少し前にこのブログでも記事としてとりあげたのですが、レコードを購入する手段として実際にレコード店を訪れて買うという「店頭回帰」的な現象が起こりつつあるようにカンジています。
実店舗を20年以上営んでいる当店としてみれば、「あ〜お店、やっていてよかったぁ〜」とシミジミと思うワケですが、そんな中でもお客さんのレコードの探し方というかニーズに関してちょっと気になるコトがあります。
ソレは、「指名買い」についてです。
「欲しいレコードがあるっ!」 「ゼッタイに手に入れたいレコードがあるっ!」という渇望は、レコードで音楽を楽しむ人からすると必ずアリますよね。
ドコかでその欲しい曲を聴いたり気になるレコードの評判を聴いたりナンかして「欲しいっ!」って気持ちになるコトは、オイラ自身もホントよくありました。
オイラの場合は、欲しくなるレコードってホトンドの場合が他の人がDJした時にプレイした楽曲でしたね・・・。
タブン、その曲自体のポテンシャルも結構あるとは思うのですが、DJさんがプレイするとその前後曲やプレイ中の流れの中で「ココだっ!」っていう絶好のタイミングでその曲をプレイしたりするので元々その曲が持つ良さを更に増しマシ状態になったカンジで聴かされちゃうワケで聴き手の方も感受性マックス状態になっているコトもあってハメられてしまうんでしょうね。
で、「ゼッタイに欲しいっ!」ってその時の勢いのママ、レコード店を訪れて「〇〇アリますか?」ってレコード店の店員さんに訊くと・・・
「あぁ〜売り切れてナイですね〜」ってパターンなんですよね。
というか、このパターンをもう過去ン百回も体験してします・・・で、そんな中で悟ったんですよ・・・コチラがゼッタイに欲しい!手に入れたいって渇望しているレコードってホトンドの場合は、手に入らないってコトを・・・。
そうは言っても実際に手に入れたいって思っていたレコードを買うコトが出来たってケースも相当数あるのも事実なんですケドね。
でも、ソレってホントに偶然というかタイミング的にたまたまラッキーだったっていう場合なんですよね。
だからもう一生懸命になって探すのは諦めた方がイイよ・・・って言うんじゃなくって、どうしても欲しいレコードっていうのは、「ゼッタイに手に入れるレコード・リスト」にしたためてレコード店に訪れた時に見つかればイイなぁ〜って気持ち程度でレコード掘りに挑めばイイんじゃないのかなぁ〜って思うんですよね。
今も相変わらず、アナログレコードのニーズが高い状況にあるワケですが、そんな中でも先に書いたようにレコード店を実際に訪れたレコードを購入するという「店頭回帰」も起きているようなカンジがする中でレコード店を営んで日々、お店に立っているとよく聴かれるのが・・・
「〇〇のレコード、ありますか?」ってコトなんです。
もうコレは、明らかにお客さんのニーズをカンペキなまでに明確にしている状態で、お店的にはイチバン知りたい情報というコトになります。
「〇〇のレコード、ありますか?」って訊かれてお店にその〇〇のレコードがあって「ハイ、コチラになりますっ!」ってサッと出せれば「ソレ、購入します」って即お買い上げいただけるのですが、95%くらいの確率でそのお客さんの探しているレコードっていうのは、ナイんですよね。
イヤこの95%の確率っていうの超テキトーですが、たまにあったりするくらいなのでソレって20回訊かれて1回くらいかなってカンジなのでそうしているくらいです、まぁ〜要するにレコード店に欲しいレコードを訊ねてもホトンドの場合ナイですよ・・・ってコトなんですよね。
この「〇〇のレコード、ありますか?」って海外からお越しいただいたお客さんにも訊かれるんですよね。
超解りやすくスマホにその欲しいレコードのジャケット画像を表示させて見せてくれる人もいます。
で、「ナイです・・・」って伝えると、即お帰りなるっていうカンジです。
そんなやり取りをして当店を出た後に他のレコード店を訪れてまた同じように訊いていくのかなぁ〜って。
渋谷には結構なレコード店が存在しますが「〇〇アリますか?」「ナイです」のやり取りを各レコード店で巡るのってナンかちょっとどうなんだろう・・・ってカンジちゃうんですよね。
そんな中でもオイラは、「〇〇アリますか?」って訊かれた時に「ナイです」という返事に併せて「どうしてそのレコードがナイのか・・・」っていう理由も出来るだけお伝えしようと思っているんですよね。
レコードの指名買いをしようとしているお客さんも当店ではじめて訊ねたワケでナイと思うんです。
