このブログでも度々書いていますがココ最近、当店のリアル店舗へご来店してくださいるお客さんが結構多くなってきました。
ホンっトにありがたいコトです。
一時期は、あまりにも来店していただけるお客さんの少なさに「渋谷でリアル店舗を営むイミあるのか?」ってくらい相当悩んだ時期もあったんですよね。
もう10年以上前のコトですが、その時の心境を赤裸々に書いた記事はコチラ。
ショップの今後とか方向性のコトをハナシあった・・・。
世間では年末のカキ入れ時期の真っただ中の週末の営業でもうナン時間もお客さんが訪れない状況にレコード店主が、アタマを抱えているというハナシです(笑)
文章では、沈みがちな心境の中でも、出来るだけポジティブな考えで前向きにやっていこう!って印象で上記の記事を書いたのですが、気持ち的には、「ウムぅ・・・どうなるんだろう・・・」って不安な心境だったというコトを記事を読み返して思い出しました。
とは言っても、もう10年以上前ですからね・・・。
で、その頃の「お客さん、来てもらえなくなったなぁ・・・今後、お店の在り方ってどうなるんだろう・・・」ってボンヤリと不安な未来のコトを考えて危惧していたワケですが、まさか10数年後にアノ時以上にご来店のお客さんが増える状況になるなんて、まったく想定外の状況になりました。
10年前とか、ナンでもネットでモノが買える時代が進んで足を運んでリアル店舗で買い物をするという行動は、衰退していくんじゃないかな・・・って思っていたのですよね・・・まぁ〜ニンゲンの行動原理とか合理性ナンかを考えたらそんな風に想像しちゃいますよね〜。
でも実際は、そうはならなかった・・・しかも、ネット通販とか10年以上前よりも更に格段に便利になっているにも関わらず、人が再びレコード店へ訪れるようになるなんて想像もつきませんでした。
当店は、2000年のDJブームの真っ只中に渋谷で営業をはじめたのですが、当時の同じ「レコードを買い求める」という基本的な目的は、20年前と同じなのですが、明らかにお客さんのレコードの買い方とか選び方とかが、変化しているコトがわかります。
まぁ、当店は営業をはじめてから24年目でホボ四半世紀ですからね・・・そりゃあ、お客さんの層もゴッソリとかわりますよね。
で、ココ最近は、月曜〜金曜日のウィークディの来店客は、外国人のお客さん:日本人のお客さんの比率は、9:1くらい、コレが週末になると7:3くらいってカンジです。
ホント、ウィークディなんて接客に関しては英語しか喋っていない日もあるくらいです。
そんなご来店いただけるお客さんが増えた中で気になるコトがあります。
それが今回のタイトルになっている
「〇〇アリますか?」ってワードです。
〇〇の中には、アーティスト名であったり曲名だったり、ジャンルだったりするのですが、この「〇〇アリますか?」って訊かれるとナンかモヤモヤしたフクザツな想いになるんですよね。
レコード店に於いてお客さんが店員に「〇〇アリますか?」って尋ねるというコトは、もうその字面通り「欲しいレコードがある」それは「〇〇というアーティスト(曲名 or ジャンル)である」そしてその「〇〇がアレば、購入したい」というもうコレ以上にない明確な購入意思があるというコトが解ります。
コレね〜モノを販売している側からするとメチャわかり易いんですよ・・・お客さんがナニが欲しいのかっていうのがピンポイントで名指しされているワケですからね。
この〇〇のレコードがアレば、ホボホボ購入してもらえるという買い手の購入意欲が丸わかりの状態なワケです。
だけど、このお客さんがご所望の「〇〇のレコード」・・・コレが、ナイんですよね・・・ホボホボ、確実にナイんです。
で、この「〇〇アリますか?」って訊かれて実際にナイので「ナイですね・・・」ってお伝えすると「あ、そうですか」って数秒で帰っていかれます。
このお客さんが買いたいと思っている〇〇が、シティ・ポップであったり、当店で扱っていないジャンルやドーナツ盤(7インチシングル)であったりすると、ご来店いただいたお客さんではあるのですが、当店でレコードを買ってもらえるお客さんでナイないので、「ナイですね」って伝えて帰られてもナンとも思わないのですが、当店でメインで扱っているジャンルの音楽でピンポイントで「〇〇ありますか?」って訊かれてソレが今は、売り切れててしまってナイのでその在庫状況をそのまま「今は、売り切れてないですね〜」ってお伝えした時も同様に「あ〜そうですか」ってお帰りになられるんですよね。
