渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:アナログレコードの話題

grandmaster_freedom2
今年(2023)の夏頃にとある大学生からアナログレコードの人気についてインタビューしたいという依頼があり快く受けました。
このブログでも過去に学生さんからレコードについてのお訊きしたいコトがあるというコトで応じたコトがあります。
その時のインタビューの趣旨というかテーマは、こんなカンジでした。
——————————————————————
音楽ストリーミングサービスが主流となる時代でナゼ、アナログレコードの売上が伸びでいるのか
――――――――――――――――――――――
経済系の大学の卒論で今のアナログレコード人気が如何にして起きたのかってコトを取り上げるというコトでした。
このブログでも「アナログレコード人気」についてはオイラもイロイロと思うトコロがあって散々このコトについてネタにしていました。
そういえば、同じ時期にアメリカの大学で音楽論について研究しているという教授からも質問されたコトがあったコトをこのブログで書きました。
その時の記事は、コレ
レコードの未来

大学生が卒論のテーマにレコード人気について調査したり、そもそも大学の教授もレコード人気について研究したりと今のレコード人気についてアカデミックな分野の研究対象になっちゃうってレコード店を営むオイラからするとナンだか面白いコトを研究しているんだな・・・ってカンジになります。
で、この時に卒論のテーマのために当店を取材した学生さんがつい先日、「卒論、出来ましたぁ〜!」ってご来店いただきそのレポートを見せてもらいました。
サスガにその卒論をこのブログにアップするコトは出来ないのですが、一通り読んでみてオイラも気づかなかったコトや知らなかった等など新しい発見があったので今回はそのレポートを読んだ感想文です。

レポートによると今のアナログレコード人気っていうのは第4期にあたるそうです。
ちなみに過去のレコード人気の時期は、こんなカンジだったそうですよ。
――――――――――――――――――――――
第1期(1988年ごろ〜)
CDがメインの音楽媒体になったコトによるレコードの良さが見直されて特定のジャンルの復刻盤が増加。マニア層から支持された。
第2期(1994年ごろ〜)
DJ人気と連動するカタチでのレコード人気。ファッションとしての消費。
第3期(2005年ごろ〜)
CDの衰退によりレコードが再評価。団塊世代の余暇を楽しむニーズが高まった。
第4期(2013年ごろ〜)
世界規模での流行。幅広い年齢から支持される。レコード自体の価値とコレクション的評価が高まる
――――――――――――――――――――――
オイラは、カンゼンに第2期からドップリとハマっているってコトですね。
正直、第1期と第3期に関しては、「そんなのあったの?」って印象なんですケドね。
この時期の分類、大体の始まりの時期は、●年ごろって書いてるんだけどコレ終わりの時期って結構カブっているんでしょうね。
オイラの感覚だと1994年ごろからはじまった第2期がず〜っと継続しておよそ2006年頃まで続いていたようなカンジですね。
で、2007年にcisco閉店という衝撃的な出来事があってレコード人気の第2期は、収束した・・・って印象です。
第3期に関しては、タブン、オイラの店が扱っているレコードとは、まったく関わりのないジャンルのレコードが人気にだったんでしょうね・・・なので、オイラの知らないトコロで起きたブームだったんででしょう。
で、現在の第4期レコードブームを迎えたワケです。
レポートでは、2013年ごろから起きたコトが書かれていますね・・・というコトは、今年でこのレコードブームって既に10年くらい経ったってコトなんですね。
で、2013年の頃をちょっと振り返ってみました。
毎年12月の年末に今年の振り返り的な内容の記事を投稿しているのですが、2013年の第4期レコードブームが起きた時期の年末に書いた記事は下記になります。
今年一年のnext. records(2013年版)
上記の投稿ではこんなコトと書いています。
—————————————
今年は、縁もある深い知り合いのレコード店が残念ながら、2つも閉店しました。
お店の閉店を決意したご本人の心中は、オイラには想像出来ませんが、残ったお店側のオイラの気持ちもかなり複雑に揺れました。
世間では「アナログレコードが、ちょっとした静かなブームになっているかも?」みたいな話題がある中で、レコード店を閉店するっていうのもナンかね・・・。

―――――――――――――
確かにこの頃から世間一般的には「レコード人気」の兆しみたいなモノがメディアでは取り上げれれていたようですが、ソレ以上に重かったののが知人レコード店の閉店でしたね。

アナログレコードの人気の兆しがあるコトがいわれている中でレコード店が閉店しているというその理由も今の過去を振り返った状況だと見えてきます。
今回の大学生のレポートでも第4期アナログレコードを大きく牽引しているキッカケとなっているのはご想像の通り「シティ・ポップ」人気だというコトが今となっては明らかなようです。
オイラもこの「渋谷レコード店日記」でも各メディアが取り上げたレコード人気に関する記事を頻繁にネタとして紹介しましたが、今の日本のレコードブームってタブン、コレが結構大きなキッカケになっていうんじゃないかな・・・ってオイラが思っているのが・・・。
レコード人気photo1
Youは何しに日本へ? 大貫妙子のレコードを求めて来日したアメリカ人のエピソード
この番組が日本中で放送されたコトで世界中で実は、80年代に発売されていたアナログレコードが世界的な人気になっているというコトを多くの日本人が知るキッカケになったんじゃないかな・・・。

今回の大学生の卒論レポートは、主に日本に於けるレコード人気をメインテーマにして考察・研究しているのですが、この第4期レコードブームは、日本だけでなく世界中で起きているコトだってコトなんですよね。
で、このブームの真っ只中にあったのが「シティ・ポップ」というカンジでしょうか。
当店のようなシティ・ポップには縁もゆかりもまったくないレコード店は、そのレコード人気のブームの蚊帳の外だったので、2013年の振り返りブログ記事では、ちょっとネガティブなカンジの状況の中だけど、ガンバっていこう〜みたいになってますね。
で、第4期アナログレコードブームのキッカケの要素の「シティ・ポップ」人気とレコード・ストア・ディでのアナログレコードの再評価が海外で高まって日本にその波がキタってカンジなんじゃないかな・・・。

あと、レポートでは、インターネットでの音楽の探しやすさってコトにも言及していました。
確かに音楽ストリーミングサービスによって最新の音楽と過去の音楽との境目もなくなったし、気になる曲があったらスグにスマホ1台で聴くトコロまでは、瞬時にたどり着くコトが出来るようになりましたしね。
そんな中で、音楽をカタチのあるモノとして実際に所有するってニーズに発展したっていうのは、利便性を追求した結果で音楽のデジタル化へ進んだにも関わらず、逆に音楽をモノとして所有するニーズへと繋がったっていうのは、かなり特異なケースなんじゃないかなって思います。

