ココ最近のブログを読み返してみたのですが、お店のジャンル別の仕切り板を刷新したりとか店頭でスマホで試聴ができるようにしたりとか、Discogsのマーケットプレイスに店頭のレコードを出品してみようとかってカンジで販売の方にかなり積極的に取り組んでいる印象がありますね。
ショップを営んでいく上で商品の販売を促進させるためにイロイロな施策を打っていくというのは、至極まっとうなコトなので、まぁ〜当たり前っちゃ当たり前なんですが・・・で、この販売促進の施策がオイラが想定しているようにイイように作用してくると次に気になるのが、レコードの仕入れの方なんですよ。
レコードの仕入れについてはコレまでにこのブログでも度々ネタにして書いてきましたが、中古レコードの仕入れってホント、タイヘンなんですよね。
新譜のレコード店であれば、ディストリビューターから届けられる新譜のリリース情報が記載されたリストから、どのタイトルを何枚仕入れるかってコトを考えて発注すれば数週間後にそのオーダーしたレコードが届けられるというカンジでレコードの仕入れが出来るのですが、中古レコードに関しては、基本的にコチラが希望するタイトルを安定的に供給してくれるディストリビューターなんて存在しないんですよね。
よく利用する海外のレコードディーラーは、ナン人かいるのですが、彼らも地元で様々な方法によってレコードの買取を日々行っていてソレ等を商品化して当店のようなショップに入荷した情報をお知らせするというカンジです。
でも、別に当店がレコード店をやっているから特別に優遇されるとかでは全くなくって、もうフツーにこのレコードはこのプライスといったカンジで仕入れるか仕入れないかをコチラが判断するといったカンジなんですよね。
しかし、新譜をディストリビューターから仕入れるのとナニが違うのかっていったら中古レコードの場合は基本的にどのタイトルのレコードも1枚の在庫しかナイってコトなんですよね。
例えば、当店が「このタイトルは、人気があるから10枚仕入れたいっ!」って思ってもディーラーは1枚しか持っていないので、確実に売れるとわかっていても1枚しか仕入れるコトが出来ないっていうコトなんですよね。
まぁ〜だけど、新譜の仕入れはカンタンでイイなぁ〜なんてコトは、全然思ってなくって新譜ならではの仕入れするタイトルの選別の難しさってありますからね。
このタイトルは、カッコいいからって売れるだろうって見込んで仕入れたレコードが、全然売れなかったら・・・もう、マジでヤバいですからね・・・しかも中古よりも利益率が低いので10枚仕入れて数枚売れ残りが出ちゃうともう利益がフッ飛ぶみたいな薄利ですから、ソレはソレでタイヘンな悩みがあると思います。
コレまで当店の店頭販売とネット通販との売れ行きの比率は結構長い期間、「店頭販売<ネット通販」ってカンジだったのですが、今年はソレが「店頭販売>ネット通販」という様に逆転してきました。
そうなんですよ・・・そういったコトもあって店頭販売の比率が高まったコトでソレをより加速させるために店頭販売でのイロイロな施策をやっているってカンジなんですよね。
店頭販売が伸びてきた理由っていうのが、やはり海外からのお客さんからのインバウンド・ニーズと新しくレコードを買い始めた人の流入です。
お店的には、イイ状況になってきたなぁ〜って思うのですが、ソレに伴う大きな悩みっていうのが、「レコードの仕入れ」に関してなんですよね。
前記したように売上比率が店頭販売の方がネット通販よりも高くなったとお伝えしましたが、決して通販の売上が落ちたってワケではなく、単純に店頭での売上が伸びてきたってコトなんですよ。
で、ソレに伴って店頭のレコードの在庫がコレまでよりも目で見て解るように明らかに少なくなってきたんですよね。
じゃあ、もっとレコードを仕入れたらイイんじゃないのって思うのですが、昨今の円安ドル高 & 世界的なレコード・ニーズの高まりによる価格の高騰化がココに来てジワジワと効いてきたカンジがします。
レコードの仕入れに関しては過去にこんな記事を書きました。
レコード買取が激戦化しそうな予感
上記は、リユース業界の最大手であるBOOKOFFがアナログレコードの販売をはじめたコトによって積極的に中古レコードの買取もガンガンヤッていきますよ〜というニュースを見てカンジたコトに言及した記事です。
上記の記事は、今から3年前に2021年6月に書いたのですが、このコトを書いた以降、BOOKOFFだけでなくかなり多くの買取業者がこの中古レコード業界に新規参入しているようなカンジがしますね。
