shinehead_jamaicaninnewyork
「レコードってどうやって収納するのがイイんですか?」という質問をご来店いただいたお客さんから受けました。
昨今のアナログレコード人気の影響もあって最近、レコードを聴きはじめたって人が増えてきたってコトは、このブログでも度々取り上げたコトがあります。
・・・と言うかですねビギナーさんアルアルなのかもしれませんが質問の内容がオイラからすると「えっ!?ソコですか・・・」って思う超基本なコトが多いんですよね。
イヤ、全然イイんですよ〜解らないコトや疑問に思うコトは、訊いてもらっても、だけどその内容というのが、レコードを長年聞いている側のニンゲンからすると当たり前スギて「えっ!?ソコ?」ってカンジちゃうコトが意外と多いんです。
やっぱりレコードが全盛期の70〜80年代にレコードで音楽を聴いた世代っていうのは、今40代とか50代の年齢になっているので、レコードを聴くという文化って90年代に入って一旦途切れてしまっているのでそうなっちゃうのも仕方ナイですよね。
先日もレコードの針・カートリッジを購入したいってお客さんがご来店いただいたのですが、どのカートリッジにするか複数ある種類で実際の聴き比べを店頭で実演していたんですよね。
で、聴き比べのたびにカートリッジの針圧調整をしていると「ソレって。ナニやっているんですか?」って訊かれて「あ〜適正な針圧に調整しているんですよ」って説明すると、「えっ?レコードって聴くたびに毎回、そうやって調整しなければイケないんですか?」って。
一瞬、ナニを言っているのか「はっ?」ってなったんですが、要するにカートリッジの針圧調整って概念自体がなくって、オイラが聴き比べのためにカートリッジを交換する度に調整しているのを見て、毎回こういった調整をするんだと、カン違いしたようです。
そもそもカートリッジの購入を検討しているお客さんがレコードに対してどれくらいの知見があるのかってコトは、コチラ側からは判断出来ないので当方としてはフツーにヤッているコトが、ビギナーのお客さんからすると「ナニをヤっているんだろう・・・?」ってなるようです。
ま〜だけど、ご質問頂いて幸いでした・・・カートリッジを変えたら針圧調整が必ず必要であるコトが解ってもらえて・・・(笑)

で、本題に戻ります。
最近、レコードを聴きはじめた人は、はじめは数枚だったレコードコレクションが、半年もすると数十枚に増加しているって状態になって
「あ〜レコード増えてキタ・・・」って思うワケです。
この自分の好きな音楽だけが収録されたレコードコレクションが目に見えて増えていくコトってナントモ言えない所有感・満足感をカンジる時であります。
大好きなレコードコレクションが増えていくコトがメチャ、ウレシイのですが困るのはその収納・保管です。
はじめはレコード・プレーヤーの横にちょっと置いていたダケでよかった程度の枚数だったのが、気がつけば結構なボリュームに・・・。
コレ、レコードにハマった側の経験から言うと・・・かなりの高確率で今後、時間の経過ともにますます増加するコト、間違いナシっ!なのです。
はじめにご質問いただいたお客さんも当初は、数十枚だったレコードコレクションが、今ではダンボールに2つ以上になって長い目で見て「コレ、レコードが増える度にダンボールに入れるのはちょっと・・・」って思うようになったみたいです。
そもそもレコードってどうやって保管・収納するのがイイのか・・・ってコト自体、レコード屋さんに訊いてみようって思ったそうです。
ま〜レコードの保管は、基本的にレコード棚に立てて保管がフツーですよね。
ソコでその立てて保管するには、ドコに収納するのかですケド、フツーにホームセンターとか行ってレコードの収納にピッタリのサイズの収納棚って売ってないんですよね。
ホームセンターでよく見かける組み立て式の棚ってレコードを入れると奥行きがたらないので5cmくらいジャケットがハミだすんですよ。
あと、強度です・・・レコードって1枚だとそんなに重さは気にならないんだけど、枚数が増えてくるとメチャ重いんですよ。
ちなみにレコード100枚くらいで約20kgにもなります。
ダンボールでもイイんですケド、自分の部屋にダンボールが転がっているのも見栄えとしては、全然映えませんしね・・・。
大好きなレコードだし、出来れば見栄えもよくキレイに収納したいって思うのが心情ですよね。

