毎年、最後の記事は、今年一年を振り返ってどんなカンジだったとか、next. recordsは、あの時こんな様子だったとか、アナログレコード界隈の動向はどうだったのか等をカンゼンに主観で綴るハナシです。
ま〜ナニハトモアレ今年も無事に2023年を終えるコトができました。
コレも当店をサポートしていただけるお客様のおかげです。
本当にありがとうございます。
ココ最近思うコトなのですが、過去を振り返る時に必ずといってその振り返りの起点となる時期が2020年のコロナ問題が始まった時にセットされているんですよね。
つい先日も超大先輩な老舗レコード店のオーナーさんが「久しブリっ!元気してるぅ?」ってカンジで当店へご来店頂いたのですが「ナン年ぶりでしたっけ?」って考えた時ナンかの起点になるのが必ず2020年のコロナより先か後か・・ってカンジで時間の経過のコトを考えちゃうみたいなカンジになってしまうんですよね。
まぁ〜確かにソレくらいオイラの人生にとてもインパクトがある出来事だったのでタブン、あと数年間はこの2020年起点での時間のマインドセットは続きそうな気がします。
で一年前の12月は、どんなコトをカンジた一年だったのかなぁ・・・って昨年の記事を読み返してみました。
今年一年のnext. records(2022年版)
2022年は、概ね当店の状況は、「悪くない」って印象ですね・・・。
で、今年なのですが昨年以上に渋谷の店舗にご来店いただけるお客さんが増えた印象があります。
ニュースなどでもご存知の人もいるとは思うのですが、コロナの制限がホボ、なくなったコトで訪日外国人が爆発的に増えましたよね。
で、その実数も「爆買い」と言われた最多数だった2019年の訪日外国人の人数を2023年は10月の時点で超えたと話題になりました。
2019年は、中国人の数がとにかく多かったのですがデータによると2023年に日本へ訪れた地域別の多い順は、1位 韓国、2位 台湾、3位 中国、 4位 アメリカ ってカンジだったそうです。
またアメリカ、オーストラリア、ドイツ、カナダ、メキシコからの訪日がメチャ増えたそうです。
当店では、外国からのお客さんには、免税でレコードを販売しているのですが、時期によっては店頭での売上が消費税込みの売上よりも免税販売での売上のほうが多かった時期があったりしたんですよね。
要するに日本人の売上よりも外国人の売上の方が多かったってコトです。
当店に関しては、ココ数年間の平日の来店客って少ないのですが今年に関しては、平日も週末も時間も天気もまったくカンケーナッシングで外国人客が来店していた印象があります。
確かに旅行者にとっては、平日や土日なんていう曜日の感覚ナンてカンケーないですからね・・・というか、日本に訪れている時点でずぅ〜っと休日でしかも海外旅行をしているという「ハレの日」という状況なので、「ココでしか買えない・今しか買えない」というお買い物欲もMAXになっちゃうようで買いっプリがハンパなかったですね。
タブン、この状況は今最高潮に高まっている「アナログレコード人気」が継続している間は、ず〜っと続きそうなカンジがします。
で、日本のお客さんに関しては、昨年のブログ記事でも書いていますが、レコードビギナーさんが更に増えたような印象があります。
コレも「アナログレコード人気」の影響でスソ野がさらに広がったってカンジなのでしょう。
この「渋谷レコード店日記」でもレコードビギナーさんから発せられる仰天エピソードの数々をご紹介させていただきました(笑)
ホント、「ナンでそうなるの?」ってコトもメチャ多いんですよね〜というか解らないコトがあれば今だとググればイッパツで疑問に思っているコトの解決策はスグに解るハズだよね〜ってオイラは、思っていたのですがそういったレコードビギナーさん達とハナシをしていてある結論に至りました。
どうやらソレは、「解らないコトや疑問に思っているコトの言語化・文章化がうまく出来ない」ってコトのようです。
例えば、はじめて買ったレコードプレーヤーから音がでない、もしくは音が悪いといった状況になった時に具体的にどんな文章・キーワードを入力したらイイのか、そしてどうやってソレを調べて解決したらイイのか解らない・・・ってコトのようです。
店頭でそういった相談を受ける時は、今の状況を訊いてオイラが「〇〇は、どうですか?」ってカンジで質問をしてその問題の原因を推定ながら解決方法を模索したりするのですが、レコードビギナーさんは、現状を伝えるコトでイッパイいっぱいで問題の原因にまで自分でたどり着けないってカンジのようです。
もしかしてこういったちょっとしたオーディオのお困りゴトを解決します的なコンシェルジュみたいなサービスっていうのもビジネスとしてアリなのかな・・・って思ったりしますね〜。
