今年最後の「渋谷レコード店日記」となります。
いつものように最後は、今年一年の振り返り的なハナシです。まぁ〜ナンとか無事に2021年を終えるコトが出来てナニより・・・ってカンジです。
というか、2020年に起きた出来事がインパクトありスギて、2021年は「アレ?どんな1年だったかな・・・」ってカンジでちょっと思い出すコトもその前年のコトの大きさに比べて影が薄いかも・・・って思っちゃいます。
そういえば、2021年は、1月からイキナリの緊急事態宣言でしたね〜というか、イッタイ都内は今年だけで何度緊急事態宣言が発令されたんだろう・・・って思い調べてみたら3回の緊急事態宣言が発令されてましたね。
1回目が1月で、2回目が4月、3回目が7月・・・というカンジで、出ていたようです。
過去の「渋谷レコード店日記」の記事を読み返してみると、2021年はGW時期の今年2回目の緊急事態宣言の時に、都の要請で臨時休業となっていました。
期間としては、2週間ホド、休業となっていましたね。
まさかの2度めの臨時休業中のレコード店より
上記の記事を読み返してみると、ナンダカもう達観してるような書き方ですね〜。
「どうしようもナイな・・・コレは・・・」的な。
確かにどうしようもナイ訳ですケドね。
でも、2021年は、コロナ問題のコトを書いた記事が、前年の2020年より大幅に減っているトコロからするとタブン、オイラの気持ちの上でもコロナ禍の中でのレコード販売にもうスッカリ慣れてしまっているのかも知れませんね。
今は、新たなオミクロン株のコトについてニュースが出ていますケド、今の渋谷は、タブンコロナ以前の20219年のクリスマス時期〜年末頃の雰囲気とあまり変わりないような印象です。
オイラだけなく、もう外出する時や、人に会う時はマスク着用がデフォルトになって、トーゼンのように受け入れられているようなカンジで、そんな中でも人々は街へ出て来るってカンジになっていますね。
渋谷の零細レコード店的には、2021年は、実店舗にご来店していただけるお客さんが幾分増えたような気がしますね。
推測ですが、コレはアナログレコードの人気がかなり世間一般層にまでウス〜く、ヒロ〜く浸透してきたようなコトが影響しているのだと思います。
とは、言っても当店は、オリジナル盤-12インチシングル-中古レコード という3重シバリの渋谷においても稀有な存在のレコード店なので、12インチシングル狙いのお客様でナイ限りは、「アレ?ナンだこのレコード屋は・・・シティ・ポップないのか・・・」ってカンジで、ス〜っとお帰りになられる方の割合が高いのですが・・・(笑)
しかし、今年になって当店の品揃えにドンズバでハマったお客さんもたくさん来ていただいて今では、ご来店の度に楽しいトーク&ガッツリレコードお買い上げいただけるようなお客さんもいたりして・・・ありがたい限りですっ!
2021年は1月からレコード針&カートリッジの店頭販売をはじめたのですが、コチラもなかなかの売れ行きです。
レコード針を購入していただけるのは、実にウレシイのですが、レコード針の購入ダケでカンジンのレコードは、まったく一切見てもらえない・・・ってコトも多く、このシーン見る度に「当店のラインナップとは違う趣味のリスナーさんなのか・・・」ってちょっとフクザツな思いになったりもします。
まぁ〜でも、「そういえば、レコード針を買ったトコロにもレコード売っていたな・・・」って思って、いただければイイかな・・・ってカンジで思うようにしています。
2020年は、コロナ旋風が吹き荒れていた影響もあってレコードの買い取りオファーがもうガクーーーーって下がったのですが、コチラの方は、昨年のオファーが減った分もあってありがたいコトに大幅に増えましたっ!
