渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:アナログレコードの話題

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3回目の緊急事態宣言が2021年6月21日に解除になりましたが・・・。
タブン、政府もコレ・・・間違いなくナンらかの思惑があってのこの時期の解除であるコトは、カンタンに想像できますね。

ちょっと思うんですが、コロナのコトで多くの人の外出の映像がテレビのニュースで放送される時って象徴的に「現在の渋谷の状況です・・・」ってスクランブル交差点とか流すのナンカ作為的なカンジがするんですよね。
渋谷がコロナの温床になっている・・・渋谷は危険なエリア・・・的なネガティブな印象操作がされてるような気がして、渋谷レコード街振興協会会長のワタシとしましては、ちょっと眉をしかめています・・・。
イヤ、ナイですよ・・・「渋谷レコード街振興協会」なんて(笑)

で、ヤルのか・・・ホントにヤルのか・・・って思われていた東京オリンピック2020ですが・・・1ヶ月後の7月23日にホントにヤルってコトでハナシは進んでいます。
トコロでそもそも東京でオリンピックをやるっていうのは、タテマエ的には平和のためのスポーツの祭典を国をあげて開催する・・・って名目だと思うのですが、ホンネの部分は、「海外からもうありえないくらいMAXに人を招き入れて経済効果をあげる」っていう部分があると思います。
ま〜世界最大規模のイベントですから・・・ハンパないくらいのマネーが動きますしね〜。
当店も本来2020年に開催される東京オリンピックに向けてイロイロ準備をしていました。
というのも、もう覚えていないかもしれませんが、2018年とか2019年とかって、かつてナイ数の訪日する外国人観光客がいましたからね。
銀座では、中国人観光客が買い物をするためバスで大挙して訪れて、浅草では浴衣を着た外国人がウジャウジャいて、渋谷ではカートに乗った外国人が走り廻るという・・・もう毎日がドンちゃん騒ぎだったワケです。
インバウンド消費もナン兆円規模で右肩上がりで増えていって、毎年、訪日客 & 経済効果が過去最高を記録するという・・・状況でした。
「爆買い」というワードもこの頃、ニュースで取り上げられていましたね。
その爆買いって、街とかエリアって規模だけでなく、ウチのような零細の中古レコード店にまでその波及がおよんでいましたからね。
2019年のこの渋谷レコード店日記の過去記事を読み返してみてもあの当時の状況がアリアリと書きました。

実際、2019年の当店の状況を思い返して見ると、店頭での売上の半分以上は海外からのお客さんからだったし、来店してくれるお客さんのメチャ多かったですからね。
そりゃ〜期待しましたよ・・・2020年に開催される東京オリンピックにっ!
免税店化したり、英語でのGoogle検索で、上位表示を目指したり、来るべき世界最大規模のイベントに備えて相当準備もしていたワケです。
しかしながらご存知の通り、状況は一変してしまいました・・・(泣)
2019年は、免税で買い物したお客さんの伝票の厚みが、うず高く積み上がっていましたが、2020年は、コロナ問題が顕在化する2月頃まで順調だったのが、4月以降は、1件だけ・・・ちなみに2021年は、今のトコロ0件・・・。
で、ヤルのか・・・ホントにヤルのか・・・って思われていた東京オリンピックですが、ホントに1ヶ月後の開催されるワケです。
現在のトコロ、「海外からの観客は会場に入れないことが、すでに決まっている。」というコトなので、一般の外国人観光客は、ナシっていうコトになりますね。
しかし、オリンピック関係者やメディア関係者など、訪日客は、タブン今年最大規模になると思われます。
実際どうなんでしょう・・・海外から訪れる人がどれくらい来るのかなぁ。
ニュースによると、オリンピック & パラリンピックの選手の合計が1万5千人、関係者は、9万人以下というコトのようです。
まぁ〜ざっくりと10万人くらいがオリンピック期間中の前後に訪れるというカンジでしょうか。
延期前計算だと、選手 & 関係者は、約18万人と試算していたようなので当初よりもかなり少なくなっているようです。