お客さんは増えた、レコードの人気もまぁまぁアル・・・という比較的嬉しい状況なのですが、楽観視出来ないコトや懸念するコトもあったりします。
ソレは、レコードの仕入れです。
2022年のブログ記事でも相変わらず同じようなコトを書いていますね。
昨年の時点で「円安 & 世界的なレコード価格の高騰」について言及しているのですが、ソレが今年2023年は更にヒドくなったような印象です。
昨年のドル円の為替レートは円安気味で最安値で$1=$150円くらいまで行きましたが今年2023年は軽々と$150円を突破してきましたね。
12月の時点では、多少円高に戻ってきましたが、それでも143〜145円くらいですね〜去年の同じ時期は130円前半だったのでまだ10円以上円安傾向な状況です。
もうホント、海外からの仕入れに関してはかなり苦心しているんですよね。
レコードの価格自体が値上がっているのに円の価値は下っている・・・しかも送料とかもココ1年でかなり値上がっちゃいましたしね。
為替とレコード人気の先行きは、まったくどうなるか不明です。
当店でも出来るだけ国内でのレコード買取の方に軸足を移してはいるのですが、どうしても人気の高いアツいタイトルっていうのは、買い取りでは入ってき難いんですよね。
なので、多少値が張っても海外からアツいレコードの仕入れは、行わなければ品揃えのクォリティが保てないんですよね。
なので、そういった仕入れ値の上昇に併せた販売価格への転嫁をやらざるを得ない状況になっています。
でもね〜お客さんが購入できる価格の相場観ってやはりあるんですよね。
このタイトルのレコードだったら大体●円くらいだよね〜みたいなカンジで。
しかし、この価格の相場観もココ1〜2年の間にガラリと変わってきているんですよね。
オイラ自身の長年培ってきた経験則がココ最近の価格の相場感にまったく追いつかないみたいなカンジです。
半年くらい前だったらこのタイトルは、3000円ぐらいだよね〜って思っていたのが今だと5000円くらいになっちゃうみたいなホント決して大ゲサではなくってそれくらいに価格の変化が激しいんですよね。
当店の値付け担当スタッフも入荷したレコードのすべてのタイトルの価格の見直しを毎レコードごとにアップデートしなければ追いつかないって嘆いていました。
一ヶ月ホドにも下記に似たような内容のブログ記事を書きました。
レコード店が直面する円安・インフレ・仕入れ & 販売
で、レコードの値段が高くなってちょっと手が出にくい状況になってしまうんじゃないかなぁ・・・って心配な部分もあったりするんですよね。
だけど・・・結構スグに売れちゃうんですよ・・・コレが。
1万円くらいするレアなレコードでも店頭で壁にディスプレイしたら訪れた外国からのお客さんがパッと手にとって買っていかれる・・・みたいなカンジです。
だけど、せっかく日本で販売されたレコードが外国人に買われて再び海外流出してしまうコトに関してはちょっとフクザツな想いがあるんですよね〜。
日本人だけでな外国人もみんなお客さんは、レコードの適正価格をDiscogsをみて調べていますよ。
決して大ゲサではなくってレコードの価格が世界でフラット化(均一化)しつつあるんじゃないのかなぁって思ったりします。
レコードの値段って海外では日本よりはるかに安い価格で売られているって思われているフシもあるのですが、現実は安いのもアルけど日本よりも高いのもアルというカンジで一様に「こうだっ!」って言えないんですよね。
だけど、まぁまぁ知名度のあるタイトルのものは最近だと日本でも海外でも価格は同じくらいになっているレコード価格のフラット化は、確実に進んでいますね。
人気アイテムの今後の動向は、ホントにどうなってゆくのかまったくワカラナイですね。
で、昔レコードで音楽を嗜んでいたケド、当時のブームの収束化で一旦、レコードから離れていた人が再びレコードの再評価が高まっている中でもう一度、レコードで好きな音楽を聴いてみようかなぁ〜っていう「リバイバル層・リターン層」が確実に増えてきたという実感が今年はありましたね。
シティ・ポップ人気がキッカケとなったレコードの再評価だったのですが、はやりのシティ・ポップなレコードをまったく扱っていない当店のようなレコード店は、カンゼンにブームの蚊帳の外だったのですが、このブームから派生したアナログレコードでのDJプレイの再評価によって、ダンス系のレコードにまでその余波が訪れたようなカンジがしました。
ソレが先に書いたような昔DJプレイを楽しんでいた「リターンDJ」だけでなく、デジタルからアナログレコードへプレイスタイルを変更する「スイッチ系レコードDJ」も増えてきたような気がします。
