SNSなどでも「レコード店をオープンさせる為に準備中です!」とか「◯月◯日にレコード店をオープンしました!」なんてツイートがタイムラインに出てくるようになって、「おぉぉっ!盛り上がってキタなぁ〜」なんて思う次第であります。
このブログでもコレまでに度々お伝えしてきましたが、コロナ問題以降、2022年アタリからオイラが営む渋谷の実店舗にご来店していただくお客さんがありがたいことに結構増えてきました。
当店が渋谷でレコード店をはじめたのは、今から遡ること20年以上前の2000年なのですが、当時はDJ人気の真っ只中で現在の渋谷 宇田川町エリアでは、レコード店のロゴマークがプリントされたビニールバックを持ったDJ & レコードマニアがもうソレこそウジャウジャと街の中を徘徊している状態でした。
その当時を思い返してみても当店のオープンの他にも毎年のように新しくレコード店がオープンしていたりと活況を呈していました。
まぁ〜やはり、レコードを購入するお客さんが増えれば、ソレをビジネスチャンスと観てレコード店をはじめるっていうのは、商売の基本ですからね。
渋谷界隈では、オイラの知るトコロでは、2020年のコロナ禍の真っ只中に惜しまれながら閉店したレコファンが2022年末に再び渋谷にオープンしたくらいで、今のトコロ2000年の頃のようなレコード店の開店ラッシュとはなっていません。
一方、先に書いたように渋谷エリア以外の場所では、新規のレコード店がオープンしている状況です。
オイラもレコード店の経営者のハシクレとしてレコード店ビジネスについてイロイロと思うトコロがあります。
特にココ最近のアナログレコード・ニーズの高まり & 来店客の増加 さらに外国からのインバウンド・・・この状況を鑑みて、もしかしてnext recordsの拡大路線もあるのか・・・な〜んて思うワケであります。
当店にもレコード人気でご来店いただけるお客さんがメチャ増えたコトを先に書きましたが、実際のトコロ、ご来店のお客さんは増えたケド、大半のお客さんはナニも買わずにお店を出るケースが多いです。
ナンでそうなるのかっていう理由は、明らかで、要するに当店の在庫しているレコードが、ご来店していただけるお客さんのニーズにそぐわないからだと思われます。
当店は、アナログレコードのヒトツのファーマットである12インチシングルに特化したレコード店です。
しかも12インチシングルというフォーマットの中でも何十年前の古いレコードがリリースされた当時のレコード「オリジナル盤」だけを扱うレコード店であります。
一般的にレコード店というと、レコードも在庫していたり、はたまたCDも扱っていたりという音楽メディアを販売しているケースが多いですよね。
最近だと、アナログレコードだけを販売するというショップもあります。
そんなアナログレコードを専門に販売するレコード店でもフツーは、LP(アルバム)とシングルを併売しています。
特徴のあるお店だったらある音楽ジャンルに特化した専門店もあります・・・Rock専門店とかJazz専門とかBlack Music専門とか・・・。
そういった特定の音楽ジャンルに特化した専門のレコード店でもアルバムやシングルは、一緒に販売するっていうのは、やはり一般的です。
しかし、特定の音楽ジャンルに特化したレコード店は、あってもレコードのフォーマットに特化したレコード店っていうのはかなり珍しいようです。
しかもその上に「オリジナル盤」だけを扱うというコダワリが上乗せされています。
アルバムではなく、シングル盤という形態の中でも12インチシングルというフォーマット、さらにオリジナル盤・・・要するコダワリが重なったレコードだけを販売しているレコード店がネクストレコードなのであります。
そりゃ〜そんなにレコードという大枠から特定のアイテムだけに的を絞ったらマーケット自体がとても限定されてきますよね。
それに元々、12インチシングルってアナログレコードの中でもかなりマイナーというかニッチな存在でもありますしね。
はじめて当店を訪れるお客さんのホトンドが当店の「オリジナル盤の12インチシングル専門店」っていうコンセプトが理解できないんですよね。
ソレもメチャ、解りますよ・・・そもそもそんなレコード店自体が当店以外ホトンド存在していないので「ナンだ、このレコード店は?」って理解不能になっちゃいますよね。
当店がナンでオリジナル盤の12インチシングル専門のレコード店になったのかっていうのは、過去にもこのブログで記事にしたコトがあります。
