渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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やっぱりココ最近、新たにレコードで好きな音楽聴き始めたって人が増えてきたのか時々、お客さんから様々なレコードに関する質問をされるコトがあります。
先日、渋谷のショップにご来店いただいたお客さんからこんな質問を訊かれました。
「同じ曲でもイロイロなレコードが出ていますが、どう違うのですか?」
ん〜コレは・・・カンタンな質問のようでなかなか奥深い質問です。
当店は、ご存知の通り12インチシングル専門店というアナログレコード店の中でも超ニッチなアイテムである12インチシングルの販売だけに特化した極めてヘンテコなレコード店であります。
そういう事情もあって広く一般的に知られているアルバム(LP)の在庫がホトンドありません・・・。
しかし、世間一般では、アルバム(LP) = これぞレコードっ! というイメージが定着しているようで、当店のような12インチシングル専門のレコード店っていうコト自体が希少な存在のようでして、「ナンだこの店は・・・?」ってよく思われるみたいです。
そういったコトもあって、12インチシングルの良さをアピールするのですが、アルバム(LP)との違いを説明する際に、音質の違いに言及するコトがあります。

今の時代にあって、好きな音楽がスマホのタップで永遠に無料で聴くコトが出来るという状況の中、「あえてアナログレコードで好きな音楽を聴きたいっ!」という趣向がある人は、この「音質の違い」っていう部分に結構強い興味を示されるようです。
今回、ご質問いただいたお客さんは、今まで好きな曲が収録されているアルバム(LP)を購入して聴いて楽しんでいたのですが、たまたま好きな曲の12インチシングルを見かけて購入して聴いてみたトコロ、アルバムに収録されていた同じ曲との音質の違いに驚いたそうです。
シングルっていえば、印象としてドーナツ盤(7インチシングル)っていうイメージが有ったそうなのですが、LPサイズのシングルっていうのも存在するんだ・・・っていうコトを知ったようなのです。
で、Googleで検索したトコロ、当店にたどり着いてご来店いただいたという経緯になります。
LPサイズのシングル(12インチシングル)っていう存在があるのはわかったが、イロイロなレコード店を廻ってみてみると、同じ曲なのにジャケットのデザインの違いやそもそもジャケットが付いていないレコードもあったり、ナンかレコードのサイズや曲名は同じでも見た目が違うレコードを見かけるようになって「いったい、ナニがどう違うんだ?」という新たな疑問が出てきたようです。

で、下記の通り説明させていただきました。
■プレスされた国の違い、生産国がUS、UK、EU、CANADA、HOLLAND、GERMANY等・・・。
■正規盤 か PROMO盤 かの違い。
■その曲が発表された時のレコード、つまりオリジナル盤 か 後年になって再発売されたレコード、再発盤なのかの違い。さらにブート盤(海賊盤)という存在がある。
■同じ曲でも、プレスによって再生時の回転数の違い。
■REMIXの存在、さらにDUBバージョンやインスト、アカペラ等。

12インチシングルのレコードという括りの中でも上記のような違いがあるんですよ・・・って解説しました。
で、さらにその盤それぞれ、音質が微妙に違う・・・というコレまた、ややこしい状況が絡んできます。
特に中古盤となれば、レコード盤の盤質やそのレコード店の趣向等で値段も全然違ってきます。
「じゃあ、いったいドレを買えばイイのか?」ってお客さん的には、なるようです。
この質問をしていただいたお客さんには、12インチシングルの特性でもある、音質面ではアルバム収録よりもパンチのある音質になっているコトや、マスタリングやカッティング時による用途に適した音質に最適化されているなど、そういったコトを説明しました。
が・・・コレってコトバで説明してわかるのかなぁ・・・って自分で言っていて矛盾しちゃうんですね。
さらに、「じゃあ、ドレを買えばイイんですか?」って訊かれて、「コレを買えば、間違いないですっ!」って断言できないっていうのもありますし。
そもそも、「イイ音」っていうのは、どんな音なんでしょうか?
コレも、ホント、聴いている人それぞれの音質の好みって違いますよね〜。
そんでもって、音質面で言うなら、例えばレコード店の試聴で聴いて、「あ〜イイ音だな・・・」って購入して自宅に持って帰って、ご自身のオーディオでイイ音の判断として聴いたレコード店の試聴時と同じ環境ではナイ状況で聴いてどう思うのか・・・とか。
そして、盤質とか値段とかそういった部分も結構関係してくると思うんですよ
もう条件が複雑すぎですよね。