レポートでは、ライトユーザーとヘビーユーザー(マニア層) というセグメントを若者(非レコード世代)とレコード世代(中高年)という世代間にわけてどういった聴かれ方をされているのかという部分にも言及していました。
その中でも面白い切り口だなって思ったのが、レコードに於けるノスタルジーに関するコトでした。
文献によれば、ノスタルジーには、歴史的ノスタルジアと個人的ノスタルジアの2つがあるそうです。
で、若い人がレコードを聴くというのは、歴史的ノスタルジアに耽る部分が大きいそうです。
まぁ〜要するに今風に例えるとナンだか「エモい雰囲気」みたいなモノをカンジるってことでしょう。
で、中高年でもあるレコード世代は、過去の思い出に馳せるみたいな部分が大きいそうです。
あぁ〜コレは、分かるわぁ〜中高年世代にオイラも想い出深いレコードを聴いたら必ず「あの時、あんな風だった」ってカンジで個人的ノスタルジアに浸りまくっていますからね。

レコードではこのように結論に辿り着いたようです。
————————————————
音楽ストリーミングサービスが主流となる時代でナゼ、アナログレコードの売上が伸びでいるのか
結論
今と昔の製品を平等に選択できるようになった現代の消費において4つの消費者層(若者・レコード世代【中高年】・ライトユーザー・ヘビーユーザー)によりレコードの複合的な魅力は評価されたため
――――――――――――――――
確かに今のレコード人気って世代間やその趣味の深掘り感とかがコレまでの一部のマニアックな層や年代だけに収まっていないのは、オイラもナンとなくカンジています。
要するに幅広い層に「レコードで聴く音楽ってイイよね〜」って思われているようなカンジですね。

レポートには言及されていませんでしたがコロナの影響も多分にあるような気がします。
オイラもこのブログでも書いていますが、コロナがはじまる2019年頃ってお店に訪れるお客さんのホトンドが外国人だったんですよね。
タブン、2019年の時点で日本ではまだ兆し程度だったレコード人気は、海外ではトンデモナイくらいデカいムーブメントになっていたってコトですね。
で、コロナ禍になって自宅で過ごす時間が増えたコトで結構な日本人が「あぁ〜レコードって流行っているんだ・・・」って気付いたんじゃないのかなって思うんですよね。
実際に2021年頃からテレビや紙媒体等のメディアでのレコードを扱った内容がメチャ増えているんですよね。

GRANDMASTER FLASH AND THE FURIOUS 5 / FREEDOM
GRANDMASTER FLASH AND THE FURIOUS 5 / FREEDOMの試聴
next recordsのサイトでGRANDMASTER FLASH AND THE FURIOUS 5のレコードを探してみる

今回、読ませて頂いた卒論のレポート・・・オイラのような超マニアックで偏った視線からみたブームではなく、とてもフラットで若い人から見た視点でブームのナゾをヒモ解いていた部分に関して「へぇ〜そんな風な見方をするんだ・・・」ってオイラにとっても新鮮な印象を受けました。

やはり既に過去のメディアでもあるアナログレコードが全てのモノがデジタル化に置き換わる中で真逆の動きをしているコトってホント、特異な現象ですよね・・・。
音楽を楽しむ為に利便性を追求した結果で音楽ストリーミングサービスが出来たのに便利になりすぎて、つまらなくなって敢えて手間と時間がかかるレコードの評価が高まる・・・って、しかもソレが世界中で起きている・・・って、ホントに不思議です。
大学生が卒論のテーマに取り上げたり、果ては大学教授までも研究する対象にしたりするって興味深い事象なんでしょうね。
オイラもこのレコード人気については、イロイロ思うトコロがあってブログでも頻繁に取り上げていますがオイラの結論は、「正直、ナンでこうなったか解らない」んですよね・・・。
まぁ〜ニンゲンのヤッているコトですから理解不能なコトもありますよね。

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。


ruffneck_newlife_w
こんにちは。渋谷の零細中古レコード店next recordsです。
一応、12インチシングル専門のレコード店というコンセプトで渋谷の片隅で23年間営業させていただいています。
渋谷でレコード店をはじめたのは2000年からなのですが、その当時はホボ100%海外へ実際に出向いてレコードを買い付けしていました。
レコード好きな人からすると「海外へレコードを探し求める為だけに旅へ出るってサイコーじゃないですかっ!」ってコトをよく言われるのですが実際は、なかなかタイヘンで気力&体力ともにスリ減らしながらギリギリの状態で出向いていました。
まぁ〜だけどヘトヘトになりながら世界各国のレコード店を訪れて仕入れるためのレコードを見続けていて「キタっ!」ってカンジでお目当てのヤバいタイトルを引いたりすると脳内にアドレナリンがドバドバ放出されてソレまで体力的にヘトヘトで気力的にはギリギリの状態だったのがそのヤバいレコードを見ただけで「パンパカパーーーンっ!」ってイッキにヤル気マンマンに復活しちゃうんだから不思議なモノです。
まぁ〜ヤバいタイトルは「仙豆(せんず)」みたいなアイテムになっているようですね・・・。

レコード店のスタッフが買い付けに出向いているっていうコトは、仕入れするレコードをすべてコントロールしているというコトになります。
当たり前のハナシですが売れるレコード&ニーズがあるレコードだけをバイヤーの判断で仕入れるコトが出来るのです。
レコード店をはじめた当初は、そういったバイヤーの判断で仕入れたレコードだけを店頭に並べて販売していたのですが、買い付け一辺倒だけではどうしても商品構成に偏りが出てくるコトや仕入れコストなんかを意識するようになってレコード店創業から数年後に店頭でのレコード買い取りをはじめました。
中古レコード店をはじめた当初は、レコード買い取りに関して「大丈夫なのかな・・・」って不安もあったんですよね。
お店をはじめた時は、「他店では、なかなか見つからないレコードを販売する」っていうのをお店のカンバンにしていたので国内での買い取りが増えてきちゃうともうフツーの中古レコード店になっちゃうんじゃないかな・・・ナンて思っていたんですよね。
でも実際に国内でのレコードの買い取りをはじめてお店にとってもイロイロと良い結果が現れてきました。
やはりバイヤーだけの判断だけだと限界がありますしね。
海外買い付けだと実際に仕入れるレコードの値段に経費なんかが上乗せされるので、イイタイトルが出てきてもこの値段で仕入れて良いのかって判断も迫られますし、ソレに「この曲、もしかしたらイケるかもしれない」っていうタイトルがあってもなかなかチャレンジできないんですよね。
「もうゼッタイに売れる自信があるっ!」っていうタイトルだけ仕入れるという硬いセレクションになるワケです。
で、実際に国内でのレコード買い取りをはじめてみると、当たり前だけど海外に買い付けに行った時に仕入れるようなレコードは、はやりホトンドないんですよ。
年代にもよりますが当時、新譜で販売されていたレコードがホトンドっといったカンジで。
でも、そんな中でもなんかイケるのは、ナイかな・・・っていう視点で実際に知らない曲だけど聴いてみて当店のライナップに沿うような内容の曲であれば、一度チャレンジしてみようってコトが出来るようになったんですよね。
そんなカンジでお試しで商品化したタイトルがレギュラー商品に格上げされたっていうレコードがもう何千タイトルもあったりするのでホント、コレはよかったですね。

