gabrielle_iwish_uk

2020年は、コロナの影響もあってレコードの買取査定の依頼がイッキにガクンと少なくなって来たのですが、ココ最近また少しずつですが、査定の依頼も増えてきました。
ホント、ありがたいです・・・。
まぁ〜サスガにね、レコードの買取査定とはいえ、渋谷から来たレコード屋のオヤジを無防備に家に招き入れるってコトにはならず、ホトンド配送により買取査定ですケドね。
当店のレコード買取査定の流れは、とりあえずたくさんの査定がある場合は、電話やメールで「レコードの査定をお願いしたいんですケド・・・」ってご連絡いただくケースが多いんです。
その時に、所有しているレコードコレクションのおおまかな内容をおお訊きして、当店の商品構成に沿うようなレコードコレクションであれば、「ゼヒ、査定させていただきますっ!」ってなります。

で先日、買取査定依頼のお客様よりこんなお電話をいただきました。
どうやら、当店より先に他店へ買取査定依頼を出したトコロ、その査定内容に納得できない・・・ので、ハナシをきいて欲しい・・・とのコト。

詳しい内容を訊くと・・・
●1000枚以上のHIPHOPの12インチシングル中心のレコードの査定。
●内容的には、90年代初期のタイトルが多くって、A TRIBE CALLED QUEST / GANG STARR / NAS / PETE ROCK & C.L.SMOOTH / 2PAC なんかのタイトルがUS盤オリジナルで多数含まれる。
●査定依頼したレコード店のHPには、12インチも「高価買取します」と書いてあったので配送による査定依頼をだした。
●しかし・・・1000枚以上のレコードコレクションのすべての査定額が、希望する額に全然至らなかった・・・。
といったご相談でした。
で、「コレって正しい査定なのですか・・・?」って訊かれました・・・。

タブン、おハナシを訊いたカンジだと90年代後半のHIPHOP系のDJ人気の真っ只中に大枚をはたいて中古レコードで購入されたんだろうな・・・っていうカンジのコレクションのようです。
レコードを処分される人にありがちなのですが、ご自身のレコードコレクションを過大評価しがち・・・っていうケースがよくあります。
やはり単純にレコードだけの評価ってよりも、ソコに至った思い入れや熱量なんかも多大に加味されちゃいますからね・・・そういう気持ちになるのもよ〜く解ります。
しかし、1000枚以上のHIPHOPのレコード・コレクションでその内容からお客さんから聴いた査定額は、ちょっと・・・メチャ低いんじゃないかな・・・って思ったのでそのままオイラがカンジたコト伝えました。
まぁ〜電話でおハナシしただけで実際のレコードを見ていないので、ホントのトコロは解りませんケドね。
結局、お電話いただいたお客さんは、査定依頼を出したレコード店の査定内容がまったく全然納得できないというコトで、最初に査定依頼出したレコード店から全レコードを引き上げて当店へ改めて査定依頼をしていただけました。
他店の査定内容に納得できなくて当店へ依頼していただけるのは、ウレシイんですが、ん〜ナンダカ、フクザツな気持ちです・・・。

査定を希望しているお客さんが、どのレコード店へ買い取り依頼を出すのかは自由ですし、査定依頼をしたレコード店から提示された査定額を見て処分するのも、しないのも自由です。
しかし、オイラの心境は・・・ってカンジです(笑)
で、数日後に引き上げられたダンボールに入った大量のレコードが当店へ送られていました。
ん〜他店で査定されたレコードがそのまま当店へ来ちゃうって、あまりこういったケースってナイのでちょっと生々しいです・・・。
中身を確認してみると・・・コレがなかなかホントに良いコレクションなんですよ。
事前におハナシで聴いた通り、US盤オリジナルの12インチがドッチャリ入っていました。
だけど、内容を見て解ったのですが先に査定をしたレコード店は、オイラからすれば、かなりトンチンカンな査定をしているのが解りました。
あまりにも生々しいハナシなので査定額部分は伏せますが一瞬見ただけでも「イヤ〜サスガにこの内容で●円は、ナイだろう・・・。」って思ったホドです。
依頼を出したお客さんが納得しなかったのもナンとなく解るような気がします。
確かに最近は、CLUB MUSIC系の12インチシングルの買取査定は、ドコのレコード店でも積極的に買い取りしていない実情がアルのは事実のようです。
以前にもこのブログでも書きましたが、大手の中古レコード店でCLUB MUSICの12インチシングルの買い取りのコトを電話したら、内容も訊かずに「安いですよ・・・」ってあからさまに言われるケースも多いようです。
にしてもですよ・・・やはり、内容を見てちゃんと判断すればそれ相応の査定になると思うんですケドね。

買取査定を実施している中古レコード店で「高価買取」や「高額査定します」って文言がよく書いているじゃないですか。
あのワードって「なんかナゾだな〜」ってオイラは以前より思っているんですよね。
ナニを持って「高価買取」なんでしょうね・・・基準は、ドコにあってソレよりもどれくらい高額に査定しているのかっていうコトもわからないナンダカ、フワッとしたキーワードのような気がします。
いっそのコト、「他店の買取明細を提示してくれたらソレよりも●%増しで買い取りしますっ!」ってくらい宣言したほうがわかりやすんじゃないかな・・・って思ったりもします。

GABRIELLE / I WISH
GABRIELLE / I WISH の試聴
next recordsのサイトでGABRIELLEのレコードを探してみる

結局、送られてきたレコードの全数を査定を終えてその詳細をリストにしてお客さんへ送るとソッコーで
「それでお願いしますっ!」って快くOKしてもらえましたっ!
ん〜タブン、先に依頼したレコード店から提示された金額の何倍もの査定になったので、タブンそれが判断の基準になったんじゃないでしょうかね。
先に査定を依頼したレコード店は、HIPHOPの12インチはそれホド、積極的にチカラをいれていなかったんでしょうね。
もはや「高価買取」の本来の意味は、あんまりなくって「買い取りしています」ってコトと同じ意味でしかナイようなカンジなんでしょう。
というワケで、他店での買取査定に満足できない時には、ゼヒ渋谷 next recordsにもお問い合わせしてみてくださいっ!
相談だけでも全然OKですよっ!

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