渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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以前から時々このブログでも書いていますが、最近レコードを聴きはじめたってカンジのお客さんが多くなってきました。
当店のようなかなりマニアックな品揃えのレコード店にも関わらずホント、土・日・祝日は、渋谷の店舗にご来店いただけるお客さんが増えてきたようなカンジがします。
ご来店いただいてぐるっと店内を一巡してエサ箱のレコードを数枚見ただけで、ご自身が知っているレコードが1枚もナイのが解ってスグ、お帰りになられる人もやはり多いのですが、たまたま偶然ご来店いただいてご購入いただいたレコードを自宅で聴いたトコロ・・・
「メチャ、音イイな・・・コレっ!」
ってカンジで12インチシングルの良さを実体験されたお客さんも少なからずいたりして、再びご来店して頂いたりとホント、ありがたいです。
そんな最近12インチシングルの魅力にハマったお客さんからこんな質問をいただきました。
「レコードには、33回転と45回転の2種類の回転数のモノがありますが、どう違うのですか?」
どう違うか・・・って「回転数が違うんですよっ!」ってそういうイミで訊かれたのではなく、タブン購入したレコードが33回転のモノもあったり45回転のモノもあったりナンで、同じレコードなのに回転数が変わるののか?っていうコトでしょうね。

世間一般的によくあるレコードってアルバム、つまりLPだと思うのですが、アルバムはホボ、間違いなく33回転ですよね。
で、小さいレコード、つまりドーナツ盤・7インチシングルは、45回転が多いと思います。稀に33回転のドーナツ盤・7インチシングルも会ったりしますケドね。
そうそう、ちょっとハナシがソレますが、若いお客さんに「ドーナツ盤」っていうと、「ドーナツ盤?ナンですか?ソレ?」って訊かれたコトがあります。
ドーナツで出来たレコードって思われたのかもしれません(笑)
真ん中の穴(センターホールってイイます)が大きいトコロがドーナツに似ているからドーナツ盤と言われるようになりました。
ナンで真ん中の穴がデカイのかっていうのは、ジュークボックスで再生されるのを想定して作られたからです・・・って「ジュークボックスってナニ?」って・・・もう解説ばかりですが・・・(笑)
ジュークボックスってコレです。


ハナシを元に戻します。
タブン、アルバムなら33回転でドーナツ盤なら45回転ってレコードの大きさで回転数が決まるモノなんだな・・・っていうイメージだったらそういうルールというかお約束なんだと思えるのかも知れませんが、当店で扱っている12インチシングルでは、33回転のモノあったり45回転のモノもあったりと回転数がバラバラで存在しているので、ナンでこの曲は33回転でコッチの曲は45回転なんだろうって疑問に思っちゃうのかもしれません。
12インチシングルの曲によっての回転数の違いは、正直オイラにも解りませんっ!
だけどこういったルールでレコードの回転数が決定していると思います。
12インチシングルの大きさは、12インチというコトからセンチメートルに換算すると直径約30cmの円盤であるコトは、決まっています。
で、そこに渦巻状に音溝が刻まれていてその音溝をレコード針がトレースするコトで曲が再生されるワケですが、33回転と45回転だと単純に同時に再生したら45回転のほうが先にレコード針が真ん中のレーベルの方によって曲が終ってしまいます。
あ〜かなりまどろっこしい説明になっていますね・・・コレ。
33回転と45回転だと45回転の方が回るスピードが早いので当たり前だけど先に終ってしますワケです。
ちなみに33回転って書いていますが正しくは、33と1/3回転です・・・。
何が33回転/45回転かというと1分間に回転している回数ですね。

