渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:アナログレコードの話題

limit_shessodivine
つい先日、米国発でこんなニュースがありました。
「アナログレコード、販売枚数でもCD上回る 35年ぶり 米」
要約するとこんなカンジです。
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●アナログレコードの売上枚数が昨年、1987年以来初めてCDを上回った
●昨年の売上枚数はアナログレコードが約4100万枚、CDが約3300万枚
●アナログレコードの売上高は前年比17%増の12億ドル(約1640億円)
●ストリーミングサービスが音楽メディアで最も売上高がある
●有料サブスクリプションと広告付き音楽配信サービスを含めたストリーミングの売上高は全体の84%を占め、前年比7%増の133億ドル(1兆8100億円)を記録した
●音楽業界全体の売上高は前年比6%増の159億ドル(2兆1700億円)となり、7年連続で増加し、過去最高を記録した。
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アナログレコード・CD・ストリーミングサービスという音楽が聴かれるメディアとサービスのシェアについての話題です。
まぁ〜よく見かけるレコード人気についてニュースなのですが、このニュースを読んでオイラが思ったコトは・・・
「CDの凋落っプリが、ハンパないな・・・」ってコトでした。
前々からカンジていたのですが、よくアナログレコードの人気が高まっているっ!とかアナログレコードの売上比率が前年度の●%UPというニュースは、ココ数年間の間だけでもかなり多くニュースの記事となってきました。
でも、しかしですよ、音楽全体でアナログレコードが聴かれているマーケットシェアなんてタブン、2〜3%くらいだと思うんですよ。
だけど、音楽メディアとしての役割を終えた過去の産物であるレコードが、再び聴かれているという話題性から「レコード人気」がやたらとメディアに取り上げられるようになってきた・・・って思っていたのですが、上記のニュースを見てレコードの売上は、そういった話題性もあって右肩上がりになってきているのですが、CDの落ちっプリがもうかなりヤバくなってきているような状況になりつつあるんだな・・・って思ったんですよね。
オイラの印象ですが、いくらレコードの人気が高まっていて、売上が上がっているといってもマーケット全体から見れば微々たるものだと思うのですが、そんな微々たるモノであるアナログレコードよりもCDの販売枚数が少ない・・・っていうのは、ホントに売れないからCDが作られていないってコトなのかもしれませんね。
CDに関しては、日本はかなり特異な環境であるので上記のようなアメリカとは、また違った状況だと思うのですが・・・まぁ〜要するに、アメリカではCDよりもアナログレコードのほうがよく売れているというコトなんですね。

一方、ストリーミングサービスは、年々規模を拡大しているという・・・シンプルにコレまでのCDで音楽を聴いていた人たちが、ストリーミングサービスへと移行しているという、これまたアナログレコードからCDへ移行した時と同じ状況が繰り返されているカンジですね。
昔ナニかの解説記事を読んで覚えていたのですが、記録物が収録されているようなメディアって、時代と共に新しいメディアが出た時に3世代前のメディアはその役割を終えて消滅する・・・みたいなコトが書いていたんですよね。
音楽環境で例えると現役世代(1世代)が、ストリーミングサービス、2世代前がCD、3世代前がアナログレコードってカンジですね。
しかしっ!現実には、2世代前のCDがもうかなり落ちちゃって、ナゼか3世代前のアナログレコードが、息を吹き返して復活しているという現実が、あるイミ話題性があるのでよくニュースで取り上げられる的なカンジなのでしょうね。

こんなTVニュースを見ました。

関西ローカルの情報番組でアナログレコードを取り上げている内容です。
大阪のタワーレコードでは、アナログレコードの売り場が拡大しているコトや10年前からの比較だと25倍の売上になった。
名古屋周辺で多店舗展開していたバナナレコードが大阪に出店した。
レコードプレスの工場は、フル稼働状態。
レコード針メーカーも売上伸ばしている。
ヨドバシカメラでは、安価なレコードプレーヤーを中心に販売好調っ!
アナログレコードでリクエストした音楽を聴ける「レコード喫茶」が登場。
・・・という9分の動画の中になかなかの情報量がギュッと詰まった内容となっています。