この時にオイラのモヤモヤした感情がフワァ〜っと湧いて来るんですよね。
コレね・・・もうホント、ココ最近結構、多くて気持ち的に「ナンでそうなるんだろう・・・」ってちょっと悩むレベルなんですよね。
ナンかせっかく、実際にレコード店に足を運んで訪れて頂いているのに「〇〇アリますか?」「売れきれてナイです。」「ソレじゃサイナラ」ってなんだかとても残念な気持ちになるんですよね。
ナゼ、そんな気持ちになるのかというと、レコードが好きで欲しいレコードを購入したいからレコード店を訪れているお客さんなワケですが、モチロン、欲しい&買いたいレコードがレコード店を訪れる主たる目的ではあるのですが、店頭のレコードを1枚も見ないでピンポイントで探しているレコードのアリorナシを店員に訊いて、アレば買う、ナイならば帰るっていうのは、折角レコード店に訪れるという機会があるにも関わらずとてももったいナイような気がするんですよね。
イヤ、メチャ解るんですよ・・・欲しいレコードがあるっ!ゼヒとも手に入れたいレコードがあるっ!っていうのは。
だけど、探しているレコード意外のレコードは、絶対にいらないのかって言うワケでは、ナイと思うんですよ。
解りやすく具体的な例でたとえてみると
「NUJABESのレコードアリますか?」って訊かれたとします。
国内外に人気のアーティストのレコードなのでタイミングが良ければ在庫がありますが、ホトンドのタイミングでは在庫がナイのでその通り「今は、ナイですね」ってお伝えすると「では、サイナラ〜」ってなるのです。
でも、当店には今およそ5000枚ホドの在庫があるんですよね・・・で、お客さんがピンポイントで探しているレコードは、ナイんだけどお探しのジャンルのレコードやソレに近いテイストの楽曲のレコードとかってお客さんが知らないだけであるんですよ。
NUJABESのような曲が好きだったら美しいJazzネタのHipHopみたいなカンジの楽曲って結構、存在していると思うんですよね。
レコード店を訪れたらそういった未知のレコードに出会える機会が確実にあるのですが、ピンポイントで探しているレコード意外は、興味ナシっていうのは、ナンだかなぁ〜って思うんですよね。
このパターンね、日本人のお客さんだけでなく外国のお客さんでも同じようなカンジなんですよね。
先にも述べたように当店は、渋谷で20年以上レコード店を営んでいるワケですが、このようなピンポイントでレコードを探しているお客さんって20年前もいたんですよね。
で、オイラの長年に渡るお客さんとの接客の中でわかったのは、レコード・音楽への知見が浅い人ホド、その傾向が強いような気がします。
ご自身がその音楽に触れて「この曲、イイな、このアーティスト、イイな」って思ってそのレコードが欲しいって気持ちに繋がってゆくのだと思うのですが、ソレ以外の音楽を受け入れる許容範囲が極めて狭いような気がするんですよね。
ジャンルの縛りというかアーティストの縛りみたいなのをご自身でつくってソレ以外は、受け付けないみたいな雰囲気になっているようなカンジですね。
タブン、そういったコトを考えると今のレコード・ブームがキッカケでココ最近レコードを聴き始めたって人がとても増えてきたってコトなのかもしれません。
ん〜お客さんがどんな音楽にコダワッていてどの音楽が好きでどのレコードを欲しいのかっていうのは、自由でイイワケでソレに対してイチレコード店主がアーだコーだと言うコトってなんだかおこがましいのですが、折角レコード店に訪れたにも関わらず眼の前にある数千枚のレコードには一切目もくれず、ピンポイントで1枚のレコードを探すのってなんだかなぁ〜ってどうしても思っちゃうんですよね。
そういったピンポイントでレコードを探しているお客さんと、ひと言ふた言やり取りをして在庫がナイのでお帰りになった後に「あんなカンジでずっとレコード店を廻っていくのかな?」って思うんですよね。
で、思ったんですがこのピンポイントでレコードを探す行動様式ってナンダカ、検索してレコードを探しているみたいなカンジに似ているんですよね。
Googleの検索窓に入れるワードって明確な目的を入れないとちゃんとした検索結果が出ないじゃないですか・・・なんかソレに近いっていうかね。