先に書いたように33回転と45回転だと再生スピードが違うので30cmのレコード盤では、33回転のほうが再生時間が長く収録できるワケです。
ちなみにアルバムのコトをLP(エルピー)とイイますがコレは、Long Playを略してLPと呼ばれています。
つまりこういうコトです。
33回転=再生時間が長い=収録時間は約20分=たくさんの曲が収録できる
45回転=再生時間が短い=収録できる時間は約10分=収納できる曲数は少ない
上記のようなカンジだったら、「たくさんの曲が収録できる33回転の方がイイよね〜」ってなりますよね。
だけど、45回転のメリットもあります。
ソレはつまり、音質や音量は45回転の方がイイ!ってコトなんです。
わかり易く書くと、33回転のレコードよりも45回転のレコードの方が迫力のあるダイナミックなサウンドを収録出来るワケです。

ナンで45回転の方が音質に優れるかというと、例えば回転数が早いと同じ時間でもレコード針が音溝を進む移動距離が長くなりますよね。
音溝の移動距離が長くなるというコトは、ゆとりのある状態で音を収録出来るワケです。つまり物理的に音溝に刻まれる音の解像度がUPするわけです。
解ってもらえますかね・・・コレ。
先にアルバム(LP)は、ほぼ全て33回転で、ドーナツ盤(7インチシングル)は、45回転と説明しました。
じゃあ45回転のドーナツ盤は、アルバムより音がイイんじゃないのか?って思われますが、実はそうでもナイんです。
コレはレコードが円で出来て尚且、渦巻き状の音溝が刻まれているコトからレコードの外側よりも内側のほうが回転数アタリの移動距離が短くなるという物理的な制約があります。
当たり前ですがレコードは円で出来ているので、外側と内側だと外側の方がレコード針は、時間あたり多く移動して内側のほうが少ししか移動しません。
レコード針の移動が少ないというコトは、音溝にゆとりがナイという状態になります。ソレはすなわち、良い音質で収録出来ないコトになるんですよ。
でも出来るだけ良い音質で収録したいですよね〜というワケで45回転という回転数になるワケです。
コレ、別の書き方にすると33回転の内側ってあんまり音質が良くないってコトにもなります。

で、12インチシングルのハナシです。
アルバムでは、片面に大体5〜6曲収録されていますよね、ソレに対し12インチシングルでは、1〜3曲(曲というかバージョン)の収録です。
同じ33回転でも曲数が少ないと音溝の幅にゆとりが出来ます。
一般的にアルバムよりも12インチシングルの音質がイイといわれるのは、アルバムよりも収録される曲数が少ないことによってゆとりのある音溝を刻むコトが出来るからです。
しかも、再生される曲の低音域は、音溝の幅を広くする必要があるワケです。
カンタンに説明すると、レコード片面に1曲しか収録されていない12インチシングルは、物理的に最高の音質で曲を収録出来るというコトになります。
さらに33回転の12インチシングルよりも45回転の12インチシングルのほうが、優れた音質で収録ができるっ!っていうコトになります。
まぁ〜コレは、あくまでも物理的と言うか理論上は・・・ってコトなのですケドね。
本当の音質の善し悪しは、アーティストやミュージシャンがレコーディングした曲をアナログレコード盤に刻むエンジニアの腕によるトコロが大きいのです。

YMO / 1000 KNIVES
YMO / 1000 KNIVES の試聴
next recordsのサイトでYMOのレコードを探してみる

アルバムと12インチシングルで同じ曲で聴き比べをすると、その音質の違いの良し悪しは結構わかり易いんですけどね。
同じ曲の12インチシングルで生産国によって33回転と45回転異なる場合がありますが、コレを聴き比べすると、曲にもよりますがアルバムの時ホド、明確な違いはあまりカンジなかったりしますね・・・。
12インチシングルは、DJが使うモノだ・・・って思われたりもしますが、実はDJは、イイ音質でお客さんに聴かせたいというニーズから12インチシングルを選んでプレイするという部分もあったります。
フツーのリスナーとしても「好きな曲を出来るだけイイ音質で聴きたいっ!」っていう気持ちがあれば、12インチシングルは、かなりイイですよっ!

