レコード店の店頭販売を再考する
コレまでレコードを購入する手段として結構ネット通販がメインで利用されてきた状況だったのが、ココ最近は、実際にレコード店を訪れて購入するという「店頭回帰」が起きているんじゃないかなぁ〜と思っていたトコロ、毎月の売れ行きとか集計をして昨年から今年にかけて数字として明らかに店頭販売が伸びている・・・というコトが解りました。
だけど、当店はレコードといってもその中でも極めてイチ部分のカテゴリーである12インチシングルに特化した他に類を見ないレコード店であるために、せっかくお店にご来店していただいたお客さんとのミスマッチが起きていんじゃないか?というハナシのコトを書きました。
まぁ〜要するに当店は、今世間で流行っているジャンルとかメジャー路線の売れ筋のタイトルとか、最新の新譜とか人気の再発盤とかそういったレコード会社がプロモーションしまくっているタイトルは一切扱っていないレコード店なのでそういったマジョリティなお客さんがご所望のレコードを探しにたまたま当店へお越しいただいたても「ナンだ?この店は・・・?」ってなっちゃっている状態だったので、店主としてコレは、ちょっとお店の在り方をもっとわかり易くした方がイイんじゃないのかな・・・って思った次第であります。
で、上記に記事にも書いたのですが、当店は12インチシングル専門店なのですが、12インチシングル専門店らしさがイマイチ乏しいのでは、ナイか?って思ったんですよね。
でホント、ちょっとしたコトなのですが、店頭のレコードが収納されているエサ箱のジャンル別アルファベットの仕切り盤の表記を下記のように見直してみました。
もうすべてのエサ箱に「12inch Single」という文字が溢れている状態です(笑)
まぁ〜シンプルですケド、ちょっとしたコトなのですが、お店的には明らかに「12インチシングル推し」だってコトが一目瞭然で解るようになったんじゃないかなぁ〜って思うんですよね。
で、この新しい「12inch Single仕切板」を店頭で表記して1週間ホド経ったのですがご来店いただいたお客さんの様子が明確にコレまでとは異なる行動になったコトが解りました。
具体的には、ご来店いただいたお客さんの12インチシングルへの興味のアリ・ナシが一目瞭然に解るようになったんですよね。
ちなみに今までの仕切板は、下記のようなカンジでジャンルとアーティストのアルファベットだけしか記載されていない無愛想な仕切板でした。
上記の無愛想な仕切板でコレまで20年以上やってきたので、この仕切板の在り方に対してナンの疑問も持たずにいたワケですが、実際のお客さん側の視点にたって見てみるとコレまでの仕切り板だととりあえず、探しているモノが入っているかもしれないって思うみたいで希望するジャンル別で無作為にチョロっとエサ箱から数枚見て「あ・・・ワタシが探しているレコードはナイな・・・」ってカンジてお帰りになるケースが多かったんですよね。
まぁ〜コレが上記に記載した大多数のお客さんが「今世間で流行っているジャンル・メジャー路線の売れ筋のタイトル・最新の新譜・人気の再発盤」を探しているワケなのでご来店いただいた7〜8割のお客さんがコレに当たるんですよね。
コレが先に書いた記事のお客さんとのミスマッチになっていたんですよね。
ん〜このお客さんとのミスマッチってオイラ的には「ミスマッチ」って解っていれば別にどうってコトがないのですが、「もしかしてマッチしているかも知れない」っていうこの「もしかしてマッチ?」っていうショップ側が勝手に期待値を上げてしまう錯覚に陥って結果、ナニも購入されずに退店されるっていうのは、結構ジワジワと気持ち的に追い詰められるモノがあるんですよね。
