渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

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渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next recordsでは、お店のPRや店頭に並んでいるレコードの紹介を兼ねてInstagramで毎日1枚のレコードを選んでそのレコードについて想うトコロを記事形式の様にツラツラと書き綴っているのですが、オイラの語彙力の無さもあっていつも結構、悩んでいたりします。

その曲がどんな曲なのかってコトを言語化するワケですが、コレがなかなかムズカシイんですよね。
イントロは、こんなカンジで、ビートは、こんなカンジで、ヴォーカルはこんなカンジで・・・ってこんなカンジでかいているワケですが・・・(笑)
「こんなカンジ」ばっかりというトコロからもオイラの語彙力というか表現力の乏しさうかがえますね・・・オハズカシイ(笑)
そもそもレコードを紹介するのにこういったレコメンド的なコメントって必要なのでしょうか・・・。
今だと、その曲のコトをしるタッチポイントというか接点って数十年前に比べてメチャ、増えていますよね。
自分が好きそうな音楽ってIT技術の発達と共にレコメンド機能がかなり進化したコトもあって、ただ待っているだけで次々と紹介してもらえるじゃないですか・・・。
例えば、YouTubeとかで気になった曲の動画を見たらそのアーティストや楽曲がオススメ欄に次々と紹介されるみたいなカンジですね。
ソコには、ナゼどういった理由でその動画・楽曲が紹介されたのか・・・ってコトの説明は、ありませんが、もうそういったレコメンド機能は、当たり前のように機能しているし、そのサービスを利用しているコチラ側も意識せずトーゼンの様に受け入れているという状態です。

で、ハナシは戻りますが、レコードのその曲がどんなカンジの曲なのか・・・ってコトなのですが、自分で毎日そういった記事を書いていて時々フト思うのですが、本当に必要なのだろうか・・・って。
レコードにその曲に付いているレコメンドとかコメントとかってもう数十年前から当たり前の様に書かれています。
日本では、ホント当然のように1曲、1曲にコメントがレコードに付いていますよね。
だけど、海外のレコード店ってホボ、そういったコメント記事って付いていないんですよ。
新譜も中古もジャケットに付いているのは、価格のシールと「Best Price」なんて書かれた販促シールだけです。
レコード店に並んでいるレコードに興味を持つお客さんってその曲・盤のコトを知っている人だから、お店側からアレコレ言われなくても買うでしょ・・・的なコトなんでしょうね。

一方、日本ではレコードには、コメントが付いているのが当たり前の状態なんでしょう。
アルバム(LP)に付いている帯が、イイ例かもしれません。
このアルバムに付いている帯は、日本だけの習慣のようで英語でもOBIと呼ばれているんですよね・・・で、その帯(OBI)が珍しいというコトで海外のレコードコレクターから帯付きのレコードへの人気が高まっているっていう状況でもあります。
レコードに付いている帯には、そのアーティストやアルバムについてのキャッチコピーなんかが記載されています。
で、帯だけでなくライナーノートの存在も忘れてはいけません。
ジャケットの中に入っているライナーノートには、帯以上の文章量でそのアーティストの近況やどういった経緯でそのアルバムがレコーディングされたとか、その曲ひとつひとつにまつわるコメントなんかが書かれています。

で、思ったのですがナンで日本盤だけに帯とかライナーノートが付いているんだろう・・・って。
タブン、帯とかライナーノートを付けるコトは、それなりの理由やナン等かの効果があるからそうなっているんでしょうね。
で、ちょっと考察してみたんだけどタブン、こんな理由じゃないでしょうか。

付加価値の提供
音楽ファンやコレクターにとっては、帯やライナーノートが付いていることで、そのレコードの魅力が増すと感じる場合があるんでしょうね。
フツーに考えたら、帯とライナーノートが付いているレコードと付いていないレコードがあったらドッチを購入するかって聴かれたら帯&ライナーノート付きの方を選ぶんじゃないかな。
これによって多少、販売促進や市場での競争力がアガったりするんでしょう。

日本の消費文化と商品包装への重視
日本って他国に比べて商品の包装やデザインに対する部分に重点が比較的高い文化があると思うんですよ。
そのため、帯やライナーノートなどの付加的なアイテムを付けるコトで、レコードをより魅力的に見せる効果が期待されたんじゃないかな。
こんな文化的背景から、日本の音楽産業では、商品の付加価値を高めるために様々な付属品や販促物がレコードに追加されるコトもありますよね。

アーティストやレーベルのマーケティング戦略
やはりメインの考え方としてはレコード会社は、日本での販売を促進するために、帯やライナーノートを付けるというコトを戦略的に選択するコトで日本のファン層に対するリーチを広げたり、購買意欲を高めるための手段としていたんでしょうね。

輸入盤との差別化
海外で生産された輸入盤との差別化も、日本盤に帯やライナーノートを付ける理由のひとつでしょう。
この差別化により、日本の市場において、国内で生産されたレコードに対する優位性が生まれるコトがあります。
実際、輸入盤より日本盤の方が価格が高いんだけど、ライナーノートを読みたいために少し割高な日本盤を買ったりしたコトもありますし。
で、そういった大手レコード会社が昭和の時代から実施していたオキマリのレコードのプロモーション手段のひとつとして当店のような小さな中古レコード店もその手法に倣ってコメントを書いている・・・ってカンジなんでしょうね。
コレまであまり深くは、考えていませんでしたが、Instagramでレコードのレコメンド記事を書いていると、そんな想いに至ったんですよね。

