渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:アナログレコードの話題

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2020年の夏からコンビニやスーパー等でのレジ袋が有料化されました。
まぁ〜環境問題等イロイロな事情があっての有料化ナンだと思います。
レジ袋の有料化といっても数円ですが年間通しての買い物となると結構な金額になりそうなので、個人的にもマイエコバックを持参して買い物に行くようになりました。

このレジ袋有料化の流れ・・・実は、レコード店にもおよんできたりしているようです。
一部のレコード店では、レコードを購入した際に入れるビニール袋が有料になっています。
next recordsでは今のトコロ、レコード袋の有料化ってコトには、なっていません。
だけど、お客さんの方が意識が変わってきたのか、結構な割合で
「あっ、レコードの袋いりませんので・・・」
ってカンジでマイ・レコードバックを持参してご来店されるお客さんも少しづつですが増えてきました。

大手のレコード店には、必ずレコードを入れるのに適したバックとか売ってますよね。
ロゴマークが入っていたりデザインとかされているカンジのおしゃれなモノがありますね。
手に持つタイプのモノと肩にかけるコトが出来るタイプのモノがありますが、やっぱり個人的には、肩にかけるコトが出来るトートバックタイプの方が両手が空くので便利だと思います。

オイラは、自宅から渋谷にある店舗へ倉庫からピックアップしたレコードを持ち運びする際にレコードバッグを使っているのですが、結構イイのがなくってアレヤ・コレヤと探していた時期があります。
レコード用のバックというと、DJがレコードの移動に使うようなゴツいタイプのモノもありますが、ちょっとアレだともう如何にも「レコード入っていますっ!」ってカンジがして、気げ引けるんですよね〜まぁ〜実際にレコード入っているワケですが・・・(笑)
でも、レコード店で売っているようなカジュアルなタイプのバックだと、枚数があまり入らないんですよ。
だいたいあの手のモノって枚数的に10枚くらいしかレコードを入れるコトが出来ないのでオイラにとっては容量不足なんですよ。
トート・スタイルのバッグって「マチ」があってこの「マチ」の幅以上にモノを入れるコトが出来ないので必然的に「マチの幅」=「レコードの枚数」ってコトになります。
ま〜一般の人には、10枚のレコードが持ち運びするってケースが多いのでそういうサイズ設定になっているんでしょうね。
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カジュアルなトート。コレで5〜10枚程度のレコードが入る
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レコード・ストア・デイのトート。マチが10cm 25枚くらい入る。
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マンハッタンレコードのトート。マチが12cm だいたい30枚ぐらいレコードが入る。

過去に何度もレコード用のトートバックを購入してきました。
しかしながら、ホトンドのバックは、1年ホドで破れて大破させてしまっています。
タブン、入れ過ぎなんですよ・・・オイラがレコードをっ!
トートバックの許容量以上のレコードを入れると、マチの縫い目が徐々に広がって穴が空いたり、たくさんのレコードを入れ過ぎで重くなって手提げのヒモ部分が縫い付けてある部分から突然切れて地面に全レコードを落としたコトもあります。
レコード店で売っているようなトート・バッグは、どうにもオイラのような業者の利用は想定されていないようです・・・(笑)

オイラが欲しい大量のレコードを入れるコトに最適な理想とするトートバックの条件は・・・。
●とにかく丈夫っ!頑丈でアレばあるほどイイっ!
●特に肩にかけるヒモ部分がちょうどイイ長さでそのヒモがバッグ本体にガッチリと縫い付けられているモノ。
●レコードをたくさん入れたいのでバッグのマチが絶対的に広いモノが欲しい。
レコード専用のトートバック意外にもイイのがナイか探してみました。
しかしっ・・・ザンネンながらナイんですよ・・・。
とにかくレコードが入るサイズのトートバックが市販のモノだとかなり少ないんですよね。
で、今度はサイズは、ちょうどイイんだけど、丈夫さの方がイマイチっていうケースもあったりと、なかなか理想のトートバックにめぐりあうことが出来ませんでした。