さらにっ!カンゼンなデジタル世代の若い層の人がレコードの良さに気がついてソコからDJプレイに興味を持つ「ビギナー系レコードDJ」も新たに出現しているコトもうかがえますね。
そういったイミでは、今年の2023年はイロイロなコトがありましたが当店にとってはなかなか実りのある1年だったような気がします。
あとね・・・長年、懸念していたnext. recordsのショッピングサイトの大幅リニューアルも出来ましたしね。
リニューアル当初は、はじめてのホームページで慣れない使い勝手というコトもありトラブルもあったりしましたが、今は、以前にはリーチできなかったお客さんにまでチャンと当店のレコードの在庫の状況を届けるように出来るようになってnext. recordsではじめてレコードを購入していただけるご新規のお客さんがメチャ増えましたしね。
ショッピングサイト・リニューアルの着想から実現までの費用や手間・時間は、メチャかかりましたが、結果的にはリニューアルしてホント、よかったです。
オイラは、悩みゴトは多スギでストレスが溜まって口内炎が多発しましたケドね(笑)
VALERY ALLINGTON / STOP (SPECIAL ELECTRONIC VERSION)
VALERY ALLINGTON / STOP (SPECIAL ELECTRONIC VERSION) の試聴
next recordsのサイトでVALERY ALLINGTONのレコードを探してみる
今後の為替の影響や世間の景気はどんなカンジ?はたまたレコード人気は、コレからどうなる?ってコト等などアナログレコードという超マニアックな趣味に於いても気になるコトはあるのですが、2024年も12インチシングルをこよなく愛する皆さまのレコード・センサーにビンビン反応してもらえるようなレコードを紹介出来るようにガンバる所存でございますっ!
2024年もゼヒ、渋谷ネクストレコードをご贔屓にしていただけますようヨロシクお願い申しあげますっ!
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
ま〜ナニハトモアレ今年も無事に2023年を終えるコトができました。
コレも当店をサポートしていただけるお客様のおかげです。
本当にありがとうございます。
ココ最近思うコトなのですが、過去を振り返る時に必ずといってその振り返りの起点となる時期が2020年のコロナ問題が始まった時にセットされているんですよね。
つい先日も超大先輩な老舗レコード店のオーナーさんが「久しブリっ!元気してるぅ?」ってカンジで当店へご来店頂いたのですが「ナン年ぶりでしたっけ?」って考えた時ナンかの起点になるのが必ず2020年のコロナより先か後か・・ってカンジで時間の経過のコトを考えちゃうみたいなカンジになってしまうんですよね。
まぁ〜確かにソレくらいオイラの人生にとてもインパクトがある出来事だったのでタブン、あと数年間はこの2020年起点での時間のマインドセットは続きそうな気がします。
で一年前の12月は、どんなコトをカンジた一年だったのかなぁ・・・って昨年の記事を読み返してみました。
今年一年のnext. records(2022年版)
2022年は、概ね当店の状況は、「悪くない」って印象ですね・・・。
で、今年なのですが昨年以上に渋谷の店舗にご来店いただけるお客さんが増えた印象があります。
ニュースなどでもご存知の人もいるとは思うのですが、コロナの制限がホボ、なくなったコトで訪日外国人が爆発的に増えましたよね。
で、その実数も「爆買い」と言われた最多数だった2019年の訪日外国人の人数を2023年は10月の時点で超えたと話題になりました。
2019年は、中国人の数がとにかく多かったのですがデータによると2023年に日本へ訪れた地域別の多い順は、1位 韓国、2位 台湾、3位 中国、 4位 アメリカ ってカンジだったそうです。
またアメリカ、オーストラリア、ドイツ、カナダ、メキシコからの訪日がメチャ増えたそうです。
当店では、外国からのお客さんには、免税でレコードを販売しているのですが、時期によっては店頭での売上が消費税込みの売上よりも免税販売での売上のほうが多かった時期があったりしたんですよね。
要するに日本人の売上よりも外国人の売上の方が多かったってコトです。
当店に関しては、ココ数年間の平日の来店客って少ないのですが今年に関しては、平日も週末も時間も天気もまったくカンケーナッシングで外国人客が来店していた印象があります。
