渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

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最近、ますますHIPHOP系のDJさんの間でSERATO等PCでのDJ PLAYの導入がすすんでるようですね。
このブログにも珍しく入ったトラックバックを見てみたら、デジタルプールやスクラッチライブが
テーマのブログでした。
オイラがスクラッチライブのコトを知った2006年の初頭では、そう言った事をテーマにした
ブログなんて全然、Googleとかでは引っかかっらなかったですからね。
それが今じゃスクラッチライブの話題をテーマにしたサイトがかなり多くなったようです。
以前にも書いたコトありますがデジタル、アナログ、のハナシには賛否両論ありますね。

ところで、先日何人かの現役のDJさん達に訊いたんだけど
「自分がレコードからリッピングしたデジタルデータって友達とかにコピーして、あげたりするの?」
っオイラの質問に全員が
「ゼッタイにあげないっすヨ~」
って答えてたんです。
理由は、 自分なりに苦労して納得出来る方法で取り込んだデジタル音源をそうやすやすと
友達と言えども簡単にはコピーさせてたまるか
というコトでした。
じゃあ、自分でリッピングしてないライムワイヤーとかで拾った音源ならどう?
って聞くと
「あ~そんなデータなら全然あげますょ」 ってコトを言ってました。

CDから単純にコピーしたモノとか拾ったデータとかは、全然他人にあげるのはOKで
自分がアナログレコードからPCにレベル調整やイコライジング処理など苦労して編集をした
データってのは他人にはあげたくないってコトですね。
まぁ、そう言ったDJ達は音質にも超こだわりを持ってるのでAIFFやWAVデータといった
高音質の音源を保存して使ってるとのコトでした。

同じ曲をアナログレコードからデジタルデータにリッピングしても
そこに自分なりのこだわりのノウハウ(編集処理やイコライジング等)が入ると
自分だけのオリジナルのデジタル音源になると言うことですね。
確かにそのような手の込んだ音源には取り込むためのアナログレコードの購入費や
デジタルデータに変換する為の手間などたくさんの曲の音源を持っている人ほど
膨大なお金と時間と労力がかかっているワケです。
例えばレコード3000枚持っているDJが全部をデジタルデータに変換しようとしたら
一曲5分の曲だとセッティングや保存の時間を入れて倍の10分はデジタル化に要するワケです。
一時間に6曲しかリッピング出来ないとなると全部のレコードがデジタルデータになるのに
気の遠くなホドの時間を要することになるハズです。
その上に、12インチシングルに入っているアカペラやREMIXなんかもデータ化しようとしたら
更に時間がかかりますしね。
こんな風に手間がかかった音源だとお金に替えられないホドの価値が出てくるのもわかります。

オイラがヒアリングした彼らDJが言ってたのは
「テキトーにDJやっているヤツほど簡単に『あ~その曲カッコいいね~コピーしてくんない?』
なんて軽々しく言ってくるんですよね。 真剣にDJしている者同士ではいくら友達でも
そんなコトゼッタイ言わないですからね。」
と言ってるのが印象に残りましたね。

アナログレコードでDJしていた時代は、カッコイイ曲のレコードを持っていてプレイ出来る
というのが特権だったんですが、デジタル音源でのプレイだとDJ歴10年のベテランも
昨日初めてDJセットを手に入れた人も極端なコトを言えばコピーするだけで同じ音源を持つことが
可能なワケです。
何年もの長い間、時間をかけて集めた音源も一瞬にしてコピーで手に入れる事が出来るって
実際、 どうなのかな? と疑問が残ったりします。
「音楽ってコピーするだけで、自分のモノになってしまうものなのかな?」
って考えさせられます。

先日読んだ、DJ PREMIRE のインタビュー記事で興味深い事を彼が言っていたので要約しておきます。
「スクラッチライブのような機材は、俺たちのようなDJにとっては素晴らしいモノだが
スキルのないDJにとっては最悪な機材だ」
と言ってました。


