渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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もうココ最近はですね、当店が仕入れとして海外からレコードを受け取るよりも、海外のお客さんへレコードを送る方がはるかに多くなってきている東京 渋谷の小さな中古レコード店 ネクストレコードです。
相変わらず、コロナの問題で日本からの荷物の受け入れが出来ない出荷制限国がまだまだ多いです。
つまり、海外のお客さんから注文を頂いても一部の国では荷物を発送できないって状態が今年の4月くらいからず〜っと続いているワケです。
そうは言っても、9月現在は、幾分と送れる国がある程度、増えましたケドね。

しかしっ!最多の注文を誇るアノ音楽大国、USAへ未だに荷物の出荷が出来ない状況が4月からず〜っと継続中なんですよね。
つまり、アメリカのお客さんからレコードの注文を受けても、郵便物を送るコトが出来ないってワケなのです。
ホント、こんなコトってありえないって思うんですよね〜。経済的にも日本とアメリカって結構密接なカンケーにあるとは思うので相当な数の郵便物のやり取りが行われているワケなのですが、ソレが一切シャットダウン状態にあるって言う異常な状態なのです。
だけど、日本からアメリカへ郵便小包を送るコトは、出来ないのですが、逆にアメリカからは日本へはちゃんと届くというオカシな状態になっています。
つまり一方通行なワケなのですよ、そんな状況なので郵便局へ「いつ送るコトが出来るか?」ってコトを問い合わせてみると・・・
「まったくもって判りません」という回答でした・・・(泣)
内情では、タブン日本からアメリカ向けへの飛行機が大幅減便されているようなので、フツーにアメリカ向けの荷物の受け入れを始めるとキャパシティを大幅にオーバーするような事情のようです。

そんなカンジで、アメリカから注文を頂いても「ゴメンナサイ、コロナの問題で日本からはあなたの国へ郵便で小包を送るコトが出来ないです・・・」ってメッセージを送ると、
「OK!解ったよ、じゃあキャンセルするよっ!」っていうお客さんと
「どうしてもそのレコードが欲しいのでホールドしておいて、小包が送れるようになったら送ってよ!」っていうお客さんに分かれるのですが、ホトンドがこの「ホールド組」なんですよね。
ホント、レコードマニアのこの貪欲さ・・・(笑)
だけど、お店的には、コレ・・・結構、キツイんですよね、もしかして店頭にそのレコードを出しておくと売れるかもしれないのですが、ホールドしておくことでいつまで経っても売上に出来ない状態が続くワケです。
機会損失ってヤツですね。
こんな風にホールド組のレコードがかなり増えて来ました・・・しかし、いつ郵便小包の出荷が再開されるのかという見通しは全くナイ状況だったので、もう郵便局は諦めて海外配送をやっている民間のデリバリー会社へ配送を切り替えるコトにしました。
まぁ〜料金形態が郵便とは違うので多少、お高くなるのですが、そのへんはお客さんに事情を説明してご負担いただくコトにして、とりあえずタマりにタマったホールド組のレコードの出荷がイッキに解消されました。
郵便と違って民間のデリバリー会社は、マジでモノ凄いスピードでお客さんのもとへレコードが届くんですよ・・・アメリカへは発送してから4日ほどで到着するというスピードです。
あまりもスムースすぎるのでウレシクなってアメリカだけでなくヨーロッパ各国への発送にも利用することにしました・・・(笑)

海外からの注文も順調に出荷が出来ていたのですが、ヨーロッパへの発送を始めたら、ちょくちょくクレームが届くようになったんですよね。
そのクレームの内容のホトンドが、「めちゃ税金が高いっ!どうしてくれるんだっ!」って内容なんです。
海外へ商品を送る際には、その内容物の金額を正しく申告するというルールがあるのですが、その金額によっては受け取りする国によって関税がかかるんですよ。
そのアタリの詳しい事情は、国の税制によって違いがあるみたいなのでオイラは、よく解らないのですが、購入金額の20〜30%の関税がかかるようです。