で、妄想してみたんですよ・・・このオリンピック期間の前後でどれくらいの訪日客が、渋谷に訪れて、買い物するのかなぁ〜って。
一般の観光客は、ホボ0人として、関係者枠の約10万人でレコードが好きな人がどれくらいの割合でいるのかな・・・。
あくまでも想像ですが・・・。
100人に1人は、レコードが好きな人は、いないでしょう・・・じゃあ1000人に1人はどうかな・・・タブンもう少し多いような気がします。
500人に1人だったら・・・ん〜少なく見積もってもソレくらいはいそうな気がします。
じゃあオリンピック期間中に訪れる10万人に1/500の割合でレコードを買う人がいるとしたら・・・ジャ〜ンその数、約200人・・・ショボ〜ぉ(泣)
その200人のオリンピック関係者の中でレコードが好きな人で渋谷の当店へ訪れる人は、ナン人ってなると・・・タブン、5人くらい・・・。
あ〜ナンか・・・気持ちが・・・萎えてきました・・・。

タブン、ホトンドなんにも影響ナイってコトになりそうな予感が・・・。
でも実際は、どうなるんでしょうかね・・・。
最近だと去年の今頃と比べると渋谷の街中では、明らかに外国人の数が増えてきているような気がしますし、オリンピックの関係あるナシに関わらず、もしかしたら・・・もしかするかも?
ってちょっと、キセキもあるかもしれない様な気が・・・。
まぁ〜あんまり期待しないで、ひと月後のオリンピックを迎えたいと思います。

LAID BACK / SUNSHINE REGGAE
LAID BACK / SUNSHINE REGGAE の試聴
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つい先日、政府の観光庁からこんなチラシが届きました。
tax-free

このブログでも以前に述べたコトがあるのですが、免税の手続きって超メンドーなんですよね。
で、その免税手続がメンドーだってコトは、観光庁も十分解っていて手続きの簡素化のためにPCやタブレットでチョイチョイってカンタンに手続きが出来るようになるから準備しておくように・・・っていうお達しのチラシのようです。
お店を営んでいるオイラからすると、このタイミングでこういった書類が観光庁から送られてくるっていうコトは・・・もしかして、日本政府は、海外からの訪日客を増やすぜっ!って意気込みを入っているのか・・・って思っちゃうワケです。
ン〜どうかな・・・確かに、先に書いたように街で見かける外国人は増えてはいますが、2019年のような状況に戻すコトが出来るのかな・・・。
2021年は、いまだ免税利用客はゼロ・・・はたして、どうなるコトやら・・・。

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こんなコラムが掲載されていました。
ストリーミングの時代に、なぜアナログのレコードが売れているのか
(ITmedia ビジネスオンライン)