今回紹介するのは
NAS / LIFE'S A BITCH
NAS/LIFE'S A BITCH の試聴

Digital化に関してはちょっと気になるコトがあります。
DJがイイ曲のレコードを「掘る」と言う感覚というのは、音楽がどんどんデータ化していく中で
今後どうなっていくんだろうなと思います。
レコードやCDのようにカタチのあるモノなら例えば、レコード屋でレコード盤を見ていて
「ん?なんだコレ?もしかしたらイイ曲かも?」
っていう直感や気になるプロデューサーの名前がクレジットに書いてるのを見て
「ちょっと聴いてみよう」
なんてアクションになると思うのですが、デジタルデータになると山のようなデータの中から
直感で気になる曲を引くことが出きるのかな?

iTunesでのPodcastやLimeWireのMP3のダウンロードにしてもデータに付けられたタイトルや
ちょっとの説明だけという少ない情報ではカッコいい曲を見つけるコトは
かなり難しいんじゃないのでしょうか。
つまり音楽のデータってアーティストと曲名が判ってはじめて探すことが出来るワケで
レコードならジャケットやレーベルを見て
「オッ?」
って手を止めてマジマジと見れるけど音楽データにはあまりにも情報が少なすぎて
たどりつくのが困難なように感じます。
データに付けられたタイトルだけでその音楽の雰囲気を感じ取るのは不可能ですからね。

例えば、このNAS LIFE'S A BITCHのこの曲を知らなくてもジャケットを見ただけで
「なんか、ヤバイ雰囲気が出てる・・・」って感じないですか?
こういった感覚ってデジタルな音源データには感じ取ることはやはり出来ないですよね。

iPodのTVCMでも大量のレコードジャケットがiPodの中に取り込まれているイメージを
出していましたけどジャケットやセンターレーベルってその音楽のアイコンなんだと思います。
オイラなんてWARNER BROTHERSの道の両側に木が立っているビジュアルのレーベルや
古いタイプの白いELEKTRAのPROMOのレーベルを見ただけで
「この曲どんなんだろ?聴いてみたいな・・・」って感じますからね。




このブログは、サイトで試聴できる渋谷のUSED レコードショップ
渋谷next recordsが、運営しています。







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お店に来てくれたお客さんに
「この曲、ダレのなんて曲なんですかね?」
と言ってハナ歌で
「フフフ~ン♪」
ってやってもらうコトがたま~にあります。
他のお客さんがいるとちょっとハズカシそうですがその曲名をどうしても知りたいので
ある意味切実なので一生懸命ハミングしてくれます。

そのハナ歌を聴いて
「あ~それは●●●●だょ」
とすぐに判ればイイんだけど、レコード屋と言えども必ず全ての曲が判るワケじゃありません。
もう一回も聴いたこと無いような曲に関しては、
「ん~ちょっと聴いたことないんでわかんないですね。」
とアッサリ話は終わるんですが、聴いたことあるのにアーティスト名や曲名が
出てこないトキはかなり気持ちが悪いんですよ。

知っている曲なのに出てこない・・・
喉元まで出てきているのに・・・
お客さんには、
「ゴメンね~知ってる曲なんだけどちょっと思い出さないよ。」
って言った後もず~っと頭の中でその曲のメロディーがその日一日ループして
気になって仕方がないんですよ。

こういったコトって音楽好きな人にはよくあると思います。
インターネットの検索ってアーティスト名やソングタイトルのどちらかでも
判ればすぐに検索して調べるコトが出きるけどメロディーしか解らない場合は、
お目当ての曲にたどり着くにはなかなか厳しいモノがありました。
mixiのコミュニティーで「わからない曲をみんなの知識で教えてあげよう」ってのが
あるんだけど メロディーを文字にして表現しなきゃイケないのでやはり無理があります。
「音的に90年代のR&Bで女の子ボーカルでサビで、チャンチャカ チャンチャカ
ラビンユゥ~ ベィベェ~♪って言う曲なんですけどダレのなんて曲か教えてください!
ず~っと探しています!お願いします!」
って書かれても正直お目当ての曲にたどり着くにはかなりキツいと思います。