上記の番組の中にレコードに最近興味を持ったと思われる若い人たちや往年のレコードマニアなオジさんがインタビューに応えていますが、ソレ等を見てオイラがカンジたのは、「コト消費・体験消費」というカンジでレコードが購入されて聴かれているというコトがストレートに伝わってきました。
レコード世代ではナイ若い人たちには、触ったコトのないレコードを購入して音楽を聴くという体験がとても魅力的にそして新鮮にカンジるのかもしれないし、レコード世代ド真ん中なオジさん世代には、懐かしいノスタルジックな感覚に浸れるアイテムだと思うのです。
オイラは、渋谷で20年以上中古レコード店を営んでいるのですが、古びた過去の枯れた技術で作られたメディアであるハズのレコードを扱っていてカンジたのですが、「レコード」って意外なホド、世間一般的にはかなり今でも受け入れられていると言うか、肯定的なアイテムである印象をカンジます。
単純に言えば、レコードで音楽を聴いているとかレコードをコレクションしている等のコトをまったくレコードに興味がない人にハナシをすると「へ〜イイ、趣味ですね」みたいなカンジに受け取られるコトが多いんですよね。
タブン、若い人のか中でもレコードって「ダサいアイテム」って印象は、あまりナイんじゃないかなぁ〜って思うんですよね。
情報番組でもちょっと触れていたのですがアナログレコードって「アート・音楽・ファッション」的なアイテムとして捉えられている部分も多分にアルんじゃないかなぁ。
オシャレだとかカッコイイとか、ブームだからとか・・・キッカケは、ナンにせよ、コレまでアナログレコードに興味がなかった人たちが、少しでも「レコードってナンか良さそう・・・聴いてみたいな・・・」って思ってもらえればサイコーですね。
しかし、アナログレコードでリクエストした音楽を聴ける「レコード喫茶」ってコレ、ニーズあるのかな・・・しかも、1曲200円でリクエストできる・・・ナンか、昔あったジュークボックスを再現したようなカンジなのでしょうか?
というか、お客さんのリクエストに応えて店内でレコードを流すって、コレは、昭和の歌謡曲の次にソウル・ミュージックがプレイされてその次にヘヴィメタル、次にレゲエ、次は今どきのPOPSがプレイされるという・・・超カオスな音楽空間でコーヒーを嗜む・・・ん〜かなり苦痛なのですが・・・。
実際は、どんなカンジなんだろう・・・ちょっと気になります。

LIMIT / SHE'S SO DIVINE
LIMIT / SHE'S SO DIVINE の試聴
next recordsのサイトでLIMITのレコードを探してみる

上記のニュースサイトと併せて下記のニュースが出てきたのですが・・・
「レコードの売り上げ、CDを抜く 1980年代以降で初めて」
アレレ?コッチは、今から3年前の2020年のニュースです。
あ〜2020年は、売上でアナログレコードがCDを抜いて今年の2023年には枚数でアナログレコードがCDを抜いたってコトですね。
ドチラにせよCDの行く末は、かなり困難なカンジが漂っていますね〜。
カンゼンな憶測ですが、日本の大手のCDショップは、今後のCDの売上の落ち込みをドコかでリカバリーしなければイケない状況が迫ってきているのをあるイミ、アナログレコードで補おうとしているのか?って思っちゃいますね。
世界的に見てもかなり特殊事情は絡んでいた日本のCD業界ですが、明らかに今後の見込みは暗雲立ち込めるのは、目に見えていますしね・・・。
ホント、以前では考えられなかったですよ・・・HMVとかTower Recordsが、中古のレコードを販売するなんて・・・。

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こんにちは、レコード店のオンラインショッピングを考える会、会長のネクストです(笑)
以前にも少し触れたのですがオンライン・ショップのリニューアルを検討中です。
イヤ、もう既にWeb屋さんには発注済みで現在進行形で制作にはいっている状態です。
ま〜現在のHPも全然、イイのですが、如何せんオイラやお店側が「まだまだ全然、使えるでしょっ!」って思っていてもオンライン・ショップをめぐる環境や状況がソレを許してくれないという事情があってHPをリニューアルしなければイケなくなりました。
要するにHPの運営している側としては、HPには手間やコストが結構かかっているので出来るだけ長く使い続けたいという気持ちなのですが、利用してくれるお客さんの買い物の仕方や決済周りのセキュリティの環境などが絡んでいてなかなか運営者側の思い通りにはならないんですよね。
今の当店のHPは、5代目にあたるのですが、初めてnext. recordsのHPを作ったのが2003年くらいからなのでもう、オンライン販売歴20年になるんですね・・・ン〜なかなかの経歴です。
ちなみに初代のHPは、オイラが自力で「はじめてのホームページ制作」的な解説本と格闘しながら作りました。
当時は、ショッピング・カートも搭載されていないホント、ド素人丸出しの今思うとショボショボなHPでしたケドね。

その後は下記のような進化を遂げてきました。
ショッピング・カートの搭載

店頭の全在庫をオンラインで販売

全レコードの試聴

ケータイサイト(もちろんガラケー)の制作

クレジットカード決済 & 後払い決済の導入

スマホへの最適化

上記の進化を経て現在へ至るというカンジなのですが、最後にHPをリニューアルしたのが2018年なんですよね。
ソレ以降も細かな手直しをチョコチョコ実施していたのですが、今後のオンライン販売のあり方的な先を見据えると・・・
「今のうちにリニューアルしておいた方が、イイかも・・・」という判断に至りました。

