渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

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カッコイイピクチャースリーブも好きですが、ジャケットは穴あきジャケットで
レーベル部分だけが見えてるっていうもアツく何かこみ上がるものがあったりしませんか?

もう完全に個人的趣向なんですがレコードのセンターレーベルが好きです。
色々なレコード会社のセンターレーベルのデザインがありますが、
その中でもそそられるモノと、なんとも感じないモノが自分の中にあります。
そういったのって、特にダンクラのレコードに感じたりします。

白いレーベルにアリスタの黒いロゴマーク
ワーナーの街路樹のレーベル
白いEPICのレーベル
などは、なんかそのレーベルを見るだけで
「オッ!?」
っとよく注視する程、反応してしまう自分がいます

逆にT.K.DISCO や WEST ENDとかのレーベルを見ても何にも感じないんですよね。
イイ曲があるのは分かるのですがなんか興味をひくモノじゃないんですよ。

白いレーベルロゴが特に好きというワケではないのですが、
白いレーベルが経年とともに少し日焼けしてひなびたカンジに変色するじゃないですか。
あれがまた時(トキ)を感じさせるイイアジが出てるような気がするんですょ
超マニアックな感じ方ですけどね。

当たり前なんだけど、レーベルのデザインもその時代事に変化していくのですが
そこがまた、面白くて、MOTOWNなら白レーベルに小さな太いフォントで書いてあるのが
「なんか歴史を感じる古くささがあって好き」 なんだけど、青のレーベルで地図が背景の
MOTOWNならまだ許せるけど紫色ならアウトとかね。
今のMOTOWNなんてUNVERSALと見た目はマンマ変わりませんからね。
ただ文字が変わってるだけなんですからこれじゃ長年MOTOWNで頑張ってる
STEVIE WONDERもガックリですよ w
昔のELEKTRAの蝶々がデザインされている緑のレーベルなんて今じゃ思いも寄らない絵柄だと思います。
言葉でいうとエレガントなデザインって感じですかね。
その蝶々も初めの方は大きく写実的に書かれていましたが、蝶のイメージっぽく絵が変わって
しまいにはなくなって、ELEKTRAのロゴも今っぽく変わりました。

時代と共にレーベルのデザインが変わるのも判りますが、ダメなロゴマークに変わるのは
どうかとおもいますけどね。

多分、本来ならレコード(LP)ってピクチャージャケットが付くのが大半なんだけど
12インチシングルに関して言えば、その存在の歴史から明らかに業務用的使用っていうのが
前提になっているからかも知れないので素っ気ない穴あきジャケットに入れられてるのだと
思います。 その穴からチラッと見えるレーベル部分がオイラのようなマニアックな人の
気持ちを高ぶらせるんですよ。

このレコードレーベルの絵柄を見たらアガるっている好きなレーベルデザインってないですか?

今回紹介するのは、
RAY PARKER JR. & RAYDIO / IT'S TIME TO PARTY NOW


この白いARISTAのデザインがホント好きなんですよ。
もちろん良い曲であるということが大切なんですけど好きなレーベルのレコードを見ると
「もしかして良い曲かも??」って思えてくるのも不思議とあります。
ARISTAのようなデカイレコード会社は、それこそ玉石混交なわけで「「もしかして良い曲」なんて
あり得ないんですけど、あまりにも良い曲のインパクトが強すぎて錯覚しているんでしょう。
オイラが日本のレコード屋さん(輸入レコード)で12インチシングルを買い漁ってた10代の頃は
プロモ盤なんて売ってなかったんですよ。
探しているレコードがあって輸入レコード屋の店員に訊いても「そんなレコードないですよ。」
って正規盤の情報しか持ってないから「正規盤なし=その曲のシングル盤は存在しない」って言う
コトになっていました。

でも、海外の有名DJか日本に来日して探しているレコードを実際PLAYしているのを見て
「日本で売っていないレコードが海外にはあるんだ!」って知りました。
初めてアメリカの中古レコードに行った時にPROMO盤の存在を知ったのですが
マジで衝撃的だったのを今でも鮮明に覚えています。

このレコードも、ず~っと探していたんだけど15年前に初めて行ったN.Y.の中古レコード屋で
今では考えつかないプライスで見つけました。
こういったインパクトを経験しているからARISTAの白いレーベルに思い入れがあるのかもしれません。




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レコードを買っている人ならわかるコトバなんですが、実際自分の経験からだと
ジャケットの良さでレコードを買ったコトは、過去に何回もあるのですが、
2007年の今現在でもあるんですかね?