そういった悩めるミュージシャンラバーの疑問に答えてくれるサイトがつい最近出来ました!
midomi(ハナ歌検索ミドミ)

カンタンに説明すると、midomiのサイトにアクセスして
パソコンにマイクを繋いで、録音ボタンをクリックして知りたい曲をマイクに向かってハナ歌で
「フフフ~ン♪」
とハミングすると
「その曲はコレじゃないですか?」
って具合に該当する候補の曲を何曲か表示して教えてくれるってサービスです。
オマケに候補の曲がオンラインで聴けて確認出来るんですよ。
その先にはま~サイトでCD購入や音源ファイルの購入といったオンラインショッピングに
繋げるというビジネスがあるわけど、わかんない曲をハナ歌で調べて教えてくれるという
サービスは音楽好きにとってはかなり有意義だと思います。

早速、オイラもどれくらいの精度でちゃんと曲を当ててくれるのか試してみました。
まずは、MARY J REAL LOVE
マイクを使ってサビのパートを適当に20秒くらいハミングすると結果が表示されます。
お~正解です。
だけど候補として一緒に MARIAH CAREYのWE BELONG TOGETHERまで挙がっているのは
なんでだ?
何曲が知っている曲で検索してみて解ったのですが同じ曲でもどのパートを
ハミングするかで検索結果が変わってしまうようです。
メロディをハミングするよりヴォーカルをハミングした方がいいみたいです。
チョ~有名な曲で知っている曲をハミングして検索結果に出てこないと
「オイラってもしかしてオンチ?」って自信が少しなくなりますが・・・

次にMICHAEL JACKSON HUMAN NATUREを試してみるとこれも一発正解。
ん~気がついたのですが本家本元のMICHAEL JACKSONのHUMAN NATUREの下側に
4人のその他の人がハミングしている曲が挙がっているのをみると
どうやらmidomiのアカウントを作ってメンバーになれば自分の声を録音して
公開することが出来るようになっているようですね。

今の時点では、サイトが出来たばっかりなので検索の精度は必ずしも高いわけではないのですが
こういうサイトって色々なデータを集めることによって検索精度を向上させるような作りに
なっていると思うので今後に期待ですね。

ところで候補に挙がっている曲を本家の曲と聴き比べたりすると
「ホ~この曲とあの曲はちょっと似ているな・・・」
とか「こんなカバーがあるんだ~」
なんて新たな発見も有ったりするとこなんてちょっとした副産物的な使い方も出来ますね。


今回紹介するのは
LL COOL J / MAMA SAID KNOCK YOU OUT
LL COOL J/MAMA SAID KNOCK YOU OUTの試聴

もうなんてことないLL COOL Jの定番曲なんですが、今回紹介したmidomiで
「RAPは、検索にHITするのか?」という疑問があったので解りやすいところで
LL COOL J / MAMA SAID KNOCK YOU OUTを選んでみました。

結果は一向にLL COOL J / MAMA SAID KNOCK YOU OUTが表示されません・・・
表示されたのは下記の通り・・・
NOTORIOUS B.I.G. IT HAS BEEN SAID
AKON BLOW AWAY
EMINEM LOVE YOU MORE
50 CENT I DON7T NEED 'EM
BOB MARLEY & THE WAILERS BUFFALO SOLDIER

NOTORIOUS B.I.G.や50 CENTが結果に出ていると言うことはRAPということは
認識しているようです。
だけどBOB MARLEY の BUFFALO SOLDIER ってのはかなり疑問ですw

あらかじめテキスト検索でLL COOL J MAMA SAID KNOCK YOU OUTがデータベースに
レコードされているのを確認して鼻歌を歌っているのでオイラの鼻歌が正解ならば
確実に検索結果として出て来てくれるはず何ですが・・・