時々、アナログレコードの人気や売上に関する記事がニュースサイトで取り上げられるコトがありますが、そんな中でも結構な読み応えあるボリュームで分析や考察がされている記事だったので興味深く読みました。
タイトルに記載されているように今は、確実に「ストリーミングの時代」なワケですが、そんな状況なのに「ナゼか、アナログレコードが売れている」という現状。
まぁ〜「アナログ・レコードが、売れている」って言っても、音楽業界全体の中では、微々たるパーセントでしかないのですが、1970年代後半に売上や生産量のピークを迎えていたアナログレコードですが、80年代になってCDが普及してきた影響でドンドン売上&生産量が減っていったワケです。
当たり前だけど、音楽業界全体がレコードの代替えメディアとしてCDを作ったワケだから、そりゃ〜切り替わっちゃいますよね、自然な流れですよ。
だけど、CDの方は1998年から売上、生産量共に減少していきます。
記事には、このように書いています。
以下引用
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2010年ごろにストリーミングが始まり、スマホなどで手軽に聴くことができるようになって、15年ごろから業界は復調の兆しを見せている。
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この時期から、インターネットやPCの普及、iPodの発売等があってデジタルデータ化された楽曲を購入して聴くというスタイルに変わっていきましたね。
「iPod」って今さっき久しぶりにタイピングしたのですが、「まだあるのか・・・iPodって・・・」って思い、調べてみたら、もう現在ではiPod touchしか売ってないんですね。
イロイロなカタチのiPodが販売されていましたが、2017年には、もう販売終了していたんですね〜知らなかったわ・・・タブン、もうiPod touchの消滅も時間の問題のような気がします。
その後、現在のようにストリーミング・サービスがはじまり、音楽の購入もサブスクモデルへと移り変わる・・・というコトになるのですが、今の音楽の聴き方・購入の仕方ってメチャ合理的だと思うのです。
がっ、しかし、音楽業界的にはもう終わったメディアである、アナログレコードがジワジワと売れてきているという状況に「ナゼ、アナログレコードが今、聴かれているのか」どうして便利なサービスがあるにも関わらず、「手間のかかるレコードが聴かれているのか」など、進化してきたハズの音楽メディアがココに来て昔の状態に戻りつつあるという、イミ不明な状況になっているコトについて多くの人がその理由を考えているのですが、なかなか明確にその理由が言い当てられてないんですよね。
イヤ〜まぁ、オイラも判りませんケド。
しかも、レコード世代の人たちが、その当時を懐かしんでノスタルジックなカンジでレコードを聴くのだったら解るのですが、レコード世代でない若い人たちにもレコードが聴かれているっていうコトが更にその理由の答えを難しくしているみたいなカンジですね。

記事には、このように書いています。
以下引用
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1970年代後半に年間約2億枚と全盛を極めたが、CDの台頭により2009年には約10万枚に減少。そこから増加に転じ、19年は約122万枚まで盛り返した。
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上記は、日本だけのハナシですが、2009年にガクーンと少なくなったレコードの生産が、その後の10年で10倍以上の生産数まで復活してきたってコトですね。
で、この状況が世界中で起こっているという・・・やっぱりナンでそうなるかって思いますよね。
レコードは、デジタル音源に含まれない周波数帯の音が入っている・・・とか、発達しすぎたデジタル化の波の揺り戻しであるとか、大量消費時代からの・・・うんぬんカンヌン・・・イロイロな考察がされているワケですが、どの考えもオイラ的には、イマイチ「その理由は、ズバリ、コレだーーーっ!」って腑に落ちません。
こういった「ナンでレコードが聴かれるのか?」って理由は、オイラ自身がレコード店を営んでいたりするのでもう、ずいぶんと自分なりに考えていたのですが、やっぱり答えが見つからないのでもう、考えるコトすらしなくなっちゃいました。
かと知って世の中の多くの人がレコードを聴いているワケではナイのでごく一部の人達の間で楽しまれているホビーのヒトツ的なモノなんじゃないかな〜ってカンジだと思うんですケドね。
「ワカル人には、その良さがワカル・・・」みたいなね。

以前にもこのブログに書いたコトがありますが、やっぱり音楽業界って売上的にみると音楽自体が録音されたレコードやCDのようなカタチのあるメディアを販売していた時期よりも確実に下がっているんですよね。
だけど、音楽自体の人気がなくなったワケではないので、音楽コンテンツそのものがデジタル化したコトで、音楽を聴く人は払う代金の単価がさがってきたってコトなんだと思います。
そんな右肩下がりで、ヤバい音楽業界の中で唯一、アナログレコードだけが右肩上がりで成長している・・・しかも、90年代には淘汰された化石のようなメディアでもあるアナログレコードが・・・っていう事態に、識者は「なんでやねんっ!」ってなるんでしょうね。
とはいっても、ホント、業界全体から見れば微々たるものですが・・・。