タブン、アナログレコード業界の活況を見てソレまでレコードとは全く縁もゆかりもなかった「レコードは、儲かるぞっ!」ってカンジで業者がドドドォ〜っと流れ込んできたった状況みたいですね。
コレまで古いレコードの買取って中古レコード屋が中心となってやっていたのですが、そんな業界にもっと大きな括りである「リユース業者」がその業態にレコードを取り込んだっていうカンジですね。
ん〜3年前に書いた「レコード買取が激戦化しそうな予感」ってコトが結構現実化してきたような気がするんですケド・・・どうでしょう。
最近、ヤフオクとか見ていると明らかに「業者」と思えるレコードをメインで扱うセラーが増えてきたような印象があります。
扱っているレコードのアイテムは、ジャンルやフォーマットも様々でオリジナル盤もブート盤ももうナンでもありの玉石混交ってカンジで出品しまくりです。
しかも出品点数も1万枚オーバーとかってレベル・・・さらにその大量のレコードがちゃんと落札されて新たな出品も重なったりでグルグルと回転している様子です。
当店でもレコードの売れ行きがイイのは、とてもありがたいしウレシイことなのですが、仕入れに関して言えば、そういった新規参入のプレイヤーや資金力のある大手のプレイヤーが続々とアナログレコード業界に入ってくるコトでコレまでの従来型の中古レコード店への買取が難しくなっていくんじゃないかなぁ・・・ナンてコトを危惧しています。
ナンにもしなくてもレコードの買取がジャンジャン入ってくれば申し分ナイのですが、当店の場合はオリジナル盤 & 12インチシングルメインという極めてニッチなセレクションのレコード店というコトもありナンでもアリっていうワケにはいきませんからね〜なかなか難しいトコロであります。
で、先日当店にご来店いただいた海外からのお客さんが、「日本に訪れたらゼヒ、Face Recordsに行きたかったのに休業していて残念だったよ・・・」って嘆いていたので「はぁ?ナニ言ってるの?」ってお向かいのFace Recordsさんを覗いてみると確かに扉も閉まって電気が消えていたのでHPを見てみると・・・
11/5〜年明けの1/1まで臨時休業するそうです。
ええええぇ〜!?商売的にはコレから年末商戦に向けての来店のお客さんが増えたりイロイロな動きがある時期なのに2ヶ月もの間、臨時休業しますって、しかも渋谷の本店だけでなく下北沢のお店も臨時休業しちゃうって・・・ちょっとフツーありえないコトなんですが・・・。
HPに記載されている詳細によると・・・ナンだかレコードの買い取りが殺到していてショップの運営まで手が回らないみたいな状況なのかなぁ・・・。
うわ〜オイラが、今後レコードの仕入れが難しくなってきたらどうしよう・・・って不安になっているのとは、真逆で買取が忙しいって・・・ナントモ羨ましいハナシです。
以前にレコード買取専用のWebサイトが大失敗したコトを書きました。
大失敗だった・・・レコード買取専門Webサイト
上記にも書いた通りホント、レコードの買取に関しては、一筋縄にはイカなくってメチャ難しいんですよ。
結局この時の失敗で得たコトは、「レコードの買取は、どれだけネット広告に費用をかけるコトが出来るか・・・」ってコトなんですよね。
資金力のない当店のようなショップは、そんなに多額な広告費をかけるコトは出来ないので必然的にネットでのレコード買取を大々的に実施するコトは、むずかしいんですよね。
PEGGY DODSON / PLEASE DON'T BREAK THE GROOVE
PEGGY DODSON / PLEASE DON'T BREAK THE GROOVE の試聴
next recordsのサイトでPEGGY DODSONのレコードを探してみる
だからといってナニもしなくて手をこまねくってコトではなくってオリジナル盤12インチシングル専門店だからこそ出来るレコード買取の方法があるんじゃないかなぁ〜ナンて思っているんですよね。
ソレは、具体的にどうするのか・・・ってコトなのですが、ソレをアカラサマにしちゃうとちょっと他の業者さんにマネされちゃいそうなので敢えて言及は避けますが・・・(笑)
ん〜しかし、海外からの仕入れも国内での買取も今後は、今まで以上にキビシくなるような予感がしますね・・・ん〜どうなるんだろう。
というワケで、もう聴かなくなったレコードの整理をお考えの時は、ゼヒ、渋谷のNext Recordsへお知らせくださいっ!
