い付けに行った時に仕入れるようなレコードは、はやりホトンドないんですよ。
年代にもよりますが当時、新譜で販売されていたレコードがホトンドっといったカンジで。
でも、そんな中でもなんかイケるのは、ナイかな・・・っていう視点で実際に知らない曲だけど聴いてみて当店のライナップに沿うような内容の曲であれば、一度チャレンジしてみようってコトが出来るようになったんですよね。
そんなカンジでお試しで商品化したタイトルがレギュラー商品に格上げされたっていうレコードがもう何千タイトルもあったりするのでホント、コレはよかったですね。

しかしっ!不特定多数のレコードを買い取るというコトはフクザツな事象もトーゼン起こり得るワケです。
それは・・・商品化が困難なレコードがメチャ増えるってコトです。
レコード店の店頭には、商品化されたレコードがズラ〜っとエサ箱にはいっているのですが、実際はその店頭に商品化されていない何倍ものレコードの在庫をお店は抱えているんですよね。
モチロン、当店も例外ではなく商品化したレコードの他に売れたらスグに出せるストック分、新たに商品化出来るタイトル等がもう万単位の枚数であったりするワケです、要するに一軍のタイトル達ですね。
で、問題は二軍・三軍のレコード達なんです。
コレね〜レコード店にとっては、なかなか扱いに困る奴らなんですよね。
ちゃんと商品化してあげればお客さんに購入してもらえるかも知れないレコードなのですが、商品化するための手間やコストのコトを考えると・・・ヤラない方がマシっていう判断もあるワケです。
いっそのコト、戦力外認定して破棄しちゃえばイイのかも知れませんケドね。
なかなかオイラにその戦力外認定の決定を下す判断が出来ないんですよね〜。
まぁ〜割れたレコードやズタボロのガタ盤は、もうレコードをとしてのイミを成していないので破棄するんですケド、曲はイマイチだけどピカピカの盤っていうのは、戦力外認定し難いんですよね・・・。
コレには、「そのレコードを求めているユーザへ届けるっ!」というオイラ自らが掲げたミッションがどうにも引っかかってくるワケです。
しかもいま現時点では、ちょっと微妙なタイトルの曲も後年になってその評価が180度ガラリと変わるというコトもよくあるというコトも知ってるんですよ。
だからと言ってじゃあ、そうなるのをず〜っと待ち続けるのか・・・ってコトも現実的には出来ませんし・・・。

倉庫にもレコードがパンパンに入ったダンボールがうず高く積み上がっていますし、どうにかしなきゃイケないよな〜って思ってはいるのですが・・・思うようにならないってカンジですね。
コレね、当店の商品化に関わるオペレーション的な問題も関係しているんですよね。
タブン、某レコード店のようにレコードのジャケットにラベラーで価格のプリントされたラベルシールをガチャコンって貼った状態でダンボール箱へ無造作に放り込んで販売するというやり方でそういった二軍・三軍のレコードを販売すればイイんでしょうが、オイラがそういったレコードの販売の仕方って好きじゃないんですよね。

next recordsという小さいレコード店のカンバンを掲げている以上、すべてのレコードをちゃんとキレイに磨いてピカピカのビニールに入れて解りやすいコメント記載した商品札を付けて、ていねいにレコードを販売していきたいっていう思いがあるんですよね。
でもソレをする為には、時間や手間がかかるんですよね・・・レコードを磨く、コメントを考える、データ化するという一連の作業がしいては、ソレがすべてコストになるっていうコトなんですよね。
今、当店で販売中のレコードの最安価格って300円(税別)なのですが、この300円レコードってはじめから300円ではなくってデータ化した時って1000円くらいの値付けで販売していたんですよね。
当店では商品化したレコードの店頭での停留期間が長くなるとタイミングを見計らって価格の見直しをやっていて結果、はじめに1000円って値付けしたレコードがジリジリと値下げされて300円になったという経緯があるんですよね。
とりあえず安価なレコードもナンかのタイミングで売れてくれるので今のトコロは、破棄という最悪の事態は免れているのですが・・・。

