まぁ〜こういっちゃなんですが当店のようなマニアックなレコード店の客層とは明らかに異なる印象です。
店内の雰囲気を一通り見廻した後に「すいません、少しおハナシを訊かせてください・・・」と言われました。
ご来店いただいたシニアな女性は、アメリカの大学で音楽論について研究しているプロフェッサーで昨今のアナログレコードの人気について研究していると言うコトで参考のために意見を伺いたいとのコトでした。
質問された内容は・・・
どうして今、レコードが人気なのか、その要因と理由について。
ある特定の国の事例だけでなく世界同時多発的にブームになっているコトについてどう思うか。
ナゼ、日本の古い音楽が世界中でウケているのか。
などなど、大学のセンセイらしく現在起きている事象についてその原因を研究している様なカンジなんですね。
最近のレコードの人気についてはこのブログでも散々とりあげてきましたが、正直「ナンでこうなったのか、わからない」って言うのがオイラの意見です。
まぁ〜ナニか、ブーム的なコトが起こる背景にはナンらかの事情がカンケーしているのではないか・・・って言うコトは、思いますケド、このレコードの人気に関して言えば、「コレコレ、こういう理由があるからレコードがブームになった」っていう明確な原因ってナイんじゃないかな・・・って思っているんですよね。
あえて言うなら、レコード・ブームの核となる大きな事象はナイんだけど、レコードの価値が見直される複数の小さな要因が重なって起きた出来事ナンじゃないかな〜って思うんです。
モチロン、時代的な影響、例えば音楽そのものの楽しみ方(ストリーミング・サービス)やコロナのコトもカンケーしているでしょう。
オイラは、このアナログレコードに特化した内容を綴ったブログを2005年から18年間にも渡って毎週連載で書いているのですが、やはり18年は超長い年月ですよ・・・そんな長期間の中では、レコードの浮き沈みの激しさを時系列に渡って綴ってきたワケです。
当店は、DJブームの絶頂時期である2000年から渋谷でレコード店を営んでいるのですが、その後の衰退時期、停滞期を経て今に至るというレコード人気の浮き沈みの中で翻弄されながら営んできたワケです。
で、ご来店いただいた教授からの質問に一通りオイラの意見をザックバランに述べた後、こんなコトを訊かれました。
「レコードの未来についてはどう考えていますか?」
ん〜〜〜〜レコードの未来って、そんな大層なコト、考えたコトないや・・・。
教授先生に尋ねられたその場では、ハナシの流れから「今のレコード人気は、今後どうなると思う」ってコトについてテキトーにハナシしました。
やっぱり今の現象は、明らかにブームだと思うんですよ。
当たり前ですが、ブームはいずれ終焉を迎えるワケです、コレはもう今までの様々な流行を見てきた中でその浮き沈みの激しさの高低差はあると思いますが必ずブームや流行は、いつか収まります。
その収まった後のレコードはどうなるのか・・・その後のちょっとした未来みたいなハナシをオイラの考えを含めて綴ってみようと思います。
アナログレコードの本来の目的は、音楽を収録するメディアなワケですが、レコードに変わる新しいメディアであるCDの誕生によって置き換わっていったという歴史があります。
要するにビデオテープがDVDになったみたいなカンジですね。
時代的には90年代にカンゼンにレコードは、過去のメディアとなったワケですが、しかし一部のマニアックな人達からは、音楽を聴くためのメディアだけでなくアイテムそのものに価値を見出されてホソボソと少量ですが生産されてきました。
人が音楽を聴くというコトは、タブン未来永劫なくなるコトはナイと思いますし、同時に音楽を創作し続ける人もゼッタイにいなくはならないでしょう。
がしかし、どうやって音楽を聴くかという手段に関しては、今後も進化を遂げていくと思われます。
一方、レコードはもう技術的には完成しているというか枯れた技術で出来上がっているメディアで、今後音楽を収録するメディアとしては、もう進化はしないと思います。
で、先に書いたような今のブームが落ち着いた後にどうなるかってコトですよね。
タブン、どうにもならないってオイラは思うんですよ・・・要するになるようにしかならないみたいなカンジでしょうか。
ホント、未来はどうなるのかって全く予想はつかないのですが、今のレコードブームの前に戻るだけじゃないのかな・・・って思うんですよね。
でもそんな中でも決して悲観論的な思いはあまりなくって、ちょっと楽観的な見方をしているんですよね。
今の2020年代に起きているアナログレコード・ブームってコレ、世界中での出来事なんですよね。
で、先に書いたように流行とかブームは、いずれ必ず終焉を迎えるのですが、そんな中でも「レコード、最高っ!」ってカンジるアル一定数のマニアックな層は、ゼッタイに存在すると思うのです。
トーゼン、マーケット的には今よりも縮小すると思うのですが、それ相応の規模感に収まると思うんですよね。
90年代から2000年代の渋谷のレコード屋の店舗数と同じ様にめちゃくちゃ多かったレコード店がある程度の店舗数に淘汰されてそれなりの数で継続して続いているみたいなイメージですね。
