アナログレコードの中でも1つのフォーマットである12インチシングルだけの販売に特化しているレコード店って多くのレコード店がひしめき合っている東京 渋谷界隈でもかなり稀有な存在です。
そんな12インチシングル専門というちょっとコダワリのレコード店なのですが、私達のセレクションに共感していただける多くのお客様に支えられてまぁ~ナンとかレコード店をヤッてイケています。
で時々、12インチシングルにまつわる疑問や質問を訊かれるコトがあるのでそういった内容を綴ってみようと思います。
「ナゼ、この曲は12インチシングルが出ていないのですか?」
コレね・・・結構訊かれるんですよ・・・要するにメチャ、流行った曲で、もしかしたらそのアーティストを代表するような1曲にも関わらず、12インチシングルがリリースされていないってケースです。
まぁ〜80年代と2000年代とかその時代背景によってもその事情は異なるとは思うのですが、結構有名な曲で世界でトップ音楽産業国であるアメリカの人気曲をランキングしたBillboard Hot 100の上位にチャートインしているような超有名な楽曲でも12インチシングルはリリースされていないってパターンですね。
アナログレコードが音楽メディアのド真ん中にいた80年代は、Billboard Hot 100ってシングル盤のセールス、ラジオのエアプレイ、ジュークボックスでの再生とかを統計してランキングしていたのです。その要素のヒトツとして「シングル盤のセールス」というのが絡んでいてホトンドの楽曲は、シングル盤がリリースされているのですが・・・ココで言うシングル盤っていうのは、7インチシングル(ドーナツ盤)であるコトが多いのです。

なのでBillboard Hot 100 にチャートインするホトンドの楽曲は、7インチシングルはリリースされているんです。
で一方、12インチシングルが作られた元々の用途っていうのは、DJプレイやラジオでのエアプレイが目的で作られたレコードなんです。
いずれも一般の音楽好きな人が聴くために購入するっていうものではなくって業務用として使われるレコードというカンジですね。
あと考えられるのは、シングル曲というのは、そのアーティストのアルバムを販売するためのプロモーション的な楽曲であるコトが多いので7インチシングルを作って販売 & エアプレイで、人気をあげて、その後アルバムをリリースするという販売パターンにそったレコード会社のやりかたも関わっていると思われます。
レコード会社的には、1〜2曲しか収録されていない安価なシングルよりも高額なアルバムを販売したいという思惑があります。
タブン、アルバムのほうが儲かるんでしょうね・・・。
でも、12インチシングルは、大きさもアルバムと同じだし製造コストや流通コストもアルバムとホトンド同じくらいかかるのに1〜2曲しか楽曲が収録されていないからアルバムよりも安価な売価にしなければ売れないというコトもありますしね。
12インチシングルが作られる or 作られないという理由は、ホントそのレコード会社の戦略だと思うので明確な理由とか事情は、わかりませんがタブン、リスニング目的というよりもプレイ目的のためにプレスするか否かってコトが絡んでいるような気がします・・・あくまでもオイラのイチ感想ですが・・・。
「12インチシングルには、33回転と45回転のレコードがありますがドッチがいいの?」
コレもよく訊かれますね・・・。
33回転と45回転ってコレ、1分間にレコードが回る回転数のコトを書いているワケです。
レコードって物理的な大きさって最大で12インチサイズって決まっています、そもそも12インチ以上だとレコードプレーヤーの上に載せるコトできませんしね。
その丸い12インチサイズの円盤状のビニール盤に音溝を刻むワケですが、再生する時に33回転と45回転だと収録できる時間が変わってくるんですよ。
12インチサイズのレコードで33回転だと片面約22〜30分くらいまでの収録が可能で45回転だと11〜15分くらいの収録時間となります。
収録時間が長いほうが多くの曲を収録できるのでメリットあるように思われますが、実は、収録時間を長くすればするホド音質が損なわれるというデメリットがあります。
1分間で33回転で進む距離と1分間で45回転で進む距離というのは45回転の方が多く進みますよね。
ソコに同じ時間の曲を収録するとなると33回転だとギュッと音溝を詰めた状態にする必要があります。
45回転だと33回転よりもゆとりのある音溝を刻むコトができます。
コレが音質に影響するワケです。
しかもレコードは、円盤で渦巻状に音溝が刻まれているのでイチバン外側の音溝とイチバン内側の音溝とだと同じ時間、例えば1秒間だとすると移動距離が内側のほうが短くなります。