しかしっ!不特定多数のレコードを買い取るというコトはフクザツな事象もトーゼン起こり得るワケです。
それは・・・商品化が困難なレコードがメチャ増えるってコトです。
レコード店の店頭には、商品化されたレコードがズラ〜っとエサ箱にはいっているのですが、実際はその店頭に商品化されていない何倍ものレコードの在庫をお店は抱えているんですよね。
モチロン、当店も例外ではなく商品化したレコードの他に売れたらスグに出せるストック分、新たに商品化出来るタイトル等がもう万単位の枚数であったりするワケです、要するに一軍のタイトル達ですね。
で、問題は二軍・三軍のレコード達なんです。
コレね〜レコード店にとっては、なかなか扱いに困る奴らなんですよね。
ちゃんと商品化してあげればお客さんに購入してもらえるかも知れないレコードなのですが、商品化するための手間やコストのコトを考えると・・・ヤラない方がマシっていう判断もあるワケです。
いっそのコト、戦力外認定して破棄しちゃえばイイのかも知れませんケドね。
なかなかオイラにその戦力外認定の決定を下す判断が出来ないんですよね〜。
まぁ〜割れたレコードやズタボロのガタ盤は、もうレコードをとしてのイミを成していないので破棄するんですケド、曲はイマイチだけどピカピカの盤っていうのは、戦力外認定し難いんですよね・・・。
コレには、「そのレコードを求めているユーザへ届けるっ!」というオイラ自らが掲げたミッションがどうにも引っかかってくるワケです。
しかもいま現時点では、ちょっと微妙なタイトルの曲も後年になってその評価が180度ガラリと変わるというコトもよくあるというコトも知ってるんですよ。
だからと言ってじゃあ、そうなるのをず〜っと待ち続けるのか・・・ってコトも現実的には出来ませんし・・・。

倉庫にもレコードがパンパンに入ったダンボールがうず高く積み上がっていますし、どうにかしなきゃイケないよな〜って思ってはいるのですが・・・思うようにならないってカンジですね。
コレね、当店の商品化に関わるオペレーション的な問題も関係しているんですよね。
タブン、某レコード店のようにレコードのジャケットにラベラーで価格のプリントされたラベルシールをガチャコンって貼った状態でダンボール箱へ無造作に放り込んで販売するというやり方でそういった二軍・三軍のレコードを販売すればイイんでしょうが、オイラがそういったレコードの販売の仕方って好きじゃないんですよね。

next recordsという小さいレコード店のカンバンを掲げている以上、すべてのレコードをちゃんとキレイに磨いてピカピカのビニールに入れて解りやすいコメント記載した商品札を付けて、ていねいにレコードを販売していきたいっていう思いがあるんですよね。
でもソレをする為には、時間や手間がかかるんですよね・・・レコードを磨く、コメントを考える、データ化するという一連の作業がしいては、ソレがすべてコストになるっていうコトなんですよね。
今、当店で販売中のレコードの最安価格って300円(税別)なのですが、この300円レコードってはじめから300円ではなくってデータ化した時って1000円くらいの値付けで販売していたんですよね。
当店では商品化したレコードの店頭での停留期間が長くなるとタイミングを見計らって価格の見直しをやっていて結果、はじめに1000円って値付けしたレコードがジリジリと値下げされて300円になったという経緯があるんですよね。
とりあえず安価なレコードもナンかのタイミングで売れてくれるので今のトコロは、破棄という最悪の事態は免れているのですが・・・。

最近のレコード人気の影響もあるようで、ソレまでず〜っとお客さんのご自宅の押し入れで眠っていたレコードが表に出てくるようになりました。
タブン、コレまで押し入れに長期間放置されていたレコードの存在を忘れていたのが「レコード」というキーワードをメディア等見聞きして「あ〜そう言えば、押し入れに聴かないレコードがあったな・・・」ってカンジでこの機会に整理しようか・・・って思っている人が多くなってきたようなカンジなんでしょう。

このブログでも決まり文句のように「レコードの整理は、ゼヒ、渋谷ネクストレコードへっ!」ってお知らせしていますが、抱え込んだレコードの行き場に苦心しているという、ナンダカ矛盾した状態に陥っていますよね〜。
同業他社のレコード店さんって当店と同じような悩みを抱えているとは思うのですが、どうやっているんでしょうかね・・・。
レコファンとかディスク・ユニオンなんて、ン10万枚レベルでそういったレコードの在庫を抱えていると思うのでケドね。
もうホント、破棄しちゃうっていうのがイチバン、カンタンな方法だと思うのですが、果たしてソレは、レコードの神様にお許しいただけるのでしょうか・・・?(笑)

RUFFNECK feat. YAVAHAN / NEW LIFE
RUFFNECK feat. YAVAHAN / NEW LIFEの試聴
next recordsのサイトでRUFFNECKのレコードを探してみる

当店では、毎週200枚程度のレコードを新たに店頭に出しているのですが、月の買い取りや仕入れをしていレコードの枚数って遥かに店頭出ししている枚数を上回ってします。
買い取りのコレクションの入荷次第ですが、イッキに2000枚とか3000枚とか入るケースもあるくらいですからね。
その中には、スグに商品化できるタイトルもあるのですが、新たにデータ入力が必要なタイトルも多数あってそういった裏方作業をフダンの営業の合間にやっているのですが、その作業が終わらないまま、また新たな買い取り査定が追加されるという・・・(笑)
レコード店を営むコトに関しては、日々楽しくやらして頂いているのですが、レコードの在庫数が毎年増えてくるってコトに関しては正直、悩みのタネでもあります。
まぁ〜そんな悩む前に手をもっと動かせっ!てカンジですね(笑)
がんばろう〜〜〜っと(笑)