で、この新しくなった「12inch Single仕切板」に換えたトコロ、先に書いたようなマジョリティ路線のお客さんは、グル〜っと店内を一周してすべての仕切板にコレでもかっ!ってくらいに書かれている「12inch Single」の表記をみて一切、エサ箱のレコードを手にせず、そのままお店を出る行動へとなりました・・・もうホント、コレがメチャわかり易い位、明確に解るんですよね・・・。
結局、ご来店されるお客さんの7〜8割は、アルバムや売れ筋タイトル、新譜や再発盤をお目当てにレコード店を訪れていた・・・みたいなカンジだったんですよね。
まぁ〜一応、仕切板には、「12inch Single」ってあえて表記してあるので「もしかしてAlbumもあるかも・・・?」って一通り店内を一巡してみるんだケド、残念ながらナイんですよね〜アルバムは・・・。
改めてよく考えれば実際に当店は、12インチシングル専門のレコード店なので、店内ではもっと徹底的に12インチシングル推しをアピールした方が良かったんでしょうね。
でもね〜店主としてオイラの正直な気持ちは、ミスマッチでもナンでもイイので少しでもお客さんにお店に訪れて来て欲しい、そしてミスマッチでもイイのでエサ箱のレコードも見て欲しい・・・その中でも当店在庫数6000枚の中から6000分の1の確率でもしかしたら、興味を持ってもらえるレコードが1枚くらいアルかも知れない・・・ナンて気持ちも微かだケド、あったんですよね。
まぁ〜実際は、「せっかくお店に訪れたからナンか1枚レコード買っておくか・・・」な〜んてそんな甘くはなくってお客さんは、興味がナイレコードやジャンル・カテゴリーに対してサイフのヒモは緩まないワケです。
そういったコトを考えると、お店側としては、お客さんに対して「ナニかアルかも?」「アルバムあるかも?」「シティ・ポップあるかも?」って思わせブリなコトじゃなくってカンゼンにお店の在り方を12インチシングルに振り切った方がイイんでしょうね。
あとね、上記の記事にも書いたのですがコレまで仕切板に書いているジャンル表記を少し変更しました。
具体的にはコレまで「70's/80's disco, soul, boogie」と書いてあったモノを「Disco Soul Boogie Rock Pops Jazz」という表記にしました。
どうだろう・・・このジャンル表記を変更したコトで今のトコロ、目に見える変化とかお客さんの行動は判りませんね。
まぁ〜でも「Rock」という表記は、勝手な想像ですがナンらかの影響がありそうな気がします。
アナログレコードのジャンルに於いてRockというのは、とてもデカいジャンルですからね〜しかもRockの12インチシングルって結構、他のレコード店では扱いが少ないと思うのでそのアタリを解っている人からすると「おっ!?Rockの12インチシングル?」って思ってもらえるんじゃないかなぁ〜なんてちょっと淡い期待をカンジています(笑)
さてさて・・・コレまで以上に店内がより12インチシングル推しが強くなったnext recordsですが、ちょっとした変化ですが今後どういった影響が出てくるのかな・・・結構楽しみでもあります。
A TRIBE CALLED QUEST / FIND A WAY
A TRIBE CALLED QUEST / FIND A WAYの試聴
next recordsのサイトでA TRIBE CALLED QUESTのレコードを探してみる
あ〜そうそう・・・コレも以前記事にしたのですが、お店の商品札にスマホで試聴が出来るQRコードを付ける件ですが、ようやく試聴が出来る商品札がついたレコードが店頭に並びはじめました。
その時に書いた記事はコチラ
お店での試聴をもっとカンタンにしたい!