記事には、このように書いています。
以下引用
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ブロッカーCEOは、アナログのレコードは「心に訴えるものがある」とし、だからこそ人気が高まっていると語る。さらにレコード会社側も「レコードは特別な経験を提供するもの」だと答えている。
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心に訴えるものがある・・・う〜ん、漠然としたずいぶんフワッとしたイメージですが、タブンこういった言い方でした表現出来ないのかもしれませんね。
とはいっても「心に訴えるものがある」コトが理解できる人っていうのは、極めて少ないのですケドね。

オイラ的には、こういった「レコード人気」について書かれた記事ってウレシイ反面、ちょっとフクザツな気持ちもあったりします。
ソレは、ブームやトレンドといった流行りみたいな捉え方をされちゃうと、一過性の薄っぺらいモノになっちゃうんじゃないか・・・って心配になるんですよね。
心情的には、アナログレコードのコトがトレンドっていう捉え方じゃなくって、決して盛り上がるようなコトなく、静かに解る人だけが楽しめるひそかな趣味のヒトツとしてず〜っと楽しめる状態が長く続くという状態であって欲しいなぁ〜って思っていたりします。
やっぱりね〜流行るとゼッタイに、衰退しますからね・・・その時の反動っていうのは、90年代から2000年前半にあったDJブームの時に、もうヤバいくらい身にしみて解っていますからね。
その反動ってデカさって大手のレコード店がカンタンに吹っ飛ぶくらいの威力がありますからね。
まぁ〜よくいう「バブル」ってヤツですよ。

こんな状況ですが、最近気になるコトが、ありました。
オイラは、首都圏のハズレに住んでいるのですが、先日、地元のブックオフに出向いた際に「レコード取り扱っています」ってカンバンが出ていたんですよ。
「えぇっ!ちょっと、マジかっ!?」って思ったんですよね、ブックオフでレコード売ってるって・・・。
枚数的には、ソレホド多くはないのですが、並んでいるLPやドーナツ盤を見てみると、明らかにゴミレコをかき集めて並べているっていう風ではなくって、コレ、カンゼンに売れ線をセレクトして狙った商品構成にしているカンジでした。
イヤぁ・・・ホント、こんなローカルな地元のブックオフでレコードを販売するとは・・・しかも買い取りも行っている・・・。
もう結構、このレコードのトレンド化ってデカいモノになっているんじゃないのかな・・・。
大恐慌前の靴磨き少年のエピソードを思い出しちゃいましたよ〜笑

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2020年の夏からコンビニやスーパー等でのレジ袋が有料化されました。
まぁ〜環境問題等イロイロな事情があっての有料化ナンだと思います。
レジ袋の有料化といっても数円ですが年間通しての買い物となると結構な金額になりそうなので、個人的にもマイエコバックを持参して買い物に行くようになりました。

このレジ袋有料化の流れ・・・実は、レコード店にもおよんできたりしているようです。
一部のレコード店では、レコードを購入した際に入れるビニール袋が有料になっています。
next recordsでは今のトコロ、レコード袋の有料化ってコトには、なっていません。
だけど、お客さんの方が意識が変わってきたのか、結構な割合で
「あっ、レコードの袋いりませんので・・・」
ってカンジでマイ・レコードバックを持参してご来店されるお客さんも少しづつですが増えてきました。

大手のレコード店には、必ずレコードを入れるのに適したバックとか売ってますよね。
ロゴマークが入っていたりデザインとかされているカンジのおしゃれなモノがありますね。
手に持つタイプのモノと肩にかけるコトが出来るタイプのモノがありますが、やっぱり個人的には、肩にかけるコトが出来るトートバックタイプの方が両手が空くので便利だと思います。