カンタンに書くと、オイラが大好きな12インチシングルってレコード店においてはあまりメインで取り扱っているレコード店がなかったコトと、扱っていてもオリジナル盤と再発盤がゴッチャになって販売されていたのを見て、毎回欲しい12インチシングルを探すのに苦心していたので
「オリジナル盤の12インチシングルの専門店があったらメチャ、イイのになぁ〜」と常々カンジていたので「ソレならば、自分で始めてしまおうっ!」コトで今のnext recordsが出来上がったワケです。
早いハナシが自分が行きたいレコード店を自分で作った・・・っていうシンプルな動機で始めたレコード店だったワケです。
当店が、開業した2000年当時は、DJブームの最中という追い風もあって順調な滑り出しとなったのですが、ネクストレコードを創業して23年経つのですがコレまで振り返って見て思うのですが・・・全然、拡大してないかも・・・って思うワケです。
オイラは、1人のレコード好き、正確に言えば12インチシングル・マニアという側面と同時にレコード店経営者という立場でもあるのですが、やはり経営者的な目線だとビジネスをより拡大させたいって思う部分もあるのですが、今のオリジナル盤12インチシングルだけというコダワリの路線でビジネスを拡大してイクっていうのはなかなかムズカシイのです。
そんな中、最近のアナログレコードの再評価からのニーズの高まりで、コレまで以上にご来店客が増加していている中、多くのご来店客のニーズに当店の商品構成がそぐわない為にナニもご購入いただけない状態でお帰りになるケースが多くなってきました。
で、もしかして当店が多くのお客さんが求めている一般的なフツーの中古レコード店のようなニーズに応えるコトが出来たら、もしかしてもっとお客さんが増えて、更には今よりも売上げアップ出来るのか・・・ナンてちょっと思うワケなのです。
今のお店でアルバムや7インチシングルをソレなりのボリュームで販売するとなると、コレまで店頭在庫をホボ12インチシングルだけで埋め尽くしていたスペースをアルバムや7インチの割くコトになりますのでトーゼン、12インチの濃度は、大幅に薄くなります。
まぁ〜そういう場合ってタブン、傍から見たら「路線変更」ってなるんでしょうね。
一方で、オリジナル盤12インチシングルだけを扱っている究極にコダワッたレコード店にも関わらず、当店を熱烈に支持していただけるお客さんもいたりします。
極めて偏った当店のコンセプトにそのお客さんのニーズがバッチリとハマっているケースです。
そういった当店にハマったお客さんからするとアルバムや7インチ、さらに再発盤なんかを当店が扱いだしたら「なんだか、つまらないレコード店になっちゃったな・・・」ってカンジるかもしれません。
でも、2000年にネクストレコードが渋谷でオープンした時には、渋谷界隈には先に書いたように多くのレコード店が存在していましたが、今ではアノ時に活況を呈していたと思われるレコード店のホボすべてが閉店、もしくはイキオイをなくしています。
そんな中でもネクストレコードは、この23年間紆余曲折アリましたが幸いにも今までに一度も「もうダメだ・・・閉店した方がイイかも・・・」って思うコトなく営業を続けられたのは、今の営業スタイルがあってこそなのかも・・・って思うワケです。
先に書いたようなポツポツと新しく出来たレコード店は、何となく音楽ジャンルの専門性はアリながらも結構、幅広いジャンルを扱うような営業スタイルのようにカンジました。
レコード店の経営者になるような人ってやっぱりオイラと同じで「レコード好き」が高じてレコード店をはじめるコトが多いと思うのですがビジネス的な見地でレコード店をはじめるとなると「自分が好きなモノだけを販売する」っていうコダワリを強く持ってちょっと大丈夫かな・・・って思ったりする部分もあって自分の趣味とは別のジャンルのレコードを扱うのかもしれません。
一般的なビジネス論だとマーケットの大きいトコロで商売をした方が、やりやすいのかもしれませんね。
だけど、当店の様に専門性に特化したレコード店となると元々のニーズというかマーケット自体が大きくないので売れ行きもホドホドととなるんでしょうね。
じゃあニーズが高まっている部分に特化したレコード店ってどうでしょう・・・今でも、シティポップが流行っているのですが、「シティポップ専門店」っていうレコード店って存在しませんね(笑)
シティポップ専門のレコード店なんてはじめたらお店としての体をなすための商品を揃えるコト自体がかなり困難になるのが明らかですからね。
このレコード店の営業スタイルでコダワリ路線 or 拡大路線 って部分、いつも悩むんですよね〜。
オイラ的には、コダワリ路線で拡大していきたいっ!って思っているのですがコレが、全然出来ないっ!