「ジャケット買い」(略してジャケ買い)って

まぁ、next recordsでは12インチシングルしか扱ってないのでアルバムで言うところのジャケ買いとはちょっとニュアンスが変わってくるとは思います。
プロモ盤ではピクチャースリーブが付いてなかったり、正規盤でも穴あきジャケットだったりしますからね。12インチシングルにはもしかして当てはまらない所もあるかもしれません。

基本的に「ジャケ買い」って曲の内容は、わからない、知らない、聴いてない だけどジャケットがカッコイイ、カワイイ、センスがイイから
「タブン曲もイイからだろう・・・」
と憶測でそのレコードを買うと言う、アル意味、自分の勘を信じて買う行為だと思います。
だけど、家に帰ってジャケ買いしたレコードを初めて聴いて内容が、ダメダメだったら当たり前だけどガックリくると思うのです。
何十枚も買って1枚位は、アタリのレコードがあることもあると思いますがそう言うのって超レアケースだと思うのです。
自分の耳でちゃんと聴いて良し悪しを判断して買うに越したことないと思うのですが。

なんでこんなジャケ買いというバクチなレコードの買い方が出てきたのか想像してみました。
今では新譜のレコード屋でも中古レコード屋でもかなりのショップで購入前に試聴させてくれますが、こういう試聴させてくれるシステムが広がったのは15年前くらいからだと思うのです。
それまでは試聴なしでみんなレコードを買ってたワケです。
音楽雑誌のレビューを読んだり、ラジオのエアプレイをチェックしたり、
DJがプレイした曲を教えてもらったりしてその曲の存在を知るように結構な努力をしていたワケでした。
レコードショップに行っても大規模店 / 個人店に関わらず試聴用のレコードなんて無かったし試聴用のターンテーブルもなかったです。
購入するお客さんは、あらかじめ欲しいレコードの情報をアタマにインプットして買うかレコード屋のレコメンドを読んで曲の良し悪しを判断するしか出来なかったんです。
その中でもレコードから発せられる数少ない情報源としてジャケットの良さから収録されている曲のクォリティーを判断する方法が出てきたんだと思います。
冷静に考えればかなりムチャな判断基準なのですが
「もしかしたらスゴくイイ曲かもしれない・・・」
というロマンに賭けるんでしょう。
また、お客さんは良い曲の情報をそれ程まで欲していたのかも知れません。

結局、試聴というシステムが一般的になった事とジャケットなんか必要としないダウンロード販売が広く利用されることから今だとお客さんは、ジャケットの良し悪しだけでレコードやCDを買うというコトはないとオイラは思うんですけどね。

ジャケットの良さというの認めているのだけど「ジャケットが良いからその曲を買う」っていうのは今だとちょっと考えられないんですよ。個人的にはね・・・

「ジャケット買い」って将来的にも存在していると思いますか?
曲を買う時にそういったロマンというか夢もあった方が楽しいとは思ってますよ。


今回紹介するのは、
UNDERGROUND SOLUTION / LUV DANCIN'


今回「ジャケット買い」の事について書いたのは、たまたまWEBのコンサルティング会社から
勧誘の電話がかかってきたのがキッカケでした。

営業担当者「貴サイトにあるジャケット写真を今より大きくしたら、もっと商品が売れますよ」

オイラ「え~そうなんですか?」

営業担当者「なんせジャケット買いという言葉もあるくらいですからね。」

オイラ「・・・・・(コイツ解っていってるのか?)」

といった話しから「ジャケット買い」の事を考えてみました。
アーティストもタイトルも解って、試聴も出来る状態でジャケットが良いから買うというのは判断基準からしたら全く無いとは思いませんが、かなり低いと思うんですよ。