最近のレコード人気の影響もあるようで、ソレまでず〜っとお客さんのご自宅の押し入れで眠っていたレコードが表に出てくるようになりました。
タブン、コレまで押し入れに長期間放置されていたレコードの存在を忘れていたのが「レコード」というキーワードをメディア等見聞きして「あ〜そう言えば、押し入れに聴かないレコードがあったな・・・」ってカンジでこの機会に整理しようか・・・って思っている人が多くなってきたようなカンジなんでしょう。

このブログでも決まり文句のように「レコードの整理は、ゼヒ、渋谷ネクストレコードへっ!」ってお知らせしていますが、抱え込んだレコードの行き場に苦心しているという、ナンダカ矛盾した状態に陥っていますよね〜。
同業他社のレコード店さんって当店と同じような悩みを抱えているとは思うのですが、どうやっているんでしょうかね・・・。
レコファンとかディスク・ユニオンなんて、ン10万枚レベルでそういったレコードの在庫を抱えていると思うのでケドね。
もうホント、破棄しちゃうっていうのがイチバン、カンタンな方法だと思うのですが、果たしてソレは、レコードの神様にお許しいただけるのでしょうか・・・?(笑)

RUFFNECK feat. YAVAHAN / NEW LIFE
RUFFNECK feat. YAVAHAN / NEW LIFEの試聴
next recordsのサイトでRUFFNECKのレコードを探してみる

当店では、毎週200枚程度のレコードを新たに店頭に出しているのですが、月の買い取りや仕入れをしていレコードの枚数って遥かに店頭出ししている枚数を上回ってします。
買い取りのコレクションの入荷次第ですが、イッキに2000枚とか3000枚とか入るケースもあるくらいですからね。
その中には、スグに商品化できるタイトルもあるのですが、新たにデータ入力が必要なタイトルも多数あってそういった裏方作業をフダンの営業の合間にやっているのですが、その作業が終わらないまま、また新たな買い取り査定が追加されるという・・・(笑)
レコード店を営むコトに関しては、日々楽しくやらして頂いているのですが、レコードの在庫数が毎年増えてくるってコトに関しては正直、悩みのタネでもあります。
まぁ〜そんな悩む前に手をもっと動かせっ!てカンジですね(笑)
がんばろう〜〜〜っと(笑)

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donaldbyrd_thankyou
遅まきながら、あけましておめでとうございます。
1月も2週目に入っていながら新年のご挨拶って・・・ってカンジですが、曜日の都合上遅くなってしまいました。
毎年1月になるとお店を開店させた時の当時の心境を思い出してしまう零細中古レコード店主です(笑)
当店は、2000年の1月にレコード店をはじめたので今年で創業23年目を、迎えるコトとなりました。
ん〜振り返ってみると23年・・・相当、長いですね〜。
よくもまぁ〜中古レコードだけ・・・しかもアナログレコードの内にあっても全然マイナーな存在である12インチシングルだけの販売だけでよくもまぁ〜23年間もレコード店を営むコトができたもんだ・・・って我ながら思っちゃいます。
コレもひとえに当店をご利用いただいている皆様のおかげです。
本当にありがとうございますっ!
今年もガンガン、「ナンジャコレーーーっ!!」的な12インチシングルをご紹介出来るようにガンバらせていただきますのでヨロシクお願いいたします。

