先日、こんなニュースを読みました。
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渋谷にレコードカフェ「レココ渋谷」2号店 人気受け店舗拡大
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レコードとカフェを組み合わせたお店です・・・というか、この組み合わせ自体は、別段新しくもナイのですが斬新なのは各テーブルにレコードプレーヤーが備え付けられていてカフェのレコード・ライブラリーからお好みのレコードを選んで席でドリンクを飲みながらレコードを聴けるというコンセプトのお店です。
お店のHPを見たトコロ、2023年から営業していて2024年の夏に2店舗目がオープンしたんですね。
席では、ペアのお客さんが並んでヘッドホンでレコードを聴いてお茶するというスタイル・・・。
カフェのライブラリーは、内外問わず人気のアナログレードが300枚用意されている。
このスタイルのカフェは、数年前から韓国ソウルで流行していた。
1店舗目をオープンしたトコロ、女性客らを中心に行列が絶えなかったので2号店オープンとなった。
運営元は、SNSマーケティング会社。
はじめこのニュースを読んだ時、レコードを聴きながらお茶をするというコンセプトに率直に「そんなコトにニーズあるのか・・・」って思ったのですが、ニュースを読んでいると色々と気付きがありました。
ちょっと不思議なのですが、カフェで友人と並んでレコードを聴きながらお茶するというのは、イイのですがヘッドホンをしてレコードを聴いているとコレって友人とのおしゃべりがまったく出来ないですよね・・・(笑)
友人と一緒にレコードを聴きながら語るというスタイルは、昭和の時代から文化として結構あったと思います、ソレはカフェではなくってだいたい友人宅であったりしましたが。
一緒にレコードを聴きながら「この曲、イイよね〜」とか言いながら自分のレコードコレクションから友人が好きそうな曲をセレクトしてオススメしたりナンかするという過ごし方ですね。
ソコにはやはり「音楽 + コミニュケーション」という2つが共有されるコトで成されるのだと思うのですケド、ヘッドホンで並んで1枚のレコードを聴いて「この曲イイよね〜」って共感しあいたい時って、チョンチョンって隣の友人の肩を叩いてお互いヘッドホンを外して「この曲、イイよねっ!」「そうだねっ!」ってやるんでしょうか?
それとも、2人並んでヘッドホンではレコードを聴きながら、スマホでLINE経由で「この曲、イイね!」って共感し合うのでしょうか?(笑)
このスタイルの発祥は韓国ソウルでの流行というコトなのでコチラも調べてみると、確かに各テーブルにプレーヤーが設置されたカフェがいくつもありますね。
ソウルでもいくつもこのテーブルでレコードを聴きながらお茶するスタイルのカフェがいくつもあるようですね。
本場ソウルのレコードカフェは、ライブラリーもかなり充実しているようなカンジです。
一方、渋谷のレコードカフェは、300枚・・・ん〜300枚か・・・枚数が多い方がゼッタイに良いとは言い切れませんがちょっと物足らないカンジもしますね。
で、上記の記事にも書いてあったんですが
「2023年12月、1号店をオープン。女性客らを中心に人気となり行列が絶えなかったことから、2号店を、1号店の隣のビルに2024年7月にオープンした」
という超絶人気な様子というコト・・・。
このニュースの状況を記事を読んでオイラもちょっと思い当たるコトがありました。
それは、「ココ最近、若い女性客が目に見えるカタチで明らかに増えてきた」というコトです。
渋谷のレコードカフェは、レコードが持っているちょっとしたオシャレ感をカフェという女性にも馴染みのあるスペースをマッチングさせているというカンジだと思うのですが、このカフェに訪れるお客さんってタブン、「ちょっとレコードに興味があるかも・・・」ってカンジている超ビギナー層へ向けたサービスであるコトが伺えます。
各テーブルには、レコードの取扱方法なんかがレクチャーされている動画を見ながらレコードの聴き方をちゃんと教えてくれるみたいな案内がされているようですね。
まぁ〜レコードライブラリーが300枚ですからね・・・超ビギナー向けへのサービスであれば、300枚でも十分多いかもしれませんね。
シティ・ポップに宇多田ヒカル、Michael JacksonにBeatles、アニソンにサントラ等、様々なジャンルの解りやすいレコードが並んでいるトコロからもレコード・リスニングの入り口的なカンジのセレクションなんでしょうね。