曲に関しての「コメント」って一括りでいうとカンタンだけどその内容って結構、パートに分けるコトが出来るんじゃないかな・・・って思ったんですよ。
そのアーティストのコトや曲にまつわるエピソード、古いレコードだったらその曲が発売された時の時代背景とか・・・って。
事実カンケーのコトをレコメンド記事として記載するコトは、結構カンタンなんですよね・・・「コレコレ、こういったコトがありました」ってカンジで書けばイイだけなんで。
で、オイラが一番アタマを悩ますのは、その曲がどんな曲なのか・・・って部分なのです。
どんな曲調なのか・・・どんな雰囲気なのか・・・どんなメロディなのか・・・って鳴っている曲を文章化するコトの難しさ・・・コレなんですよね。
その曲を文章化するのに他のブログ記事なんかを参考にしたりしているのですが、やはり曲に関しては、そのカンジ方がその曲を聴く人の主観による部分が大きく影響しているので共感出来る部分もあるのですが、「そうかなぁ・・・」ってちょっとハテナ的な部分もあったりするのも事実です。
で、日本のコメントだけでなく海外では、その曲はリスナーにどういうふうにカンジられているんだろう・・・って思い海外の音楽好きが書いたブログ記事や掲示板の記事なんかを参考にしたりしています。
だけど、コレはコレで日本とは表現の仕方が違うのか、オイラにとって「ん?ソレってどういうイミなんだろう・・・」っていう表現もあるんですね。
海外の人(特に英語圏)が書いた曲のコメントに
Infectious melodies
Tapestry of Sound
Soundscape
なんてワードや結構な頻度で使われています。
infectious melodies って直訳すると「伝染するメロディ」って意味ナンだけど、「伝染するメロディ」ってナニそれ?ってカンジなんですよね。
Tapestry of Sound は、音のタペストリーでしょ・・・タペストリーって壁に吊り下げる布地のコトですよね・・・ソレが、音にどうカンケーするんだろう。
Soundscapeに至っては、直訳すると「音風景」です・・・まったく意味が解りません・・・。
日本人には、ちょっと判りにくい表現方法なんでしょうかね・・・。
で、イロイロと調べてみるとどうやら概ねこんな雰囲気の時に使われる表現のようです。
—————————
Infectious melodies
非常にキャッチーで、聴く人の心に強く残るようなメロディーを指します。これは、一度聴いたらすぐに耳から離れず、頭の中でリフレインされたり口ずさまれたりするような、とても魅力的で響きの良いメロディーを表現しています。
例えば、ある曲が「Infectious melodies」を持っているという場合、その曲のメロディーが非常にキャッチーで、聴く人の心に強く残り、簡単に覚えられてしまうようなものであると言えます。そのようなメロディーは、聴く人々に喜びや幸福感を与え、彼らの心に長く残る素晴らしい音楽体験を提供します


「日本語的に表現すると「耳に残るメロディ」ってコトになるようです。」
―――――――――
Tapestry of Sound
これは、音楽が複数の要素や要素の組み合わせからなる美しい絵画や織物のようなものであるというイメージを伝える言葉です。
具体的には、楽器、メロディ、リズム、ハーモニー、歌詞などが組み合わさって、豊かで繊細な音楽の作品を指します。
この表現は、単なる音楽の要素だけでなく、その組み合わせや編曲によって生み出される全体の雰囲気や感覚を表現しています。
音楽がまるで糸や糸くずが組み合わさってできた美しい模様や織物のように、様々な音の要素が組み合わさって一つの魅力的で統一された音楽作品を構築しているという意味合いが含まれています。
この表現は、音楽が抽象的でありながらも複雑で多層的な体験を提供し、聴衆を引き込む力があることを強調しています。従って、「Tapestry of Sound」は、音楽が単なる音の集まりではなく、複数の要素が組み合わさって織り成す美しい音の模様であるという感覚を表現しています。

「コレは、ピッタリとあてはまるワードが解らないですね・・・こうやって文章で解説されるとナルホド〜って思うのですが、じゃあ一言で表すとなると、該当するワードが見つからない・・・あえて表現するなら『要素がキレイに絡み合った音楽』みたいなカンジ?」
―――――――――
Soundscape
音楽や音の空間や風景を表現するのに使われる言葉です。
この表現は、音楽のメロディやリズムだけでなく、その音が生み出す環境や雰囲気、感情、イメージなどを指します。
日本語で表現すると、「音の風景」といった感じです。例えば、ある曲があなたを森の中に連れて行くような感覚を表現したい場合、「その曲のサウンドスケープは、まるで木々のざわめきや川のせせらぎが耳に響くような、森林の中にいるような感覚を与える」と言えます。
つまり、「Soundscape」は、音楽が生み出す空間や感覚を表現する言葉であり、聴く人に音楽がどんな雰囲気や場所に連れて行くのかを表現するのに使われます。


「コレは、要するにその曲を聴くコトで目の前の風景が「その曲の雰囲気に合わせた情景を想起させる」みたいなカンジのコトなんでしょうね。一言で表すと世界観・雰囲気みたいな表現になるのかな」

店頭に出しているレコメンド記事に関しては文章量もそんなに多くないので、結構カンタンに書くコトができるのですが、ある程度のボリュームで1曲について記事をまとめるとなると結構タイヘンってカンジなんですよね・・・。
ってそもそもInstagramでそんな長い文章なんて読まれるのか・・・ってオイラの中でも懐疑的な部分もあったんですケドね。
でも、ある日お店に起こしいただいたお客さんから
「ネクストさんのインスタに書いてある文章読んでいるとその曲のコトをちょっと詳しく知るコトでレコードが欲しくなっちゃいました(笑)」
って言われたんですよね・・・。
あ〜ちゃんとそういうのって伝わるんだ・・・って嬉しくなって今でも続いているんですケドね。

WHITNEY HOUSTON / FOR THE LOVE OF YOU
WHITNEY HOUSTON / FOR THE LOVE OF YOU の試聴
next recordsのサイトでWHITNEY HOUSTONのレコードを探してみる

インスタで毎日、投稿をはじめて4年ホドになるのですが、そのアーティストや曲のコトを調べるコトでオイラも知らなかったコトが解ったり、この曲ってそういう歌詞だったんだ・・・なんてコトが解ったり、アーティストのその時の状況なんか知ったりして意外とコレまで以上にレコード&音楽についての知見が広がったカンジが実感としてありますね・・・。
毎日、それなりに時間をかけて記事を書いているのですが、語彙力の無さは相変わらずですが・・・(笑)


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つい先日(2024年2月20日)は、2月にも関わらず、東京はナゼか気温が24℃に迫る記録的な夏日となりました。
オイラは、根っからの寒がりなので暖かい日は、大歓迎なのですが、24℃にもなった数日後の本日は、4℃という気温・・・まだまだ寒いっすね・・・辛い。