というか、極端なコトを言えば、レコード店を訪れて「〇〇アリますか?」ってナン店舗も巡り巡って探すよりそもそも欲しいレコードをググって探して在庫のあるレコード店で通販すればイイんじゃないのか・・・って。
タブン、ソレが合理的でもあるし世界中にある存在するレコード店・販売サイトからその在庫状況を調べるコトが出来る最適解であると思うんですよね。
今の時代、タブン自力で足を使ってモノを探すよりも先にスマホでググって探す方というやり方が主流だと思うんですよね・・・でも、敢えてレコード店を巡るそのイミとは、なんだろう・・・。
よく言われるようなレコード店に訪れるコトで得られるセレンディピティとか、レコード店スタッフとのコミュニケーションからイイ曲を紹介してもらえたとか・・・そういった類の目的とは明らかに異なりますよね。
レコード店を営んでいる立場からするとやっぱりお店に訪れていただいたのであればレコードを見て欲しいなぁ〜って率直な気持ちがあるんですよね。
ん〜コレが、まったく当店の取扱しているジャンルにカスリもしなければ全然、ソッコーでお帰りになっていただいても構わないのですが、お客さんが興味のあるジャンルにも関わらず、1枚もレコードを見ていただけないのは、ちょっと寂しいなぁ〜って思っちゃうんですよね。
FREDDIE JAMES / DON'T TURN YOUR BACK ON LOVE
FREDDIE JAMES / DON'T TURN YOUR BACK ON LOVE の試聴
next recordsのサイトでFREDDIE JAMESのレコードを探してみる
ココで書いた内容のコトとかをスタッフにハナシてみると・・・
「キミ、そんなの考えスギだよ、お客さんは欲しいものがアレば買うし、興味がなければ買わないというタダ、ソレだけのコトだよ!」って言われましたケドね。
ウン、確かにそうなんだケド、折角お店をやっているんだからオイラ的には、ご来店いただいたお客さんの興味のトビラを少しでも広げたいなぁ〜って気持ちがあるんですケドね〜。
余計なお世話なのかもしれませんね・・・(笑)
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渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
ホンっトにありがたいコトです。
一時期は、あまりにも来店していただけるお客さんの少なさに「渋谷でリアル店舗を営むイミあるのか?」ってくらい相当悩んだ時期もあったんですよね。
もう10年以上前のコトですが、その時の心境を赤裸々に書いた記事はコチラ。
ショップの今後とか方向性のコトをハナシあった・・・。
世間では年末のカキ入れ時期の真っただ中の週末の営業でもうナン時間もお客さんが訪れない状況にレコード店主が、アタマを抱えているというハナシです(笑)
文章では、沈みがちな心境の中でも、出来るだけポジティブな考えで前向きにやっていこう!って印象で上記の記事を書いたのですが、気持ち的には、「ウムぅ・・・どうなるんだろう・・・」って不安な心境だったというコトを記事を読み返して思い出しました。
とは言っても、もう10年以上前ですからね・・・。
で、その頃の「お客さん、来てもらえなくなったなぁ・・・今後、お店の在り方ってどうなるんだろう・・・」ってボンヤリと不安な未来のコトを考えて危惧していたワケですが、まさか10数年後にアノ時以上にご来店のお客さんが増える状況になるなんて、まったく想定外の状況になりました。
10年前とか、ナンでもネットでモノが買える時代が進んで足を運んでリアル店舗で買い物をするという行動は、衰退していくんじゃないかな・・・って思っていたのですよね・・・まぁ〜ニンゲンの行動原理とか合理性ナンかを考えたらそんな風に想像しちゃいますよね〜。
でも実際は、そうはならなかった・・・しかも、ネット通販とか10年以上前よりも更に格段に便利になっているにも関わらず、人が再びレコード店へ訪れるようになるなんて想像もつきませんでした。
当店は、2000年のDJブームの真っ只中に渋谷で営業をはじめたのですが、当時の同じ「レコードを買い求める」という基本的な目的は、20年前と同じなのですが、明らかにお客さんのレコードの買い方とか選び方とかが、変化しているコトがわかります。
まぁ、当店は営業をはじめてから24年目でホボ四半世紀ですからね・・・そりゃあ、お客さんの層もゴッソリとかわりますよね。