今もよく思うコトなのですが、レコードは音楽を聴くという本来の目的で購入するというのもアルとは思うのですがソレってレコードの存在自体の割合的にはかなり小さくってソレ以上に求められているのは、コレクション性の方がかなり高いんじゃないかなって思っているんですよね。
レコードって実際に再生して聴かなくても所有しているダケで満足出来るみたいなトコロってかなりアルと思うのです。
マニアックな人ってレコードを数千枚規模でコレクションしているワケですが、いつも全部聴いているワケではなくって「いつでも聴けるため」にレコードを所有しているみたいなカンジなんですよね。
そういったイミでは、やはり所有するヨロコビ的な部分がかなり占めていると思います。
で、昨今のレコードブームがもたらした影響って今後の10〜20年後のアナログレコード・マーケットにかなり大きな影響を与えると思うんですよね。
オイラは渋谷でレコード店をはじめた2000年ごろのDJブームの影響が今になってとても大きな影響としてカンジられるコトと同じ様にコレが全世界で今、起きているわけでしょう・・・。
しかも、コレまでレコードなんて全く製造されていなかった国や文化圏にまで今のレコードブームの影響を受けているワケですからね。
人気高まるレコード インドネシアで約50年ぶりに生産再開
そう考えたら、あと20年くらいはレコードの未来は、明るいようなカンジがしてくるんですよね。
SCANDAL / I WANNA DO IT
SCANDAL / I WANNA DO ITの試聴
next recordsのサイトでSCANDALのレコードを探してみる
最近は、レコード会社や家電メーカー等大きな企業までもが本来、とても小さい市場であるアナログレコードのマーケットに参入して次々と話題を投下しています。
市場原理としてお金の集まるトコロには、プレーヤーが参入してくるという図式ですね。
オイラの記憶では、今のレコード人気の小さな灯火が顕在化してきたのって2013〜2014年頃くらいからだとカンジています。
その感覚だともう10年間もその規模を拡大し続けているワケですね。
一体、コレはいつまで続くのか・・・って、前記したように10年後くらいのコトは、今の状況をみながらボンヤリと想像出来るのですが1〜2年後のコトは、全く見えないという・・・(笑)
アナログレコードの最前線に居ながらにしてこの感覚・・・ちょっとヤバい?(笑)
結局、ご来店いただいた大学のセンセイ・・・オイラの能書きを聞いてどういった論文を書くんだろう、読んでみたいな。
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渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
店内の雰囲気を一通り見廻した後に「すいません、少しおハナシを訊かせてください・・・」と言われました。
ご来店いただいたシニアな女性は、アメリカの大学で音楽論について研究しているプロフェッサーで昨今のアナログレコードの人気について研究していると言うコトで参考のために意見を伺いたいとのコトでした。
質問された内容は・・・
どうして今、レコードが人気なのか、その要因と理由について。
ある特定の国の事例だけでなく世界同時多発的にブームになっているコトについてどう思うか。
ナゼ、日本の古い音楽が世界中でウケているのか。
などなど、大学のセンセイらしく現在起きている事象についてその原因を研究している様なカンジなんですね。
最近のレコードの人気についてはこのブログでも散々とりあげてきましたが、正直「ナンでこうなったのか、わからない」って言うのがオイラの意見です。
まぁ〜ナニか、ブーム的なコトが起こる背景にはナンらかの事情がカンケーしているのではないか・・・って言うコトは、思いますケド、このレコードの人気に関して言えば、「コレコレ、こういう理由があるからレコードがブームになった」っていう明確な原因ってナイんじゃないかな・・・って思っているんですよね。
あえて言うなら、レコード・ブームの核となる大きな事象はナイんだけど、レコードの価値が見直される複数の小さな要因が重なって起きた出来事ナンじゃないかな〜って思うんです。
モチロン、時代的な影響、例えば音楽そのものの楽しみ方(ストリーミング・サービス)やコロナのコトもカンケーしているでしょう。
オイラは、このアナログレコードに特化した内容を綴ったブログを2005年から18年間にも渡って毎週連載で書いているのですが、やはり18年は超長い年月ですよ・・・そんな長期間の中では、レコードの浮き沈みの激しさを時系列に渡って綴ってきたワケです。
当店は、DJブームの絶頂時期である2000年から渋谷でレコード店を営んでいるのですが、その後の衰退時期、停滞期を経て今に至るというレコード人気の浮き沈みの中で翻弄されながら営んできたワケです。
で、ご来店いただいた教授からの質問に一通りオイラの意見をザックバランに述べた後、こんなコトを訊かれました。
「レコードの未来についてはどう考えていますか?」
ん〜〜〜〜レコードの未来って、そんな大層なコト、考えたコトないや・・・。
教授先生に尋ねられたその場では、ハナシの流れから「今のレコード人気は、今後どうなると思う」ってコトについてテキトーにハナシしました。
