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「レコード全体のハナシから曲1枚のハナシまで・・・」
相方の買い付け人Nとよくお店のコトでイロイロなハナシをします。
とりあえず仕入れのこととか、販売のこととかなどをどうやったら今より良い方向に持っていくことができるんだろうね~なんてショップ全体に関わるコトをハナシをしているのですが、話し込んでいる内に細かな内容に絞り込まれてきて「あ~一体どうしたらいいんだろうね・・・」みたいなコトになりがちです。

例えば、仕入れのコトなんかを相談しあっていると、「どのジャンルが調子いいな~」とか「ダンクラを多めに仕入れよう」なんてコトから話し合いが始まるんだけど、それが進んでくると「(あるタイトルのレコードを指して)コレとかどう?」って具合にひとつひとつのタイトルに対して「あ~だこ~だ」と言い合うようになっちゃうんですよ。

だけど、こんな具合にひとつのタイトルを指名して仕入れがド~とか売れ筋がア~とか言ってると、在庫しているレコードや過去に販売したコトのあるタイトル全てに対して事細かに「このタイトルはどうしよう、あのタイトルはこうしよう」みたいなハナシをしなくてはイケないんですよ。

next.みたいな小さな中古レコード屋でも店頭に出ているレコードの種類がダブりなしで今だと5000タイトル位あるのですが、それら全てがそれぞれ違う曲でしかもお客さんのニーズや評価、売れ筋かどうかっていうコトも事情が違うワケです。
中古レコード全般の仕入れのハナシをしていても、メチャ欲しいタイトルとそれ程でもないタイトルや、もう在庫過多でダブりまくりのタイトルなど状況もその曲それぞれの置かれている状況が全く異なるワケです。
なので、困ったコトになかなか仕入れのハナシをしていてもまとまらないんですよね。
中古レコードの仕入れのことをマクロで話し合っても、結局タイトルごとのハナシ(ミクロ)になってしまうっていうカンジです。

しかし、現実的に何千枚もあるレコードの曲のコトを事細かにひとつひとつハナシなんて出来ないですよ。
だけど、曲ごとに置かれている状況はそれこそ千差万別みたいな状態ですからね。
オイラ的には、相談しあった議題に対しては出来るだけその場で決定して、それがお店にとってイイコトであれば出来るだけ実行していこうって常日頃から思っているんですが、こういう超ミクロなハナシになると「じゃあ~結論としてどうすればイイの?」みたいになるんですよね。
結局、この手のハナシになると「曲ごとに状況が違うので対処出来ナイなぁ・・・」みたいになっちゃうんですよ。

新譜のレコード屋さんみたいに毎週数十タイトル位の決まった曲への対応ならそれぞれにミクロな対応も出来ると思うんですけどね~。
いかんせんちょっとタイトルが多すぎです・・・。
それに中古レコードの場合は、コッチが仕入れる気満々でも、見つけられなかったらそれまでですしね。
「木を見て森を見ず」じゃなくてウチの場合は、「森は見えても木は見えない」って状況です・・・orz
たぶん、在庫状況と売れ方状況をナン等かのカタチで数値とかパターン化とか分類してやれば、1枚1枚の仕入れしなきゃいけないレコードの優先度が出来るような気がするんですけどね~。
1枚1枚の状況を鑑みてレコ屋のスタッフが考えるよりも日々の商品管理で、「コレは即、仕入れなきゃいけません!」「このタイトルは、在庫が余っていますのでプライスを見直しましょう!」みたいなコトをデータベースのソフトが教えてくれたら超楽なんですけどね。
オイラのアタマじゃそんなシステム作れましぇ~ん・・・orz




「レコード屋閉店のハナシに興味あるようです」
前回のエントリーで「知人のレコード店が閉店」するコトを書いたのですが、複数のお客さんからそのコトについてもっとツッコんだ質問をされたりしました。
ブログのアクセス数もいつもより結構多かったので、興味のある内容としてヤッパ多くの人に読まれたのかも知れません。

だけど、ツッコんだ質問をされても正直に本人から訊いた内容は、本当に「実家の家業を継ぐ」というコトだけなんですケドね・・・。
しかし実際は、毎月順調に相当額の売り上げがあって、仕入れもバッチリ出来てこの先に全く不安定な要素がなければ大好きなレコード店を閉店しようってコトにはならないと思いますけどね。
まぁ~当たり前だけどやっぱり葛藤はあったとは思いますよ。
オイラ自信も本人から「レコード屋を辞める」とはじめて聞かされた時、結構動揺しましたからね。
たま~に会ってハナシする機会に近況を報告しあっている時なんかには、「お店はよく売れている」「仕入れは調子イイよ!」と絶好調なコトをオーナーさんはいつも言っていましたからね。
ドッチかというとオイラの方が、「なかなかレコード売るの難しい・・・」とか「仕入れでイイレコードが集まらないなぁ~」なんてネガティブなコトを言ってるくらいでしたからね。

閉店したレコード店のオーナーさんに関しては、レコードの知識はハンパないくらい持ってるし、買い付けに行っても結構高いクォリティの内容でレコードを仕入れるコトも出来てレコードを探し当てる嗅覚もズバぬけて持ってるというオイラからすると羨ましいくらいのスキルの持ち合わしている人なんですよ。
今から数年前まであればそういうスキルは、ショップの運営において絶大な威力を発揮出来ていたと思うんだけど、今は仕入れたレコードをデータベース化する作業や、サイトの運営に関わる技術的なコトなどの一見、「中古レコード屋とナンの関係があるの?」と思われるコトまで必要になってるのも事実ですからね。

小さなショップで1人オーナーのお店ではそういった全方位的な作業と技術と能力をフル稼働させてやってイカなきゃならないワケです。だけど、なかなかそういうのって難しいですよ。
例えば、買い付けから帰国してそのまま、お店に行って時差ボケでヘロヘロになりながら試聴データの録音やデジカメでのジャケット撮影&レタッチ、データベースソフトへの入力、通販の出荷作業に店頭でのお客さんの対応なんてのをやってイカなきゃならないって結構過酷なんですよね。
しかも中古レコード店のオーナーなんてドッチかというと社会からドロップアウトしたタイプの人間がやっているワケですからね。
どちらかという出来るだけ「ラク」したいから中古レコード屋を営んでいるタイプの人が多いワケです。
(結果としては、皮肉にも会社員をやっているよりも相当過酷な環境になっちゃってますけどね・・・)
next.の場合は、そういったショップ&サイト運営をスタッフ3人で分担しているから出来ているだけで、コレが1人でも減ると今と同じボリュームでの販売は難しいって想像出来ますし。

人間1人が1日に出来る仕事量なんてたかが知れていますしね。だからといってスタッフを増やせばその分、人件費が増えて利益が減っちゃうし。
スタッフが増えて人件費がアップした以上に売り上げもアップ出来れば、上手くいくのは解ってるんだけど、その確証なんて全くないですしね。
中古レコード屋をやっていくコトに関してこの先の不安な要素なんか考えたらキリないですけどね・・・w


お客さんから見ると「好きなレコードに囲まれてイイですね~」って言われるんだけど、お客さんからは見えないトコロでは結構、悩んだり葛藤したりイロイロあるんですよw
(サスガにお店を辞めようとまでは思わないですけどね)
まぁ~このブログを読めばオイラの「悩み性」な正確は充分解るとは思いますけどね。
今は、新しくnext.のサイトをリニューアルするコトに関して超悩み中ですし・・・。