で、ココ最近は、月曜〜金曜日のウィークディの来店客は、外国人のお客さん:日本人のお客さんの比率は、9:1くらい、コレが週末になると7:3くらいってカンジです。
ホント、ウィークディなんて接客に関しては英語しか喋っていない日もあるくらいです。
そんなご来店いただけるお客さんが増えた中で気になるコトがあります。
それが今回のタイトルになっている
「〇〇アリますか?」ってワードです。
〇〇の中には、アーティスト名であったり曲名だったり、ジャンルだったりするのですが、この「〇〇アリますか?」って訊かれるとナンかモヤモヤしたフクザツな想いになるんですよね。
レコード店に於いてお客さんが店員に「〇〇アリますか?」って尋ねるというコトは、もうその字面通り「欲しいレコードがある」それは「〇〇というアーティスト(曲名 or ジャンル)である」そしてその「〇〇がアレば、購入したい」というもうコレ以上にない明確な購入意思があるというコトが解ります。
コレね〜モノを販売している側からするとメチャわかり易いんですよ・・・お客さんがナニが欲しいのかっていうのがピンポイントで名指しされているワケですからね。
この〇〇のレコードがアレば、ホボホボ購入してもらえるという買い手の購入意欲が丸わかりの状態なワケです。
だけど、このお客さんがご所望の「〇〇のレコード」・・・コレが、ナイんですよね・・・ホボホボ、確実にナイんです。
で、この「〇〇アリますか?」って訊かれて実際にナイので「ナイですね・・・」ってお伝えすると「あ、そうですか」って数秒で帰っていかれます。
このお客さんが買いたいと思っている〇〇が、シティ・ポップであったり、当店で扱っていないジャンルやドーナツ盤(7インチシングル)であったりすると、ご来店いただいたお客さんではあるのですが、当店でレコードを買ってもらえるお客さんでナイないので、「ナイですね」って伝えて帰られてもナンとも思わないのですが、当店でメインで扱っているジャンルの音楽でピンポイントで「〇〇ありますか?」って訊かれてソレが今は、売り切れててしまってナイのでその在庫状況をそのまま「今は、売り切れてないですね〜」ってお伝えした時も同様に「あ〜そうですか」ってお帰りになられるんですよね。
この時にオイラのモヤモヤした感情がフワァ〜っと湧いて来るんですよね。
コレね・・・もうホント、ココ最近結構、多くて気持ち的に「ナンでそうなるんだろう・・・」ってちょっと悩むレベルなんですよね。
ナンかせっかく、実際にレコード店に足を運んで訪れて頂いているのに「〇〇アリますか?」「売れきれてナイです。」「ソレじゃサイナラ」ってなんだかとても残念な気持ちになるんですよね。
ナゼ、そんな気持ちになるのかというと、レコードが好きで欲しいレコードを購入したいからレコード店を訪れているお客さんなワケですが、モチロン、欲しい&買いたいレコードがレコード店を訪れる主たる目的ではあるのですが、店頭のレコードを1枚も見ないでピンポイントで探しているレコードのアリorナシを店員に訊いて、アレば買う、ナイならば帰るっていうのは、折角レコード店に訪れるという機会があるにも関わらずとてももったいナイような気がするんですよね。
イヤ、メチャ解るんですよ・・・欲しいレコードがあるっ!ゼヒとも手に入れたいレコードがあるっ!っていうのは。
だけど、探しているレコード意外のレコードは、絶対にいらないのかって言うワケでは、ナイと思うんですよ。
解りやすく具体的な例でたとえてみると
「NUJABESのレコードアリますか?」って訊かれたとします。
国内外に人気のアーティストのレコードなのでタイミングが良ければ在庫がありますが、ホトンドのタイミングでは在庫がナイのでその通り「今は、ナイですね」ってお伝えすると「では、サイナラ〜」ってなるのです。
でも、当店には今およそ5000枚ホドの在庫があるんですよね・・・で、お客さんがピンポイントで探しているレコードは、ナイんだけどお探しのジャンルのレコードやソレに近いテイストの楽曲のレコードとかってお客さんが知らないだけであるんですよ。
NUJABESのような曲が好きだったら美しいJazzネタのHipHopみたいなカンジの楽曲って結構、存在していると思うんですよね。
レコード店を訪れたらそういった未知のレコードに出会える機会が確実にあるのですが、ピンポイントで探しているレコード意外は、興味ナシっていうのは、ナンだかなぁ〜って思うんですよね。