ココ数年間は、まったく海外へ買い付けに出向いていませんが、こんな寒い日になると超絶寒かった中での買い付けをいつも思い出したりします。
お店をはじめて間もない頃は、2ヶ月くらいの間隔で海外へレコードの買い付けへと頻繁に出向いていました。
オイラは、主にイギリスへと買い付けに行くコトが多かったんですよね。
そしてナゼか出発が、1月3日というお正月時期の真っ只中での買い付けです。
ナンで、お正月に買い付けに出向くのかというと、ズバリ「エアチケットが安い」という理由に他ならないワケです(笑)
零細中古レコード店にとってエアチケットの安さは、絶対的な正義なのであります。
当店では、レコード買い付けは基本、1人で出向くんですよね・・・で、そのスケジュールも誰かに「アソコ行けとか、ドコソコに行け」とかまったくなくすべてその時の状況によって買い付け人にお任せスタイルで出発となります・・・というか、ほとんどノープランという状態なんですケドね。
要するに、どこに行ってもイイけどすべて自己責任だよ・・・行った先でレコードが仕入れるコトが出来なかったらどうなるか、解っているよね?っていうワケです。

1回の買い付けの期間は、およそ2週間程度で、1000枚以上のレコードの買い付けを目指すという目標で出向くワケですが、その時の買い付けは、飛行機がロンドンに到着するのでその日から買い付けスタートでおよそ3日間の間でロンドン市内のレコード店をローラー的に電車とバスを使って巡るんですよね。
サスガに首都ロンドンは、レコード店も多くってまぁまぁの収穫で結構な枚数を仕入れるコトができます。
で、ロンドン市内の買い付けを終えるとレンタカーを借りて今度は、郊外の街のレコード店へとシフトします。
イギリスの地図を見れば解るのですが、首都ロンドンはイングランドの中でもかなり南側に位置する都市なんですね。
スクリーンショット 2024-02-23 8.47.05
で、ソコから約1週間くらい他の街へ出向いて再び帰国のためにロンドンへ戻るというスケジュールを計画するとなるとおのずとロンドンよりも北側の街へと向かうコトとなるワケです。
で、地図を見るんですよ・・・「ドコの街へ行こうかな・・・」って。
この地図でも首都ロンドンは、★マークがついていますね、で他には大きな○と小さな○が混在しています。
コレは、その都市のだいたいの規模を表していてその時は、ロンドンよりも北側にある大きな街であるマンチェスターを目指してその途中の小さな街でレコード店を訪れてマンチェスターを起点に往路とは違うルートでまた小さな街のレコード店を訪れるというプランでスタートしました。

しかし、結構当てにしていたバーミンガムとマンチェスターでハズしてしまい想定していた枚数のレコードが仕入れるコトが出来なかったんですよね。
この「ヤバい・・・どうしよう・・・」というヒリヒリした焦りと心境・・・時差ボケも相まって夜も全く寝るコトが出来ない・・・。
このまま当初の計画通りにマンチェスターを起点にしてロンドンへと戻るプランでイイのか、はたまた別の街へ向かってチャレンジした方がイイのか・・・。
様々な想いが巡るワケです。ちなみにまだ買い付け予定枚数の半分以下の枚数しか買えていません・・・。
再び地図を見て考えるんですよ・・・ドコに行こうか・・・。
その時の買い付け以前に、マンチェスターよりも北東に位置するニューカッスル・アポン・タインという街で一軒のレコード店で100枚以上仕入れるコトが出来たコトがあったので当初のプランを変更して再びニューカッスル・アポン・タインのレコード店へ向かうコトにしました。
1年ブリに訪れたニューカッスル・アポン・タインのレコード店では、想定したホドレコードが買えず、更に焦りが募る状況に陥りました。
で、再び地図を見て考えるワケです、ニューカッスル・アポン・タインよりも北側の街でレコード店がアリそうな大きな街だとエディンバラ、グラスゴーになります。
だけど、地図を見てもらえば分かりますが、ニューカッスル・アポン・タイン〜エディンバラってその間に街がナイんですよ。
しかし、エディンバラには、一際大きな黒●がついています。
スコットランドの最大都市で街も大きそうなので残りの日程をすべてエディンバラ〜グラスゴーでの買い付けに全フリするスケジュールで敢行するコトにしました。

で、訪れたエディンバラは、大きな街だけあってまぁまぁの枚数のレコードを仕入れるコトが出来ました。
エディンバラのレコードショップは、こんなカンジです。

しかし、まだまだ予定の枚数まで達していません・・・。
オイラは、訪れたレコード店で必ずその店のスタッフに「12インチシングルを探しているんだけど、良いお店を紹介してください」って訊くんですよね。
レコード店で働いているくらいだからトーゼン、レコードが好きなワケでその街のレコード店事情に詳しいコトを見越して訊くワケです。
まぁ〜経験則としてこのヤリ方は、間違いはなくってコレまでに数多くのレコード店を紹介してもらいました。
で、訪れたレコード店のスタッフに同じ様に尋ねると、「オレ、12インチシングルたくさん持ってるから見に来いよ」って言われました。
「キターーーーっ!」このパターンっ!
東京のレコード店だとありえないのですが、イギリスの地方のレコード店って大体夕方5時とかに閉店しちゃうんですよね。
で、レコード店スタッフの彼が5時にシゴトが終わるのでソレを待って一緒に彼の自宅へレコードを見に行きました。
まだ比較的若い彼は、家族と同居していてお父さんと軽く挨拶をした後に彼の自室のレコードを見せて貰うと、結構あるんすよね・・・レコードが・・・。
部屋にはDJセットがあったので趣味でDJプレイをヤッてるっぽいです。
だけど、自室のレコードは、自分の好きなコレクションだから売るコトはできない・・・しかし、もう聴かないレコードが納屋にあるのでソレならば売ってあげるというコトになりました。
で、そのレコードが入った納屋に連れて行かれるコトになったのですが、ソコは一軒家の自宅の離れにある4畳半くらいの物置でした。
その物置の中にはレコードが入ったダンボールが50箱くらい積み上がっています。
ココにあるレコードは、売ってもイイというワケです。
「OK!じゃあ見せてもらうよっ!」ってカンジでダンボールを見始めるのですが、1箱目を見ている最中から、もうあまりの寒さで指が動かなくなってきたんですよね。
しかも・・・物置なのでトーゼン、暖房器具なんてありません、裸電球が1つブラさがっている中でのレコード掘り・・・モチロン、外はもう真っ暗で、気温もグングン下がってきます。
1月のロンドンの気温も結構寒いのですが遥か北側に位置するエディンバラは、更に寒いんですよ・・・。
地図を見てみるとエディンバラって北緯56°くらいに位置しているんですよね・・・コレを日本の地図だと大体どのくらいの位置関係なのかなって見ると北海道より遥か北の樺太(ロシアのサハリン)の北側くらいの位置関係です。
そりゃ〜寒いわ・・・(笑)

