最近、ニュースでも話題になっていますね〜クレジットカード詐欺。
フダン、フツーに買い物する時は、クレジットカード決済 & キャッシュレス決済が当たり前の世の中になって特にクレジットカード詐欺が増えてきたようなカンジがします。
クレジットカードの利用明細って「今月の支払いってイクラかな?」ってタイミングで月イチくらいで確認する人が多いんじゃないでしょうかね?
で、その利用明細に「アレ?この支払いってナニ?」ってカンジで見に覚えのない支払いがあって、「もしかして詐欺にやられたかも?」って気づくコトが多いんじゃないでしょうか?
コレね、リアル店舗で不正利用されたってコトよりも圧倒的にECサイトなどの非対面での決済で多く発生しているみたいなのです。
クレジットカードの不正利用の手口や原因として多いのは、フィッシング詐欺、スキミング、ネットショッピング詐欺、出会い系サイト詐欺、なりすまし、ネットショップからの情報漏洩などだそうです。
ちなみに2024年は、クレジットカードの不正利用被害は過去最高額になっているそうです。
で、クレジットカード所有者が、「見に覚えのない支払いがある!」って気がついたらカード会社に連絡したり警察へ被害届を提出したりしてナンらかの対応をしますよね。
で、不正利用が認められた場合は、カード会員規約にもとづき全額補償されるというコトになっています。
コレは、クレジットカード利用者の保護というコトになっているんでしょうね。
で一方、例えばECサイトで不正に入手されたクレジットカード情報によって買い物された場合、お店はその買い物が不正利用されたかどうかはわかんないんですよ。
もうフツーに注文が入ったので商品を送ります、で翌月くらいにECサイトに組み込んであるクレカ決済会社から「不正利用されたクレジットカードで支払われたのでこの売上を利用者に返金します」って連絡がありその代金全額を一旦入金された売上から強制的に返金されちゃうんですよ。
このコトを「チャージバック」っていうんです。
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チャージバックとは、クレジットカードの不正利用や商品の未発送、届いた商品の破損などの理由で、カードを保有する消費者が決済に対して同意しない場合に、クレジットカード会社が売上を取り消して消費者に返金する仕組みです。
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このチャージバックが発生するとEC事業者は、入金済み売上を返金するだけでなく、発送済商品も失ってしまうため、かなりデカい損害が発生するんですよね。
また、不正利用被害が増えるコトで、不正顕在化加盟店(ブラックリスト)としてJDM(加盟店情報交換センター)に登録される可能性もあり今後クレジットカード決済が利用できないという状況になってしまいます。
要するに商品は、返ってこない & 売上は入ってこない、クレカ決済が利用不可というお店的には最悪な状況になってしまうんですよね。
ECサイトを運営しているショップは、このチャージバックが起きないようにとにかく注意しているんですよね。
しかしそういった不正利用に対応するテクノロジーも進化していて、今当店が利用しているショッピングカートシステムは、クレジットカードで決済が行われたらその利用が正常な支払いなのか、不正利用されたモノなのか検知する不正注文検知システムが組み込まれているんですよね。
毎回、クレカ決済された場合にその検知システムによって不正解析が行われていてその注文が正しく注文されたのか不正注文なのかというコトを危険度、低・中・高というカンジで判定してくれるんですよね。
でも、この不正注文検知システムもカンペキではなくって危険度 中が出た場合は、購入者に「正しい注文なのか連絡して再確認してください」というアラートが表示されるんですよね。
う〜ん、ナカナカ良くできたシステムです。
当店では、海外からも時々注文があるんですよね、で先日メキシコから結構なボリュームの注文がありました。
で、その時のお支払いはトーゼン海外からなのでクレジットカード決済です。
先に、説明した不正注文検知システムの危険度判定は、「低」でした。
あえて気になる点といえば、支払いを行った人の請求先住所・氏名と商品の送り先の住所・氏名が異なるコトくらいです。
コレは、海外からの注文でプレゼントとかの理由で時々あるコトなので特に気にするコトはナイと判断してフツーに注文品を送りました。
モチロン、荷物の追跡もちゃんと出来る配送方法です。
で、1ヶ月ホドしたある日、利用しているECカート会社から「チャージバック手続きが開始されました」とメールが届きました。
そのメールの内容は「お客様(支払い者)は、この注文は不正だと銀行に通報しました」と書かれています。
さらに「銀行は、その料金をお客様へ返金し、支払い金額をあなたに請求しました。その総額は、あなたの次の支払いから差し引かれます。」と書かれています。
その返金額、10万円オーバーっ!ガーーーーンっ!