確かに旅行者にとっては、平日や土日なんていう曜日の感覚ナンてカンケーないですからね・・・というか、日本に訪れている時点でずぅ〜っと休日でしかも海外旅行をしているという「ハレの日」という状況なので、「ココでしか買えない・今しか買えない」というお買い物欲もMAXになっちゃうようで買いっプリがハンパなかったですね。
タブン、この状況は今最高潮に高まっている「アナログレコード人気」が継続している間は、ず〜っと続きそうなカンジがします。
で、日本のお客さんに関しては、昨年のブログ記事でも書いていますが、レコードビギナーさんが更に増えたような印象があります。
コレも「アナログレコード人気」の影響でスソ野がさらに広がったってカンジなのでしょう。
この「渋谷レコード店日記」でもレコードビギナーさんから発せられる仰天エピソードの数々をご紹介させていただきました(笑)
ホント、「ナンでそうなるの?」ってコトもメチャ多いんですよね〜というか解らないコトがあれば今だとググればイッパツで疑問に思っているコトの解決策はスグに解るハズだよね〜ってオイラは、思っていたのですがそういったレコードビギナーさん達とハナシをしていてある結論に至りました。
どうやらソレは、「解らないコトや疑問に思っているコトの言語化・文章化がうまく出来ない」ってコトのようです。
例えば、はじめて買ったレコードプレーヤーから音がでない、もしくは音が悪いといった状況になった時に具体的にどんな文章・キーワードを入力したらイイのか、そしてどうやってソレを調べて解決したらイイのか解らない・・・ってコトのようです。
店頭でそういった相談を受ける時は、今の状況を訊いてオイラが「〇〇は、どうですか?」ってカンジで質問をしてその問題の原因を推定ながら解決方法を模索したりするのですが、レコードビギナーさんは、現状を伝えるコトでイッパイいっぱいで問題の原因にまで自分でたどり着けないってカンジのようです。
もしかしてこういったちょっとしたオーディオのお困りゴトを解決します的なコンシェルジュみたいなサービスっていうのもビジネスとしてアリなのかな・・・って思ったりしますね〜。
お客さんは増えた、レコードの人気もまぁまぁアル・・・という比較的嬉しい状況なのですが、楽観視出来ないコトや懸念するコトもあったりします。
ソレは、レコードの仕入れです。
2022年のブログ記事でも相変わらず同じようなコトを書いていますね。
昨年の時点で「円安 & 世界的なレコード価格の高騰」について言及しているのですが、ソレが今年2023年は更にヒドくなったような印象です。
昨年のドル円の為替レートは円安気味で最安値で$1=$150円くらいまで行きましたが今年2023年は軽々と$150円を突破してきましたね。
12月の時点では、多少円高に戻ってきましたが、それでも143〜145円くらいですね〜去年の同じ時期は130円前半だったのでまだ10円以上円安傾向な状況です。
もうホント、海外からの仕入れに関してはかなり苦心しているんですよね。
レコードの価格自体が値上がっているのに円の価値は下っている・・・しかも送料とかもココ1年でかなり値上がっちゃいましたしね。
為替とレコード人気の先行きは、まったくどうなるか不明です。
当店でも出来るだけ国内でのレコード買取の方に軸足を移してはいるのですが、どうしても人気の高いアツいタイトルっていうのは、買い取りでは入ってき難いんですよね。
なので、多少値が張っても海外からアツいレコードの仕入れは、行わなければ品揃えのクォリティが保てないんですよね。
なので、そういった仕入れ値の上昇に併せた販売価格への転嫁をやらざるを得ない状況になっています。
でもね〜お客さんが購入できる価格の相場観ってやはりあるんですよね。
このタイトルのレコードだったら大体●円くらいだよね〜みたいなカンジで。
しかし、この価格の相場観もココ1〜2年の間にガラリと変わってきているんですよね。
オイラ自身の長年培ってきた経験則がココ最近の価格の相場感にまったく追いつかないみたいなカンジです。
半年くらい前だったらこのタイトルは、3000円ぐらいだよね〜って思っていたのが今だと5000円くらいになっちゃうみたいなホント決して大ゲサではなくってそれくらいに価格の変化が激しいんですよね。
当店の値付け担当スタッフも入荷したレコードのすべてのタイトルの価格の見直しを毎レコードごとにアップデートしなければ追いつかないって嘆いていました。
一ヶ月ホドにも下記に似たような内容のブログ記事を書きました。
レコード店が直面する円安・インフレ・仕入れ & 販売
で、レコードの値段が高くなってちょっと手が出にくい状況になってしまうんじゃないかなぁ・・・って心配な部分もあったりするんですよね。