で、こういったスタイルのカフェでレコードの魅力について「私も部屋でレコードを聴きたいかもっ!」ってカンジてレコードへの取っ掛かりに繋がるみたいなカンジなのでしょうね。
で、当店のような超マニアックな12インチシングル専門のレコード店にも関わらず、女性客が訪れる・・・ってコトに繋がっているのかもって・・・って思った次第であります。
記事にも書いてあったのですが、この渋谷で人気のレコードカフェを運営しているのは、レコードとはまったく縁もゆかりもナイ、SNSマーケティング会社というのもちょっと気になりました。
コレは、レコードの販売に関して日々四苦八苦しているレコード店主からしてみると「マジ、スゲェな・・・」って率直にカンジましたね。
ホント、このレコードカフェ人気は、レコードがちょっと流行っているという部分も多少あるとは、思うのですがカンゼンにマーケティングの力じゃないかな・・・って思ったんですよ。
このスタイルのカフェのコンセプト自体は既に韓国 ソウルで流行しているという下地があったとは、思うのですがそのままそのコンセプトを日本に持ってきてそのレコードカフェが流行るのかっていうとゼッタイに無理だと思うのです。
しかもカフェなんて競合他店が多数存在しているレッドオーシャンで超絶移り変わりの激しいビジネスです・・・ソコで、1年そこらでお客さんの行列が出来るカフェに成長させてしかも2号店のオープンしちゃうって相当難しいとコトだと思うんですよね。
じゃあナンでこのレコードカフェが行れるが出来るくらい人気のカフェになったのか・・・ですよね。
お客さんは、お茶をしたいからこのカフェに訪れるのワケでナイでしょう。
イロイロな音楽を聴きたいからこのカフェに訪れるのではナイでしょう。
じゃあどういった理由でこのカフェに並んでまで訪れたいのか・・・ですよね。
カフェの主なお客さんってやはり若い女性だと思うんですよね、そういったターゲット層に向けてSNSを使って刺さるプロモーションを仕掛けた結果、若い女性客が「このカフェに行ってみたい」って感情を揺さぶられるんでしょうね。
ソコには、ホント綿密に計算された仕掛けがあるんでしょうね・・・ん〜どうやったら若い女性客が「レコードを聴きながらカフェでお茶したいっ!」って気持ちになるんだろう〜マジで知りたいっ!
このレコードカフェを運営している会社は、このレコードカフェの他にも自撮り出来るフォトスタジオや世界にヒトツだけのオリジナル口紅(リップ)を作れるワークショップなんかを運営していて結構、若い女性向けへのプロモーションが得意な会社のようですね。
カフェっていうとどうしてもそのカフェ・オーナーのカラーが全面的に溢れ出ちゃう傾向になりガチですが、このレコードカフェ・・・ホント、シンプルなカンジのカフェでいわゆるありがちなカフェっぽさがあまりカンジません。
メニューも見ましたが、フツーにコーヒー&ソフトドリンク・数種類のアルコール類に数える程のケーキ類のみ・・・カフェ・メニューはもうカンゼンにメインになっていません。
しかし、先にも紹介しましたがレコードのライブラリーは、300枚程度でそのセレクションもまったくコダワリがカンジられない差し障りのないセレクション。
カフェにもレコードにもホント、全然コダワリがナイんですよね。
しかし、お客さんが行列を作ってまでこのレコードカフェに入ってお茶したいって思うワケですよね・・・一体その理由(ワケ)ってナニ?って思ったワケです。
タブン、インスタ映え目的なんじゃないかなぁ〜って想像で思っているんですが、どうだろう・・・実際にカフェに訪れたコトがないのでどういったニーズでこのカフェが人気なのか判りませんが。
SNS運営会社の社長さんのコメントでは、こんなコトが書かれています。
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「体験型の店で、来店客が『撮りたい』と思えるスポットをちりばめることなどを意識して店づくりをしてきた」
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ん〜どうやらこのカフェのセールス・ポイントは「体験」と「映え」なんでしょうかね・・・。
少し前にもオイラもこの「渋谷レコード店日記」ブログで言及したコトがあるのですが、ネットネイティヴな若い人は、欲しいモノは、スグにネットでググってポチるのがフツーだと思っているんだけど、ナゼかレコードに関しては実際にレコード店へ訪れて購入するっていうのは、「レコード店に訪れてレコードを買う体験」に価値をカンジているんじゃないのかなぁってコトを書きました。
実際に、レコードは買わずに店内の写真を撮って帰るだけの人も相当数いますケドね。