よくお店や会社では、年始のご挨拶で「今年は、業績●%アップを目指すっ!」ナンてカンジでポジティブで具体的な数字を掲げるシーンを見かけるのですが、創業23年目となる当店の場合、今まで一度も具体的な業績アップの数字を掲げたコトがありません・・・。
タブン、会社というかお店的には、こういった具体的な目標というか指標を掲げないってコトは、「ありえないっ!」ってカンジだと思うのですが・・・。
まぁ〜店主が、ポンコツであるという理由も少なからず影響していますケドね。
やっぱり商品の仕入れ自体がかなり安定しないというか、極めて流動的なので正直、具体的な数字をあげづらいんですよね。
今までにどうやったらもっと仕入れがうまいコト出来るのであろう・・・ってさんざん考えたのですが、全然思うように出来ていないんですよ。
ホント、ソレこそお店をはじめて23年間の間、毎日毎日ず〜〜〜っとレコードの仕入れのコトを考え続けていますからね・・・。
前回の記事でeBay(海外のオークションサイト)で良さげなレコードを落札しようとガンバったケド1枚も落札できず撃沈したコトを書きましたが、お客さんが「ヤバいっ!このレコード、欲しいっ!」って思ってもらえるタイトルっていうのは、世界中のレコード好きが同じ盤を欲しがっているって言うコトをまざまざとカンジさせられました。
しかも、最近の世界的なアナログレコード人気もソレに拍車をかけているワケです。
もう・・・人気盤に関しては、カンゼンに世界中で取り合い状態になっていますね。

以前、Webサービスを開発している会社の人とハナシをする機会があったのですが、「フダンお店を営んでいる中でイチバン困っている部分ってナンですか?」って訊かれたんですよね。
もうソッコーで「商品の仕入れですっ!」って即答しちゃったのですが、タブン、Webサービス開発会社の人的には、販売の仕方の方で困っているんじゃなかろうか・・・って思われていたようです。
では、仕入れを充実させるため、しいては買い取りの強化をするためにはどの様な方法があるのか・・・ってコトですよね。
ネット広告をやったり、HPでレコードの買取りを大々的に謳ったりっていうコトが王道のヤリ方なのですが、当店のようなレコードの中でも比較的ニッチなジャンルである12インチシングル専門店の買い取りってなるとなかなかターゲットを絞りにくいんですよね。
しかも、12インチシングルの中でもオリジナル盤で、さらにレア度が比較的高いタイトルに集中させると、もうかなりきゅうきゅうに絞られてくるっていうカンジになってしまうという。
ちなみにGoogle検索で「12インチシングル 買い取り」で検索した結果は、こんなカンジです。
kaitori

一応、2番目に表示というコトでターゲッティング的には成功しているのですがっ!そもそもレコードを買い取りに出そうって思っている人が「12インチシングル 買い取り」ってワードを入力するコト自体、ホボ皆無なので残念ながらこの結果は、あまりイミがないのです。

昨今のレコード人気と円安、そしてインフレのコトなどなどを勘案すると明らかにレコードの仕入れ・買い取りに関しては、厳しくなる状況になりそうです。
ソレにレコードの買い取りを行うプレーヤーの数、すなわち買取業者もココ最近メチャ増えてきていますからね。
2021年の6月に下記の記事を書きました。
レコード買取が激戦化しそうな予感
上記は、リユース業界の巨人、ブックオフがアナログレコードの販売を強化するというニュースを見聞きして記事にしたものです。
想像していた通りにココ最近はレコードの買取が激化しているような状況になりつつありますね・・・トホホ・・・(TдT)
あえて言うならば、そんなレコードの買取が激戦化している中でも12インチシングルに関しては、まだ買取プレーヤー達がスルーしているジャンルであるコトなのですが・・・だけど、コレもいつまでもこのままの状況が続くとは思えません。
事実、レコードについて敏い人やトレンドに敏感な若い世代の人たちの間では、アナログレコードでDJプレイをするってコトがちょっとしたブームの兆しになってきているようなカンジがします。
昨年には、こんな記事も投稿しました。
もしかして、リターンDJが増加中!?
比較的若い世代ではじめてアナログレコードでDJプレイをしたいって思う人に加えて、20数年前のDJブームにDJプレイを嗜んでいた人が一旦、リタイアしたケド、再び趣味を復活させるパターンも増えているカンジですからね。
そういった来たるべく次のニーズの高まりに備えるためにも12インチシングルの専門店である当店は、コレまで以上にイケてるレコードを店頭に並べたいって思うワケであります。

