渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

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つい先日、時々見ているNETFLIXの「あなたへのオススメ」として映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」がレコメンドとして出てきたんですよね。
「あ〜そう言えば、Whitney Houstonの映画ってあったなぁ・・・」っていう微かな記憶ですが覚えていました。
この手の有名なミュージシャンの生涯を描いた伝記映画ってQueenの「Bohemian Rhapsody」のヒットの影響なのかメチャ増えていますよね。
最近だとBob Marleyの生涯を描いた映画とかやっていましたね・・・2025年には、Michael Jacksonの映画も上映するみたいですし、まぁ〜ある一定以上の多いファン層とか支持されるのかこういうミュージシャンの伝記映画ってフォーマット化しているんでしょうね。
で、オイラ自身は、モチロンですがWhitney Houstonのコトは、知っていますがどんなシンガーだったとかってコトは、そんなに詳しく知らなかったんですよね。
オイラがWhitney Houstonの知っているコトと言ったらお母さんがCissy Houstonで、Dionne Warwickは、おばさんで名付け親がAretha Franklin、そしてデビューからヒット曲連発で映画「ボディガード」で主演女優になって人気絶好調期にBobby Brownと結婚して、2012年に薬物中毒で亡くなった・・・ってコトくらいです。
Whitney Houstonの12インチシングルは、数枚持っていますがオイラの興味はレコードの方であって個人的には、シンガーWhitney Houstonに対して特に思い入れもナンもナイんですよね。
映画「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」が公開されたのは、2022年でこの映画が上映されるっていうのを知ったのもたまたま見たYouTubeの広告で知ったくらいで「見に行きたいっ!」ナンてちっとも思わなかったんですよね。
オイラの周りの知人やお客さんからもWhitney Houstonの映画について特に評判を訊くコトもなかったので「あ〜そういえばそんな映画、あったな・・・」くらいの印象だったんですよね。

で、先に書いたようにNETFLIXで見れるようになっていたので暇つぶしに見てみたトコロ・・・コレがなかなか良かったっ!というハナシです。
まぁ〜上映から2年も経った今更ながらですが(笑)

やっぱり実在していたシンガーだけにイメージ的にその顔とか雰囲気が本人と役者とのギャップがどーしてもあるんですよね、このWhitney Houstonの映画の主演を務めた女優Naomi AckieもWhitney Houstonに似ているかっていうと全く似ていないんですよね、まぁ〜映画なので似ているとか似ていないとかは、全然重要ではナイのですが、しかしっ!映画を見ているうちにナンていうか、次第に引き込まれていくみたいな感覚になっていつの間にか女優さんにWhitney Houstonが乗り移っているように見えてくるんですよね。
イヤ、ホントに似ていないんですよ・・・Whitney Houstonには・・・あえて言うならこの女優さんDonna Summer似です(笑)
しかし、映画ならではのカメラワークがメチャ、上手くってライヴで歌うシーンが何回かあるのですが、もうカンゼンに乗り移っているような印象になっちゃうんですよね。
しかも、そのライブのシーンは、Whitney Houstonの実際の音源を使っているのでダイナミックなカメラワークとそのヴォーカルがカンゼンにシンクロしてコレがホント、よく出来ていて引き込まれるんですよね。
映画でのライブのシーンは、実際にWhitney Houstonが歌っているシーンとしてYouTubeで見れるのですが時代的にももう30年くらい前のモノなので映像がショボかったりするのですがソレが映画ではかなり忠実に再現されていてWhitney Houston本人の歌声と完ぺきにシンクロした美しい映像がメチャ、ハマっていたんですよね。
YouTubeで見るコトが出来る実際のライブやステージの映像ってもうその部分だけ切り取られているのでどういった経緯でそのステージに挑んだとかっていうバックグラウンドって解らないのですが、映画と通じて改めて実際の映像を見てみると、より心情的に伝わるモノがあってちょっとまた印象が変わるんですよね。
オイラは、映画を一通り見終わった後に実際の映像をYouTubeで見直したのがより感情移入しちゃったようでよりWhitney Houstonの魅力に気づくというカンジになるコトが出来ました。
ちなみに映画で再現された実際の映像は、こんなカンジです。

1992年のスーパーボールでの史上最高、伝説の国歌斉唱の映像


1994年の最高のメドレーを披露したステージ


苦境を乗り越えた復活のステージ

ホント、コレ映像だけ見ていると歌が上手いのはトーゼンですが、映画を見た後ではそのカンジ方がより格段に揚がります・・・マジでトリハダもののステージングです。
これだけ偉大なシンガーであるWhitney Houstonなのですが、Whitney Houstonが直接手がけた曲ってナイんですよね。
提供された曲と歌詞を歌うコトに徹している生粋のシンガーなのですが、コレがどんな曲を歌ってもすべてWhitney Houstonスタイルにしてしまうという唯一無二のシンガーというのもスゴいですよね。
それの改めてカンジるこの壮大なイメージで歌い上げる圧倒的なヴォーカル・ワークは、「The Voice」と評されるコトだけあります。

一旦、復活をしたWhitney Houstonだったんですが、結局また再び薬物中毒に冒されて48歳の若さで2012年に浴槽で溺死ししてしまうというコトになります。
映画がWhitney Houstonの人生すべてを物語っているワケではありませんが、華やかなショービジネス界の裏側でアーティストって深刻な苦悩があるんですね・・・。
オイラが、レコード屋をはじめた2000年頃って正直もうWhitney Houstonは、薬物中毒が特にヒドい時期でその頃に当時のライヴのステージをYouTubeで観たのですがもう全然、声が出ていなくって正直「もう終わったシンガー」という印象だったんですよね。
オイラがカンジたその時の「もう歌えないシンガー」っていうイメージがWhitney Houstonが亡くなったというニュースを聞くまで続いていたので訃報を聞いても特別な感情はなかったのですが、この映画を見て改めてその認識を変わりましたね・・・というか、映画を観る前よりも好意的な印象のシンガーとなったカンジです・・・あ〜タブン、ハメられちゃったんでしょうね・・・コレ(笑)

多数の名曲を遺しているWhitney Houstonですが、セールスランキングTop10を紹介したいと思います。

1. "I Will Always Love You" (1992)
売上: 世界中で2000万枚以上。
元々はカントリー歌手のDolly Partonが1973年に歌った曲のカバーです。
しかしっもうWhitney節が全開ですね。
映画「ボディガード」の主題歌で彼女の最も象徴的な曲です。Whitneyの感情豊かなボーカルパフォーマンスと、この曲がヒット映画と結びついていることが、この曲を時代を超えたクラシックとなりました。


ちなみオリジナル曲はコレ。ん〜コレは、Whitneyの方を聴いた後ではちょっと微妙・・・。


2. "I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)" (1987)
売上: 世界中で約600万枚。
今回の映画のサブ・タイトルにもなったダンサブルなPOPソングです。
エネルギッシュで楽しい雰囲気がストレートに伝わる曲ですね。


3. "Greatest Love of All" (1986)
売上: 世界中で約400万枚。
邦題「そよ風の贈りもの」で知られるWhitneyのボーカルの力強さを際立たせるバラードであり、自己エンパワーメントのアンセム・ソングともいえる名曲です。