タブン、ナン軒か他のレコード店でも同じコトを訊ねていると思います・・・だけどどうしてそのレコードがレコード店で見つからないのかっていう理由を結構知らない人が多いようなカンジがするんですよね。
コレね・・・ある程度長い期間レコードを買い続けているレコード購入キャリアの長い人であれば、探しているレコードのレア度とか難易度とかを体感的に解っている人が多いのですが、ココ数年でレコードの魅力にハマっちゃった人は、この入手難易度の程度っていうのが、まったく解らないみたいですね。
まぁ〜レコードを探すという経験値がそれホドないのでそのレコードがどれくらい見つからないのかっていうのは、解らないのは当たり前なのですが折角わざわざ訪れたレコード店で指名買いのレコードだけを探すっていうのはちょっと勿体ナイんじゃないのかなぁ〜っ思っちゃうですよね。
イヤ・・・コレ、レコード店主が言っちゃうには、ナンかポジショントーク的なカンジがしちゃうのでちょっとアレですが・・・(笑)
「指名買い」のレコードってそのレコードを手に入れたいと思っている人からするとトーゼン「良い曲」というコトになります。
で、さらにいま現時点で手に入れたいというコトは、コチラもトーゼン、「まだ持っていない」というコトになります。
その曲を「良い曲」だとカンジる気持ちってコレ、結構多くの人がそう思っている場合が多いんですよ。
で、長い間レコード店を営んでいて解っているのですが今その「良い曲」を「手に入れたい」って気持ちってタイミング的に「旬」なタイトルであるコトが多いんですよね。
まぁ〜今レコードを購入するっていうコト自体がブームの最中みたいなカンジでももありますね・・・そんな最中に更に「旬」なタイトルのレコードを探すのというのは、なかなかです。
お店に訪れたお客さん自身もナニかのキッカケがあってその曲のレコードを欲しいっていう気持ちになったと思うんだけどソレって御本人は気づいていないかも知れませんが結構、同時多発的に起きていて今このタイミングで同じレコードを「手に入れたいっ!」って思っている人が実は結構、多いんですよね。
要するにライバルたちが多いってコトですね。
ソレが新譜のレコードでお店に何百枚もストックしてあるようなタイトルであれば入手は、比較的容易なのですが中古レコードとなるとホント探しているレコードの在庫がお店にあってもライバルが多いタイトルは、最初にソレを見つけた人が買っちゃうというコトになります。
ニーズが高まっているレコードでライバルが多い中、しかもそのレコードをイチバン最初に見つけるコトではじめて入手出来るという、かなりハードルが高い探し方だと思うんですよね。
星の数ほど存在しているレコードの中で人気のタイトルを一点突破の指名買いするのって相当、ムズいと思うのです。
そんなハードルの高い状況に挑むのもレコード掘りの醍醐味ではあるのですが、訪れた先のレコード店員に訊ねてその返事で、ハイ次の店〜ってなっちゃうのは、どうしてもザンネンな気がしちゃうんですよね。
コレ、別にだから指名買いはヤメましょうってコトが言いたいワケでなくって先に書いたように「ゼッタイに手に入れるレコード・リスト」にしたためて起きつつレコードを掘ったらイイんじゃないでしょうか・・・という提案なんですよね。
欲しいレコードって決して1タイトルでは、ナイと思うので見つからないレコードがたくさんアレばあるホド、一点突破で探すよりも確率的に上がるんではナイでしょうか・・・ってコトなんです。
探しているレコードが例えば30タイトルとか50タイトルとかあったとしたらその30〜50タイトルのレコードをレコード店員さんに在庫ありますか?って訊かないと思うのです。
必然的にお店のレコード棚を掘り進めていくようなスタイルになると思うのですがそんな中でも「アレ?コレは・・・」ってピピッ!とセンサーが反応するレコードもあると思うんですよね・・・ココまで至るにはそうとうな時間がかかると思うのですが、そうやってレコードを選ぶセンスを磨いていくような気がします。
だけど、何度も訪れるレコード店で欲しいレコードが一向に出てこないとなるとソレはそれで余計に手に入れたいという「稀少性効果」みたいな熱が高まるコトもありますよね〜レアであればより欲しくなるって気持ちですね。
アナログレコード市場での需要と供給のバランスは、単純な経済原則だけでなくって、ヒトの心理や行動パターン、そしてこの業界の特殊性がかなりフクザツに絡み合って形成されていたりします。
コレね・・・もうホント、20年以上レコード店と営んでいるオイラでもそのニーズやムーブメントの流れを的確に捉えるコトは、難しいんですよね。