やっぱり、ココ1〜2年の間でオンライン販売におけるお客さんの買い物のスタイルが劇的に変化した来たコトが大きいですね。
ちなみに皆さんは、当店のHPをナニで見ていただいていますか?スマホ?PC?
当店のHPのアクセスログを見てみると約7割の人がスマホからの閲覧という状況です。
イヤ〜もうホトンドの人がスマホで当店のHPを見て買い物をしているという実情です。
しかし、レコード店のオンライン・ショップを運営している側からオイラからすると、中古レコードの販売ってスマホで買い物するというのは、あまり向いていないアイテムだと思うんですよね〜。
あくまでも「PCと比べて」という印象なのですが、とにかく中古レコードってお客さんに商品を購入してもらうために案内しなければイケない情報量がとにかく多いんですよ。
ソレを小さなスマホ画面に表示させるとなると・・・どうしても、ゴチャゴチャっとしてしまうんですよね。
PCだと解像度の高いワイドなモニタにスッキリと表示出来るレイアウトもスマホ画面に置き換えるとゴチャっとなっちゃうんですよね。
そんな中でも当店のHPは、出来るだけわかりやすく & 見やすく という表示になるよう努めたのですが・・・最近は、また別の問題が出てきました。
ソレは・・・文字が小さいっ!というコトです。
先日もご来店していただいた常連のお客さんが見せてくれた当店のHPの画面がオイラの想定の範疇を超えた状況になっていました。
というのも、レコード・マニアの高齢化問題と深く関わっているという・・・(笑)
要するに当店のメインのお客さんが占めているであろう40代〜50代の著しい老眼化問題が顕在化してきたというワケです。
前記した常連のお客さんは、当店のHPの文字が小さいためによく見えないのでスマホでの文字サイズを大きく表示していたワケです。
ソレはソレで文字が大きくなるので読みやすくなるのですが、レイアウトは著しく崩れるという状況になるのですが、はやりアーティスト名やタイトルが読めないと購入できませんし、レイアウトの崩れよりも可読性の高さのほうが優先されるというコトなんでしょうね。

それとココ近年の決済周りの利用状況が劇的に変化してきたコトへの対応も迫られています。
当店では、クレカ決済・コンビニ後払い・Amazon Pay・現金代引きの決済を既に導入済みなのですが、クレカ決済をもっと便利に出来ないものかって常々おもっているワケです。
上記でも言及しましたが、とにかく7割ものお客さんがスマホで買い物をしていただいているのですが、購入の時にクレジットカード決済を選んだら毎回、おサイフからクレジットカードを取り出してクレカの番号や有効期限・セキュアナンバーを入力しなければイケない状況です。
で、特に頻繁にご注文をいただいているお客さんは、この毎回注文の度にクレカを取り出して入力しなきゃイケないのはどうにかならないものか・・・って思ってるんじゃないかな〜ってカンジているんですよね。
この部分に関しては、以前にも書いたコトがあるのですが、Apple PayやGoogle Payをゼヒとも使えるようにしたいって思っているんですよ。
レコードをカートに入れてお支払いでApple Payを選んで顔認証で既にスマホに登録されているクレジットカードでお支払いが出来るっ!コレ、とてもカンタンで良いと思うんですよね。
当店のHPでは、Amazon Payが使えるのですが、2018年の導入時には、なかなかAmazon Payって利用してもらえなかったんですよね。
ま〜ナンダカよく解らないし、不安だから・・・っていうカンジもあったのかもしれません。
しかし、ココ最近Amazon Payの利用が激増しているんですよね・・・まぁ〜タブン、1度使ってみたら思いのほか便利だったってコトなんでしょうね、ソレにAmazon Payの知名度もアガってきたっていうのもありますね。
Amazon Payの利用イメージはこんなカンジです。
お届け先の住所・氏名・電話番号・クレカ番号の煩わしい登録は、一切ナシというお手軽さ。

やはりメンドーなんですよ。スマホでポチポチ住所を入力するのって。
というワケで、すでにAmazonでお買い物したコトがあれば、ゼヒAmazon Payを使ってみてください。

MESANJARZ OF FUNK ft. LORD FINESSE & L BOOGIE / FUNK IN DA TRUNK
MESANJARZ OF FUNK ft. LORD FINESSE & L BOOGIE / FUNK IN DA TRUNK の試聴
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見やすく、そして買い物がしやすい理想的なレコード店のHPってどんなのだろう・・・。
手前ミソですが、next recordsのHPって割とイイ線いっていると思うのですが、オイラ的にはまだまだ完成形ではないんですよね。
「もっとこうなればイイのにっ!」って思うコトは、多々あるのですが技術的に導入が難しかったり、出来るケド手間がかかったり、費用と労力が見合わなかったり・・・と様々な事情が絡んでくるんですよね。
最近は、HPのリニューアルのコトもあって他のレコード店HPや異業種のオンライン・ショッピングサイトをよく見ているのですが、なかなか「コレはイイっ!」って思えるモノがないですね。
以前、外国からご来店していただいたお客さんから言われたのですが、「キミのトコロのWebサイト、レコードの試聴が出来るなんてスゴイねっ!」って言われたんですよね。
オイラも知ってはいたのですが、海外のレコード店のサイトって試聴できるトコロってあまりナイんですよね。
たま〜に試聴できるオンラインサイトもありますが、在庫している全部のレコードの試聴が出来るトコロは、ほとんど見かけることがありません。
一方、日本のレコード店のHPは、結構な割合でHPからレコードの試聴が出来るってコトを考えると、レコードのオンライン販売ってジャンルだけに限ってだと結構、他国に比べて進んでいるのかもしれませんね。
はたして、next recordsのHPは、いまより見やすく、そしてレコードを選びやすく & お買い物が便利なHPになるのでしょうか・・・乞うご期待っ!