この曲もカバーで原曲は、Muhammad Aliの伝記映画のために1977年にAli Bombaye(アリ・ボンバイエ)のソングライターとして知られているMichael Masserが作曲してGeorge Besnonが歌った曲です。
ちなみにオリジナル曲はコレ。ん〜Whitneyの方が全然イイ・・・。


4. "How Will I Know" (1985)
売上: 世界中で約300万枚。
デビュー初期のヒット曲。活気に満ちたダンサブルなトラックで、ポップとR&Bの両方の観客にアピールしました。モチロンBillboard Hot100でNo.1となっています。


5. "So Emotional" (1987)
売上: 世界中で約300万枚。
アルバム「Whitney」からのシングルカットでパワフルなPop Rockなトラックでこの曲もNo.1ヒット。エネルギッシュなビートと力強いパフォーマンスは、ライブではメチャ盛り上がる定番曲です。


6. "Saving All My Love for You" (1985)
売上: 世界中で約300万枚。
Whitneyにとって初めてのNo.1ヒットとなった曲。成熟したテーマとWhitneyの感情豊かなヴォーカルワークがリスナーに共感を呼び、世界的な成功を収めて、最初のグラミー賞をとなりました。


7. "I'm Your Baby Tonight" (1990)
売上: 世界中で約250万枚。
3枚目となったアルバムのタイトルソング。現代的なR&Bとダンス要素を取り入れたヒットソング。
12インチシングルは、2枚組でC+CによるRemixは、めっちゃ盛り上がりますね。


8. "Where Do Broken Hearts Go" (1988)
売上: 世界中で約200万枚。
7曲目の連続1位シングルとなったバラード。内省的なリリックとWhitneyの心のこもったヴォーカルがココロにジーーーンと響きます。


9. "I'm Every Woman" (1992)
売上: 世界中で約200万枚。
言わずとしてたChaka Khanが歌った1978年のヒット曲のカバー曲。映画「ボディガード」のサントラからのシングルカット。PVでは、Chaka KhanやTLC、母親であるCissy Houstonがカメオ出演していますね。


10. "Didn't We Almost Have It All" (1987)
売上: 世界中で約200万枚。
アルバム「Whitney」からのシングルカット。感情的なバラードでこの曲もNo.1ヒットとなりました。曲の感動的な歌詞とWhitney優しいボーカルパフォーマンスが心に響くイイ曲です。


WHITNEY HOUSTON / SAVING ALL MY LOVE FOR YOU
WHITNEY HOUSTON / SAVING ALL MY LOVE FOR YOUの試聴
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もう名曲だらけのWhitney Houston Best 10なのですが、上記で紹介した曲は、一応全曲12インチシングルは、リリースされています。
しかし爆発的なヒット曲であっても意外とUS盤の12インチがリリースされていない曲があるんですね。
この映画「ボディガード」の主題歌で最もヒットしたI Will Always Love Youも世界中各国の12インチシングルがリリースされていますがお膝元であるアメリカでは、ナゼかUS盤12インチシングルは、未リリースなんだよな〜。
ん〜コレは、ちょっとホント、おかしいですよね・・・マジで、レコード会社のナンらかの戦略的な思惑が透けて見えるカンジではあります。
I Will Always Love Youの12インチシングルは、日本ではUK盤やEU盤が比較的よく見かけますが、静かなはじめりであるイントロ部分にキズがはいっているコトが多いんですよね・・・。
ドコかで見かけてもこの部分はよくチェックしておいたほうがイイですよ!
最近は、この12インチシングル・・・結構レア化していますね。

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渋谷でレコード店を20年以上もヤッているとそりゃ、様々なトラブルとかに遭遇します。
まぁ〜小さなトラブル&問題等は、もう日常茶飯事ですケドね。
お店をやり始めた時は、トラブル自体の経験がナイなかで対応しなきゃいけないので結構、その対処の仕方が解らなかったり悩んだりするコトも結構ありましたが、サスガに20年以上もレコード店をヤッているとそのトラブルもパターン化してきてその対応方法なんかも経験として蓄積されているのでスグに対処出来るようになってきます。
しかしっ!「コレはもしかして、ヤバいかも・・・」というフラグは、突然ピコーーーんっ!と立っちゃうんですよね。

まぁ、ナンのコトかというと先週の当店のWEBサイトの更新が大幅に遅れたコトについてのハナシです。
毎週、金曜日の夕方頃に「新入荷のご案内ぃーーーー!」ってメルマガをお送りさせて頂いているので当店をよくご利用して頂いているお客さんは、金曜の夕方頃にNext RecordsのWEBサイトをチェックしていただいている方もいらしゃると思います。
結構、カンタンに新入荷した商品をWEBサイトに追加しているように外側からは見えるのですが実は、コレが結構タイヘンなんですよ。
当店に於いてはこの金曜日というのは、最も大切な日なんですよね・・・。
レコード店でのおシゴトを一週間周期でみるとnextでは毎週金曜日は「最終仕上げの日」みたいなカンジですね。
というのもお店でオイラを含む3人のスタッフは、金曜日にWEBサイトに新入荷した商品を登録するために作業に徹していると言っても過言ではナイくらいも労力をココに全集中で注ぎ込んでいるんですよね。

モチロン、お客さんと直接、対面でレコードを購入していただくリアル店舗の運営も超重要なのですが、コチラは実際にレコードを店頭に並べるまでのプロセスってそれホド難しくナイんですよね。
店頭販売だけやっているんだったらジャケット写真を撮影しなくてもイイし、試聴用の音源ファイルも録音しなくてもイイしね。
仕事量だけのコトを考えたら実店舗のレコード販売って結構、シンプルなんですよね。
だけど、ココにネット販売を絡めようとするとトタンに煩雑な作業になっちゃうんですよね。
まぁ〜ネット販売専従のスタッフを雇って、リアル店舗での販売とネット販売とをカンゼン分業制にすれば、イイでしょうが現実問題そんなに余裕なんてナイわけでどうしても今の人員のリソースを最大限に活用してリアル店舗販売とネット販売を両立させるというコトを実現出来るようイロイロと工夫をしてコレまでやってきたワケです。

ん〜そういうワケで当店にとって毎週の金曜日っていうのは、ホント超大切な日であるワケです。
がっ!しかし先週(2004/08/02)は、いつも通りの更新作業が出来ませんでした・・・。
新入荷用の商品データって前日の木曜日には、すべてのチェックが済んで「このファイルをサーバーの然るべきトコロに追加すれば完成」という状態になるよう既に用意してあるんですよね。
で、いつものようにその商品データをサーバーに追加して商品データを登録するというボタンをクリックすると通常だと「商品を登録中」という状態になるのですが・・・この時は、全く無反応でした。
「あれ?どっかでやり方を間違えたかな・・・」ってもう一度、最初のプロセスに戻ってやり直してみても「商品を登録中」になりません・・・。
この時点で、「もしかしてトラブっているのかも・・・」ってオイラの危険センサーのアラームがピコピコと鳴り始めました。
こういったPC作業って「人為的ミス」によるトラブルと「PC的ミス」のトラブルがあるというコトを経験的に解っていたので、まずイチバン起こりやすい人為的ミスを疑ってみました。
要するに新入荷した商品データを指定通りに作れていないのではナイか・・・ってコトですね。
ちょっとでも予めの仕様とは異なる商品データになっているとサーバーっていうのは、まったく受け付けてくれないですからね〜もう一度、昨日すでにチェックが済んで最終OKした商品ファイルを再チェックしました。
しかし、オイラが用意した商品データ自体は、事前に指定された仕様のフォーマットで正しく保存出来ています。
となると、お店の作業用PCの問題なのか、それとも利用しているサーバー側の問題なのかとコトになります。
で、再チェックしたファイルを別のPCからサーバーにアップロードするコトを試みました。
すると、PCを換えてみても同様に同じトコロで止まってしまいます。
この時点でサーバー側のトラブルのような雰囲気が漂っていきました。
サーバーでのトラブル・・・コレは、もうレコード店のおっさんには正直、手が負えません。