世の中のトレンドに敏感な若い層の人たちの間では、アナログレコードが人気であるコトは、すでに広く知られていると思うのですがその取っ掛かりやレコードとの接点、エントリーポイントっていうのがコレまでなかなか無かったんでしょうね。
そういったレコードに興味がある超ビキナー層に向けて訪れるコトに比較的ハードルが低いカフェと実際に触れるコトがしにくいアナログレコードを組み合わせるコトでそういった潜在的なニーズを引き出すコトなったんでしょうかね。
ん〜だけど、上手くSNSを利用してマーケティング戦略を駆使すれば、ニーズを掘り起こすコト、更にはソレをムーブメントみたいな状況にまで持って行くコトが出来るというコトは、スゴいですね。
コレ、オイラの店に落とし込むと「オリジナルの12インチシングルで音楽を聴きたい」って思うようなプロモーションもやり方次第では、出来なくもないってコトなのかな。
CHANGE / HOLD TIGHT
CHANGE / HOLD TIGHTの試聴
next recordsのサイトでCHANGEのレコードを探してみる
このレコードカフェの成功は、やはり運営元がSNSマーケティング会社だったというトコロが大きんじゃないでしょうかね。
カフェ運営会社がこのコンセプトをやるとどうしてもメニューの方に一生懸命になっちゃうと思うしカフェの内装にお金をかけちゃうと思います。
一方、レコード店がカフェを始めるとなるとン千枚のライブラリーを揃えたレコードをメインに捉えたカフェになっちゃいますよね。
レコードにちょっと興味があって実際に触って聴いてみたいな・・・ってカンジている超ビギナーの若い女性に向けてだとカフェオーナーやレコード店オーナーのカフェはハードルが高スギですしね。
そういったイミでは、潜在的なニーズを上手く掘り起こすコトが出来たケースじゃないかなって思います。
というより、オイラ的には「オリジナル盤12インチシングルで音楽を聴きたい」っていう層に向けてどうやったら集客できるのかってコトをこのカフェを運営しているSNSプロモーション会社へ相談したいくらいですよっ!(笑)
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
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渋谷にレコードカフェ「レココ渋谷」2号店 人気受け店舗拡大
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レコードとカフェを組み合わせたお店です・・・というか、この組み合わせ自体は、別段新しくもナイのですが斬新なのは各テーブルにレコードプレーヤーが備え付けられていてカフェのレコード・ライブラリーからお好みのレコードを選んで席でドリンクを飲みながらレコードを聴けるというコンセプトのお店です。
お店のHPを見たトコロ、2023年から営業していて2024年の夏に2店舗目がオープンしたんですね。
席では、ペアのお客さんが並んでヘッドホンでレコードを聴いてお茶するというスタイル・・・。
カフェのライブラリーは、内外問わず人気のアナログレードが300枚用意されている。
このスタイルのカフェは、数年前から韓国ソウルで流行していた。
1店舗目をオープンしたトコロ、女性客らを中心に行列が絶えなかったので2号店オープンとなった。
運営元は、SNSマーケティング会社。
はじめこのニュースを読んだ時、レコードを聴きながらお茶をするというコンセプトに率直に「そんなコトにニーズあるのか・・・」って思ったのですが、ニュースを読んでいると色々と気付きがありました。
ちょっと不思議なのですが、カフェで友人と並んでレコードを聴きながらお茶するというのは、イイのですがヘッドホンをしてレコードを聴いているとコレって友人とのおしゃべりがまったく出来ないですよね・・・(笑)
友人と一緒にレコードを聴きながら語るというスタイルは、昭和の時代から文化として結構あったと思います、ソレはカフェではなくってだいたい友人宅であったりしましたが。
一緒にレコードを聴きながら「この曲、イイよね〜」とか言いながら自分のレコードコレクションから友人が好きそうな曲をセレクトしてオススメしたりナンかするという過ごし方ですね。
ソコにはやはり「音楽 + コミニュケーション」という2つが共有されるコトで成されるのだと思うのですケド、ヘッドホンで並んで1枚のレコードを聴いて「この曲イイよね〜」って共感しあいたい時って、チョンチョンって隣の友人の肩を叩いてお互いヘッドホンを外して「この曲、イイよねっ!」「そうだねっ!」ってやるんでしょうか?