オイラは、自宅から渋谷にある店舗へ倉庫からピックアップしたレコードを持ち運びする際にレコードバッグを使っているのですが、結構イイのがなくってアレヤ・コレヤと探していた時期があります。
レコード用のバックというと、DJがレコードの移動に使うようなゴツいタイプのモノもありますが、ちょっとアレだともう如何にも「レコード入っていますっ!」ってカンジがして、気げ引けるんですよね〜まぁ〜実際にレコード入っているワケですが・・・(笑)
でも、レコード店で売っているようなカジュアルなタイプのバックだと、枚数があまり入らないんですよ。
だいたいあの手のモノって枚数的に10枚くらいしかレコードを入れるコトが出来ないのでオイラにとっては容量不足なんですよ。
トート・スタイルのバッグって「マチ」があってこの「マチ」の幅以上にモノを入れるコトが出来ないので必然的に「マチの幅」=「レコードの枚数」ってコトになります。
ま〜一般の人には、10枚のレコードが持ち運びするってケースが多いのでそういうサイズ設定になっているんでしょうね。
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カジュアルなトート。コレで5〜10枚程度のレコードが入る
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レコード・ストア・デイのトート。マチが10cm 25枚くらい入る。
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マンハッタンレコードのトート。マチが12cm だいたい30枚ぐらいレコードが入る。

過去に何度もレコード用のトートバックを購入してきました。
しかしながら、ホトンドのバックは、1年ホドで破れて大破させてしまっています。
タブン、入れ過ぎなんですよ・・・オイラがレコードをっ!
トートバックの許容量以上のレコードを入れると、マチの縫い目が徐々に広がって穴が空いたり、たくさんのレコードを入れ過ぎで重くなって手提げのヒモ部分が縫い付けてある部分から突然切れて地面に全レコードを落としたコトもあります。
レコード店で売っているようなトート・バッグは、どうにもオイラのような業者の利用は想定されていないようです・・・(笑)

オイラが欲しい大量のレコードを入れるコトに最適な理想とするトートバックの条件は・・・。
●とにかく丈夫っ!頑丈でアレばあるほどイイっ!
●特に肩にかけるヒモ部分がちょうどイイ長さでそのヒモがバッグ本体にガッチリと縫い付けられているモノ。
●レコードをたくさん入れたいのでバッグのマチが絶対的に広いモノが欲しい。
レコード専用のトートバック意外にもイイのがナイか探してみました。
しかしっ・・・ザンネンながらナイんですよ・・・。
とにかくレコードが入るサイズのトートバックが市販のモノだとかなり少ないんですよね。
で、今度はサイズは、ちょうどイイんだけど、丈夫さの方がイマイチっていうケースもあったりと、なかなか理想のトートバックにめぐりあうことが出来ませんでした。

上のレコード店で扱っている画像を見てもらえれば解るのですが、トートバックの布地って「綿」のモノなんですよね。
で、市販されているこの「綿」素材の布地にもイロイロな厚みがあるコトが解りました。
ホント、テロッテロに薄い布地のモノもあれば、厚手のしっかりした布地のものもあるというワケです。
どうやら、この厚手の布地は、「帆布(はんぷ)」という布地なんですね。
で、帆布トートバックで探してみると、コレまた様々なタイプのモノがあるんですけど、やっぱりレコードが入るイイサイズのモノがないんですよね。
ソレに「頑丈」というちょっとファッションアイテムとはかけ離れたニーズというのもあってなかなか見つかりません。
オイラが大量のレコードを入れるコトに特化した最適なトートバックを探しているのを見かねてウチのカミさんが
「メルカリとかで個人の人がオーダーメイドでトートバック作ってくれるみたいよ」
って教えてくれたので、見てみると、確かに希望通りのサイズ & 素材で作ってくれるのですが、やっぱりオーダーメイドというコトもあって、価格が・・・ちょっと。
結局、長い間、理想のトートバックを見つけるコトが出来ず、どうせスグに破れるんだったら100均でイイや・・・というコトで、ホントにペロペロの薄いナイロン生地のバッグを複数枚買って破れては買い替えというカンジで使っていたのです。
そんなある日、近くのホームセンターに出向くと・・・「コレはっ!」というトートバックを見かけたのです。
ソレが、コレっ!
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その名も
「自立する買い物バッグ 深型」
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見よっ!このマチの広さっ!
サイズは、幅390×奥行240×高さ360mm とちょっとレコードよりも大きいのですが、肝心の布地は、極厚っ!
しかも、そのネーミングの通り地面に置くと自立して立つほどのしっかりした造りなのです。
さらにこんなに丈夫で大容量なのにその価格
ナンとっ¥1,780(税込)っ!
そして、バックの底部分はビニールでコーティングがされていて汚れにくい仕様っ!
オマケにバッグの内側もビニールコーテングでちょっとした雨にも使えるというオイラの想定以上の出来なワケです。
そしてカンジンのレコードが入る枚数は、驚愕の80枚以上っ!
マジで、スゴいっ!もうホント、オイラの理想のトートバックです。
すでに毎日、使って1年以上経過していますが現役バリバリですっ!