どうやら不正利用されたクレジットカードの所有者本人が、利用明細を見た時に「ナニ?Next Records Japanってナンだ!?この支払は・・・?知らないぞっ!不正利用されたっ!」って被害届けをカード会社に提出したみたいなのです。
商品を受け取った人は、いわゆる詐欺師はナンらかの方法によって被害者のクレジットカードの情報を盗んで商品を注文をして受け取った・・・みたいなカンジです。
「やられた・・・(泣)」もう絶望ですよ・・・マジで・・・商品も盗られて代金も失うという最悪な状況です。
オイラが解っているのは、クレジットカードの所有者の名前・住所(電話番号とメルアドは不明)、商品の注文者(詐欺師?)の名前・住所・メルアド・電話番号です。
商品の受け取り状況を確認すると確実に配送先に届けられています。
こんな状況でオイラに出来るコトは、注文者(詐欺師?)へ連絡して「お金を返して!」ってメールするくらいです・・・タブン、電話番号もメルアドもデタラメだと思うケド・・・そもそもはじめから商品を騙し盗ろうとしているヤツがまともに正しい電話やメルアドを登録するワケないですからね。
だけど一応、ダメもとだと思いつつ、「クレジットカード会社から不正利用申告がされたコト」と「あなたは注文品を受け取っているのにどうして不正利用されたと申告したのか」ってコトをタブン、返事は絶対ナイだろうと思いつつ書いて連絡しました。
すると翌日、返事が返ってきたんですよっ!
注文者の説明によると、注文者とクレジットカード所有者は、父娘だそうです。
今回の注文は、父親から娘への誕生日プレゼントだったそうで、娘が父親からクレジットカードを受け取って欲しいモノを当店のWebサイトから注文したそうです。
で、荷物を受け取った約1ヶ月後に父親がクレジットカードの利用明細を確認したトコロ、娘にクレジットカードを貸して欲しいモノを買っていいよといったコトをカンゼンに忘れていたため「不正利用されたっ!」ってカン違いして通報したというコトのようです。
まぁ〜お父さん自身がネットで注文したワケではナイのでウッカリしていたんでしょうね〜ケースとしては、アリガチなパターンでもあります。
Next Records的には、最悪の状況は、免れそうで少し安堵しました・・・娘さんには、お父さんへ不正利用申告を取り下げてもらうようにお願いしました。
娘さんとお父さんも「悪いコトしたなぁ・・・」って思ったようで、直ちにカード会社へ不正利用申告を取り下げるよう依頼してくれました。
で、今度はオイラ側のクレジットカード決済会社へ連絡してチャージバックされる処置を解除してもらうように連絡しました。
しかしコレがなかなかハードルが高いコトを知りました。
説明によるとクレジットカード決済は、当店へ代金が入金されるまでの間にさまざなサービス会社や金融機関が入っているために一旦、チャージバック申請がされるとその取消が容易ではないコト、さらにクレジットカード所有者とその利用店(Next Records)との双方で問題が解決して和解したとされる証明書が必要だというコト、さらにその和解に至った内容の経緯のやり取りまで客観的にみて判断できるようにするコトが必要だと説明されました。
コレを当店が利用しているカートシステム会社のサポート担当者とチャット画面でやり取りするんですが、なかなかスムーズにハナシが進まないんですよね。
一応、日本語でのやり取りナンですが、どうやらサポートセンターは海外にあるようでサポートの担当者は、外国人で翻訳ソフトを使ってのチャットのやり取りなんです。
オイラは、クレジットカード所有者が不正利用申告を取り下げれば問題は、スグにすべて解決出来ると単純に考えていたのですが、実際は全然そんなコトはなくって不正利用申告は、電話一本するだけでスグに対応できるケド、その解除はその何十倍もの量の手続きが必要だというコトを思い知るのでした。
特に「双方で問題が解決して和解したとされる証明書」というのがなかなか難しくてその書類をクレジットカード所有者が使っている銀行もしくはクレジットカード会社から発行してもらうようにと説明されました。
「その証明書って具体的にナンていう書類なのですか?」ってサポート担当者に訊くと「証明書の名称は、わかりません」って。
要するにカード所有者がカード会社に「不正利用の申告を取り下げした書類」をリクエストしてソレを当店に送ってもらい、その書類を当店が利用しているクレジットカード決済会社へ提出してその内容に間違いがなければはじめて支払われた代金がコチラに戻ってくるというコトのようです。
