今日はちょっとユニークなテーマ、「欲しいレコードはいつ買う?」ってハナシを書いてみようと思います。
というのも、先日お店に来てくれたお客さんが、ニコニコしながらこう言ったんです。
「給料入ったので、欲しかったレコードを買いに来ました!」って。
ハナシを訊いてみるとどうもそのお客さん、ずっと前から狙ってたレコードがあったみたいで、
「給料日まで売り切れないでくれ〜」って祈っていたそうなんですよ。
ありがたいコトに、その日は数枚まとめてお買い上げいただきました。
…でも、支払いはクレジットカード。現金じゃないんですよ。
それを見てオイラはちょっとおもったんですよね。
「クレジットカードで支払うなら、給料日を待たなくても買えたんじゃない?」って。
モチロンお客さんにはそんなコト言わず、笑顔で「ありがとうございます!」ってお見送りしたんですケドね。
でもその後もこのコトが頭の片隅に残っていて
「どうして人は給料日後に買い物したくなるんだろう?」
逆に「なんで給料日前は財布の紐が固くなるんだろう?」って思ったんですよね。
イヤ、わかりますよそういった気持になるのって実際にオイラ自身もそういった気持になったりした時ってありますから…ナンとなく感覚ではそう思っているんだけど明確な理由ってトコロまで考えたコトなかったんですよね。
今回はそんな「給料日とレコードの関係」について、オイラなりに調べたり、これまで20年以上レコードを売ってきた経験を交えて書いてみます。
■みんなの給料日はいつ?
まず前提として、日本では企業の給料日はいつが多いのかってコトを調べてみたら、圧倒的に多いのが25日でした。
その他には 10日・15日・月末(末日)が多くでもやっぱり「25日支給」がダントツなんですよね。
給料日はいつが多い?雇用形態ごとの違いや振り込まれる時間帯も解説
公務員は15日っていうのも有名な話ですけど、民間企業では25日が主流のようですね。
この「25日に給料日が集中する」というのは昔からの慣習なんだそうです。
■なぜ25日に集中しているの?
じゃあなんで25日なんでしょう?これにはいくつか理由があるみたいですね。
・昔の経理処理の都合
昔は給与計算が手作業だったから、月末締めの集計をして、計算して、現金を準備して…ってやってると、とても月初すぐには支払えなかった。だから25日くらいがちょうどよかったようです。
・月末は支払いが多すぎるから
仕入れの支払い、公共料金、家賃…いろんな引き落としが月末に集中する。だから社員の給料は少し前倒しにした方が会社も安心だった。
・25日は必ずある日付だから
月末って30日だったり31日だったりするでしょ。でも25日は必ずある。だから処理がラクという理由で25日になっているという事情もあるみたいですね。
こういう理由が重なって、今でも「給料日は25日」という会社が多いんですね。
■レコード店でも実感している「ペイデー効果」
実は当店でも、これはハッキリ数字に出てるんです。
20年以上商売してると、体感的にも「25日〜月末は売上がグッと伸びる」ってわかります。
逆に「給料日前の週」は、ほんと静か…。平日なんかは特にレジの音が鳴らない日もあるくらいです。コレはリアル店舗での販売もネット通販でも同じですね。
そういった状況を体験的に知っているというコトもあってNext Recordsは、レア盤や人気盤はあえて月末週に品出しするようにしてます。その方が「ご褒美需要」にうまくハマるんですよ。
「ご褒美需要」ん〜コレ、スゴくウマい言い方ですね〜(笑)
ようするに「自己報酬感情」という気持ちが高まるようですね、頑張って1ヶ月働いたコトへのご褒美消費が起きやすくなるみたいなカンジですね。
長年レコード店を営んできた経験からすると、コレってもう完全に「給料日の魔力」だと思います。
こういう心理状態なるコトを「ペイデー効果」っていうそうですよ。
■なぜ給料後は財布の紐がゆるむのか?