上のレコード店で扱っている画像を見てもらえれば解るのですが、トートバックの布地って「綿」のモノなんですよね。
で、市販されているこの「綿」素材の布地にもイロイロな厚みがあるコトが解りました。
ホント、テロッテロに薄い布地のモノもあれば、厚手のしっかりした布地のものもあるというワケです。
どうやら、この厚手の布地は、「帆布(はんぷ)」という布地なんですね。
で、帆布トートバックで探してみると、コレまた様々なタイプのモノがあるんですけど、やっぱりレコードが入るイイサイズのモノがないんですよね。
ソレに「頑丈」というちょっとファッションアイテムとはかけ離れたニーズというのもあってなかなか見つかりません。
オイラが大量のレコードを入れるコトに特化した最適なトートバックを探しているのを見かねてウチのカミさんが
「メルカリとかで個人の人がオーダーメイドでトートバック作ってくれるみたいよ」
って教えてくれたので、見てみると、確かに希望通りのサイズ & 素材で作ってくれるのですが、やっぱりオーダーメイドというコトもあって、価格が・・・ちょっと。
結局、長い間、理想のトートバックを見つけるコトが出来ず、どうせスグに破れるんだったら100均でイイや・・・というコトで、ホントにペロペロの薄いナイロン生地のバッグを複数枚買って破れては買い替えというカンジで使っていたのです。
そんなある日、近くのホームセンターに出向くと・・・「コレはっ!」というトートバックを見かけたのです。
ソレが、コレっ!
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その名も
「自立する買い物バッグ 深型」
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見よっ!このマチの広さっ!
サイズは、幅390×奥行240×高さ360mm とちょっとレコードよりも大きいのですが、肝心の布地は、極厚っ!
しかも、そのネーミングの通り地面に置くと自立して立つほどのしっかりした造りなのです。
さらにこんなに丈夫で大容量なのにその価格
ナンとっ¥1,780(税込)っ!
そして、バックの底部分はビニールでコーティングがされていて汚れにくい仕様っ!
オマケにバッグの内側もビニールコーテングでちょっとした雨にも使えるというオイラの想定以上の出来なワケです。
そしてカンジンのレコードが入る枚数は、驚愕の80枚以上っ!
マジで、スゴいっ!もうホント、オイラの理想のトートバックです。
すでに毎日、使って1年以上経過していますが現役バリバリですっ!

だけど、オイラのようなへビューな使い方している人がどれくらいいるだろうか・・・(笑)
一般のレコード好きな人が使うには、結構ゴツいですからね〜。
「よ〜し今日は、ガッツリレコード買ってやるぜ〜っ!」っていう時には、バッチリなんですケドね!

BANG GANG / FILL ME UP
BANG GANG / FILL ME UP の試聴
next recordsのサイトでBANG GANGのレコードを探してみる

お客さんとレコードバックのコトをハナシしていたのですが、お客さんの友人も大量のレコードを持ち運びするのに最適なバッグがないか探していたトコロ、街で見かけるUber Eatsのデリバリーが使っているバッグが大きさ的にイイんなんじゃないか?って思い、メルカリで中古のバッグを購入したそうです。
見るからにレコードいっぱい入りそうですね〜コレは。
Uber

で、実際にレコードは、メチャたくさん入るのですが・・・重すぎて背負えない・・・という・・・(笑)
上で紹介したトートバックもパンパンにレコードを入れると、マジで重いですからね・・・トートバックは、破れなくてもソレを持っているニンゲンの方が、バテそうです。

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ココ最近のアナログレコードに関する話題やニュースを読んでみました。
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下北沢に続々オープン 音楽不況も「レコード店」が元気なワケ
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下北沢に新しくレコード店がオープンしているという話題です。
個人的には、シモキタって狭いエリアながらら結構レコード店が存在しているってイメージでしたが、ココ数年間の間に閉店しちゃったレコード店があったり、新規オープンしたり、他から移転してきたレコード店があったりと新陳代謝があったようですね。
記事にも言及していましたが、やはり小田急の下北沢駅がリニューアルあるしたのは、契機としてあるでしょうね。
駅が地下に潜ったことでシモキタという街の再開発がかなり進んでいるように思います。
まぁ〜再開発で昔ながらの猥雑なシモキタらしさは、なくなっちゃった感はありますが、街全体としてはイイコトなんでしょうね。
シモキタってライブハウスなんかも多かったし、音楽の街のイメージはありましたよね。
レコード店が多くなるのはレコード好きにとっては喜ばしいコトですが、懸念する事態もあります。
やっぱり再開発が進めば、それに伴って街の集客も増えていき地価が上がって、それに伴いテナントビルの家賃が上がるってコト・・・。
ぶっちゃけ、小さなレコード店で家賃が30万とか50万とかってムリですよ。家賃と人件費をペイするだけで相当な枚数&売上をあげないと運営もママならないみたいな・・・。
オイラも、渋谷でレコード店をやって思うのですが、来店客ベースで売上を考えていると絶対に店舗運営は出来ませんからね。
だから、ネット通販を一生懸命ガンバるのですが、ネット通販をガンバればガンバるほど、お客さん的には「店、行かなくてもよくね?」ってなりそうなんですよね。
オイラも渋谷の店舗のために相当な家賃を支払っていますが、今まで長年レコード店を営んできた実務経験と実績があるからこそ、継続できている部分って相当デカいと思ってます。
他の場所からシモキタへ移転してきたレコード店とかは、それまでの実績を引っさげて「攻め」に転じたレコード店だと思いますよ。
「繁華街で新規にレコード店をはじめたいんだけど、どう思います?」ってアドバイスを求められたらナンて答えるかな・・・
「リアル店舗の来店がめちゃ少なくても確実にネット通販で利益があげれるのならヤル意味あるかも・・・」って答えるかな・・・。