さらにこの書類を2025年1月1日までに提出しなければ無条件に代金は返金されないそうです・・・っていうナンともキビシイ状況。
しかもですよ・・・ソコまで書類を用意して提出してもソレを公正なモノと判断するかは、クレジットカード所有者のカード会社が裁定するというのです。
なおかつ、その裁定が下るまでに1ヶ月〜3ヶ月の期間が必要でさらに下った裁定に関する異議申し立ては一切できないという・・・はぁ・・・コレは、代金を取り戻すのもマジで相当な苦労が必要です。
しかもコレをオイラがメキシコのお客さんとやり取りするんですよ・・・ソレに、クレジットカード所有者のお父さんってタブン、結構な歳だとおもうんですが、そんな高齢のお父さんがカード会社にこの内容を説明してちゃんと書類をもらうコトが出来るのか・・・っていう問題もあります。
うーーーん、果たして代金は、ちゃんと戻ってくるのでしょうか・・・メキシコのお父さんは、カード会社に連絡してその難解な書類を受け取るコトが出来るのでしょうか・・・なかなか、ムズカシイような気がします・・・コレ。
BO BOSS / TEQUILA
BO BOSS / TEQUILAの試聴
next recordsのサイトでBO BOSSのレコードを探してみる
そういえば20年くらいまでに海外のレコードバイヤーにクレジットカード経由で代金を支払ったんだけど、レコードを送ってもらえなくてその代金を取り返すのに必要な書類だというコトで赤坂にあるアメリカ合衆国大使館に出向いてアメリカの公証人に間違いなく代金を支払ったというコトを宣誓して公正証書をもらいに行ったコトをこの記事を書いていて思い出しました。
今ならタブン、クレジットカード会社に今回のメキシコのお父さんのように「不正利用された!」って連絡するだけで代金を取り戻すコトが出来るみたいだけど、20年くらい前はまだネットでの買い物でのそういった補償が確立されていなかったんでしょうね。
というか、お金を取り戻すというのは、なかなかタイヘンですね・・・だけど、思うんだけど本当に不正利用されたのなら仕方がナイのですが、今回のように不正利用されたと申告した本人がその申告自体を取り下げたんだから、すぐに解決してくれてもイイと思うんですケドね。
さらに、このチャージバックってクレジットカードの不正利用から消費者を守る大切な仕組みだというコトは解るのですが無条件で一方的に加盟店側に損害を被せる補償のやり方、明らかに公平ではナイですよね・・・現状では、チャージバックが起きた時って加盟店が泣き寝入りになってしまうというコトになるのがトーゼンのような仕組みななっているコトになんだかモヤモヤします。
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このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
フダン、フツーに買い物する時は、クレジットカード決済 & キャッシュレス決済が当たり前の世の中になって特にクレジットカード詐欺が増えてきたようなカンジがします。
クレジットカードの利用明細って「今月の支払いってイクラかな?」ってタイミングで月イチくらいで確認する人が多いんじゃないでしょうかね?
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クレジットカードの不正利用の手口や原因として多いのは、フィッシング詐欺、スキミング、ネットショッピング詐欺、出会い系サイト詐欺、なりすまし、ネットショップからの情報漏洩などだそうです。
ちなみに2024年は、クレジットカードの不正利用被害は過去最高額になっているそうです。
で、クレジットカード所有者が、「見に覚えのない支払いがある!」って気がついたらカード会社に連絡したり警察へ被害届を提出したりしてナンらかの対応をしますよね。
で、不正利用が認められた場合は、カード会員規約にもとづき全額補償されるというコトになっています。
コレは、クレジットカード利用者の保護というコトになっているんでしょうね。
で一方、例えばECサイトで不正に入手されたクレジットカード情報によって買い物された場合、お店はその買い物が不正利用されたかどうかはわかんないんですよ。
もうフツーに注文が入ったので商品を送ります、で翌月くらいにECサイトに組み込んであるクレカ決済会社から「不正利用されたクレジットカードで支払われたのでこの売上を利用者に返金します」って連絡がありその代金全額を一旦入金された売上から強制的に返金されちゃうんですよ。