で、この時は、たまたま偶然あったUS盤とUK盤、さらにアルバムに収録されている同じ曲を実際に音を出して聴き比べをしてみました。
結果、音質の違いをまざまざと聴いてカンジたお客さんは、US盤が一番イイ音だと判断されたようです。
しかし、価格が・・・US盤はUK盤の2倍以上の価格差があったんですよね。
オマケに、US盤には、UK盤には未収録のREMIXバージョンも収録されています。
このREMIXが収録されているっていうのも好条件だったようです。
気持ちは、イッキにUS盤に傾いているのですが、しかしっ!US盤の価格が1万円オーバーっ!
UK盤の音質もけっして悪いワケでは、ナイんですよ。
ソレはもう、アメリカのエンジニアとイギリスのエンジニアの好みの違いでしかナイのです。
結局、悩みに悩んだ結果、US盤を購入していただきました。
「やっぱり、12インチシングルってUS盤の方が音がイイですか?」って訊かれたのですが・・・
「ん〜ソレは・・・曲によって違います・・・」
というコトは、イイ音質を求めてすべてのレコードを聴いて比較しなきゃイケないのか?って(笑)

結論
「おしえてっ!どのレコードが一番イイ音なの?」
上記の解答は、全部買って自宅のオーディオで実際に聴いて判断するしかナイっ!

CENTRAL LIVING / EVERYDAY
CENTRAL LIVING / EVERYDAYの試聴
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「イイ音質で聴きたい・・・」コレは、音楽を聴く人にとって、とても大切なファクターであると思います。
だけど、ソコには時間や手間、かけるコトが出来るコスト、妥協点・・・などなど、様々な事情がレコードを聴くその人それぞれによって違ってきたりします。
上で書いたケースも人によっては、「レコード、1枚に1万円オーバーなんてゼッタイにムリだよ、UK盤で十分でしょ」って思う人もいたら、「イヤイヤ、再発盤で全然イイでしょ、それならヤフオクで500円で買えるし・・・」ていう人もいます。
「そもそも、音楽を聴きたいんだったらレコードでなくてもよくね?サブスクだったら、ン万曲が聴き放題だよ」って人もいます。
ん〜ホント、個人の趣味趣向は、それぞれですからね〜ナニが良くてナニがダメって判断もその人だけが判るってコトなので、オイラ的にはある程度のアドバイスまでしか、出来ないっていう・・・。
難しい問題ですね〜だけど、別の視点で見るとこういったコダワリの部分っていうのが、レコードの楽しみっていう側面もあるのは事実でしょうね。

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adoseofparadise_feelthemusik

ちょっと旬なネタに便乗してみようかと思います。
Twitterのまとめサイト、Togetterにこんな記事は載っていました。
レコードを木工ボンド乾かして掃除する→剥がした方のボンドを再生してみたらこうなった「めっちゃ可能性を感じる」

上記のまとめ記事では、木工用ボンドでレコードを掃除したあとの固まったボンドの残骸をレコードプレーヤーで再生したら異次元のサウンドが鳴ったっ!という内容で盛り上がっています。
というか、知ってる人も多いと思うのですが、知らない人からすると、レコードと木工用ボンドという組み合わせ自体に「はぁ?何ソレ?」って思うかもしれないのでそういった部分を踏まえて解説してみようと思います。

レコードって見た目はピカピカでキレイでもレコードプレーヤーで再生したら「チリチリ・・・チリチリ・・・」ってず〜っとノイズが曲の上の載って「ウザいな・・・」って思う時ってありますよね。
そういったレコードの盤面のヨゴレを除去する方法として通常であれば、市販のスプレータイプやリキッドタイプのレコードクリーナーを盤面に吹き付け or 垂らしてクリーニングするって方法をとると思うのですが、そういった一般的なレコードのクリーニング方法では除去できない場合があったりします。
市販のレコードクリーナーで除去出来ないしつこいヨゴレを除去する方法として「木工用ボンドによるレコードパック」という超外道なクリーニング方法がいにしえの時代から一部のレコードマニアの間で知られています。
タブン、このブログでも過去にこの「木工用ボンドによるレコードパック」のコトは紹介したコトがあると思うのですが、再度ご紹介です。