実際、販売しているレコードの商品札はこんなカンジです。
まぁ〜予定通りの出来ですね。
現在は、店頭に出ている全在庫のうち、まだ10%くらいしか貼り替えが済んでいません・・・(泣)
徐々にこの試聴ができる商品札に切り替えて行く予定ですが、全部がカンゼンに切り替わるのには、1年くらいかかりそうですね〜。
でもね・・・このQRコードがついた商品札、店頭に並べてすでに2週間ホド経つのですが。いまだ一度も利用されていないという状況です・・・(笑)
まぁ〜まだ試聴できる商品札の全体数が全然少ないし、当店も「商品札をスマホでスキャンすれば試聴できますよ〜!」って積極的にお知らせしていないので仕方ナイですが。
店頭在庫の半分くらいが新しい商品札に切り替わったら大々的にお知らせしようかな〜って思っています。
まぁ〜だけど、商品札をみて「アレ?コレ、ナンだ?」ってスマホでスキャンする人がいまだ全然いないっていうのは、ソレはソレでちょっと寂しいカンジではありますケドね〜(笑)
店頭にご来店いただいたお客さんは、ぜひ試してみてください・・・結構、音が出るの早いですよ〜。
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入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
コレまでレコードを購入する手段として結構ネット通販がメインで利用されてきた状況だったのが、ココ最近は、実際にレコード店を訪れて購入するという「店頭回帰」が起きているんじゃないかなぁ〜と思っていたトコロ、毎月の売れ行きとか集計をして昨年から今年にかけて数字として明らかに店頭販売が伸びている・・・というコトが解りました。
だけど、当店はレコードといってもその中でも極めてイチ部分のカテゴリーである12インチシングルに特化した他に類を見ないレコード店であるために、せっかくお店にご来店していただいたお客さんとのミスマッチが起きていんじゃないか?というハナシのコトを書きました。
まぁ〜要するに当店は、今世間で流行っているジャンルとかメジャー路線の売れ筋のタイトルとか、最新の新譜とか人気の再発盤とかそういったレコード会社がプロモーションしまくっているタイトルは一切扱っていないレコード店なのでそういったマジョリティなお客さんがご所望のレコードを探しにたまたま当店へお越しいただいたても「ナンだ?この店は・・・?」ってなっちゃっている状態だったので、店主としてコレは、ちょっとお店の在り方をもっとわかり易くした方がイイんじゃないのかな・・・って思った次第であります。
で、上記に記事にも書いたのですが、当店は12インチシングル専門店なのですが、12インチシングル専門店らしさがイマイチ乏しいのでは、ナイか?って思ったんですよね。
でホント、ちょっとしたコトなのですが、店頭のレコードが収納されているエサ箱のジャンル別アルファベットの仕切り盤の表記を下記のように見直してみました。
もうすべてのエサ箱に「12inch Single」という文字が溢れている状態です(笑)
まぁ〜シンプルですケド、ちょっとしたコトなのですが、お店的には明らかに「12インチシングル推し」だってコトが一目瞭然で解るようになったんじゃないかなぁ〜って思うんですよね。
で、この新しい「12inch Single仕切板」を店頭で表記して1週間ホド経ったのですがご来店いただいたお客さんの様子が明確にコレまでとは異なる行動になったコトが解りました。
具体的には、ご来店いただいたお客さんの12インチシングルへの興味のアリ・ナシが一目瞭然に解るようになったんですよね。
ちなみに今までの仕切板は、下記のようなカンジでジャンルとアーティストのアルファベットだけしか記載されていない無愛想な仕切板でした。
上記の無愛想な仕切板でコレまで20年以上やってきたので、この仕切板の在り方に対してナンの疑問も持たずにいたワケですが、実際のお客さん側の視点にたって見てみるとコレまでの仕切り板だととりあえず、探しているモノが入っているかもしれないって思うみたいで希望するジャンル別で無作為にチョロっとエサ箱から数枚見て「あ・・・ワタシが探しているレコードはナイな・・・」ってカンジてお帰りになるケースが多かったんですよね。
まぁ〜コレが上記に記載した大多数のお客さんが「今世間で流行っているジャンル・メジャー路線の売れ筋のタイトル・最新の新譜・人気の再発盤」を探しているワケなのでご来店いただいた7〜8割のお客さんがコレに当たるんですよね。
コレが先に書いた記事のお客さんとのミスマッチになっていたんですよね。
ん〜このお客さんとのミスマッチってオイラ的には「ミスマッチ」って解っていれば別にどうってコトがないのですが、「もしかしてマッチしているかも知れない」っていうこの「もしかしてマッチ?」っていうショップ側が勝手に期待値を上げてしまう錯覚に陥って結果、ナニも購入されずに退店されるっていうのは、結構ジワジワと気持ち的に追い詰められるモノがあるんですよね。
