リンクは、記事を書いた産経新聞ですが、日本でもっとも閲覧されているYahoo!トピックとしても紹介されていましたので相当な数の人に読まれたと思います。
「渋谷の有名店破産も…レコード回帰の動き」
既にご存知の人もいるとは思いますが、渋谷でも20年以上営業を営んできた老舗のレコード店、テクニークが破産したというニュースと現在進行系のレコード・ブームを絡めた記事です。
渋谷では、新譜のHouse / TechnoのCLUB系レコードを販売しているレコード店としては、既に閉店した大手のレコード店が亡き後、最も多くのHouse / Techno系レコードを扱っていたレコード店です。
レコード店 テクニークを運営している会社って株式会社エナジー・フラッシュっていうんですね。
会社名のエナジー・フラッシュってもしかしたら、Technoの名曲、Joey Beltram / Energy Flashから社名をつけたのかな?
ん〜もしそうだとしたらかなりのテクノ愛をカンジますね。
店舗・会社が閉店する理由には、イロイロな事情があると思いますが、「自主廃業」と「破産」の2つのケースが多いですね。
自主廃業は、経営者の判断で今後事情を継続できる見込みが立たないから、会社を清算しますというコトで、コチラは、会社の資金に余力がある時に行われる場合が多いですね。
一方、破産は、債務超過で会社の資産を全部手放したとしても債務を返済出来ない状態なので財産や事業を全て清算する代わりに、会社が負っていた債務の全てを免除してもらう裁判上の手続きのコトをいいます。
今回の場合だと、会社の財産すべて債権者へ分配する代わりに会社の債務の全てを免除してください・・・ってコトになります。
タブン、レコード店の破産だと、銀行からの借入金をもう払うコトが出来ないので会社を清算します・・・って状態になったのでしょう。
他のレコード店のコトをオイラがどうこう言うコトは、ナイのですがこういうコトがあるとオイラの気持ちが「ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・」とカイジの心境になるんですよ。
下記の2014年の記事では、Techniqueさんは、20周年を迎えたって書いています。
20周年を迎えたTechniqueが2014年に活躍したアーティストともにシーンを切り取った3枚組みのスペシャルEPをリリース
というコトは、2022年の今年はショップの開店から28年目に当たるワケです。
ナン十年も長い間お店を営業していると「安泰ですよね〜」ナンてコトをよく言われるのですが、オイラ自身まったく全然そんなコトは思えないんですよ。
もういつナニが起きてどうなるのか・・・って。
テクニークさんのコトについては、内情とかは、全く知らないのですがオイラの印象では、「結構、売れているレコード店」ってイメージだったので7月後半にテクニーク破産のニュースを知った時に「えっ?マジかっ!?」って正直とても驚いたんですよね。
テクニークさんは、コロナ問題が顕在化する2020年の春の前年の2019年の11月頃にソレまであったセンター街の奥の実店舗からリニューアルオープンして間もない渋谷Parcoのへ急に移転したのですが、その時も「渋谷Parcoへ移転するなんてスゴいな・・・」って思っていたんですよね。
ソレまで長い間営業していた馴染みの場所からお店を移転するっていうコトには、ソレナリの事情があったのだと思います。
フツーに考えたら渋谷の雑然とした古い雑居ビルの店舗から集客力ハンパない超メジャーなテナントビルへの移転って或るイミ「栄転」だと思うんですよね。
雑居ビルとパルコの家賃を比べると明らかに後者のほうが高額だと思いますし、同じショップを営んでいる立場からすると、家賃は高くなっても、もっと今以上に商売が繁盛できる場所へ移転しようっ!って或るイミ「攻め」の経営判断だと思うのです。
だけど、後から知ったのですが渋谷Parcoのショップは、1年間の期間限定ってコトだったんですね。
1年後には、実店舗の見通しが立たない状態での移転は、フツーちょっと考えられません。
タブン、ナンらかの条件や事情があって渋谷Parcoへ移転したのかもしれません。
テクニークさんが渋谷Parcoへ移転してから解ったのですが、ウチとテクニークさんが利用している通販の宅配業者が同じだったんですよね。
で、オイラがその宅配業者のトラックへ通販で売れた荷物を持っていくとウチの何十倍の量のレコードが入ったダンボールがトラックの中に積み上がっていたんですよね。