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garysgang_makinmusic
1ヶ月ホド前に下記の記事を書きました。
他国のレコード店オーナーさんの悩み
海外からの訪日外国人がメチャ増えてきましたよ的な話題に絡めてモチロン観光もするケド、レコード・ハンティングもやっちゃうよっ!的な話題を綴ったエントリーです。
ホント、コレ先月のハナシなのですが、アレから1ヶ月で明らかに訪日外国人がさらに激増してきたってカンジがします。
ソレに伴ってか、どうかでは定かではありませんが、当店へご来店いただける海外からのお客さんの数も爆増しています。
旅行で訪れる外国人には、土日も休みもまったくカンケーがないのでホント、当店のフツーの日には、日中のご来店客は、すべて外国人というカンジになっています。
そういえば、コロナが顕在化する2019年ごろってフツーの日も土日も当店へのご来店客は、ホトンド外国人客でした。
あの頃ってアナログ・レコードは、流行ってはいましたケド、日本人のニーズ的には、シティポップがメインでダンス系のレコードは、見向きもされていない状況だったなぁ。
しかしっ!アレから4年の歳月が経過して、ジワジワとアナログレコードでのDJプレイ人気が起こりつつあるような気配がカンジられるようになってきなような・・・って結構、希望的観測 & 思惑が絡んだ心境ではありますが・・・(笑)
上記で紹介している過去記事の訪日外国人の数のグラフから毎月の訪日外国人数の経緯は、
「10月は50万人、11月は90万人、12月は130万人超え」と書いています。
ソレを増加率にすると1.8倍・1.4倍ってカンジでもうハンパない人が日本に訪れているのが見て取れます。
で、1月の訪日客の数字が発表されたのですが、1月だけで150万人が日本に訪れたようです。
ちなみに旅行業界では、1月というのは欧米市場を中心に閑散期にあたるそうで本来であれば、ガクーーーっとこの時期の訪日客が減るそうなのですが、特に東アジア市場からの訪日外客数が100万人を超えて訪れたのでトータルとして前月より増加したようです。

1月に書いた記事では、韓国から来たお客さんがメチャ増えたーっ!ってコトを書いたのですが、2月は、韓国からのお客さんは相変わらず、多いのですがそれに加えてタイからのお客さんが多くなってきたようなカンジです。
ん〜タイですか・・・オイラのイメージでは、タイとアナログレコードがまったく結びつかナイのですが、とにかくタイではアナログレコードがナニやら人気だそうです・・・って、ご来店頂いたタイ人のお客さんが言ってました。
でっ!どんなジャンルの音楽が人気なのかって訊いたトコロ、「日本のポップスが人気だけど、ダンスミュージックも人気ですよっ!」とのコト。
「ま、ま、マジでっ!?」とちょっとした驚きが・・・。
当店へご来店のお客さんからのコメントなので多少、偏った部分もあるとは、思いますケドね。
しかし、タイから訪れたお客さんの当店でレコードの買いっプリたるや、ハンパないんですよ。
先日ご来店いただいたタイからのカップル客は、「HipHopでオススメのレコードを紹介してください」ってリクエストを頂いたので、数枚適当に選んで試聴してもらったトコロ、ほぼすべてが「イイねコレ!OKっ!買いますっ!」ってプレイすれば、ちょっと聴いただけで「OK Good!」ってカンジでモノ凄いイキオイでレコードが積み上がっていきました。
なんか選んだレコードのセレクションからするといわゆる「メジャーヒット」なタイトルがかなりイケるようで、お客さんの年齢がタブン、20代後半くらいなので2000年以降の流行った曲は、全部ツボにハマるみたいです。
50 Cent / In Da Club とかEminem / Lose Yourself とかのメインストリームがお気に入りのようです。
で、間にいわゆる定番のHipHop ClassicのNaughty By Nature とかDe La Soul、Snoopや2 Pacなんかも聴いてもらうと「Oooh!Good!」ってサムズアップ 👍 の連発でした(笑)
そして調子にノッてBeyonce やNe-Yo、Mary J. Blige なんかも試聴してもらうと「Nice!」って全然R&Bもイッちゃうカンジで。
で、トータル35枚くらいのお買い上げでご精算となりました。
で、もう帰るのかな・・・って思ったら、「今からショッピングに行きたいので、2時間後にココに戻ってくるからその時にディスコのオススメを20枚ほど聴かせてください」って一時退店されました。
えーーーーまだイクのかーーーっ!ってカンジで、定番のディスコ・クラシックやMTV系の80sヒットを折曲混ぜて40枚くらいセレクトしてお二人が再び戻ってくるのを待っていました。
で、2時間後にアパレル・ブランドの袋を抱えて戻ってきたカップルさんへ今度は、ディスコの試聴をしてもらっていると、3枚くらい聴いたトコロで、「OK!あなたのセレクトは、サイコーだっ!全部買いますっ!」ってセレクトしたレコードすべてをお買い上げっ!
いや〜もうその買いっプリがハンパないカンジで、ナンダカ2000年ころに当店がオープンした当時のDJブームをホーフツとさせるようなカンジでした。
イロイロ、タイでのハナシを訊いてみたトコロ、ご本人はDJ兼ナイトクラブのオーナーだそうです。
で、ご自身のお店でDJプレイしているトコロの写真を見せてもらうと、Technicsのターンテーブル2台にTLCとUsherの12インチシングルが載っている状態でした(笑)
「また、2ヶ月後に来るよっ!」といって80枚近くのレコードと買い物した洋服をお持ち帰りになりました〜(笑)