まぁ〜こういったコトは、オイラも今までの多数の海外への注文を経験していて知っていたのですが、郵便で小包を送った場合は、その国の税関の事情によってスルーされている場合があったのか、ソレホドお客さんからクレームをいれられるコトはなかったのですが、民間のデリバリー会社の荷物に関しては、郵便よりもチェックが幾分とキビシイような印象なんですよね。
で、送った小包がその国の税関でチェックされて、課税された場合、購入金額に対する関税とその取扱代行手数料を商品を受取時にお客さんが払わなければ荷物を受け取れないという状況になるワケです。
ヨーロッパに在住のお客さんであれば、海外から購入した商品に課税されるコトは、タブン知っていると思うのですが、どうやらこの税金をデリバリー業者が代理で立て替える代行手数料が、想定以上に高いコトにお怒りのご様子です。
「ナンでこんなに高いんだっ!」「税金より手数料のほうが高いってどういうコトだっ!」ってもう、怒り冷めやらず・・・ってカンジです。
はじめは、オイラも「カクカクシカジカの事情なので私達にはどうするコトもできません、申し訳ございません・・・」って、テイネイに説明していたのですが、あまりにも同様のクレームが連発で、ホントにココロが折れそうです・・・(泣)

海外のお客さんによっては、こういった事情に詳しい人もいて、「オレの国は、関税が高いので申告金額を安く書いてくれよ〜」って依頼してくる人もいるんですが、ウチにとっては、コレもちょっと問題があるんですよね。
つまり、この申告金額っていうのは、その内容物の価値なワケですが、最悪、その小包が配送事故によって破損したり、紛失した場合はその申告金額が保証額になるんですよね。
例えば1万円の商品なのにお客さんが関税を払いたくないので「申告金額を3000円って書いてくれ〜」って依頼があって最悪、荷物が届かなかった場合、ウチには3000円しか保証されない・・・っていう泣き寝入り状態になるワケです。
コレは、ホント最悪です・・・。
なので、ちゃんと申告金額は、正しく書くようにしているのです。

JOE JACKSON / YOU CAN'T GET WHAT YOU WANT (TILL YOU KNOW WHAT YOU WANT)
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そんな中、つい先日、数万円相当分の超ビッグな注文をヨーロッパからいただきました。
しかし、このお客さん、案の定「関税が高いから、安い申告金額を書いてくれ」って言ってきました。
「ゴメン、ソレは出来ません・・・」ってコッチは至極まっとうな理由を説明したら・・・
「じゃあ、キャンセルで・・・」って・・・。
「オーーーーーーーイっ!ソレはないだろう・・・(泣)」
仕方ナイっちゃないのですが、なんだかちょっとヤリキレナイ気持ちに・・・。


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ココ最近のアナログレコードに関する話題やニュースを読んでみました。
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下北沢に続々オープン 音楽不況も「レコード店」が元気なワケ
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下北沢に新しくレコード店がオープンしているという話題です。
個人的には、シモキタって狭いエリアながらら結構レコード店が存在しているってイメージでしたが、ココ数年間の間に閉店しちゃったレコード店があったり、新規オープンしたり、他から移転してきたレコード店があったりと新陳代謝があったようですね。
記事にも言及していましたが、やはり小田急の下北沢駅がリニューアルあるしたのは、契機としてあるでしょうね。
駅が地下に潜ったことでシモキタという街の再開発がかなり進んでいるように思います。
まぁ〜再開発で昔ながらの猥雑なシモキタらしさは、なくなっちゃった感はありますが、街全体としてはイイコトなんでしょうね。
シモキタってライブハウスなんかも多かったし、音楽の街のイメージはありましたよね。
レコード店が多くなるのはレコード好きにとっては喜ばしいコトですが、懸念する事態もあります。
やっぱり再開発が進めば、それに伴って街の集客も増えていき地価が上がって、それに伴いテナントビルの家賃が上がるってコト・・・。
ぶっちゃけ、小さなレコード店で家賃が30万とか50万とかってムリですよ。家賃と人件費をペイするだけで相当な枚数&売上をあげないと運営もママならないみたいな・・・。
オイラも、渋谷でレコード店をやって思うのですが、来店客ベースで売上を考えていると絶対に店舗運営は出来ませんからね。
だから、ネット通販を一生懸命ガンバるのですが、ネット通販をガンバればガンバるほど、お客さん的には「店、行かなくてもよくね?」ってなりそうなんですよね。
オイラも渋谷の店舗のために相当な家賃を支払っていますが、今まで長年レコード店を営んできた実務経験と実績があるからこそ、継続できている部分って相当デカいと思ってます。
他の場所からシモキタへ移転してきたレコード店とかは、それまでの実績を引っさげて「攻め」に転じたレコード店だと思いますよ。
「繁華街で新規にレコード店をはじめたいんだけど、どう思います?」ってアドバイスを求められたらナンて答えるかな・・・
「リアル店舗の来店がめちゃ少なくても確実にネット通販で利益があげれるのならヤル意味あるかも・・・」って答えるかな・・・。