これにはいくつか心理的な理由があるみたいです。
・心の会計
給料が入った瞬間、人は「新しい財布にお金が入った」とカンジるコトによって「今なら買っても大丈夫」と思えるそうです。
・ご褒美心理
先に書いたように「1ヶ月がんばった自分へのご褒美」って感情が自然に湧く。
特にレコードのように趣味性が高く「嗜好品」に近い商品は、このタイミングで解禁されやすいみたいです。
・安心感
給料日前は「もう残りが少ない」って不安があるケド、給料日後は「まだ余裕ある」とカンジる。
これで購買意欲がイッキに高まる。
これらが合わさって、給料日直後は財布の紐がユルみやすいんでしょうね。
■キャッシュレス時代でも「給料日前は買い控える」ワケ
じゃあ冒頭のお客さんみたいに、支払いがクレジットカードでも同じように「給料日まで待つ」のはナゼでしょう?
これは心理的残高管理の問題みたいです。
ぶっちゃけクレジットカード決済ではその時の現金は減らないですが、頭の中の「ココロの残高」は給料日を区切りにリセットされるみたいな感覚になるようです。
さらに、日本では家賃や光熱費、カードの引き落としが月末に集中してるから、給料日前は「ヤバい!コレ以上使うとピンチになる!」「無駄遣いできない」って無意識にセーブする心理が起きるようですね。
つまり現金の有無じゃなくて、文化的な習慣や社会的な記憶が消費行動を決めてるんでしょうね。
■これは日本だけ? 世界の給与日と消費行動を調べてみた
では、コレって世界ではどうなんでしょう?気になったので調べてみました。
・アメリカ
多くの会社は隔週払い、金曜日ごとに支給される。要するに月に2回給料日があるんですね。
だから「給料日前のピンチ」って感覚が弱い。すなわち消費意欲も波が小さい。
・ヨーロッパ(ドイツ・フランスなど)
日本と同じく月の最終週や月末支給が多い。だから日本と似たように給料日前は節約モードになりやすい。
・アジア(韓国・中国など)
月末支給が一般的で、こちらも「ペイデー効果」がある。
つまり「給料日後に財布の紐がユルむ」のは世界共通みたいです。
ただし、アメリカみたいに月2回給料がある国は波が小さい。
日本みたいに給料日が月1回の国は買い物をする or しないという波が大きいんですね。
もしかするとアメリカ人の積極的な消費スタイルって、給料日が月2回あるからかもしれないなぁ…なんて思っちゃいますね。
■レコード屋としての販売戦略
こうやって調べたり考えたりしてると、オイラも「なるほどなぁ」と腑に落ちるコトが多かったです。
でも改めて考えると、オイラの店でももう結構これを自然にやってました。
・給料日後の週はレア盤や高額盤を投入
→「ご褒美需要」に応える。
・給料日前は比較的値ごろ感のあるお得な盤や低価格帯のレコードを品出しする
→「節約モード」のお客さんにも来てもらいやすい。
二段構えのプロモーションってやつですね。
狙ってやったというより、20年以上の商売の中で自然とこのやり方を体得したんだと思います。
まぁ〜大抵のレコード店は、月を通したこういった販売スタイルじゃないかなぁ。
MAROON 5 / THIS LOVE
MAROON 5 / THIS LOVE の試聴
next recordsのサイトでMAROON 5のレコードを探してみる
■で、欲しいレコードはいつ買う?
最後にもう一度テーマに戻りますね。
「欲しいレコードはいつ買う?」のかってコトですよ。
心理的には「給料日後」が一番買いやすい。
でも中古レコードって一期一会の出会いが大きいから、ホントは「欲しいと思ったときに買う」っていうのがベストなんじゃないかなって思うんですよね。
でも現実には、お客さんのココロの中は「財布の残高」を意識してる。
だからこそ、給料日の前後で売れ行きが大きく変わるんですね。
レコード屋としては、その波に寄り添いながら、
「欲しい時に、いいレコードと出会える場所」でありたいなぁと思っています。
というワケ渋谷の小さなレコード屋からのPRです。
Next Recordsは、渋谷の繁華街で毎日レコードと向き合っています。
オリジナル12インチシングルだけを扱う、ちょっとマニアックなお店ですが、店頭ではQRコードで在庫のレコードの試聴が自由にできたり、レコード磨きのプロが丁寧にクリーニングした盤だけを並べて、「欲しいレコードと安心して出会える」場所を目指しています。
もしこのブログを読んで、「あ、レコードいいな」「ちょっと行ってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
給料日のあとでも、給料日前でも毎日、ご来店をお待ちしていますっ!