でその2日後、今度は、またタイから訪れた20代前半の女の子2人組のご来店です。
HouseのDJだというコトでご来店の時点で既にもう5つくらい他店のロゴマークが入ったレコード袋を持っていました。
コチラもガンガン、エサ箱からレコードを抜いていきます。
タイの20代前半の女子でHouse DJ・・・なかなか、オイラの想像の範疇を超えたカンジです。
で、彼女達にタイのレコード店事情を訊いてみると「レコード店は、数件あるよ」とのコト。
だけど、当店のようなダンスミュージックや12インチシングルというように特定のジャンルやカテゴリーにコダわったような専門店は、ナイそうです。
まぁ〜日本でも、オリジナル12インチシングル専門のレコード店という存在もかなり稀有な存在ですからね〜(笑)
で、「あなたのフェバリットなHouse Musicのレコードは、ローカルで買えるの?」って訊いてみると「売ってるケド、値段が高いです。あなたのお店の価格の2倍〜3倍の値段で売っていますよ」とのこと。
ん〜そりゃあ、日本に訪れてレコードを買いまくるワケですね・・・。
結局コチラの女子2人組は、レコード30枚ホド & カートリッジをお買い上げいただきました。
で、当店のショップカードをお渡して、「Webサイトでもレコードを買うコトが出来ますし、タイにもレコード送りますよ!」
とお伝えすると、「ホントっ!?100枚以上欲しいレコードがアルんだけどっ!」って超アガっているご様子でした〜(笑)

GARY'S GANG / MAKIN' MUSIC
GARY'S GANG / MAKIN' MUSIC の試聴
next recordsのサイトでGARY'S GANGのレコードを探してみる

タイからお越しいただいたお客さんに「どうやってココのお店を知ったの?」って訊いてみると
「東京のレコード店を紹介しているWebサイトがあってココのお店は、そのHPで知ったんです。」とのコト。
タイのGoogleで調べてみるとこんな検索結果でした。
Thai_records_Shop

記事の見出しのタイトルは「東京のレコードショップ10選を紹介。有形の音楽を所有する魅力を持つ」となっています。
Tower Recordsの次にNext Records shibuya って下記の様にコメント付きで紹介されていますね。
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ร้านนี้เป็นร้านที่ขายแผ่นเสียงเป็นหลัก เน้นขายมือสองไปทางแนว hip hop, R&B, disco and dance classics ซึ่งส่วนใหญ่เน้นมาจากทางอเมริกาและยุโรป ร้านนี้เปิดมานานกว่า 10 ปีทั่วโลก stock ของแน่นและเน้นคุณภาพ มีแต่ของหายาก และของrare item
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まったく読めません・・・(笑)
Google翻訳で訳してみると・・・。
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この店は主にレコードを販売する店です。 中古のヒップホップ、R&B、ディスコ、ダンス クラシックを中心に、主にアメリカとヨーロッパから買い付けしています。 世界中で10年以上営業しているこのお店は、在庫が逼迫しており、品質にこだわっています。 珍品・希少品ばかりです。
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ちょ、ちょ、ちょ・・・『このお店は、在庫が逼迫している』って書いてますケド・・・コレは、オイラがブログで「レコードがナイっ!」ってコトを時々嘆いているのを呼んで「逼迫している」ってコメントになっているのか?
コレじゃ、まるでいつも在庫がナイみたいじゃない?
ん〜文末の「品質にこだわっています。 珍品・希少品ばかりです。」っていう理由で「いつも在庫が逼迫している」っていうちょっとポジティブなイミで逼迫しているっていうふうに表現になっているのか?
ワカランっ!・・・というか、もしかしてあんまりレコードの在庫がナイってコトは、書かないほうがイイのかな・・・。

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このブログでも度々、書いたコトがありますが、最近レコードを聴きはじめた人が増えてきたと同時に、以前レコードをコレクションしていたのだけど、生活環境の変化や興味の移り変わりでレコードを聴くのを辞めたんだけど再び、昨今のレコードの話題に触れて再びレコード熱が再燃したいわゆるリターン組も増えてきました。
ん〜レコード店主的には、とてもウレシイコトであります・・・。

最近レコードを聴きはじめた人もリターン聴きの人も、ずっとレコードを聴いていた人も多くのレコード好きがブチ当たる悩ましい問題があったりします。
ソレが今回のテーマ「レコードの価値と気持ち」であります・・・ちょっと韻を踏んでみましたが(笑)