だけど、オイラのようなへビューな使い方している人がどれくらいいるだろうか・・・(笑)
一般のレコード好きな人が使うには、結構ゴツいですからね〜。
「よ〜し今日は、ガッツリレコード買ってやるぜ〜っ!」っていう時には、バッチリなんですケドね!

BANG GANG / FILL ME UP
BANG GANG / FILL ME UP の試聴
next recordsのサイトでBANG GANGのレコードを探してみる

お客さんとレコードバックのコトをハナシしていたのですが、お客さんの友人も大量のレコードを持ち運びするのに最適なバッグがないか探していたトコロ、街で見かけるUber Eatsのデリバリーが使っているバッグが大きさ的にイイんなんじゃないか?って思い、メルカリで中古のバッグを購入したそうです。
見るからにレコードいっぱい入りそうですね〜コレは。
Uber

で、実際にレコードは、メチャたくさん入るのですが・・・重すぎて背負えない・・・という・・・(笑)
上で紹介したトートバックもパンパンにレコードを入れると、マジで重いですからね・・・トートバックは、破れなくてもソレを持っているニンゲンの方が、バテそうです。

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petshopboys_wherethestreets

ココ最近のアナログレコードに関する話題やニュースを読んでみました。
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下北沢に続々オープン 音楽不況も「レコード店」が元気なワケ
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下北沢に新しくレコード店がオープンしているという話題です。
個人的には、シモキタって狭いエリアながらら結構レコード店が存在しているってイメージでしたが、ココ数年間の間に閉店しちゃったレコード店があったり、新規オープンしたり、他から移転してきたレコード店があったりと新陳代謝があったようですね。
記事にも言及していましたが、やはり小田急の下北沢駅がリニューアルあるしたのは、契機としてあるでしょうね。
駅が地下に潜ったことでシモキタという街の再開発がかなり進んでいるように思います。
まぁ〜再開発で昔ながらの猥雑なシモキタらしさは、なくなっちゃった感はありますが、街全体としてはイイコトなんでしょうね。
シモキタってライブハウスなんかも多かったし、音楽の街のイメージはありましたよね。
レコード店が多くなるのはレコード好きにとっては喜ばしいコトですが、懸念する事態もあります。
やっぱり再開発が進めば、それに伴って街の集客も増えていき地価が上がって、それに伴いテナントビルの家賃が上がるってコト・・・。
ぶっちゃけ、小さなレコード店で家賃が30万とか50万とかってムリですよ。家賃と人件費をペイするだけで相当な枚数&売上をあげないと運営もママならないみたいな・・・。
オイラも、渋谷でレコード店をやって思うのですが、来店客ベースで売上を考えていると絶対に店舗運営は出来ませんからね。
だから、ネット通販を一生懸命ガンバるのですが、ネット通販をガンバればガンバるほど、お客さん的には「店、行かなくてもよくね?」ってなりそうなんですよね。
オイラも渋谷の店舗のために相当な家賃を支払っていますが、今まで長年レコード店を営んできた実務経験と実績があるからこそ、継続できている部分って相当デカいと思ってます。
他の場所からシモキタへ移転してきたレコード店とかは、それまでの実績を引っさげて「攻め」に転じたレコード店だと思いますよ。
「繁華街で新規にレコード店をはじめたいんだけど、どう思います?」ってアドバイスを求められたらナンて答えるかな・・・
「リアル店舗の来店がめちゃ少なくても確実にネット通販で利益があげれるのならヤル意味あるかも・・・」って答えるかな・・・。