33回転でギュッと音溝を詰めて刻んでいるにも関わらず、内側ではその移動距離が構造上さらに短くなっているによりギュギュッと詰め込まなければイケなくなります。
この短い距離に音溝を刻むとどうなるのかというと音質が明らかに劣化するんですよね・・・特に音のヒズミが気になるのです。
コレは、もう物理的に仕方がないコトでゼッタイに避けるコトができません。
12インチシングルが同じ曲が収録されているアルバムよりも音圧があるとか、迫力があるといわれるのは、レコード盤の片面に収録される時間の関係で片面に4〜5曲収録されるアルバムよりも1〜2曲しか収録されない12インチシングルの方がゆとりのある音溝が刻むコトが出来るからなのです。特に迫力のある低音域を再生するためには音溝の感覚を広く取る必要があるために更に収録時間が短くなるようです。
上記のコトから考えると、同じ曲は「物理的」に33回転と45回転で比べると45回転の方が高音質で音溝を刻むコトが出来るというコトになります。
だけど、コレはあくまでも「物理的」に・・・という理由です。実際には、レコードを作る元となるマスターディスクを作るエンジニアの技術が深く関わっています。
なので、必ず33回転よりも45回転の方が音質が良いっていうワケでもないんです。
ん〜このアタリは、かなり難しいですね・・・実際に聴いて自分の耳で比べてみる他ないってカンジです。
また、12インチシングルも場合によっては片面にREMIXやらインスト、アカペラなんて多くのバージョンが収録されて片面に4〜5つのバージョンが収録されているコトがあります。
コレも音質に関わってくるコトで先に述べたように多くのバージョンを収録するために音溝をギュッと詰める必要があります。
なので理論的には、同じ12インチシングルでも片面に多くのバージョンが収録されているよりも少ないバージョンが収録されている方が音質がいいコトになります・・・でも、コレもエンジニアのスキルに依るという・・・。
じゃあ、ドレがイチバン良いのか・・・ってコトなのですが、その曲を実際に自分の耳で聴いて聴き比べるしかないというのが実情となります。
メンドーですね〜でも、コレもレコードの楽しみのひとつでもありますよね〜(笑)
「ナンでUS(UK)盤の12インチシングルはリリースされないの?」
12インチシングルを買い続けている時々、「アレ?ナンでこの曲、UK盤はリリースされているのにUS盤はリリースされていないのかな?」って思う時があります。
コレは、オイラも10代の頃12インチシングルを買いはじめた時に不思議に思っていたんですよね・・・。
例えば、アメリカのアーティストなのに自国盤であるUS盤の12インチシングルがリリースされていない・・・だけどUK盤は、リリースされている・・・みたいなケースです。
逆もありますよね・・・イギリスのアーティストなのにUK盤は、リリースされていないみたいなコトもよくあります。
コレは、ホントにどういった事情でそうなっているのか解りません・・・。
大手のレコード会社って世界各国に支社がありますよね。
で、コレはオイラの推測なのですがタブン、同じレコード会社の支社にも関わらず12インチシングルって意外と各国の支社の裁量でリリースする or しないってコトに任されているような印象があります。
やはりレコード会社としては、アルバムがメインなんでしょう・・・で、先に書いたようにシングル曲としてリリースするのは7インチシングルが
をリリースしてソレがプロモーションとなってチャート・インしてアルバムを買って聴いてもらうという流れです。
でも12インチシングルは、7インチシングルよりもニーズが高くないのでレコード会社的には、マーケットとしてソレホド重要視されていないのかもしれません。
タブン、レコード会社の支社の担当者レベルの裁量で「CLUBウケしそうなので12インチシングルをプレスしましょう〜」ってカンジでリリースされているんじゃないのか・・・って勝手に推測しています。
でも、ホントそれくらい統率されていないんですよね・・・とても流行っていた曲にも関わらず、UK盤はあるケド、US盤はリリースがないとか、はたまたPromo盤はあるケド、正規盤はリリースされていないとかね。
1980年代のアナログレコード時代で最もレコードを売ったMichael JacksonやMadonna,Princeですら、それぞれの12インチシングルのリリースは、あの国ではリリースされているケド、この国では未発売、Promo盤はあるケド、正規盤は出ていない、同じ正規盤はリリースされているケド収録されているバージョンが異なる・・・とかホント同じレコード会社でも各国バラバラで全然足並みが揃っていないですからね・・・。
しかも音質もそれぞれのプレスされた国によっと微妙に違っていたり。