店頭で、お客さんと接していてよく訊かれるコトのひとつに
「〇〇のレコードは、ありますか?」という質問があります。
ま〜タブン、この質問が間違いなくNo.1で訊かれる質問じゃないかな〜。
で、そのお探しのレコードがあれば、「ありますよ〜コレですっ!」ってお出ししますし、なければ「すいません、今は、在庫ないですね」ってお伝えします。
そしてお探しのレコードの在庫がなかった時にさらに訊かれるのは「あったらイクラくらいですか?」っていうのが、あります。
「アッタラ・イクラ」ナニゲに韻を踏んでますね(笑)

中古レコードの価格というのは、当たり前ですがやはり需要と供給のバランスによって決まってきます。
そのレコードを欲しいと思う人が多ければ、価格は揚がるし、人気がなければ激安で売られるという極々当たり前のコトです。
まぁ〜最近、レコードを聴きはじめた人からすると、100円で売られているレコードもあれば、数万円もの高額なレコードもあったりとその価格の落差に驚かれる人もいるかと思います。
だけど面白いですよね・・・レコードの存在って音楽の収録というのが本来の目的であるのに対して、今だとストリーミング・サービスやYouTubeというホトンド、タダ同然で聴ける状況であるにも関わらず、収録されているメディア自体に価値を見出すというカンジになっているワケですね。
イイ曲や好きな曲という理由も当然アルのですが、必ずしも良い曲のレコードだから高額って言うワケでもナイという・・・。

先日、お客さんから聞いたハナシですが、とあるレコード店でレア盤が販売されていたそうです。
そのお客さんもそのレコードは、いずれ手に入れたいレコードだったそうなのですがその価格が、二桁万円に届く値付けがされていたそうです。
お客さん自身もコレまで30年以上のレコードコレクション歴で店頭でそのレコードが販売されていたのを見たのは人生ではじめてだったようです。
オイラもその曲、トーゼン知っていますし、超がつくほどのレア盤であることも知っています。当店でも創業から20年以上のレコード店の営業歴においてそのレコードが入荷できたのは過去に1枚だけでした。
まぁ〜オイラ的には、コレまでの入手困難な状況から妥当だと思う価格なのですが、お客さん的には「いくらナンでも高スギる」という感覚であったようです。
コレね・・・難しいですよね〜タブン、レア盤といえども年に数回販売されているコトを見かけるようなレコードだったらアル程度の相場観みたいなモノがあって高額・適正価格・安価って判断が出来ると思うのですが、人生で初めて売っているのを見たレコードなのでその価格の妥当性が判断できないってケースですね。
お客さん的にはいくらナンでも1枚のレコードの価格としては高いっ!って一般的な感覚で趣味へ投じるコトのレコードの1枚の価格ではナイって思ったようで、オイラに「コレ、高いですよね・・・」ってご自身の感覚に対して共感を求められたようなカンジだったんですが、オイラはそのレコードが世界中のレコードコレクターが欲しているのを知っていたし、とても入手困難なレコードであるのも知っていました。
そのレコードの相場感にしてもまぁ〜滅多に販売されているコトがナイのでホトンド、あってナイようなカンジです。
しかし、なかなかそうそうお目にかかるコトが出来ないコトは、事実です。
ホントにそのレコードを自分のコレクションに加えたいのであれば絶好の買いの機会だとオイラは思うのですが、おハナシを聞いたお客さんは、買わなかったそうです。

ん〜なかなかムズいですよね・・・ずっと欲しい、ゼッタイに手に入れたいっ!って思って探していたご所望のレコードが、イザ出てきたら自分の想像を上回る価格だったっていう・・・。
じゃあイッタイいくらなら買ってもイイって思うのかですよね〜。
先にも書いたようにレア盤ってなかなか出てこないからレア盤なワケでちょいレア〜普通レア〜鬼レアってカンジでレアにも段階があるのですが、今回のレコードは、超絶ウルトラ・スーパー・レアなワケです。
だけど、価格は二桁万円いかないくらいです、普通にシゴトをして収入を得ている人からするとそのレコードを買ったからといっても生活が困窮するワケではありません。
まぁ〜別の味方をすれば、5000円のレコードを20枚くらい買ったと同じです。
おハナシを聞いたお客さんのレコード履歴は30年以上で相当な枚数のレコードを所有しているコトは想像に難くないワケでタブン、コレまでレコード購入に投じた金額はかるく1千万円は超えていると思います。
そんな経験があっても初めて売っているのを見たレコードの購入に躊躇しちゃう・・・人の気持ちって難しいですよね〜。

