1年ほど前にこんな記事をこのブログに書きました。
今のレコード人気の先を想像してみた
最近のレコードの人気についてイロイロと思うトコロがあり、レコード店を営んでいる身からするとそういったレコードの人気が高まっているコトはありがたいのですが、ず〜っとこのままこの状況が続くのか、いやそうじゃなくいずれ何かしらの変化がドコかのタイミングで起きるのか・・・ってコトをカンゼンに主観で綴った記事であります。
1年前の記事なのでそんなに状況が大きく変化したってワケではナイのですが上記の記事を投稿した1年後の現在の状況っていうのを主観マシマシで綴ってみます。
お店の状況は、1年前と比べてどうかというと、相変わらずご来店のお客さんは多いと思います。
1年前に比べても確実に増えたんじゃないかな・・・さらに前々からこのブログでも書いていますがご来店いただけるお客さんの外国人比率が更にあがっています。
日によって変化はありますが、外国人客:日本人客=8:2っていうくらいその比率は高いんですよね。
データによると日本へ観光に訪れる訪日外国人の7割くらいの人が渋谷に訪れるそうです。
東京都庁の資料では、都内では訪問先の1位が渋谷、2位以下は、新宿・大久保、銀座というカンジですね。
で、さらに昨年2024年は、コロナ前の2019年に過去最高だった訪日外国人の数、3190万人を上回る3687万人が日本に訪れたそうです。
2025年にはさらなる増加が見込まれていて大阪万博やクルーズ船の増加等の影響で4000万人以上に達する可能性が高いと考えられます。
上記のデータから単純に今のレコードの人気がこのまま維持されるのであれば、レコードを購入する外国人がさらに渋谷に訪れる見込みになりそうですね。
少し前に渋谷 TOWER RECORDSのアナログ専門フロアを訪れてみたのですが、売り場にいる外国人客があまりにも多いので海外のレコード店のようかカンジになっていましたね、さらにレジに行列が出来ていたりしてその活況ブリがビンビン伝わって来るくらいです。
TOWER RECORDSだけでなくHMVも積極的に販売攻勢を仕掛けていて2025年3月14日 新宿マルイ本館に出店しました。
大手のレコード店は、まだまだガンガン出店&リニューアルしているようなカンジですね。
こういった大手レコード店が出店しまくっているというコトは、近い将来を見越してアクションを起こしているんだろうってコトを以前にもこのブログで言及したコトがあります。
最近だと都内だけでなく地方都市にも出店する流れもありますね。
そういった傾向から想像するとまだこのレコード人気は、しばらくは続くと大手レコード店の経営陣は見込んでいるんでしょうね。
レコード店を訪れるお客さんを日本人と外国人とに別けるイミって正直あまりないのですが、お店を営んでいるとイロイロと複雑な想いがあったりするんですよね。
それは、レコードの価格高騰についてです。
前記した「今のレコード人気の先を想像してみた」の記事にも書いていますが、2024年にもレコードの価格があがってきたコトを書いていますが、この1年でさらに価格が上昇してきた印象があります・・・イヤ、印象でなく確実にUPしていますね。
新譜のレコードは、輸入コストや原材料費のコストアップなんかの影響で全タイトルの価格がググっと押上ってくるのですが、中古レコードの場合は、ピンポイントのタイトルがイッキにあがっていくんですよね。
安価なレコードは、相変わらずそのままなのですが、この1年で特定のタイトルが価格上昇していくという現象が多くみられるようになりました。
要するに個々のタイトルのレア度が上ってきているというイメージで需要と供給のバランスによる価格上昇ですね。
最近は、ドコの中古レコード店も値付けする時って、アチラコチラのレコード店やフリマサイトの価格を調べて「だいたいコレくらいの値段だな・・・」ってカンジでプライスを付けていると思うんです。
その値付けをする時に参考するサイトの1つで絶大な影響力があるのがDiscogsのマーケットプレイスなのですが、ココでの価格高騰化がレコード店の値付けの影響をモロに受けている印象があるんですよね。
コレね・・・確かに絶大な影響力を持つ世界最大級のマーケットですからね・・・しかもITを駆使してそのレコードの人気度と相場観を視覚的にそして具体的に金額として提示しているんですからね・・・そりゃあレコードを購入するお客さんもレコードを販売するお店も参考にしちゃいますよね。