誠意を持ってソッコーでご対応させていただきます。
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
ショップを営んでいく上で商品の販売を促進させるためにイロイロな施策を打っていくというのは、至極まっとうなコトなので、まぁ〜当たり前っちゃ当たり前なんですが・・・で、この販売促進の施策がオイラが想定しているようにイイように作用してくると次に気になるのが、レコードの仕入れの方なんですよ。
レコードの仕入れについてはコレまでにこのブログでも度々ネタにして書いてきましたが、中古レコードの仕入れってホント、タイヘンなんですよね。
新譜のレコード店であれば、ディストリビューターから届けられる新譜のリリース情報が記載されたリストから、どのタイトルを何枚仕入れるかってコトを考えて発注すれば数週間後にそのオーダーしたレコードが届けられるというカンジでレコードの仕入れが出来るのですが、中古レコードに関しては、基本的にコチラが希望するタイトルを安定的に供給してくれるディストリビューターなんて存在しないんですよね。
よく利用する海外のレコードディーラーは、ナン人かいるのですが、彼らも地元で様々な方法によってレコードの買取を日々行っていてソレ等を商品化して当店のようなショップに入荷した情報をお知らせするというカンジです。
でも、別に当店がレコード店をやっているから特別に優遇されるとかでは全くなくって、もうフツーにこのレコードはこのプライスといったカンジで仕入れるか仕入れないかをコチラが判断するといったカンジなんですよね。
しかし、新譜をディストリビューターから仕入れるのとナニが違うのかっていったら中古レコードの場合は基本的にどのタイトルのレコードも1枚の在庫しかナイってコトなんですよね。
例えば、当店が「このタイトルは、人気があるから10枚仕入れたいっ!」って思ってもディーラーは1枚しか持っていないので、確実に売れるとわかっていても1枚しか仕入れるコトが出来ないっていうコトなんですよね。
まぁ〜だけど、新譜の仕入れはカンタンでイイなぁ〜なんてコトは、全然思ってなくって新譜ならではの仕入れするタイトルの選別の難しさってありますからね。
このタイトルは、カッコいいからって売れるだろうって見込んで仕入れたレコードが、全然売れなかったら・・・もう、マジでヤバいですからね・・・しかも中古よりも利益率が低いので10枚仕入れて数枚売れ残りが出ちゃうともう利益がフッ飛ぶみたいな薄利ですから、ソレはソレでタイヘンな悩みがあると思います。
コレまで当店の店頭販売とネット通販との売れ行きの比率は結構長い期間、「店頭販売<ネット通販」ってカンジだったのですが、今年はソレが「店頭販売>ネット通販」という様に逆転してきました。
そうなんですよ・・・そういったコトもあって店頭販売の比率が高まったコトでソレをより加速させるために店頭販売でのイロイロな施策をやっているってカンジなんですよね。
店頭販売が伸びてきた理由っていうのが、やはり海外からのお客さんからのインバウンド・ニーズと新しくレコードを買い始めた人の流入です。
お店的には、イイ状況になってきたなぁ〜って思うのですが、ソレに伴う大きな悩みっていうのが、「レコードの仕入れ」に関してなんですよね。
前記したように売上比率が店頭販売の方がネット通販よりも高くなったとお伝えしましたが、決して通販の売上が落ちたってワケではなく、単純に店頭での売上が伸びてきたってコトなんですよ。
で、ソレに伴って店頭のレコードの在庫がコレまでよりも目で見て解るように明らかに少なくなってきたんですよね。
じゃあ、もっとレコードを仕入れたらイイんじゃないのって思うのですが、昨今の円安ドル高 & 世界的なレコード・ニーズの高まりによる価格の高騰化がココに来てジワジワと効いてきたカンジがします。
レコードの仕入れに関しては過去にこんな記事を書きました。
レコード買取が激戦化しそうな予感
上記は、リユース業界の最大手であるBOOKOFFがアナログレコードの販売をはじめたコトによって積極的に中古レコードの買取もガンガンヤッていきますよ〜というニュースを見てカンジたコトに言及した記事です。
上記の記事は、今から3年前に2021年6月に書いたのですが、このコトを書いた以降、BOOKOFFだけでなくかなり多くの買取業者がこの中古レコード業界に新規参入しているようなカンジがしますね。