「ン千枚のレコードの買取査定に行ってきまぁーーすっ!」ナンてコトをメルガマで度々、書いていますが今現在、過去最大級のレコードの在庫が未整理のママ、積み上がっています。
もうホント、店頭もパンパンにレコードが詰まったダンボールだらけですが、倉庫もヤバイくらいダンボールが天井近くまで積み上がっています。
つい先日は、作業中にカラダがその積み上がったレコード入りダンボールに当たって、上から崩れてくるという大惨事になりかねないというコトも発生しました。
幸いにもレコードの量が少なめでケガはありませんでしたが、ココ最近、ちょっと大きめの地震が時々、起きているので心配しています・・・といっても、物理的に平たくレコードを置くコトが出来ないので上に積み上がっていくワケで、「ナノで、こうしよう・・・」という対策はまったく出来ない状態です(笑)
かといって、レコードの買い取りをセーブするワケにはイカないしで、八方塞がり的なカンジですね・・・コレは、もっとガンガン品出ししろというレコード神の啓示かもしれません(笑)
そういえば、東京オリンピック・・・ヤっていましたね・・・ホントは、この正規の一大イベントに向けて当店でも、イロイロ仕込んでいたのですが・・・結局、オリンピックを東京で開催しても、していなくても全然、まったく影響のない2週間あまりでしたね。
もし・・・コロナがなくって、フツーに2019年の外国からの観光客が大挙訪れていたあの流れのママ、オリンピックが開催できていれば・・・ってコトを考えると・・・ん〜フクザツな心境ですが、まぁ〜仕方がナイですね。
しかし、今年は、アメリカやヨーロッパではインフレが急速に進んだなって、切実にカンジた1年でした。
世界のインフレとレコードってナンかカンケーあるのか・・・って、思われますが、実はカンケーアリマクリングですよっ!
昨今の世界的なレコード人気のコトも相まって、とにかくちょっと人気のタイトルに関しては、大きく価格が上がってきたりします。
しかもソレに輪をかけて、輸送費がメチャ上がっています。
いままで、アメリカやヨーロッパからレコード1枚を郵送で仕入れると大体1500円くらいで1枚追加ゴトに300円くらい加算されるという料金体系だったのが、ココ最近は1枚の輸送量が2500円から3000円スタートで、1枚追加ゴトに500円増える・・・という大幅アップっ!
先に書いたようにレコード自体の値段も上がっているし・・・当店のような仕入れ業者としては、メチャイタいダブル・パンチ状態となっています。
しかも、ココにきて円安も上乗せされてきましたからね・・・正直、「キツーーーーっ!」ですよ。
コレは、ホントに切実な問題ですね・・・かといって、国内でのレコード販売の価格を上げるコトは、なかなか難しかったりしますしね〜。
毎週、新入荷したレコードをデータ化してHPにアップしていますが、数年ブリに入荷したレコードの販売価格を見て「えっ!このレコード、こんなにしたっけ?」って思うコトもあります。
で、ソレをスタッフに訊いてみると、「いつの値段のコトを言ってるんですか?もう以前のような値段で仕入れるコトは、出来ませんよ・・・」って、現実を目の当たりにする次第であります。
確かに当店も国内販売と海外向け販売の比率が、コロナ前に比べてかなり海外向けの売上比率が上がってきましたからね・・・。
世界での相場を見据えた価格に次第となっていくのかもしれませんね・・・というか、スデにもうそうなっているフシもありますからね。
HAYWOODE / SINGLE HANDED
HAYWOODE / SINGLE HANDED の試聴
next recordsのサイトでHAYWOODEのレコードを探してみる
2020年がとにかく先行きが見えない状態だったので、フツーにレコードを販売できて、さらに仕入れも出来て・・・って思うと、全然2021年は、イイ1年だったような気がします。
「何でもないようなことが 幸せだったと思う」 (by ザ虎舞竜「ロード」より引用)
もうホント、コレですよっ!(笑)
というワケで、今年1年、渋谷next recordsをご利用いただきありがとうございましたっ!
2022年は、さらなる激ヤバなレコードを皆さんのご紹介できるよう出来るよう努力する次第でアリますので、ご贔屓にヨロシクお願いいたします。
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