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YouTubeオモシロいですね。
ありとあらゆる映像が選り取り見取りで・・・
1日に何千万人という世界中の人々がこのサイトを見ていると思うのですが、
YouTubeを運営している企業は具体的な利益を出せず、運営のために借金して大赤字みたいです。

こういうサイトの収入ってほとんどが、広告収入なんですが、YouTubeに関しては
日に億単位のページビューがある人気サイトに関わらず広告収入がかなり少ないとのコトです。
理由は著作権などイリーガルな問題を抱えているサイトに企業は広告を出したがらないみたいです。

たしかに現状は何でもありですからね。
その何でもアリな状態が見る人にはオモシロいんですけどね。
音楽が、好きな人にとってはプロモーションビデオをYouTubeで見ている人は
多いのではないでしょうか。
プロモーションビデオを制作しているレコード会社にしては、
YouTubeは共存出来そうなカンジだと思うんですけどね。
そのPVを観てCDや音楽データを買ってみようってなると思うんですけどね。

しかし、映像のチカラってスゴいなと思います。
普段レコードを聴いていて好きな曲やタイプでない曲って純粋に音だけを
聴いてイメージを自分で膨らまして良し悪しの判断しているワケだけど
そこに良い映像が入ると好感度が数段UPしますね。
こういうコトってアメリカで、MTVが出来た頃からわかっていることだけど
従来ならテレビの前にチャンネルをMTVにセットして観てみたい曲のPVが、
いつプレイされるかわからないのにスタンバっとかなくてはいけなかったんですよね。
番組表をみてもどんな曲がプレイされるのか細かく書いてませんからね。
偶然プレイされるのを待つしかなかった。
たしかにMTVが独自に制作している番組で、ライブであったり、PVのメイキングであったり
アワードなどオモシロいものはあるのは事実だけど、
PVに関しては全然イケてないと個人的には思いました。

まぁレコード店を営んでいて、「ちょっとでも参考になる番組とかあるだろ~」
と言うカンジで視聴の契約をしたのですが、結局チャンと観てたのは、
はじめの3ヶ月くらいだけでしたからね。 結局一番面白かったのはJACKASSだけ・・・

一方、YouTubeでは、かなりPV観てますよ。
検索も「アーティスト 曲名 」でほぼ100%ヒットしますからね。
さすがに画質はそれなりだけどPVって映像より音楽の方が上位にあるからか、
映像は、あくまでもイメージや雰囲気だけなのか は分かりませんが
画像の荒れはそんなに気にはなりません。

それ以上に、
「へ~こんなPVあったんだ~」って感動がありますね。
こういう風に感じるときは、大体知っている曲が多いのですが
全然知らないアーティストで初めて聴く曲なんだけど映像の良さでその曲が、「イイっ!」て
なることがあるんですよ。

この Nickelback / savin me なんてアーティストも曲もまったく何にも
知らなかったけどPVみて 「この曲イイ~」ってオイラはなっちゃいました。



ちょっと、ストーリーがスティーヴン・キングっぽいPVなんですけどかなり好きですね。
こういった超能力系に弱いんだよな~「デッドゾーン」とか、
かなりハマりましたからね~。
この曲のヴァイナル探してみましたけど、CDだけですね~ヴァイナルはリリースなし・・・

多分、サウンドだけをCDやラジオなんかで聴いていてもあんまりピンとこない曲でも
映像が良かったりするとその曲まで良く聴こえてくるみたいです。
オイラの場合は自分の感覚でイイと思う曲はレコードで欲しくなるのでこういうのが
キッカケでレコードを探したりします。
意外とチョロいもんです。

YouTubeは、今見終わったムービーと類似のタグが埋め込まれたムービーを
終わりの画面にランダム表示してくれるんだけどそこをCDショップやアマゾンなど
スポンサー広告にすれば多少CDとか売れそうなカンジがするんだけど・・・

著作権絡みで問題を抱えているYouTubeだけど、レコード会社がプロモーションとして
自レーベルのアーティストの曲を新作旧作問わず活用すればイイと思うんですけどね。
インディーなどのレーベルはもしかして世界中にプロモーションをかけれるという
絶好のサイトだと思うんですけどね。


今回紹介するのは
BRUCE HORNSBY / THE WAY IT IS

HIPHOPが好きな人には、曲を聴けば「ピン!」とくるかもしれません。

このレコードは、1986年にリリースされた同名タイトル THE WAY IT IS から
カットのされた12"シングルです。
この曲、全米のチャートでは、No.1 になっているんですよね。
なのに12"インチシングルではUS盤はPROMO ONLYなんですよ。
UK盤は正規盤で12"出ていますけど、なんでNo.1 HIT SONGなのにアメリカでは
12"が出ていないのか不思議です。
ま~よくあるコトといえばそれまでですけど、逆にそう言ったことが、
レコードコレクターにとっては「このレコード欲しい~」という気持ちに
拍車をかけているんだろうとは思いますね。

BRUCE HORNSBYのこのレコードはオイラはUS盤では存在しているというのは
ホンのちょっと前まで知らなかったんですよ。
最近感じた久しぶりの「こんなレコードあったんだ・・・」ってヤツですね。
しかし、レコード屋やってて色々なレコードを見てきているハズなんだけど
1986年のレコードに「こんなレコードあったんだ・・・」って
初めて見て気が付いたオイラもおマヌケな感じですが、
こういった新たな発見をさせてくれるっていうレコードがやっぱ嬉しいですね。


コチラは BRUCE HORNSBY / THE WAY IT IS をサンプリングした
2 PAC / CHANGES
2 PAC / CHANGES の試聴

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