もしかしたらこの統率の取れていないバラバラのカオス状態であるコトが、或るイミ、アナログレコードの醍醐味でもあったりするのも事実ですからね。
MOS DEF / UMI SAYS
MOS DEF / UMI SAYSの試聴
next recordsのサイトでMOS DEFのレコードを探してみる
実は、この「12インチシングルの謎」というネタでオイラが解説するっていうの20案くらい書き出したんですよね。
でも、3つの解説しただけで結構なボリュームになってしまいました・・・。
ナンかこのブログ「渋谷レコード店日記」って今起きている時事ネタ的な内容の記事よりも恒久的に通用するような解説記事のほうがよく読まれているんですよね。
相変わらず、当ブログでは最も読まれている記事っていうのは1年前に書いたIKEAのDJラックの記事です。
コレはイイかも! IKEAのDJラック
だけど、もう手に入らないですよね・・・このIKEAのDJラックって・・・ザンネンながら廃番になったみたいで。
まぁ〜でも昨今のレコード人気でレコードをキレイに収納するためのレコード棚ってドレがイイのかっていうニーズが比較的高いっていうのがココから判りますね。
また、レコードのクリーニング方法の記事もよく読まれていますね。
神業っ!コレが究極奥義のレコード磨きだっ!
今回の「12インチシングルの謎」っていうテーマは、まだまだかけそうなのでよく読まれるようだたらシリーズ化してもイイかな・・・ナンて思っています。
「もし、訊いてみたいコトがあればコメント欄にゼヒ、書き込んでくださいっ!」ってちょっとYouTuberっぽいですが(笑)
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
ゼヒ、お気軽にお問い合わせください!
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
そんな12インチシングル専門というちょっとコダワリのレコード店なのですが、私達のセレクションに共感していただける多くのお客様に支えられてまぁ~ナンとかレコード店をヤッてイケています。
ココ最近のアナログレコード人気のコトもあってレコードに興味を持っていただいた人も多くなってきました。
はじめて当店を訪れていただいたお客さんは、当店の12インチシングルだけという他のレコード店ではありえない商品構成を見て「ナンだ?このレコード店は・・・」ってなっちゃう人も多いのですが、オイラのブログやインスタ等を見てアナログレコードの中の12インチシングルというイチメディアに興味 & 魅力を持っていただく人も少しずつですが増えてきました。で時々、12インチシングルにまつわる疑問や質問を訊かれるコトがあるのでそういった内容を綴ってみようと思います。
「ナゼ、この曲は12インチシングルが出ていないのですか?」
コレね・・・結構訊かれるんですよ・・・要するにメチャ、流行った曲で、もしかしたらそのアーティストを代表するような1曲にも関わらず、12インチシングルがリリースされていないってケースです。
まぁ〜80年代と2000年代とかその時代背景によってもその事情は異なるとは思うのですが、結構有名な曲で世界でトップ音楽産業国であるアメリカの人気曲をランキングしたBillboard Hot 100の上位にチャートインしているような超有名な楽曲でも12インチシングルはリリースされていないってパターンですね。
アナログレコードが音楽メディアのド真ん中にいた80年代は、Billboard Hot 100ってシングル盤のセールス、ラジオのエアプレイ、ジュークボックスでの再生とかを統計してランキングしていたのです。その要素のヒトツとして「シングル盤のセールス」というのが絡んでいてホトンドの楽曲は、シングル盤がリリースされているのですが・・・ココで言うシングル盤っていうのは、7インチシングル(ドーナツ盤)であるコトが多いのです。
で、この7インチシングル(ドーナツ盤)・・・先に書いたようにランキングの要素として「ジュークボックスでの再生」というのにも流用できるのです。
最近の人は「ジュークボックスってナニ?」って人もいるかも知れませんね。

なのでBillboard Hot 100 にチャートインするホトンドの楽曲は、7インチシングルはリリースされているんです。
で一方、12インチシングルが作られた元々の用途っていうのは、DJプレイやラジオでのエアプレイが目的で作られたレコードなんです。
いずれも一般の音楽好きな人が聴くために購入するっていうものではなくって業務用として使われるレコードというカンジですね。
ちなみにはじめて一般の人が購入できるようになった12インチシングルっていうのは、SALSOULレーベルから1976年にリリースされたDOUBLE EXPOSURE / TEN PERCENT と言われています。