でも、探してももう全然見つからないから諦めよう〜っていうのとは、またちょっと違うような気もします。
もうホント、手に入れたいレコードは、年単位で粘り強く探し続けるくらいのココロ構えで挑んだ方が良いと思うんですよね。
オイラがホボ毎日のようにレコード店へ足繁く通って欲しいレコードを探し求めていた数十年前とは違って今は、探しているレコードも結構、見つけやすい状況でもあると思うしね。
とりあえず、レコード店を訪れた時には、欲しいレコードをしたためたリストのレコードを探しつつ、ヤフオク&メルカリのアラート機能も活用しつつ、Discogsもチェックする・・・コレくらいアンテナを張り巡らせていてば、結構手にいれるチャンスはあるんじゃないでしょうかね。
ROMANTHONY / FALLING FROM GRACE
ROMANTHONY / FALLING FROM GRACEの試聴
next recordsのサイトでROMANTHONYのレコードを探してみる
先日、当店を訪れた外国からのお客さんに「Daft Punk / One More Timeを探しているんだけどナイかな?」って訊かれました。
当店でも時々、入荷するんだケド、人気があるので毎回、即売れしちゃうんですよね・・・あいにく訊かれたその時も在庫がない状態だったので「ソールドアウトです」ってお伝えすると・・・
「日本に訪れたら手に入ると思ったんだけどなぁ〜」って言ってたので「ドコから来たの?」って訊くと「フランスだよ・・・」って。
「ソレってDaft Punkのお膝元じゃん」って笑って言うと「フランスでは、全然手に入らないんだよ・・・だから日本にはあるかな〜って思ったんだよね」って。
「ドコか売ってそうなレコード店ナイかな?」って訊かれたので「Disk UnionやTower Records、HMVは、行った?」って訊くと「行ったケド、売っていなかったよ」って、お店を出ていきました。
後からDiscogsのマーケットプレイスをチェックしてみたら結構、出品されているんですよね・・・というか、One More Timeって当時もメチャ流行った曲なんだけど意外にもフランス盤ってリリースされていないんですね。
フランス人が日本でDaft Punkのレコードを探したくなる理由もナンとなく解ります(笑)
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
実店舗を20年以上営んでいる当店としてみれば、「あ〜お店、やっていてよかったぁ〜」とシミジミと思うワケですが、そんな中でもお客さんのレコードの探し方というかニーズに関してちょっと気になるコトがあります。
ソレは、「指名買い」についてです。
「欲しいレコードがあるっ!」 「ゼッタイに手に入れたいレコードがあるっ!」という渇望は、レコードで音楽を楽しむ人からすると必ずアリますよね。
ドコかでその欲しい曲を聴いたり気になるレコードの評判を聴いたりナンかして「欲しいっ!」って気持ちになるコトは、オイラ自身もホントよくありました。
オイラの場合は、欲しくなるレコードってホトンドの場合が他の人がDJした時にプレイした楽曲でしたね・・・。
タブン、その曲自体のポテンシャルも結構あるとは思うのですが、DJさんがプレイするとその前後曲やプレイ中の流れの中で「ココだっ!」っていう絶好のタイミングでその曲をプレイしたりするので元々その曲が持つ良さを更に増しマシ状態になったカンジで聴かされちゃうワケで聴き手の方も感受性マックス状態になっているコトもあってハメられてしまうんでしょうね。
で、「ゼッタイに欲しいっ!」ってその時の勢いのママ、レコード店を訪れて「〇〇アリますか?」ってレコード店の店員さんに訊くと・・・
「あぁ〜売り切れてナイですね〜」ってパターンなんですよね。
というか、このパターンをもう過去ン百回も体験してします・・・で、そんな中で悟ったんですよ・・・コチラがゼッタイに欲しい!手に入れたいって渇望しているレコードってホトンドの場合は、手に入らないってコトを・・・。
そうは言っても実際に手に入れたいって思っていたレコードを買うコトが出来たってケースも相当数あるのも事実なんですケドね。
でも、ソレってホントに偶然というかタイミング的にたまたまラッキーだったっていう場合なんですよね。
だからもう一生懸命になって探すのは諦めた方がイイよ・・・って言うんじゃなくって、どうしても欲しいレコードっていうのは、「ゼッタイに手に入れるレコード・リスト」にしたためてレコード店に訪れた時に見つかればイイなぁ〜って気持ち程度でレコード掘りに挑めばイイんじゃないのかなぁ〜って思うんですよね。