レコードを掘りながら・・・「コレは、ヤバい・・・寒すぎるっ!」って流石にカンジましたね・・・。
で、途中で家主の彼が、「生きているか?」って笑いながらコーヒーを差し入れしてくれたのですが、熱々のコーヒーも数分でアイスコーヒーになるくらいです。
気温も寒いのですが、レコードも氷のように冷たい・・・しゃがんで膝にレコードの束を置いてパタパタとレコードを見るのですが太ももからレコードの冷たさがジンジン伝わってきます。
「ヤバい、ヤバい・・・」と声に出しながらレコードを見続けて1時間半ホドで見終わりました・・・。
レコードを見終わったので値段をつけてもらうために家主の彼を呼んで、納屋で値段をつけ始めるとものの数分で、「寒いっ!こんなトコロにいられないよ・・・部屋で値段つけるわ」ってソッコーで母屋の部屋に戻っちゃいました。
リビングには暖炉があって(家に暖炉があるのをはじめて見た)外とは別世界の暖かさ・・・。
結局、2箱ホドのレコードを彼から購入するコトができました。
その日は、エディンバラで一泊して翌日は、早朝からグラスゴーへ移動・・・
グラスゴーのレコードショップはこんなカンジ

サスガに、イギリスもエディンバラやグラスゴーまで来ると日本人のレコードバイヤーは、あまり訪れていないようでこの2つの街で目標のレコードの枚数を仕入れるコトができました。

寒い日になるといつもこの時の極寒の中でもレコード買い付けした時のコトを思い出すんですよね・・・。
まぁ〜当時は、オイラも若かったし体力もあったので多少のムリは、出来ましたがサスガに今は、出来ないですね。

PROMOE / OFF THE RECORD
PROMOE / OFF THE RECORDの試聴
next recordsのサイトでPROMOEのレコードを探してみる

メチャ、寒いエディンバラやグラスゴーなのですが、雪はホトンドないんですよね。
だけど、朝はクルマのフロントガラスは、ガッチガチに凍結していて真っ白になります。
イギリスのレンタカーってフロントガラスに電熱線がはってあってその電熱線のスイッチをオンにするとフロントガラスの凍結が解消するってコトをはじめて知りました。
だけど、その時の買い付けは、当初の予定外の工程でかなり北側にまで移動したので帰りは、ロンドンへ向けて約660kmの長距離を鬼走りで帰ったのでありました。

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kongas_whycantwe
以前、ブログにこんな記事を投稿しました。
今のレコード人気の先を想像してみた

レコードの人気が高まった理由や、今後のトレンドの可能性について2024年のいま時点でオイラが思うコトをツラツラと書いた内容なのですが、現象としてレコード価格の上昇だとか、需要と供給のバランスのコト、このレコード人気の規模感・・・更には、このレコード人気は、いつまで続くんだろう・・・ってちょっと憂慮している部分なんか等を書いたワケです。
まぁ〜20数年のレコード店を営んできたコレまでの経験みたいなコトを踏まえてタイトル通りの少し先のコトを想像してみたワケです。

で、その後にこんなニュースが立て続けにありました。
タワーレコード渋谷店がリニューアル TOWER VINYLが2倍の大きさへ!さらに洋楽、クラシックフロアも充実

レコード専門店「HMV record shop」が関西初出店! 2024年3月8日(金)、心斎橋にオープン!

そんなオイラが懸念しているコトとは、まったく真逆に大手の販売店は、「アナログレコードはまだまだイケるぜっ!」ってカンジでアナログレコード専門の販売フロアを拡張したり、新規で販売網を増やしたりと拡大・拡張路線へとまだまだイケイケドンドン状態のようです。
TOWER VINYL 渋谷ではリニューアル後は、コレまでの在庫7万枚から新品レコード6万枚、中古レコード4万枚以上増えて総数10万枚以上のアナログレコードの取扱になるそうです。大阪のHMVは、5万枚の在庫とのコト。
10万枚とか5万枚とか・・・モノスゴイ枚数のレコードですね・・・。
大手のレコード店なのでトーゼン、リニューアルや店舗を増やすコトに関してその費用対効果やかけた経費をどのくらいの期間で回収しようとか、もちろんどのくらいの売上を上げるとかキチンと計算した上で、「コレは、やるメリットがある」って判断した結果で実施するんだろうと思います。
モチロン、今のレコードのトレンドや今後の移り変わりなどもリサーチしてこの判断を下したってコトなんでしょうね。

HMVのアナログレコード専門店が渋谷にオープンしたのって2014年だったんですよね。
そのコトについてはオイラもこのブログで記事にしました。
「マジで?」HMV、渋谷に「中古レコード専門店」アナログ中心に8万点
もう10年も前のコトなんですね・・・。
正直にこの時のニュースは、オイラの中でもタイトル通りに「マジで?」って思ったワケです。
確かに2014年に既に下記の記事を書いていたので、その数年前からそのブームの兆し的な予兆はあったのですが・・・。
レコードってホントに人気なのか? 2014年版

まさかあのHMVがアナログレコードの専門店を渋谷に出店するとは、オイラの想像の遥か斜め上をイッていたワケです。
しかも1990年から2000年代前半の渋谷のレコード人気を牽引してきた渋谷レコード店御三家のひとつであるDMR跡地にオープンするというダブルで驚きの出店でしたしね。
オイラ的には、確かにレコードの人気がジワジワと高まって来ているというのは、雰囲気としては理解していましたが、その10年後の今、まさかこんな状況になるとは、思っても見ませんでした。
一応、2012年にオイラが書いた記事も貼っておきます。
レコードってホントに人気なのか?(2012年版)

コレ、今のレコードの人気を既に10年前に見据えての出店だったのか・・・って想像すると恐ろしいホドに的中していますよね。
その後に2019年にタワーレコードのアナログ専門店TOWER VINYLが新宿でオープン、2021年にTOWER VINYL 新宿が渋谷へ移転となります。
HMVもタワーレコードも今のレコード人気を見据えて2014年にHMV、2019年にTOWER VINYLをオープンさせたと思ったら恐ろしいホドのリサーチ能力だと思うんですよね。

