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このブログでも度々お伝えしていますが、ホンッとに海外からの旅行者がメチャ多いです。
オイラのホームグラウンドである「渋谷」は、日本でも有数の繁華街ってコトもあって外国人旅行者だらけです。
たまに渋谷の店舗にご来店いただいたお客さん(日本人)は、「渋谷、どこも外人だらけでスゴいですね・・・」って多くの人が驚かれます。
先日ニュースを見ていて知ったのですが、日本からの海外旅行もだいぶ復活しているようです。
コレからお盆休みの連休に入りますしね・・・で、ご来店いただいたお客さんから
「今度、海外旅行に行くんですが、訪れた街でレコード店に行ってみようと思うのですがどうやればいいでしょうか?」って訊かれました。

最近、ブログだと海外から日本に訪れる外国人がレコード店巡りをしているケースをお伝えするケースが多いですが、その逆パターンですね。
訪れる国によってレコード事情がかなり異なるので一概に「こうだっ!」ってパターンにあてハメるコトは、難しいのですが、基本的には、「Googleマップ」か「Yelp」で旅行で訪れる街のレコードショップを事前に下調べしておくコトが大切だと思います。
やはり何事も行き当たりバッタリは、かなりムリがあるので、如何にして現地に訪れる前に調査するか・・・ってコトですね。
海外のレコード店も基本的に日本と同じで、オールジャンルのレコードを扱うお店もあれば、特定の音楽ジャンルにフォーカスしたレコード店もあるので、自分の好みにマッチしたレコード店を訪れる前にリサーチしておいたほうがイイでしょうね。

[訪れる街 record shop]でググってマップを表示すればズラズラ〜ってレコード店をリストアップしてくれます。
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だけど、コレだとどのレコード店がどんな品揃えなのか、どんな雰囲気のお店なのかってわからないのでGoogleマップの左側にリストアップされたレコード店の店内の様子が解る写真が片っ端からチェックしていくワケです。
で、エサ箱に入っているレコードのジャンル分けやチラッと見えているレコードのジャケット、壁にディスプレイされているレコード等から「このレコード店は、どんなショップなのか・・・」って推測するんです。
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Googleマップに登録されている店内の様子が写された写真から訪れるメインとなるレコード店をとりあえず決定するワケですが、まずそのメインのレコード店を訪れた後に次に行く店を同じ方法でリサーチするのすが、移動のコトを考えると如何に効率よく多くのレコード店を巡るコトが出来るかっていうのが重要です。

先に書いた店内の様子をひとつひとつチェックする前にもしかしたらGoogleマップに点在しているレコード店が比較的集中しているエリアから自分の好みのジャンルのレコードを探すっていうヤリ方の方がイイ場合もあるのでその辺りは臨機応変に対応したほうがイイかもしれません。
街の少しハズレにある場所のレコード店だけどバツグンに品揃えが良さそうなお店を一択で攻めるか、それともまぁまぁ良さそうなお店を複数店舗廻って攻めるか・・・そのアタリのヤリ方は、本人次第ですね。
で、オイラの経験上でレコード店の様子から解るコトは、店内にレコードがキレイに陳列されたレコード店よりも雑然としたレコード店の方が、ナンか良さそうなレコードが出てきそうな雰囲気があります。
それとお店の中のいたるトコロにドバ〜っとレコードが積み上がっているようなレコード店も個人的には好きですね。
あとね、Googleマップのショップ紹介の口コミも参考になると思うのでチェックするとイイですよ。

レコード店にもよるのですが、新譜やリイシュー盤をメインで扱っているレコード店や新譜&中古レコードを併売しているレコード店もあったりするのですが、効率的に見ればコレは、パスした方が賢明かもしれません。
レコードを購入するコトがメインで訪れるっていうコトよりも観光の方が目的になっていると思うのでドレだけレコード店巡りに時間を割けるかってコトが重要ですからね。
訪れたレコード店が自分が行った事前のリサーチと見込み違いがあったらスッパリと諦めて次のレコード店へ移動するのも大切です。
また、店内の膨大な枚数を見ていても全然、抜けるレコードが全然出てこないって場合も同じでサッサと諦めて次のお店に移動しちゃいましょう。

それと購入したいと思うレコードが出てきたらお金を払う前にかならず盤質のチェックを行うようにしてください。
日本の中古レコード店では、盤質チェックはしなくても比較的良好なコンディションのレコードを扱っていますが、海外のレコード店でのコンディションの甘さは想像を絶する場合も少なくありません。
もうマジで、ズタボロのレコードが、売られている場合もとても多いです。
しかもっ!「おおぉっ!キタっ!コレっ!」ってお目当てのレコードに限って、致命的な傷が入っている場合もアリがちですからね。
さらにジャケットと中身のレコードが入れ替わっている時もあるのでホント、検盤はゼッタイにした方がイイですよ。