やっぱり今の現象は、明らかにブームだと思うんですよ。
当たり前ですが、ブームはいずれ終焉を迎えるワケです、コレはもう今までの様々な流行を見てきた中でその浮き沈みの激しさの高低差はあると思いますが必ずブームや流行は、いつか収まります。
その収まった後のレコードはどうなるのか・・・その後のちょっとした未来みたいなハナシをオイラの考えを含めて綴ってみようと思います。
アナログレコードの本来の目的は、音楽を収録するメディアなワケですが、レコードに変わる新しいメディアであるCDの誕生によって置き換わっていったという歴史があります。
要するにビデオテープがDVDになったみたいなカンジですね。
時代的には90年代にカンゼンにレコードは、過去のメディアとなったワケですが、しかし一部のマニアックな人達からは、音楽を聴くためのメディアだけでなくアイテムそのものに価値を見出されてホソボソと少量ですが生産されてきました。
人が音楽を聴くというコトは、タブン未来永劫なくなるコトはナイと思いますし、同時に音楽を創作し続ける人もゼッタイにいなくはならないでしょう。
がしかし、どうやって音楽を聴くかという手段に関しては、今後も進化を遂げていくと思われます。
一方、レコードはもう技術的には完成しているというか枯れた技術で出来上がっているメディアで、今後音楽を収録するメディアとしては、もう進化はしないと思います。
で、先に書いたような今のブームが落ち着いた後にどうなるかってコトですよね。
タブン、どうにもならないってオイラは思うんですよ・・・要するになるようにしかならないみたいなカンジでしょうか。
ホント、未来はどうなるのかって全く予想はつかないのですが、今のレコードブームの前に戻るだけじゃないのかな・・・って思うんですよね。
でもそんな中でも決して悲観論的な思いはあまりなくって、ちょっと楽観的な見方をしているんですよね。
今の2020年代に起きているアナログレコード・ブームってコレ、世界中での出来事なんですよね。
で、先に書いたように流行とかブームは、いずれ必ず終焉を迎えるのですが、そんな中でも「レコード、最高っ!」ってカンジるアル一定数のマニアックな層は、ゼッタイに存在すると思うのです。
トーゼン、マーケット的には今よりも縮小すると思うのですが、それ相応の規模感に収まると思うんですよね。
90年代から2000年代の渋谷のレコード屋の店舗数と同じ様にめちゃくちゃ多かったレコード店がある程度の店舗数に淘汰されてそれなりの数で継続して続いているみたいなイメージですね。
今もよく思うコトなのですが、レコードは音楽を聴くという本来の目的で購入するというのもアルとは思うのですがソレってレコードの存在自体の割合的にはかなり小さくってソレ以上に求められているのは、コレクション性の方がかなり高いんじゃないかなって思っているんですよね。
レコードって実際に再生して聴かなくても所有しているダケで満足出来るみたいなトコロってかなりアルと思うのです。
マニアックな人ってレコードを数千枚規模でコレクションしているワケですが、いつも全部聴いているワケではなくって「いつでも聴けるため」にレコードを所有しているみたいなカンジなんですよね。
そういったイミでは、やはり所有するヨロコビ的な部分がかなり占めていると思います。
で、昨今のレコードブームがもたらした影響って今後の10〜20年後のアナログレコード・マーケットにかなり大きな影響を与えると思うんですよね。
オイラは渋谷でレコード店をはじめた2000年ごろのDJブームの影響が今になってとても大きな影響としてカンジられるコトと同じ様にコレが全世界で今、起きているわけでしょう・・・。
しかも、コレまでレコードなんて全く製造されていなかった国や文化圏にまで今のレコードブームの影響を受けているワケですからね。
人気高まるレコード インドネシアで約50年ぶりに生産再開
そう考えたら、あと20年くらいはレコードの未来は、明るいようなカンジがしてくるんですよね。
SCANDAL / I WANNA DO IT
SCANDAL / I WANNA DO ITの試聴
next recordsのサイトでSCANDALのレコードを探してみる
最近は、レコード会社や家電メーカー等大きな企業までもが本来、とても小さい市場であるアナログレコードのマーケットに参入して次々と話題を投下しています。
市場原理としてお金の集まるトコロには、プレーヤーが参入してくるという図式ですね。
オイラの記憶では、今のレコード人気の小さな灯火が顕在化してきたのって2013〜2014年頃くらいからだとカンジています。
その感覚だともう10年間もその規模を拡大し続けているワケですね。
一体、コレはいつまで続くのか・・・って、前記したように10年後くらいのコトは、今の状況をみながらボンヤリと想像出来るのですが1〜2年後のコトは、全く見えないという・・・(笑)
アナログレコードの最前線に居ながらにしてこの感覚・・・ちょっとヤバい?(笑)
結局、ご来店いただいた大学のセンセイ・・・オイラの能書きを聞いてどういった論文を書くんだろう、読んでみたいな。
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