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全米でアナログ・レコードが今年最大の週間売上を記録、【レコード・ストア・デイ2020】1回目開催を受けて
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全米で開催されたレコード・ストア・デイでレコードがメチャ売れしたという話題です。
コロナ問題で、RSD 2020は当初の日程を変更して今年は、3回に分散して開催されるようです。
で、1回目が8月29日に開催されたのですが、ソコでレコードが爆売れたみたいです。
だけど、売れたレコードのタイトルを見るとBillie EilishとかTaylor Alison Swiftとかですね。
まぁ〜やっぱり今が旬のアーティストの作品で、尚且レコード・ストア・デイ仕様のヴァイナルのようです。
個人的な感想なのですが、ナンかこういうお膳立てされた限定感というのには、ちょっと受け入れがたいモノがあるんですよね。
レコード会社的にはビジネス戦略なのかもしれませんが、版権元であるレコード会社が「特別限定仕様」を謳わなければ、実際はコレだけ売れたのか・・・っていう部分を考えると、ユーザーがレコード会社が作った御膳立に載せられた感があって「ちょっと、ソレは・・・」って思っちゃうんですよね。
ま〜オイラの考えがちょっと斜に構えているというか、ヒネクレているのかもしれませんね〜(笑)
日本のレコード・ストア・デイも全米と同日の8月29日(土)に開催されたようですが・・・オイラは開催していたコトを知ったのは、翌日でした・・・まぁ〜開催日の当日の当店は、いつもと同じ土曜日でしたね。
へ〜レコード・ストア・デイ限定アイテムで、B.T. Express / Have Some Fun の7インチシングルが、復刻盤として発売されたんですね〜しかもカップリングが、Energy To Burn!
ヤフオクでは、すでにプレミア価格で売ってますね。

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世界で唯一「マスター盤」製造 宮田のパブリックレコード 音楽文化支える
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2020年の2月に「世界最大のラッカー盤製造工場が全焼」という記事を書きました。
ラッカー盤を作っている会社は世界で2つしかなったのですが、アメリカの会社は火災に遭ってしまったので、現在はこの記事の会社だけがラッカー盤を製造できる唯一の会社となります。
世界中のレコードの製造は、この記事の会社、「パブリックレコード株式会社」のラッカー盤にかかっているというワケです。
ま〜世界中のアナログレコードの製造が長野県の小さな町工場の技術で成り立っているという、かなりスゴい状況になっているという・・・。
でも、こういったケースって時々訊きますよね〜「NASAの宇宙開発で使われる部品が、大田区の町工場の職人が作っているっ!」みたいなハナシ。
既出のラッカー盤を作っている会社の社長も相当ご高齢のようなカンジですが、あと30年くらいはガンバってもらわないとっ!