で、お会計の時にそのレコード店のスタッフに近所でオススメのレコード店を教えてもらうのもイイですよ。
その時には、必ず「古いHipHopのレコードを探しているんだケド、オススメのレコード店を教えてください」って具体的に探しているレコードのジャンルを伝えるとイイですよ。
最近は、アナログレコードの人気も相まって新しいレコード店も出来ていたりするので、Googleマップにはまだ掲載されていないレコード店もあるかもしれません。

何件かレコード店巡りが出来て欲しいレコードを購入できればラッキーですね。
で、ソレを日本へ持って帰るワケですが10枚とか20枚とかの枚数だとあまり心配になくてもイイのですが、おもいのほか大ブレイクしちゃった場合は注意してください。
レコードって1枚だと軽いのですがご存知の通り枚数が増えると結構、重いんですよね。
ちなみにレコード1枚の重さは、約200グラムです。
もしレコードを50枚くらい買っちゃうとその重量は、約10kgになります、まぁまぁ重いです10kgは・・・。
「1日に50枚のレコードなんて人生で一度も買ったコトないっすよっ!」って思う人もいると思うのですが、コレ意外と旅行にいっちゃうと買ってしまうんですよね
コレは、旅行に訪れているという非日常性や興奮している状態やバカンス効果、帰国後に後悔しないようにって思うタイムプレッシャーなどが心理的に関わってきてフダンならゼッタイに買わないモノとか買っちゃうようになるようです。
オイラも初めてのカミさんと訪れたNew York旅行で80枚くらいレコードを買ってしまい持って帰る時に大変な思いをしました。
まぁ〜2人だったしズイブンと昔のコトなので空港での荷物制限も当時は、ユルユルだったので荷物は重かったケド、もって帰るコトは出来ましたケド、その頃と違って今はかなり荷物の重量制限が厳しいですからね、コレはホントに注意が必要です。
空港で預けて無料で持って帰るコトの出来る荷物の重さは、訪れた国にもよりますが約20kgくらいです。
コレ、オーバーしちゃうと別に手数料を取られちゃうのでホント、レコードの買い過ぎには注意してください。
下手したら数百ドルのオーバーチャージが必要となる場合があります。
特にヨーロッパの航空会社は、厳しいですよっ!しかもオーバーチャージの費用も激高ですっ!
オイラは、海外へ買い付け行く時は、衣服等の身の回りの品は機内持ち込みのリュック1つで行って、買い付け途中にレコードの枚数がまとまれば輸送業者へ引き渡して帰りはレコード1箱だけ空港で預けて持って帰るというスタイルでした。
しかし、以前に帰国の前日にレコードが予想外に買えてしまい1箱を超えたレコードを持って帰るコトになった時に目ん玉が飛び出るくらいオーバーチャージを請求されたコトがあるのでホント、コレは注意してください。

まぁ〜でも今は、超円安です・・・しかも海外の物価は日本とは比べ物にならないくらいインフレが進んで物価高です。
さらに世界的なレコードの人気も相まって相対的にアナログレコードの価格も高騰気味です。
以前、海外買い付けに出向いたら今だといくら位かかるのかってコトをこのブログでも書きました。
今、米国への買い付け費用はいくら必要?
この記事は、「レコード買い付け」について書いていますが部分的には、個人旅行でも当てハマる部分もありますからね。
現地で安くレコードを買えたとしてもその他の費用なんかを鑑みるとトータルだと日本で買うよりも割高だったってコトもアリそうですからね。
そう考えたらレコード店巡りは、ホドホドにその街ならでは観光の方をシッカリと楽しんだ方がイイかもしれませんね。

BODYWORK feat. THE SLUT OF HOUSE / YOU KEEP ME COMIN' ON
BODYWORK feat. THE SLUT OF HOUSE / YOU KEEP ME COMIN' ON の試聴
next recordsのサイトでBODYWORKのレコードを探してみる

1人で海外に訪れる人もいるかも知れませんが、やはり旅行だと気の知れたパートナーと訪れる場合が、多いと思うのですが訪れた街でレコード店巡りを敢行するとなるとイチバンの障壁は、そのパートナーですね。
同じレコードが趣味であればイイのですが、そういったケースってホトンド、ありませんからね。
自分が一生懸命レコードを掘っている最中も同行しているパートナーは、かなり退屈な時間を過ごすコトになります。
コレね・・・メチャ、気を使うんですよね・・・。
渋谷の店頭で接客している時にも当店へ訪れた外国人のお客さんのご夫婦が険悪な雰囲気になっているのをコレまでに何度も見ていますからね。
でも、レコード好きは、目の前にお気に入りのレコードを並べられるとレコードを掘るのを止められないんですよ・・・もうコレは、サガですからね仕方がないです。
くれぐれもパートナーへの配慮とフォローをお忘れなく・・・とお伝えしておきます。

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