今も相変わらず、アナログレコードのニーズが高い状況にあるワケですが、そんな中でも先に書いたようにレコード店を実際に訪れたレコードを購入するという「店頭回帰」も起きているようなカンジがする中でレコード店を営んで日々、お店に立っているとよく聴かれるのが・・・
「〇〇のレコード、ありますか?」ってコトなんです。
もうコレは、明らかにお客さんのニーズをカンペキなまでに明確にしている状態で、お店的にはイチバン知りたい情報というコトになります。
「〇〇のレコード、ありますか?」って訊かれてお店にその〇〇のレコードがあって「ハイ、コチラになりますっ!」ってサッと出せれば「ソレ、購入します」って即お買い上げいただけるのですが、95%くらいの確率でそのお客さんの探しているレコードっていうのは、ナイんですよね。
イヤこの95%の確率っていうの超テキトーですが、たまにあったりするくらいなのでソレって20回訊かれて1回くらいかなってカンジなのでそうしているくらいです、まぁ〜要するにレコード店に欲しいレコードを訊ねてもホトンドの場合ナイですよ・・・ってコトなんですよね。
この「〇〇のレコード、ありますか?」って海外からお越しいただいたお客さんにも訊かれるんですよね。
超解りやすくスマホにその欲しいレコードのジャケット画像を表示させて見せてくれる人もいます。
で、「ナイです・・・」って伝えると、即お帰りなるっていうカンジです。
そんなやり取りをして当店を出た後に他のレコード店を訪れてまた同じように訊いていくのかなぁ〜って。
渋谷には結構なレコード店が存在しますが「〇〇アリますか?」「ナイです」のやり取りを各レコード店で巡るのってナンかちょっとどうなんだろう・・・ってカンジちゃうんですよね。
そんな中でもオイラは、「〇〇アリますか?」って訊かれた時に「ナイです」という返事に併せて「どうしてそのレコードがナイのか・・・」っていう理由も出来るだけお伝えしようと思っているんですよね。
レコードの指名買いをしようとしているお客さんも当店ではじめて訊ねたワケでナイと思うんです。
タブン、ナン軒か他のレコード店でも同じコトを訊ねていると思います・・・だけどどうしてそのレコードがレコード店で見つからないのかっていう理由を結構知らない人が多いようなカンジがするんですよね。
コレね・・・ある程度長い期間レコードを買い続けているレコード購入キャリアの長い人であれば、探しているレコードのレア度とか難易度とかを体感的に解っている人が多いのですが、ココ数年でレコードの魅力にハマっちゃった人は、この入手難易度の程度っていうのが、まったく解らないみたいですね。
まぁ〜レコードを探すという経験値がそれホドないのでそのレコードがどれくらい見つからないのかっていうのは、解らないのは当たり前なのですが折角わざわざ訪れたレコード店で指名買いのレコードだけを探すっていうのはちょっと勿体ナイんじゃないのかなぁ〜っ思っちゃうですよね。
イヤ・・・コレ、レコード店主が言っちゃうには、ナンかポジショントーク的なカンジがしちゃうのでちょっとアレですが・・・(笑)
「指名買い」のレコードってそのレコードを手に入れたいと思っている人からするとトーゼン「良い曲」というコトになります。
で、さらにいま現時点で手に入れたいというコトは、コチラもトーゼン、「まだ持っていない」というコトになります。
その曲を「良い曲」だとカンジる気持ちってコレ、結構多くの人がそう思っている場合が多いんですよ。
で、長い間レコード店を営んでいて解っているのですが今その「良い曲」を「手に入れたい」って気持ちってタイミング的に「旬」なタイトルであるコトが多いんですよね。
まぁ〜今レコードを購入するっていうコト自体がブームの最中みたいなカンジでももありますね・・・そんな最中に更に「旬」なタイトルのレコードを探すのというのは、なかなかです。
お店に訪れたお客さん自身もナニかのキッカケがあってその曲のレコードを欲しいっていう気持ちになったと思うんだけどソレって御本人は気づいていないかも知れませんが結構、同時多発的に起きていて今このタイミングで同じレコードを「手に入れたいっ!」って思っている人が実は結構、多いんですよね。
要するにライバルたちが多いってコトですね。
ソレが新譜のレコードでお店に何百枚もストックしてあるようなタイトルであれば入手は、比較的容易なのですが中古レコードとなるとホント探しているレコードの在庫がお店にあってもライバルが多いタイトルは、最初にソレを見つけた人が買っちゃうというコトになります。