PET SHOP BOYS / WHERE THE STREETS HAVE NO NAME (I CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU)
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最後に手前ミソですが、先週「ネクストレコードとしてインスタ、はじめました〜」な記事を投稿したのですが、その後多くの人にフォローしていただきましたっ!
ホント、ありがとうございますっ!
日々、毎日レコードに携わるシゴトをしているワケですが、店頭にご来店いただけるお客さん以外と実感としてつながりが感じるコトが薄かったのですが、ナニやら今風なSNSのつながりを実感出来た次第であります・・・(笑)
画像メインのインスタグラムですが、ナゼか文章に重点をおいているというホボ、ブログ状態というヘンなインスタアカウントですが、これからも毎日、レコードに関する記事をアップしていきますのでゼヒ、読んで見てください〜。
Next Recordsのインスタグラム @next_kj



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■現在の仕入れ状況について
ニュースを見ていると、まだまだコロナ・ウィルス関連の話題が絶賛報道中であります。
当店も緊急事態宣言明けの6月1日から通常営業モードになって、3ヶ月が経とうとしています。
で、この激暑の中ですが、最近メチャレコード買取のオファーが増えているんですよね。
コロナ問題が顕在化してきた3月から5月までの間は、多くの人が出来るだけ人と接触しないように自粛していたのか、この期間っていうのは、まったく全然買い取り査定のオファーがありませんでした。
ま〜そうでしょうね。この時期は、コロナが蔓延しているかもしれない渋谷から来た見ず知らずのレコード店員を自宅に入れるなんて、もっての外っ!ってイメージがありましたからね。
通年であれば、2〜4月の時期っていうのは、引っ越しや転勤、新生活などに伴ってレコードの処分/整理しようって思う人が多く一時的に買い取り査定のオファーが増えるんですけどね。
今年は、コロナ問題が影響してまったくオファーがありませんでした。

しかし、8月に入ってから、春の買い取りピークをズラしたのかのようにココに来て一気にドーンとオファーが増えてきました。
そういった事情もあって現在は、過去最高枚数のレコードが倉庫に積み上がっている状態です。
更に、複数件数の査定が現在進行系で継続されている状態で結構、忙しくしています。
というか、1件の査定の枚数が1000枚以上と結構多いので時間がかかるんですよね。
で、自宅にレコードを引き取りに行った際も、やっぱりご依頼いただいた持ち主さんの「大切にしていたレコードなので、出来るだけ高く査定してくださいね・・・」なんてレコードを手放すのを名残惜しげなカンジでしんみり言われちゃうと出来るだけナンとかしようってオイラも思っちゃって、預かったレコードを全部を徹底的に調べて査定するので時間がかかってしまうっていうのもあるんですよね。
他のレコード店の査定のやり方をお客さんから訊いたトコロ、1000枚以上のレコードを適当にパラパラって見て、「全部で●円ですね」って自宅に来て10分足らずで査定している場合もあるようですが、サスガにそんな適当なコトは出来ませんしね。

しかしっ!激暑の中でのマスクを付けたままの状態での1000枚超えのレコードの引き取りは、マジでヤバイですっ!
何十箱のレコードが満タンに詰まったダンボールを階段の上り下りでクルマに積み込むってフツーでも結構な重労働なのですが、マスクをしているオカゲで軽く酸欠状態になるんですよね・・・。
トーゼン、全身汗をかきまくりでTシャツもパンツも濡れ濡れ状態・・・(泣)
全部のレコードを終えてクルマに乗り込むとエアコンをMAXですよ、しかしTシャツが濡れてるので30分もするとカラダが冷えて寒くなる始末・・・ホント、この時期の引取査定はタイヘンです・・・。
ま〜ダケど、ありがたいハナシですよ、こんな時期なのにレコード買取査定のご依頼をいただけるのは・・・感謝です。

■お店の営業について
緊急事態宣言明けは、少しですがお客さんの来店も増えてきたのですが、また、感染者数が増えてきたり、猛暑の影響だったりでご来店数は、少なくなりましたね。
ま〜コレだけ暑いと、「渋谷にレコード買いに行こう〜」って気にならないですよね・・・やっぱり。
そして、去年の同時期では、外国人の来店客で賑わっていたのですが、やっぱりと言うかトーゼン、外国人のお客さんはいまだに皆無の状態が続いています。
1週間に1組とか2組とかってレベルですね。時々、来店してくれたお客さんに話しかけると、シゴトで訪日した人か在住の人ですね。
あまりにも外国人のお客さんが少ないので免税の書類の書き方とか忘れてしまいそうなくらいです・・・。