で、この新しくなった「12inch Single仕切板」に換えたトコロ、先に書いたようなマジョリティ路線のお客さんは、グル〜っと店内を一周してすべての仕切板にコレでもかっ!ってくらいに書かれている「12inch Single」の表記をみて一切、エサ箱のレコードを手にせず、そのままお店を出る行動へとなりました・・・もうホント、コレがメチャわかり易い位、明確に解るんですよね・・・。
結局、ご来店されるお客さんの7〜8割は、アルバムや売れ筋タイトル、新譜や再発盤をお目当てにレコード店を訪れていた・・・みたいなカンジだったんですよね。
まぁ〜一応、仕切板には、「12inch Single」ってあえて表記してあるので「もしかしてAlbumもあるかも・・・?」って一通り店内を一巡してみるんだケド、残念ながらナイんですよね〜アルバムは・・・。
改めてよく考えれば実際に当店は、12インチシングル専門のレコード店なので、店内ではもっと徹底的に12インチシングル推しをアピールした方が良かったんでしょうね。
でもね〜店主としてオイラの正直な気持ちは、ミスマッチでもナンでもイイので少しでもお客さんにお店に訪れて来て欲しい、そしてミスマッチでもイイのでエサ箱のレコードも見て欲しい・・・その中でも当店在庫数6000枚の中から6000分の1の確率でもしかしたら、興味を持ってもらえるレコードが1枚くらいアルかも知れない・・・ナンて気持ちも微かだケド、あったんですよね。
まぁ〜実際は、「せっかくお店に訪れたからナンか1枚レコード買っておくか・・・」な〜んてそんな甘くはなくってお客さんは、興味がナイレコードやジャンル・カテゴリーに対してサイフのヒモは緩まないワケです。
そういったコトを考えると、お店側としては、お客さんに対して「ナニかアルかも?」「アルバムあるかも?」「シティ・ポップあるかも?」って思わせブリなコトじゃなくってカンゼンにお店の在り方を12インチシングルに振り切った方がイイんでしょうね。
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具体的にはコレまで「70's/80's disco, soul, boogie」と書いてあったモノを「Disco Soul Boogie Rock Pops Jazz」という表記にしました。
どうだろう・・・このジャンル表記を変更したコトで今のトコロ、目に見える変化とかお客さんの行動は判りませんね。
まぁ〜でも「Rock」という表記は、勝手な想像ですがナンらかの影響がありそうな気がします。
アナログレコードのジャンルに於いてRockというのは、とてもデカいジャンルですからね〜しかもRockの12インチシングルって結構、他のレコード店では扱いが少ないと思うのでそのアタリを解っている人からすると「おっ!?Rockの12インチシングル?」って思ってもらえるんじゃないかなぁ〜なんてちょっと淡い期待をカンジています(笑)
さてさて・・・コレまで以上に店内がより12インチシングル推しが強くなったnext recordsですが、ちょっとした変化ですが今後どういった影響が出てくるのかな・・・結構楽しみでもあります。
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A TRIBE CALLED QUEST / FIND A WAYの試聴
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あ〜そうそう・・・コレも以前記事にしたのですが、お店の商品札にスマホで試聴が出来るQRコードを付ける件ですが、ようやく試聴が出来る商品札がついたレコードが店頭に並びはじめました。
その時に書いた記事はコチラ
お店での試聴をもっとカンタンにしたい!
実際、販売しているレコードの商品札はこんなカンジです。
まぁ〜予定通りの出来ですね。
現在は、店頭に出ている全在庫のうち、まだ10%くらいしか貼り替えが済んでいません・・・(泣)
徐々にこの試聴ができる商品札に切り替えて行く予定ですが、全部がカンゼンに切り替わるのには、1年くらいかかりそうですね〜。
でもね・・・このQRコードがついた商品札、店頭に並べてすでに2週間ホド経つのですが。いまだ一度も利用されていないという状況です・・・(笑)
まぁ〜まだ試聴できる商品札の全体数が全然少ないし、当店も「商品札をスマホでスキャンすれば試聴できますよ〜!」って積極的にお知らせしていないので仕方ナイですが。
店頭在庫の半分くらいが新しい商品札に切り替わったら大々的にお知らせしようかな〜って思っています。
まぁ〜だけど、商品札をみて「アレ?コレ、ナンだ?」ってスマホでスキャンする人がいまだ全然いないっていうのは、ソレはソレでちょっと寂しいカンジではありますケドね〜(笑)
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