また、12インチシングルなんて前記したように穴あきジャケットも多い中で、更にLPと違って1-2曲しか収録されていないストイックなモノだと思うんです。
ピクチャージャケットは、「有った方が良いけど無くても問題ない」程度でしか無いような気がします。
でもこれって必ずしも購入の判断基準にはなり得にくいと思います。
やはり、曲の良さ有ってが判断の基準になっているハズと思います。

UNDERGROUND SOLUTION / LUV DANCIN'のようなHOUSE MUSICなんて全くジャケ買いなんてあり得ないレコードです。 
でも曲は良いですよ。
このレコードがリリースされた1990年頃はリリース元のStrictly Rhythm は飛ぶ鳥を落とす勢いで毎週3-5枚の12インチシングルを大量リリースしていました。
当時、オイラが通ってたレコードショップでもStrictly Rhythm のコーナーがあってそこに100タイトル以上どっちゃりと同じレーベルデザインの盤が入っていました。
あまりにも全部同じなので間違えて2-3枚とか買ってしまったことも有ります。

かといって全部が全部良い曲ではなくてやはり「ナンジャコレ??」的なレコードも多々ありました。
当時はやはり試聴させてもらえなくてDJ系の雑誌読んだり、DJ MIXを聴いて曲を調べたりして購入していましたね。




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久しぶりにレコードの買い付けのハナシです。

ウチのnext recordsでは海外にレコードの買い付けに行った際は滞在期間の1日につき
およそ100枚のレコードを仕入れるよう目標にしています。
現地滞在が10日なら1000枚以上のレコードを頑張って仕入れるよう努力するワケです。
滞在期間中に日々コンスタントに目標の枚数のレコードの仕入れがウマくいけばイイのですが
現実はそんなにアマくはありません。

例えば、今日は残念ながら50枚しか買えなかったら明日はノルマが150枚にアップしていきます。
これがまた精神的にかなりプレッシャーになって結構キツかったりします。
見たレコードを全て買うのなら日々100枚なんて楽勝なんですが、お店で売れるレコードであっても
仕入れ値が高い
お店に在庫が多数ある
コンディションが悪い
昔は売れたけど今は売れない
など、せっかく見つけても買えない事情があるレコードも多々あります。

どこかのお店やディーラーの自宅でドカ~ンと当たれば日に、ン百枚も一気に購入出来るんですけどね。
だけど、ドカ~ンと大量の購入できるレコードに当たっても、一応仕入れの予算を決めて
買っているので、それが滞在期間中の後半だったりすると買い付け資金が不足して
困った事に全部のレコードの仕入れが出来なく、泣く泣く本来ならば買っているレコードを
諦めてセレクトして絞らなければいけないハメになります。 コレはかなり辛い・・・
こんな事を書いているけど、「ドカ~ンと当たる事」なんて確率的にかなり低いので
普段はそんな心配イラナイですけどね。

また、レコードが買えそうな町を日々、移動しながらレコードショップやディーラーの所へ
立ち寄るのですが、移動時間やレコードを見る時間など帰国の飛行機に間に合うように
スケジュールを調整しながらレコードを掘るのもタイヘンだったりします。

買い付けに行く前は、いつ出発して何日にはこの町に行って、翌日は別の町に移動してという様に
綿密にスケジュールを立てて計画するのですが、ほとんどの場合帰国する前日の夜に
空港近くのホテルになんとかギリギリたどり着く綱渡りのような状態になります。

そのままホテルにチェックインして
「は~疲れた ふぅ~~~~」
とベッドにバタンと出来ればいいのですが、翌朝の帰国に持ち帰りのレコードの箱詰めを
しなくてはイケないので寝れません。
しかも、ホテルにたどり着くまでに10時間以上もクルマの運転をしている時もあるので
疲労はピークにキテマス。
レコードの箱詰め作業が深夜の2~3時に終わることもあって翌朝の帰国の便に乗るには
6-7時に起きなくてはいけないのでツラいところです。