トコロで、19歳のムスコに「ジュークボックスって知ってる?」って訊いて見たトコロ、「知ってるよっ!レコードをかける機械でしょ!」って正確な答えが・・・。
「ナンで知ってるの?」と訊くと「どうぶつの森でアイテムとして買ったコトある」って・・・ん〜今風だな。
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定期的にアナログレコード界隈のニュースを拾い集めて紹介しているのですが、テレビニュースのトレンド的な話題を紹介するコーナーでアナログレコードの人気に関するコトを紹介していました。

レコード販売がCDに勝利 時代が逆流? 不便を選ぶ若者

ココ最近、レコード人気のコトを伝える大手メディアがホント、多くなりましたね。
特にテレビのニュース番組で・・・。
今回もアナログレコードの人気について8分も特集が組まれるとは・・・。
やっぱりこういったトレンドの紹介について動画での配信はメチャわかりやすいですね。
で、トーゼンオイラもニュースのタイトルにツラれてニュースを見ましたっ!
動画開始10秒でイキナリの記者さんのトーンアームの持ち方にツッコミを入れちゃうワケですが・・・(笑)
スクリーンショット 2022-02-11 8.21.45

しかし、このトーンアームのヘンテコな持ち方のシーン・・・アナログレコード人気を紹介するテレビニュースでは、一度ではなく何度も見ているのでその度に
「持ち方が違うーーーっ!!」ってツッコミが入ります。
だけどソレよりもこのシーンを撮影しようってディレクターとかカメラマンとか音声さんとか記者さんのバックには数人の制作陣がいるとは思うのですがダレもこのヘンテコな再生の仕方を「ソレ、ちょっと違いますよっ!」って指摘しないのか?って思うんですよね。
つまり、レコード人気の特集をしているんだけど、制作している取材陣は、ダレもレコードを触ったコトがナイ・・ってコトがその背景から伝わってくる・・・的な。
イヤ・・・もしかしてこのヘンテコな持ち方をあえてするコトで、視聴者にツッコませる余地を残してコメント欄で盛り上がってもらおうって意図もあるのかも・・・って思ったりもします。
しかしあまりにもテレビでこのヘンテコな持ち方のシーンを何度も見るものだから最近は「もしかして・・・この持ち方が今風なのか・・・?」って思っちゃったりします。(笑)
イヤ、サスガにソレは、ナイと思うケドね。
しかも番組で再生されているMichael Jacksonのアルバムの盤ソリもちょっとヒドいな・・・。
ドコでこんなグニャグニャに反ったレコード用意してきたんだ・・・と、冒頭からツッコミどころ満載ですが、内容としてはとてもわかり易く解説されていました。
このタイプの話題は、国内発の話題が多いのですが、N.Y.発の情報というのが、フダン接するコトがナイ情報というイミでは結構貴重なニュースかもしれませんね。

いや〜しかし、マンハッタンのイーストビレッジでレコード店を開店した人・・・スゴいですね〜。
通りに面した路面店で、結構な広い物件のようです。
ErgotRecords

家賃いくらするんだろう・・・ってこのレコード店のコトを調べてみました。
East Village のErgot Recordsっていうレコード店のようですね。
マンハッタンでは、老舗のA1 Records Shopのスグ近くでレコード店としては立地はバツグンってカンジです。
Time Outに今回テレビニュースで取材を受けたErgot Records に関する記事が掲載されていました。

上記の記事によるとパンデミックの最中で元々あったお店が閉店して比較的安く物件を借りるコトが出来たようですね。
といっても人気のエリアですから、ソートーな家賃だと思いますケドね。
ニュースでは、レコード店を持つコトが夢であった若い店主が夢を叶えたと伝えていましたが、Time Outの記事では、音楽レーベル・オーナーが事業の一環としてレコード店の開店に至ったってコトを書いていますね。
Time Ountの記事には、Ergot Recordsの店主がレコードの価格の高騰やコストが高止まりについて興味深いコトを語っていますね。
このアタリのコトは、同業者であるオイラも危惧しているコトなのでよくわかります。