でも、このDiscogsの価格って世界のニーズでの相場感なんですよね・・・日本のレコード・マーケットとは、若干異なるというかね。
だけど、このDiscogsでの価格が明らかにレコード店の価格に影響しているなぁ〜ってココ最近スゴく感じるんですよね・・・しかも、レコード店だけでなく個人の人が販売するフリマサイトの価格にも影響していますね。
世界の価格がそうなっているんだから仕方がナイって言われてみるとそうなのですが、果たしてホントにそれで良いのかって思うとナンダカちょっと複雑な気持ちになるんですよね。
この日本人と外国人の価格の感覚差が生じる気持ちをわかりやすく言語化するのが難しいのですが、例えば観光地の宿泊費なんかを例に出すとそれに近いような気がします。
大勢の外国人が観光地に訪れるコトでホテルの宿泊代が値上がりしているのでその高騰化に日本人がついていけなくなってしまう・・・みたいなカンジでしょうか、ちょっと違うかな(笑)
日本でレコードを外国人がドッカンドッカン買っていくのは、彼らの感覚では割安だからだと思うんですよね。
レコードを販売する側のショップや個人の売り手は、出来るだけ売上をあげたいから人気の高いタイトルはそのニーズに併せて価格をあげていきますよね、するとドコかのタイミングで日本人の感覚と差が出てくると思うんですよね、イヤもしかしてもう結構、ズレてきているかもしれないかも・・・。
少し前にこのブログでも書きましたが、当店でも店頭での売上が日本人客<外国人客になりました。
当たり前ですが、先にも書いたように来店していただけるお客さんの比率が外国人客:日本人客=8:2ですからね〜当然そうなっちゃいますよね。
当店でもストックしているレコードの枚数がたくさんあるタイトルの価格に関しては、現状価格を維持していますがココ最近、仕入れの価格も高騰した影響もあり明らかに入手が困難になっているタイトルも多くなってきました。
海外のレコードディーラー達も当然、Discogsの販売価格を参考にして値付けしていますからね、ニーズがあるタイトルは容赦なく値上げしていきますからね。
仕入れ価格が上がるってコトは、トーゼン販売価格に転嫁されますからね。
ソレが世界の標準的な価格だと言われれば確かにそうなのですが・・・ホントにこのままの状態が続いたら、今後どうなるんだろうってナンダカ気持ち的にモヤるんですよね。
まぁ〜零細中古レコード店のオヤジがそんなコトを危惧したトコロでどうしようもナイのですケドね。
もう大きなこの流れに任せるしかナイってカンジですかね。
KENNY LATTIMORE & CHANTE MOORE / NO ORDINARY LOVE
KENNY LATTIMORE & CHANTE MOORE / NO ORDINARY LOVEの試聴
next recordsのサイトでKENNY LATTIMORE & CHANTE MOOREのレコードを探してみる
タブン、資本を大量投下している大手レコード店の出店攻勢から鑑みるとコレから先のレコードの売れ行きは増加すと見込んでいるんでしょうね・・・だけど、ソレってインバウンドに向けている部分がかなり大きいと思うんですよ。
調べたトコロ、日本政府は、2030年までに訪日外国人旅行者数を6,000万人に増加させる目標を掲げているようです。
渋谷では今でも街を歩いている外国人旅行者が相当多いのですが2025年の見込み4000万人をあと5年で今よりも1500万人増やすって目論んでいるというコトは、今後このレコードに人気が続くと仮定すれば、コレからまだレコードの値上げは続きそうな気がしますね・・・というか、そもそもコレだけ買われているんだから今後は枯渇気味にもなりそうな予感がしますね。
このままレコード人気が続くとすればもしかしたらレコードの価格って今がイチバン、安いのかもしれませんね。
ん〜正直、どうなるのか解りませんが・・・コレからもこういったレコードに関する人気度やその状況をレポートしていこうと思います。
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入魂のレコメンドで毎日、ナイスでグッドなレコードを紹介していますのでゼヒ、フォローしてくださいっ!
渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。
今のレコード人気の先を想像してみた
最近のレコードの人気についてイロイロと思うトコロがあり、レコード店を営んでいる身からするとそういったレコードの人気が高まっているコトはありがたいのですが、ず〜っとこのままこの状況が続くのか、いやそうじゃなくいずれ何かしらの変化がドコかのタイミングで起きるのか・・・ってコトをカンゼンに主観で綴った記事であります。
1年前の記事なのでそんなに状況が大きく変化したってワケではナイのですが上記の記事を投稿した1年後の現在の状況っていうのを主観マシマシで綴ってみます。
お店の状況は、1年前と比べてどうかというと、相変わらずご来店のお客さんは多いと思います。
1年前に比べても確実に増えたんじゃないかな・・・さらに前々からこのブログでも書いていますがご来店いただけるお客さんの外国人比率が更にあがっています。
日によって変化はありますが、外国人客:日本人客=8:2っていうくらいその比率は高いんですよね。
データによると日本へ観光に訪れる訪日外国人の7割くらいの人が渋谷に訪れるそうです。
東京都庁の資料では、都内では訪問先の1位が渋谷、2位以下は、新宿・大久保、銀座というカンジですね。
で、さらに昨年2024年は、コロナ前の2019年に過去最高だった訪日外国人の数、3190万人を上回る3687万人が日本に訪れたそうです。
2025年にはさらなる増加が見込まれていて大阪万博やクルーズ船の増加等の影響で4000万人以上に達する可能性が高いと考えられます。
上記のデータから単純に今のレコードの人気がこのまま維持されるのであれば、レコードを購入する外国人がさらに渋谷に訪れる見込みになりそうですね。
少し前に渋谷 TOWER RECORDSのアナログ専門フロアを訪れてみたのですが、売り場にいる外国人客があまりにも多いので海外のレコード店のようかカンジになっていましたね、さらにレジに行列が出来ていたりしてその活況ブリがビンビン伝わって来るくらいです。
TOWER RECORDSだけでなくHMVも積極的に販売攻勢を仕掛けていて2025年3月14日 新宿マルイ本館に出店しました。
大手のレコード店は、まだまだガンガン出店&リニューアルしているようなカンジですね。
こういった大手レコード店が出店しまくっているというコトは、近い将来を見越してアクションを起こしているんだろうってコトを以前にもこのブログで言及したコトがあります。
最近だと都内だけでなく地方都市にも出店する流れもありますね。
そういった傾向から想像するとまだこのレコード人気は、しばらくは続くと大手レコード店の経営陣は見込んでいるんでしょうね。
レコード店を訪れるお客さんを日本人と外国人とに別けるイミって正直あまりないのですが、お店を営んでいるとイロイロと複雑な想いがあったりするんですよね。
それは、レコードの価格高騰についてです。
前記した「今のレコード人気の先を想像してみた」の記事にも書いていますが、2024年にもレコードの価格があがってきたコトを書いていますが、この1年でさらに価格が上昇してきた印象があります・・・イヤ、印象でなく確実にUPしていますね。
新譜のレコードは、輸入コストや原材料費のコストアップなんかの影響で全タイトルの価格がググっと押上ってくるのですが、中古レコードの場合は、ピンポイントのタイトルがイッキにあがっていくんですよね。
安価なレコードは、相変わらずそのままなのですが、この1年で特定のタイトルが価格上昇していくという現象が多くみられるようになりました。
要するに個々のタイトルのレア度が上ってきているというイメージで需要と供給のバランスによる価格上昇ですね。
最近は、ドコの中古レコード店も値付けする時って、アチラコチラのレコード店やフリマサイトの価格を調べて「だいたいコレくらいの値段だな・・・」ってカンジでプライスを付けていると思うんです。
その値付けをする時に参考するサイトの1つで絶大な影響力があるのがDiscogsのマーケットプレイスなのですが、ココでの価格高騰化がレコード店の値付けの影響をモロに受けている印象があるんですよね。