最近だと新たに別の説もあるようですが・・・。
元々の12インチシングルの利用目的っていうのディスコでプレイされるために販売されるレコードという意味合いがやはり大きいようで、ディスコでプレイされないような曲は、12インチシングル自体、生産されなかった・・・というコトなのかもしれません。あと考えられるのは、シングル曲というのは、そのアーティストのアルバムを販売するためのプロモーション的な楽曲であるコトが多いので7インチシングルを作って販売 & エアプレイで、人気をあげて、その後アルバムをリリースするという販売パターンにそったレコード会社のやりかたも関わっていると思われます。
レコード会社的には、1〜2曲しか収録されていない安価なシングルよりも高額なアルバムを販売したいという思惑があります。
タブン、アルバムのほうが儲かるんでしょうね・・・。
でも、12インチシングルは、大きさもアルバムと同じだし製造コストや流通コストもアルバムとホトンド同じくらいかかるのに1〜2曲しか楽曲が収録されていないからアルバムよりも安価な売価にしなければ売れないというコトもありますしね。
12インチシングルが作られる or 作られないという理由は、ホントそのレコード会社の戦略だと思うので明確な理由とか事情は、わかりませんがタブン、リスニング目的というよりもプレイ目的のためにプレスするか否かってコトが絡んでいるような気がします・・・あくまでもオイラのイチ感想ですが・・・。
「12インチシングルには、33回転と45回転のレコードがありますがドッチがいいの?」
コレもよく訊かれますね・・・。
33回転と45回転ってコレ、1分間にレコードが回る回転数のコトを書いているワケです。
レコードって物理的な大きさって最大で12インチサイズって決まっています、そもそも12インチ以上だとレコードプレーヤーの上に載せるコトできませんしね。
その丸い12インチサイズの円盤状のビニール盤に音溝を刻むワケですが、再生する時に33回転と45回転だと収録できる時間が変わってくるんですよ。
12インチサイズのレコードで33回転だと片面約22〜30分くらいまでの収録が可能で45回転だと11〜15分くらいの収録時間となります。
収録時間が長いほうが多くの曲を収録できるのでメリットあるように思われますが、実は、収録時間を長くすればするホド音質が損なわれるというデメリットがあります。
1分間で33回転で進む距離と1分間で45回転で進む距離というのは45回転の方が多く進みますよね。
ソコに同じ時間の曲を収録するとなると33回転だとギュッと音溝を詰めた状態にする必要があります。
45回転だと33回転よりもゆとりのある音溝を刻むコトができます。
コレが音質に影響するワケです。
しかもレコードは、円盤で渦巻状に音溝が刻まれているのでイチバン外側の音溝とイチバン内側の音溝とだと同じ時間、例えば1秒間だとすると移動距離が内側のほうが短くなります。
33回転でギュッと音溝を詰めて刻んでいるにも関わらず、内側ではその移動距離が構造上さらに短くなっているによりギュギュッと詰め込まなければイケなくなります。
この短い距離に音溝を刻むとどうなるのかというと音質が明らかに劣化するんですよね・・・特に音のヒズミが気になるのです。
コレは、もう物理的に仕方がないコトでゼッタイに避けるコトができません。
12インチシングルが同じ曲が収録されているアルバムよりも音圧があるとか、迫力があるといわれるのは、レコード盤の片面に収録される時間の関係で片面に4〜5曲収録されるアルバムよりも1〜2曲しか収録されない12インチシングルの方がゆとりのある音溝が刻むコトが出来るからなのです。特に迫力のある低音域を再生するためには音溝の感覚を広く取る必要があるために更に収録時間が短くなるようです。
上記のコトから考えると、同じ曲は「物理的」に33回転と45回転で比べると45回転の方が高音質で音溝を刻むコトが出来るというコトになります。
だけど、コレはあくまでも「物理的」に・・・という理由です。実際には、レコードを作る元となるマスターディスクを作るエンジニアの技術が深く関わっています。
なので、必ず33回転よりも45回転の方が音質が良いっていうワケでもないんです。
ん〜このアタリは、かなり難しいですね・・・実際に聴いて自分の耳で比べてみる他ないってカンジです。
また、12インチシングルも場合によっては片面にREMIXやらインスト、アカペラなんて多くのバージョンが収録されて片面に4〜5つのバージョンが収録されているコトがあります。
コレも音質に関わってくるコトで先に述べたように多くのバージョンを収録するために音溝をギュッと詰める必要があります。
