whitney_iwillalwayslove
つい先日、時々見ているNETFLIXの「あなたへのオススメ」として映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」がレコメンドとして出てきたんですよね。
「あ〜そう言えば、Whitney Houstonの映画ってあったなぁ・・・」っていう微かな記憶ですが覚えていました。
この手の有名なミュージシャンの生涯を描いた伝記映画ってQueenの「Bohemian Rhapsody」のヒットの影響なのかメチャ増えていますよね。
最近だとBob Marleyの生涯を描いた映画とかやっていましたね・・・2025年には、Michael Jacksonの映画も上映するみたいですし、まぁ〜ある一定以上の多いファン層とか支持されるのかこういうミュージシャンの伝記映画ってフォーマット化しているんでしょうね。
で、オイラ自身は、モチロンですがWhitney Houstonのコトは、知っていますがどんなシンガーだったとかってコトは、そんなに詳しく知らなかったんですよね。
オイラがWhitney Houstonの知っているコトと言ったらお母さんがCissy Houstonで、Dionne Warwickは、おばさんで名付け親がAretha Franklin、そしてデビューからヒット曲連発で映画「ボディガード」で主演女優になって人気絶好調期にBobby Brownと結婚して、2012年に薬物中毒で亡くなった・・・ってコトくらいです。
Whitney Houstonの12インチシングルは、数枚持っていますがオイラの興味はレコードの方であって個人的には、シンガーWhitney Houstonに対して特に思い入れもナンもナイんですよね。
映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」が公開されたのは、2022年でこの映画が上映されるっていうのを知ったのもたまたま見たYouTubeの広告で知ったくらいで「見に行きたいっ!」ナンてちっとも思わなかったんですよね。
オイラの周りの知人やお客さんからもWhitney Houstonの映画について特に評判を訊くコトもなかったので「あ〜そういえばそんな映画、あったな・・・」くらいの印象だったんですよね。

で、先に書いたようにNETFLIXで見れるようになっていたので暇つぶしに見てみたトコロ・・・コレがなかなか良かったっ!というハナシです。
まぁ〜上映から2年も経った今更ながらですが(笑)

やっぱり実在していたシンガーだけにイメージ的にその顔とか雰囲気が本人と役者とのギャップがどーしてもあるんですよね、このWhitney Houstonの映画の主演を務めた女優Naomi AckieもWhitney Houstonに似ているかっていうと全く似ていないんですよね、まぁ〜映画なので似ているとか似ていないとかは、全然重要ではナイのですが、しかしっ!映画を見ているうちにナンていうか、次第に引き込まれていくみたいな感覚になっていつの間にか女優さんにWhitney Houstonが乗り移っているように見えてくるんですよね。
イヤ、ホントに似ていないんですよ・・・Whitney Houstonには・・・あえて言うならこの女優さんDonna Summer似です(笑)
しかし、映画ならではのカメラワークがメチャ、上手くってライヴで歌うシーンが何回かあるのですが、もうカンゼンに乗り移っているような印象になっちゃうんですよね。
しかも、そのライブのシーンは、Whitney Houstonの実際の音源を使っているのでダイナミックなカメラワークとそのヴォーカルがカンゼンにシンクロしてコレがホント、よく出来ていて引き込まれるんですよね。
映画でのライブのシーンは、実際にWhitney Houstonが歌っているシーンとしてYouTubeで見れるのですが時代的にももう30年くらい前のモノなので映像がショボかったりするのですがソレが映画ではかなり忠実に再現されていてWhitney Houston本人の歌声と完ぺきにシンクロした美しい映像がメチャ、ハマっていたんですよね。
YouTubeで見るコトが出来る実際のライブやステージの映像ってもうその部分だけ切り取られているのでどういった経緯でそのステージに挑んだとかっていうバックグラウンドって解らないのですが、映画と通じて改めて実際の映像を見てみると、より心情的に伝わるモノがあってちょっとまた印象が変わるんですよね。
オイラは、映画を一通り見終わった後に実際の映像をYouTubeで見直したのがより感情移入しちゃったようでよりWhitney Houstonの魅力に気づくというカンジになるコトが出来ました。
ちなみに映画で再現された実際の映像は、こんなカンジです。

1992年のスーパーボールでの史上最高、伝説の国歌斉唱の映像


1994年の最高のメドレーを披露したステージ


苦境を乗り越えた復活のステージ

ホント、コレ映像だけ見ていると歌が上手いのはトーゼンですが、映画を見た後ではそのカンジ方がより格段に揚がります・・・マジでトリハダもののステージングです。
これだけ偉大なシンガーであるWhitney Houstonなのですが、Whitney Houstonが直接手がけた曲ってナイんですよね。
提供された曲と歌詞を歌うコトに徹している生粋のシンガーなのですが、コレがどんな曲を歌ってもすべてWhitney Houstonスタイルにしてしまうという唯一無二のシンガーというのもスゴいですよね。
それの改めてカンジるこの壮大なイメージで歌い上げる圧倒的なヴォーカル・ワークは、「The Voice」と評されるコトだけあります。