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

takanaka_chillmeout_ger
突然、発症したギックリ腰も10日ホド経ってようやく治まってきました。
まぁ〜腰を痛めている期間にデカい買取査定がなかったのが幸いです。
オイラのコトだから買取査定オファーがあれば腰を痛めていても行っちゃいますからね・・・。
今回は、レコード店の日常でちょっとした出来事や気づきなんかを書いている徒然なハナシです。
たいしたオチはナイのですが、最近のブログはちょっとボリューミーな内容でかなり濃厚なネタが連発でしたからね〜ユルいカンジでいこうと思います。

IRMAレーベルについて
イタリアの老舗のレーベルで、「IRMA RECORDS」というレーベルがあるんですよね。
そのIRMA RECORDSの傘下にHOUSE MUSICをメインにリリースするIRMA casaDiPrimordineというサブレーベルがあります。
まぁ〜フツーにIRMA(イルマ)って読んでいましたケドね。
このIRMA casaDiPrimordineってレーベルは、90年代に一世を風靡して一大ムーブメントとなったイタロ・ハウスなレコードをリリースしていました。
このIRMAの代表作は、こういった曲です。
Soft House Company - What You Need...

こんなカンジで美しいメロディを奏でる上品なHOUSE MUSICをリリースしているのです。
オイラもこの手のサウンドが大好きでホボ、レーベル買いOKなカンジで90年代は新譜でリリースれたIRMAレーベルのレコードを買いまくっていました。
で、上記のYouTubeでもボンヤリと写っていますがレーベルのロゴマークあるじゃないですか・・・。
コレ・・・オイラは、ず〜っと鴨(カルガモ?)が後ろを向いている絵柄がデザインされていると思っていたんですよ。
IRMA-LABEL

karugamo

イメージ的にはこんな模様の鴨が後ろを向いてるみたいな・・・。
ちょっとアタマをフォトショで加工すると・・・ホラ。
karugamo のコピー
もうホント、30年以上IRMAのレーベルと言えば、鴨が後ろを向いてるロゴマークだよねっ!って思い続けていたんですよね。
レコードのレーベルに生き物がモチーフになっているデザインのモノって結構あるんですよね。
有名なトコロだとRCAの犬とかELEKTRAの蝶のロゴマークとかRSOの牛のデザインとかPOLARの白熊とか・・・。
rca
fivespecial_whyleaveusalone
beegees_loveyouinsideout
sharimuir_badforme

まぁ〜このIRMAの鴨がうしろを振り返っているデザインもそういった類のモノだとIRAMAからリリースされたレコードを見る度に思っていたんですよね。
でも、ナンかちょっと解りにくい鴨の絵だな・・・って引っかかってはいたのです。
一応、当店のスタッフにも訊いてみたんですよ、IRMAレーベルのレコードを手にとって見せて「このロゴマークってナンだと思う?」って。
すると、「鴨が後ろ向いてるんでしょ」ってオイラとまったく同じイメージだったのです。
「まぁ〜そうだよね・・・」って思ってその場をやり過ごしていたのですが、つい先日別のIRMAレーベルのからリリースされたレコードにはこんなロゴマークがっ!
IRMA----
コレは・・・っ!?
オイラがIRMAのロゴマークは、鴨がデザインされていると思っていたのが実は、レコードをハイヒールを履いた足で踏んづけているというデザインだったっ!!!!
そう言われてみれば、オイラが鴨の首と思っていた部分は女性が足を組んでいる部分に見えます。
ず~っと30年間もそう思い続けていたのが、まったくのカン違いだった・・・。

デジタルDJからアナログDJへ
つい先日、20代中頃の若いお客さんがご来店されました。
「アナログレコードでDJをしたいのだけど、どうすればイイでしょうか?」というご質問です。
お客さんの状況を訊いてみると今は、デジタル音源でDJプレイをしているんだけど、最近アナログレコードでDJプレイをしているのを見て「カッコいいな・・・」って思ったようで今までやったコトのナイ、レコードでDJするにはナニが必要なんでしょうか?そしてどうすれば良いのでしょうか?的な質問でした。
アナログレコードでDJプレイするには、ターンテーブル2台とDJミキサー、スピーカー等のオーディオが最低限必要となりますよ・・・という説明を一通り、解りやすく説明したんですよね。
ご本人は、至ってレコードでDJプレイに興味がとてもある様子で熱心に説明を聞いていたんですが、説明をしてもイマイチ「判っているのかな?」って反応が薄いカンジだったんです。
「DJミキサーって持ってるんですか?」聴くと「イエ、持っていないです」という返事・・・。
このアタリでちょっと「んんん・・?」ってカンジてはいたのですが・・・。
DJミキサーからその先に接続されるアンプやスピーカーのハナシをしていても、イマイチ理解していない様子です。
デジタルDJってオイラのイメージだとCDJを2台にDJミキサーってカンジなんだケド、DJコントローラー的なガジェットもありますからね。
CDJ
CDJ-cont
デジタルDJって一括りにしてもそのスタイルにバリエーションがあったりするのでその人が、どんなプレイスタイルなのか解らないんですよね。
だけど今現在、デジタル音源でDJをしているってご本人が言っているのである一定以上の知識や認識、理解はトーゼンあるものだという前提で説明をしているのですが、ターンテーブルを買うのなら安価なちゃちいモデルではなくってTechnics SL-1200シリーズのようなシッカリしたモデルが後々のコトを考えてもイイですよ〜とかDJミキサーの中古は、結構不具合が多いので避けてちゃんとした新品の方がイイですよ〜とか解りやすく結構ツッコんだ解説をしても「ふむふむ・・・」って聞いているだけであまり響いていない様子です。
で、実際にレコードをお店のターンテーブルにノセて「こんな風にやるんですよ〜」って軽くスクラッチとかして実演してみせると、とてもコーフンした様子です。
すると、「あの〜この針ってレコードのドコに置けば音が鳴るんですか?」って訊かれました。
オイラは一瞬、「えっ?」ってなったのですが、ソコで全てを察するコトが出来ました・・・タブン、ご来店のお客さん・・・まったくナニもわからない状態なんだと言うコトを・・・。
デジタルでDJプレイをしているとはじめに言っていたので一応、当たり前のコトは知っている前提でハナシしていたのですが、実際はスマホのアプリでDJプレイを楽しんでいるというコトのようです。
ん〜〜〜〜コレは、なかなかハードルが高いっ!
小一時間ホド、解説のために時間をかけたのですが・・・まったくお客さんに響いていなかったのは、そもそも音がどうやれば鳴るのかっていうトコロが理解されていなかった為にいきなりターンテーブルやDJミキサーのハナシをしても通じていなかったようです。
まぁ〜判りますよ・・・最近の若い人だとオーディオのケーブル自体自分で抜き差ししたコトがない人も多いですからね。
ましてはRCAのオーディオケーブルでステレオは赤と白とに分かれているとかフォノアンプとかアクティブスピーカーだとかの説明をしてもそりゃあチンプンカンプンですよ・・・。
結局、他のご来店のお客さんの接客が忙しくなったのでそのお客さんの説明を終えてその日は、お帰りになられました・・・。
しかし、20年以上レコード店を営んでいますが、「レコードの針をドコに置いたら音がなるんですか?」ってはじめて訊かれました・・・コレは、ちょっと衝撃的でしたね。