それとも、2人並んでヘッドホンではレコードを聴きながら、スマホでLINE経由で「この曲、イイね!」って共感し合うのでしょうか?(笑)
このスタイルの発祥は韓国ソウルでの流行というコトなのでコチラも調べてみると、確かに各テーブルにプレーヤーが設置されたカフェがいくつもありますね。
ソウルでもいくつもこのテーブルでレコードを聴きながらお茶するスタイルのカフェがいくつもあるようですね。
本場ソウルのレコードカフェは、ライブラリーもかなり充実しているようなカンジです。
一方、渋谷のレコードカフェは、300枚・・・ん〜300枚か・・・枚数が多い方がゼッタイに良いとは言い切れませんがちょっと物足らないカンジもしますね。
で、上記の記事にも書いてあったんですが
「2023年12月、1号店をオープン。女性客らを中心に人気となり行列が絶えなかったことから、2号店を、1号店の隣のビルに2024年7月にオープンした」
という超絶人気な様子というコト・・・。
このニュースの状況を記事を読んでオイラもちょっと思い当たるコトがありました。
それは、「ココ最近、若い女性客が目に見えるカタチで明らかに増えてきた」というコトです。
渋谷のレコードカフェは、レコードが持っているちょっとしたオシャレ感をカフェという女性にも馴染みのあるスペースをマッチングさせているというカンジだと思うのですが、このカフェに訪れるお客さんってタブン、「ちょっとレコードに興味があるかも・・・」ってカンジている超ビギナー層へ向けたサービスであるコトが伺えます。
各テーブルには、レコードの取扱方法なんかがレクチャーされている動画を見ながらレコードの聴き方をちゃんと教えてくれるみたいな案内がされているようですね。
まぁ〜レコードライブラリーが300枚ですからね・・・超ビギナー向けへのサービスであれば、300枚でも十分多いかもしれませんね。
シティ・ポップに宇多田ヒカル、Michael JacksonにBeatles、アニソンにサントラ等、様々なジャンルの解りやすいレコードが並んでいるトコロからもレコード・リスニングの入り口的なカンジのセレクションなんでしょうね。
で、こういったスタイルのカフェでレコードの魅力について「私も部屋でレコードを聴きたいかもっ!」ってカンジてレコードへの取っ掛かりに繋がるみたいなカンジなのでしょうね。
で、当店のような超マニアックな12インチシングル専門のレコード店にも関わらず、女性客が訪れる・・・ってコトに繋がっているのかもって・・・って思った次第であります。
記事にも書いてあったのですが、この渋谷で人気のレコードカフェを運営しているのは、レコードとはまったく縁もゆかりもナイ、SNSマーケティング会社というのもちょっと気になりました。
コレは、レコードの販売に関して日々四苦八苦しているレコード店主からしてみると「マジ、スゲェな・・・」って率直にカンジましたね。
ホント、このレコードカフェ人気は、レコードがちょっと流行っているという部分も多少あるとは、思うのですがカンゼンにマーケティングの力じゃないかな・・・って思ったんですよ。
このスタイルのカフェのコンセプト自体は既に韓国 ソウルで流行しているという下地があったとは、思うのですがそのままそのコンセプトを日本に持ってきてそのレコードカフェが流行るのかっていうとゼッタイに無理だと思うのです。
しかもカフェなんて競合他店が多数存在しているレッドオーシャンで超絶移り変わりの激しいビジネスです・・・ソコで、1年そこらでお客さんの行列が出来るカフェに成長させてしかも2号店のオープンしちゃうって相当難しいとコトだと思うんですよね。
じゃあナンでこのレコードカフェが行れるが出来るくらい人気のカフェになったのか・・・ですよね。
お客さんは、お茶をしたいからこのカフェに訪れるのワケでナイでしょう。
イロイロな音楽を聴きたいからこのカフェに訪れるのではナイでしょう。
じゃあどういった理由でこのカフェに並んでまで訪れたいのか・・・ですよね。
カフェの主なお客さんってやはり若い女性だと思うんですよね、そういったターゲット層に向けてSNSを使って刺さるプロモーションを仕掛けた結果、若い女性客が「このカフェに行ってみたい」って感情を揺さぶられるんでしょうね。
ソコには、ホント綿密に計算された仕掛けがあるんでしょうね・・・ん〜どうやったら若い女性客が「レコードを聴きながらカフェでお茶したいっ!」って気持ちになるんだろう〜マジで知りたいっ!