その原理は・・・。
■粘着力の高い木工用ボンドをレコードの盤面に塗って固まったボンドを剥がすことによって、音溝深くに入り込んだダストを引っ剥がす
という手法になります。
「えぇっっ!?そんなコトして大丈夫なのか?」って思われるかもしれませんが、前人達が「レコードのヨゴレをどうしたらキレイにするコトが出来るのか・・・」って考えだした究極の手法なので要領というかコツさえしっかりと掴んで実行すれば、オイラの経験上では、この「木工用ボンドによるレコードパック」って言うのは、究極の奥義だと思います。
つまり、コレをやってもノイズが除去できなければ、もうナニをやってもノイズは取れないっ!って断言できるほど絶大な効果が期待できるホドの奥義なワケです(笑)
使用するのは、コレ
コニシ 木工用ボンド (即乾)
bondo-1

コレをレコード盤の音溝部分に指で塗りたくるのです。
bondo-2
で、塗る前にちょっとしたワンポイントを・・・
ボンドを塗る前にレコードの端の無音部分に下記の画像のようにセロテープを貼っておいたイイですよ。
bondo-3
コレは、木工用ボンドが乾いたあとに剥がす時にこのセロテープ部分が剥がしはじめの持ち手に使うワケです。
それと、木工用ボンドは、盤の端部分を幾分、多めに盛って塗ったほうが剥がす時にラクになります。
そして、何枚もレコードパックしたいからちょっとケチって薄く塗ろう・・・なんてコトはゼッタイ思わないでください。
薄く塗ると剥がす時に途中で乾いたボンドが破れてしまって盤面に残ってしまい、ソレを剥がすのにメチャ手間がかかるので気をつけてください。
というカンジでやってみてください。
そして、木工用ボンドがカンゼンに乾いたらペリペリとレコードと乾いたボンドを剥がすワケです。
すると、レコードの音溝深くに入り込んだダストが剥がした木工用ボンド側にすべて吸着されてレコード盤はクリーンな状態になるという原理です。
もうホント、洗顔のパックと同じです。
実はこの木工用ボンドを剥がす時が、ナゼか気持ちイイ・・・っていうのもやってみれば解ります(笑)
レコードは塩化ビニールで出来ているので、木工用ボンドだとゼッタイに引っ付かないという原理を利用してダストだけ除去するんですね。
ちなみに、レコードのセンターレーベルは、紙で出来ているのでボンドがつくと修復不可能な状態になるので注意してください。

この木工用ボンドを使ってのレコードクリーニングは、海外でも行われています。

この動画では、クリーニングのビフォー・アフターで劇的に音質が変化するのが解りますね。

だけど・・・ターンテーブルにレコードをノセたたままでのボンドを塗りはちょっとリスキーな気がしますね〜。
まぁ〜そのアタリは自己責任で・・・。
参考までリンク先では多くの人が木工用ボンドによるレコードクリーニングを実践していますので参考までにどうぞ・・・。

この木工用ボンドによるレコードクリーニングは、下記のようなメリットがあります。
■手に入りやすい木工用ボンドでクリーニング可能
■劇的な効果が得られる
■ダレにでも比較的カンタンに実践できる

しかし・・・実は、ウチの店ではこの木工用ボンドによるレコードクリーニングは、全くもって行われていません。
その理由は・・・
■クリーニングに要する時間がかかりすぎる
■乾かしている間のスペースの問題
上記の事情からもう全然、やっていません。
やっぱりね〜1枚のレコードをカンゼンに乾かすために要する時間が結構かかるんですよ。
レコードには、表面と裏面ありますしね。
そして、木工用ボンドを乾かしている間にレコードを保管しておくスペースを確保しておかなきゃイケないっていうのも結構難しいんですよ。
業務としてこの手法を行うには、もう大量にクリーニングしなきゃイケナイのですが、乾かしている間はレコードを重ねることが出来ませんからね。
ソレ専用の乾かし台とか作ればイイのかもしれませんが・・・。
上記のような事情から、業務としてはちょっと難しいんですよね。
だけど、個人のコレクションで数枚のレコードをクリーニングするには、ホントにイイ手法だと思います。