ソレを見てオイラは「うわ〜メチャ、売れてるな・・・スゲーーーっ!!」って思ったのですケドね。
2020年の春頃から世界的にコロナ問題が顕在化してショップの営業が出来たり出来なかったりという状態がダラダラと続くワケですが、大規模商業施設であるパルコは、オープンして半年経たずしてかなり長期間営業できないという状態になっていましたからね。
しかし、コロナ禍の中で急遽起こった巣篭もり需要でレコード店界隈は、苦難の中でも結構しぶとくヤッていけたと思うのですよね。
オイラは、コロナ禍の直前からインスタをはじめるのですが、テクニークさんの1万を超えるハンパないレコード紹介の投稿記事や3万オーバーのフォロワー数を見て「スゴいな・・・」って大いに参考にさせてもらいました。
まさかアレから2年で破産してしまうとは、思っても見ませんでした。
イロイロと思うトコロは、アルのですが今回の件で新譜のレコードの販売における難しさをとてもカンジました。
2000年の前半頃までは新譜の価格って12インチシングルだと1枚、1000円〜1200円くらいのイメージなのですが、今って12インチシングルって1枚2300〜2500円くらいなんですよね。
つまり全盛期の倍の値段まで価格が高騰しているワケです。
ま〜コレ、レコードを購入する側からすると、ソレまで1枚1000円でお手軽に変えたモノが、2000円以上となると購入するレコードのセレクトもキビシくなりますよね。
また、新譜の仕入れの難しいトコロなのですが、実際にどれくらい売れるか解らない状態で仕入れする枚数を決めなければイケないという状態も絡んできます。
新譜の仕入れ値って利益率があまりよくないので「コレは、売れるっ!」って判断したタイトルで、もし売れ残りが数枚でたらもうすべての利益をフっ飛ばすくらいになりますからね。
だからといって仕入れるレコードのタイトルを絞ったりすると、お客さんから「イイのが入荷していない」「欲しいタイトルがナイ」って判断されるのでソレもなかなか出来ない。
結局、売れても売れなくても毎週アル程度のタイトル数を必ず入荷させないとお客さんに見てもらえない、購入してもらえないってなるのでお店的には身をつまされるキビシイ判断の中で仕入れを迫られるワケです。
ま〜中古レコードも似たような部分は、ありますが利益率が新譜と違ってますからね。
しかし、逆に新譜はヒットすれば1タイトル、何千枚も販売する事が出来る大当たりがあるのですが、中古レコードはソレは皆無です。
海外からのレコードの仕入れに関しては基本的に掛売りが出来ないので、仕入れ資金や運転資金は金融機関からの借り入れからとなるのですが、破産になるというのは、会社としてもうその支払いが出来ないという状態に陥ったってコトになったと思われます。
28年間も営業していたテクニークさんですから相当な在庫のレコードを持っていると思うのですが、それら会社の資産はすべて差し押さえられて現金化されて債権者へ分配というコトになりますね。
テクニークさんのインスタがまだ見るコトが出来るのですが、7月の後半にあった破産のニュースの2週間前まで「新譜の予約受付中」って記事が投稿されていたので急転直下で事情が大きく変わったように思われます。
レコード店の閉店って世間的には、珍しいコトではナイのですが、個人的には扱っているレコードこそ違いますが同じ場所でかなり近いジャンルのレコードを扱っていたというトコロから、今回の件は気持ち的にフクザツな心境であります。
LOIS LANE / IT'S THE FIRST TIME
LOIS LANE / IT'S THE FIRST TIME の試聴
next recordsのサイトでLOIS LANEのレコードを探してみる
で、ハナシを戻しますが、結局先に紹介したニュース記事って一体、ナニを伝えたかったんだろう・・・って思うんですよね。
レコード店の破産というネガティヴなニュースを発端に、「しかし、レコードの売上は伸びている」ってポジティブなニュースを絡めているイミがちょっと分からないんですよね。
世間的には、アナログレコードの人気っていうのは、確実にアルと思うのですが、そんな中でのレコード店の破産は深読みすると、ナニを意味しているか、ナニを示唆しているのか・・・終わりの始まりがはじまったってコトを伝えたいのか・・・よくわからないんですよね、
確かに熱狂的なブームやムーブメントって事象には、必ず終焉が訪れるというコトは、歴史的に必ず起こり得るコトです。
そのコトを示唆するニュースなのかな・・・?