先に書いた年始のご挨拶にも『「ナンジャコレーーーっ!!」的な12インチシングルをご紹介出来るようにガンバらせていただきます』なーんて大ミエを張っているのですが・・・状況は決して楽観的ではありません・・・というか、むしろ超キビシーかもしれません。
昨年、「コレは、相当ヤバいっ!」って思うレコードの買い取りのご依頼がありました。
それは、コレまで何度も当店でレコードをご購入していただいていた常連のお客さんからレコード買取依頼でした。
当店が2000年に渋谷で営業をはじめた時からのお客さんでその時は、まだ大学生だったのですが、月日は流れて22年・・・仕事・結婚・子供・自宅購入という経緯を経て、最後にレコードを購入したのは、2015年・・・「もう、レコードはイイかな・・・」ってご引退でのレコード買取のご依頼でした。
イヤ〜ホント、内容的にはパーフェクトなコレクションでしたっ!すべてオリジナル盤でタイトルもサイコー、しかもっ!キレイっ!
モチロン、買取金額も相当な額になりましたケド、ご依頼いただいたお客さんにも「そんな金額になるとは思いませんでした〜!」ってご満足いただけました。
結局、当店をご利用していただいていたお客さんからレコードを買取させていただくっていうの内容的にはイチバン、良いってコトでしたね。
だけどホント、コレは、レアなケースなんですよね。
今まで20年以上、レコード店を営んできてコレまでにン万人のお客さんにレコードをお買い上げ頂いてるのですが、ナゼかホトンドレコードを手放さない・・・(笑)
しかもハードなディガー、強烈なコレクションを持っている人ホド、レコードへの愛惜がより強くなるようです。
先に紹介したパーフェクトなコレクションを買い取りさせていただいたお客さんもご自身のアイデンティティの喪失に繋がりかねないホドの決心してレコードをご処分いただいたくらいですからね。
当店をご利用していただいたお客さんからの買取をナンとか増やしたいと思っているのですが、コレはなかなかムズいですね〜。

年明け早々に当店の買い付け人Nと今後の仕入れに関するハナシをしていたのですが、5年ホド前から来るベキに備えて温めていた3万枚のレコードコレクションの買取に着手しようか・・・という発言がありました。
この案件はかねてからあったのですが、枚数が枚数だけにその前段階として保管場所やその方法など、どうやってミッションを進行させるかってコトが問題にあって棚上げしていたんですよね。
しかしっ!今年は、当店の買い付け人Nは、本気をだすと「オレは、やるっ!」と宣言しました〜(笑)
果たして、next recordsは、その3万枚のレコードコレションをゲット出来るのか?・・・ちょっと楽しみです〜(笑)

DONALD BYRD / LOVING YOU
DONALD BYRD / LOVING YOU の試聴
next recordsのサイトでDONALD BYRDのレコードを探してみる

まぁ〜しかし、レコードの仕入れのコトに関しては、懸念事項もありますが、突然「3000枚のレコード買取をお願いしたいのですが・・・」なんてオファーもあったりするので、ホント解らないですからね。
なので、「レコードの買取してもらおうかな・・・」って思ったらゼヒ、渋谷のネクストレコードへご一報頂ますようお願いいたします。
というワケで、2023年も渋谷のネクストレコードをヨロシクお願いいたしますっ!

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。


donaldbyrd_thankyou
遅まきながら、あけましておめでとうございます。
1月も2週目に入っていながら新年のご挨拶って・・・ってカンジですが、曜日の都合上遅くなってしまいました。
毎年1月になるとお店を開店させた時の当時の心境を思い出してしまう零細中古レコード店主です(笑)
当店は、2000年の1月にレコード店をはじめたので今年で創業23年目を、迎えるコトとなりました。
ん〜振り返ってみると23年・・・相当、長いですね〜。
よくもまぁ〜中古レコードだけ・・・しかもアナログレコードの内にあっても全然マイナーな存在である12インチシングルだけの販売だけでよくもまぁ〜23年間もレコード店を営むコトができたもんだ・・・って我ながら思っちゃいます。
コレもひとえに当店をご利用いただいている皆様のおかげです。
本当にありがとうございますっ!
今年もガンガン、「ナンジャコレーーーっ!!」的な12インチシングルをご紹介出来るようにガンバらせていただきますのでヨロシクお願いいたします。