コレね・・・確かに絶大な影響力を持つ世界最大級のマーケットですからね・・・しかもITを駆使してそのレコードの人気度と相場観を視覚的にそして具体的に金額として提示しているんですからね・・・そりゃあレコードを購入するお客さんもレコードを販売するお店も参考にしちゃいますよね。
でも、このDiscogsの価格って世界のニーズでの相場感なんですよね・・・日本のレコード・マーケットとは、若干異なるというかね。
だけど、このDiscogsでの価格が明らかにレコード店の価格に影響しているなぁ〜ってココ最近スゴく感じるんですよね・・・しかも、レコード店だけでなく個人の人が販売するフリマサイトの価格にも影響していますね。
世界の価格がそうなっているんだから仕方がナイって言われてみるとそうなのですが、果たしてホントにそれで良いのかって思うとナンダカちょっと複雑な気持ちになるんですよね。
この日本人と外国人の価格の感覚差が生じる気持ちをわかりやすく言語化するのが難しいのですが、例えば観光地の宿泊費なんかを例に出すとそれに近いような気がします。
大勢の外国人が観光地に訪れるコトでホテルの宿泊代が値上がりしているのでその高騰化に日本人がついていけなくなってしまう・・・みたいなカンジでしょうか、ちょっと違うかな(笑)
日本でレコードを外国人がドッカンドッカン買っていくのは、彼らの感覚では割安だからだと思うんですよね。
レコードを販売する側のショップや個人の売り手は、出来るだけ売上をあげたいから人気の高いタイトルはそのニーズに併せて価格をあげていきますよね、するとドコかのタイミングで日本人の感覚と差が出てくると思うんですよね、イヤもしかしてもう結構、ズレてきているかもしれないかも・・・。
少し前にこのブログでも書きましたが、当店でも店頭での売上が日本人客<外国人客になりました。
当たり前ですが、先にも書いたように来店していただけるお客さんの比率が外国人客:日本人客=8:2ですからね〜当然そうなっちゃいますよね。
当店でもストックしているレコードの枚数がたくさんあるタイトルの価格に関しては、現状価格を維持していますがココ最近、仕入れの価格も高騰した影響もあり明らかに入手が困難になっているタイトルも多くなってきました。
海外のレコードディーラー達も当然、Discogsの販売価格を参考にして値付けしていますからね、ニーズがあるタイトルは容赦なく値上げしていきますからね。
仕入れ価格が上がるってコトは、トーゼン販売価格に転嫁されますからね。
ソレが世界の標準的な価格だと言われれば確かにそうなのですが・・・ホントにこのままの状態が続いたら、今後どうなるんだろうってナンダカ気持ち的にモヤるんですよね。
まぁ〜零細中古レコード店のオヤジがそんなコトを危惧したトコロでどうしようもナイのですケドね。
もう大きなこの流れに任せるしかナイってカンジですかね。
KENNY LATTIMORE & CHANTE MOORE / NO ORDINARY LOVE
KENNY LATTIMORE & CHANTE MOORE / NO ORDINARY LOVEの試聴
next recordsのサイトでKENNY LATTIMORE & CHANTE MOOREのレコードを探してみる
タブン、資本を大量投下している大手レコード店の出店攻勢から鑑みるとコレから先のレコードの売れ行きは増加すと見込んでいるんでしょうね・・・だけど、ソレってインバウンドに向けている部分がかなり大きいと思うんですよ。
調べたトコロ、日本政府は、2030年までに訪日外国人旅行者数を6,000万人に増加させる目標を掲げているようです。
渋谷では今でも街を歩いている外国人旅行者が相当多いのですが2025年の見込み4000万人をあと5年で今よりも1500万人増やすって目論んでいるというコトは、今後このレコードに人気が続くと仮定すれば、コレからまだレコードの値上げは続きそうな気がしますね・・・というか、そもそもコレだけ買われているんだから今後は枯渇気味にもなりそうな予感がしますね。
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ん〜正直、どうなるのか解りませんが・・・コレからもこういったレコードに関する人気度やその状況をレポートしていこうと思います。
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