じゃあ、一般的な幅広いジャンルのレコードを販売する別の店をやればイイんじゃないのか・・・っていう構想も思うのですが、オイラ自身がまったく興味のないレコードを販売するコトに一生懸命になれない・・・っていう気持ちの問題もあるワケです。
一般店か専門店かでそれぞれのメリット & デメリットはあるのは、十分承知しているのですが、なかなかコレを両立させるのってムズいですよね。
例えば、フツーのアナログレコードを扱う一般店を経営者の趣味とは切り離してビジネス的な部分だけではじめてもソレはソレで大手の競合他店と激しく戦わなくてイケなかったり、ショップとしてのアイデンティティが希薄になったり、更に多くの枚数や新譜なども扱うコトで仕入れコストや人件費が増大して売上は上がっても利益がそれホドないってコトにもなるかもしれません。
一方、専門店は独自のアイデンティティで個性的な店つくりが出来るし、コアなファンが多い、それに特定のジャンルに焦点を当てるコトで、在庫の管理が容易になり、コストを抑えるコトが出来てしいては利益率も高くなる・・・みたいな一般店ではムズカシイことが実現出来る部分もあったりします。
だけど、今オイラは悩んでいるように、マーケットが狭い & 売上の限界 & 新規顧客の獲得が難しい という悩みもあったりするワケです。
DOUBLE EXPOSURE / TEN PERCENT
DOUBLE EXPOSURE / TEN PERCENT の試聴
next recordsのサイトでDOUBLE EXPOSUREのレコードを探してみる
まぁ〜イロイロとレコード店のビジネス的なコトを述べましたが、当店の路線変更は今のトコロは、まったくありませんっ!
だけど、オイラ的には、今の路線を維持したままで拡大していきたいっ!って野望を持っているのはホントです・・・なかなかムズいですが(笑)
レコード店を営んで23年・・・渋谷界隈においてもかなりの古株のレコード店になりつつある当店ですが、その経営者であるオイラがいまだに売上・利益・営業方針・集客等でいつもどうしたものか・・・って思っているのってホント、進歩ナイですね〜(笑)
とりあえず今の当店をご利用していただけるお客さんにより良いレコードを紹介できるように集中していこうと思う次第でありますっ!
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
このブログでもコレまでに度々お伝えしてきましたが、コロナ問題以降、2022年アタリからオイラが営む渋谷の実店舗にご来店していただくお客さんがありがたいことに結構増えてきました。
当店が渋谷でレコード店をはじめたのは、今から遡ること20年以上前の2000年なのですが、当時はDJ人気の真っ只中で現在の渋谷 宇田川町エリアでは、レコード店のロゴマークがプリントされたビニールバックを持ったDJ & レコードマニアがもうソレこそウジャウジャと街の中を徘徊している状態でした。
その当時を思い返してみても当店のオープンの他にも毎年のように新しくレコード店がオープンしていたりと活況を呈していました。
まぁ〜やはり、レコードを購入するお客さんが増えれば、ソレをビジネスチャンスと観てレコード店をはじめるっていうのは、商売の基本ですからね。
渋谷界隈では、オイラの知るトコロでは、2020年のコロナ禍の真っ只中に惜しまれながら閉店したレコファンが2022年末に再び渋谷にオープンしたくらいで、今のトコロ2000年の頃のようなレコード店の開店ラッシュとはなっていません。
一方、先に書いたように渋谷エリア以外の場所では、新規のレコード店がオープンしている状況です。
オイラもレコード店の経営者のハシクレとしてレコード店ビジネスについてイロイロと思うトコロがあります。
特にココ最近のアナログレコード・ニーズの高まり & 来店客の増加 さらに外国からのインバウンド・・・この状況を鑑みて、もしかしてnext recordsの拡大路線もあるのか・・・な〜んて思うワケであります。
当店にもレコード人気でご来店いただけるお客さんがメチャ増えたコトを先に書きましたが、実際のトコロ、ご来店のお客さんは増えたケド、大半のお客さんはナニも買わずにお店を出るケースが多いです。
ナンでそうなるのかっていう理由は、明らかで、要するに当店の在庫しているレコードが、ご来店していただけるお客さんのニーズにそぐわないからだと思われます。
当店は、アナログレコードのヒトツのファーマットである12インチシングルに特化したレコード店です。