ニーズが高まっているレコードでライバルが多い中、しかもそのレコードをイチバン最初に見つけるコトではじめて入手出来るという、かなりハードルが高い探し方だと思うんですよね。
星の数ほど存在しているレコードの中で人気のタイトルを一点突破の指名買いするのって相当、ムズいと思うのです。
そんなハードルの高い状況に挑むのもレコード掘りの醍醐味ではあるのですが、訪れた先のレコード店員に訊ねてその返事で、ハイ次の店〜ってなっちゃうのは、どうしてもザンネンな気がしちゃうんですよね。
コレ、別にだから指名買いはヤメましょうってコトが言いたいワケでなくって先に書いたように「ゼッタイに手に入れるレコード・リスト」にしたためて起きつつレコードを掘ったらイイんじゃないでしょうか・・・という提案なんですよね。
欲しいレコードって決して1タイトルでは、ナイと思うので見つからないレコードがたくさんアレばあるホド、一点突破で探すよりも確率的に上がるんではナイでしょうか・・・ってコトなんです。
探しているレコードが例えば30タイトルとか50タイトルとかあったとしたらその30〜50タイトルのレコードをレコード店員さんに在庫ありますか?って訊かないと思うのです。
必然的にお店のレコード棚を掘り進めていくようなスタイルになると思うのですがそんな中でも「アレ?コレは・・・」ってピピッ!とセンサーが反応するレコードもあると思うんですよね・・・ココまで至るにはそうとうな時間がかかると思うのですが、そうやってレコードを選ぶセンスを磨いていくような気がします。
だけど、何度も訪れるレコード店で欲しいレコードが一向に出てこないとなるとソレはそれで余計に手に入れたいという「稀少性効果」みたいな熱が高まるコトもありますよね〜レアであればより欲しくなるって気持ちですね。
アナログレコード市場での需要と供給のバランスは、単純な経済原則だけでなくって、ヒトの心理や行動パターン、そしてこの業界の特殊性がかなりフクザツに絡み合って形成されていたりします。
コレね・・・もうホント、20年以上レコード店と営んでいるオイラでもそのニーズやムーブメントの流れを的確に捉えるコトは、難しいんですよね。
でも、探してももう全然見つからないから諦めよう〜っていうのとは、またちょっと違うような気もします。
もうホント、手に入れたいレコードは、年単位で粘り強く探し続けるくらいのココロ構えで挑んだ方が良いと思うんですよね。
オイラがホボ毎日のようにレコード店へ足繁く通って欲しいレコードを探し求めていた数十年前とは違って今は、探しているレコードも結構、見つけやすい状況でもあると思うしね。
とりあえず、レコード店を訪れた時には、欲しいレコードをしたためたリストのレコードを探しつつ、ヤフオク&メルカリのアラート機能も活用しつつ、Discogsもチェックする・・・コレくらいアンテナを張り巡らせていてば、結構手にいれるチャンスはあるんじゃないでしょうかね。
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ROMANTHONY / FALLING FROM GRACEの試聴
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当店でも時々、入荷するんだケド、人気があるので毎回、即売れしちゃうんですよね・・・あいにく訊かれたその時も在庫がない状態だったので「ソールドアウトです」ってお伝えすると・・・
「日本に訪れたら手に入ると思ったんだけどなぁ〜」って言ってたので「ドコから来たの?」って訊くと「フランスだよ・・・」って。
「ソレってDaft Punkのお膝元じゃん」って笑って言うと「フランスでは、全然手に入らないんだよ・・・だから日本にはあるかな〜って思ったんだよね」って。
「ドコか売ってそうなレコード店ナイかな?」って訊かれたので「Disk UnionやTower Records、HMVは、行った?」って訊くと「行ったケド、売っていなかったよ」って、お店を出ていきました。
後からDiscogsのマーケットプレイスをチェックしてみたら結構、出品されているんですよね・・・というか、One More Timeって当時もメチャ流行った曲なんだけど意外にもフランス盤ってリリースされていないんですね。
フランス人が日本でDaft Punkのレコードを探したくなる理由もナンとなく解ります(笑)
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