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全米でアナログ・レコードが今年最大の週間売上を記録、【レコード・ストア・デイ2020】1回目開催を受けて
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全米で開催されたレコード・ストア・デイでレコードがメチャ売れしたという話題です。
コロナ問題で、RSD 2020は当初の日程を変更して今年は、3回に分散して開催されるようです。
で、1回目が8月29日に開催されたのですが、ソコでレコードが爆売れたみたいです。
だけど、売れたレコードのタイトルを見るとBillie EilishとかTaylor Alison Swiftとかですね。
まぁ〜やっぱり今が旬のアーティストの作品で、尚且レコード・ストア・デイ仕様のヴァイナルのようです。
個人的な感想なのですが、ナンかこういうお膳立てされた限定感というのには、ちょっと受け入れがたいモノがあるんですよね。
レコード会社的にはビジネス戦略なのかもしれませんが、版権元であるレコード会社が「特別限定仕様」を謳わなければ、実際はコレだけ売れたのか・・・っていう部分を考えると、ユーザーがレコード会社が作った御膳立に載せられた感があって「ちょっと、ソレは・・・」って思っちゃうんですよね。
ま〜オイラの考えがちょっと斜に構えているというか、ヒネクレているのかもしれませんね〜(笑)
日本のレコード・ストア・デイも全米と同日の8月29日(土)に開催されたようですが・・・オイラは開催していたコトを知ったのは、翌日でした・・・まぁ〜開催日の当日の当店は、いつもと同じ土曜日でしたね。
へ〜レコード・ストア・デイ限定アイテムで、B.T. Express / Have Some Fun の7インチシングルが、復刻盤として発売されたんですね〜しかもカップリングが、Energy To Burn!
ヤフオクでは、すでにプレミア価格で売ってますね。

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世界で唯一「マスター盤」製造 宮田のパブリックレコード 音楽文化支える
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2020年の2月に「世界最大のラッカー盤製造工場が全焼」という記事を書きました。
ラッカー盤を作っている会社は世界で2つしかなったのですが、アメリカの会社は火災に遭ってしまったので、現在はこの記事の会社だけがラッカー盤を製造できる唯一の会社となります。
世界中のレコードの製造は、この記事の会社、「パブリックレコード株式会社」のラッカー盤にかかっているというワケです。
ま〜世界中のアナログレコードの製造が長野県の小さな町工場の技術で成り立っているという、かなりスゴい状況になっているという・・・。
でも、こういったケースって時々訊きますよね〜「NASAの宇宙開発で使われる部品が、大田区の町工場の職人が作っているっ!」みたいなハナシ。
既出のラッカー盤を作っている会社の社長も相当ご高齢のようなカンジですが、あと30年くらいはガンバってもらわないとっ!

PET SHOP BOYS / WHERE THE STREETS HAVE NO NAME (I CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU)
PET SHOP BOYS / WHERE THE STREETS HAVE NO NAME (I CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU) の試聴
next recordsのサイトでPET SHOP BOYSのレコードを探してみる

最後に手前ミソですが、先週「ネクストレコードとしてインスタ、はじめました〜」な記事を投稿したのですが、その後多くの人にフォローしていただきましたっ!
ホント、ありがとうございますっ!
日々、毎日レコードに携わるシゴトをしているワケですが、店頭にご来店いただけるお客さん以外と実感としてつながりが感じるコトが薄かったのですが、ナニやら今風なSNSのつながりを実感出来た次第であります・・・(笑)
画像メインのインスタグラムですが、ナゼか文章に重点をおいているというホボ、ブログ状態というヘンなインスタアカウントですが、これからも毎日、レコードに関する記事をアップしていきますのでゼヒ、読んで見てください〜。
Next Recordsのインスタグラム @next_kj



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