ナゼ、デジタル全盛の今、アナログレコードなのか・・・っていうその人気の原因探しは多くのメディアで様々な意見が語られていますね。
まぁ〜若い人が、アナログレコードに興味を持つのは、やっぱり「新鮮」な体験にカンジるからじゃやないのかな・・・ってオイラは思うのですケドね。
あと、コレクションって部分も結構な割合があるんじゃないかな〜とも思います。
レコードって比較的カジュアルなコレクションアイテムだと思うんですよね。
本来は、収録されている音楽を聴く目的で購入するモノなんだけど、今は「聴く目的」っていうよりも、好きな音楽をカタチのあるモノとしてコレクションする目的のほうが大きくなってきているような気がします。
ニュースでも伝えていますが、やはりフダンはスマホでお気軽に音楽を楽しんで、ナニか特別な時だけレコードで聴くって楽しむスタイルになってきているようなカンジでしょうかね。
メインストリームのアーティストがアナログレコードをリリースするのは、アーティストの意向というよりレコード会社の売上の数字的な思惑のほうがデカいんじゃないかな〜(笑)
ストリーミングで再々されてもタブン、儲からないんでしょう・・・なので、比較的利益の高いアイテムとしてアナログレコードをプレスする・・・みたいな事情があるんじゃないでしょうかね。
特にパンデミック後は、ライブとかもなかなか開催出来ないし、そういったイミではアナログレコードの人気とコロナがイイようにハマったのかもしれません。
TikTokのバズりでレコードが購入されるってコトに関しては、以前オイラもブログで言及しました。


NEW YORK MODELS / LOVE ON VIDEO
NEW YORK MODELS / LOVE ON VIDEO の試聴
next recordsのサイトでNEW YORK MODELSのレコードを探してみる

ニュースの最後でご意見番が「レコードを聴くコトによる贅沢感」を語っていましたが、音楽って今はナニか別のコトをしながら聴くという「ながら聴き」スタイルが主流となっていると思うんですよね。
さらに、ソレもスピーカーから流れる音楽ではなく、イヤホンで聴く聴き方が多いと思います。
デジタル音源---アナログレコード
ながら聴きスタイル---音楽をメインで聴くスタイル
イヤホン---スピーカー
といった音楽との接し方自体が結構、別モノ的なカンジになっているんだと思うんですよね。
オイラの様なオッサン世代であれば、コレって昔からズーっとあった聴き方だけど、今の10〜30代の人からすると
「ナンだ?その聴き方は・・・?見たコトないぞっ!ナンかカッコいいかも・・・」ってなってるんじゃないのかな・・・って思ったりします。

ちなみに我が家には、20代のムスメ & 10代のムスコがいますが、自宅に数千枚のレコードとスグにプレイ出来るオーディオ環境があるにも関わらず、レコードにはまったく興味がナイので、若い人がレコードに魅力をカンジているっていうのもホンの僅かな人のブームなのかもしれません・・・?

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以前こんな記事をブログに書きました。
Instagram & レコード

カンタンな内容はというと、Instagramへレコード紹介をしてるのですが、ソコで紹介しているレコードに興味を持ってくれたお客さんが実際に、購入に至るまでが結構メンドイ・・・コレをなんとかしたいっ!
ってハナシです。
で、それからというもの、ナンだかやたらとFacebookから
「もっとお客さんにお店のコトを積極的にアピールしましょう!」
「お店の認知度をもっと高めましょう!」
といった内容のメッセージがやたらと届くようになりました・・・。
ん〜ナニやらオイラの行動が監視されているようでちょっとコワイんですケド・・・(笑)