もう、ありとあらゆるパートを10回以上歌っても出てこなかった。
撃沈です・・・「お前の鼻歌がヘタクソだからだよ」って言われている様です。シュ~ン

ちゃんとメロディをハミング出来れば、歌モノはかなりの確率で当ててくれるので
やはりRAPはちょっと得意じゃないようですね。
確かにRAPのハミングして思ったのですが、かなりメロディが一本調子なので
歌モノの様にメリハリがない分難しいですね。

でも、単純に曲を探すだけでなく、結構遊べました。
真夜中に、LL COOL J / MAMA SAID KNOCK YOU OUTのレコードをPLAYしているのを
ヘッドフォンで聴きながらメロディをマイクに向かって何十回もハミングして
検索結果にMAMA SAID KNOCK YOU OUTが出てこないオイラの後ろ姿を見てカミさんが
苦笑してたのはハズかしかったですけどね。





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オイラの運営しているnext recordsのWeaサイトでは、
どのアーティストのなんてタイトルのレコードの商品ページが、今までお客さんに
何回みられたか各ページにアクセスカウンターをつけているのですが
ある日、なんてコトのない1枚のレコードの商品ページが、閲覧ランキング外から
一週間位の間でものすごい勢いで急上昇してあっという間にNo.1になったんですよ。

オイラもなんで、この曲のページがいきなり多くの人に見られる様になったのか
サッパリ解らなかったんです。
もうその曲の商品ページがnextのような小さなレコード店でのアクセスでは
考えられない位の数字だったのでホント意味が解らなかったんです。

んで先日、ボーっとテレビを見ていてあるCMを見て
「ハッ?!」となって
その曲がCMソングに使われていたのに気がついたんです。
そのCMは、アサヒビールの本生ドラフトという商品でSMAPの香取慎吾が出ているヤツです。
バックにかかっているのは
BALTIMORA TARZAN BOY でした。
BALTIMORA/TARZAN BOYの試聴
アサヒビールの本生ドラフトのCM

まさに「CMソングに使われたから人気がでたんだな~」と思ってたんだけど
フト考えてみると、この曲のアーティストとタイトルを知っている人は
わざわざサイトで調べてnextのサイトに飛んで来るワケないんですよね。
それでちょっと疑問があったんで検索サイトで
CMソング アサヒビール 香取慎吾
って入れて検索したらいろんなCMソングを紹介しているサイトやそのCMについてコメントしている
ブログがHITしたのでそのページをのぞいてみると
それらの複数のサイトが、nextのBALTIMORAの商品ページにリンクを貼っていました。

多分想像するにレコードになんてまったく興味がない人が、香取慎吾の出ているビールのCMを見て
「あ~この曲イイな~なんて曲なんだろ?」
って検索してHITしたサイトを覗いて
「ココで聴けるよ」と書いてnextのサイトにリンクしてある箇所をクリックして
TARZAN BOYの商品ページに飛んで来たんでしょうね。

普段、インターネットを利用していてこういったコトをダイナミックに
感じる事なんてないのでマジ驚きました。
これがレコードといったマニアックなモノじゃなくて、モット普通の人が日常的に使う
一般的なグッズ(例えばアクセサリーとか・・・)だったらもしかして
バカ売れしたのかなって想像したりします。

結局 BALTIMORAは売れたんですが、(売り上げは2940円也)しかもストックもなくて
次回入荷は未定ときています。
今、在庫が10枚位あれば結構売れたんじゃないかな~って思いますね。

だけどCMソングの影響は絶大ですね。
ケータイのCMにNOLANS I'M IN THE MOOD FOR DANCING や
クルマのCM にMC HAMMER U CAN'T TOUCH THISが使われると
「在庫ありますか?」っていう問い合わせが増えますからね。

だけど、
「CMに使われてるし問い合わせも多いから次の買い付けではガッツリ仕入れよう!」
って気合い入れるんだけど、買い付けに出かけるタイミングのラグでひと月後とかに
入荷してもそのCM自体のオンエアが終わっててCMソング効果も一気にダウンして
思っていたより的がハズレたりするんでわからないですね。