でもそんなコト、書いていませんしね・・・イッタイ、ナニをイイたいのかよくわかりませんでした。
解る人、教えてくださいっ!
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next records が、運営しています。
「渋谷の有名店破産も…レコード回帰の動き」
既にご存知の人もいるとは思いますが、渋谷でも20年以上営業を営んできた老舗のレコード店、テクニークが破産したというニュースと現在進行系のレコード・ブームを絡めた記事です。
渋谷では、新譜のHouse / TechnoのCLUB系レコードを販売しているレコード店としては、既に閉店した大手のレコード店が亡き後、最も多くのHouse / Techno系レコードを扱っていたレコード店です。
レコード店 テクニークを運営している会社って株式会社エナジー・フラッシュっていうんですね。
会社名のエナジー・フラッシュってもしかしたら、Technoの名曲、Joey Beltram / Energy Flashから社名をつけたのかな?
ん〜もしそうだとしたらかなりのテクノ愛をカンジますね。
店舗・会社が閉店する理由には、イロイロな事情があると思いますが、「自主廃業」と「破産」の2つのケースが多いですね。
自主廃業は、経営者の判断で今後事情を継続できる見込みが立たないから、会社を清算しますというコトで、コチラは、会社の資金に余力がある時に行われる場合が多いですね。
一方、破産は、債務超過で会社の資産を全部手放したとしても債務を返済出来ない状態なので財産や事業を全て清算する代わりに、会社が負っていた債務の全てを免除してもらう裁判上の手続きのコトをいいます。
今回の場合だと、会社の財産すべて債権者へ分配する代わりに会社の債務の全てを免除してください・・・ってコトになります。
タブン、レコード店の破産だと、銀行からの借入金をもう払うコトが出来ないので会社を清算します・・・って状態になったのでしょう。
他のレコード店のコトをオイラがどうこう言うコトは、ナイのですがこういうコトがあるとオイラの気持ちが「ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・」とカイジの心境になるんですよ。
下記の2014年の記事では、Techniqueさんは、20周年を迎えたって書いています。
20周年を迎えたTechniqueが2014年に活躍したアーティストともにシーンを切り取った3枚組みのスペシャルEPをリリース
というコトは、2022年の今年はショップの開店から28年目に当たるワケです。
ナン十年も長い間お店を営業していると「安泰ですよね〜」ナンてコトをよく言われるのですが、オイラ自身まったく全然そんなコトは思えないんですよ。
もういつナニが起きてどうなるのか・・・って。
テクニークさんのコトについては、内情とかは、全く知らないのですがオイラの印象では、「結構、売れているレコード店」ってイメージだったので7月後半にテクニーク破産のニュースを知った時に「えっ?マジかっ!?」って正直とても驚いたんですよね。
テクニークさんは、コロナ問題が顕在化する2020年の春の前年の2019年の11月頃にソレまであったセンター街の奥の実店舗からリニューアルオープンして間もない渋谷Parcoのへ急に移転したのですが、その時も「渋谷Parcoへ移転するなんてスゴいな・・・」って思っていたんですよね。
ソレまで長い間営業していた馴染みの場所からお店を移転するっていうコトには、ソレナリの事情があったのだと思います。
フツーに考えたら渋谷の雑然とした古い雑居ビルの店舗から集客力ハンパない超メジャーなテナントビルへの移転って或るイミ「栄転」だと思うんですよね。
雑居ビルとパルコの家賃を比べると明らかに後者のほうが高額だと思いますし、同じショップを営んでいる立場からすると、家賃は高くなっても、もっと今以上に商売が繁盛できる場所へ移転しようっ!って或るイミ「攻め」の経営判断だと思うのです。
だけど、後から知ったのですが渋谷Parcoのショップは、1年間の期間限定ってコトだったんですね。
1年後には、実店舗の見通しが立たない状態での移転は、フツーちょっと考えられません。
タブン、ナンらかの条件や事情があって渋谷Parcoへ移転したのかもしれません。
テクニークさんが渋谷Parcoへ移転してから解ったのですが、ウチとテクニークさんが利用している通販の宅配業者が同じだったんですよね。
で、オイラがその宅配業者のトラックへ通販で売れた荷物を持っていくとウチの何十倍の量のレコードが入ったダンボールがトラックの中に積み上がっていたんですよね。
