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定期的にアナログレコード界隈のニュースを拾い集めて紹介しているのですが、テレビニュースのトレンド的な話題を紹介するコーナーでアナログレコードの人気に関するコトを紹介していました。

レコード販売がCDに勝利 時代が逆流? 不便を選ぶ若者

ココ最近、レコード人気のコトを伝える大手メディアがホント、多くなりましたね。
特にテレビのニュース番組で・・・。
今回もアナログレコードの人気について8分も特集が組まれるとは・・・。
やっぱりこういったトレンドの紹介について動画での配信はメチャわかりやすいですね。
で、トーゼンオイラもニュースのタイトルにツラれてニュースを見ましたっ!
動画開始10秒でイキナリの記者さんのトーンアームの持ち方にツッコミを入れちゃうワケですが・・・(笑)
スクリーンショット 2022-02-11 8.21.45

しかし、このトーンアームのヘンテコな持ち方のシーン・・・アナログレコード人気を紹介するテレビニュースでは、一度ではなく何度も見ているのでその度に
「持ち方が違うーーーっ!!」ってツッコミが入ります。
だけどソレよりもこのシーンを撮影しようってディレクターとかカメラマンとか音声さんとか記者さんのバックには数人の制作陣がいるとは思うのですがダレもこのヘンテコな再生の仕方を「ソレ、ちょっと違いますよっ!」って指摘しないのか?って思うんですよね。
つまり、レコード人気の特集をしているんだけど、制作している取材陣は、ダレもレコードを触ったコトがナイ・・ってコトがその背景から伝わってくる・・・的な。
イヤ・・・もしかしてこのヘンテコな持ち方をあえてするコトで、視聴者にツッコませる余地を残してコメント欄で盛り上がってもらおうって意図もあるのかも・・・って思ったりもします。
しかしあまりにもテレビでこのヘンテコな持ち方のシーンを何度も見るものだから最近は「もしかして・・・この持ち方が今風なのか・・・?」って思っちゃったりします。(笑)
イヤ、サスガにソレは、ナイと思うケドね。
しかも番組で再生されているMichael Jacksonのアルバムの盤ソリもちょっとヒドいな・・・。
ドコでこんなグニャグニャに反ったレコード用意してきたんだ・・・と、冒頭からツッコミどころ満載ですが、内容としてはとてもわかり易く解説されていました。
このタイプの話題は、国内発の話題が多いのですが、N.Y.発の情報というのが、フダン接するコトがナイ情報というイミでは結構貴重なニュースかもしれませんね。

いや〜しかし、マンハッタンのイーストビレッジでレコード店を開店した人・・・スゴいですね〜。
通りに面した路面店で、結構な広い物件のようです。
ErgotRecords

家賃いくらするんだろう・・・ってこのレコード店のコトを調べてみました。
East Village のErgot Recordsっていうレコード店のようですね。
マンハッタンでは、老舗のA1 Records Shopのスグ近くでレコード店としては立地はバツグンってカンジです。
Time Outに今回テレビニュースで取材を受けたErgot Records に関する記事が掲載されていました。

上記の記事によるとパンデミックの最中で元々あったお店が閉店して比較的安く物件を借りるコトが出来たようですね。
といっても人気のエリアですから、ソートーな家賃だと思いますケドね。
ニュースでは、レコード店を持つコトが夢であった若い店主が夢を叶えたと伝えていましたが、Time Outの記事では、音楽レーベル・オーナーが事業の一環としてレコード店の開店に至ったってコトを書いていますね。
Time Ountの記事には、Ergot Recordsの店主がレコードの価格の高騰やコストが高止まりについて興味深いコトを語っていますね。
このアタリのコトは、同業者であるオイラも危惧しているコトなのでよくわかります。

ナゼ、デジタル全盛の今、アナログレコードなのか・・・っていうその人気の原因探しは多くのメディアで様々な意見が語られていますね。
まぁ〜若い人が、アナログレコードに興味を持つのは、やっぱり「新鮮」な体験にカンジるからじゃやないのかな・・・ってオイラは思うのですケドね。
あと、コレクションって部分も結構な割合があるんじゃないかな〜とも思います。
レコードって比較的カジュアルなコレクションアイテムだと思うんですよね。
本来は、収録されている音楽を聴く目的で購入するモノなんだけど、今は「聴く目的」っていうよりも、好きな音楽をカタチのあるモノとしてコレクションする目的のほうが大きくなってきているような気がします。
ニュースでも伝えていますが、やはりフダンはスマホでお気軽に音楽を楽しんで、ナニか特別な時だけレコードで聴くって楽しむスタイルになってきているようなカンジでしょうかね。
メインストリームのアーティストがアナログレコードをリリースするのは、アーティストの意向というよりレコード会社の売上の数字的な思惑のほうがデカいんじゃないかな〜(笑)
ストリーミングで再々されてもタブン、儲からないんでしょう・・・なので、比較的利益の高いアイテムとしてアナログレコードをプレスする・・・みたいな事情があるんじゃないでしょうかね。
特にパンデミック後は、ライブとかもなかなか開催出来ないし、そういったイミではアナログレコードの人気とコロナがイイようにハマったのかもしれません。
TikTokのバズりでレコードが購入されるってコトに関しては、以前オイラもブログで言及しました。


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ニュースの最後でご意見番が「レコードを聴くコトによる贅沢感」を語っていましたが、音楽って今はナニか別のコトをしながら聴くという「ながら聴き」スタイルが主流となっていると思うんですよね。
さらに、ソレもスピーカーから流れる音楽ではなく、イヤホンで聴く聴き方が多いと思います。
デジタル音源---アナログレコード
ながら聴きスタイル---音楽をメインで聴くスタイル
イヤホン---スピーカー
といった音楽との接し方自体が結構、別モノ的なカンジになっているんだと思うんですよね。
オイラの様なオッサン世代であれば、コレって昔からズーっとあった聴き方だけど、今の10〜30代の人からすると
「ナンだ?その聴き方は・・・?見たコトないぞっ!ナンかカッコいいかも・・・」ってなってるんじゃないのかな・・・って思ったりします。

ちなみに我が家には、20代のムスメ & 10代のムスコがいますが、自宅に数千枚のレコードとスグにプレイ出来るオーディオ環境があるにも関わらず、レコードにはまったく興味がナイので、若い人がレコードに魅力をカンジているっていうのもホンの僅かな人のブームなのかもしれません・・・?

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