タブン、アナログレコード業界の活況を見てソレまでレコードとは全く縁もゆかりもなかった「レコードは、儲かるぞっ!」ってカンジで業者がドドドォ〜っと流れ込んできたった状況みたいですね。
コレまで古いレコードの買取って中古レコード屋が中心となってやっていたのですが、そんな業界にもっと大きな括りである「リユース業者」がその業態にレコードを取り込んだっていうカンジですね。
ん〜3年前に書いた「レコード買取が激戦化しそうな予感」ってコトが結構現実化してきたような気がするんですケド・・・どうでしょう。
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当店でもレコードの売れ行きがイイのは、とてもありがたいしウレシイことなのですが、仕入れに関して言えば、そういった新規参入のプレイヤーや資金力のある大手のプレイヤーが続々とアナログレコード業界に入ってくるコトでコレまでの従来型の中古レコード店への買取が難しくなっていくんじゃないかなぁ・・・ナンてコトを危惧しています。
ナンにもしなくてもレコードの買取がジャンジャン入ってくれば申し分ナイのですが、当店の場合はオリジナル盤 & 12インチシングルメインという極めてニッチなセレクションのレコード店というコトもありナンでもアリっていうワケにはいきませんからね〜なかなか難しいトコロであります。
で、先日当店にご来店いただいた海外からのお客さんが、「日本に訪れたらゼヒ、Face Recordsに行きたかったのに休業していて残念だったよ・・・」って嘆いていたので「はぁ?ナニ言ってるの?」ってお向かいのFace Recordsさんを覗いてみると確かに扉も閉まって電気が消えていたのでHPを見てみると・・・
11/5〜年明けの1/1まで臨時休業するそうです。
ええええぇ〜!?商売的にはコレから年末商戦に向けての来店のお客さんが増えたりイロイロな動きがある時期なのに2ヶ月もの間、臨時休業しますって、しかも渋谷の本店だけでなく下北沢のお店も臨時休業しちゃうって・・・ちょっとフツーありえないコトなんですが・・・。
HPに記載されている詳細によると・・・ナンだかレコードの買い取りが殺到していてショップの運営まで手が回らないみたいな状況なのかなぁ・・・。
うわ〜オイラが、今後レコードの仕入れが難しくなってきたらどうしよう・・・って不安になっているのとは、真逆で買取が忙しいって・・・ナントモ羨ましいハナシです。
以前にレコード買取専用のWebサイトが大失敗したコトを書きました。
大失敗だった・・・レコード買取専門Webサイト
上記にも書いた通りホント、レコードの買取に関しては、一筋縄にはイカなくってメチャ難しいんですよ。
結局この時の失敗で得たコトは、「レコードの買取は、どれだけネット広告に費用をかけるコトが出来るか・・・」ってコトなんですよね。
資金力のない当店のようなショップは、そんなに多額な広告費をかけるコトは出来ないので必然的にネットでのレコード買取を大々的に実施するコトは、むずかしいんですよね。
PEGGY DODSON / PLEASE DON'T BREAK THE GROOVE
PEGGY DODSON / PLEASE DON'T BREAK THE GROOVE の試聴
next recordsのサイトでPEGGY DODSONのレコードを探してみる
だからといってナニもしなくて手をこまねくってコトではなくってオリジナル盤12インチシングル専門店だからこそ出来るレコード買取の方法があるんじゃないかなぁ〜ナンて思っているんですよね。
ソレは、具体的にどうするのか・・・ってコトなのですが、ソレをアカラサマにしちゃうとちょっと他の業者さんにマネされちゃいそうなので敢えて言及は避けますが・・・(笑)
ん〜しかし、海外からの仕入れも国内での買取も今後は、今まで以上にキビシくなるような予感がしますね・・・ん〜どうなるんだろう。
というワケで、もう聴かなくなったレコードの整理をお考えの時は、ゼヒ、渋谷のNext Recordsへお知らせくださいっ!
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