一方、ネット通販の方は、こういった状況の中ありがたいコトにご利用いただけるお客さんが増えています。
国内宛、海外宛ともに先月とか、送料だけでも相当な支払いがありました・・・。
ウチのような中小企業には、コロナウィルス問題で前年度月別の売上が半分以下になったら持続化給付金っていう制度の適用になって政府からお金が給付されるのですが、コロナ禍の中での巣ごもりによるレコード・ニーズがあったお蔭で、ある程度の売上があって適用外でした。
4月〜5月は、お店も営業できていなかったので売上は実際に下がったのですが、半分以下にまではならなかった・・・っていう状態でした。
不謹慎かもしれませんが、ちょうど50%ダウンで給付金の適用対象になれば、お店的にはメチャ助かったんですが。単純に売上がダウンしたという状態でした・・・ん〜コレに関してはホント、フクザツな心境ではあるんですケドね。
更に、売上が3ヶ月連続で3割減となった場合は、店舗の家賃を政府が6ヶ月もの間、一部補填してくれる家賃支援給付金という中小企業にとても助かる制度があるのですが、コレも当店は、適用対象外・・・(笑)
というか、全然3割ダウンどころか、月によっては前年よりも売上が増えたりしてますからね。
ニュースを見ていると、「このコロナ禍でも売上を伸ばしている業種がありますっ!」なんて話題で「どんな業種だよっ!ソレっ!どうせ、Amazonとか任天堂とかのハナシでしょっ!」ってココロの中でツッコミを入れていたのですが、まさか当店がそうだったとは・・・(笑)
ウチのような小規模のレコード店でもそうだったので、ネット通販をキチンとやっているレコード店は、意外と売上が良かったのかもしれませんね。
ソレホド、巣ごもり需要のニーズがあったってコトになるんでしょうね。

■next recordsの今後のコト
タイヘンな状況もまだ、全然収束が見えない状況ですが、当店としては、さらにナンか手を打たないとなぁ〜ナンて思っていたりします。
20年という結構長い営業期間にもかかわらず、いまだにはじめて当店を利用していただけるご新規のお客さんがたくさんいるっていうコトは、当店のレコード店としてのアピールというか、知名度というか、全然出来ていないってコトなんじゃないのか・・・って我ながら思う部分もあるんですよね。
宣伝活動とかって、特にやっていませんしね・・・もっと、イロイロやったほうがイイのかな・・・?
最近は、YouTubeの勢いがハンパないような気がしますが、YouTubeとかやってみようかな・・・(笑)

PARADISE GIRLS / HOLDING BACK  
PARADISE GIRLS / HOLDING BACK の試聴
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今年の3月から6月くらいの間は、コロナの影響で「今後、いったいどうなるんだろう・・・」って不安な気持ちがあったのですが、最近は、ちょっと前向きな気持ちになれるようになりました。
このコロナ問題がなければ、オイラの想定だと東京オリンピックでドカ〜ンと外国からのお客さんが訪れて、「ウヒィ〜忙しい〜っ!」って状態になっているハズだったんですケドね・・・というか、日本中がオリンピック特需を期待していたと思うのですが、一転変わっちゃいましたからね。
飲食関係っとか旅行関係とか業界によっては、タイヘンなトコロもある中で、中古レコード販売という超ニッチな業界にいながら、コロナ問題の直撃を受けなかった、というかムシロ、巣ごもりニーズにウマくハマって乗り切れているっていうのは、ラッキーだったかも・・・しれないなって思う今日このごろであります。


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12インチシングルとは・・・っていう解説を店頭でするコトが時々あります。
来店してくれたお客さんに「●●のレコードを探しているんですけど・・・」って訊かれて、その希望するアーティストのレコードをエサ箱から数枚ピックアップして「今あるのはコレくらいですね〜」って手渡すと、お客さんから漂う、なんかチョット違う感・・・。
ソコで、「すいません、この店、12インチシングルしか置いてないんですよ」ってどんなレコード店なのかっていう話になるのですが、ホントに自分の店のコトですが、この「どんなレコード屋か?」っていう説明は、伝わりにくいんですよね。
30代後半以上の年齢の人であれば、2000年頃のDJブームのコトを結構知っていて、12インチシングルがどんなレコードなのかっていうコトを理解しているのですが、やっぱり20代〜30代の年齢で、最近のアナログレコードの再評価でレコードに興味を持った人には、12インチシングルっていうのはナニなのかっていうコトは、ちょっと理解しにくいようです。
なのでっ!12インチシングルとはナンゾや?っていうコトを、渋谷で20年間12インチシングルの専門のレコード店を営む店主がお伝えしたいと思います。