で、そんなリサーチに長けた大型店舗が、奇しくも今年の同じ時期にアナログレコードの販売網を増やすというのは、更に今後のアナログレコードのブームの先読みをした結論としての展開だと思うんですよ。
まぁ〜実際、どうなるかナンてコトは、ホントわからないのですが、アタマのキレるマーケターさんとかは、こういった数年後のブームの先読みをして事業展開していくんでしょうね・・・ヤッパリ。

だけど以前にこのブログでも触れましたが、こういったブーム的な現象っていつかは必ず、収まるというか終焉を迎えるというのは世の常だと思うんです。
一般的には、このようなブームの起こりはじめから終焉に向かうまでにいくつかの段階があるようです。
起こり始め(エマージェンス)
ブームの起こり始めは、最初にごく一部の流行に敏感な人々の間で注目され始めたりします。この段階では、新しいアイデアや発見が少数の先駆者達によって広められていくんですよね。今回の場合だと、「80年代の日本のニューミュージックがメチャ、イイっ!」みたいな発見であったり再評価であったりがコレに当たるんでしょう。

成長と普及(ピーク)
その後、ブームが広がり、多くの人々に影響を与える段階となります。一般的にはエマージェンスから数年後に到達するみたいです。
この時期になると、メディアでの注目度が高まり、多くの人々が参加し始めて、商品の売上が急増し、そのトレンドが一般的に認知されます。
まぁ〜今でも、メディアでは相変わらず「アナログレコード人気」は、頻繁に取り上げられていますね。

成熟と定着(プラトー)
ブームは、一時的なものでなく、一定期間続く段階を迎えます。この成熟期には、多くの人々がそのトレンドに慣れてそれが日常的なモノになります。要するにレコードを買ったりレコードをコレクションしたりするというコト自体が、特に珍しいコトではなくフツーの趣味になるみたいなカンジでしょう。

終焉(デクライン)
こういったブームは、必ずしも永続的ではありません。飽和状態に達したり、ソレに変わる新たなトレンドが登場したりするコトで、ブームは終焉に向かいます。一部の人々は、興味を失い需要が減少します。メディアでの注目度も低下して、別のトピックが話題になります。
このデクライン期は、2000年代はじめ頃のDJブームを知っている人であれば、思い当たるのではナイでしょうかね・・・。

このブームの起こりはじめから終焉してゆく流れってコレまでの数々あったトレンドの変化にアテはめるとその時期の期間はそれぞれ違えど結構、この段階に沿っているようなカンジがしますよね・・・。
こういったブームの段階をレコード人気にアテはめると、今は「成長と普及(ピーク)」の段階にあたるのかな・・・。
というコトは、まだこの先にレコードの人気が拡大する余地があるというコトなのかもしれません。

前回の記事でも書いたのですが、アナログレコードで音楽を聴くコトとかレコードをコレクションするという・・・こういった趣味ってそのアイテムが普及している文化圏のみで認識されるコトだと思うのです。
要するにレコードを嗜むコトが文化として歴史的に定着していない国や文化圏では、レコードで音楽を聴くコトの良さ自体が、理解されにくいんと思うのです。
だけど今は、そういった世界のトレンドとかも国や地域・文化圏など関係なく情報として入ってきますからね。
オイラの認識ではコレまでレコードなんて全く意識されていなかった発展途上国の人々までがレコードを買いにお店を訪れたりしているのを見るとレコードの人気はモノスゴい広さにまで拡がっているのかもしれない・・・って思わざるをえないんですよね。

今の時期って中国で言う正月にあたる「春節」だそうで、今年は訪日中国人はとても少ないってニュースで伝えていました。
とはいっても渋谷では結構な人数の中国からの観光客は、メチャ多いですけどね。
でも、前回の中国人の爆買いがニュースになっていた時って、レコード店を訪れる中国人は皆無だったんですよね・・・たまぁ〜に香港から訪れるお客さんがいるくらいでした。
だけど今年は、明らかに中国本土から訪れた中国人客が増えてきようなカンジがします。
しかもチャンとレコードを買っているんですよ・・・。
タブン、中国でも今の世界的なアナログレコード人気のコトは伝わっていて、トレンドに敏感な中国人がレコードを買い始めたのかな?ナンてちょっと思ったんですよね。

いや〜ホント、今後どうなるかは、オイラには全くわからないですよ・・・だけど、HMVやTOWER RECORDの偉い人達は、この後に起こるだろうという予測を先読みして今、事業展開しているんでしょうね。

KONGAS / WHY CAN'T WE LIVE TOGETHER
KONGAS / WHY CAN'T WE LIVE TOGETHERの試聴
next recordsのサイトでKONGASのレコードを探してみる

こんなコトを書いていて「じゃあ、nextはどうすんの?」ってカンジですが、イロイロと思うトコロはあるのですが、どうしても以前のDJブームのコトがあって慎重なんですよね・・・。
ホント、ちょっとナンか起きるとスグに飛んでいっちゃうくらいの小さなレコード店だし大手の会社と違ってマンパワーも資金力も乏しいですからね。
それに中古レコードでオリジナル盤 12インチシングル専門っていうコトになると、どうしてもあまり手広く展開出来ないという現実もありますしね。
かといって、店主やスタッフが全く興味のない音楽やアイテムの販売するのは、つまらないですしね・・・。
まぁ〜地道にコツコツと、そして確実に積み上げていこうかな・・・って思う次第であります。

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当店は、渋谷でレコード店を20年以上に渡って営業しているのですが、ホントに「最近、レコードを聴き始めましたぁ〜」っていう新規のレコード・リスナーさんが増えてきました。
お店、始まって以来ですよ・・・こんなにレコードを聴く人が増えてきたコトなんて・・・。
先日もはじめてのレコードプレーヤーを手に入れたというお客さんがご来店されました。
ナンでもレコードを聴き始めるのにアタリ、このブログ「渋谷レコード店日記」がとても参考になったとのコトというありがたいおコトバをいただきました。
で、探しているレコードがあるというコトなので「ナンですか?」って訊いてみると「2 PACのレコードってありますか?」というコトだったので今在庫している数枚のレコードをエサ箱からピックアップしてお出ししました。
すると「CALIFORNIA LOVEって曲は、入っていますか?」って訊かれました。
残念ながらCALIFORNIA LOVEの在庫は、なかったので正直、「すいません・・・CALIFORNIA LOVEは、在庫ないですね」とお伝えすると
「コチラのお店にお伺いする前に他のお店でも探したのですが、全然お店に売っていないんですよ・・・こういう時ってどうやって探せばイイのでしょうか?」と訊かれました。

