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3月頃からず~っと続いていたレコードの買取査定に、ようやく目処がたち仕事量もフダンのペースに戻りつつあります。
ココからは、仕入れたレコードの商品化となるのですが、最近の仕入れでは、はじめて扱うタイトルがとにかく多く、毎回ネットでその曲の情報を調べてコメントを書いたり値付けをしたりと結構時間がかかっています。

で、調べるレコードをGoogleで検索すると、結構同じレコード店のサイトがヒットするんですよ。
あんまりソコのサイトを詳しく見たコトなかったので、チェックしてみるとレコードの在庫数が数万枚というトンでもない枚数のレコードを在庫していました。
扱っているレコードのジャンルは、邦楽~洋楽と多彩なジャンルを扱いつつそれぞれのジャンルに数千枚規模がレコードがあるという超ビッグなレコード店サイトでした。

オイラもレコード店サイトを運営している立場で思うのですが、扱う音楽ジャンルが多岐に及んだり、レコードの枚数が増えたりすると単純に売上は上がるのか?っていう疑問があったりします。
つまり5千タイトルのレコードを扱っているレコード店サイトと1万タイトルのレコードを扱っているレコード店サイトはどっちが売上が高いか?ってコトです。

人は欲しいレコードを探す時には、まずGoogleなんかで欲しいレコードを検索スルと思うんですよ。
で、ソコで表示されたレコードが売っているレコード屋サイトに入ってサイト自体を見るって行動になると思うのですが、シンプルに考えると5千タイトルより1万タイトル、さらに5万タイトルっていうふうに扱っているレコードのタイトル数が多ければ多いほど、世の中でGoogleやYahooと言った検索サイトで自分が欲しいレコードを探している人の目に入りやすくなると思うんですよ。
今は、そのレコード店がどの場所に存在しているのかってカンケーなしでSEOさえシッカリすれば、どんなレコードでも在庫があれば、ソレを探している人に確実にリーチ出来る条件が揃っているので、多くのレコードを扱っている程、お客さんが増えるっていうのがネット販売にでは常識だと思うんですよね。
セオリーで考えると、コレって単純で解りやすいハナシなんですよね。

でも、実際はどうなのか?ってコトですよ。

扱ってくるレコードの枚数が増えてくると、確かにイロイロなレコード検索してもヒットはします。
また、当然レアなレコードだけでなく販売価格が300円とか500円とかのレコードも多くなってきます。
ソレ等安価なレコードのジャケットを撮影&修正したり、コメントを書いたり、入力作業するのって割があうのか?とかって問題もあります。
特に中古レコードは、コンディションがレコードごとに違うので、タイトルは同じでも、毎回コンディションが違うので、データをコピペでハイ出来上がりってみたいにカンタンではイカない事情もあったりします。
でも、実際にソコのレコード屋は、300円とか500円のレコードでもコメント書いてジャケ写も掲載していました。
また、大量のレコードの在庫を抱えるのにはソレ等を保管管理するスペースの問題もあります。
ん~どうやってるんだろ・・・実際、割にあうのか?ソレに売れているのか?オイラだったらタブン、ヤラないコトを実践しています。
ソコのサイトのオーナーさんのコトは、オイラがnext.をはじめる前から顔見知りだったのでイロイロ気になるコトが浮かんだので単刀直入に電話かけて訊いてみました。

オーナーさんは、レコードの販売自体は90年代中頃から携わっていたのですが、2000年代中頃に実店舗を閉店後WEB通販に特化した販売スタイルに変更後、試行錯誤の末現在の販売形態に至ったようです。
実店舗があれば、1枚100円とかのコーナーをつくってソコに安価なレコードを突っ込んでおけば、ナンとかなるという発想になるのですが、実店舗がナイとどんなレコードでのサイトにUPしないと、購入してもらえないです。

レコードの買い取りを中心に仕入れをしていると人気盤やレア盤だけでなく、ソレ以外のマイナーなタイトルや人気薄なタイトルも集まってきます。
カンゼンに見切って廃棄するコトも可能だと思うのですが、ソレ等全てサイトに上げて、多ジャンルのレコードを扱ってより広く多くのお客さんにアピールして集客して売上を積み上げていくという販売の仕方なんですね。
レコードの販売を効率的にするという概念では、こういったやり方っていうのはちょっと想像するダケでも「割に合わないな・・・」ってオイラは思うんだケド、このサイトのオーナーさんはそうは思わず、「とにかくヤってみるっ!」って実際に行動したってカンジですね。
いや~オイラには、なかなか出来ない行動力です。

next.の場合は渋谷という立地上、数万単位のレコードを抱えるスペース的な問題があるので物理的にムリなんですケド、地方都市であればデカい倉庫兼事務所を借りてやればこういう販売スタイルって可能ですね。
しかし、数万単位のタイトルのレコードをオペレーションするには、相当な人力が必要だと思うのですが、彼の悩みは正にソコでした・・・。
多数の人力によって現在の販売形態に至ったとのコトなのですが、中古レコードというちょっと特殊なアイテムを扱っているので、やっぱり働いているスタッフの出来不出来というか能力の差が、かなりあるらしく、相当苦労したようです。
ん~オイラは、スタッフのコトで悩んだコトは、ないので「はぁ~多くの人を雇っていうのは難しいんだな・・・」って思いました。

オイラが、彼にイロイロ販売の仕方を伺ったトコロ、逆質問もかなりされました・・・(笑)
12インチシングルの販売だけで、ホントに商売が成り立っているのか?
レアなレコードが、多いという印象があるが、どうやって仕入れているのか?
どこのレコード店もリアル店舗に見切りをつけてWE通販になっているのに渋谷は実店舗は売れているのか?などなど・・・。
とにかく、next.のスタッフメンバーのコトも知っているので、ほどほどにイイ歳のいったオッサン3人が、渋谷という家賃が高い場所で12インチシングルの販売だけで10年以上も商売が継続出来ているってコトにナニか特別な秘訣がアルんじゃないのか?って思われていたってコトがウケました・・・(笑)

ナンか、同業でも他店の経営の仕方って意外とワカラナイみたいですね・・・。
オイラも、詳しくハナシをされるまで「どうやっているんだろう・・・?」って思ったのですが、ホント外部から見ていると全然そのお店のやり方って見えてこないんですよね。
でも、特殊なコトなんて全然なくって極めて正攻法で営業しているっていうのが実情のようです。
まぁ~ウチの店もそうなんですケドね。


ホント、ハナシをしたのが10年ぶり位だったのですが、なかなか刺激的な会話でした。
そうか・・・郊外の倉庫兼事務所を借りて、数万単位のレコード販売をするっていうのもアリかも・・・?なんてちょっと思いました。
ウチの店も、最近は在庫が増えてきましたからね・・・。
場所にもよると思うのですが郊外の倉庫兼事務所って100坪のスペースでも10~20万円とかで借りれるんですね・・・。
ん~でもオイラにソレが出来るのか・・・?問題はソコですよね~(笑)