A DOSE OF PARADISE presents PURE MUSIK / FEEL THE MUZIK
A DOSE OF PARADISE presents PURE MUSIK / FEEL THE MUZIKの試聴
next recordsのサイトでA DOSE OF PARADISEのレコードを探してみる

で、はじめに紹介した、まとめサイトTogetterでは、乾いて剥がした板状になった木工用ボンドをレコードプレーヤーに載せて再生すると音がなったっ!って盛り上がっていワケです。
コレは、レコードを製造する際の、スタンパーと同じモノが木工用ボンドで出来ているんですね。
結構、緻密に作られているようなレコードですが、基本的には「型から成形させた樹脂」から音がなっているという原理ですからね。
つまり、固まった木工用ボンドをスタンパーとして何らかの素材で成形すればレコードの複製が出来るってコトですね。
だけど、スタンパーの音・・・コレは、かなり奇妙な音ですね〜逆回転させればもう少し音楽っぽく聴こえるかもしれませんね。

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遅まきながら、あけましておめでとうございます。

そして、2021年1月で渋谷の12インチシングル専門のレコード店、ネクストレコードは、21年目を迎えるコトとなりました。
2021年も精一杯、ガンバってスバラシイレコードを皆さまに紹介できる様に努力しますので、ヨロシクお願いいたします。

去年の同じ時期に、同様の新年ご挨拶エントリーを書いたのですが、2021年、イッパツ目のブログ記事ですが、初っぱなから緊急事態宣言となりました。
まぁ〜前回の緊急事態宣言が発令された時よりも制約は幾分、ユルいカンジですが・・・。
感染者数は、東京だけで2400人オーバーというコトなので、数字だけ見れば状況的には前回よりもヤバメなカンジですが、一体どうなることやら。
今回は、飲食店には、イロイロ制限されるようですが、小売業は特にシバリはナイようなので、緊急事態宣言が出たからといってレコード店的には、今までとナンにもかわらないようです。

今年の年末から年明けは、12/30〜1/3まで5日間お店を休んだのですが、毎年そうなのですが、たった5日間休んだだけで、モノスゴイ量の通販での注文分が溜まってしまいます。
特に今年は、海外からの注文分がモノスゴイ量で、お店が休みの間に購入してくれた海外のお客さんとは支払い等メッセージのやり取りは行っていていたのですが、レコードの梱包や伝票の処理や出荷にかかわる作業だけで丸1日かかってしまうような状態でした。
如何せん海外発送分は、梱包を慎重にしなきゃいけないとか、配送伝票をプリントアウトするのに手間がかかったり・・・と時間がかかっちゃうのです。
タブン、今年も海外から訪れる外国人客は、昨年同様に見込めないような気がします。
2020年の12月のはじめ頃は、渋谷でも「あ〜ちょっと外国人増えてきたかも?」って思えるくらいだったのですが、また状況が変わっちゃいましたからね。
唯一、海外向けの通販が伸びているのが救いかもしれません。

そんな中、こんな記事を読みました。
なぜ売れ続ける?コロナ禍の2020年、アナログレコードが過去最高売上を実現できた理由
内容的には、レコード・ストア・デイでアナログレコードがよく売れたよっ!
そして、ブラックフライデーでもレコードがよく売れてたよっ!
しかも、全米では、アナログレコードの売上がCDの売上を抜いたよっ! ていうカンジの内容です。
こういった売上の数字って、基本的に「新譜のレコード」でのハナシなので中古レコード店主としては、毎回「へぇ〜そうなんだ・・・」ってくらいにしか思わないのです。