ソレを見てオイラは「うわ〜メチャ、売れてるな・・・スゲーーーっ!!」って思ったのですケドね。
2020年の春頃から世界的にコロナ問題が顕在化してショップの営業が出来たり出来なかったりという状態がダラダラと続くワケですが、大規模商業施設であるパルコは、オープンして半年経たずしてかなり長期間営業できないという状態になっていましたからね。
しかし、コロナ禍の中で急遽起こった巣篭もり需要でレコード店界隈は、苦難の中でも結構しぶとくヤッていけたと思うのですよね。
オイラは、コロナ禍の直前からインスタをはじめるのですが、テクニークさんの1万を超えるハンパないレコード紹介の投稿記事や3万オーバーのフォロワー数を見て「スゴいな・・・」って大いに参考にさせてもらいました。
まさかアレから2年で破産してしまうとは、思っても見ませんでした。
イロイロと思うトコロは、アルのですが今回の件で新譜のレコードの販売における難しさをとてもカンジました。
2000年の前半頃までは新譜の価格って12インチシングルだと1枚、1000円〜1200円くらいのイメージなのですが、今って12インチシングルって1枚2300〜2500円くらいなんですよね。
つまり全盛期の倍の値段まで価格が高騰しているワケです。
ま〜コレ、レコードを購入する側からすると、ソレまで1枚1000円でお手軽に変えたモノが、2000円以上となると購入するレコードのセレクトもキビシくなりますよね。
また、新譜の仕入れの難しいトコロなのですが、実際にどれくらい売れるか解らない状態で仕入れする枚数を決めなければイケないという状態も絡んできます。
新譜の仕入れ値って利益率があまりよくないので「コレは、売れるっ!」って判断したタイトルで、もし売れ残りが数枚でたらもうすべての利益をフっ飛ばすくらいになりますからね。
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結局、売れても売れなくても毎週アル程度のタイトル数を必ず入荷させないとお客さんに見てもらえない、購入してもらえないってなるのでお店的には身をつまされるキビシイ判断の中で仕入れを迫られるワケです。
ま〜中古レコードも似たような部分は、ありますが利益率が新譜と違ってますからね。
しかし、逆に新譜はヒットすれば1タイトル、何千枚も販売する事が出来る大当たりがあるのですが、中古レコードはソレは皆無です。
海外からのレコードの仕入れに関しては基本的に掛売りが出来ないので、仕入れ資金や運転資金は金融機関からの借り入れからとなるのですが、破産になるというのは、会社としてもうその支払いが出来ないという状態に陥ったってコトになったと思われます。
28年間も営業していたテクニークさんですから相当な在庫のレコードを持っていると思うのですが、それら会社の資産はすべて差し押さえられて現金化されて債権者へ分配というコトになりますね。
テクニークさんのインスタがまだ見るコトが出来るのですが、7月の後半にあった破産のニュースの2週間前まで「新譜の予約受付中」って記事が投稿されていたので急転直下で事情が大きく変わったように思われます。
レコード店の閉店って世間的には、珍しいコトではナイのですが、個人的には扱っているレコードこそ違いますが同じ場所でかなり近いジャンルのレコードを扱っていたというトコロから、今回の件は気持ち的にフクザツな心境であります。
LOIS LANE / IT'S THE FIRST TIME
LOIS LANE / IT'S THE FIRST TIME の試聴
next recordsのサイトでLOIS LANEのレコードを探してみる
で、ハナシを戻しますが、結局先に紹介したニュース記事って一体、ナニを伝えたかったんだろう・・・って思うんですよね。
レコード店の破産というネガティヴなニュースを発端に、「しかし、レコードの売上は伸びている」ってポジティブなニュースを絡めているイミがちょっと分からないんですよね。
世間的には、アナログレコードの人気っていうのは、確実にアルと思うのですが、そんな中でのレコード店の破産は深読みすると、ナニを意味しているか、ナニを示唆しているのか・・・終わりの始まりがはじまったってコトを伝えたいのか・・・よくわからないんですよね、
確かに熱狂的なブームやムーブメントって事象には、必ず終焉が訪れるというコトは、歴史的に必ず起こり得るコトです。
そのコトを示唆するニュースなのかな・・・?
でもそんなコト、書いていませんしね・・・イッタイ、ナニをイイたいのかよくわかりませんでした。
解る人、教えてくださいっ!
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