前もって情報が解っていれば予め仕込みも出来るんだけど、
こればっかりはどうしようもないしね~



今回紹介するのは
GIPSY KINGS / VOLARE


ホントに古いハナシなんですが、オイラにとってビールのCMソングと言えばこの曲です。
と言ってもこの GIPSY KINGS / VOLARE がビールのCMソングとしてオンエアされていたのは
もう6-7年前になるので若い人は全然わからないネタですね。スイマセン

今回のBALTIMORAに関わらず最近CMソングとして使われる曲に80'sのPOPソングが
結構多いなぁと感じています。
多分、消費者としてのターゲットの年齢層がそのアタリになっているからなんでしょうね。
オイラは、まさにドンピシャな世代です。

その他、最近流行りのCMソングの傾向として80'sのHIT曲のカバーも多いですね。
EURYTHMICSとかDEPECHE MODEとかね。

テレビCMの影響って上でも書いたようにスゴいチカラあるのでカバーでも
オリジナルでもCMソングがキッカケで古い曲にちょっとでも触れてもらえれば
レコードショップとしてはありがたいですね。

だけどCMソングだけにアレンジされたバージョンはなんとか止めて欲しいのが
レコード屋の気持ちです。
だってそんな盤存在していないんだもの。
ちなみに今回の BALTIMORA TARZAN BOY もオリジナルとは若干アレンジが変わってましたね。





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買い付けに行ったレコード店で、オイラはよくに押し売りに遭いことがあります。
傾向としては、片田舎のオヤジが1人でやっているレコード店でよく遭います。

オイラなんて典型的なニホンジンですからね。
薄ら笑いで訊かれたコトに
「イエス、イエス」って連発してるから押し売りに遭うんでしょうね。タブン・・・

片田舎のレコード屋には日本のレコード屋のバイヤーとかあまり行かないのかは
わかりませんがレコード屋のオヤジがバイヤー慣れしていないのか、
あれやこれや訊いてきたり、「あれを買えこれもイイゾ」とイロイロなレコードを
聴かせてくれるんですよ。
コチラとしてはそっとしておいてほしいワケです。
海外でのレコードの買い付けってギリギリのタイトなスケジュールで訪れているので
時間に余裕がないワケです。
短時間にいかに多くのレコード屋やディーラーの家に訪れて大量のイイレコードが買えるかが
勝負みたいなトコがあるので、ひとつのレコード店でオヤジの能書きをマッタリと聞いている
時間はないんですよ。

買うと決めたレコードが積まれていくのを見てオヤジのテンションが上がっていくのか
多弁になるんでしょうね。
また、コチラはレコードの仕入れに来ているなんて解らないから
「単純に大量購入の外国人客が来た」 と思うんでしょうね。
(もしかしてカモがネギ背負ってると思われているのかも知れないですが・・・)
そのレコード屋でオススメのレコードを聴かそうとしてきますが、
そう言ったレコードって我々日本人からみたら
「????ハテナ」 なレコードだったりするワケです。
逆にレコード屋のオヤジからしてみれば、殆ど価値があまりないレコードをやたらと
欲しがる変な外国人に見えるでしょうね。

レコード屋のオヤジは誠意をもって一生懸命なので邪険にするワケにもいかないので
テキトーに接しているのですが、そこでコトバの壁でレコードを見ながら英語で
返事出来ないのでどうしても手が止まっちゃうのです。