「欲しいレコード・手に入れたいレコードがある」

「複数のレコード店を巡って探すのですが全然見つからない」
まぁ〜コレは、レコードを趣味としている人には超アルアルなよくあるケースです。
ある程度長い期間、古いレコードをコレクションしている経験の人であれば、その欲しいレコードを手に入れるためには、それぞれのタイトルに応じての難易度があったりするコトをなぁ〜んとなく、理解しているのですが、最近レコードを購入し始めた人は、そんなタイトルごとの入手難易度があるなんてわかりませんよね。
でコレ、ホント厄介なのがレコードのタイトルごとにその入手困難度が異なるという・・・要するに手に入れやすいタイトルもあれば、全く全然見つからないっていうタイトルもあるコトです。
そして今回、ご質問いただいた「2PAC / CALIFORNIA LOVE」のレコードですが、まぁまぁ見つからないレコードだったりします。
こういったなかなか出てこないレコードについては大体そのナンで見つからないのかっていう背景とか理由があったりするのですが、最近レコードを買い始めた人からするとフツーそんなの解らないですよね。
2pac_californialove
コレが2 PAC / CALIFORNIA LOVE のUS盤12インチシングルです。
この曲、2 PACとしては、イチバン知名度のある曲なんじゃないでしょうかね。
リリースは1995年なので今から29年前(!)の曲です。あ〜もうかなり古いレコードですね。
リリース当時は、Billboard Hot 100でもNo.1にもなったくらいなので相当ヒットした曲となります。
で、メチャ流行った曲なのですがCALIFORNIA LOVEってUS盤は、Promo盤だけしかリリースされていないんですよ。
この90年代ってメチャ流行った曲でもシングル盤として正規盤がリリースされないケースって結構あって、ナンでメチャ流行っているのにリリースされていないのかっていう正確な理由は、判りませんがタブン、レコード会社のプロモーション戦略だと思われます。
でもUS盤のCALIFORNIA LOVEは、Promo盤だけプレスされたのですが、ヨーロッパ盤は、フツーに正規盤がリリースされました。
ソレがコレです。
2pac_california_uk
1995年にレコード店の店先にフツーに並んで販売されていたのでコッチのヨーロッパ盤は、2000年以降も中古レコードでも比較的安価で手に入れやすかったんですよね。
で、1995年に爆発ヒットを記録したCALIFORNIA LOVEなのですが、その翌年の1996年に新曲としてリリースされた HOW DO U WANT ITのカップリング曲としてUS盤で正規盤がリリースされました。
ソレがコレです。
2pac_howdouwantit
この盤も結構、売れたので比較的手に入りやすかったですね。

だけどCALIFORNIA LOVE という同じ曲なのですが、Promo盤・正規盤・カップリング収録と盤によってそれぞれビミョーに内容が異なっているんですよ。
US盤Promo 12インチの内容は、コレ・・・ちなみに33rpmです。
A1   CALIFORNIA LOVE (LP VERSION)   6:29
A2   CALIFORNIA LOVE (LP INSTRUMENTAL)   5:40
B1   CALIFORNIA LOVE (REMIX)   6:26
B2   CALIFORNIA LOVE (REMIX INSTRUMENTAL)   5:36

EUプレスの正規盤 12インチシングルの内容は、こんなカンジ・・・45rpm
A1   CALIFORNIA LOVE (LONG RADIO EDIT)   4:45
A2   CALIFORNIA LOVE (LP INSTRUMENTAL)   4:17
B1   CALIFORNIA LOVE (LONG REMIX EDIT)   4:46
B2   CALIFORNIA LOVE (REMIX INSTRUMENTAL)   4:11

翌年にリリースされたHOW DO U WANT ITのカップリングのCALIFORNIA LOVEは、EU盤と同じCALIFORNIA LOVE (LONG RADIO EDIT)   4:45が1バージョンのみでの収録です。

イヤラシイコトにソングタイムが異なるんですよね・・・US盤PromoだとLP VERSION で6:29という超絶長いバージョンなのですが、EU盤だと4:45のショートバージョンにエディットされちゃっています。
コレね〜同じ曲なのでちょっとソングタイムが短いだけでそんなに変わらないでしょ?って思われるのですがUS Promo盤のブレイクのパートや後半のパートがメチャ、カッコイイんですよね・・・。
特に後半のROGERのあとを引くようなトーク・ボックスが最高にイイっ!


ちなみにEU盤のLONG RADIO EDITは、こんなカンジです。

確かに同じ曲なのです・・・しかしっ!ドッチが欲しいかって言われたら・・・。

当店では、渋谷にお店をオープンさせた2000年の時から既にCALIFORNIA LOVEのUS Promo盤は、多くの人が探している人気のレア盤だったのでそれなりにイイ値段で販売してきました。
だけど、大量にプレスされたEU盤に関しては、結構中古では、入手しやすかったので安価で販売していたんですよね。
しかし・・・昨今の世界的なアナログレコード人気の煽りを受けてこの入手しやすかったEU盤もレア盤化してきたという事情が・・・。

で今回、「2 PAC / CALIFORNIA LOVE」のレコードが欲しいってお客さんに上記の説明をしたんですよね。
オイラ的には、この曲の12インチシングルの特性をフツーに解説しただけなのですが、お客さん的にはかなり入り込んだ事情だったようでタブン、半分も理解出来ていないようなカンジでしたが・・・(笑)
で、「あ・・・別にシングルでなくてもよくってアルバムでもイイんですが・・・」と訊かれました。
2 PACのアルバムは、今だと激レア盤化しちゃっているのでもっと出てこないんですよね。
CALIFORNIA LOVEは、2 PACのアルバムだとALL EYEZ ON MEという4枚組のアルバムに収録されているのですが、コチラは12インチシングルよりも更に入手困難になっています。
ALL EYEZ ON ME
Discogsだと比較的に良いコンディションだと日本円で25000円くらいが相場のようです・・・そこに海外の送料がのっかってくるので3万円くらいってカンジでしょうか。