そう言えば今のWEBサイトへリニューアルしたのってちょうど1年ホド前なんですよね。
ココが変わった!新しいnext recordsのショッピングサイト
リニューアル当初は、様々なトラブルもありましたが問題発生、その対応を繰り返して2ヶ月程度でトラブルも出尽くしてその後は、超安定的にサイト運営が出来ていたんですよね。
ソレがまさかの突然のトラブル発生とは・・・トホホ(泣)
しかし先週は、いつも通りに新商品の登録は問題なく出来ていました。
更に問題を切り分けるとトラブルが起きるその当日までフツーにサイトの運営は出来ています・・・というか、オンライン販売自体は、全く問題なく出来ています。
このトラブル・・・新入荷の商品登録の部分にエラーが起きているような状況です。
上記の当店のショッピングサイトをリニューアルした時にも書いていますが、ウチのWEBサイトってアナログレコードの販売に最適化させるためにメチャ、カスタマイズしているんですよね。
レコードを見やすくする工夫とかレコードを買いやすい工夫とか・・・コレまで20年ホドに渡って蓄積したレコードのネット通販するにあたってのノウハウを全盛りしているんですよね。
で、お客さんが直接見ているオンライサイトとは、また別の裏側の部分に関しても出来るだけ更新作業がカンタンになるように相当作り込んでいるんですよね。
今回、トラブルが起きたのはどうやらこの部分のようです・・・コレは、もうオイラには手が出せない領域です。
早速、ホームページ制作をして頂いている業者さんへ連絡して対応をお願いしました。
この時点でもう既に16時です・・・通常であれば、「新入荷したレコードを追加しました!」とメルマガを送ってお知らせしているトコロなのですが、ソレは不可能だという状況になりました。

結構、この時点でいつ復旧出来るのかって相当、動揺していたんですよね。
実は、ネット通販をはじめて3年目くらい、今からだと17〜18年前に原因不明のサーバートラブルに遭遇してネット通販が1ヶ月にも渡って出来ないという状況に陥ったコトがあるんですよね。
その時のトラウマは、相当なモノでまるまる1ヶ月のネット通販売上をフッ飛ばしてしまいオイラのココロに深いキズを刻んだんですよね。
もう今とはネット環境もずいぶんと違う時代ですが、こういったオンライン上のトラブルが突如起こると小さなショップは、カンタンに吹き飛んでしまうくらいの損害があるというのを経験していたんですよね。
最近だと、ニコニコ動画のサーバーが乗っ取られたりした事件とかありましたしね・・・まぁ〜当店のような零細ショップは、乗っ取り被害に遭うコトはナイですがサーバートラブルの発生って結構、コワイんですよね。
トラブル発生当日の夜8時ごろにプログラマーさんとやり取りをしたトコロ、「原因を究明中ですのでお待ち下さい」とのコトでした。
ナン人かのお客さんからは、インスタのDMや電話で「サイトは、いつ見れるようになりますか?」というお問い合わせがあったのでいつものメンテナンス表示の画面に「サーバートラブルにより現在復旧作業中です、回復の見込みは現在たっていません」ってメッセージを残しました。

サーバートラブルの作業の方は、プログラマーさんにお願いしていつ治っても更新作業が出来るようにオイラは、更新ファイルをUSBメモリにコピーして自宅にて復旧を待機するコトにしました。
で、深夜の1時を過ぎた頃にプログラマーさんから「アルゴリズムに手を入れて問題修正しました」との連絡がありました!
その連絡を受けて再チェックして問題がないのを確認してオイラが自宅のPCで更新作業に取りかかり最終的に新入荷の商品をホームページに追加が完了したのが深夜の3時・・・。
サスガに夜中の3時に「新入荷したレコードを追加しましたーーーーっ!」ってメルマガは、迷惑すぎるのでメンテナンス中だったショッピングサイトをフツーに見れるようにした状態に戻して就寝。
いや〜夜中の3時にホームページの更新作業って・・・おっさんには相当、こたえました・・・。

で翌朝に起床して注文状況を見てみると、問題なくいくつものご注文を頂いているので安堵しました。
ホント、今回のサーバートラブルの件では、更新が出来ずご迷惑をおかけしました。
しかし、12時間程度の復旧でホント、よかったです・・・先に書いたように最悪ナン日もネット通販が出来ない状況になるってコトも無きにしもあらずですからね・・・。

RONNIE DYSON / ALL OVER YOUR FACE
RONNIE DYSON / ALL OVER YOUR FACEの試聴
next recordsのサイトでRONNIE DYSONのレコードを探してみる

結局、その前の週にはナンの問題もなかったのに突然、どうしてトラブルが起こったのかというその原因の報告が後日、プログラマーさんからありました。
どうやら商品の登録をカンタンに行えるように当店専用で作った商品登録用のアプリを動かしているサーバーの仕様が数日前にセキュリティ面の強化のために少し仕様が変更させていたというのが原因だったそうです。
そのサーバーの仕様のちょっとした変更が要因になってソレまで問題なく稼働していたアプリが突然、動かなくなった・・・というコトでした。
「セキュリティの強化」コレね・・・ホント、WEBサイトの運営に関してはメチャ、多いんですよね。
以前使っていた当店のネット通販サイトもセキュリティ面での強化が時代と共に進んだコトでもうこれ以上は対応が困難になってしまってHPのリニューアルしなければならなくなったんですよね。
確かにセキュリティは、シッカリしなければイケないっていうのは、解るのですがガチガチのセキュリティになるコトで使い勝手が悪くなるっていうのもありますからね・・・ん〜難しいですよね・・・コレって。
まぁ〜しかし、ナニはともあれ、復旧まで比較的短時間で済んでホボ、被害もなかったコトでよかったです・・・。

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レコード店スタッフとして店頭にいるとご来店いただいたお客さんから
「探しているレコードがあるんですケド・・・」ってコトをよく訊かれます。
店頭でのお客さんからのご質問が多いベストテンの第1位は、間違いなくコレですね。
で、この「探しているレコードがあるんですケド・・・」って訊かれたケースのレコード店スタッフのご返答っていうのが・・・
「スイマセン・・・今、ナイですね〜」っていうのもお決まりのパターンです。
まぁ〜お探しのレコードのタイトルにもよりますが、そもそもお客さんが当店へ訪れて探している時点で元々そのレコードが結構珍しいレア盤であったり、今が旬の話題のタイトルだったりするコトが多いんですよね。
要するにお探しのレコードは、レコード店を巡って探してもめったに出会えないレコードであるというタイトルを探しているってカンジですね。
でコレ、お探しのレコードがなかったら次に「そのレコード、あったらイクラくらいするんですか?」ってコトも続けざまに訊かれます。
コレね・・・レコード店側からすると最近は、なかなか答えづらいんですよね・・・。
イヤ・・・ホント、結構入手しやすいタイトルであれば、直近で販売した時の価格をお伝えすればイイのですが、レアなタイトルとか人気のタイトルとかって最近は価格の浮き沈みがメチャ、激しいんですよね〜。
ん・・・実際のトコロは、浮き沈みの「沈む」方はホトンドなくって「浮き」の方が顕著なのですが・・・。