なので理論的には、同じ12インチシングルでも片面に多くのバージョンが収録されているよりも少ないバージョンが収録されている方が音質がいいコトになります・・・でも、コレもエンジニアのスキルに依るという・・・。
じゃあ、ドレがイチバン良いのか・・・ってコトなのですが、その曲を実際に自分の耳で聴いて聴き比べるしかないというのが実情となります。
メンドーですね〜でも、コレもレコードの楽しみのひとつでもありますよね〜(笑)
「ナンでUS(UK)盤の12インチシングルはリリースされないの?」
12インチシングルを買い続けている時々、「アレ?ナンでこの曲、UK盤はリリースされているのにUS盤はリリースされていないのかな?」って思う時があります。
コレは、オイラも10代の頃12インチシングルを買いはじめた時に不思議に思っていたんですよね・・・。
例えば、アメリカのアーティストなのに自国盤であるUS盤の12インチシングルがリリースされていない・・・だけどUK盤は、リリースされている・・・みたいなケースです。
逆もありますよね・・・イギリスのアーティストなのにUK盤は、リリースされていないみたいなコトもよくあります。
コレは、ホントにどういった事情でそうなっているのか解りません・・・。
大手のレコード会社って世界各国に支社がありますよね。
で、コレはオイラの推測なのですがタブン、同じレコード会社の支社にも関わらず12インチシングルって意外と各国の支社の裁量でリリースする or しないってコトに任されているような印象があります。
やはりレコード会社としては、アルバムがメインなんでしょう・・・で、先に書いたようにシングル曲としてリリースするのは7インチシングルが
をリリースしてソレがプロモーションとなってチャート・インしてアルバムを買って聴いてもらうという流れです。
でも12インチシングルは、7インチシングルよりもニーズが高くないのでレコード会社的には、マーケットとしてソレホド重要視されていないのかもしれません。
タブン、レコード会社の支社の担当者レベルの裁量で「CLUBウケしそうなので12インチシングルをプレスしましょう〜」ってカンジでリリースされているんじゃないのか・・・って勝手に推測しています。
でも、ホントそれくらい統率されていないんですよね・・・とても流行っていた曲にも関わらず、UK盤はあるケド、US盤はリリースがないとか、はたまたPromo盤はあるケド、正規盤はリリースされていないとかね。
1980年代のアナログレコード時代で最もレコードを売ったMichael JacksonやMadonna,Princeですら、それぞれの12インチシングルのリリースは、あの国ではリリースされているケド、この国では未発売、Promo盤はあるケド、正規盤は出ていない、同じ正規盤はリリースされているケド収録されているバージョンが異なる・・・とかホント同じレコード会社でも各国バラバラで全然足並みが揃っていないですからね・・・。
しかも音質もそれぞれのプレスされた国によっと微妙に違っていたり。
もしかしたらこの統率の取れていないバラバラのカオス状態であるコトが、或るイミ、アナログレコードの醍醐味でもあったりするのも事実ですからね。
MOS DEF / UMI SAYS
MOS DEF / UMI SAYSの試聴
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実は、この「12インチシングルの謎」というネタでオイラが解説するっていうの20案くらい書き出したんですよね。
でも、3つの解説しただけで結構なボリュームになってしまいました・・・。
ナンかこのブログ「渋谷レコード店日記」って今起きている時事ネタ的な内容の記事よりも恒久的に通用するような解説記事のほうがよく読まれているんですよね。
相変わらず、当ブログでは最も読まれている記事っていうのは1年前に書いたIKEAのDJラックの記事です。
コレはイイかも! IKEAのDJラック
だけど、もう手に入らないですよね・・・このIKEAのDJラックって・・・ザンネンながら廃番になったみたいで。
まぁ〜でも昨今のレコード人気でレコードをキレイに収納するためのレコード棚ってドレがイイのかっていうニーズが比較的高いっていうのがココから判りますね。
また、レコードのクリーニング方法の記事もよく読まれていますね。
神業っ!コレが究極奥義のレコード磨きだっ!
今回の「12インチシングルの謎」っていうテーマは、まだまだかけそうなのでよく読まれるようだたらシリーズ化してもイイかな・・・ナンて思っています。
「もし、訊いてみたいコトがあればコメント欄にゼヒ、書き込んでくださいっ!」ってちょっとYouTuberっぽいですが(笑)
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