ですがっ!記事の後半にこんなコトが書いてありました。
以下引用
-------------------
アナログレコードのマーケットプレイスで世界展開するDiscogsのデータでも、2020年に入ってから、コロナ感染拡大後にアナログレコード消費が上昇したことが示されています。
(中略)
2020年上半期、Discogs経由では、5,814,855枚のレコードが購入され、売上は昨年比33.72%増加してきました。2020年5月には、単月での販売枚数が160万枚を突破、Discogs過去最高の売上を達成するという、マイルストーンも生まれました。

-------------------
コレは、新譜の売上も含まれているとは思いますが、タブン、ホトンドが中古レコードの販売のモノだと思われます。
上半期で580万枚だと単純に1年だと1160枚ですか・・・Discogsだけでこの数字ですからね。印象としては結構、多いような気がします。
そして、過去最古の売上を達成って書いてます。
それまでにも「アナログレコードがブームだ」とか「アナログレコードのニーズが高まっている」って2015年くらいから言われ続けていたのですが、コロナ禍の真っ只中で、過去最高売上を達成ですからね。

新型コロナウイルスが多くの産業において壊滅的状況に追い込んでいるのに、アナログレコードは、売れている・・・っていうにもナンか、フクザツというか数奇な状況だよな・・・って思うんですよね。
2020年末のこのブログの記事にも書きましたが、コロナ禍という最悪な状況にも関わらず、当店もソコソコ売上があったんですよね。
年末に2020年の売上集計したらある月の売上なんて、コロナ問題前の前年度よりも大幅売上げアップの月もあったくらいなので、上記のDiscogsの状況と合わせると、もうカンゼンにアナログレコード業界は、新型コロナウイルスが追い風になっていたんでしょうね。
だけど、コレ・・・ネット販売がキチンと出来ているっていうコトが前提ですね、実際、大手のレコード店が、閉店したとかもありましたし。
こういうコトが、身にしみるほど解ったので、今まで以上にネット通販には、「全集中」で取り組まなきゃイケないな・・・って思った次第であります。
しかもオイラは、長男ですからね・・・(笑)

CAMEO / HANGIN' DOWNTOWN
CAMEO / HANGIN' DOWNTOWN の試聴
next recordsのサイトでCAMEOのレコードを探してみる

前回の緊急事態宣言が明けた時に、実店舗の運営に関して、イロイロ考えたりして、「やっぱりお店は、大切だし、好きなのでガンバっていこうっ!」って決心したのですが、売上の推移からは実店舗もさることながらもっとネット通販の売上アップに注力しろっていうコトが具体的に数字としてでちゃった・・・ってカンジなんですよね。
ま〜なんとも皮肉なものです。
とは言っても、リアル店舗もネット通販も両立してやっていきますよっ!
というワケで、2021年も渋谷 next recordsをヨロシクお願いいたします。

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今年最後のエントリー記事となります。
恒例の今年一年振り返りネタですね。
2020年は、もう過去に例がナイくらい、「どエライ」インパクトのある1年でした・・・。
このインパクトある1年っていうのが、当店だけの事情っていうののなら、「あ〜あるよね・・・そういったコトって。」なるのですが、世界中で「どエライ」状況になったのですから、驚きです。
まさかこんなコトが起きるなんて・・・って世界中の人が思ったでしょう。
というか、コレだけ人類が発展してくても目に見えないウィルスの前では、世界中の頭のイイ人達が関わっていても対応が出来ないっていうコトなんですね。
自然の前では、ニンゲンの無力を痛感しました・・・。
毎年12月は同じネタで「今年1年はこんなカンジでした〜っ!」なんて書いていますが、next recordsの20年の歴史の中でも過去一番、将来が見通せない不安な気持ちになりましたね・・・ホント。
だけど、コレ、「なりましたね」って過去形で書いちゃってますけど、リアルではナ〜ンにも解決していないので現在進行形なんですよね。