最後の難関は空港内のチェックインカウンターに大量のレコードを運びこむ作業が残ってます。
空港の出発ゲートの前にレンタカーを横付けしてポーターを呼んで、チェックインカウンターまで
一人では到底運べない程の大量にレコード箱を運び込むワケです。
その間にクルマは、ハザードランプをつけて路駐(コレかなりキケン)チェックインカウンターでは、

「えぇ?アナタ、これ全部積み込むの?シンジラレナイ!」

ってカウンターのお姉さんに呆れられてオーバーチャージを支払って
レンタカーを返しに行って、また、空港に戻ってやっとのコト、フィニッシュとなります。

買い付けって長期間滞在すると買えるレコードの枚数が増えるのですけど、
レンタカーの費用、ホテル代、また、買ったレコードを送る送料などなど
レコードを仕入れる費用以外の支出が結構かかったりします。
一週間の買い付け期間と言っても出発と帰国の日を入れると9日間になるわけですからね。
希望として、馴染みのレコードディーラーやレコードショップから

「オイ、●万枚のコレクションが入荷したからスグ見に来い! 見に来るんだったら一番最初に見せてやるぞ!」

って連絡があって、現地の滞在2~3日で大量のレコードを買い込んでサッと帰国するのが
オイシイんですけどそんなウマいハナシ全然ありまへん。


今回紹介するのは、
CULTURE CLUB / TIME (CLOCK OF THE HEART)


こうやってレコード買い付けの苦労を書いてて感じたんですが、
結局、時間との戦い(ちょっと大袈裟だけど)のような気がします。

とてつもない大量のレコードの山を前にしていても、明日の朝に飛行機に
乗らなければいけなかったら、どこかで区切りをつけて諦めなければならないし
また、10箱のレコードを見て買えるレコードが1枚くらいしか出てこなくても
まだ、「コノ場所で掘り続けるのか」とか、
「見切りをつけてサッサと次の街に移動した方がいいのか」
「だけどもしかしたら、次の箱に超レア盤が出てくるかもしれないし・・・」
なんて、アタマの中ではいろんな想いがめぐってたりします。

ゆとりのあるスケジュールで、レコード買い付けが出来るのなら良いんですけどね。
だけど、ゆとりがあったらその分またレコードを掘る時間に当ててしまうと思います。
結局、レコードを掘るコトしか考えてないということです。

CULTURE CLUB / TIME (CLOCK OF THE HEART)は、ま~、タイトルから「ポロッ」と浮かんだだけで
たいした意味はありません。 しかしBOY GEORGEのどアップなジャケットは正直キツイものがあるな~




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PRINCEがイギリスで自身の新作CDを新聞のオマケ(折り込みチラシ)として配布したって
コトが話題になっていました。
以前、リリースした旧譜をフリーで配るのなら、まぁプロモーションとして解るけど
最新作(THE PLANET EARTHというタイトル)ですからね。それをタダで新聞に折り込んじゃうとは・・・
枚数にして300万枚、しかもPRINCEのライヴに来た人にも無料で40万枚をプレゼント。
PRINCE自身もCDで稼ぐというビジネスモデルにもしかして見切りをつけてるのかなって
想像しちゃいました。
現状ではPRINCEって稼ぎのメインはライヴらしくってCDを売ることによって得られる印税収入は、
大した金額になってないので「それじゃプロモーションに新作CDを使おう!」って事になった様です。
CDを売り出すと違法コピーや違法ダウンロードなんかのコトに心配もあるし、
それならいっそのことタダで配って自由にコピーOKにして話題作りにした方がメリットが大きいって
逆転の発想になったんじゃないでしょうか。