で、先日ご来店いただいたお客さんも同様に同じコトを訊かれました。
お探しのレコードは、タイトルの方は、伏せさせていただきますが90年代にメチャ流行ったダンスミュージックの12インチシングルです。
上記の通り「在庫ありますか?」って訊かれて同様に「ナイですね〜」ってお伝えしました。
そのタイトルを訊いて、「あ〜その曲、今、人気ですからね・・・なかなか見つからないですよ・・・タブン。」ってお伝えすると
「えっ!?人気なんですか?」って・・・訊かれました。
「最近は、昔はやった曲でもナニかのキッカケでイッキに話題になって多くの人が同時期に探し求める場合がありますからね・・・」ナンてコトをおハナシしました。
で、「今ってそのレコードってあったらイクラくらいするんですか?」ってコレまたお決まりのやり取りとなりました。
「一ヶ月くらい前に販売した時で4000円くらいですね」ってお伝えすると「ええっ!?結構値段あがっているんですね・・・」って驚いていました。
「前にコチラのお店で売っているのを見た時は、1500円代くらいだったんですケドね」
「え〜?ソレっていつ頃ですか?」って訊いてみると「コロナの前ですね」というと2019年頃ですね・・・ん〜サスガに5年前の値段は、全く参考にならないですよね。
ん〜今の価格の半額以下だった時にナンで買わなかったのか・・・ってカンジではあるのですが・・・。
「タブン今、渋谷のレコード店を廻って探してもお探しのタイトルは、みつけるコト出来ないんじゃないかな・・・」ってお伝えしました。
確かに5年前は、今ホド人気はなかったんですよね〜流行った曲で結構中古レコードとしてもかなりの枚数が流通していて5年前ならカンタンに手に入れるコトができました。
実際、当店でもそのお探しのタイトルは、10枚以上ストックがありましたしね。
しかし、コロナ明けと共に顕著になった世界的なアナログレコード人気とともに状況は一変して5年前とは倍の値段になってしまいました。
当店のいつも10枚以上あったストックも全部売りつくして今はナイ・・・時々、入荷はするケド、店頭に出せば即完売状態。
しかも世界中のお客さんが探し求めているタイトルでもあるのでレコード店巡りをしてもなかなか売っているのを見かけるコトはナイでしょうね。

でも、多くのお客さんと接していてソレ以上に気になったのですが、以前販売していた価格を覚えていてその価格が基準価格になっているというのが多いんですよね。
いや〜コレ、そうなっちゃう気持ちって解るんですが、最近レコードを買い始めた人はまず、その過去にイクラで販売されていたっていう基準となる価格がナイので探しているレコードが数年前に1500円だったものが今は4000円ってなっていても「そういう値段なのね・・・」って思われるみたいですが、もう10年以上レコードを買っている人からすると昨今のレコード価格の上昇に気持ちというか意識がついてイケないというか過去の値段が気になってなかなか買えないってコトがあるようです。
また、このブログでも以前に記事にしましたが以前レコードを買いまくっていた人が一旦、レコードコレクションをリタイアorお休みして再びレコードを買うようになったリターン組の人は、この以前の値段に引っ張られてしまうコトが多いような気がしますね。
今回のエピソードのお客さんは、お探しのレコードを4000円で買っていただけるのでしょうかね・・・どうだろう。
出来るだけ欲しいレコードを安価で手に入れたいという心情は、とても良くわかるのですケドね。
で、比較的安価で手にれるコトが出来やすいヤフオク・メルカリでその相場観を見てみるとヤフオクの方では、3000円(送料別)くらいメルカリの方では4000〜5000円(送料込み)くらいなのでもうホトンド、価格差はナイですね。
コレね・・・タイトルにもよると思うのですが、中古レコードの価格ってもう今は、世界的にフラット化(均一化)しつつあるような気がするんですよね。
特に今が旬の人気のタイトルとか、以前からレア盤として知名度の高いタイトルとかは、ホトンド世界共通価格になってきているようなカンジがします。

つい先日、オイラのインスタのフィードにManuel Göttsching / E2-E4が大手のレコード店で販売されているという状況を紹介している画像が流れてきました。
その画像にはレコード店のプライスカードがついていて価格は、54,000円となっていました。
モチロン、ジャケットはエンボス加工されたGermany盤オリジナルです。
e2-e4
インスタにポストされた投稿画像ですがManuel Göttsching / E2-E4が、ちゃんとレコード店で販売されているを見たのってホント、もう5〜6年ブリだったのでシンプルに「うぉ〜〜〜スゲェっ!」って思っちゃったんですよね。
更にそのプライス・・・久しぶり見た(とはいってもインスタの投稿画像ですが・・・)54,000円がオイラの想定していた価格をはるかに上回る高騰ブリに驚きました。
ちなみに当店で最後にManuel Göttsching / E2-E4を店頭販売した時は、6年前の2018年です・・・その時の価格は、28,000円
6年の歳月が経過しているとはいえ今は、54,000円になってしまったワケですね。
ちなみにDiscogsの価格推移を見てみると比較的良好なコンディションで5万円〜6万円(送料別)くらいで決してべらぼうに高い値段ではなくって相場を意識した妥当な価格ですね・・・ん〜コチラも先に書いたような価格のフラット化が起きていますね。
このオリジナル盤がプレスされたドイツで買っても日本で買っても価格はホトンド変わらないってカンジですね。

今より安価な値段で販売されていた時に買わなくて今、更に価格があがった値段を見て購入できるのか・・・コレって難しいですよね。
タブン、過去に欲しかったという気持ち以上に手に入れたい情熱がその時よりも上がらないと踏み切れないみたいなカンジですかね〜(笑)
でもね〜オイラ個人的には以前はいくらで販売されていた・・・ってコトって、タブンもうどうでもイイような気がするんですよね。
その気持ちは、心情的には解るのですが手に入れないコトには、その欲しいという気持ちは収まらないんじゃないでしょうかね。
先に書いたように知名度の高いレコードに関しては、もうドコの国で買ってもそんなに大きな価格差は、ない状況になりつつありますしね。
レコード店もヤフオク・メルカリの出品者もトーゼン、その相場観を意識したプライスをつけていると思うんですよ。
価格差があるとするならば中古レコードなのでコンディションの違いによってプライシングされているくらいじゃないかな・・・。
要するにキレイなレコードは高額、ボロいレコードは安価みたいカンジで値段がつけられているみたいなカンジです。