というワケで、2 PAC / CALIFORNIA LOVEという1曲のレコードを手に入れるだけでこういったバックグラウンドがあったりするですよ。
難しいですよね・・・こんなの余程のコトを知っている人じゃないと解りませんよ。
「タブン今日1日、渋谷のレコード店を巡っても1枚も出てこない可能性が高いかもしれませんね」ってお話しました。
で、「こういう場合ってどうやって探せばイイですかね?」って訊かれました。
コレね〜タブン、決まったタイトルのレコードを地道に足を使ってレコード店を訪れて探すのって限界があると思うんですよ。
イヤ、解るんですよ、そのタイトルのレコードが欲しいっ!手に入れたいっ!って気持ちは、充分理解できます。
だけど、ピンポイントで1枚のレコードを探すというのはあまりにも困難だと思うんですよ。
そのタイトルによって入手の難易度って異なりますからね。
ホント、熱烈に欲しいレコードは、常に気に留めておいて見つかれば「うぉっ!ラッキーっ!」ってくらいの気持ちでいたほうがイイとおもうんですよね。

で、オススメのレコードの探し方なのですが、訪れたレコード店の今すぐ買えるレコードの中から良さそうな曲を見つけるやり方のほうがイイんじゃないかな・・・ってオイラは思うんですよね。
今では、大体どこのレコード店でも気になるレコードの試聴をさせてくれるのでレコードの入ったエサ箱を見て、「コレ、良さそう・・・」って思うレコードの試聴をして購入するっていう方が、レコードを購入する楽しみがあるんじゃないかな。
そのためには、自分自身も音楽に対する感度をあげたりしてそれなりに努力も必要だと思うのですが、ピンポイントで欲しいって思うレコードは、気持ちとして留めておいて、コレまで知らなかった曲で良さそうって思うレコードとの出会いみたいなモノで購入するっていう購入方法も結構、良いと思うんですよね。

BUSH BABEES feat. MOS DEF / THE LOVE SONG
BUSH BABEES feat. MOS DEF / THE LOVE SONGの試聴
next recordsのサイトでBUSH BABEESのレコードを探してみる

渋谷や新宿にわざわざ訪れて足を使ってピンポイントで1枚のレコードを探し歩くというのは、ちょっと合理性にかけるかなぁ〜って思うんです。
そういったピンポイントの欲しいレコードを探すのはネット経由の方が、見つかりやすいと思うんですよね。
でも折角、レコード店を訪れているのであれば、ピンポイントで探しているレコード以外にも聴けば「コレは、イイっ!」って感じるレコードって必ずあると思うんですよね。
ドッチかというと、レコード店を訪れてレコードを買うっていう行為は、コッチの方が醍醐味があるんじゃないでしょうかね。
まぁ〜エサ箱を掘っている時に、「ンっ!コレはっ!」っていうビビビっ!っていうレコードから発せられる信号をカンジ取れる感覚が必要ではありますが、コレもそういった経験を積み重ねなければ習得出来ないですし・・・やはり、お店で掘るっていう経験は、大切なような気がするんですケドね。

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つい先日、郵便受けにこんなハガキが届きました。
「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ荷物」
zeikanoshirase2
海外のお店からネット通販をやったコトがある人なら知っていると思いますが、このハガキは、購入した商品が正しく申告されているのか確かめたいので証明してくださいという税関からのお達しのハガキなのです。

意外と知られていないのですが、例えば日本よりもモノによっては海外のほうが値段が安い場合ってあるじゃないですか。
その商品価格に海外からの送料もプラスしても日本で販売されている価格よりもお得に買物が出来るっていうケースです。
そういった時に
「安っーーーー!よし、ポチっちゃおうっ!」って買っちゃうとアイテムによっては高額な税金が課せられて日本で買うよりも逆に高くなっちゃう場合があったりします。
オイラは仕事柄、レコードを輸出したり輸入したりしているので海外からモノを買った場合に税金が課せられるのを知っていたのですが以前、個人的に気に入ったスニーカーをアメリカのネットショップを通じて購入した時に「まぁ〜税金は、コレくらいだろう・・・」ってその購入金額から想像出来る税金を足しても日本よりも安く買い物が出来ると判断して購入したのですが、どエライ税金が課せられて大損を被ったコトがあります。
スニーカーが届いた時に配送業者から1万円近く税金を請求されたので「ナンでこんなに税金が高いんですか?」って税関に問い合わせたんですよ・・・すると返ってきた返事が「革製品だからですよ」ってコトでした。
「イヤイヤ・・・スニーカーに使われている革の部分って本革ではなく合成皮革ですよ」って・・・そのコトも伝えると、
「一部分に本革が使用されているのでこの税率になります」というツレナイ返事でした・・・。
よく見ると確かに一部分に本革が使用されている・・・でもホンの少しだけなんですが、税関いわく使用されている本革の量は関係なく本革が使用されている時点で税率が二桁%になるという説明でした。
結局、この税金を収めなければ商品を受け取るコトができないので泣く泣く税金を払いましたケド・・・それ以来、海外からスニーカー&革が使用されているアイテムは、我が家では輸入ご法度となりました。

で、今回のケースです。
今回は、中古レコードです。
レコードは、基本的に関税は、無税なので税金はかかりません。
しかし、輸入消費税はかかるんですよ。
ザックリとした計算ですが、購入代金(支払った金額) X 0.6 X 10% が消費税となります。
まぁ〜例えば、3万円分のレコードを買ったら消費税1800円+通関手数料200円加算で合計2000円ってカンジですね。
で今回、税関から届いたハガキの件で問い合わせたんですよね・・・購入した時の明細をメールしますって。
でその際にレコードの購入のために支払った時の決済画面のスクリーンショットを送ると
「コレは、ちょっとオカシイ・・・」という連絡がありました。
ナンでも送料の部分が過少に記載されているので問題があるとの連絡です。
「イヤイヤ・・・売り主から請求された送料を額面そのまま支払いをしたんですが・・・」と伝えると
「商品代金は、ご提示いただいた通りだと判断できますが送料の額が当方で調査したトコロ、提示された金額ではない」という説明でした。
ん・・・この時点で、ナニやら暗雲立ち込めてきたな・・・ってカンジがしてきました。
レコードの売り主は、とあるヨーロッパの国の属領となる小さな島国(とはいっても独立国)に住んでいる人で、ソコからレコードを送ってくれたのです。
で、送ってもらったレコードの枚数は60枚くらいなので重さ的には、15kgくらいなのですが、オイラが支払った送料では絶対にその国から日本へ15kgの荷物を送るコトは出来ないというとのコトで、税関的には送料を過少に申告しているのではないかと疑っているようです。
で、税関が日本の郵便局を通して調べた送料というのが、オイラが支払った送料の4倍の金額だったのです。
ナンでも税関から聞いた説明では、属領となる島国なので一度、本国に送ってソコから日本へ出荷するといういわゆる高額な遠隔地料金がかかるのでオイラが実際に支払った送料では絶対に送るコトが出来ないというコトのようです。
あ〜ちょっと判りにくいですね・・・レコードを日本へ輸入する時ってレコードを購入した金額に税金が課せられるイメージがあると思うのですが、実際はレコード代金+送料という支払総額全体に税金がかかるんですよね。
中古のレコードの価格とか価値は税関では解らないのですが、送料は調べたらカンタンにわかるんですよ。
で、税関が調べた送り主が住んでいる国からの送料自体がオイラが払った支払総額よりも高いので、オイラが証明として提出した支払明細がオカシイっ!っていう判断のようです。
ん〜コレもちょっと判りにくいかも・・・例えると、送料が3万円かかるのに支払い総額が1万円ってソレは、ヘンでしょ!売り主がお金を払ってあなたへ商品を送るなんてあり得ないでしょ!っていうワケです。
要するにオイラが税金を逃れようとして過小に申告しているのではナイかっ、て疑われているみたいな状況です。