オイラの経験からこういった時って、だいたい後になって「あ〜、あの時のレコード買っておけば良かった・・・」って後悔するんですよね。
で、そのコトがトラウマとなってココロに深く刻まれてその後、何十年にも渡って「あの時、買わなかったレコード」って気持ちを持ち続けるというカンジになる・・・みたいな。
オイラも若い時は、とにかくお金がなかったので「カネがナイっ!」というコトをそのレコードを買わない理由の言い訳にして、半ば諦めるという強制的に自分の気持的に妥協していたのですが、今となっては「カネがナイ」というコトに関しては、言い訳にならないんですよね。
まぁ〜結局、そのレコードの価値と自分の気持ちを天秤にかけてそのレコードにちゃんと妥当性を見いだせるか否か・・・って言う部分ですよね。
タブン、今回のケースだと購入を見送った理由って「1枚のレコードの価格としては高額だ」って思ったんでしょうね・・・じゃあ、「イクラなら買いなのか?」ですよ。
今回のレコード、半額の値段なら買い?タブン、そんな価格では出てこないでしょう・・・もし出てきてもコンディションは、どうでしょうか、キレイなレコードで二桁万円に近い価格がイイのか、傷があってプチノイズが出てレーベルにも書き込みがあるレコードが半額だとどうしますか?ドッチがいいでしょうか?
また、もしかして半年後に今回見逃したレコードよりも高い値付けになっていたら・・・。
この悶々とした「あの時、見て買わなかったあのレコード」って気持ちをずっと持ち続けるというストレスは、その価格と見合わないでしょうか?
コレね・・・意外と購入時にちょっと気持ち的にムリしても買ってそのレコードを手に入れちゃうとスッキリするんですよね〜。
もうそのレコードを買わなくてイイ、もうそのレコードを探さなくてもイイって安堵感は、なかなかのモノです。
というか、そんな自分の気持を落ち着かせるためにレコードを買っているのか・・・ってハナシですが(笑)
そもそもタダでも聴ける環境があるにも関わらず、アイテムとして所有したいって気持ちがデカいのでレコードを持ちたいという気持ち自体は合理的ではナイのですが・・・アタマでは解っているんだケド、欲しいんですよね〜困ったものですね(笑)

EARTH, WIND & FIRE / SEPTEMBER (FANTASTIC PLASTIC MACHINE REMIX)
EARTH, WIND & FIRE / SEPTEMBER (FANTASTIC PLASTIC MACHINE REMIX) の試聴
next recordsのサイトでEARTH, WIND & FIREのレコードを探してみる

結局つまるトコロ、これは個人的な嗜好と価値観に関する問題であり、絶対的な正解はナイですよね。
まず、購入者にとってレコード・音楽はナニをイミするのか、そしてこの特定の曲が購入者にとってどのようなイミを持っているのかを考えてみるのはどうでしょうか。
自分にとってレコードとは、音楽とは、趣味とは・・・って、ん〜なかなか哲学的ですね。
最後に、長年探しているそのレコードを購入するコトで、それによって生じる費用と利益を比較してみるのもアリですよね。
この場合、コストと利益は単純な数字だけではなく、購入するコトで得られる喜びや満足感も含まれます。
価値が高いアイテムを所有するコトで得られる満足感や喜びは、費用を上回る場合がありますからね。

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コレまでにも度々、このブログでも言及しましたが最近、レコードを聴きはじめた人のご来店がとても増えてきました。
「レコードを聴いてみたいんですが、ナニを用意すればイイのでしょうか?」ってコレからっ!って人もいれば、もうレコードプレーヤーは、用意できていて「はじめての1枚を買いたいのですが・・・」って人もいたりしてナンだかレコードで音楽を楽しむっていうコトが普通の趣味として認知されつつある状況になってきているなぁ〜ってレコード店主的にはメチャ嬉しく感じる次第であります。
しかし、はじめて購入するレコードが当店のようなアナログレコードのなかでもかなりニッチな存在である12インチシングルだけしか扱っていない小さなレコード店での購入っていうのも当店的には嬉しいのですがイイのかな・・・って思ったりもします。

もっと様々な幅広いジャンルの音楽のレコードを手広く扱っている大手のレコード店の方がそういったニーズに応えてくれそうなカンジもしそうな気がしますが、コレも出会いですしオイラとしても一期一会を大切にしたいっ!って想いもあるのではじめてのレコード購入で「渋谷のnext recordsを選んで頂きありがとうございますっ!」って気持ちでイッパイであります。
で、人生ではじめてのレコード・・・一体ナニを選ぶのか・・・っていうとても重要な選択です。
結構、訊かれるんですよ・・・「どうやってレコードを選べばイイんでしょうかね?」って。
やっぱり自分が好きな曲、フダン聴いている曲やお気に入りのアーティストのレコードを選べはイイんですが・・・ナイんですよ、ソレがっ!
というのもレコードで音楽聴きたいって思われている人の年齢にもよるのですがだいたい20〜30歳代の人たちが普段聴いている曲っていうのがそもそも当店で扱っていない・・・という。
一応尋ねるんですよ、お客さんに「フダン、どんな曲を聴いているのですか?」って。
で、スマホのSpotifyやApple Musicなんかのプレイリストを見せてもらうのですが、全くオイラ&当店スタッフが聴いたコトがない曲&アーティストがズラリと並んでいて、トーゼン、オイラが知らない曲&アーティストなのでソレ等は、在庫していないというコトになります。