中古レコードは、今生産されているアイテムと違い、数も限りがあるしニーズにもバラツキがあるためにどうしても需要と供給にその価格が左右されやすいんですよね。
ニーズが高まれば即高騰しちゃうみたいなカンジです。
じゃあ逆に人気やニーズが落ち着く、もしくは、なくなれば価格は安くなるのかといういうと、確かにそうなんですが、短期間に高騰化するよりも明らかに緩やかに価格が安くなっていくというというスピード感の違いがありますね、揚がる時はイッキに、下がる時はゆっくりと・・・ってカンジです。
サスガに、E2-E4のケースのように25,000円が50,000円という高額な上に高騰っプリは、購入に踏み切るのはなかなか決心がつきませんが、2〜3000円の価格の差だったらイッソのコト、その程度で自分の中の気持の悶々とした状態が解決できるのであれば決して難しいコトでは、ないと思うんですよね。
まぁ〜コレも気持ちの問題なのでそう思いにくいっていうのはあるとは思いますケド。

最近は、「このレコードを探しているんだケド・・・」ってスマホでDiscogsの画面を見せられるコトがとても多くなりました。
まぁ〜レコード店側からするとその画面を見ただけでスグにどんなレコードなのかパッと見ただけで解りやすくてイイのですが。
だけど、トーゼンそのスマホ画面に表示されているレコードっていうのは、結構なレア盤だったりするワケでコレも当たり前ですが、そんなレア盤そうそうありません。
その画面を見せられていつも思うのですが、もうそのDiscogsに表示されている画面のマーケットプレイスで買えばイイんじゃないのかな・・・って。
Discogsのアカウントを持っていれば、もうスグにポチれば購入するコトが出来るのにあえてそうしないでレコード店を廻って探しつつけるのは、どうしてなんだろう・・・って思うんですよね。
いや、実際にレコードのコンディションを自分の目で見て確認しなければ買えない派だとか、レコードは絶対に通販では、買わない主義であるとか自力でレコードをディグってナンボだっ!っていうコダワリの価値観であれば、よけいなお世話なのですが、ホントにポチれば即購入可能な状態が用意されているのに関わらずそうしない理由って一体ナンなんだろう・・・って思うんですよね。

ん〜レコード屋がソレをいっちゃお仕舞いかも・・・っていうトコロも無にしも非ずなみたいな感覚もあるのですが、レコード店側としては、お客さんのニーズに応えられてナンボという部分もあります。
しかし、お客さんがお探しのレコードにお店側が対応出来ないのであれば、もうどうしようもありません・・・率直に今、お客さんのニーズに確実に応えられるのはそのスマホ画面に表示されているDiscogsのマーケットプレイスなのです。
だけど、スマホではポチらずにレコード店巡りをする・・・ん〜わからん・・・レコード店で探すのが好きなんだというのであればイイのですが、お店に起こしいただいて全く店頭のレコードには目もくれずにソッコーでオイラにスマホ画面を見せて「コレ探しているんだケド・・・」っていう行動からするとレコード店で探すのが好きっていうワケではなさそうですしね。

GUY CUEVAS / OBSESSION
GUY CUEVAS / OBSESSIONの試聴
next recordsのサイトでGUY CUEVASのレコードを探してみる

つい先日、ご来店いただいた海外からお越しいただいたお客さんが、「このレコードを探しているんだよ・・・」って見せられたスマホ画面に表示されいたのはコレでした。
lafa
Lafayette Afro-Rock Band / Malik です・・・ん〜なかなかのレア盤。
「Wow It's Hard to Find!」ってオイラが言うと、「Yes...I know...」って知ってるんかいっ!
「ドコで見つけるコトが出来るかな?」って訊かれたので「ドコにも売っていないと思うよ」っていうと「サンキュ!」と言って帰られました。
そのやり取り、約30秒ホド・・・当店のレコード棚は一切見ずです。
日本に訪れた彼・・・そんなカンジでレコード店を彷徨い歩くのでしょうかね。
しかし、そう言っているオイラも海外へ買い付けに訪れたレコード店主に「〇〇(有名なレア盤)を探しているんだよ」っていうと「Hahaha!オレも探しているわっ!」って笑われたのをキッカケに「そりゃぁ、そうだよね〜」って思いレア盤を在庫を訊くのをヤメました。

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mousset_horny
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店、next recordsです。
以前、店頭でしようしていジャンル別アルファベットの仕切り板を見直ししたコトをこのブログで書きました。
その時の記事は、コチラ。
目指せ!熱烈な12インチシングル推しのレコード店
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この仕切板に書かれまくった「12inch Single」のオンパレード・・・上記のブログ記事でも言及していますが、相当な効果となって現れていてご来店いただいたお客さんで「12inch Single」に全く興味のナイ人が、もうホント、ソッコーで帰りまくりな状態になっています。
レコード店主としては、お客さんが仕切り板に表記されている「12inch Single」の文字を見て「あ・・・欲しいモノ、この店にはナイな・・・」って思われて帰らえるのは、イッケンすると逆効果なカンジにもみえますが、事実店頭在庫の99%は、12インチシングルですからね〜正直にその通り書いているだけですからね。
出来るだけお客さんに当店の自慢の12インチシングルの在庫を見て欲しいっ!って気持ちは、メチャあるのですがお客さんがご所望のレコードが12インチシングルではなくアルバム・LPってはじめから決まっているのでしたら、もうはじめからお客さんも当店もミスマッチ状態なので仕切板の表記を見てソッコーで帰られるのは致し方がナイでしょうね・・・。
まぁ〜ご来店していただいたお客さんが今は、12インチシングルの興味がイマイチなくっても当店の仕切り板の「12inch Single」を見たコトでいずれ12インチシングルに興味を持つコトになった時に再び来ていただければなぁ〜と思います。

最近は、上記のように仕切板の表記を変えたコトでご来店していただいたお客さんが店内でどんなカンジでいるのかってコトを結構よく見るようにしているんですよね。
まぁ〜サスガにずぅ〜っとお客さんをガン見しているワケでは、なくってそれとな〜く「どんなカンジでレコード見ているのかなぁ〜」ってチラ見する程度ですケドね。
そんな中で先日、20代の友人通しでご来店いただいた2人のお客さんの会話が、少し気になりました。
1人のお客さんは、レコードに興味がメチャあるのか熱心にレコード箱をチェックしていてもう1人のお客さんは、タブンそのレコードに興味があるお客さんのお付き合いでご来店いただいたってカンジです。
レコードに興味がある方のお客さんは、HipHop/R&Bのレコードを熱心にチェックしていただいていました。
そのチェックの具合がかなり念入りというか、1枚1枚、エサ箱から半分くらいにレコードを引き出して数秒ジッと眺めて元に戻すというかなりゆっくりと且つ、念入りにチェックしていただいていたんですよね。
タブン、各レコードにつけられたオススメのコメントを読んで頂いていたようです。
ある程度、進んだトコロでお二人の会話が耳に入ってきました・・・
ソレが「UKってナニ?」ってコトでした。