ま〜毎日、Instagramへのレコード紹介もヤってるし、同じ記事をFacebookのショップページへ転載してるし、さらにGoogleへも商品のカタログを追加しているし・・・結構、イロイロ出来るコトはヤっているのですが、イマイチどれくらいの効果があるのかってコトは、正直わかっていません。
だけど、もっとお店のコトを知ってほしいっ!って気持ちはもちろんあるワケで・・・。
効果はあるのかどうかは、詳しく解らないけど日々地道な努力に勤しんでいるのです。
で、Facebookからの「お店の認知度をもっと高めましょう!」ってキャッチコピーにのっかって宣伝広告をやると実際どれくらいの効果があるんだろう・・・って思ったのでちょっとお試しにSNS広告をやってみました。

このブログでも書いたコトがありますが、オイラはレコード屋をはじめる前に広告デザインのシゴトについていたコトがあります。
そういったイミでは、広告効果のコトについては、何にもしらないレコード店主よりかは多少わかっているつもりではあるのですが、レコード店が出稿するネット広告については、ちょっと懐疑的な印象もあっていままで宣伝広告をまったくやってこなかったんですよね。
実際には、10年以上前にGoogleから「広告出しませんか?」ってカンジでクーポンが届いた時にちょっとヤってみたんですが、その時はそれ程効果が得られなかったというコトもあってそういった懐疑的な気持ちになっているのかもしれませんケドね。
しかし、今はネット広告の於かれる状況は、以前とはまったく違いますからね。
オイラ自身もSNSは積極的に活用しているので、以前のような懐疑的なネット広告の認識を改めたほうがイイのかも・・・と思い、イイ機会なのでホント、久しぶりにnext recordsの広告をFacebook & Instagramへ出してみるコトにしました。
宣伝に使える予算もそんなに多くないので微々たる金額ですが・・・(笑)
短期勝負で短い期間に広告を見る人のターゲットを絞ってFacebook & Instagramに出したんですよね。
ホントは、広告のイメージ画像にイロイロと凝ったコトをしたかったのですが、ナンカ制約が多くて全然思ったコトが出来ないんですよね。
例えば、宣伝コピーの文字数とかイメージ画像のサイズとか・・・。
伝えたいコトを簡略にするコト・・・っていうのは、解るのですが、限界があります・・・ならばと思いイメージ画像に見出しとなるキャッチコピーを入れたらひと目で解ってイイのでは?って思い画像を作って出稿してみると審査でNGをくらってしまう始末に・・・(泣)
規約ではイメージ画像の面積に対して●%以上文字を入れてはイケないというコトのようです・・・ん〜悩む・・・。

はじめのFacebookからの「広告だしませんか?」メッセージでは、「効果的な広告をカンタンに出せますよ」って触れ込みだったのですが、全然カンタンではなかった・・・。
何回か画像を作り直したのですが、結局すべてNGでオイラが出したい広告が全然出稿できませんでした。
で、結局メンドーになったので、じゃあソチラが思うテキトーな広告を出してよってカンジで、テキトーなイメージ画像を使ってテキトーなキャッチコピーでタブン、FacebookのAI的なナニかが自動で作ったようなおまかせ広告を出すコトになりました。
そして出来上がったのがコレ・・・。
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ん〜超テキトーなんですケド・・・コレ。
広告の目的は、ネットショッピングサイトへの誘導です。
オイラ自身が作るのであれば、「絶対にコレは、ナイな・・・」って思うような広告です。
果たしてこの広告を見てお客さんは、どういった反応をしてくれるのか・・・ホントに広告による効果はあるのか?
はじめは、懐疑的だったSNS広告ですが、ちょっと興味が湧いてきました。
世界でも最先端の技術を有するFacebook社(今はMeta社に変わりました)が、膨大なビッグデータを活用して最新のAI技術によって創り上げた渋谷の零細中古レコード店の広告の実力のホドは、如何にっ!?
ってカンジです。