仕舞には、「なんでこのレコードはダメなんだ?」 なんて議論してきたりもアリです。
んで、「ワタシは 日本でレコード店を営んでいてレコードの仕入れに来たのです。」
と説明するのですがこのことを言うと
「これは日本でいくらで売れるんだ?」
というオヤジにとって興味のある話になっちゃうんです。
確かに他の国ではいくらでそのレコードが売られているのかということは気になるをでしょうね。
この質問は、かなりの確率で尋ねてきます。
これもまたテキトーな値段を言っているんだけど、オヤジにしてみれば価値のない
マイナーなR&Bのレコードでも自分の店よりかなり高い値段なんでしょうね。
結構、安めの値段を言っても驚いたりしています。
「どんなレコードを探してるんだ?」と聞いてくるので
HIPHOPはネタバレしているのでR&Bの欲しいタイトルを数枚名前を言うと、
「そんなレコードなら簡単にいくらでも手に入るぞ!」
と余裕しゃくしゃく言ってくるんですが大抵の場合ないんですよ。

オヤジさんの価値観だとゴミレコード同然なんだけど、やはり日本人が買い漁ってるのか、
はたまた価値が無さ過ぎて捨てられるのか なかなか出てこないですね。

やりとりしている間も買おうと思ってピックしているアーティストの違う曲のレコードとか見せて
「ホラ、コレも買うだろ?」
とか言ってきます。
イロイロなコトを言ってきたりしますが邪険には出来ないんです。
なぜなら、売れないレコードが片づけられているかもしれない倉庫を
見せて貰わなければイケないからです。

ニコニコしながらお愛想でオヤジがオススメのレコードも1~2枚買って
機嫌を損ねないようにする気弱なオイラのレコード買い付けなのでした。


今回紹介するのは
DAMAGE / LOVE 2 LOVE
DAMAGE/LOVE 2 LOVEの試聴

ここで書いたようなレコード屋のオヤジのオススメでも50回に1回くらいは
アタリがある時があります。

このDAMAGEの12"もオイラがnextをオープンして初めての買い付けに行った時に
ド田舎のレコード屋のオヤジがオイラの買っているレコードを見て
「このレコードもオマエが好きそうな曲だぞ ホレ聴いてミロ!」
と差し出したレコードでした。

今だとR&Bが好きな人の間では普通に知れ渡っている曲ですが、初めて仕入れた2000年当時では
お店に来てくれたこのアタリの音が好きなお客さんにオススメしないと売れないレコードでした。
それでも、まぁまぁの高い確率で
「カッコいい曲ですね。コレ買いますよ~」
と言って買って頂きました。

その後、誰かがMIX TAPEにこの曲の日本盤プロモのREMIXを入れて一気に多くの人に
知れ渡るようになりました。
その時は、お目当てのREMIXがどんな盤に収録されているかまでみんな知らないモンだから
店頭ではかなり試聴が入りましたね。
なのでお客さんに「お探しのREMIXは入ってないですよ」って説明すると
「じゃ、結構です。」
って他にどんなMIXが入っているか聴きもせずに判断されるのを何回も見て
ウンザリした覚えがあります。
よくある自分の耳で聴かずにMIX TAPEに入ったREMIXしか認めないぞ主義に
晒されたレコードでした。

今じゃ、レコードを買っている人の世代交代もあってか、MIX TAPEの影響は皆無になって
コンスタントに売れるレコードに戻りましたね。

ちなみに、このレコードを教えてくれたド田舎のレコード屋は、1年後の買い付け時に
再び訪れるとお店がクローズしてました。

残念・・・





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2~3年前は、中古レコードショップで結構よくお目にかかるコトが多かったタイトルの
レコードもある時期を境にサッパリ見なくなったりするコトって多くないですか?
最近そう言ったコトをヒシヒシと感じたりします。

中古レコード市場で人気があるタイトルの曲ならそう言ったコトもわかるのですが、
必ずしもそういうワケじゃないんですよ。
言うの後になりましたが海外での話じゃなくて日本での話です。

next recordsのある渋谷には、有名な大規模中古レコード店がふたつあるんだけど
長い目で大規模中古レコードショップの入荷のタイトルの移り変わりを見てると
やはり、時期によって様変わりした感じがします。
今だと2000年以降のレコードが全体の比率からみるとかなり高いですね。
ま、オイラの見ているトコなんてCLUB MUSICのホンの一面だけなんですけどね。

