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前回、当店の目の前にある坂道、いわゆる「シスコ坂」に関するコトを書いたのですが、ブログ記事のアクセス解析を見るといつもの3倍くらいの多くの人に読まれていたようです。
タブン、あのシスコが現存していた頃に渋谷 宇田川町のレコード屋街に頻繁に通い詰めていた人達がちょっとノスタルジックな気分になって読んでくれたのかな・・・って思います。
何枚か写真を紹介していますが、オイラにしてみたらもうカンゼンに日常の風景なのでまったく感傷的な気持ちにナンてなれないのですが、90年代のはじめ頃からのレコード人気のコトを考えると30年のという超長い時間が経ってますからね。
当時、大学生だった人も今は50代ですよ・・・まぁ〜カンジ方は人それぞれですが「あ〜ココよく通ったわ・・・懐かしいな〜」なんてカンジたのかもしれませんね。

で、今回はウォントレコードのコトについて思うトコロがあるので言及してみたいと思います。
レコードを買って聴いている人からすると「アノレコード、欲しいぁ・・・」って思うコトは、フツーによくあると思います。
まぁ〜大抵は欲しい&探しているレコードは、1枚でなく複数枚・・・人によっては数百枚もあったりしますよね。
皆さん、その欲しい&探しているっていうレコードをどうやって管理しています?
当店に訪れていただいているお客さんも自分の探しているレコードをスマホのメモに保存したり、スクショを保存したり、Spotifyのソングリストにして保存したり、もうカンゼンにアナログで手書きのメモ帳に書き込んだりしている人も結構いらっしゃいます。
エサ箱に入ったレコードをチェックしている最中に「ハッ!?コレはっ!」ってサッとレコードを抜き出してアーティストとタイトルをスマホで確認している人が多いので、だいたいスマホに保存している人が多いようなカンジがしますね。
お客さんが欲しいレコードをどうやって管理するのは、それぞれ自由なので自分のやりやすいスタイルでやっていただければイイのですが、今回気になったのは・・・。
「お客さんからオファーがあった欲しいレコードをお店側がどう扱うか・・・」ってコトなのです。

オイラの店では、そういったお客さんから欲しいってオファーがあったレコードのコトを「ウォント」って呼んでいるのですが、このウォントをいただいたレコードの取扱い関してもっとカンタンにそしてスマートに出来ないものか・・・って思っているんですよね。
やっぱり長年、レコード店を営んでいるので多くのお客さんから「探しているレコードがある」「欲しいレコードがあるんだけど・・・」っていうお問い合わせは、日常的にいただくコトが多いのです。
たまたま偶然に店頭に出す前の準備しているレコードでそのウォントをいただいたレコードがあれば、「ありますよっ!」ってご購入していただくコトもあるのですが、その時にウォントいただいた時にナイ場合なんですよ。
大抵はその場で「〇〇さん、アーティスト名、タイトル名」ってメモに走り書きで書いて置くのですが、次にいつ入荷するかまったく予定の解らない中古レコードなので、そのウォントをいただいたコト自体を忘れてしまうコトが多いのです。
また、ウォントいただくレコードの入荷のペースの具合にも結構カンケーしてくるのですが、結構な頻度で入荷できるレコードのウォントをいただいた場合は、メモにしなくてもイイかって思いイザ入荷したら「アレ?このレコードお客さんからウォントをされていたな・・・ダレだっけ?」ってカンジで忘れてしまうんですよね。

先日もこんなコトがありました。
もう週に確実に1〜2回の頻度でご来店していただいている超常連のお客さんからウォントのオファーをいただいていたレコードが入荷したのですが、そのコトをウッカリ忘れて店頭に出してしまったんですよね。
イヤ・・・正確には、お客さんからウォントのオファーを頂いててたのは覚えているのですが誰からウォントをいただいいていたのかを忘れていたんですよね。
お客さんからしてみれば、「入荷したら必ず買うので置いておいて欲しい」って言ってたレコードが反故にされて店頭に出てるっ!ってカンジになりますよね・・・。
イヤ〜ホント、すいません・・・。
結局、その常連のお客さんは、店頭に出ているコトに気づいてお買い上げいただけたので事なきを得たのですが・・・。
だけど、コレ・・・最悪の場合、お店の信用なくしますよね・・・。