このコトを「チャージバック」っていうんです。
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チャージバックとは、クレジットカードの不正利用や商品の未発送、届いた商品の破損などの理由で、カードを保有する消費者が決済に対して同意しない場合に、クレジットカード会社が売上を取り消して消費者に返金する仕組みです。
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このチャージバックが発生するとEC事業者は、入金済み売上を返金するだけでなく、発送済商品も失ってしまうため、かなりデカい損害が発生するんですよね。
また、不正利用被害が増えるコトで、不正顕在化加盟店(ブラックリスト)としてJDM(加盟店情報交換センター)に登録される可能性もあり今後クレジットカード決済が利用できないという状況になってしまいます。
要するに商品は、返ってこない & 売上は入ってこない、クレカ決済が利用不可というお店的には最悪な状況になってしまうんですよね。
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しかしそういった不正利用に対応するテクノロジーも進化していて、今当店が利用しているショッピングカートシステムは、クレジットカードで決済が行われたらその利用が正常な支払いなのか、不正利用されたモノなのか検知する不正注文検知システムが組み込まれているんですよね。
毎回、クレカ決済された場合にその検知システムによって不正解析が行われていてその注文が正しく注文されたのか不正注文なのかというコトを危険度、低・中・高というカンジで判定してくれるんですよね。
でも、この不正注文検知システムもカンペキではなくって危険度 中が出た場合は、購入者に「正しい注文なのか連絡して再確認してください」というアラートが表示されるんですよね。
う〜ん、ナカナカ良くできたシステムです。
当店では、海外からも時々注文があるんですよね、で先日メキシコから結構なボリュームの注文がありました。
で、その時のお支払いはトーゼン海外からなのでクレジットカード決済です。
先に、説明した不正注文検知システムの危険度判定は、「低」でした。
あえて気になる点といえば、支払いを行った人の請求先住所・氏名と商品の送り先の住所・氏名が異なるコトくらいです。
コレは、海外からの注文でプレゼントとかの理由で時々あるコトなので特に気にするコトはナイと判断してフツーに注文品を送りました。
モチロン、荷物の追跡もちゃんと出来る配送方法です。
で、1ヶ月ホドしたある日、利用しているECカート会社から「チャージバック手続きが開始されました」とメールが届きました。
そのメールの内容は「お客様(支払い者)は、この注文は不正だと銀行に通報しました」と書かれています。
さらに「銀行は、その料金をお客様へ返金し、支払い金額をあなたに請求しました。その総額は、あなたの次の支払いから差し引かれます。」と書かれています。
その返金額、10万円オーバーっ!ガーーーーンっ!
どうやら不正利用されたクレジットカードの所有者本人が、利用明細を見た時に「ナニ?Next Records Japanってナンだ!?この支払は・・・?知らないぞっ!不正利用されたっ!」って被害届けをカード会社に提出したみたいなのです。
商品を受け取った人は、いわゆる詐欺師はナンらかの方法によって被害者のクレジットカードの情報を盗んで商品を注文をして受け取った・・・みたいなカンジです。
「やられた・・・(泣)」もう絶望ですよ・・・マジで・・・商品も盗られて代金も失うという最悪な状況です。
オイラが解っているのは、クレジットカードの所有者の名前・住所(電話番号とメルアドは不明)、商品の注文者(詐欺師?)の名前・住所・メルアド・電話番号です。
商品の受け取り状況を確認すると確実に配送先に届けられています。
こんな状況でオイラに出来るコトは、注文者(詐欺師?)へ連絡して「お金を返して!」ってメールするくらいです・・・タブン、電話番号もメルアドもデタラメだと思うケド・・・そもそもはじめから商品を騙し盗ろうとしているヤツがまともに正しい電話やメルアドを登録するワケないですからね。
だけど一応、ダメもとだと思いつつ、「クレジットカード会社から不正利用申告がされたコト」と「あなたは注文品を受け取っているのにどうして不正利用されたと申告したのか」ってコトをタブン、返事は絶対ナイだろうと思いつつ書いて連絡しました。
すると翌日、返事が返ってきたんですよっ!