そもそものネーミングでもある12インチですが、コレはレコードのサイズを表しています。
日本では長さを測るにはメートル法なので、インチって云われてもイマイチだと思いますが、テレビのモニター・サイズとか車のタイヤのサイズで云われる「ウチのテレビは40インチです」と同じなので、つまり12インチサイズのレコードってコトになります。
参考までに、1インチは、25.4mmなのでセンチで置き換えると直径で約30cmのレコードってコトになります。
次に、「シングル」っていうのは、本来は1曲という意味なのですが、レコード業界では曲を1曲〜2曲程度収録した媒体(メディア)のコトを指します。
シングルについては、ウィキペディアで詳しく解説しています。

すなわち、12インチのサイズのレコードで1〜2曲の楽曲が収録されたシングル盤っていうのが12インチシングルということになります。
レコードには、12インチサイズの他に7インチサイズや10インチサイズのレコードも存在します。
7インチのシングルは、センターの穴が大きいので見た目がドーナツに似ているから「ドーナツ盤」って呼んだりもします。
また、前記した1曲〜2曲が収録しているシングルのほか、たくさんの曲が収録されたLP(エルピー)やEP(イーピー)っていうレコードも存在します。
ちなみにLPは、Long Play、EPは、Extended Playの略となります。
また、LPは「アルバム」なんて呼び方をします。

12インチシングルは、A面、B面あわせても1〜2曲しか収録していないレコードで、LPは、12インチシングルと同じサイズで、A面B面併せて8〜10曲が収録されています。
レコードを聴きはじめた人が初期に思うコトなのですが、1枚のレコードだったらたくさんの曲が収録されていている方が得なんじゃないのか・・・って。
どうして、12インチサイズのレコードには、片面に4〜5曲を収録出来る容量があるにも関わらず、12インチシングルには、1曲しか収録しないのか・・・。
ハイっ!キマシタっ!核心の部分です。
アナログレコードは、音が刻まれた溝をレコード針がトレースするコトによって発生した振動を信号として受け取ってソレを電気的に増幅させて音の鳴らすという構造で再生されます。
レコードの盤面にたくさんの曲を収録するためには、音が刻まれた溝を細くする必要があります。
LPだと、最長で約30分の長さの楽曲が収録できるのですが、音溝を細くしてたくさんの楽曲を収録すると音質に影響が出てくるのです。
つまり、音溝を細くして多くの曲を収録するとなると再生時に音質が低下するのです。表現としては再生される音の周波数が制限されるっていう方があっているかもしれません。
また人によっては、アルバムの音量は小さいってカンジたりします。
「音量が小さいんだったら音量のボリュームを上げればイイんじゃないの?」って思うかもしれませんが、先に書いたように音の成分である各周波数帯が制限されると、本来あったはずの周波数が音溝を細くするコトで失われてしまった部分は、いくらボリュームを上げても出てこないワケです。
じゃあ、収録時間は、少なくなるケド音溝を広くすればどうなるかというと、上記したLPよりも各周波数帯の音の成分をよりワイドに録音できたり高音量で記録ができたりするワケです。
特にわかり易いのが、低域にあたる音の成分です。
レコードの特性上、低音域の音をアナログレコードに刻む場合は、音溝の間隔を広くとる必要があるワケです。
コレが実際に曲として聴いた時に、ビートやベース等の再生にメチャ、影響するワケです。
解りやすく例えると、迫力のある音を鳴らすコトが出来るワケです。

LP(アルバム)は、収録されている曲の音質を犠牲にして収録時間を長くするコトが出来たレコードとなります。
12インチシングルは、音質面を優先した結果、収録時間が短くなってしまい、多くの曲数を収録できないレコードなのです。
音質を優先するのか、収録時間を優先するのか・・・ソレは聴く人それぞれの価値観ですよね・・・やっぱり。
アルバムは、12インチシングルには、ない多くの曲が収録できるアルバムならではの良さってやっぱりあるんですよね。
例えば、アーティストが込めたストーリー性であるとか、曲が連続するコトによる世界観を創造できるとかって。