next recordsは、むずかしいレコード店?
スマホで「渋谷 レコード店」って検索すると当店は、結構上の方に表示されるというコトをこのブログでも時々、書いていました。
まぁ〜コレ、イメージ的にはレコードを買いに渋谷へ訪れた来た人が最寄りのレコード店を探すというのにかなり有効なんですよね。
コレまで渋谷の象徴的な大型レコード店を押しのけて零細レコード店である当店がGoogle様からの熱烈プッシュによって上位されていたのですが、定位置であった2位からついに4位に陥落してしまいました・・・(泣)
スクリーンショット 2023-12-08 10.33.26
まぁ〜特にナニかしたワケではなく自然とGoogle様の判断でそうなってしまったようですので仕方がない・・・精進します。
だけど、昨今のアナログレコード人気の影響もあって新規ご来店のお客さんってホント増えてきたんですよね。
しかし、当店はレコードの中でもひとつのメディアである12インチシングルをメインで扱うちょっと特異なレコード店です。
12インチシングルが好きな人には、パラダイスのようなレコード店(自画自賛ですいません)なのですが、12インチシングルに興味がナイ人にとっては「ナンだ?この店は?」なレコード店であります。
だけど、実際にそういった意味合いのコトをご来店頂いたお客さんから直接訊くコトは、ナイんですケドね・・・オイラが勝手に「タブン、そう思っているんだろうなぁ」って想像しているだけで。
先日、お店の備品の買い出しに出向いた帰りに当店からちょうど出てきた若いカップルのお客さんとすれ違った時にその会話が耳に入りました。
で、そのカップルの男性が一言「うわぁ〜全然、わからなかったよ・・・」って。
ソレを聞いてオイラは、「あぁ・・・そうなのね・・・」ってお客さんのリアルのつぶやきを聞いてちょっとフクザツな気持ちになりました。
まぁね〜解らないですよね・・・12インチシングルって。
かと言って今流行りのアルバムとか再発盤とか復刻盤とかを扱う気は、まったくナイのですが、別の観点からこの状況をみるとビジネス用語的には「機会損失」ってヤツになるのかもしれませんね。
せっかく、レコードに興味があるお客さんが来店しているのにそのニーズを取りこぼしている的な見方も出来なくはない的なカンジではあります。
Google検索での結果の陥落は、ちょっとヘコみますケド、今のこの順位って渋谷のレコード店の存在とか規模的に見ると結構、妥当性があるような気もしますね。
一方、先日は、オイラが書いているこの「渋谷レコード店日記」を読んで「12インチシングルっていうレコードがあるんだ」というコトをはじめて知ったというお客さんにご来店していただきました。
ん〜オイラが出来るコトって「如何に12インチシングルが良いのか」って普及活動しかナイってコトなんでしょうね・・・ガンバりますっ!

TAKANAKA / CHILL ME OUT
TAKANAKA / CHILL ME OUTの試聴
next recordsのサイトでTAKANAKAのレコードを探してみる

中森明菜・・・ありません

まぁ〜電話でのお問い合わせも多いんですよ・・・。
当店の扱っているレコードとは、まったくカスリもしないレコードの問い合わせに関してはホント、辟易しているのも事実です。
最近だとシティ・ポップの流れから昭和の歌謡曲もちょっとしたブームになっているようでその手の在庫確認の電話もよくかかってくるようになりました。
ネットで電話番号を調べている時点でそのお店がどんなレコード店なのかって調べないんでしょうね。
で、コレは推測なのですが・・・タブン、この手の電話での問い合わせをする人って50代以上の男性が多いんですよね・・・。
今の御時世、ネットで調べればアル程度のコトは、解ると思うのですが調べないでスグに電話しちゃうんでしょうね。
当店の取扱のあるレコードやご注文なんかの電話お問い合わせは全然ウェルカムなのですが昭和の歌謡曲なんて訊かれてもちょっと困ります・・・。
当店のような小さな規模のレコード店ですらこんな状態なんですから、ディスクユニオンとかレコファンとかHMVとか、その対応ってタイヘンでしょうね〜。

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

madonna_rescueme
東京 渋谷で中古レコード店を営んでいるnext recordsです。
当店では現在、店頭販売中のレコードが5〜6000枚ホドあります。
一応、12インチシングル専門のレコード店なので、その店頭在庫もホトンドすべてが12インチシングルという結構絞られた状態の在庫です。
まぁ〜普通の中古レコード店だとアルバムやシングル等レコードというフォーマットという中での種類もあるので結構、お店によっては在庫数がバラけるのですが、当店はホトンド12インチシングル一択というセレクトされたレコードの在庫となります。

その約6000枚ホドの在庫しているレコードは、大まかなジャンル分けでHipHopやR&Bみたいなカンジで4つに分けられていてそれぞれのジャンル別に1000枚から1500枚位のタイトルがラインナップされています。
で、最近レコードに興味をもって当店へご来店いただいた若いお客さんからこんなハナシを訊きました。
「レコードって、選ぶのタイヘンですね・・・。」って・・・。
オイラ的には「はっ!?どういうイミ?」ってカンジですが。
詳しく訊いてみるとどうやらこんなカンジだそうです。
昨今のアナログレコードの再評価でレコードに興味を持った。
で、プレーヤーを手に入れて「コレは、ゼッタイに買うっ!」って決めていたレコードは、何枚か手に入れた。
そんな中で当店のオンラインショッピングサイトに辿り着いた。
当店のHPでは、試聴がサクサク出来て気になるレコードを「♥Wish List (ほしいものリスト)」へ次々と追加していった。
すると「♥Wish List」に追加出来る枚数の100枚まで達した。
だけど、「♥Wish List」に入れたのはイイんだけど、その中からどのレコードを買えばイイのか、メチャ悩むっ!っていう事情のようです。