というワケで、2020年の過去の記事をを読み返してみました。

2020年の1月から2月にかけては、全くフツーに平常営業ないつものnext recordsな話題を書いていますね。
そんな中でも、夏に開催を予定している最大級の目玉イベント「東京オリンピック」へ向けて、前向き & ポジティブ & やってやるぜっ!感が文章の節々からカンジられます・・・。
今思えば、この時は、暗い影が忍び寄ってきているってコトなんてまったく気付いていないですね・・・ホントに。
で、3月の2週目からついに出ました・・・コロナな話題。
渋谷の「現在」を中古レコード店主目線で説くよ
ん〜今読み返してみると、結構深刻なカンジに向かっているっていう状況を書いていますね。
タブン、上記の記事を書く2〜3週前からTVとかで「コロナ問題」が大きく取り上げられていたんだと思いますが、あえてソコには触れないでいたようですね。
まさか自分に直接的に影響が降り掛かってくるなんて思っても見なかったのが状況が一変したんでしょうね・・・この時、アタリから。
外国人のお客さんが激減したコトも書いていますね。
ちなみに1月は20件以上、2月は5件ってカンジで外国人の免税手続きを行っていましたが、3月は1件になっています。

で、3月の末頃には、当時の心境が深刻に書かれています。
渋谷のレコード店で今後のコトを想う・・・。
書いてますね〜資金繰りのコトとか、先行きがまったく見通せない不安なコトとか、外国からのお客さんが皆無になったコトとか。
一方、巣ごもり需要で通販が昨年よりもよく売れているってコトも書いていますね。
3月後半の週末には、多くのレコード店が週末の営業を自粛していますね。

で、4月になって緊急事態宣言があってお店は休業したってコトを書いていますね。
記事の内容もホトンドがコロナ関係です。
ブログの記事では、明るく振る舞っていますが、今思い返したらこの時期は「もしかしてダメかも・・・しれない・・・」ってコトがアタマをよぎっていましたね。

で、5月にはいって緊急事態宣言の延長があって、お店の今後とか在り方とかナンか書いてるので、かなりメンタル的にヤバかった状況なのが推測できます。
そんな中でもネット通販がいつもより激増したオカゲで、店舗の長期間休業分をなんとかカバー出来ているカンジのコトが書いています。
next recordsの今後のコトについて・・・。
5月の末には、お店をヤメて通販だけでやっていく的なコトについても言及していますね。

そして6月になってようやく「臨時休業期間 55日間」という暗黒の時期をヌケたワケです。
今まで通り、渋谷でレコード店を続けたいっ!
そして7月以降の渋谷レコード店日記を読む限りでは、平穏なカンジに戻っていってますね。

その後も時々、コロナ関係の話題は取り上げていはいますが、気持ち的にも「今まで通りガンバってお店の営業をやっていこうっ!」って前向きになってきているようなカンジですね。
イヤ〜しかし、ホントにnext recordsの過去、20年の歴史の中でも最大級なピンチでしたよ。
ってコレもまだ進行形ですが・・・。
ちなみに12月に入ってくらいからですが、渋谷の街でも少しづつですが訪日外国人が心なしか増えてきたような印象です。
そして、先に書いた免税手続き・・・12月に入って1件・・・3月から11月まではず〜っとゼロでしたからね。

2021年は一体どんな1年になることやら・・・まったく想像ができません。
夏のオリンピックは、開催できるのかってコトや一般にワクチンは、いつ出回るのかってコトや世界中の経済はどうなるのか、・・・なんて不確定要素がまだまだ盛りだくさんです。
そして、直近だと変異したウィルスって新たな問題も起きています。
東京都内では、緊急事態宣言の時よりも大幅に感染者数も増えています。
フツーの生活においても外を出歩く時は、マスク着用がデフォルト状態になっちゃいました。
我が家でも今年は外食したのもホント、数回ですよ・・・。
一方、ご来店のお客さんは、コロナ前には、まだまだ全然戻っていないですがその分、ネット通販はかなり増えました。
しかも海外向けも昨年よりも大幅に出荷量が増えました。

STARDUST / MUSIC SOUNDS BETTER WITH YOU
STARDUST / MUSIC SOUNDS BETTER WITH YOU の試聴
next recordsのサイトでSTARDUSTのレコードを探してみる