ん〜コレは、困りました・・・コチラとしては実際に支払ったリアルな明細を提出しているのですが、実際に送り主が住んでいる国から日本あてへ15kgの荷物をそんな金額で送るコトは出来ないハズなのでその証明のために提出された書類自体がヘンでしょ?ってコトになっています。

でも、オイラとしては実際に支払った金額の正真正銘の明細を提示しているワケです。
ソレ以上の証明は出来ないんですよ。
でも税関側の見解では、そんな金額で送るコトは、出来ないって言っています。
で、税関の担当者さんに訊きました・・・「どうすればイイのですか?」って。
すると「私達(税関側)が調査した送料へと修正申告してもイイでしょうか?」って。
「ソレっておイクラですか?」って訊くと目ん玉が飛び出るくらいの税額を言われました。
「イヤイヤ・・・ソレは、おかしいでしょ・・・ワタシが払った実際の証明書類があるのに『ソレは認められないのでコチラが算出した金額に変更します』ってナンでそうなるんですか?」って言いました。
電話でのやり取りだったんですが結構、ドンヨリとした険悪なムードが漂っています・・・(笑)
オイラとしても税関とは、モメたくないし出来るだけ穏便にコトを進めたいと思っています。
だけど、正直に実際の証明を提示しているのにソレは認められないっていうのも納得が出来ません、
最近、海外から届く荷物って切手のように送料の金額が印字されていないんですよ。
なので、今回の場合も実際に海外の売り主が日本へ荷物を送るためにいくら払ったかっていうコトが税関では解らないんですよね。
でも、税関もコレまでの経験で感覚的にこの国からの送料は、およそコレくらいだろうっていうのがあったんでしょうね・・・で、今回の送り主が住んでいる国っていうのが、ちょっと特殊な国で離れ小島であるコトと決して多くない珍しい国から発送された荷物であるコトからチェックが入ったんじゃないのかな・・・タブン。

税関的には、正しく申告されていれば問題ナイのですが、今回は、税関が調べた送料と実際にオイラが払った送料に明らかに差があったので「ヘンだっ!」ってなったんでしょうね。
オイラが提出できる証明ってこの支払明細しかないんですよね。
でも、その支払明細にかかれている送料の金額がおかしい・・・。
「じゃあ、ワタシはどうすれば荷物を受け取るコトが出来るのですか?」って訊くと、税関の担当者さんも困ったようで送り主から知らされた追跡番号とそのトラッキング状況をスクリーンショットしたもの、そしてそのやり取りをしたメールの内容のスクリーンショットを時系列が明確に解るような状態にして追加で証明として提出するように指示されました。

早速、送り主さんへ連絡をして「税関で荷物が保留されて困っています・・・理由は、ワタシが支払った送料とあなたの国の郵便料金に差があることを指摘されています、アドバイスをください」って。
するとすぐさま返事が届いて「送料に関しては、たくさんのレコードを買ってくれたのでオマケしたよ・・・でも、日本の税関が提示した送料は、ワタシが支払った送料と異なりますね・・・証明として送料を支払った時のレシートを添付するよ」という神対応していただいました。
ん〜良いセラーだ・・・。
結果、メッセージをやり取りしたチャット画面、荷物の状況画面、レシートを税関に提出すると・・・。
「私達が調査した送料と異なりますがあなたから提出された証明書を持って通関手続きします。」という連絡があり無事に消費税を納付して荷物を受け取るコトが出来ました。
ん〜決して、「私達が提示した送料が誤りでした」とは、言わないんですね・・・サスガです。
この間に要した時間、約4日・・・もう、ホントに骨が折れました。

COCO, STEEL & LOVEBOMB / FEEL IT
COCO, STEEL & LOVEBOMB / FEEL ITの試聴
next recordsのサイトでCOCO, STEEL & LOVEBOMBのレコードを探してみる

海外からのレコードの受け取りって仕事柄、日常的に頻繁にあるコトなのですが、年に数回こういったトラブルに見舞われるんですよね。
大体、いつも荷物を受け取る際に、郵便局員に「課税のお荷物ですーー」って「ハイハイ・・・」ってカンジでいくらかの消費税を支払ってすんなりと済むコトなのですが、たまぁに「証明書を提出するように」ってなるんですよね。
コレは、どういった基準でそうなるのかってまったく解らないんですよね・・・ホント。
時々、税関でレコードが入ったダンボールが検査のために開封されるコトもあるのですが、ソレもどのタイミングでどんな荷物が開封されるのかっていう基準も解らないんですよ。
実際に「この荷物は、怪しい」って開封されたトコロでホコリっぽい中古のレコードしか入っていないんですケドね。
まぁ〜でもコレは、そういった基準があれば、ソレを掻い潜るように不正なモノを日本へ輸入するような悪いコトをしでかす輩がいるからそうしているのかもしれませんね。
こういうのニュースで見かけるとついつい見ちゃいますよね〜(笑)

税関の職員さんのシゴトもタイヘンですね・・・。
でも、ヘンなモノが日本に入ってこないようにシッカリと取り締まってもらいたいモノです。
あ〜レコードのブート盤(ニセモノ盤)もコピー商品みたいなカンジで税関でチェックしてくれたらイイのに・・・(笑)

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