結果的には、CDを売って儲かる金額より世界中のニュースに取り上げられて話題になった事の方が
プロモーションとしてのメリットとしての価値の方が大きかったようです。

個人的にはPRINCEのCDをお金を出して購入しようなんて全く思わないけど、タダで街角なんかで
配っていたら欲しいな~って思っちゃいます。

「究極の音楽を聴く環境」って多分、「ライヴ」なんだろうなって思ってたんですよね。
やはり生のヴィジュアルがあるって事とその音楽が好きな者同士の一体感の中で音楽を聴くってコトは
家で何百万円のオーディオシステムの前で一人で聴く音楽よりも遥かに感動的なものだと思うんですよ。
現状の音楽業界が低迷している中で「CDを売って利益を得る」ってビジネスモデルは
もうかなりキビシイモノがあるんじゃないかなと思います。
レコード会社に最後に残っているものってアーティストとの権利関係だけなんじゃないのかな。
もう、将来的にはそこでしかビジネスが出来ないような気もします。

プリンスは、以前所属していたワーナーブラザースとモメて一時的に「PRINCE」っていう名前が
使えなくなって不可思議なマークに名前が変わった時期がありました。
今回の新聞にCDを折り込んだ事によることで、現在所属しているSONY/BMGとモメているようです。
プリンスみたいな天才アーティストは、所詮レコード会社の敷いたレールに載っかることは
出来ないのでしょうね。

でも、こういったCDをプロモーションとしてタダで配って話題を作って
「俺の本当の音楽を聴きたかったらライヴに来い!」っていうやり方はリスナーにとっても
アーティストにとっても個人的には一番良いカタチに思えるんですよね。


今回紹介するのは、
PRINCE / SEXY DANCER


プリンスっていうアーティストは全然好きではありません。
だけどプリンスが奏でる音楽は、結構好きです。
まぁ、ヴィジュアルはてんでダメだけどサウンドはexcellentと言うことです。
プロデューサーとしてもヴォーカリストとしてもプレイヤーとしてもこの人は紛れもなく天才だと思います。
天才故、一般人の理解の範疇を越えることをするんでしょうね。

音楽っていずれ金銭的価値が0ゼロに近くなっていくんじゃないかなってこのブログで書いたことがあります。
プリンスみたいなビッグアーティストだから折り込みにCDを配れたとか、意見はいろいろあると
思うのですが、オイラはアーティストがCDを売って利益を得るという従来の販売方法を覆して
CDの価値を自らがタダにしたっていうことに正直驚きました。
アーティストって本当はお金が欲しい訳ではなくて、多くの人に自分の曲を聴いて欲しいって
言う気持ちの方が大きいって思うんですよね。
もし自分が、曲を作っていたらそれを売って儲けようと言うより、CDを焼いてタダで配ったり
サイトでダウンロードしてもらって多くの人に聴いてもらって反響が欲しいって思うんだよ。

何が何でも利益を得たいっていうのはレコード会社の理論であってアーティストの本心では
ないと音楽好きとしては信じていたいです。

身近なハナシなんですが、ウチのお店にも「MIX CDを置いて欲しいのですが・・・」って
業者さんからよく電話がかかってきます。
オイラの考えではMIX CDなんて価値は0円だと思っているので、
全てお取り引きは断っているのですが、先日は
「なんで聴きもしないのにMIX CDを置いてくれないのですか?」って言われることがありました。

オイラ「そのCDって権利関係どうなっているのですか?許可取っているのですか?」
(もちろんブートと知っている)

MIX CD業者「いえ、取ってません」

オイラ「それって違法じゃないのですか?」

MIX CD業者「でも、他の業者もやってますし・・・」

オイラ「もし著作権侵害で起訴おこされたらとんでもない賠償を言われますよ」

MIX CD業者「・・・・解りました」ガチャン! プープープー

ちょっとイジワルな言い方なんですが、MIX CD業界も狂ってきてますね~
これも違法MIX CD業者の理論なんでしょうか 笑
「他がやっているからウチもOK!」ってどういう理論なんだろ。

違法なMIX CDも扱っているある大きなレコードショップを営んでいるオーナーが
「レコードが好きで始めた商売なのに、売れるからってこんなCDも販売しなきゃイケナイって
言うのもイヤだな~」って言ってたのを思い出しました。





