flight_letsgetjazzy
東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード Next Recordsです。
とある日の土曜日の夕方に通販の梱包作業やお客さん対応に目処が立って時間があったのでかなり久しブリに渋谷のTOWER VINYLさんへ訪れてみました。
ちなみに1年間の内、自店舗の営業のために300日以上渋谷に通っていますが、TOWER VINYLさんへ訪れるのは、2回目という久しブリの訪問です。
元々新宿で営業していたTOWER RECORDSから渋谷に移転してきたが2021年9月で「一度、どんなお店なのか訪れてみたいなぁ〜」って思っていたのですがはじめて訪れるコトが出来たのは約1年後の2022年でした。
で、2024年の2月に販売面積を大幅に拡張するためにTOWER VINYLをリニューアルしたというニュースを見て同じく「どんなお店になったのか訪れてみたいなぁ〜」と思ってはじめて訪れたのが今回であります。
2021年に渋谷に移転して3年間で2回目の訪問・・・レコード店主的な発想だとホントは、もっと競合他店の動向やお店の運営とかに敏感になった方がイイんでしょうね〜距離的にはもうホント歩いて数分の場所なんだケド、心理的な距離がメチャ離れているみたいなカンジなのかなぁ(笑)

だけど、フダン当店で、接客していて思うのですがホント、TOWER VINYLのロゴマークが入ったショッパー(レコードを入れるビニールバック)を持ったお客さんが多いんですよね。
タブン、お客さんの買い物の流れが、TOWER VINYL〜Face Recordsに寄ってフト廻りを見渡すとNext Recordsのカンバンがあるのでついでに寄ってみようか・・・みたいなカンジなんでしょうね。
ちなみについでに訪れるお客さんのホトンドが外国人です。
渋谷のレコード店界隈の規模感からするとTOWER VINYLとHMV record shopがデカいレコード店なのですが、当店からすると明らかにHMV record shopの方が近いんですが、お客さんの持っているショッパーのロゴマークは、TOWER VINYLの方がよく見かけますね。
で、およそ2年ブリに訪れたTOWER VINYLさんですが、週末の夕方というコトもあって結構なお客さんがレコードを見ていました。
まぁ〜売り場面積も相当広いので結構な人数のお客さんが訪れていても密度は、パラパラというカンジに見えるのですが、ザッと人数を数えてみたトコロ、80人以上のお客さんが滞在していましたね。
訪れているお客さんの比率は、見たトコロ7割くらいが外国人でしたね。
男女比は、8:2くらいで圧倒的に野郎率が高いです。
年齢の比率は、30代位の人が多いカンジですね・・・でも、意外にも20代くらいの若い人も多いです。
そういえば、TOWER RECORDSが2019年に新宿にアナログレコード専門の売り場を作った時に記事にしたコトを思い出しました。
その時の記事はコチラ
タワーレコードのレコード専門フロアに行ってきた。

この記事を読み返してカンジたのですが、コレ今から5年前の画像なのですがこの時は、圧倒的に日本人率が高いですね、さらにツッコめばオッサン率が高い(笑)
今と比べるとお客さんの構成は、カンゼンに変わっていますね。

店内の様子は、あのデカいTOWER RECORDSのビルの1フロアすべてがアナログレコード専門のフロアになっているだけあって相当広いです。
で、その広いフロアにジャンル別で区切られているようなカンジになっています。
販売されているレコードは、新譜・再発盤と中古盤で、ボリューム的には新譜・再発盤の方が多いですね。
新譜・再発盤と中古盤でレコード棚は別けられていたのですがレコードを見ているお客さんは、明らかに新譜・再発盤が入ったレコード棚を見ている人が多いカンジでしたね。
オイラからすると新譜や再発盤なんていつでも買えるのでそんなの後回しにして今、そのレコード店でしか購入できない中古盤の方をメインにディグった方がイイのにっ!って率直に思うのですが、今のレコードを購入している人はそうではナイんでしょうね。

せっかくレコード店に訪れたので初心にかえってエサ箱に入ったレコードを見てみました。
一応、ちゃんと12インチシングルは、別に「12インチシングルコーナー」が設けられていたので助かりましたね〜でも、お店の規模感からすると圧倒的に12インチシングルの在庫数は少ないですね。
まぁ〜このアタリもTOWER VINYLさん的には、メインの販売アイテムではナイって位置づけなのかもしれませんね。
コレは、TOWER VINYLからの流れで当店に訪れるお客さんからも受ける印象と同じで当店の在庫しているレコードのほぼ全てが12インチシングルであるコトを知ると店内を一巡するだけでお帰りなるトコロから解るようにお客さんのお目当てのレコードは、LP(アルバム)がメインなんでしょうね。