オイラ的にはかなり「えええっっ〜〜〜っ!?」ってカンジなのですが(笑)
もう率直というか素直に自分が欲しい、手に入れたいって思うレコードを買えば良いというダケのコトなのですケドね。
その事を伝えるとお客さん的には、「♥Wish Listに入れたレコードは、全部良いんですよ。」
まぁ〜そうですよね・・・レコードの在庫リストから試聴してソレを聴いて良いと思ったから「♥Wish List」に追加しているワケですからね。
でも、「♥Wish List」に入れただけでまだ買っていないワケで現時点ではとりあえずチェックしただけの状態です。
オハナシを訊いた若いお客さん曰く、「イイなってカンジたレコードのチェックはしたケド、さらにその中から買いたいレコードを選ばなきゃイケないじゃないですか・・・ソレが結構悩むんですよね〜」っていうコトのようです。

そんなハナシを訊いて、あ〜ナルホド・・・ってちょっと思ったんですよね。
レコードって音楽を所有するってコトじゃないですか・・・で、最近の音楽を聴くスタイルの主流って基本「シェア」ですよね。
具体的に言うと、例えばSpotifyのようなサブスク音楽サービスを利用していると気になる曲があれば、自分のプレイリストへ追加すればいつでも好きな時にその曲を聴くコトができますよね。
まぁ〜ズッポリとアナログ世代のオイラからすると超便利な時代ですよね。
カンタンにしかもお気軽に聴きたい音楽や気になる曲を自分のプレイリストへ追加できる・・・コレは、とても便利なコトであるコトと同時にその音楽を選択する気持ちをとてもユルくしているようなトコロがあるみたいです。
コレってあまりにもお気軽にプレイリストへ追加できるものだから自分の音楽への評価や良し悪しの判断、はたまたもしかしてセンスまでもユルくしている部分もあったりするのかもしれません。

今のサブスク音楽配信サービスって月に1000円くらい払うコトで約1億曲(!)の音楽を聴き放題出来るワケです。
各社のサブスク・サービスによれば自分のプレイリストに追加できる楽曲数に制限がある場合もありますケド、現実的にはホボ制限なんて意識するコトなく利用できちゃいますよね。
ホント、ちょっとでもその曲が、イイなって思ったらスマホ画面をポチるだけでプレイリストへ追加できちゃうんですよね。
で、サブスクサービであれば、それで自分の選択は、終了です。
しかし、アナログレコードの場合は、「♥Wish List」に追加した後にじゃあ、実際にこの中から購入するのはどのレコードかっていうコトを更に選択する必要があります。
若いお客さんの言い分では、イイと思うレコードは「♥Wish List」に追加するコトで選んだ・・・更にその中から実際に今回購入するレコードを選ばなくてはイケない・・・しかも、その中から優先順位も選ばなくてはイケないという、選択に次ぐ選択がなかなかタイヘンだそうです。

ちょっと笑っちゃうようなハナシですが・・・(笑)
彼いわく、気持ち的には「♥Wish List」に追加した時点で「良い曲 & 好きな曲」の選択は終了しているのです。
「良い曲 & 好きな曲」の時点で、欲しいレコードでもあるのですが、その中からホントに今欲しい、手に入れたいレコードを選ばなきゃイケないというコトが難しいというワケです。
実際、当店のHPでの「♥Wish List」に追加できる上限のMAX100枚までに達しているワケで、タブン実際はもっと多くの気になる曲があると思われます。
タブン、自分の欲しいレコードに優劣をつけたり優先順位をつけるという行為がなかなか難しいのでしょうね。
今回、ご来店いただいた時も「♥Wish List」から10枚くらいピックアップした中から最終的に訊かれたのが
「店員さんから見て、この中から『まずコレは、買っておけっ!』っていうのはどのレコードですか?」って訊かれました(笑)
結局、その中から比較的入荷が多くないタイトルをオイラが優先順位をつけて並べてお選びいただいた次第であります。
「レコードを買う人ってどうやって選んでレコードを買っているんでしょうかね・・・」ってコトも言ってましたね。
まぁ〜欲しいと思うモノを買えば良いだけなんじゃないかなぁ〜って思うのですが・・・実際には、選択の中から更に選択する、しかもソコに順位まで付けるという行為は、なかなか負担というかストレスがかかる行為なのかもしれませんね。

以前に欲しいレコードをスマホのメモアプリに記入しているお客さんがいて、その優先順位を★マークで5段階に設定していたんですよね。
イチバン優先順位の高い真っ先に買うべきレコードが★5つでお金に余裕がある時や「まぁ〜買っても良いかな」って思うレコードは★1つみたいなカンジですね。
ソコで訊いてみたんですよ・・・「例えば★5つのAというタイトルのレコードと同じく★5つのBというタイトルのレコードが2つお店に売っていたらドッチを買うんですか?」って。
するとそのお客さんは、「Aのレコードの方ですねっ!」って。
「じゃあソレってAのレコードは、★5つではなくって★6つじゃないの?」って訊くと・・・「そうかもっ!!」って(笑)
まぁ〜コレね・・・好きなレコードに順位とか優劣をつけるのってカンタンなのだケド、AとBだとドッチ?さらにそこにCが加わるとどうなる?みたいな相対的な評価が加えられると途端に判断が揺らぐという・・・難しいですね・・・好きに優劣や順位をつけるのって。

今回、ご来店いただいた若いお客さんから訊かれたレコードの選び方はどうすればイイのかですかってコトですがコレは、それぞれの人次第で本人じゃないとワカラナイですよね〜。
でもオイラは、自分が欲しいレコードを選ぶ場合は、絞り込んでレコードを買っていましたね・・・例えば、12インチシングルしか買わないとか、UK盤とUS盤が存在するのであれば、US盤しか買わないとか、今はこのジャンルのレコードしか買わないみたいな・・・曲としてのレコードはメチャ、欲しい&手に入れたい、そして買いたいんだケド、その中から敢えて買わないというシバリを課すみたいなマゾっぽいコトをしていましたね(笑)
そうはいっても、ナンにせよ、最優先課題として立ちはだかるのは、フトコロ事情ですからね〜。
或るイミ、お金があれば欲しいレコードは全部買えるワケですからね・・・まぁ〜現実問題としてコレが、イチバン難しいのですが。

最近のネットサービスってレコメンド機能がかなり優秀ですよね。
Amazonとかでもちょっと気になるアイテムを見ているとその後、数週間は、その関連するアイテムが次々とレコメンドされるという・・・。
便利な半面、ナンか自分のココロな中を見透かされているみたいでちょっとイヤだな・・・って思う部分もあったりもする。
オイラもオンラインショッピングサイトの運営者ですから出来るだけお客さんに興味を持ってもらえるように積極的にレコメンドするのですが、そのやり方とか頻度とか、結構気を使うんですよね。
だけど、レコメンドされたコトによって、新しい音楽との出会いもあったりするのは事実ですからね。
今だと、オンラインのレコメンド機能が或るイミ、セレンディピティの一端を担っているような部分ってありますからね。