ちなみに今、当店では、こんなカンジの商品札が各レコードにつけられた状態で店頭に並んでいます。
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熱心にレコードをチェックしていただいたお客さんは、この商品札を丁寧に読んで頂いて「どのレコードがイイかな〜」って選んでいただいていたんでしょうね。
で、商品札を見てアーティスト・曲名(タイトル)は、解るんだけどその下に書かれている「U.K.」って言うのが「U.K.ってナンだろう・・・」って思ったようで一緒に当店へ訪れた友人に訊いたってカンジですね。
レコード店に於いてUSとかUKって言うのは、もちろんドコの国のプレスされたレコードなのか・・・ってコトを表記しているというコトは「言わずもがな」なのですが、実際のトコロそう思っているのは、一部のレコードにマニアックな人だけで通じる共通ワードであって一般的にはかなり特殊なコトなのかも知れません。
いやもう・・・オイラは、どっぷりとマニアックな世界側の住人なので一般的な見地で言うトコロの「U.K.」の認知度がどれくらいのモノなのかっていうコトがまったくわからないのですが・・・。
そのお2人が交わされた会話の内容を聞いてオイラが、「あ〜ソレは、イギリスで生産されたレコードなんですよ〜」って説明するコトも出来るのですが、ナンダカお店のスタッフがお客さんの会話を逐一聞いていているみたいなカンジっていうのもちょっと雰囲気がよくないカンジがするのでそのまま、何事もないようにスルーしました。
結局、10数分のご滞在で1枚のHipHopのレコードをお買い上げいただき「ありがとうございま〜す」とシンプルな接客でご対応させていただきました。
で、お客さんがお帰りになった後に「レコード店に於いて知っていて当たり前な常識的な知識や知見というのは、もう通じナイんじゃないかな・・・」ってオイラは、カンジたんですよね。

U.K.ってUnited Kingdomの略ですよね・・・当たり前ですが、しかしオイラがはじめて英語を習った時は、イギリスって「England」って習ったと思います。
今の学校の英語教育ではナンて習うんだろう・・・知りませんが、オイラ自身は高校生ぐらいの時に趣味の音楽を通じてUnited KingdomのコトをU.K.と呼ぶというコトを自然と知ったんですよね。
ちなみにEnglandとか、Scotland、Wales、Northern IrelandとかってU.K.のそれぞれの地方の呼び方ってなんだというコトをはじめて買い付けに訪れた時に知ったホド、無知でした、そもそもスコットランドっていう国があるって思っていたホドでしたから・・・(笑)

今回の20代の人達がUKのコトを知らなかったというのに対してどうこう言うコトは、ナイのですが改めてお客さんが熱心に読んでいただいた商品札に書かれた文言やコメント文とかってフツーの人達にちゃんと通じているのだろうか・・・って疑問をカンジたんですよね。
「業界の常識は、一般の非常識」なぁ〜んてコトは、よく言われますよね。
あくまでもカジュアルな趣味としてのレコードに関わるコトなんてそもそも業界なんてたいそれた業界では、ナイのですがレコード店でフツーに交わされている会話や文脈ってその世界観を知っている人たちの間では、知っていて当たり前であるコトを前提として使われているコトがやはり結構多いですよね。
当店が専門で扱っている12インチシングルもお店ではフツーに「12インチ(じゅうに・いんち)」って読んでいますが、一般的にはナニが12インチなんだ?ってカンジなのかも知れませんよね。
以前、ご来店いただいたお客さんからは、「LP(えるぴー)とアルバムの違いってナンですか?」って訊かれたコトがあります。
レコードのイミとしてはLPとアルバムは同じイミなので呼び方が違うので同じレコードでもLPって呼ぶコトもあればアルバムって呼ぶコトもあったりとイッタイどうなってんだってカンジなのかも知れません。
LPはLong Playの略で片面に4〜6曲くらい楽曲が収録されたレコードでそれがアルバムの写真のようなので「アルバム」とそう呼ばれるようになったってカンジです。

当店の商品札のコンディションも当たり前のようにMとかEXとかVGとかって表記になっていますが、レコードにそれホド詳しくない人からすればソレってナニ?ってカンジですよね〜タブン。
コンデションって書いているくらいなのでそのレコードの品質ランクが書いてあるんだろう・・・ってコトは、想像がつくとは思うのですが、日本だったらAとかBとかって書いてあるほうがわかり易いとは思うんですよね。
他にもは、「盤質 良い・普通・良くない」とかですかね。「良くない」とは書かないか(笑)
盤質がAとBだったら日本人の感覚だとAの方がBよりも良いんだろうな・・・ってコトは、解ると思うのですがMとかEXとかってドッチが良質なのかってそのワード自体を理解していないとわかりませんよね。
ちなみにMってMint(ミント)の略なんですよ、日本人の感覚だとミントっていうとガムやキャンディの味とかで使われる植物の葉っぱのイメージですが、英語で形容詞として使われるMintとは、新品みたいなアイテムの状態のコトを表すんですよね。
EXは、Ecellent(エクセレント)の略でコチラは、日本人でもナンとなく「素晴らしい」っていう感覚ですね。
くせ者なのがVGですね・・・コレはVery Goodの略で、日本人からするとベリーグッドなのでGoodよりVeryがついているので「とても良い」みたいなイメージですがレコードで言うトコロのVery Goodは、「とりあえず聴ける」くらいの或るイミかなり低評価なコンディションのコトを指すんですよね・・・なので、レコードのコンディションでVGって書いてある場合は、盤面に結構キズがあって時々プチプチとノイズが入るという品質であるというイミになります。
なのでVery Goodだと書いてあるので「とても良いコンディション」だと思って買って家で聴いてみると盤面にキズはあるしプチプチノイズが入るし全然ベリーグッドでなかった・・・というコトになりますの注意が必要です。
まぁ〜コレも、中古レコードのコトを知っている人からすると当たり前のコトなのですがフツーは解りませんよね。
でも世界的なレコードのコンディション表記ってMint・Ecellent・Very Goodっていうのが共通認識として通じるんですよね。
イヤ〜でも、もしかしたらこの中古レコード店ならではのコンディションの表記っていうのも最近のアナログレコード人気で新規参入した人だと海外でも通じないかもしれませんね・・・。

レコードのコメント欄は、どうでしょうか・・・。
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オイラは、このコメントを読んで「あ〜なるホドね・・・」ってそのまま理解出来るのですが、ちょっとHipHopに興味があってレコードで聴いてみようかなって思っている20代の人はこのコメントからどういった印象をカンジるんだろう・・・。
「プリモワールドってナンだろう・・・。
「フックってナニ?」
「フロウを引き立てるってどういうカンジ?」
「US PROMO ONLY・・・はぁ〜?」
って思うんのかなぁ〜。
もうこの短いコメント欄だけでもそれっぽいHipHopワードに加えて12インチシングルなワードが入っていますね。
ちなみにこのGANG STARR / ROYALTYがリリースされたのは、今から遡るコト、27年前の1997年のレコードです。
20代の人だとまだ生まれていない若しくは、ヨチヨチの赤ちゃんだった時にリリースされたレコードです。
その次代をリアルタイムで生きていたオイラは、もちろんこのレコードがリリースされた時の状況も知っているし使われているワードや文言はすべて理解出来るのですが、コレ同じくオイラが生まれた60年代のレコードのコメントをオイラが理解できるのかってコトですよね。
ちょっとココでは、倫理的に掲載は、控えますが他のレコード店で販売されているAretha FranklinとかDiana Rossとかの60〜70年代の古いアルバムのコメントを読んでみたのですが、とりあえず問題なく100%フツーに理解出来ました。
そう考えたらレコードのコメント欄に関しては、その音楽に対する造詣の深さがコメントの理解度に繋がるのかもしれませんね。