コレは、オイラの個人的な感想なのですが、そのアーティストに心底惚れ込んでいて全ての楽曲が大好きっ!って言うのであれば、アルバムもイイんだと思うのですが、オイラはそう思わなくて、気にいったアーティストのアルバムでもどうしても好きになれない曲や興味が沸かない曲っていうのがあるんですよ。
10曲収録されているアルバム中の曲で実際に、「この曲メチャ好きっ!」ってホント1〜2曲なんですよね。
で、もしそのお気に入りの曲が、アルバムよりも高音質なレコードがあるならば、アルバムよりもその高音質なシングルで聴きたいっ!っていう気持ちが強かったんですよね。
また、アーティストのシングル曲っていうのは、往々にして「一曲入魂」したような気合が入った曲が多いワケです。
カンタンに言うと、「イイ曲」が多いんですよ、そういったイイ曲をイイ音質で聴くには・・・って考えると12インチシングルの選択に至ったというワケです。
でもって、この12インチシングルの良さを追求して追い求めた結果・・・12インチシングル専門のレコード店を営むってトコロまで来ちゃったというコトになります。

R. KELLY / SUMMER BUNNIES  
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「12インチシングルってDJが使うレコードでしょ?」ってコレもよく言われるコトなのですが、決してそういうワケでは、ナイんですよ。
もう、コレばかりは、文章で理屈や理論で伝えきれないんですが、実際に自分の自宅で好きな曲が収録されたアルバムと12インチシングルを聴き比べてみるとオイラがナニを説明しようと書いているのかイッパツで解るコトなんですよ。
また、12インチシングルには、Extended Versionといって、通常アルバムに収録されている曲よりも再生時間が長くなったバージョンが収録されています。
このExtended Versionの存在が、高音質な12インチシングルの良さを数段階引き上げるくらいのポテンシャルがあるんですよ。
フダン、聴いている大好きなあの曲の再生時間が3分とか4分とかだとすると、Extended Versionになると6分とか長いバージョンだと10分とかっていう超Longなバージョンになったりします。
「好きな曲が長いっ!しかもアルバムバージョンと違う展開になっているっ!」ってコレ、もう最高なんですよっ!

というワケで、結論です。
好きな曲をよりイイ音質で聴きたいっ!ていうならば、ゼッタイに12インチシングルで聴いてみるベシっ!


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イヤ〜ホントにココ最近、当店ではじめてレコードを購入していただけるお客さんが増えてきました。
タブン、コロナ禍で多くの人が新たな生活を模索しているんじゃないかなって思ったりしています。
そんな中で、春の緊急事態宣言の真っ只中にレコードプレーヤーを手に入れて当店の通販でレコードをはじめて購入していただいたお客さんが来店してくれました。
ナニがキッカケでレコードで音楽を聴いてみようって思ったのかっていうコトは、レコード店主的には、いつも気になるんですよね。
このブログでも、何度も書いていますが、今は「音楽を聴くという」という欲求を満たすコトに手間も費用もまったく必要のない時代です。
手持ちのスマホで聴きたい曲を検索すれば、数秒後にはその曲がスグに再生されるという状況の中で、あえてレコードプレーヤーを購入して既に知っているハズのレコードを買って聴きたいっていう、「音楽を聴きたいという本質的な欲求」とはまた違う欲求が沸き起こるっていうコトは、レコードに興味がない人からするとちょっとどうかしているように思えるかもしれませんね〜(笑)

