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こんな記事を読みました。
「すべて10万円以下で買える- 4万円から始めるアナログレコード生活! プロが選んだオススメシステム3選」

内容を要約すると、オーディオの専門家が選んだレコードに興味があるアナログレコードビギナーさん向けの購入ガイド的な内容のレビューです。
当店も、中古のTechnics SL-1200を店頭で販売しているのですが、レコードで音楽を楽しみたいって希望をするお客さんからオーディオのコトを相談されるコトがよくあります。
そういったビギナーさんとハナシをしていて思うのですが、はじめてアナログレコードを再生出来るオーディオの購入する人からすると、もうホントにまったく解らないコトだらけのような印象を受けたりします。
上記に記事を読んでみると丁寧にわかりやすく記事が書かれていると個人的には思うのですが、タブンだけどビギナーさん的には結構難しいコトだらけなのかもしれません。
こんなコトが記事に書いていました
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以下引用
レコードの再生には、レコードを回すアナログプレーヤー(ターンテーブル)、カートリッジと呼ばれるレコードを読み取る針、そのカートリッジを取り付けるトーンアーム、そして、読み取った信号を変換して増幅するフォノイコライザーアンプというものが最制限必要になります。

・アナログプレーヤー(ターンテーブル)
・カートリッジ
・トーンアーム
・フォノイコライザーアンプ
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いや〜コレは、ちょっと贅沢な構成じゃないかなぁ〜って個人的には思うのですが。
トーンアームを別で購入するのが最制限必要な構成って、ちょっとハイレベルすぎな気がしますケド・・・。

当店でターンテーブル購入を検討しているお客さんからは、よく訊かれるのは
「どうしたらレコードを聴くコトが出来ますか?」
って超基本的なコトを訊かれるコトがよくあります。
まぁ〜大体がレコード世代でない人です。年齢的には20代〜30代の人が多いですね。
コレ、難しいトコロなのですが、オーディオってお金をかける部分っていうのが際限なくあるんですよね。
ま〜最低の費用だと1万円から音を鳴らすコトが出来る一体型のレコードプレーヤーもあるし、自分でシステムを作り上げれば何百万円でも足らないくらいになるし・・・。

当店へ来てくれるこういったレコードビギナーさんは、
「どうやらTechnicsのSL-1200っていうレコードプレーヤーが名機らしい・・・」
っていうイメージがあるようです。
まぁ〜確かに名機ではありますケド・・・Technics SL-1200だけでは、音鳴りませんからね。
で、今の自宅のオーディオ環境を訊いてみると、まったくオーディオがナイって場合とミニコンポを持っているっていうケースが多いような気がします。
じゃあ、SL-1200を購入してあとナニを揃えればレコードが聴くコトが出来るのか・・・っていう説明が必要なのですが、コレはコレで両方共説明がなかなかしづらいんですよね・・・マジで。
基本的に、レコードは聴きたいんだけどオーディオには出来るだけ費用は抑えたいっていう場合が多いんですよ。
解ります・・・ソレっ!目的はレコードを聴くコトなのでオーディオ環境を充実させるコトではナイんですから。
ソレに更に難しいのは、費用は抑えたいんだケド、出来るだけイイ音で聴きたいっ!っていう欲求もあるんですよね。
こんな風に書くと矛盾だらけだと思うのですが、事実結構このパターンは多いんですよ。
じゃあ、1万円くらいで売っている一体型のレコードプレーヤーでイイんじゃないなって思うのですが、レコードプレーヤーはSL-1200が名機というかイイプレーヤーだというイメージが強く持ってるので、SL-1200を買ってレコードを聴き始めたいっていう気持ちがあるんですよね。
確かに、中古のTechnics SL-1200だと2〜3万円で手に入れられるのでそんなにハードルが高いワケではないですしね。
タブン、レコードプレーヤーの購入に関しては「ハズしたくないっ!」って気持ちがあるんでしょうね。

次に、レコードを再生させるので難しいのは、PHONO入力の説明です。
既にミニコンポを持っている人からすると、レコードプレーヤーを買えば家のミニコンポにつなげれば音が鳴るって思っている人が結構多いんです。
なので、必ず「自宅のミニコンポには、PHONO入力ついていますか?」って一応訊くのですが「ナンですか?ソレ?」っていうコトがよくあります。
出来るダケ、技術的なコトは言わずに説明するのですが、PHONO入力とフォノアンプの説明に関しては、ちょっと苦心します。
フォノアンプの説明はコチラ
あと、カートリッジの説明もなかなかハードルが高いんですよ。
カートリッジは、もうソレこそ安いモノから高価なモノまで千差万別で存在して、その音色もすべて異なるという・・・。
更に、高価なカートリッジだとソレ1個で10万円オーバーっていうのもありますし。
フォノアンプに関してもカートリッジに関しても費用は、出来るだけ抑えたいケド、出来るだけイイ音で聴きたいっていう欲求があるので、そんな中からナニを選べばイイのかっていうコトまで訊かれるんですよね。
もうホント、「ナニを買えばハズさないのか・・・」コレですよ。「絶対にハズさない問題」って個人的に言ってますが・・・(笑)
Technics SL-1200の説明やレコードの再生に最低必要な機器の説明はするのですが、「ドコのメーカーのナニ買えばイイのか・・・」っていうコトまではサスガに解りませんし。
そんなコトを言い出すとイイ音で聴きたいっていうのは解りますが、「あなたにとってイイ音っていうのはどんな音なのか?」ってコトとかそれらを購入して自宅のミニコンポにつなげてどんな音が鳴るのかってコトは、実際に繋げて鳴らしてみるまでまったく解らないってハナシにまでなりますしね。
幸いにも当店の隣には機材専門のDisc Jamさんがあるので
「あ〜フォノアンプとかカートリッジのコトは、おとなりのDisc Jamさんに相談してみたらイイですよ〜」ってホボ丸投げです・・・(笑)

DA POSSE feat. MARTELL / SEARCHIN' HARD
DA POSSE feat. MARTELL / SEARCHIN' HARDの試聴
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実際に過去にSL-1200を購入してくれたお客さんから「家にあるミニコンポにつなげたんだけど、小さい音しか鳴らなんだケド・・・」って問い合わせの電話があったコトもあります。
一応、PHONO入力のコトは、ちゃんと訊いたんですよ・・・すると「あ〜大丈夫です」という返事だったので。
だけど、電話で「プレーヤーのケーブルは、コンポのナンという穴に繋がけていますか?」って訊くと
「赤と白の色がついている穴に刺さっています」っていうので
「そこにナニか文字書いていませんか?」って訊くと
「エーユーエックスって書いています」って・・・
「あ〜ソレ、AUX(オグジュアリー)っ!」


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