一旦、復活をしたWhitney Houstonだったんですが、結局また再び薬物中毒に冒されて48歳の若さで2012年に浴槽で溺死ししてしまうというコトになります。
映画がWhitney Houstonの人生すべてを物語っているワケではありませんが、華やかなショービジネス界の裏側でアーティストって深刻な苦悩があるんですね・・・。
オイラが、レコード屋をはじめた2000年頃って正直もうWhitney Houstonは、薬物中毒が特にヒドい時期でその頃に当時のライヴのステージをYouTubeで観たのですがもう全然、声が出ていなくって正直「もう終わったシンガー」という印象だったんですよね。
オイラがカンジたその時の「もう歌えないシンガー」っていうイメージがWhitney Houstonが亡くなったというニュースを聞くまで続いていたので訃報を聞いても特別な感情はなかったのですが、この映画を見て改めてその認識を変わりましたね・・・というか、映画を観る前よりも好意的な印象のシンガーとなったカンジです・・・あ〜タブン、ハメられちゃったんでしょうね・・・コレ(笑)

多数の名曲を遺しているWhitney Houstonですが、セールスランキングTop10を紹介したいと思います。

1. "I Will Always Love You" (1992)
売上: 世界中で2000万枚以上。
元々はカントリー歌手のDolly Partonが1973年に歌った曲のカバーです。
しかしっもうWhitney節が全開ですね。
映画「ボディガード」の主題歌で彼女の最も象徴的な曲です。Whitneyの感情豊かなボーカルパフォーマンスと、この曲がヒット映画と結びついていることが、この曲を時代を超えたクラシックとなりました。


ちなみオリジナル曲はコレ。ん〜コレは、Whitneyの方を聴いた後ではちょっと微妙・・・。


2. "I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)" (1987)
売上: 世界中で約600万枚。
今回の映画のサブ・タイトルにもなったダンサブルなPOPソングです。
エネルギッシュで楽しい雰囲気がストレートに伝わる曲ですね。


3. "Greatest Love of All" (1986)
売上: 世界中で約400万枚。
邦題「そよ風の贈りもの」で知られるWhitneyのボーカルの力強さを際立たせるバラードであり、自己エンパワーメントのアンセム・ソングともいえる名曲です。

この曲もカバーで原曲は、Muhammad Aliの伝記映画のために1977年にAli Bombaye(アリ・ボンバイエ)のソングライターとして知られているMichael Masserが作曲してGeorge Besnonが歌った曲です。
ちなみにオリジナル曲はコレ。ん〜Whitneyの方が全然イイ・・・。


4. "How Will I Know" (1985)
売上: 世界中で約300万枚。
デビュー初期のヒット曲。活気に満ちたダンサブルなトラックで、ポップとR&Bの両方の観客にアピールしました。モチロンBillboard Hot100でNo.1となっています。


5. "So Emotional" (1987)
売上: 世界中で約300万枚。
アルバム「Whitney」からのシングルカットでパワフルなPop Rockなトラックでこの曲もNo.1ヒット。エネルギッシュなビートと力強いパフォーマンスは、ライブではメチャ盛り上がる定番曲です。


6. "Saving All My Love for You" (1985)
売上: 世界中で約300万枚。
Whitneyにとって初めてのNo.1ヒットとなった曲。成熟したテーマとWhitneyの感情豊かなヴォーカルワークがリスナーに共感を呼び、世界的な成功を収めて、最初のグラミー賞をとなりました。


7. "I'm Your Baby Tonight" (1990)
売上: 世界中で約250万枚。
3枚目となったアルバムのタイトルソング。現代的なR&Bとダンス要素を取り入れたヒットソング。
12インチシングルは、2枚組でC+CによるRemixは、めっちゃ盛り上がりますね。


8. "Where Do Broken Hearts Go" (1988)
売上: 世界中で約200万枚。
7曲目の連続1位シングルとなったバラード。内省的なリリックとWhitneyの心のこもったヴォーカルがココロにジーーーンと響きます。


9. "I'm Every Woman" (1992)
売上: 世界中で約200万枚。
言わずとしてたChaka Khanが歌った1978年のヒット曲のカバー曲。映画「ボディガード」のサントラからのシングルカット。PVでは、Chaka KhanやTLC、母親であるCissy Houstonがカメオ出演していますね。


10. "Didn't We Almost Have It All" (1987)
売上: 世界中で約200万枚。
アルバム「Whitney」からのシングルカット。感情的なバラードでこの曲もNo.1ヒットとなりました。曲の感動的な歌詞とWhitney優しいボーカルパフォーマンスが心に響くイイ曲です。


WHITNEY HOUSTON / SAVING ALL MY LOVE FOR YOU
WHITNEY HOUSTON / SAVING ALL MY LOVE FOR YOUの試聴
next recordsのサイトでWHITNEY HOUSTONのレコードを探してみる

もう名曲だらけのWhitney Houston Best 10なのですが、上記で紹介した曲は、一応全曲12インチシングルは、リリースされています。
しかし爆発的なヒット曲であっても意外とUS盤の12インチがリリースされていない曲があるんですね。
この映画「ボディガード」の主題歌で最もヒットしたI Will Always Love Youも世界中各国の12インチシングルがリリースされていますがお膝元であるアメリカでは、ナゼかUS盤12インチシングルは、未リリースなんだよな〜。
ん〜コレは、ちょっとホント、おかしいですよね・・・マジで、レコード会社のナンらかの戦略的な思惑が透けて見えるカンジではあります。
I Will Always Love Youの12インチシングルは、日本ではUK盤やEU盤が比較的よく見かけますが、静かなはじめりであるイントロ部分にキズがはいっているコトが多いんですよね・・・。
ドコかで見かけてもこの部分はよくチェックしておいたほうがイイですよ!
最近は、この12インチシングル・・・結構レア化していますね。

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