しかも12インチシングルというフォーマットの中でも何十年前の古いレコードがリリースされた当時のレコード「オリジナル盤」だけを扱うレコード店であります。
一般的にレコード店というと、レコードも在庫していたり、はたまたCDも扱っていたりという音楽メディアを販売しているケースが多いですよね。
最近だと、アナログレコードだけを販売するというショップもあります。
そんなアナログレコードを専門に販売するレコード店でもフツーは、LP(アルバム)とシングルを併売しています。
特徴のあるお店だったらある音楽ジャンルに特化した専門店もあります・・・Rock専門店とかJazz専門とかBlack Music専門とか・・・。
そういった特定の音楽ジャンルに特化した専門のレコード店でもアルバムやシングルは、一緒に販売するっていうのは、やはり一般的です。
しかし、特定の音楽ジャンルに特化したレコード店は、あってもレコードのフォーマットに特化したレコード店っていうのはかなり珍しいようです。
しかもその上に「オリジナル盤」だけを扱うというコダワリが上乗せされています。
アルバムではなく、シングル盤という形態の中でも12インチシングルというフォーマット、さらにオリジナル盤・・・要するコダワリが重なったレコードだけを販売しているレコード店がネクストレコードなのであります。
そりゃ〜そんなにレコードという大枠から特定のアイテムだけに的を絞ったらマーケット自体がとても限定されてきますよね。
それに元々、12インチシングルってアナログレコードの中でもかなりマイナーというかニッチな存在でもありますしね。
はじめて当店を訪れるお客さんのホトンドが当店の「オリジナル盤の12インチシングル専門店」っていうコンセプトが理解できないんですよね。
ソレもメチャ、解りますよ・・・そもそもそんなレコード店自体が当店以外ホトンド存在していないので「ナンだ、このレコード店は?」って理解不能になっちゃいますよね。
当店がナンでオリジナル盤の12インチシングル専門のレコード店になったのかっていうのは、過去にもこのブログで記事にしたコトがあります。
カンタンに書くと、オイラが大好きな12インチシングルってレコード店においてはあまりメインで取り扱っているレコード店がなかったコトと、扱っていてもオリジナル盤と再発盤がゴッチャになって販売されていたのを見て、毎回欲しい12インチシングルを探すのに苦心していたので
「オリジナル盤の12インチシングルの専門店があったらメチャ、イイのになぁ〜」と常々カンジていたので「ソレならば、自分で始めてしまおうっ!」コトで今のnext recordsが出来上がったワケです。
早いハナシが自分が行きたいレコード店を自分で作った・・・っていうシンプルな動機で始めたレコード店だったワケです。
当店が、開業した2000年当時は、DJブームの最中という追い風もあって順調な滑り出しとなったのですが、ネクストレコードを創業して23年経つのですがコレまで振り返って見て思うのですが・・・全然、拡大してないかも・・・って思うワケです。
オイラは、1人のレコード好き、正確に言えば12インチシングル・マニアという側面と同時にレコード店経営者という立場でもあるのですが、やはり経営者的な目線だとビジネスをより拡大させたいって思う部分もあるのですが、今のオリジナル盤12インチシングルだけというコダワリの路線でビジネスを拡大してイクっていうのはなかなかムズカシイのです。
そんな中、最近のアナログレコードの再評価からのニーズの高まりで、コレまで以上にご来店客が増加していている中、多くのご来店客のニーズに当店の商品構成がそぐわない為にナニもご購入いただけない状態でお帰りになるケースが多くなってきました。
で、もしかして当店が多くのお客さんが求めている一般的なフツーの中古レコード店のようなニーズに応えるコトが出来たら、もしかしてもっとお客さんが増えて、更には今よりも売上げアップ出来るのか・・・ナンてちょっと思うワケなのです。
今のお店でアルバムや7インチシングルをソレなりのボリュームで販売するとなると、コレまで店頭在庫をホボ12インチシングルだけで埋め尽くしていたスペースをアルバムや7インチの割くコトになりますのでトーゼン、12インチの濃度は、大幅に薄くなります。
まぁ〜そういう場合ってタブン、傍から見たら「路線変更」ってなるんでしょうね。
一方で、オリジナル盤12インチシングルだけを扱っている究極にコダワッたレコード店にも関わらず、当店を熱烈に支持していただけるお客さんもいたりします。
極めて偏った当店のコンセプトにそのお客さんのニーズがバッチリとハマっているケースです。