今の音楽が聴かれるシーンに於いてサブスク音楽配信サービスというのは、主流ですよね。
しかし、音楽配信サービスの自分のソングリストに登録している楽曲をすべて主体的に選択したのかっていうとなかなかそんな人は多くないんじゃないでしょうかね。
音楽を選択するという部分においては、もしかしてレコメンド経由からの方が多いのかもしれません。
でもコレ・・・レコメンド機能になれちゃうと主体的に音楽を選ぶという選曲眼が衰えてきちゃう部分ってあるのもしれませんね。

アナログレコードを購入するって音楽配信サービスでポチってソングリストへ追加するよりも明らかにハードルが高いですよね。
もしかしてレコードを購入するコトで自分の選曲眼を鍛えるコトが出来るのかも・・・(笑)
ん〜そう思うとオイラも自分の買うべきレコードの方向性が決まるまで、相当なレコードの枚数 & 資金を投入していますね。
まぁ〜でもたくさんの音楽を聴かないとこの部分って養われないしね・・・。

MADONNA / RESCUE ME
MADONNA / RESCUE ME の試聴
next recordsのサイトでMADONNAのレコードを探してみる

レコードを買い続けていく中でこのどのレコードを買うのかっていう「選択」は、常に迫られますよね。
実際にレコード店を訪れたり、ショッピング・サイトを見て「ドレを買おうかな〜」っていう部分はレコード堀の楽しみでもあるのですが、レコメンド機能の充実ぶりとネットでの情報過多状態の中で「欲しいと思うレコード」を1枚購入するだけでも結構、複雑な判断を常に求められるというのはちょっとキツいですよね。
特に中古レコードに関しては、コンディションや販売価格、入手の困難度とかの条件も加わってくるので余計に考えるコトが多いですしね。
好きなレコードを買いたいだけなのにね・・・それなのにこんな複雑な条件で購入するか否かの判断をしなければイケないという。
でも、コレは別の見方をすれば、探し求めているレコードを見つけて手に入れるという醍醐味のヒトツでもありますからね。
好きなレコードを選ぶという行為を楽しめるようになれば、見方も変わってくるのかもしれませんね。

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。

edwinstarr_ijustwannado
こんにちわ。渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next recordsです。
当店は、狭いレコード店をスタッフ3人で細々と運営しているワケですが、レコード店の運営ってナニかと煩雑な作業が多くて結構タイヘンだったりします。

オイラは、2000年に今のnext recordsのオープンさせたのですが、当時はDJブームというコトもあって今以上にお客さんが大勢店舗に押し寄せていました。
もうとにかくお店を毎日開店させて店の窓やトビラを全開にしてスピーカーからレコードの音をデカい音で鳴らせば、レコードを求めるお客さんが吸い寄せられるようにお店へ訪れてくれました。
渋谷の宇田川町という相当な数のレコード店が密集しているというかなり特殊なエリアという立地だったので毎週末は、レコードを買い求める人がこのエリアに大挙して押し寄せる状態でしたしね。
やっぱり、Manhattan Records / Cisco / Dance Music Records(DMR) というこのエリアの巨人的なとてつもない影響力があるレコード店が思っイキリ気を吐いていたというのは、相当大きかったと思います。
もう巨人である3つのお店、いや各ショップの支店まで数えたら10店舗くらいが、それぞれのジャンルの新譜をホボ毎日入荷させている状態だったので週末だけ渋谷に訪れるだけでは、入荷の少ないレコードに関しては既に売り切れてしまって追いつかない状態になっているくらいでしたから相当な数の人がこのエリアを訪れてレコードを買いまくっていた状態だったと思います。

ちなみにnext recordsという店舗の名前ですが、そういった影響力の大きな巨人的なレコード店の「次に」訪れていただけるようなレコード店になればイイな〜という想いを込めてこのネーミングにしました。

その当時は、先に書いたように影響力が絶大な大型店がその場所に存在しているだけでお客さんに訪れていただけるという入れ食い状態だったので特に宣伝したり広告をだしたりといった営業活動的なコトはあまりしていませんでした。
まぁ〜要するに影響力のあるレコード店にピッタリと寄り添うようにしてそのおこぼれにあずかろうという所謂「コバンザメ商法」っていう運営ですね。
ん〜ナンか、こんな風に例えると卑屈なカンジがしますケドね・・・(笑)
当の本人は、そういった意識はあまりナイのですが客観的な見方をすれば明らかに「コバンザメ」でしょうね(笑)

しかしっ!今となっては、宿主となっている大型サカナである巨人レコード店は、跡形もありません。
ある店はその影響力を衰えさせたり、ある店は、廃業・撤退したりと20年前の渋谷 宇田川町レコード屋街は、大きく様相を変えました。
当店と同じような「コバンザメ商法」で営業していた小さなレコード店は、その宿主を失ったり、そもそもDJ系レコードのニーズが衰えたりといったブームの終焉もあって相当な数のレコード店が閉店するに至りました。

そんな中でも当店は、実店舗でのレコード販売と紙のカタログによる通信販売からの流れからネット通販へと同じ規模のレコード店からするとかなり早い段階でシフト出来ていたコトもあって同業他店のように閉店・廃業への道からナントカ免れたのかもしれません。
ん〜コレは、今現在に過去を振り返ってみてそう思うコトであってその当時は、「今後がどうなるのか」ナンて予想して行動に移していたナンてコトは全くもってなかったんですよね。
常連のお客さんからすればご存知の通り、店主であるオイラ自体が自虐的なイミを含めてのかなりのポンコツ経営者ですからね〜(笑)
そんな「これからの中古アナログレコード店は、こうなるに違いないっ!」ナンて未来予想なんて出来るハズがありません。
基本的にビビリ気質なコトもあって「ヤバいっ!どうしよう・・・」っていう不安要素は、出来るだけ避けたい、そして排除したいっていう気持ちがベースにあるので「もし、こうなったらどうしよう」っていう心配ゴトがあれば、土壇場になってアワワ・・・ってならないように時間と余裕がある時に備えておこうっていう想いで様々なコトに対応してきたカンジなんですよね。
まぁ〜当店のスタッフからは、「心配しスギっ!」とか「ビビリすぎるっ!」ってよく言われていますが、もうコレばかりは性分でもあるしその土壇場になって焦るのがイヤなので出来るだけ事前に備えておこうって思うワケです。

