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このブログを読んでくれている人は、まぁ大体、
レコードが好きだったり、音楽を聴いたりするのが好きな人だと思います。
で、好きな曲のレコードやらCDやら買って
それぞれ楽しんでると思います。
だけど曲って星の数ほどいっぱいあって自分がイイなって持っているレコードやCDって
ほんの少しなんですよね。
もっと、イイって思える曲ってたくさんあるハズなんだけど、
どうやったらそういったイイ曲達に出会えるのかってコトを、
ちょっと考えてみました。

とりあえず、そのイイ曲の存在自体知らないと話にならないので、
とにかく音楽を聴く!というのがベーシックな部分なんだけど
じゃ、どうやってその音楽を聴くかです。
クラブやMIX CD、音楽関係の書籍、ラジオ等イロイロな手段があるけど、
「レコードで欲しい!」って言うのに限って言えばレコード屋の店員さんに
訊くのが経験では一番イイと思います。

クラブやMIX CDで聴いて
「お~この曲スゲーいいな~」
って感じること多々あると思いますが、いざレコードで欲しいとなると
意外とすぐに壁にぶち当たる事がオイラの経験だと多いですね。
クラブのDJ PLAYだとメロディーはバッチリアタマに入ってても
アーティスト、曲名がわからないと探すのは厳しいし、
MIX CDだとアーティスト、曲名は判っても、
そのレコードはどこの国の盤であるとか、プロモ盤にだけ収録されているとか
そう言った詳細な部分って判らないですしね。
レコード屋の店員さんなら
「あ~そのMIXならUK盤のPROMOにだけ入っているよ」
なんてこと教えてくれますよ。
(そのお店のスタッフの知識にもよるけど・・・)

オイラがお店に立ってると意外に
「この曲だれの曲なんだろう?」
「レコードあるのかな?」
なんて、コトを悩んでいるお客さんって多いんですよ。
また、MIXテープに収録されている曲でレコードでは
存在しない曲を一生懸命探しているとかね。
存在しないものを探しても永遠に出てきませんからね。
一言レコード屋の人に訊けばすぐに解ることだけど・・・

こういうことってレコードを聴いている人だけでなく音楽を好きで
日常音楽を聴いている人には普通に疑問としてあるんでしょうね。
東京のFM番組ではリスナーが電話口でハミングで曲を歌って
DJが答えるなんてコーナーもありますからね。

上で書いたコトって偶然に聴いた曲で自分が
「イイ曲だ!」って思った場合の時のコトだけど、
そうそうハートにググッととくる曲が偶然聴くことのタイミングって現実厳しいですね。
イイ曲を聴く事が出来る偶然が、そんなに頻繁にあるワケないしね。
結構HIT率がいいのは、やはり同じテイストの曲が好きな友達や
音楽の事を詳しい先輩とかですかね~

nextでは、
「こういったタイプの曲を探しているんだけど・・・」
なんて、お客さんのリクエストでオススメしたりすること多いですよ。

最近だとオイラは、このサイトを自分の好みの曲を探すのに活用してマス。
この、PANDRAってサイト、かなり使えるんですよ

http://www.pandora.com/

まあ、カンタンに説明すると、
自分がお気に入りのアーティストや曲のタイトルを入力すると
PANDRA独自のアルゴリズムで、同タイプの曲や似たような曲を
次々紹介してくれるんです。
しかも、その曲をアタマから終わりまで全て聴かせてくれるんですよね。
これってスゴくないですか?
音質は、普通のネットラジオ並なのでそんなに聴き苦しくはないしね。
また、紹介された曲に、「この曲はイイ!」「これはダメだ・・・」なんて
良し悪しの評価をつけるコトによって、同タイプの曲を紹介する選曲の
精度を上げる機能があります。
MIXはしてくれないけど、例えるなら自分専用のDJが曲を
チョイスしてくれるカンジですね。

やはりライセンスの絡みがあるみたいで、何億曲という莫大な曲の中から
選ばれるワケではなく決まった音源の中(約30万曲)からチョイスしているのですが、
かなり使える音楽系サイトなのは間違いないと思います。

「へ~スゴいな~どうやって曲と曲の関連付けしているんだろ?
なんて感心してちょっと調べてみたら、実は人力にかかる部分が
大きいみたいです。
スゴい労力だ。

next recordsのサイトの中にこういった機能を
組み込みたいって思う今日このごろです。


今回紹介するのは、
X-SAMPLE / DREAMIN' IN BURISTED ROAD
DISCOGSの情報
http://www.discogs.com/release/729527
http://www.nextrecordsjapan.net/soundfile/rb/x/xsample_dreamininbus.ram

この曲のリリースは1991年で、オイラは当時会社務めしていたデザイン事務所で
かかっていたFMで偶然聴いたんですよね。

オイラも例にもれず、EURYTHMICS / THERE MUST BE AN ANGEL の
タラリラリラリラ~~♪ という特徴的かつインパクト大なイントロで
この曲にハメられたクチです。

試聴を聴いてもらえば解ると思いますけどイントロの
EURYTHMICS / THERE MUST BE AN ANGEL ってネタ使いといえども
そんなにしつこい使い方しているワケではないのですが
スゴく印象に残るんですよね~
制作者側の考えからすれば「ツカミはOK」みたいな感じなのかも知れませんw
(全然私見ですけど・・・)

MACEO & THE MACKS / SOUL POWER のこれまたネタで有名な
オリジナリティあるSAXのメロディが入ってくるところなんか、イカにもITALOな
感じがしますね~
同ネタ使いの BLACK MACHINE / HOW GEE もまた同じくITALOな曲ですが・・・

続くその後のメロディが唯一のオリジナルのメロディなのかな?
(もしかしてこれもネタ使いかも・・・)

ま~何にせよミックスジュースのようなアチコチから持ってきた
ネタ使いの曲なのですが、上手い使い方していて結構ステキな曲になっています。

当時は、誰のなんて曲なのか全然解りませんでしたが、イキツケのレコード屋で
「EURYTHMICS のタラリラリラリラ~~♪のイントロを
ネタで使っている曲のレコード探しているんですよ~」
って言ってレコード店のお兄さんに教えてもらいました。

当時の事を思えば今は幸せですね~調べたいことがあっても
ちょっとした解っている情報だけでもネットですぐに調べられるしね。
今回紹介した、PANDRAってサイトでも興味のあるアーティストを
入れるだけでタイプの曲を紹介してくれるワケだし、
マジで「恵まれた環境だな・・・今って」って感じます。

ちなみに、この曲のレコードを教えてくれたレコード屋さんで
「ちょっと聴かしてください」って確認の為に店員さんに聞いたのですが
「試聴はやってません!」って冷たくあしらわれましたね。
ちょっとだけ悲しかったオイラの1991年の思いでです。

EURYTHMICS / THERE MUST BE AN ANGEL の試聴
http://www.nextrecordsjapan.net/soundfile/classic/e/eurythmics_theremust.ram

MACEO & THE MACKS / SOUL POWER
http://www.nextrecordsjapan.net/soundfile/classic/m/maceo_soulpower74.ram

BLACK MACHINE / HOW GEE の試聴
http://www.nextrecordsjapan.net/soundfile/rb/b/blackmachine_howgee.ram