このパターンね、日本人のお客さんだけでなく外国のお客さんでも同じようなカンジなんですよね。
先にも述べたように当店は、渋谷で20年以上レコード店を営んでいるワケですが、このようなピンポイントでレコードを探しているお客さんって20年前もいたんですよね。
で、オイラの長年に渡るお客さんとの接客の中でわかったのは、レコード・音楽への知見が浅い人ホド、その傾向が強いような気がします。
ご自身がその音楽に触れて「この曲、イイな、このアーティスト、イイな」って思ってそのレコードが欲しいって気持ちに繋がってゆくのだと思うのですが、ソレ以外の音楽を受け入れる許容範囲が極めて狭いような気がするんですよね。
ジャンルの縛りというかアーティストの縛りみたいなのをご自身でつくってソレ以外は、受け付けないみたいな雰囲気になっているようなカンジですね。
タブン、そういったコトを考えると今のレコード・ブームがキッカケでココ最近レコードを聴き始めたって人がとても増えてきたってコトなのかもしれません。
ん〜お客さんがどんな音楽にコダワッていてどの音楽が好きでどのレコードを欲しいのかっていうのは、自由でイイワケでソレに対してイチレコード店主がアーだコーだと言うコトってなんだかおこがましいのですが、折角レコード店に訪れたにも関わらず眼の前にある数千枚のレコードには一切目もくれず、ピンポイントで1枚のレコードを探すのってなんだかなぁ〜ってどうしても思っちゃうんですよね。
そういったピンポイントでレコードを探しているお客さんと、ひと言ふた言やり取りをして在庫がナイのでお帰りになった後に「あんなカンジでずっとレコード店を廻っていくのかな?」って思うんですよね。
で、思ったんですがこのピンポイントでレコードを探す行動様式ってナンダカ、検索してレコードを探しているみたいなカンジに似ているんですよね。
Googleの検索窓に入れるワードって明確な目的を入れないとちゃんとした検索結果が出ないじゃないですか・・・なんかソレに近いっていうかね。
というか、極端なコトを言えば、レコード店を訪れて「〇〇アリますか?」ってナン店舗も巡り巡って探すよりそもそも欲しいレコードをググって探して在庫のあるレコード店で通販すればイイんじゃないのか・・・って。
タブン、ソレが合理的でもあるし世界中にある存在するレコード店・販売サイトからその在庫状況を調べるコトが出来る最適解であると思うんですよね。
今の時代、タブン自力で足を使ってモノを探すよりも先にスマホでググって探す方というやり方が主流だと思うんですよね・・・でも、敢えてレコード店を巡るそのイミとは、なんだろう・・・。
よく言われるようなレコード店に訪れるコトで得られるセレンディピティとか、レコード店スタッフとのコミュニケーションからイイ曲を紹介してもらえたとか・・・そういった類の目的とは明らかに異なりますよね。
レコード店を営んでいる立場からするとやっぱりお店に訪れていただいたのであればレコードを見て欲しいなぁ〜って率直な気持ちがあるんですよね。
ん〜コレが、まったく当店の取扱しているジャンルにカスリもしなければ全然、ソッコーでお帰りになっていただいても構わないのですが、お客さんが興味のあるジャンルにも関わらず、1枚もレコードを見ていただけないのは、ちょっと寂しいなぁ〜って思っちゃうんですよね。
FREDDIE JAMES / DON'T TURN YOUR BACK ON LOVE
FREDDIE JAMES / DON'T TURN YOUR BACK ON LOVE の試聴
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ココで書いた内容のコトとかをスタッフにハナシてみると・・・
「キミ、そんなの考えスギだよ、お客さんは欲しいものがアレば買うし、興味がなければ買わないというタダ、ソレだけのコトだよ!」って言われましたケドね。
ウン、確かにそうなんだケド、折角お店をやっているんだからオイラ的には、ご来店いただいたお客さんの興味のトビラを少しでも広げたいなぁ〜って気持ちがあるんですケドね〜。
余計なお世話なのかもしれませんね・・・(笑)
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