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「もしかして音楽、あんまり好きじゃないでしょ?」ってお客さんに言われました。
ちょっとドキッとする言われ方です・・・。
自分の普段の生活を見返して考えてみました。
タブン、自分独りのプライベートな空間にいる時は、無音状態ってあまりないんじゃないかなぁ。
自宅、超大好きなインドア派なんで自分の部屋に居ている時は、殆どなんらかの音楽が流れているカンジです。
なので、フツーに音楽は好きなんだと思います。
そのお客さんに、「何でそんなコトを訊くの?」って訊いたんですよ。
すると、他のレコード店のオーナーから感じられるような音楽への愛情があまりオイラから感じられないって言われました。
う~ん、ナルホド・・・。フツー以上の強烈な、音楽への愛情ってコトですね。
いやぁ~実は、それってオイラ自身も以前から、何となく感じていたんですよ。
サッキも書いたように音楽は、フツーに好きなんだけど、その好き具合が他のレコード屋のオーナーさんはオイラよりはるかに強いなぁって。
他のレコード屋のオーナーさんのブログを読んでいてもその音楽愛は、ヒシヒシと感じて伝わってきます。
そういった意味では、オイラが書いているこのブログからは、音楽愛はあまり感じられませんね~ホント。

他のレコード屋の店長ブログを読んでいると●●ってバンドのメンバーの誰々はアーだとか、ライブでの演奏はドーだったとかって、もの凄いミュージシャンやその音楽事情に精通しているような気がします。
さながら音楽評論家並みです。 スゲェ知識量だなぁなんて思います。
レコード屋じゃないけどオイラの身近かな人でもかなり自分の好きな音楽に詳しい人がいます。
例えば、多人数いるソウルのバンドのメンバーの名前を全部知っているとかね。そういったコトが会話の中でサラリと出てくるところなんかを知るとそのグループが余程、好きなんだなぁなんてよく伝わるんですよ。
で、そのメンバーとかに実際に会ったりすると記念写真を撮ったり、サインを貰ったりとするのは自然な流れなんでしょうね。
音楽が好き = そのミュージシャンのコトも好き
という風になるんでしょ。
だから、本人を見たいとか、会いたいとか、ハナシをしたいとか、CDを買って聴きたいって思うんでしょう。
こういったコトって音楽が好きというベーシックな感覚からすると自然と音楽愛が醸成されていくんでしょうね。
で、自分とナニが違うのかって以前考えたコトがありました。
というか、もうオイラの中ではもう解決済みのコトなんですけどね。
実はオイラ、そのミュージシャンが作った音楽のレコードが好きなんですよ。 しかも12インチシングルのみ。
もう、興味の対象は極端にその部分しかないってコトが自分の中で解ったんです。
イヤぁ、スゴい偏向しているっていうことは解っていますよ、自分自身でも。
分かり易い例えだと、ラジオでもクラブでもドコでもイイんだけどスゴくステキな曲を初めて聴いて知ったとします。
すると当然、その曲を手に入れたいとう欲求が起こります。
だけど、CDしかリリースされていなかったりするのが解ると・・・もう一気にそれまでの気持ちが高ぶっていた欲求は、消沈してしまいます。つまるトコロ、もうどうでもよくなっちゃうんです。
オイラの場合、好きな曲 = アナログレコードなんです。
厳密には、アナログレコードと言うより、12インチシングルだけなんですけどね。
普通の感覚だと好きな曲があれば、目的は聴くコトであって媒体は、CDであろうが音源データであろうが、アナログレコードであろうがその音楽が入った入れ物の部分にはコダワリがないと思うんだけど、オイラの場合はそうじゃないんですね。タブン。

好きな曲を聴くっていうコトだけに限れば実は、オイラもタブン何でもイイんですよ。音色とかにこだわらなければYouTubeでもOKなぐらいです。
だけど身銭を切ってまでCDとかiTSとかで曲を買いたいっていうトコロまで全くいかないんです。
タブン、12インチシングルで曲を所有するっていう部分に異常なほど執着しているんでしょうね。
しかも、それが音楽と引っついているのでイイ曲であってもアナログレコードで存在しなければ興味の対象になりえないっていうロジックになっちゃうんですよ。
ホント、ヘンなコダワリですよね。
だけど、このブログを読んでくれている人なら多少なりともオイラと同じようなコダワリの感覚はあると思うんですよね。

ハナシを元に戻すと音楽愛は他のレコード屋オーナーさんに比べてちょっと薄いかも知れないけれど、レコード愛というか正確には12インチシングル愛は、かなりのモノだとは思います。
因みにマイフェイバリットな曲を作ったアーティスト本人に何かの機会で実際に会っても意外にも本人には全く興味が湧かないんですよ。コレが。
まぁ作った曲、すべてがフェイバリットなんて有り得ないしね。
好きなのは、その曲の12インチシングルだけであって気持ちや感情は、作った本人に直結しないんです。
見かけても、「ふ~ん・・・」って感じで。
それよりもそのアーティストに会ったりするより、その人の曲の珍しい12インチシングルを見つけたときの方がはるかにトキメキます。
ちょっとコダワリ過ぎなきらいもあるけど仕方ないっすよ。だって、事実ホントにそうなんだから。


だけど、同じ中古レコード屋さんの中でも、next recordsのような12インチシングルだけしか扱っていないレコード屋ってあんまりないですね。
というか、皆無かもしれない・・・。
ビジネスとして中古レコード屋を考えたら、普通は、色々なジャンルを扱ったり、中古CDやMIX CD、再発盤なんかも一緒に販売した方が良いとは思うんですけど、nextなんて、ジャンルも超絞ってるし、しかも12インチ一択ですからね。
絞りスギだろって思う部分はナイわけではナイのですが、興味ないんですよ。アルバムも、CDも再発盤も。
お客さんに説明を求められてもどこがイイのか応えられないしね。
12インチシングルだけにコダワリすぎて、12インチシングルしか販売出来ないって感じなのかもしれません。
まぁ~今後も、CDとか扱う予定はまったくないですけど・・・。
しかし、こんなコダワリがあるから何年もお店をやってイケているんだろうなって思うトコロもあるので、コレはコレで結果的に良いのかも知れないんじゃないのって思うんですよね。