レコードのコメント・・・最近レコードを買い始めた人たちにも伝わっているんだろうか・・・。
業界の「知っていて当たり前」な常識とか前提知識をお客さんに強いているようなコトになっていないだろうか・・・ちょっと思ったんですよね。
レコードの生産国とかコンディションの見方っていうのは、ある種形式的なカンジなのでそのパターンさえ解れば、全然問題ないと思います。
しかし、各レコードにつけられたコメントからその楽曲の雰囲気やバックグラウンドを読み取るのは、それ相応の知識や見識が必要となるのでムズいのかもしれませんね。
このGANG STARRのコメントを誰でも解るように書くとなるとどうなるんだろう。
「GANG STARRのメンバーでもありトラックメイカーのDJ PREMIERの世界観が見事に表現されたトラックに4人組男性R&Bグループ、JODECIのリードシンガーである兄弟K-CI & JOJOのコーラスがGANG STARRのラッパーGURUのラップを引き立てる!!アメリカでは、一般販売されなかった販促用のレコードとして作られたレコードです。」
長ぇ〜・・・しかも回りくどいっ!しかもトラックメイカーとかトラックとかも解らないし・・・(笑)
お客さん側が成長する方を気長に待つほうがイイかもしれませんね。

MOUSSE T. vs HOT 'N' JUICY
MOUSSE T. vs HOT 'N' JUICYの試聴
next recordsのサイトでMOUSSE Tのレコードを探してみる

そもそもレコードにつけられたコメントってどういう目的なのか・・・って基本的な役割なのですが、やはりそのレコードに対してお客さんに少しでも興味を持ってもらえれば・・・ってトコロなんだと思うんですよね。
コレ、コメントが全く書かれていないとそのアーティストや曲名のコトを知らない人は、レコードを見ていてもそのままナニも引っかからずにスルーしちゃうと思うのです。
でもコメント欄に、それを読んだお客さんが知っているプロデューサー名や曲の雰囲気なんかのワードが書かれていると「ン?コレ、どんな曲なんだろう」って興味を持ってもらえると思うんですよね。
当店では、今後もすべてのレコードにオススメのコメントを記載し続けるつもりですが、やはりそのコメントを理解するためのそれなりの前提知識は、どうしても必要となりますよね・・・。
最近知ったのですがある外国のお客さんが熱心にスマホで商品札を撮影していたので、「ナニ撮ってるの?」って訊いてみたら「コメントを翻訳していたんだよ」って・・・ん〜テクノロジーの進化をカンジさせますね。
ちなみに先に紹介したGANGSTARRの当店のコメントは、スマホの翻訳アプリではこんなカンジになります。
もとの文章は、コレ
「プリモワールド全開なTRACKにフックに入るK-CI&JOJOのコーラスがフロウを引き立てる!! US PROMO ONLY!!」
コレをスマホの翻訳アプリを通すとこうなります。
「K-Ci & JoJo's chorus that hooks into Primo World's full-throttle track complements the flow!! US promo only!!」
ん〜雰囲気は、ナンとなく解るのですがそもそも「全開」のコトを英語ネイティブな人に「full-throttle(フルスロットル)」と書いて通じるんだろうか・・・(笑)
さらに話題のChat-GPTに同じ内容の英訳を訊いてみると下記のように翻訳してくれました。
「The track is a full-on Primo world, with K-Ci & JoJo's chorus enhancing the flow! US promo only!」
ん〜コッチの方が、伝わりやすいですね〜。

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vanmccoy_thehustle
先日、オーストラリアからお越しいただいたお客さん(男性30代)がご来店いただきました。
地元では、友人たちと集まって趣味でDJプレイを楽しんでいるそうです。
元々は、デジタルでのDJプレイだったそうですが、少し前からアナログレコードの良さに惹かれてレコード盤を買うようになったとのコトでした。
当店へ、ご来店頂いのもどうやら先に日本へ旅行に訪れた友人が「東京に訪れたらココのレコード屋に行けっ!」的な情報を事前に教えてくれたようでその中のレコード店リストに当店が書かれていたとのコトでした。
好きなジャンルは、Electoronicって言っていましたが、コレ・・・オイラが思っているElectoronicっていうカンジと外国の人が思っているElectoronicというのが、ちょっと感覚的に違いがあるんですよね。
まぁ〜でも、当店の商品構成は、古いDiscoとHipHop、R&B、Houseしかないんですよね。
彼が好きなElectorinicがイマイチよくわからないので、
「80s、90sのHouseならこのセクションにあるのでチェックしてください」
ってカンジでとりあえず、Houseのレコードが入った棚を見てもらいました。
なかなかガッツのあるお客さんで当店の在庫のHouseのみならずDisco、HipHopに至るまで小一時間ホド、ディグして20枚ホドのレコードを購入していただいきました。
お会計を終えた後に雑談をしていたのですがソコで言われたのが
「ナンで日本にはこんなにイイレコードがたくさんあるの?」でした。

彼の地元では、最近レコード店が出来たけど全然欲しいレコードは売っていないそうで、はやりシドニーやメルボルンに行かないと買えないとのコトでした。
やはりフダンは、Discogsやebay等が中心でレコードを購入しているそうです。
「だけど、レコードの値段も高いし、送料がバカにならないんだよね・・・。」って言ってました。
あ〜コレは、オイラも同感ですね・・・ヨーロッパやアメリカからネット通販でレコードを注文すると日本とかオーストラリアまでの送料ってどうしても高くなりますからね。
だいたいレコード1枚の送料が、2500〜3000円くらいかかるし枚数が増えると1枚あたり500〜700円ホド追加料金が上乗せされるのでレコード自体が安くても送料が乗っかってくると結構な価格になりますからね。
で、はじめて訪れたTokyoのレコード店の感想はというと「Very nice!」だそうです。
とにかく彼が、欲しいElectoronicのレコードは、日本円で1000円以下で買えるし、シドニーでは、5000円くらいするレコードが日本だと2000〜3000円で買えるとのコトで、「パラダイスだっ!」って喜んでしました。

で、思ったそうです・・・「ナンで、日本にはこんなにレコードがあるのか・・・」って。
これね〜やはり欧米諸国から訪れるレコード好きな人からコレまでも何度か訊かれたコトがあるんですよね。
当店は、かなりダンス・ミュージックに特化した12インチシングル専門レコード店なのでどうしてもソッチ寄りのハナシになるのですが、やはり世間一般的には音楽を聴くメディアは、80年代後半から90年代前半にかけてイッキにアナログレコードからCDに切り替わったんですよね。
もうこの現象は、世界的に起きたコトで日本でも同様にアナログレコードの生産が縮小してソレに取って代わるカタチでCDがたくさんプレスされるようになるワケです。