ホント、今年はタイヘンな1年でした。
そして何度もココロが折れそうな状況になりましたが、当店をご利用していただいたお客さんに支えられて困難を乗り越えるコトが出来ました。
ホントにありがとうございます。
また、こんな弱小零細な中古レコード店主にも関わらず、サポートしてくれたスタッフにも感謝です・・・。
コロナ問題の収束や先行きはまったく見通せない、そしてまだまだクリアしなきゃいけない課題や問題も多くありますが、ナンとか今までnext recordsを営むコトができました。
2021年は、困難を逆手に、逆境をバネにして、もっとイイレコードを紹介できるようガンバっていきたいと思っていますっ!
2021年もヨロシクお願いいたします。

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next recordsは、2000年から渋谷 宇田川町で中古レコード店を営業しているのですが、お店をはじめた当時から一貫して12インチシングル専門のレコード店として営んできています。
レコードには、アルバムもあるし、ドーナツ盤(7インチシングル)も存在しているのに、ナンで12インチシングルの専門店なのか・・・的なハナシは今まで何度かこのブログでも書いてきましたが、端的に言うと
「店主が12インチシングルが好きだから・・・」
という、趣味が高じてお店をはじめちゃった・・・みたいなカンジのショップだからです。
若かりし頃にはじめたレコード店ですが、まぁ〜今思えば、「店主の趣味でお店をはじめるとは・・・」って結構な無茶ブリだなぁ〜とは、思いますがね(笑)
当店では、オイラを含めて3人でお店の営業をしているのですが、3人とも「12インチシングルが史上最高のレコードだっ!」という共通した認識でいます。
ネットも未発達だった20年前の状況で今みたいなマッチングアプリなんてナイ時代にも関わらず、同じ趣味嗜好の人間が3人も揃うなんて相当、奇遇だと思いますね。
まぁ〜そういったカンジで我々はレコードにコダワリをもって12インチシングルの専門店を営んでいるワケです。

そんな超ニッチなコダワリのレコードショップでもある12インチシングル専門店Next Recordsには、ありがたいコトに当店のコダワリの品揃えに共感していただけるお客さんが日々訪れていただいています。
しかしっ!コダワリの12インチシングル専門レコード店に訪れるお客さんの中には、やはり一般ではなかなか理解しにくいとも思える・・・みたいなコダワリの中にさらにコダワリをお持ちのお客さんもいたりします。
例えば・・・レコードの盤やジャケットにコンディションに超コダワルがある人。
まぁ〜中古レコードなので「出来れば状態のイイきれいなレコードを買いたいっ!」って思っちゃうのはものスゴく理解できます・・・がっ!
コンディション関係に超コダワリを持った人の中には、ちょっとフツーでは理解が出来ないくらいの領域にイっちゃってる人もいたりします。

店頭にご来店いただいた際には、検盤は必至なのですが、オイラが見たカンジでは盤の状態を見て、かなり良好な状態のレコードでも、NGだったりします。
ご来店いただいた当初は、NGが出されたレコードを見て「結構、良好なコンディションなのにナンでダメなんだろう・・・」って不思議に思っていたのですが、ある時そのお客さんに率直にNGの理由を聴いてみました。
すると・・・
「センターホールのカタチが気に入らない」とのコト・・・。
「えぇ〜〜〜〜?ってちょっとソコ?!」って正直ビビりました(笑)

レコードのコンディションを表す時のワードで「レコードのヒゲ」っていうのがあります。
解説すると、「レコードのヒゲ」とは・・・
レコードを再生する時にターンテーブルのセンタースピンドルにレコードのセンターホールを挿す時にちょっと的(まと)がハズレてグリグリってした際にレーベルについた痕のコトです。
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このセンターホールを周辺の線上の痕のコトです。
この画像はちょっとヒドイですが・・・。

コダワリのお客さんは、このヒゲのコトを言っているのかと思ったら実は、そうではなくって、センターホールのカタチ・・・つまりどれだけキレイな真円なのか・・・っていう部分でNGだったのです。
もちろん、盤のコンディションの状態は、オイラが感じるに相当最上級な状態をご所望ですので、ヒゲなんてものはもってのほかでゼッタイに100% NGです(笑)
オイラが見た限りでは、どんなセンターホールがOKで、どんなセンターホールがNGなのかってコトはまったく判断出来ません・・・(泣)
まぁ〜30枚ぐらい検盤して、1枚OKがあればイイくらいの確立です。
「このセンターホールのドコがダメなんですか?」って訊いてみると・・・
コダワリのお客さん曰く「センターホールがカンゼンにヤラれている」とのコト。
ん〜すいません・・・ちょっと、理解不能です・・・(笑)