よくお店や会社では、年始のご挨拶で「今年は、業績●%アップを目指すっ!」ナンてカンジでポジティブで具体的な数字を掲げるシーンを見かけるのですが、創業23年目となる当店の場合、今まで一度も具体的な業績アップの数字を掲げたコトがありません・・・。
タブン、会社というかお店的には、こういった具体的な目標というか指標を掲げないってコトは、「ありえないっ!」ってカンジだと思うのですが・・・。
まぁ〜店主が、ポンコツであるという理由も少なからず影響していますケドね。
やっぱり商品の仕入れ自体がかなり安定しないというか、極めて流動的なので正直、具体的な数字をあげづらいんですよね。
今までにどうやったらもっと仕入れがうまいコト出来るのであろう・・・ってさんざん考えたのですが、全然思うように出来ていないんですよ。
ホント、ソレこそお店をはじめて23年間の間、毎日毎日ず〜〜〜っとレコードの仕入れのコトを考え続けていますからね・・・。
前回の記事でeBay(海外のオークションサイト)で良さげなレコードを落札しようとガンバったケド1枚も落札できず撃沈したコトを書きましたが、お客さんが「ヤバいっ!このレコード、欲しいっ!」って思ってもらえるタイトルっていうのは、世界中のレコード好きが同じ盤を欲しがっているって言うコトをまざまざとカンジさせられました。
しかも、最近の世界的なアナログレコード人気もソレに拍車をかけているワケです。
もう・・・人気盤に関しては、カンゼンに世界中で取り合い状態になっていますね。

以前、Webサービスを開発している会社の人とハナシをする機会があったのですが、「フダンお店を営んでいる中でイチバン困っている部分ってナンですか?」って訊かれたんですよね。
もうソッコーで「商品の仕入れですっ!」って即答しちゃったのですが、タブン、Webサービス開発会社の人的には、販売の仕方の方で困っているんじゃなかろうか・・・って思われていたようです。
では、仕入れを充実させるため、しいては買い取りの強化をするためにはどの様な方法があるのか・・・ってコトですよね。
ネット広告をやったり、HPでレコードの買取りを大々的に謳ったりっていうコトが王道のヤリ方なのですが、当店のようなレコードの中でも比較的ニッチなジャンルである12インチシングル専門店の買い取りってなるとなかなかターゲットを絞りにくいんですよね。
しかも、12インチシングルの中でもオリジナル盤で、さらにレア度が比較的高いタイトルに集中させると、もうかなりきゅうきゅうに絞られてくるっていうカンジになってしまうという。
ちなみにGoogle検索で「12インチシングル 買い取り」で検索した結果は、こんなカンジです。
kaitori

一応、2番目に表示というコトでターゲッティング的には成功しているのですがっ!そもそもレコードを買い取りに出そうって思っている人が「12インチシングル 買い取り」ってワードを入力するコト自体、ホボ皆無なので残念ながらこの結果は、あまりイミがないのです。

昨今のレコード人気と円安、そしてインフレのコトなどなどを勘案すると明らかにレコードの仕入れ・買い取りに関しては、厳しくなる状況になりそうです。
ソレにレコードの買い取りを行うプレーヤーの数、すなわち買取業者もココ最近メチャ増えてきていますからね。
2021年の6月に下記の記事を書きました。
レコード買取が激戦化しそうな予感
上記は、リユース業界の巨人、ブックオフがアナログレコードの販売を強化するというニュースを見聞きして記事にしたものです。
想像していた通りにココ最近はレコードの買取が激化しているような状況になりつつありますね・・・トホホ・・・(TдT)
あえて言うならば、そんなレコードの買取が激戦化している中でも12インチシングルに関しては、まだ買取プレーヤー達がスルーしているジャンルであるコトなのですが・・・だけど、コレもいつまでもこのままの状況が続くとは思えません。
事実、レコードについて敏い人やトレンドに敏感な若い世代の人たちの間では、アナログレコードでDJプレイをするってコトがちょっとしたブームの兆しになってきているようなカンジがします。
昨年には、こんな記事も投稿しました。
もしかして、リターンDJが増加中!?
比較的若い世代ではじめてアナログレコードでDJプレイをしたいって思う人に加えて、20数年前のDJブームにDJプレイを嗜んでいた人が一旦、リタイアしたケド、再び趣味を復活させるパターンも増えているカンジですからね。
そういった来たるべく次のニーズの高まりに備えるためにも12インチシングルの専門店である当店は、コレまで以上にイケてるレコードを店頭に並べたいって思うワケであります。