で、世界的にレコードからCDへ切り替わる現象が起きていた同じ時期に、一部のマニアの間でDJプレイの人気が高まっていたんですよね。
まぁ〜オイラもそのちょっとしたブームにのるようなカタチでハマるワケですが・・・(笑)
その当時は、個人的にもリアルタイムでブームの最中にいたのでその盛り上がりの様子を目のアタリで見ていたのでよく覚えています。
日本でもコレまでの「ディスコ」から「クラブ」へと移り変わる時期と結構重なっていますね。
そのクラブでのDJ達がアナログレコードでプレイするのを見て「オレもヤッてみたいっ!」って思われたようでものスゴい数のDJ予備軍&ホームDJ達が増えるコトとなりました。
この時期は、世間一般的には音楽を聴くならCDという具合にもうカンゼンにメディアの転換は終わっていたのですが、DJニーズだけのために12インチシングルや一部のアルバムなんかがアメリカやヨーロッパでプレスされていたんですよね。
しかも日本は、世界でも類を見ないDJブームです・・・もう毎週のようにプレスされてリリースされるダンス・ミュージックの多くが日本へ輸入されるコトとなるワケです。
その当時、渋谷だけでも人気のある曲なんかは、万単位の枚数が販売されていたんですよね。
で、毎週リリースされる新譜だけでなく、過去にリリースされた中古レコードまでも日本へ輸入されるようになります。
当店もこういった過去にリリースされて中古盤となったレコードをアメリカやヨーロッパ諸国へ出向いて買い付けて日本で販売するというレコード店として2000年に渋谷で開業するに至るワケです。
当店のような小さなレコード店でもその当時は毎月1000枚ほどレコードを販売している位でしたからね・・・大手のレコード店とか毎月に販売しているレコードの枚数ってもうハンパない枚数になっていたでしょうね。
特に90年代の後半から2000年代の前半は、そのDJブームの人気がピークに向かうんですよね。
もうね・・・こうゆうハナシをすると、オイラがレコード店をはじめるエピソードにホント、直結するようなカンジになりますね〜(笑)
結局、この日本で世界中のレコードが輸入されるコトとなったDJブームは、2006年頃まで続くコトとなります。
先に書いたようにこのDJブーム・・・80年代の後半くらいから少しずつ広がってピークが90年代後半から2004〜5年くらいまで続いたので期間的には、15〜16年間という結構長く続いたブームだったんですよね。
その間に日本に入ってきた新譜&中古レコードの枚数は・・・もう相当な数だと思うんですよ。

一方、世界のレコードの状況はというと、ダンスミュージックという特定のジャンルに限ってのハナシではあるのです日本で起きたようなDJブームはなかったんですよね。
ホント、一部のマニアックな人達の間ではある一定程度のニーズはあったと思いますが、1つのタイトルを1店舗のレコード店がナン千枚も販売するなんてなかったです。
90年代の後半から2000年代のはじめに頻繁に海外のレコード店へ訪れていたオイラは、訪れるたびにその海外のレコード店のアナログレコードコーナが縮小しているのをカンジていましたからね。
日本のレコード店では、フツーにカンタンに買うコトが出来る新譜のレコードもアメリカやイギリスのレコード店では、まったく売っていない状況でしたからね・・・如何に新譜のダンスミュージックのレコードの人気が低かったのかというコトがよくわかります。
中古レコードもホント、今では考えられませんが、¢50とか$1(当時のレートは$1=¥110)とかでたくさん売っていましたしね〜もうホント、ゴミ扱いみたいなカンジでしょうね。

あとね、こういった80年代から2000年代にかけて大量のレコードが輸入されたというコトとは、別の要因として日本人特有の強い保存欲求とコレクション文化が大きく関係しているとも思います。
レコードを大切に扱い、保管する文化は、日本だけでなく他の国でもあるとは思うのですが、日本人は、他国に比べてこの傾向が特に強いのかもしれませんね・・・特にレコードなんかでは、自分で聴く用のレコードと、未開封で保管してコレクションする用のレコードを所有したりする人もいる位ですからね。
ソレに細部へのコダワリとか、美しさやカンペキさを追求する傾向も結構大きでしょうね・・・コレがコレクションにおける品質や稀少性の重視になんかにもダイレクトで繋がっている部分もありますよね。
それに物理的なアイテムに関するモノへのコダワリという部分もありますよね・・・世界的に見てももうCDは、カンゼンに終わった音楽メディアというカンジになっているのですが、日本ではいまだに世界最大規模のCDの販売となっているようですからね。
海外から輸入された中古レコードなんかにありガチですが、ジャケットやレーベルに書かれた書き込みなんかは、日本人からするとレコードにペンで書き込みするなんてあり得ない行為ですよね。
それにレコードって日本では以外に捨てられないアイテムになっているようです。
実際に、オイラもゴミ捨て場に放棄されたレコードを見たことが何度かありますが、タブン聴かなくなっても何故かレコードは捨てられずに長い期間保管されているケースって多いんじゃないでしょうかね。
それに日本人はレコードの扱いとかも丁寧にですからね・・・リリースから30年以上経っている古いレコードでも比較的コンディションが良い状態のモノが多いですよね。
海外では特にダンスミュージックは、DJニーズで購入されていてとにかく道具として使用されるコトもあって雑な扱いがされているためにコンディションがあまりよくないレコードが多いんですよね。
海外から訪れたお客さんは、日本にあるレコードは、コンディションがイイって多くの人が言っていますからね。

こういった日本で過去に起きたブームの背景や日本人特有のコレクション気質なんかが大きく影響しているコトもあって当店にオーストラリアから訪れたお客さん曰く「良いレコードがたくさんある」というコトになるんでしょうね。
でも、実際にこの「ナンで日本にはこんなにイイレコードがたくさんあるの?」と訊かれてオイラが言えるコトは、英語力のなさもあって上記で書いたコトの1%も言えません・・・(笑)
いつもオイラが言えるコトは「Because DJ play was so popular in Japan in the 1990s.」というトホホな一文だけという・・・(笑)

VAN McCOY / THE HUSTLE
VAN McCOY / THE HUSTLEの試聴
next recordsのサイトでVAN McCOYのレコードを探してみる

で、この時のお客さんに「日本で何枚のレコードを買ったの?」って聴いてみました。
当店に訪れた時点で持参していたショルダータイプのレコードバックには他店で購入したレコードが結構はいっている状態で、しかも当店で20枚の購入でさらに増加・・・。
結構、買っているんだろうな・・・って思って訊いてみたトコロ
「400枚くらい買ったんだよ」って。
うわ〜そんなに買ってどうやって持って帰るんだよ・・・って。
しかも飛行機はLCC(格安の飛行機)です。
400枚のレコードって重量にして約100kgくらいになります。
LCCの飛行機に100kgの追加の荷物を載せて持って帰るってイッタイ、追加料金にいくらになるんだろう・・・ちょっと想像もつきませんよ。
「どうすれば、費用を節約できるかな?」って訊かれたので
「郵便局からEMSで送るのが最も安いと思うよ」って教えてあげると
「いくらくらいかな?」って訊かれたのでチャチャとネットで調べると
「30kgで65,500円なので3つに分けて送っても20万円くらいかな・・・」って教えてあげると電卓で豪ドルにレート換算して表示された金額をみて「Oh My Goodness・・・」って嘆いていました。
送料20万か・・・東京〜シドニー間だと2〜3回分の航空券の料金と同じですね〜。
良いレコードを安くで買うコトが出来ても送料に20万円かかるとなるとちょっとフクザツなカンジですね。

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