ご来店いただいた30代のお客さんは、CD世代でレコードプレーヤーを手に入れるまでレコードで音楽を聴いたコトがなかったって言っていました。
元々、音楽は好きで聴いていたそうですが、若い頃はCDで、最近はサブスクを利用して聴いていたそうです。
そんな中で、最近のアナログレコード人気のニュースを見聞きして「レコードで聴く音楽は、どんなカンジなんだろう・・・」って興味を持っていたトコロ、緊急事態宣言で在宅する機会が増えたというコトで、レコードプレーヤーを手に入れたそうです。
だけど、届いたプレーヤーを箱から出しても聴けるレコードを持ってないので、好きな曲を検索したトコロ、当店のHPにたどり着いたそうです。
最初に通販で3枚のレコードを購入していただいたのですが、はじめて聴いたレコードの音に「メチャメチャ感度しましたっ!今まで聴いていた曲と同じ今日でも音が全然違うんですよっ!」ってコーフン気味にアツく語っていました。
「えぇ〜っ!?同じでしょ〜(笑)」ってオイラは思うのですが、「イヤ全然違いますよ、曲全体がバーンと耳に響くみたいなカンジで、メチャ感動しましたっ!」って。
「でも、レコードってプチプチ鳴ったりしたりかける時に気を使ったり面倒じゃないですか?」って訊くと「ナンかそういうのがイイですよ〜」ってもうレコードにベタぼれしている様子でした。
その後、次々と好きなレコードを購入して既に50枚くらいの枚数になったそうです。
このパターン結構、多いですよ〜ちょっと摘んだらハマるっていうケース・・・(笑)

実際にレコードを手に入れてイロイロ気づいたコトも多かったそうです。
例えば、ジャケットやレーベルのクレジットを見てナン年作られた曲だったりとか、ダレがプロデュースしているとか・・・。
既に知っていた過去の名曲とかは、ジャケットに記載されている実際のクレジットを見て「この曲って今から30年以上の前の曲だったんだ・・・って思うとちょっと感動しましたよっ!」
同じ曲でも今のテクノロジーであるYouTubeで聴くのとその当時に作られたアナログレコードで聴くのとは、全然違うようにカンジているようでした。
ナンていうか、数十年以上前に作られたアンティークなアイテムが自宅にあってソレが音を出してその時代の空気感で聴けるっていうコト自体にロマンをカンジるのかもしれません。
また、レコードで聴く音楽っていうのは、スマホで聴く音楽とまたちょっと違った聴き方になるっていうコトも思っているようでした。
やはりスマホで聴くシーンっていうのは、基本的にながら聴きというスタイルなのに対してレコードで聴く時は「よしっ!今からレコードを聴くぞっ!」っていう姿勢で音楽を聴くようになるっていうコトになっているようで、こういった聴き方をすること事体が新鮮味があるようですね。
「もしかして今まで結構、雑な音楽の聴き方をしていたのかもしれませんね〜」ってレコードで音楽を聴くコトで自分の音楽へ対する姿勢を見直したみたいなコトも言ってました。
「サブスクのプレイリストには、千曲以上入っていますが、思い入れとかあんまりナイんですよ、ソレよりか手に入れたレコードの方が思い入れが強いですね。」ってコレまたベタボレでした。
ん〜コレは、ある側面から見ると結構、ヤバイかも・・・(笑)
レコード沼にズブズブハマっちゃうかもしれませんよ。

アナログレコードに少し興味があるケド、未だ踏み出せない人には「同じ曲なのにレコードで聴くとどう違うの?」っていう疑問の部分があると思います。
既にレコードで音楽を楽しんでいる友人の家に行って聴いみるのもアリかもしれませんが、またちょっと感覚的には違うかもしれませんね。
自宅に好きな曲のレコードがあって、その時代の空気感で聴くっていうのはホント、実際にやってみてはじめて解るような気がします。
アナログレコードのある生活を実際にゼヒとも体験してみてください。

イロイロな体験がYouTubeでも観るコトができますね。
アナログレコードのある生活

DENIECE WILLIAMS / I FOUND LOVE  
DENIECE WILLIAMS / I FOUND LOVE の試聴
next recordsのサイトでDENIECE WILLIAMSのレコードを探してみる

あぁ〜でも、そういったハナシを訊いてオイラも10代の頃にレコードにハマった時の感動とか思い出しましたよ。
だけど、オイラの場合は過去の感動なんだけど、お客さん的には今の感動なんですよね・・・。
時代を超えてまで人々に感動を与えるレコードってマジでスゴいかも?

渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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