Next Recordsではインスタグラムもやっています!
入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。
このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
Next Records Shop at Shibuya Tokyo Japan.
We are a small record store but we welcome you with a huge selection of original pressed 12" singles.
If you visit Tokyo, please visit our record store!
というのも、先日お店に来てくれたお客さんが、ニコニコしながらこう言ったんです。
「給料入ったので、欲しかったレコードを買いに来ました!」って。
ハナシを訊いてみるとどうもそのお客さん、ずっと前から狙ってたレコードがあったみたいで、
「給料日まで売り切れないでくれ〜」って祈っていたそうなんですよ。
ありがたいコトに、その日は数枚まとめてお買い上げいただきました。
…でも、支払いはクレジットカード。現金じゃないんですよ。
それを見てオイラはちょっとおもったんですよね。
「クレジットカードで支払うなら、給料日を待たなくても買えたんじゃない?」って。
モチロンお客さんにはそんなコト言わず、笑顔で「ありがとうございます!」ってお見送りしたんですケドね。
でもその後もこのコトが頭の片隅に残っていて
「どうして人は給料日後に買い物したくなるんだろう?」
逆に「なんで給料日前は財布の紐が固くなるんだろう?」って思ったんですよね。
イヤ、わかりますよそういった気持になるのって実際にオイラ自身もそういった気持になったりした時ってありますから…ナンとなく感覚ではそう思っているんだけど明確な理由ってトコロまで考えたコトなかったんですよね。
今回はそんな「給料日とレコードの関係」について、オイラなりに調べたり、これまで20年以上レコードを売ってきた経験を交えて書いてみます。
■みんなの給料日はいつ?
まず前提として、日本では企業の給料日はいつが多いのかってコトを調べてみたら、圧倒的に多いのが25日でした。
その他には 10日・15日・月末(末日)が多くでもやっぱり「25日支給」がダントツなんですよね。
給料日はいつが多い?雇用形態ごとの違いや振り込まれる時間帯も解説
公務員は15日っていうのも有名な話ですけど、民間企業では25日が主流のようですね。
この「25日に給料日が集中する」というのは昔からの慣習なんだそうです。
■なぜ25日に集中しているの?
じゃあなんで25日なんでしょう?これにはいくつか理由があるみたいですね。
・昔の経理処理の都合
昔は給与計算が手作業だったから、月末締めの集計をして、計算して、現金を準備して…ってやってると、とても月初すぐには支払えなかった。だから25日くらいがちょうどよかったようです。
・月末は支払いが多すぎるから
仕入れの支払い、公共料金、家賃…いろんな引き落としが月末に集中する。だから社員の給料は少し前倒しにした方が会社も安心だった。
・25日は必ずある日付だから
月末って30日だったり31日だったりするでしょ。でも25日は必ずある。だから処理がラクという理由で25日になっているという事情もあるみたいですね。
こういう理由が重なって、今でも「給料日は25日」という会社が多いんですね。
■レコード店でも実感している「ペイデー効果」
実は当店でも、これはハッキリ数字に出てるんです。
20年以上商売してると、体感的にも「25日〜月末は売上がグッと伸びる」ってわかります。
逆に「給料日前の週」は、ほんと静か…。平日なんかは特にレジの音が鳴らない日もあるくらいです。コレはリアル店舗での販売もネット通販でも同じですね。
そういった状況を体験的に知っているというコトもあってNext Recordsは、レア盤や人気盤はあえて月末週に品出しするようにしてます。その方が「ご褒美需要」にうまくハマるんですよ。
「ご褒美需要」ん〜コレ、スゴくウマい言い方ですね〜(笑)
ようするに「自己報酬感情」という気持ちが高まるようですね、頑張って1ヶ月働いたコトへのご褒美消費が起きやすくなるみたいなカンジですね。
長年レコード店を営んできた経験からすると、コレってもう完全に「給料日の魔力」だと思います。
こういう心理状態なるコトを「ペイデー効果」っていうそうですよ。
■なぜ給料後は財布の紐がゆるむのか?