でハナシをもとに戻すと、レコード店をはじめた時は大型店のおこぼれ頂戴的なコトにあやかりたい的な気持ちもあって今の場所で営業をはじめたワケです。
しかし、ブームの終焉と大型店の撤退をヒシヒシとカンジる中でレコード店の運営の軸足を実店舗から通販の2本柱で行うコトで2007年のCisco閉店からの苦難の時代を乗り越えるコトが出来たのだと思います。
だけど、コレはあくまでも今から過去を振り返ってみてあの時に「こうなるだろう・・・」って予想なんてしたワケではなくってホント、タイミングが良かったというダケのコトだと思います。

前回、このブログで「ネット通販が上手くいかない」っていう相談をされたコトを書きました。
その時の記事は、コチラ
「レコードは、どうすれば買ってもらえる?」
その時に集客に関して「SNSを活用すれば良いんじゃないですか?」ナンてコトをお伝えしたのですが実際のトコロ、SNSを使ったからといってもカンタンに集客につながるとは思っていないんですよね。
ソレはソレでイバラの道というか、かなり地道な作業になるというか・・・。
next recordsでは、広告・宣伝等に費用は、まったくかけていません。
集客につながる宣伝活動は、この「渋谷レコード店日記」と「Instagram」だけです。
今読んでいただいている「渋谷レコード店日記」をはじめたキッカケは、当店でメインに扱っている「オリジナル原盤の12インチシングルの良さをもっと多くの人に知ってもらいたいっ!」という気持ちがあってその普及活動のヒトツとしてはじめました。
まぁ〜ブログを書きはじめたのは2005年(今から18年も前っ!)なのですが当時は、当店で販売しているレアなレコードと見た目がまったく同じブートレッグ盤が、先に書いた巨人レコード店で安価で大量に販売されていたコトで「ナンとかしたいっ!」って気持ちではじめたんですよね。
Instagramに関しては、もう3年前になりますがコロナがやばくなる少し前に「ナンか・・・この先にタイヘンなコトが起きるかも・・・」っていうオイラのビビリセンサーがピコピコ反応してそんな状況に出来るだけ備えておこうってはじめたんですよね。

「渋谷レコード店日記」ブログは、毎週記事を書き続けて影響が目に見えるようになるまで大体5年くらいかかりました。
このブログでのレコードに関する情報発信のおかげで今でも、「渋谷 レコード店」でググると上位にnext recordsが出てくるようになりました。
Instagramの方は、毎日1枚オススメのレコードを独自のコメントを添えて紹介するというスタイルで今では、1700投稿を超えています。
宣伝費用は、まったくかけていないとは、言っていますがブログやSNSの執筆に要する時間を金額換算すると・・・もうトンでもないコストがかかっているようなカンジではありますが・・・。
ブログは、内容的に数年経っても長く読まれるカンジなので結構効果は大きいのですが、SNSであるInstagramの方は、どうしてもSNSという時系列での投稿になってしまうために即応性は、高いのですが過去記事は埋もれてしまうという特性があります。
まぁ〜でもですよ・・・Instagramを始めてわかったのですが、渋谷で20年以上実店舗を営んでいる当店ですが、全然当店の存在って知られていなかったというコトが思っきりわかったんですよね。
今年に入ってくらいから実感するようになったのですが、Instagramでレコメンドしたレコードが比較的よく売れるようになったんですよね。
それにはじめて当店のオンライン・ショップをご利用していただいたお客さんが増えてきたことも実数として現れてきました。
いや〜しかし3年かかりましたからね・・・途中、「コレ、毎日時間をかけて記事を書いて投稿しているケド、効果あるのかな・・・」ってナン度もココロが折れそうになったコトがありましたケドね〜(笑)

オイラは、Instagramでの記事を思っきりしゃべり口調の日本語で投稿しているのですが、レコード好きな日本人がオイラをフォローしてくれるのは解るのですが、結構な数の外国人がオイラをフォローしてくれるんですよね。
ぶっちゃけ思っていたんで「自動翻訳機能はあるケド、思っきりクダけた日本語で書いた投稿や記事を読んで解るのか・・・」って。
でも、ココ最近ですがオイラのInstagramを見て海外からのDMがよく届くようになったんですよ。
その内容が、「キミのWebサイトを見たよっ!今度、東京に訪れるのでその時は、お店に行きますっ!」とか「この紹介しているレコードを購入したいんだケド、どうすればイイ?」なんて具体的な営業につながるオファーが来るようになりました。
さらにご来店いただいたナン人かのお客さんに「どうやってこの店を知ったの?」って訊いたら「Instagram見たんだよ」って。
調べ物がある時ってオイラ的には「ググる」って言うのが基本なのですが、若い人や海外の人はナンか、SNSで検索するっていうのがもうフツーになっているようなカンジなのですね。

で、先日、Instagramを見て当店のコトを知っていただいたお客さんが実際にお店に訪れてくれました。
そしてナンと90枚オーバーという大量のレコードを購入していただきました。
事前に彼は、当店のオンライサイトに訪れて在庫しているレコードで購入希望のアイテムを「♥欲しいものリスト(Wish List)」事前に登録してのご来店でした。
事前にそうやっていても店頭からピックアップするだけでも1時間ホドかかりましたケドね。
店頭からピックアップしたレコードは、「ホント、持って帰れるのか?」ってシンパイするレベルの重さと枚数でしたね(笑)
まぁ〜レコード店のSNS活用って在庫数の比較的多い新譜のレコードであれば結構効果はあると思うのですがホトンドの在庫が1枚しかない中古レコードに於いてはどうなんだろう・・・効果あるのかな・・・ってちょっと懐疑的なトコロもあったのですが、こうやって確実に実売へと繋がっているのを見ると「Instagram、やっててよかったぁ〜」って思う次第であります。

EDWIN STARR / I JUST WANNA DO MY THANG
EDWIN STARR / I JUST WANNA DO MY THANGの試聴
next recordsのサイトでEDWIN STARRのレコードを探してみる

先に紹介した「ネット通販が上手くいかない」っていう人にも「SNSでイロイロと情報を発信した方がイイよっ」ってアドバイスしたのですが、やはりコレも継続してはじめて成果が現れるっていう結構、根気とヤル気を持続させなきゃヤッてられないという、なかなかタイヘンなコトです。
しかし、オイラのケースで言うとココロが折れそうな時もアリましたがソレを乗り越えてホント、「ヤッてよかった・・・」って思いましたね。
まぁ〜でもお金をかけないで集客するのってコトバや文章で言うのは容易いですが実際にソレを実行するとなると気の遠くなるような時間とモチベーションが必要となる・・・というコトも身をもってわかりましたね。
果たして相談していただいた彼・・・出来るのかな?

Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!

毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。


このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。


↑このページのトップヘ