先に書いた年始のご挨拶にも『「ナンジャコレーーーっ!!」的な12インチシングルをご紹介出来るようにガンバらせていただきます』なーんて大ミエを張っているのですが・・・状況は決して楽観的ではありません・・・というか、むしろ超キビシーかもしれません。
昨年、「コレは、相当ヤバいっ!」って思うレコードの買い取りのご依頼がありました。
それは、コレまで何度も当店でレコードをご購入していただいていた常連のお客さんからレコード買取依頼でした。
当店が2000年に渋谷で営業をはじめた時からのお客さんでその時は、まだ大学生だったのですが、月日は流れて22年・・・仕事・結婚・子供・自宅購入という経緯を経て、最後にレコードを購入したのは、2015年・・・「もう、レコードはイイかな・・・」ってご引退でのレコード買取のご依頼でした。
イヤ〜ホント、内容的にはパーフェクトなコレクションでしたっ!すべてオリジナル盤でタイトルもサイコー、しかもっ!キレイっ!
モチロン、買取金額も相当な額になりましたケド、ご依頼いただいたお客さんにも「そんな金額になるとは思いませんでした〜!」ってご満足いただけました。
結局、当店をご利用していただいていたお客さんからレコードを買取させていただくっていうの内容的にはイチバン、良いってコトでしたね。
だけどホント、コレは、レアなケースなんですよね。
今まで20年以上、レコード店を営んできてコレまでにン万人のお客さんにレコードをお買い上げ頂いてるのですが、ナゼかホトンドレコードを手放さない・・・(笑)
しかもハードなディガー、強烈なコレクションを持っている人ホド、レコードへの愛惜がより強くなるようです。
先に紹介したパーフェクトなコレクションを買い取りさせていただいたお客さんもご自身のアイデンティティの喪失に繋がりかねないホドの決心してレコードをご処分いただいたくらいですからね。
当店をご利用していただいたお客さんからの買取をナンとか増やしたいと思っているのですが、コレはなかなかムズいですね〜。

年明け早々に当店の買い付け人Nと今後の仕入れに関するハナシをしていたのですが、5年ホド前から来るベキに備えて温めていた3万枚のレコードコレクションの買取に着手しようか・・・という発言がありました。
この案件はかねてからあったのですが、枚数が枚数だけにその前段階として保管場所やその方法など、どうやってミッションを進行させるかってコトが問題にあって棚上げしていたんですよね。
しかしっ!今年は、当店の買い付け人Nは、本気をだすと「オレは、やるっ!」と宣言しました〜(笑)
果たして、next recordsは、その3万枚のレコードコレションをゲット出来るのか?・・・ちょっと楽しみです〜(笑)

DONALD BYRD / LOVING YOU
DONALD BYRD / LOVING YOU の試聴
next recordsのサイトでDONALD BYRDのレコードを探してみる

まぁ〜しかし、レコードの仕入れのコトに関しては、懸念事項もありますが、突然「3000枚のレコード買取をお願いしたいのですが・・・」なんてオファーもあったりするので、ホント解らないですからね。
なので、「レコードの買取してもらおうかな・・・」って思ったらゼヒ、渋谷のネクストレコードへご一報頂ますようお願いいたします。
というワケで、2023年も渋谷のネクストレコードをヨロシクお願いいたしますっ!

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