最近、世界的にもレコードの良さが見直されてレコード・ニーズが高まっているってよくニュースになっていますよね・・・ソレに、今どきのアーティストも自分たちの新曲をアナログレコードでリリースしたりってコトも聞きます。
で、実際にココ最近流行っている曲ってホントにアナログレコードがリリースされているのかな・・・って気になったんですよね。
2022chart
コレは、Billboardの2022年にもっとも流行った曲のシングルチャートです。
ハズカシながら・・・一切、聴いコトのない曲ばかり・・・というか、人生で一度も聴いたコトがナイのですが、ホントにコレ等の曲が2022年に流行っていたのか?って疑心暗鬼になるくらいです(笑)
アーティスト名だとチラホラと知っている名前を見かけますね・・・AdeleとかJustin BieberとかElton Johnとか・・・。
しかし曲は、まったく知らないっすね。
どうですか?このブログを読んでいただいている人は、オイラと同様の認識だったりして(笑)
でっ、特筆すべきは2022年の年間チャートの23位にランキングしている
Kate Bush / Running Up That Hill (A Deal With God)
コレだけは、知っているという・・・ちなみにこの曲、1985年つまり今から38年前にリリースされた曲でNetflixの「ストレンジャー・シングス 未知の世界」という人気のSFホラードラマシリーズで使用されたコトで脚光を浴びたようです。
この曲は、12インチシングル、リリースされていますよっ!だけど、この再人気の影響もあってレア盤化していますが・・・。

実際のトコロ、年間チャートのTOPにランキングしているような超流行った曲のアナログレコードは、リリースされているのかってコトをちょっと調べてみました。
で、ついでに聴いてみました。
1位のGlass Animals / Heat Waves は、アルバムでアナログレコードがリリースされていますね。シングルは、未リリース。

2位のHarry Styles / As It Was もアルバムでアナログレコードがリリース済でシングルは、未リリース。

3位のThe Kid Laroi & Justin Bieber / Stay は、データのみでフィジカルメディアのリリースはなし。

4位のAdele / Easy On Me もアナログレコードでは、アルバムでのリリース。シングルは、CDでリリースされていますね。

5位のEd Sheeran / Shivers もアルバムがアナログでリリース、シングルはCDのみ。


ココまで調べて思ったのですが傾向としては、流行っている曲に関して言えば、結構な割合でアルバムはアナログレコードでリリースされていますね。
シングルに関しては、アナログレコードでのリリースは一切ナシです。
タブン、入り口は、シングル曲をストリーミング等で聴いてそのアーティストを気に入ってアルバム購入って流れなんでしょうね。
で、アナログレコードに関しては、シングル盤をリリースするよりも利益率の高いアルバムを販売したほうがイイっていう判断なのかもしれませんね〜。
やはり時代は、アナログレコードに関しては、アルバム主流っていうコトなのでしょうか。
そして昨年のヒット曲、初めて聴いたのですが、まぁ〜どの曲も結構イイ曲ですね〜。

ちなみにソレこそシングル曲が人気だった時代の今から30年前、1993年の年間チャートはこんなカンジです。
chart-1993

ウォーーーーーっ!そうそうたる名曲揃いじゃないですかっ!コレこそヒットチャートってカンジですね!
ホトンドすべての曲を知っているし、しかもすぐにメロディを鼻歌で歌えるレベルっ!
1位のWhitney Houston / I Will Always Love You は、映画ボディガードのテーマ曲ってカンジで「アンダレェア〜♪」のフレーズは、年代問わず知名度抜群の名曲ですよね〜。

しかし、まさかのTag Team / Whoomp! (There It Is) が2位になるとは・・・こんな超ヨゴレ曲が・・・2位って1位との曲の格差がアリまくりなような気が・・・(笑)

リリースされて30年経過しているにも曲にも関わらず、1993年の曲の存在感と言ったらハンパないような気がしますね。
しかもほぼ全ての曲がアナログレコードのシングル盤でリリースされていますっ!
というか、2022年の年間ランキングしている曲が30年後の2052年に1993年の曲のような印象で聴けるのかってコトも気になります。

NE-YO feat. PEEDI PEEDI / STAY
NE-YO feat. PEEDI PEEDI / STAY の試聴
next recordsのサイトでNE-YOのレコードを探してみる

で、はじめてのレコードですが、「好きな曲を買えばイイんじゃないでしょうか?」って言っておきながら20〜30歳代の人が好きな曲で知っている曲っていうのが、当店にはホトンド、ナイんですよ・・・。
ナイというか、アナログ盤自体が存在しない場合がホトンドという状況です。
しかし、ナゼか「コレなんかどうですか?」ってオススメすると20〜30歳代のお客さんにかなりの確率で購入していただけるレコードがあります。
ソレがコレっ!

Ne-Yo / Because Of You
Because Of YouだけでなくSexy LoveやSo Sick などNe-Yoのヒット曲の12インチシングルは、20〜30歳代の人に知名度が高く結構、ハマるようですね〜。
ちなみにBecause Of Youのリリースは2007年です・・・少し前の曲という認識だったのですが、既に16年前の曲という、じゅうぶん古い昔の曲ですね・・・(笑)
タブン、2007〜8年くらいまでがメジャーな曲で12インチシングルがリリースされたのが最後辺りのようなカンジですね・・・コレ以降は、デジタル化が急激に進んでアナログレコードのシングル盤は、生産されなくなったような気がします。
そう考えたら12インチシングルって実質、1970年代後半から2010年くらいまでリリースされた曲だけの扱いになるってコトなんですね。
まぁ〜期間は決まっていても全然、未知の曲はまだまだ無数にあるような気がしますケドね。

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