オイラが思うトコロ、コレ、今現在スタッフのあやふやな記憶に依存しているからこんなコトが起こるんでしょうね、確実に。
まぁ〜だけど、ホント多いんですよ・・・「探しているレコードがあるので入荷したら連絡して欲しい」っていうオファー。
コレは、別の見方をすれば、メチャ、ビジネスチャンスだと思うのですが、実際はカンゼンにそのチャンスを上手く活かせていないんですよね・・・。
「入荷したら必ず買いますっ!」って言っていただけるというコトは、お店側からすれば「そのレコードが入荷できれば、即売上に直結する」ってコトですよね〜。
しかし、それが解っているにも関わらず、上手く活かせていないっていう・・・。
マンパワーというかあやふやな記憶頼りにするからこんなコトになるんでしょうね・・・。

一方、逆パターンとしてこんなコトもあります。
ウォントのオファーを頂いて、それをオイラがたまたま覚えていて「以前、ウォントをいただいたレコードが入荷しましたよ」って連絡すると「もう他で手に入れたのでキャンセルお願いします」っていうコトもあります。
ウォントをいただいてから半年以上も経ってたらそうなっちゃいますよね。
また、まだお客さんは手に入れていなかった場合でも当店がお知らせした価格とお客さんが思っていた価格の差が結構あって価格面で折り合いがつかない場合もよくあります。
当店としては、そういったケースってレコード屋アルアルなので「まぁ〜ソレも仕方ないよね〜」ってアッサリと思うのですが、お客さんからすると「せっかく入荷したコトを連絡してくれたのに、ナンか悪いコトをしたなぁ・・・」って思われたりしてお店の利用が遠のいてしまう的な気持ちにもなったりするコトもあるみたいで・・・。
イヤイヤ、全然そんなコトまったく思わないのでいつも通り利用していただければって思うのですケド・・・。

ん〜ホント、このお客さんからの多くのウォント・オファーの扱いをナンとかしたいっ!って思うんですよね。
だけど、先に書いたようなウォントしたケド、別に購入しなくてもお客さんがプレッシャーをカンジにない方法でコレを実現したいんですよね。
その都度いただくウォントをメモ書きとかアタマに記憶しておくとか、そんなコトやってるからこんなコトが起きるんですよね。
まぁ〜アレですよね・・・コレ、中小企業によくあるDX化が出来ていないってヤツですよね。

コレ、他のレコード店は、どうやってお客さんからいただいたウォントを管理しているんだろう・・・。
先にも書いたようにお客さんから「〇〇を探している、入荷したら連絡して欲しい」ってオファーってホント、レコード店ではメチャ多いコトですからね。
現状、当店ではオファーをいただいたお客さんとそのレコードが確実にマッチしていた場合は、お応え出来ているっていうカンジです。
しかし、そういった対応の出来る割合っていうのは、タブン1割以下ですよ・・・。
もうホトンド対応できていない・・・いわゆるスルー状態・・・。
しかしココには結構、大きなビジネスチャンスがあるのも事実です。
「あのレコード店に探しているレコードを伝えておけば、入荷したら絶対に連絡をしてくれる」っていうのは、結構お店的にも信頼度がUPするような気がします。
しかも、「連絡があってもう他で手に入れたので、買わなくても全然OK」っていう敷居の低さっていうのも良いと思うんですよね。

でもね〜タブン、中古レコード店ってこういうシステム絡みのコトって超苦手というか出来ていないんですよね〜。
他のレコード店も当店と同じ様な記憶頼りのウォントの管理になっていうんじゃないかな・・・。

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一応、オイラのアイデアとして「こうしたら出来るんじゃないかな?」っていうのは、アルんですよ。
まぁ〜でもソレを実現するために今まで構築してきたデータベースの構造を根底から刷新しなきゃ出来ないっていう、もうとても高いハードルが立ちはだかっているんですよね。
ホント、HP制作会社に「コレコレ、こんなカンジの機能を付け加えてくださいっ!」ってカンジで依頼できればイイのですが、タブン前段階として「ソレをするためにはこのデータが絶対に必要です」ってなるのがナンとなく解っているから踏み込めないっていう部分が結構大きいんですよね。
だけど、もしこのお客さんからのウォント機能が実現出来れば、メチャイイ感じになるような気がするんですよね〜。
ちょっと今後の課題として置いておこうと思います・・・ってコレもまたオイラの記憶頼りになっています・・・(笑)

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