90年代半ばから盛り上がり始めて2000年頃まで続いたDJブームで世の中はCDな時代にかかわらず
大量のアナログレコードがその時期売れて流通したのですが、リアルタイムで
当時流行った曲のレコードがなにげに最近見なくなった様な気します。
「新譜でよく売れた」と言われているレコードのタイトルは渋谷界隈のレコード店だけでも
5000枚程売れたと訊いたことあります。

その時期、レコードをガシガシ買ってた20代の若い人も今だと30代になって
生活スタイルも変わってレコードを買わなくなったりして処分したりしてるハズだから
想像だともっと中古レコード市場に大量に出てきてもイイと思うのだけどね。

こういったケースもありそうですね・・・
例えば90年代当時は超人気盤で高値がついていたレコードが、今じゃそれ程の
人気がなくて中古レコードショップに買い取りにだしても大した買い取り価格にならないので
「そんな値段なら持っておこう。。。」
ってことになったりね。

当時と今とではレコードを購入する層も世代交代が行われてて、オイラが知る限りでは
リリースされた時は、完全にカスレコ扱いだった曲のレコードがヤフオク見てたら
トンデモナイ価格に跳ね上がってたりしたのを見ると、
「ホント、新たにレコードを購入し始めた新しい層が入ってきてるんだな」
と思います。
そういった価格が跳ね上がったレコードを見て、
「こんなに人気あるんだったらオイラも探そう!」と気合いを入れて探してみるのですが
やはり、今まさに旬で人気なタイトルだけあって全然見つかんないですね。
「3年ほど前なら1回の買い付けで10枚くらい買えたのになぁ・・・」
とガックリします。

レア盤化してなくなって消えていくタイトルがある一方で、レコードを買う層の世代交代や
人気の移り変わりでダメレコがイケレコになったりするのですけどね。

だけど市場から消えていったレコード達は一体どこにいったのかスゴく気になります

今回紹介するのは
DIANA ROSS / I'M STILL WAITING -PHIL CHILL 1990 REMIX-
DIANA ROSS/I'M STILL WAITING -PHIL CHILL 1990 REMIX-の試聴

このレコードがリリースされたのは、1990年です。
紹介している盤は、RIMIXでオリジナル曲が発表されたのは1971年ですね。
ちなみにこの曲、アメリカよりイギリスで人気が高いんですよね。
なので色々な人がカバーしていますが、UKのアーティストのカバーが多いのはそのためでしょうね。

このレコード見て。
「うぉ!ナツカシ!」って思った人は90年代のUKの歌モノが流行った時期にレコードを
ガンガン買っていた世代ですね。 多分30-35歳くらいかな・・・

オイラがレコード店を営む前のイチレコード好きだった90年代中頃では、このレコードは
今では想像も出来ないくらい超~人気盤でした。
この曲のカバーでもある COURTNEY PINE feat. CARROLL THOMPSON も大人気でしたね。

オイラは大阪でこの盤が人気絶好調の頃、8000円くらいで買いました。
当時を思えば結構なプライスがついていますが、1995年頃では8000円でも
飛ぶように売れてましたからね。
というかレコード店の人に「お願いだから入荷したら僕に売ってください!」って
頼み込んで買いましたからね。w
next recordsではちなみに今だと2800円で1年に2-3枚売れるくらいですけどね。

今の20代の人からしてみれば 「ナニ?コレ?」って感じでしょう。タブン・・・
曲は間違いなく良いと思うのですが、UK産のこのあたりの音っていうのは
2007年現在の日本では、メインストリームである人気の音からしてみれば、
かなり的外れな音なんでしょうね。

このレコードを買い取りに出して、
「500円ですね」 なんて言われたら間違いなく
「自分で持っておこう」ってオイラは思いますね。

当時の事を思い出したんでけどUKに買付行ってレコ屋のエサ箱を掘ってて
このレコードが出てくると
「うぉ!フィル・チリ出た---!」って思ってうれしかったんですけどね。
「フィル・チリ」って言い方久しぶりに聞きました。




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