4月になって少し暖かくなって春の訪れをヒシヒシとカンジる季節となりました。
つい先日(2021年4月1日)、当店の近くのビルでボヤ騒ぎがあったんですよね。スグ近くっていっても、もうホント、目と鼻の先というか火元は当店の向かいのビルなのでメッチャ近いビルなんですが・・・。
幸いにも大事には至らなかったのですが、まぁ〜なかなか貴重な体験をしたのでその時の様子を記録しておきます。
4月になって気候も良かったので最近だと店のドアとか窓を開けて営業しているんですよね。
で、夕方18時半頃なのですが、店で翌日のホームページの更新作業に勤しんでいると、ちょっと遠くから
「ジリジリジリジリジリジリ・・・!!!」
と火災報知器の警報のベルが鳴り響きました。
ウチのビルで火災報知器のベルが鳴るとマジでヤバいくらいデカい音が鳴り響くので、ウチのビルではない近くのビルの火災報知器が鳴っているんだなぁ〜ってボンヤリ考えていながら作業をしていたんですよね。
渋谷のビルが密集している場所なので、時々ですが火災報知器の誤動作が過去にもあったのでその時も「誤動作で鳴っているんだろう・・・」って思っていました。
でも数分していると店内にナニやら焦げ臭いニオイがするようになって、店のスタッフと「アレ?ちょっとヘンなニオイするな・・・」なんて思って店の外に出てみると向かいのビルのエントツからモクモクとちょっとフツーではないくらいの量の煙が出ていました。
いわゆる焼き物系の飲食店では店内で調理する際にコンロから出てくる煙をファンを使って強制的に外へ排出するために、ビルによっては屋上まで長いエントツと作ってソコから排出しているんですよね。「うわ〜メッチャ、煙でてるーーーっ!!」って眺めていたのですが、もうホント2〜3分でそのエントツから出てくる煙の量がみるみるうちの増えてもうマジで「どっーーーーーーーーっ!!!」ってカンジの量が出てくるようになりました。
そして店の前とかまでにその煙が立ち込めるようなカンジに・・・。
その頃には、「コレは、ちょっともしかしてヤバい?」って思うようになってきました。煙の発生元は、向かいのビルの1階の焼き鳥店です。
結構、人気のお店で美味しい地鶏の焼き鳥が食べれるお店のようでランチ時とか行列が出来るくらいのお店です。
大量の煙が辺り中に立ち込めている頃は、けたたましく鳴り響く警報音とでもう明らかに異常事態で多くの人が足を止めて野次馬状態になっていました。
ものスゴイ量の吐き出される煙を見て5分くらいしてから、けたたましいサイレンの音とともに数台の消防車が到着しました。
ボヤが起きた、向かいのビルって書きましたが、判る人にはわかると思うのですが火元は、Face Recordsが入っている同じビルなんですよね〜。
で、Face Recordsのスタッフさんも店から出て、避難していました。
スタッフさんに「大丈夫ですか?」って訊くと「いや〜もう店閉めて出てきちゃいましたよ・・・」って。
サスガに、店でレコード売ってる場合じゃないですよね〜
消防車が到着したアタリからもう辺りは騒然として明らかに異常事態に・・・ってオイラも作業をそっちのけで、「どうなるんだろう・・・」ってちょっと不安に。
下記からその時の様子を見ることが出来ます。
今日は渋谷で火事があったんだけど、大きな被害が出なくてよかった!
— TATSUYA朝まで営業したいロックバー店長 (@TS_neo) April 1, 2021
他人こどだと思えないので、みんなも火の元には気を付けようね! pic.twitter.com/mKFkdFqD9k
焼き鳥屋が火事らしい。#渋谷 #宇田川町 pic.twitter.com/h2F2nkxCnb
— 鈴木 広宣 (@Craniology_t) April 1, 2021
映像では、Manhattan Recordsの奥のビルだってコトも解りますね。
結局、ボヤ程度で済んだようです。
収束までに1時間分ホドかかりましたね。
ホースとかも引き込まれて水飛沫もちょっと見えたので多少、放水もしたんでしょうね。
でも、ホントに炎が燃え上がるような最悪の状態じゃなくってマジで良かったです。
いや〜だけど、こういったコトって渋谷という密集した繁華街ではいつ起きても不思議ではナイような気がしましたね・・・。
特に、今回はボヤが起きたビルにFace Recordsさんがテナントで入っていたっていうのもナンか、自分の店に置き換えたらって考えるとタダゴトではナイな・・・って身にしみてカンジました。
Next Recordsの階下にも焼き鳥屋さんとか居酒屋さんがテナントとして入っていますからね。
数年前に、センター街でビル1棟が火事で燃えたってニュースになっていましたからね。
うわ〜〜コレは、コワい・・・。
思ったんですが、火事って野次馬で見ているぶんには「あぁ〜タイヘンだな・・・」ってカンゼンに他人事のようにカンジルのですが、今回のボヤ騒ぎでは全然、他人事にカンジなかったんですよね。
もしですよ・・・近くのビルが火災になってもらい火で当店にまで延焼したり被害がでても、賠償請求出来ないんですよね。
近くのビルでなくって同じビルの別のテナントから出火して消火作業で店内が水浸しなったとしても同じく賠償請求は出来ないという法律があるんですよね。
もうカンゼンにヤラれ損というカンジです。
自分のコトとして考えると、もしそうなったとしたら・・・もう廃業しかナイですよ・・・タブン。
一応、ちゃんと火災保険には入っていますが、全てをカンゼンに元の状態に戻せるような手厚い保障内容ではナイですからね。
イヤ〜もうね、ホントに災いはいつ自分の身に降り掛かってくるかってコトを考えるとコワイですね・・・。
マジで、今回のボヤ騒ぎでイロイロ考えさせられました。
MICKY DANIEL / OBEAH, THE WITCH WOMAN
MICKY DANIEL / OBEAH, THE WITCH WOMAN の試聴
next recordsのサイトでMICKY DANIELのレコードを探してみる
ちょっとフクザツな気持ちになったオイラですが、ボヤ騒ぎが無事収まって帰宅するために店閉めしているともう周りの飲食店はもうフツーに営業しているんですよね。
ボヤが起きた火元のとなりのカフェや飲食店なんて煙が立ち込めている状況でもフツーにお客さんがお茶飲んだり食事していましたからね。
ん〜ナンかやっぱりこういった何らかの被害が予想される状況下であってにソレを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい都合の悪い情報を無視したり「自分は大丈夫だろう・・・」ってドコかで思ってしまう「正常時バイアス」っていう心理状況になってしまうんでしょうね。
そういうオイラも今回の件では、正しい行動が出来ていたかというと疑問です・・・。
かといって、逃げる以外にどうこう出来るワケではナイのですが・・・。
イヤ〜しかし、ホントに火事は、コワイですね・・・今回の件で、火災保険のコトを見直したほうがイイかも・・・って思っちゃいました。
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