注文者の説明によると、注文者とクレジットカード所有者は、父娘だそうです。
今回の注文は、父親から娘への誕生日プレゼントだったそうで、娘が父親からクレジットカードを受け取って欲しいモノを当店のWebサイトから注文したそうです。
で、荷物を受け取った約1ヶ月後に父親がクレジットカードの利用明細を確認したトコロ、娘にクレジットカードを貸して欲しいモノを買っていいよといったコトをカンゼンに忘れていたため「不正利用されたっ!」ってカン違いして通報したというコトのようです。
まぁ〜お父さん自身がネットで注文したワケではナイのでウッカリしていたんでしょうね〜ケースとしては、アリガチなパターンでもあります。
Next Records的には、最悪の状況は、免れそうで少し安堵しました・・・娘さんには、お父さんへ不正利用申告を取り下げてもらうようにお願いしました。
娘さんとお父さんも「悪いコトしたなぁ・・・」って思ったようで、直ちにカード会社へ不正利用申告を取り下げるよう依頼してくれました。
で、今度はオイラ側のクレジットカード決済会社へ連絡してチャージバックされる処置を解除してもらうように連絡しました。
しかしコレがなかなかハードルが高いコトを知りました。
説明によるとクレジットカード決済は、当店へ代金が入金されるまでの間にさまざなサービス会社や金融機関が入っているために一旦、チャージバック申請がされるとその取消が容易ではないコト、さらにクレジットカード所有者とその利用店(Next Records)との双方で問題が解決して和解したとされる証明書が必要だというコト、さらにその和解に至った内容の経緯のやり取りまで客観的にみて判断できるようにするコトが必要だと説明されました。
コレを当店が利用しているカートシステム会社のサポート担当者とチャット画面でやり取りするんですが、なかなかスムーズにハナシが進まないんですよね。
一応、日本語でのやり取りナンですが、どうやらサポートセンターは海外にあるようでサポートの担当者は、外国人で翻訳ソフトを使ってのチャットのやり取りなんです。
オイラは、クレジットカード所有者が不正利用申告を取り下げれば問題は、スグにすべて解決出来ると単純に考えていたのですが、実際は全然そんなコトはなくって不正利用申告は、電話一本するだけでスグに対応できるケド、その解除はその何十倍もの量の手続きが必要だというコトを思い知るのでした。
特に「双方で問題が解決して和解したとされる証明書」というのがなかなか難しくてその書類をクレジットカード所有者が使っている銀行もしくはクレジットカード会社から発行してもらうようにと説明されました。
「その証明書って具体的にナンていう書類なのですか?」ってサポート担当者に訊くと「証明書の名称は、わかりません」って。
要するにカード所有者がカード会社に「不正利用の申告を取り下げした書類」をリクエストしてソレを当店に送ってもらい、その書類を当店が利用しているクレジットカード決済会社へ提出してその内容に間違いがなければはじめて支払われた代金がコチラに戻ってくるというコトのようです。
さらにこの書類を2025年1月1日までに提出しなければ無条件に代金は返金されないそうです・・・っていうナンともキビシイ状況。
しかもですよ・・・ソコまで書類を用意して提出してもソレを公正なモノと判断するかは、クレジットカード所有者のカード会社が裁定するというのです。
なおかつ、その裁定が下るまでに1ヶ月〜3ヶ月の期間が必要でさらに下った裁定に関する異議申し立ては一切できないという・・・はぁ・・・コレは、代金を取り戻すのもマジで相当な苦労が必要です。
しかもコレをオイラがメキシコのお客さんとやり取りするんですよ・・・ソレに、クレジットカード所有者のお父さんってタブン、結構な歳だとおもうんですが、そんな高齢のお父さんがカード会社にこの内容を説明してちゃんと書類をもらうコトが出来るのか・・・っていう問題もあります。
うーーーん、果たして代金は、ちゃんと戻ってくるのでしょうか・・・メキシコのお父さんは、カード会社に連絡してその難解な書類を受け取るコトが出来るのでしょうか・・・なかなか、ムズカシイような気がします・・・コレ。
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そういえば20年くらいまでに海外のレコードバイヤーにクレジットカード経由で代金を支払ったんだけど、レコードを送ってもらえなくてその代金を取り返すのに必要な書類だというコトで赤坂にあるアメリカ合衆国大使館に出向いてアメリカの公証人に間違いなく代金を支払ったというコトを宣誓して公正証書をもらいに行ったコトをこの記事を書いていて思い出しました。
今ならタブン、クレジットカード会社に今回のメキシコのお父さんのように「不正利用された!」って連絡するだけで代金を取り戻すコトが出来るみたいだけど、20年くらい前はまだネットでの買い物でのそういった補償が確立されていなかったんでしょうね。
というか、お金を取り戻すというのは、なかなかタイヘンですね・・・だけど、思うんだけど本当に不正利用されたのなら仕方がナイのですが、今回のように不正利用されたと申告した本人がその申告自体を取り下げたんだから、すぐに解決してくれてもイイと思うんですケドね。
さらに、このチャージバックってクレジットカードの不正利用から消費者を守る大切な仕組みだというコトは解るのですが無条件で一方的に加盟店側に損害を被せる補償のやり方、明らかに公平ではナイですよね・・・現状では、チャージバックが起きた時って加盟店が泣き寝入りになってしまうというコトになるのがトーゼンのような仕組みななっているコトになんだかモヤモヤします。
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