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友人が、アナログレコードからサウンド取り込み用としてDigidesign M-BOXを購入しました。
いざ取り込みを始めると使っているオルトフォンのNIGHT CLUBというカートリッジが
シビアにノイズを拾うので新しいカートリッジを買いに近くのDJ機材屋さんに行きました。
なんでも今は、デジタルに取り込み専用のカートリッジが
オルトフォンから発売されているんですね。
こういったカートリッジが、でている事自体かなりのニーズがあるんでしょうね。
それを購入したついでにDJ機材屋さんにお客さんのDJ機材へのニーズをそれとなく訊いてみました。

「こういったDJ機材って今、売れ行きはどうですか?」

『DJミキサーはよく売れてますよ。ターンテーブルもそこそこ売れてますけど
意外とCDJが売れます。』

チラッと横を見るとSERATO SCRATCH LIVEが展示してあったので…

「SERATO SCRATCH LIVEの売れ行きはどうですか?」

『もうバカ売れですね。結局SERATOを買ってもミキサーやタンテが必要ですからね。』

「へぇ~SERATO買って音源とかどうやって調達しているの?」

『ヤッパリ知り合いからコピーしてもらったり、
レンタルCDを大量に借りてデータ化しているみたいですよ。』

その時、店内のBGMでTONI BRAXTONのANOTHER SAD LOVE SONG がBGMとしてかかっていました。

「例えばこの曲、EXTENDED VERSIONじゃないですか。TONI BRAXTONのCD借りても
こんなバージョン入ってないじゃないですか。 そういう時どうするんですか?」

『ボクはアナログ盤から取り込みしてますけど、
アナログを持ってない人はアルバムバージョンで諦めてるんじゃないですか?』

「へぇ~そうなんですか~」

なんて具合に個人的には結構面白いハナシが聞けました。

SERATO SCRATCH LIVEの利用もホビー的にDJ PLAYを楽しむ人まで浸透していて
そういう人達は、音質や曲のバージョンまでそんなにこだわったりしてないのかもしれませんね。
確かにホームプレイで軽くMIXをする位ならそれで十分なんでしょう。

だけど、好きな曲があって、しかもイロイロなREMIXが存在していて、
その中にサイコーと感じるバージョンがあったら、やはりそのバージョンを
手に入れたいと思うんじゃないかな。

もしかして何気にそう言ったデジタルでのプレイの需要からCDシングルとかニーズが
あるのかもしれませんねぇ。

今回紹介するのは、
SHOWBIZ & A.G. / PARTY GROOVE - SOUL CLAP


このタイトルのアナログレコードがリリースされたのは1992年です。
リリース当時もチャンとCDがリリースされてました。
普通だったら数年で廃盤になっているはずで、このタイトルも例に漏れず廃盤になっていました。
だけど、どういった理由かはわかりませんが、昨年末(1996年)また、このCDが再発売されています。

このブログで頻繁に槍玉にあげているブート盤ではなくてちゃんと
オフィシャルなプレスとしてリリースされたCDです。
なのでamazonでも売ってます。

「なんで、この曲のCDが今頃再発すんの?」
なんて思うのですが、もしかしたらデジタルなDJプレイのそれなりにまとまったニーズが
あるのかもしれないから再発売されたんじゃないのかな?なんて個人的に思っています。

SERATO SCRATCH LIVEを使用している知人のDJに訊いたのですが、
この時代のアナログレコードって想像以上に音圧が高くて、データ化してPCに取り込んで、
最新の音源で配信される楽曲とMIXするとかなり音質に違和感があるようです。
元々デジタル音源しかない曲とアナログレコードから取り込んだ音源を
MIXするのは、チョットむつかしいらしく結局、SHOWBIZ & A.G. / PARTY GROOVE - SOUL CLAPの
アナログレコードを持っているにも関わらずこの曲のCDも購入してデータ化して使用しているとのコト。

オイラはアナログレコードしか扱ってないのでアナログレコードとデジタル音源の
MIXによる質感の違いなんてこういったコトは、全然想像もつかなかったのですが
DJさんも大変ですね。




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