レコードの収納に関しては、もうハッキリと言えるのが素直にレコード専用の収納棚を買うのがオススメです。
LEXBOX
コレ、ヒトツの枠の中におよそ90枚〜100枚くらいのレコードを入れるコトが出来るので1台買えば200枚くらいのレコードを収納するコトができます。
標準的なレコードが入るダンボールだと2箱分くらいです。
はじめは、このLEX BOXを1台買えば充分だと思うのですが、このLEX BOXが満タンになる日が来るのは、実は結構早かったりします。
レコードが増える度に1台ずつ買い足せるのはイイのですが、LEX BOX 1台が4000円ホド・・・結構コレが、お財布にイタイんですよ・・・個人的な感想ですが、LEX BOXはお手軽で買い足しも出来るし使い勝手がイイんですが、コスパは正直あまりよくないんですよね。

ダンボールでは、なくお洒落にレコードを収納するならこういうのも使えます。
無印良品 硬質パルプボックス・フタ式・ストッカー
musi000
キャスター付きで移動出来るし枚数があまり多くなければ、コレもイイですね。
ま〜でもタブン・・・すぐに2台、3台と増えるコトになると思いますが、コレは強度的にあ積み重ねが出来ないので増えると部屋の面積が狭くなるという難点がありますね。

レコードのジャケットを飾れるこんなタイプのレコード収納棚もあります。
レコード・ディスプレイ・ラック
flap-record-box
ジャケットも飾れるしレコードもたくさん収納出来るし、価格も4枠で8800円とお手頃なカンジがします。
一見、「コレ、良さげ・・・」に見えるのですが、このディスプレイができるフラップ(蓋)が付いたタイプの収納棚って結構な確率でフラップ部分が破損するんですよ。
商品ページには、重ねるコトが出来ると書いていますが、強度的にはちょっと不安がありますね。

IKEAのオープンラックKALLAXもオススメです。
最近、お客さんにオススメした中では、かなり高評価でしたよ。
ikea-kakkax000
IKEAの製品では、コレまでEXPEDITというのがレコード収納に適していましたがモデルチェンジしてKALLAXに変わりました。
少しバージョンアップしたんですよね。
で、オススメなのがこのKALLAXの下部フレーム付きです。
レコード棚を使ってみれば解るのですが、棚を床に設置した時に、下の段のレコードって意外と取り出しにくいんですよ。
このKALLAXもフレームなしのモデルは、底辺が床に接しているのですが下部フレーム付きのモデルだと下段の棚が床から少し上がることによってレコードが取り出しやすくなるんですよね。
特にオススメなのが2段X4枠のモデルで、合計8つの枠で13,990円でひと枠あたりの価格ではコスパがメチャイイんです。
このKALLAX 1台だけで800枚ホドのレコードが収納可能です。
特に使って見て好評だったのが、天板部分にTechnics SL-1200のターンテーブル2台とDJミキサーがちゃんと横置きに設置出来て、なおかつ立ってプレイする時にちょうどイイ高さになるってコトです。
小さなスピーカーなら横に置くコトもできます。
とても使い勝手がイイIKEAのKALLAXなのですが、難点をあえて上げるとすれば基本オープンシェルフなので背板がナイってコトですね。
部屋の壁にピッタリと設置するか、ホームセンターでベニヤ板を買って背板に利用するかってカンジですね。

SHINEHEAD / JAMAICAN IN NEW YORK
SHINEHEAD / JAMAICAN IN NEW YORK の試聴
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レコードを収納棚にいれて保管する時の注意事項としては、棚に入れた時に出来るだけレコードが斜めにならないようにしてください。
レコード棚の枠に対して収納する枚数が少ないとレコードが斜めになってレコードが寄りかかっているレコードの重みで反ってしまうんですよね。
コレ、ホントよくあるので気をつけてください。
最近レコードを聴きはじめた人にこのコトを指摘すると「レコードって反るんですか?」って知らない人も多いようです。
なのでレコードの収納棚にスペースに余裕があれば空いた部分に本なのを詰めて出来るだけレコードが縦に直立するようして保管してください。
あと、お気に入りのレコードジャケットは、飾りたいって欲望があると思います。
短期間ならレコードジャケットをディスプレイして飾るのは、問題ないのですが、長期間ジャケット面を飾っていると窓から差し込む太陽光や部屋の蛍光灯の光によってジャケットの印刷が色あせて褪色するコトがあります。
コレ、光に含まれている紫外線が原因でジャケットのインクが褪せてしまうので、ジャケットを飾りたのであれば、定期的に飾るレコードの入れ替えを行うようにしてくださいね〜。

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