しかし、唯一イッパツOKなレコードが存在します。
ソレは、「シールド」のレコードです。
シールドとは、US盤なんかでよく見かけるレコードを覆っているシュリンクが未開封の状態のレコードのコトです。
見かたを変えると「センターホールにコダワル」というより「シールドのレコードが好き」とうコダワリなのかもしれませんね〜。
だけど、シュリンクがつかないUK盤やEU盤は、どうなのか・・・っていうコトを訊いてみると、やはりセンターホールの状態が気になるので全チェックだそうです。
シールドのレコードっていうのもまた、盤の反りとかの問題もあったりするので、完璧ではナイと思うのですが・・・。

レコードのコンディションに関しては、あまりにもコダワリがアリすぎて通販でレコードが買えないって人も結構いたりします。
電話で「コンディションの状態はどうですか?」と時々、お問い合わせをいただくのですが、コンディションのOK or NGの判断ってかなり個人差があるので、レコード店主という立場としては、状態を尋ねられると安易に「キレイです」ってなかなか言えないんですよね。
何度も購入していただいているお客さんならおよそのOKの妥協ラインがなんとなく解るのですが、はじめてのお客さんには、「比較的キレイですが中古なのである程度の使用感があります」っていうコトしかお答え出来ないんですよね。
コンディションの不安があるので、お店に出向いてレコードの状態を確認に来ていただくお客さんもいたりしますから。
まぁ〜でも人気のタイトルとかは、結構速いペースで売れてしまうケースもあるので、金曜日に新入荷のレコードを追加後に、気になるレコードがあったので土曜日にお店に訪れたケド、他のお客さんに購入されてしまった・・・ってコトもよくあったりします。
せっかく、お店に訪れても売り切れてしまって無駄足だったみたいなカンジです。
お店的には、「申し訳ナイ」っていう気持ちもありますが、もうコレは、個人的なコダワリの部分ですので、ご本人の妥協ラインを変えるしかナイですよね。
長年探していたレコードもコンディションのコダワリがあるために、買うコトが出来ない・・・っていう、ある種のジレンマな状態になっちゃうみたいなカンジでしょうか。

まぁ〜そういうオイラも、たまたあ偶然聴いたある曲を「スゴくメチャ良い曲だっ!このレコード、ゼッタイに欲しいっ!」って思っても、その曲が、アルバムしか収録されていなかったり、とか再発盤 / ブート盤でしか存在しないとすると・・・もうイイやってなっちゃうみたいなカンジですからね。
12インチシングルにコダワルあまり、良い曲に出会っても買うコトが出来ないってコトです。
オイラの場合は、大前提の「オリジナル12インチシングルでなければならないっ!」っていう第一段階でのコダワリなので、ソコはゼッタイに譲れないんですよね。
しかし、ジャケットやレコード盤自体のコンデションの妥協ラインは、比較的ユルイので結構GETできるレコードの範囲が広いですケドね。

CARL BEAN / I WAS BORN THIS WAY (BETTER DAYS VERISION)
CARL BEAN / I WAS BORN THIS WAY (BETTER DAYS VERISION) の試聴
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レコードの盤についたキズをNGにする人は結構、多いのですが、キズの妥協ラインはユルイにも関わらず、盤の反りには並々ならぬコダワリがある人もいたりとか・・・。
ジャケットのパンチホールやカットアウトは、ナニがなんでもNGだっ!って人もいたりとか・・・。
趣味性の極めて高いレコードに関しては、コダワリの中のさらなるコダワリっていうコトは、出来やすいのかもしれませんね〜。
そもそも、今の御時世に「ゼッタイにアナログレコードで音楽を聴きたいっ!」って思う時点で一般人には、理解しにくいコダワリが発動していますしね(笑)

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