だけど・・・結構スグに売れちゃうんですよ・・・コレが。
1万円くらいするレアなレコードでも店頭で壁にディスプレイしたら訪れた外国からのお客さんがパッと手にとって買っていかれる・・・みたいなカンジです。
だけど、せっかく日本で販売されたレコードが外国人に買われて再び海外流出してしまうコトに関してはちょっとフクザツな想いがあるんですよね〜。
日本人だけでな外国人もみんなお客さんは、レコードの適正価格をDiscogsをみて調べていますよ。
決して大ゲサではなくってレコードの価格が世界でフラット化(均一化)しつつあるんじゃないのかなぁって思ったりします。
レコードの値段って海外では日本よりはるかに安い価格で売られているって思われているフシもあるのですが、現実は安いのもアルけど日本よりも高いのもアルというカンジで一様に「こうだっ!」って言えないんですよね。
だけど、まぁまぁ知名度のあるタイトルのものは最近だと日本でも海外でも価格は同じくらいになっているレコード価格のフラット化は、確実に進んでいますね。
人気アイテムの今後の動向は、ホントにどうなってゆくのかまったくワカラナイですね。
で、昔レコードで音楽を嗜んでいたケド、当時のブームの収束化で一旦、レコードから離れていた人が再びレコードの再評価が高まっている中でもう一度、レコードで好きな音楽を聴いてみようかなぁ〜っていう「リバイバル層・リターン層」が確実に増えてきたという実感が今年はありましたね。
シティ・ポップ人気がキッカケとなったレコードの再評価だったのですが、はやりのシティ・ポップなレコードをまったく扱っていない当店のようなレコード店は、カンゼンにブームの蚊帳の外だったのですが、このブームから派生したアナログレコードでのDJプレイの再評価によって、ダンス系のレコードにまでその余波が訪れたようなカンジがしました。
ソレが先に書いたような昔DJプレイを楽しんでいた「リターンDJ」だけでなく、デジタルからアナログレコードへプレイスタイルを変更する「スイッチ系レコードDJ」も増えてきたような気がします。
さらにっ!カンゼンなデジタル世代の若い層の人がレコードの良さに気がついてソコからDJプレイに興味を持つ「ビギナー系レコードDJ」も新たに出現しているコトもうかがえますね。
そういったイミでは、今年の2023年はイロイロなコトがありましたが当店にとってはなかなか実りのある1年だったような気がします。
あとね・・・長年、懸念していたnext. recordsのショッピングサイトの大幅リニューアルも出来ましたしね。
リニューアル当初は、はじめてのホームページで慣れない使い勝手というコトもありトラブルもあったりしましたが、今は、以前にはリーチできなかったお客さんにまでチャンと当店のレコードの在庫の状況を届けるように出来るようになってnext. recordsではじめてレコードを購入していただけるご新規のお客さんがメチャ増えましたしね。
ショッピングサイト・リニューアルの着想から実現までの費用や手間・時間は、メチャかかりましたが、結果的にはリニューアルしてホント、よかったです。
オイラは、悩みゴトは多スギでストレスが溜まって口内炎が多発しましたケドね(笑)
VALERY ALLINGTON / STOP (SPECIAL ELECTRONIC VERSION)
VALERY ALLINGTON / STOP (SPECIAL ELECTRONIC VERSION) の試聴
next recordsのサイトでVALERY ALLINGTONのレコードを探してみる
とりあえず、2023年も渋谷の辺境地 宇田川町シスコ坂で中古レコード店を大きなトラブルもなく営むコトができました。
来年2024年は、イッタイどんな1年になるのやら・・・まったく見通しは立っていませんがなんとか無事に1年を過ごすコトができたコトにホッとした気持ちです。今後の為替の影響や世間の景気はどんなカンジ?はたまたレコード人気は、コレからどうなる?ってコト等などアナログレコードという超マニアックな趣味に於いても気になるコトはあるのですが、2024年も12インチシングルをこよなく愛する皆さまのレコード・センサーにビンビン反応してもらえるようなレコードを紹介出来るようにガンバる所存でございますっ!
2024年もゼヒ、渋谷ネクストレコードをご贔屓にしていただけますようヨロシクお願い申しあげますっ!
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
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