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全米でアナログ・レコードが今年最大の週間売上を記録、【レコード・ストア・デイ2020】1回目開催を受けて
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全米で開催されたレコード・ストア・デイでレコードがメチャ売れしたという話題です。
コロナ問題で、RSD 2020は当初の日程を変更して今年は、3回に分散して開催されるようです。
で、1回目が8月29日に開催されたのですが、ソコでレコードが爆売れたみたいです。
だけど、売れたレコードのタイトルを見るとBillie EilishとかTaylor Alison Swiftとかですね。
まぁ〜やっぱり今が旬のアーティストの作品で、尚且レコード・ストア・デイ仕様のヴァイナルのようです。
個人的な感想なのですが、ナンかこういうお膳立てされた限定感というのには、ちょっと受け入れがたいモノがあるんですよね。
レコード会社的にはビジネス戦略なのかもしれませんが、版権元であるレコード会社が「特別限定仕様」を謳わなければ、実際はコレだけ売れたのか・・・っていう部分を考えると、ユーザーがレコード会社が作った御膳立に載せられた感があって「ちょっと、ソレは・・・」って思っちゃうんですよね。
ま〜オイラの考えがちょっと斜に構えているというか、ヒネクレているのかもしれませんね〜(笑)
日本のレコード・ストア・デイも全米と同日の8月29日(土)に開催されたようですが・・・オイラは開催していたコトを知ったのは、翌日でした・・・まぁ〜開催日の当日の当店は、いつもと同じ土曜日でしたね。
へ〜レコード・ストア・デイ限定アイテムで、B.T. Express / Have Some Fun の7インチシングルが、復刻盤として発売されたんですね〜しかもカップリングが、Energy To Burn!
ヤフオクでは、すでにプレミア価格で売ってますね。

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世界で唯一「マスター盤」製造 宮田のパブリックレコード 音楽文化支える
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2020年の2月に「世界最大のラッカー盤製造工場が全焼」という記事を書きました。
ラッカー盤を作っている会社は世界で2つしかなったのですが、アメリカの会社は火災に遭ってしまったので、現在はこの記事の会社だけがラッカー盤を製造できる唯一の会社となります。
世界中のレコードの製造は、この記事の会社、「パブリックレコード株式会社」のラッカー盤にかかっているというワケです。
ま〜世界中のアナログレコードの製造が長野県の小さな町工場の技術で成り立っているという、かなりスゴい状況になっているという・・・。
でも、こういったケースって時々訊きますよね〜「NASAの宇宙開発で使われる部品が、大田区の町工場の職人が作っているっ!」みたいなハナシ。
既出のラッカー盤を作っている会社の社長も相当ご高齢のようなカンジですが、あと30年くらいはガンバってもらわないとっ!

PET SHOP BOYS / WHERE THE STREETS HAVE NO NAME (I CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU)
PET SHOP BOYS / WHERE THE STREETS HAVE NO NAME (I CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU) の試聴
next recordsのサイトでPET SHOP BOYSのレコードを探してみる

最後に手前ミソですが、先週「ネクストレコードとしてインスタ、はじめました〜」な記事を投稿したのですが、その後多くの人にフォローしていただきましたっ!
ホント、ありがとうございますっ!
日々、毎日レコードに携わるシゴトをしているワケですが、店頭にご来店いただけるお客さん以外と実感としてつながりが感じるコトが薄かったのですが、ナニやら今風なSNSのつながりを実感出来た次第であります・・・(笑)
画像メインのインスタグラムですが、ナゼか文章に重点をおいているというホボ、ブログ状態というヘンなインスタアカウントですが、これからも毎日、レコードに関する記事をアップしていきますのでゼヒ、読んで見てください〜。
Next Recordsのインスタグラム @next_kj



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