少し前にオイラの住んでいる近くのブックオフで中古のアナログレコードが販売されていたコトをこのブログで書きました。
その時の記事はコチラ・・・記事の後半で言及しています。アナログレコードの人気について・・・(2021年・春)
ブックオフって中古アイテムの販売としては、もう国内最大規模だと思うんですよ。
東証一部上場しているような中古業界の最大手の企業がアナログレコードの販売をはじめるっていうのは、コレ・・・結構モノスゴイことなんじゃないかな〜って思ったワケです。
4月に「近くのブックオフでレコードを売っていて驚いたっ!」って書いた後にこんなニュースがされました。
「ブックオフ、アナログレコード取扱店が1年で9倍に」以下引用
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リサイクルショップ「BOOKOFF」を展開するブックオフは5月14日、アナログレコードを扱う店舗が2021年4月末時点で150店に達したと発表した。本格的に取り扱いを始めてから1年でおよそ9倍に増えた。
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上記の記事では、2016年からアナログレコードの販売を東京 町田の旗艦店だけではじめていたようです。
ソレが2020年からアナログレコードの販売を本格展開しはじめて2021年4月末の時点で中古レコードの取扱店舗が150店まで拡大したと書いています。
現在アナログレコードの在庫は25万点だそうです。
ブックオフでレコードの販売を行っているのが150店舗だとすると単純に25万枚の在庫を割ると1店舗あたり1600枚くらいなのでレコード店としては、まだまだ規模的には小さいですね。
だけど、上記の記事からはイロイロと読み解くコトができたりします。
例えば、現在の店頭在庫の25万枚をレコードを確保するにアタリ、相当数のレコードの買い取りが行われたんじゃないかなぁ〜とかね。
オイラも中古レコードの買い取りを行っているのでそういった事情がよく解るのですが、レコード店の店頭に並ぶ商品って買い取りしたレコードのホンの一部なんですよ。
つまり、ちゃんと値段を付けることができるレコードってお客さんから持ち込まれたレコードの一部だけだっていうコトなんですよね。
オイラの感覚では、買い取り持ち込み分で実際に商品化されるレコードって1割以下だと思います。
というコトは、25万枚の商品化された裏側には250万枚以上のレコードが買い取りされたんじゃないかなぁ〜って推測出来たりするワケです。
イヤ、実際はワカんナイですよ・・・持ち込まれた商品化できない在庫もカウントして25万枚かもしれないし・・・。
だけど、オイラの地元のブックオフではアルバム、7インチ併せてザッと見て800枚くらい在庫していましたね。
その内容は、明らかにゴミレコではなくってちゃんと売れることを前提としたセレクトされた内容のレコードでしたからね。
それに買い取りのノウハウやお客さんとの接点がすでにどエライ規模で確立して出来上がっているっていうのもモノ凄いコトだと思うのです。
現在のトコロ、ブックオフは直営店 & FC店併せて800店舗が存在しています。
日本全国のあらゆる場所にブックオフが存在してその店舗で
「レコード、売るなら〜ブックオフっ♪」って大々的にヤったら、どうなるのかな・・・って。
ちょっと想像したダケで・・・中古アナログレコード業界に激震が奔る的なカンジがしそうな予感が・・・(笑)
世間一般的には、アナログレコードがちょっとしたブームになっていると話題が頻繁にニュースになっています。
だからといって、「よ〜しっ!儲かるなら中古レコード店をはじめようっ!」って息巻いてもカンジンの仕入れをどうするのかっていう部分で結構行き詰まるんですよ。
中古のアナログレコードを集めるためには、相当なノウハウと労力・・・ソレに資金が必要になってくるのです。
一般の人からレコードを買い取るってコトバにするのはカンタンなコトなのですが、実際は結構難しいんですよね。
しかもソレを安定的に・・・なおかつ、人気のレコードを中心に集めようとすると尚更です。
Googleで「レコード買取」って検索してみてください。
検索結果の上位にレコード買い取りを積極的に行っているレコード店の広告が多数出てくると思うのですが、2021年現在ではもうすでにかなり激戦になっているコトが解ります。
この「レコード買取」のキーワードでGoogle検索で上位表示をさせる広告費も相当のコストがかかると思うんですよ。
ちなみに調べたトコロ、「レコード買取」でGoogleの検索結果で上記表示させるには1クリック500〜600円程度の費用が必要となっているようですね。
結構な広告費ですよね・・・。
広告費に見合った内容のイイレコードばかりが集まればウレシイのですが実際は、ありとあらゆる大量のレコードを買い取って数百枚、数千枚の中に数枚の珍しいレコードが入っているという状態です。
だけど、この広告費を削ると、レコードの買い取りがままならない・・・というナントモ、難しいトコロではあります。
ネット上でレコード買取はすでに激戦になっているのですが、一方、店頭でのレコード買取は、状況がまた違っているんですよね。
やはり全国展開しているレコード店が存在しないんですよね。
中古レコード業界最大手のディスクユニオンで56店舗ですしね。
しかも店舗があるエリアっていうのは、首都圏・近畿圏 に限定されています。
ネットでのレコード買取ってやはりちょっと手続きとかやり取りとかが面倒な部分ってあると思うのですが、近くのブックオフでレコードの買い取りが行われていたりすると気軽に持ち込むコトが出来るんじゃないかな・・・って思ったりもします。
ブックオフは全国津々浦々に800店舗でしょう・・・そういった状況から考えると、店頭持ち込みでレコードの買取希望する人の接点って、メチャ多いんじゃないのかなぁ。
まぁ〜実際のトコロ、ブックオフさんがどこまでアナログレコードの販売にチカラを注いでくるのかは解りませんケドね。
タブン、実験的に旗艦店で行ったアナログレコード販売が好評だったので、アナログレコード取扱店舗を増やしたと思うのです。
現在は、メインである中古本と併売で行っているレコードの販売ですが、もしかして、「レコードオフ」なんて出来るかもしれませんね。
全国のブックオフで買い取りしてかき集めたレコードを新宿とか渋谷とかに「レコードオフ」として出店したりすると、意外とイケそうな気がします。
RISCO CONNECTIONS / AIN'T NO STOPPING US NOW
RISCO CONNECTIONS / AIN'T NO STOPPING US NOW の試聴
next recordsのサイトでRISCO CONNECTIONSのレコードを探してみる
日本はまだまだコロナ問題を抱えている状況ですが、いずれワクチン接種率もあがってくると思うんですよね。
で、海外からの渡航客もコロナ前の2019年と同じくらいに戻ってきたら・・・いわゆるアフターコロナ後です。
日本がアナログレコード大国であるというコトは、もう世界中のレコード・マニアには知れ渡っています。
しかも状況的には現在、アナログレコードのセールスはコロナ前の2019年以上になって過去最大となっていたりします。
ディスクユニオンさんが渋谷にデカい店舗をオープンさせたっていうのは、そういったアフターコロナを見越した先行投資って言う部分も少なからずあると思うんですよね。
そこにブックオフがアナログレコードを本格的に販売はじめたらって思うと・・・ちょっとワクワクしてきました。
コロナ前の2019年の状況を思い出すと、当店のような小さなショップでさえも外国から来たお客さんの数ってハンパない状況でしたからね。
ん〜今からウチもアフターコロナを見越してレコードの買い取りをガンガンやらねばっ!
というワケで、当店もレコード買取を実施していますのでゼヒ、ヨロシクお願いいたします。
特に12インチシングルっ!お願いしますっ!
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。