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「GROOVE」(2007 AUTUMN)というDJ寄りのクラブサウンド情報雑誌なんですが、そこで掲載されていた
THEO PARRISHというDJのインタビュー記事を先日読んでスゴく感銘を受けました。

オイラも微弱ながらレコードの良さをこの「渋谷レコード店日記」というブログを通して、
「どうしたら広く知ってもらえるか」ってコトを駄文ながらツラツラと書き続けていたのですが、
もっと解りやすく、ダイレクトに伝えるコトバってなんなんだろうってずっと考えていましたが
このTHEO PARRISHのインタビューを読んで自分の気持ちでは解っているんだけど伝えるコトバが
見つからなかったのが「あ~そうそう」って感じで解った気がしました。

話の大筋の流れは
●アナログレコードのこと
●最近のDJによるデジタル化のこと
●レコードを掘るということ
●DJ PLAYについて
っていうふうになっています。

ここで、どんなことを言っているのかを書くとネタばれになるので、インタビュー記事の中で特に印象的だった
コトバを書き留めてみます。

■「デジカメで撮った絵画をみて満足することができるのか?」
こういう喩えってオイラもレコードのことについてお客さんとの話の中でよくするんだけど
リアルってなんなんだろうって話すときにこういう喩えになるんでしょうね。
結局、レコード好きにとって音源ファイルはアナログレコードのコピーにしか感じなかったりする部分なんでしょう。

■「利便性を追求することによって失われていくものがある」
これは、音源ファイルにはついていないレコードジャケットが伝える意味のことを言ったコトバなんだけど
確かにジャケットが伝える情報ってレコードを選ぶ上でスゴく重要だと思います。ファイルの文字情報だけでは
イメージって伝わりにくいというのは最近感じるところです。

■「レコードを"掘る"という行為には家でやるのと店でやる2種類がある」
インタビュアーはレコード屋にどれくらい通っているのか訊こうと思ったのですがTHEO PARRISHは
自分のコレクションの中でも充分新たな発見が出来ることを指摘しています。
これってホントによくあることですね。
普段聞いてなかったB面とかにとてもいい曲が何気に収録されているのに気がつくってこと。

■「何かを学びたいときは偉人のレコードを買う」
DJを本業にしている人でもやはりこういうことって思うんだって感じました。
個人的には普段から音楽を聴いていても、迷いであったり気持ちの揺れがあるものなんですが
意外と古い曲を聴いてみるとそれらから学ぶことが多いって感じたりします。

普段から、レコードを聴いている人はこういったことを特に気にせず感じたりしてるのかもしれません。
事実オイラもそうです。でも、こういったことってどういう風にコトバに出来るのかってお店に来てくれる
お客さんとの会話で上手く表現出来なかったりしてました。
このインタビューでは気づいていることなんだけど意外と忘れがちなことを再認識させてくれる個人的には、
とてもいい内容の話でした。

今回紹介するのは
FUNK FUSION BAND / CAN YOU FEEL IT
FUNK FUSION BAND/CAN YOU FEEL IT の試聴

今回の記事を読んでるとレコードを無性に聴きたくなるから不思議です。
だけどTHEO PARRISHって本当にレコードが好きなんだなっていう人柄まで伝わってくるインタビューでした。
インタビューを読んでこんな気持ちになるのってオイラはもしかして初めてかもしれないですね。

インタビューの最後に「レコードを買う意味を一言で表すと?」という問いに対しての答えが特に印象深いでした。
この部分の答えは、実際、本屋で自分で読んでください。

FUNK FUSION BAND / CAN YOU FEEL IT は、もう曲のタイトルからセレクトしました。
でも、曲の内容もとてもいい曲ですよ。


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