そういった当店にハマったお客さんからするとアルバムや7インチ、さらに再発盤なんかを当店が扱いだしたら「なんだか、つまらないレコード店になっちゃったな・・・」ってカンジるかもしれません。
でも、2000年にネクストレコードが渋谷でオープンした時には、渋谷界隈には先に書いたように多くのレコード店が存在していましたが、今ではアノ時に活況を呈していたと思われるレコード店のホボすべてが閉店、もしくはイキオイをなくしています。
そんな中でもネクストレコードは、この23年間紆余曲折アリましたが幸いにも今までに一度も「もうダメだ・・・閉店した方がイイかも・・・」って思うコトなく営業を続けられたのは、今の営業スタイルがあってこそなのかも・・・って思うワケです。
先に書いたようなポツポツと新しく出来たレコード店は、何となく音楽ジャンルの専門性はアリながらも結構、幅広いジャンルを扱うような営業スタイルのようにカンジました。
レコード店の経営者になるような人ってやっぱりオイラと同じで「レコード好き」が高じてレコード店をはじめるコトが多いと思うのですがビジネス的な見地でレコード店をはじめるとなると「自分が好きなモノだけを販売する」っていうコダワリを強く持ってちょっと大丈夫かな・・・って思ったりする部分もあって自分の趣味とは別のジャンルのレコードを扱うのかもしれません。
一般的なビジネス論だとマーケットの大きいトコロで商売をした方が、やりやすいのかもしれませんね。
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じゃあニーズが高まっている部分に特化したレコード店ってどうでしょう・・・今でも、シティポップが流行っているのですが、「シティポップ専門店」っていうレコード店って存在しませんね(笑)
シティポップ専門のレコード店なんてはじめたらお店としての体をなすための商品を揃えるコト自体がかなり困難になるのが明らかですからね。
このレコード店の営業スタイルでコダワリ路線 or 拡大路線 って部分、いつも悩むんですよね〜。
オイラ的には、コダワリ路線で拡大していきたいっ!って思っているのですがコレが、全然出来ないっ!
じゃあ、一般的な幅広いジャンルのレコードを販売する別の店をやればイイんじゃないのか・・・っていう構想も思うのですが、オイラ自身がまったく興味のないレコードを販売するコトに一生懸命になれない・・・っていう気持ちの問題もあるワケです。
一般店か専門店かでそれぞれのメリット & デメリットはあるのは、十分承知しているのですが、なかなかコレを両立させるのってムズいですよね。
例えば、フツーのアナログレコードを扱う一般店を経営者の趣味とは切り離してビジネス的な部分だけではじめてもソレはソレで大手の競合他店と激しく戦わなくてイケなかったり、ショップとしてのアイデンティティが希薄になったり、更に多くの枚数や新譜なども扱うコトで仕入れコストや人件費が増大して売上は上がっても利益がそれホドないってコトにもなるかもしれません。
一方、専門店は独自のアイデンティティで個性的な店つくりが出来るし、コアなファンが多い、それに特定のジャンルに焦点を当てるコトで、在庫の管理が容易になり、コストを抑えるコトが出来てしいては利益率も高くなる・・・みたいな一般店ではムズカシイことが実現出来る部分もあったりします。
だけど、今オイラは悩んでいるように、マーケットが狭い & 売上の限界 & 新規顧客の獲得が難しい という悩みもあったりするワケです。
DOUBLE EXPOSURE / TEN PERCENT
DOUBLE EXPOSURE / TEN PERCENT の試聴
next recordsのサイトでDOUBLE EXPOSUREのレコードを探してみる
まぁ〜イロイロとレコード店のビジネス的なコトを述べましたが、当店の路線変更は今のトコロは、まったくありませんっ!
だけど、オイラ的には、今の路線を維持したままで拡大していきたいっ!って野望を持っているのはホントです・・・なかなかムズいですが(笑)
レコード店を営んで23年・・・渋谷界隈においてもかなりの古株のレコード店になりつつある当店ですが、その経営者であるオイラがいまだに売上・利益・営業方針・集客等でいつもどうしたものか・・・って思っているのってホント、進歩ナイですね〜(笑)
とりあえず今の当店をご利用していただけるお客さんにより良いレコードを紹介できるように集中していこうと思う次第でありますっ!
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