このレコードカフェを運営している会社は、このレコードカフェの他にも自撮り出来るフォトスタジオや世界にヒトツだけのオリジナル口紅(リップ)を作れるワークショップなんかを運営していて結構、若い女性向けへのプロモーションが得意な会社のようですね。
カフェっていうとどうしてもそのカフェ・オーナーのカラーが全面的に溢れ出ちゃう傾向になりガチですが、このレコードカフェ・・・ホント、シンプルなカンジのカフェでいわゆるありがちなカフェっぽさがあまりカンジません。
メニューも見ましたが、フツーにコーヒー&ソフトドリンク・数種類のアルコール類に数える程のケーキ類のみ・・・カフェ・メニューはもうカンゼンにメインになっていません。
しかし、先にも紹介しましたがレコードのライブラリーは、300枚程度でそのセレクションもまったくコダワリがカンジられない差し障りのないセレクション。
カフェにもレコードにもホント、全然コダワリがナイんですよね。
しかし、お客さんが行列を作ってまでこのレコードカフェに入ってお茶したいって思うワケですよね・・・一体その理由(ワケ)ってナニ?って思ったワケです。
タブン、インスタ映え目的なんじゃないかなぁ〜って想像で思っているんですが、どうだろう・・・実際にカフェに訪れたコトがないのでどういったニーズでこのカフェが人気なのか判りませんが。
SNS運営会社の社長さんのコメントでは、こんなコトが書かれています。
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「体験型の店で、来店客が『撮りたい』と思えるスポットをちりばめることなどを意識して店づくりをしてきた」
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ん〜どうやらこのカフェのセールス・ポイントは「体験」と「映え」なんでしょうかね・・・。
少し前にもオイラもこの「渋谷レコード店日記」ブログで言及したコトがあるのですが、ネットネイティヴな若い人は、欲しいモノは、スグにネットでググってポチるのがフツーだと思っているんだけど、ナゼかレコードに関しては実際にレコード店へ訪れて購入するっていうのは、「レコード店に訪れてレコードを買う体験」に価値をカンジているんじゃないのかなぁってコトを書きました。
実際に、レコードは買わずに店内の写真を撮って帰るだけの人も相当数いますケドね。
世の中のトレンドに敏感な若い層の人たちの間では、アナログレコードが人気であるコトは、すでに広く知られていると思うのですがその取っ掛かりやレコードとの接点、エントリーポイントっていうのがコレまでなかなか無かったんでしょうね。
そういったレコードに興味がある超ビキナー層に向けて訪れるコトに比較的ハードルが低いカフェと実際に触れるコトがしにくいアナログレコードを組み合わせるコトでそういった潜在的なニーズを引き出すコトなったんでしょうかね。
ん〜だけど、上手くSNSを利用してマーケティング戦略を駆使すれば、ニーズを掘り起こすコト、更にはソレをムーブメントみたいな状況にまで持って行くコトが出来るというコトは、スゴいですね。
コレ、オイラの店に落とし込むと「オリジナルの12インチシングルで音楽を聴きたい」って思うようなプロモーションもやり方次第では、出来なくもないってコトなのかな。
CHANGE / HOLD TIGHT
CHANGE / HOLD TIGHTの試聴
next recordsのサイトでCHANGEのレコードを探してみる
このレコードカフェの成功は、やはり運営元がSNSマーケティング会社だったというトコロが大きんじゃないでしょうかね。
カフェ運営会社がこのコンセプトをやるとどうしてもメニューの方に一生懸命になっちゃうと思うしカフェの内装にお金をかけちゃうと思います。
一方、レコード店がカフェを始めるとなるとン千枚のライブラリーを揃えたレコードをメインに捉えたカフェになっちゃいますよね。
レコードにちょっと興味があって実際に触って聴いてみたいな・・・ってカンジている超ビギナーの若い女性に向けてだとカフェオーナーやレコード店オーナーのカフェはハードルが高スギですしね。
そういったイミでは、潜在的なニーズを上手く掘り起こすコトが出来たケースじゃないかなって思います。
というより、オイラ的には「オリジナル盤12インチシングルで音楽を聴きたい」っていう層に向けてどうやったら集客できるのかってコトをこのカフェを運営しているSNSプロモーション会社へ相談したいくらいですよっ!(笑)
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