で、TOWER VINYLの在庫の12インチシングルを見出したのですがオイラの職業柄というか性分なのかも知れませんが、レコード店に在庫している12インチシングルは、一通り全部チェックしないと気がすまないんですよね。
で、エサ箱スタイルでストックされている部分はモチロン、その下の棚、要するに背表紙がコチラ側に向いて在庫されているレコードもしゃがんで全部チェックしちゃうんですよね。
で、ガシガシとレコードを掘り進めてフト、我に返って廻りを見渡すと・・・ダレも下の棚に入ったレコードをしゃがんでチェックなんてしていないんですよね。
「アレ?もしかしてオイラ、超浮いてるかも?」ってカンジちゃった次第であります。
他のお客さんがどんなカンジでレコードを掘っているのかってコトを客観的に観察してみると、大多数のお客さんがエサ箱の上に入ったレコードをサクサクってカンジでアッサリとチェックしているような印象です。
お好みのジャンルのレコード棚をザクザクと一生懸命に掘り進めていくような掘り方をしている人は、あまりいませんでした・・・というか、オイラの掘り方がかなり異彩を放つようなカンジに見えちゃっていたかもしれませんね・・・。
でも、レコードに興味がなかったらこんなアナログレコードしか在庫していないお店には訪れないので来店しているお客さん全員がそれぞれお好みのレコードを購入したい為にTOWER VINYLに訪れているコトは間違いないのですが、タブンそのレコードにかける意気込みというか熱量の差なのかなぁ。
まぁ〜海外から旅行で日本に訪れているホトンドの人は、観光ついでにレコード店へ訪れているカンジなのでそんなにレコード店への熱量は高くないのは、自然なコトなんでしょうね。
TOWER VINYLさんの在庫している12インチシングルに関しては、オイラ的にはあまり興味をソソるような内容ではなかったです・・・まぁ〜コレは、TOWER VINYLさんの12インチシングルの状況を事前に他のお客さんから訊いた通りでしたね〜入荷とかのタイミングもあると思いますが、コレはっ!っていうタイトルの12インチシングルを見つけには、至りませんでした。
店内には1時間ホド滞在したのですが、結構な頻度でお会計を待つレジの行列が発生していましたね・・・ん〜スゴいっ!レコードを買うのにレジに行列が出来るとは、お店の在庫しているレコードとお客さんのニーズがカンゼンにマッチしている状態なんでしょうね。
にしても、外国人客がホント、多いんですよね〜コレは、タブンなんかしらのプロモーション的なコトがキッチリと行われていているんでは、ナイでしょうかね。

で、TOWER VINYLを訪れて1週間後にこんなニュースが・・・。
「音楽はサブスク」時代になぜ? 最高益を更新したタワレコ大復活の理由
ナンとTOWER RECORDSが2022年には赤字転落から2023年には約10億の黒字、さらに2024年は前期比85.5%増の18億8300万円と増益したというニュース、さらにこの数字はCDがもっとも売れていた時期を上回る過去最高益だそうです。
コレ、TOWER RECORDS全体の利益なのですがすが、上記の記事にも少し取り上げられていますが、リニューアルしたTOWER VINYLの売上も少なからず影響している様子がカンジますね。

まぁ〜ナンにせよTOWER VINYLさん、イケイケみたいですね。

FLIGHTT / LET'S GET JAZZY
FLIGHTT / LET'S GET JAZZYの試聴
next recordsのサイトでFLIGHTTのレコードを探してみる

先日、以前動画で当店を紹介してくれたELLA RECORDSのスタッフさんとお話しする機会がありました。
上記の動画制作では、「【RECORD SNAP JAPAN】YOUは日本でどんなレコードを買ってる?」という街でレコードを持っているレコード好きな外国人に声をかけてインタビューをするという企画があるんですよね。
そういった経緯もあってコレまでに多くのレコード好きな外国人とハナシをしたと言っていました。
で、インタビューをした外国人のレコード歴は、どれくらいなの?って尋ねるとホトンドの人がココ2〜3年前にレコードを聴き始めた人なんですよね〜って教えてくれました。
そういったコトとオイラがTOWER VINYLで見かけたお客さん層を照らし合わせると、タブン最近レコードを聴きはじめてコレクションするようになったライト・リスナー層が今のアナログレコードのブームを牽引しているんじゃないかなぁ〜って思ったんですよね。
オイラも店頭でそういった外国からのお客さんを接客していてカンジるのですが、知る人ぞ知るみたいなマニアックな曲のレコードよりも80年代とか90年代とかにヒットチャートの上位にランキングされたメジャーなヒット曲のレコードをよく買っていくんですよね。
もうレコード歴ン十年みたいな人は、そういったメジャーな曲のシングルってリアルタイムで買っている人が多いんですよね。
ソレに、そういったヒット曲のレコードを買ってくれるお客さんの年齢も「キミ、まだ生まれていないでしょう!(笑)」みたいな比較的若い人が買ったりしているですよね。
TOWER VINYLの在庫のレコードってそういったニーズのアイテムを豊富にラインナップしていたのでお客さんのニーズを的確にキャッチアップできているのが最高益に繋がったのかもしれませんね。
他店のコトとはいえ、アナログレコードを聴いてコレクションするというカルチャーが広くなるコトには、率直にウレシく思う次第であります。
ウチもがんばろう〜っと。

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