これにはいくつか心理的な理由があるみたいです。
・心の会計
給料が入った瞬間、人は「新しい財布にお金が入った」とカンジるコトによって「今なら買っても大丈夫」と思えるそうです。
・ご褒美心理
先に書いたように「1ヶ月がんばった自分へのご褒美」って感情が自然に湧く。
特にレコードのように趣味性が高く「嗜好品」に近い商品は、このタイミングで解禁されやすいみたいです。
・安心感
給料日前は「もう残りが少ない」って不安があるケド、給料日後は「まだ余裕ある」とカンジる。
これで購買意欲がイッキに高まる。
これらが合わさって、給料日直後は財布の紐がユルみやすいんでしょうね。
■キャッシュレス時代でも「給料日前は買い控える」ワケ
じゃあ冒頭のお客さんみたいに、支払いがクレジットカードでも同じように「給料日まで待つ」のはナゼでしょう?
これは心理的残高管理の問題みたいです。
ぶっちゃけクレジットカード決済ではその時の現金は減らないですが、頭の中の「ココロの残高」は給料日を区切りにリセットされるみたいな感覚になるようです。
さらに、日本では家賃や光熱費、カードの引き落としが月末に集中してるから、給料日前は「ヤバい!コレ以上使うとピンチになる!」「無駄遣いできない」って無意識にセーブする心理が起きるようですね。
つまり現金の有無じゃなくて、文化的な習慣や社会的な記憶が消費行動を決めてるんでしょうね。
■これは日本だけ? 世界の給与日と消費行動を調べてみた
では、コレって世界ではどうなんでしょう?気になったので調べてみました。
・アメリカ
多くの会社は隔週払い、金曜日ごとに支給される。要するに月に2回給料日があるんですね。
だから「給料日前のピンチ」って感覚が弱い。すなわち消費意欲も波が小さい。
・ヨーロッパ(ドイツ・フランスなど)
日本と同じく月の最終週や月末支給が多い。だから日本と似たように給料日前は節約モードになりやすい。
・アジア(韓国・中国など)
月末支給が一般的で、こちらも「ペイデー効果」がある。
つまり「給料日後に財布の紐がユルむ」のは世界共通みたいです。
ただし、アメリカみたいに月2回給料がある国は波が小さい。
日本みたいに給料日が月1回の国は買い物をする or しないという波が大きいんですね。
もしかするとアメリカ人の積極的な消費スタイルって、給料日が月2回あるからかもしれないなぁ…なんて思っちゃいますね。
■レコード屋としての販売戦略
こうやって調べたり考えたりしてると、オイラも「なるほどなぁ」と腑に落ちるコトが多かったです。
でも改めて考えると、オイラの店でももう結構これを自然にやってました。
・給料日後の週はレア盤や高額盤を投入
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→「節約モード」のお客さんにも来てもらいやすい。
二段構えのプロモーションってやつですね。
狙ってやったというより、20年以上の商売の中で自然とこのやり方を体得したんだと思います。
まぁ〜大抵のレコード店は、月を通したこういった販売スタイルじゃないかなぁ。
MAROON 5 / THIS LOVE
MAROON 5 / THIS LOVE の試聴
next recordsのサイトでMAROON 5のレコードを探してみる
■で、欲しいレコードはいつ買う?
最後にもう一度テーマに戻りますね。
「欲しいレコードはいつ買う?」のかってコトですよ。
心理的には「給料日後」が一番買いやすい。
でも中古レコードって一期一会の出会いが大きいから、ホントは「欲しいと思ったときに買う」っていうのがベストなんじゃないかなって思うんですよね。
でも現実には、お客さんのココロの中は「財布の残高」を意識してる。
だからこそ、給料日の前後で売れ行きが大きく変わるんですね。
レコード屋としては、その波に寄り添いながら、
「欲しい時に、いいレコードと出会える場所」でありたいなぁと思っています。
というワケ渋谷の小さなレコード屋からのPRです。
Next Recordsは、渋谷の繁華街で毎日レコードと向き合っています。
オリジナル12インチシングルだけを扱う、ちょっとマニアックなお店ですが、店頭ではQRコードで在庫のレコードの試聴が自由にできたり、レコード磨きのプロが丁寧にクリーニングした盤だけを並べて、「欲しいレコードと安心して出会える」場所を目指しています。
もしこのブログを読んで、「あ、レコードいいな」「ちょっと行ってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
給料日のあとでも、給料日前でも毎日、ご来店をお待ちしていますっ!
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