で、数日後「すべての広告費を消化しました」というメッセージが広告効果のレポートともに届きました。
どれどれ・・・どんなカンジだったのかな・・・って見てみると。
広告を見た人の数 5,400人
実際に広告を見てリンクをクリックした数 180回
広告をみて「イイね」した数 30回
というった結果です。
5000人もの人へ広告が配信されたっていうのは、数だけ見るとモノスゴイ・・・かもしれません。
ま〜でもこの5400人って数は「レコードに興味がある人かも・・・」ってカンジで配信されただけで、0.1秒でスルーされている可能性もありますからあんまりアテにはならないですね。
で、広告を見て「ナンだ・・・コレは?」って実際に広告をクリックしてくれた人の数のほうが重要かもしれませんね。
5400人の人に届いた広告が180回クリックされてnext recordsのHPに訪れてくれた・・・ってコトは、全体の大体3%の人に対して広告の効果があったってコトですね。
残念ながら3%の内、どれだけの人がいくら位レコードを購入しただいたのかってコトは、データを取っていないので判りません。
で、広告を出している期間に当店のHPであらたに新規でご登録いただいたお客様は4名いらっしゃいました。
その4名のお客様の内、実際のレコードを購入していただいたお客様は2名いらっしゃいました。
ん〜どうだろう・・・この結果・・・。

CIRCUIT / RELEASE THE TENSION
CIRCUIT / RELEASE THE TENSION の試聴
next recordsのサイトでCIRCUITのレコードを探してみる

広告を出している期間に新規のお客さんが4名増えてその内、2名のお客さんが実際にレコードを購入してくれた・・・だけど、Facebook & Instagramの広告を見て会員登録してくれたりレコードを購入して頂いたのかってコトは、データからは読み取るコトはできません。
広告効果は、あったのか?それとも全然カンケーなくGoogle検索とかで当店のコトをはじめて知っていただけたのか・・・。
あーーー今思えば、もっとちゃんとデータ取っておけばよかった・・・って反省です(泣)

もしですよ・・・微々たる広告効果で4人のお客さん & 2件のご注文をゲット出来たのであれば、コレは小さなレコード店にしたらモノスゴイ、宣伝効果ですよっ!
いや〜ちょっと気になるな・・・コレは。
もう一回、今度はデータをちゃんと取るように設定し上で試してみる価値が、あるかも? ってちょっと思ってみました。

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先日、家族がスマホでネットショッピングをしている場面を偶然見かけるコトがありました。
その買い物する画面を見てちょっとビックリしたんですよね・・・。
通常、はじめて利用するオンラインショッピングサイトってこんなカンジでお買い物が出来ると思います。
ショッピングサイトで購入したい商品を選ぶ

ショッピングカートに商品を入れる

配送先の住所を入力する
(そのお店のアカウントを作る)

代金のお支払い方法を選ぶ

クレジットカードの番号を入力する

お買い物完了っ!

ってカンジで、結構なステップを踏まないと購入出来ないワケです。
オイラは、自分でもショッピングサイトを運営していますが、ショッピングサイトで商品を購入する消費者でもあります。
そんなオイラが、ネットショッピングでイチバン煩わしいって思っているコトは、ズバリっコレっ!「配送先住所の入力」なのです。
買い物をする時は、ポチポチとスマホをタップするだけで進行するのですが、この配送先の住所入力の画面になると小さな画面で文字入力を強制されるコトに結構なストレスをカンジています。
そういったコトもあるのでオイラ自身は、ネットショッピングの際は、もっぱらパソコンから購入するコトが多いのです。
しかし、最近はパソコンでお買い物をするよりもスマホで買い物をする方が確実に増えているんですよね。
ソレは、当店のような小さなレコード店においてもアクセス解析ログを見れば、一目瞭然でスマホ:PC=3:1くらいの比率なので、かなりの人がスマホ経由でのお買い物なワケです。
配送先の住所をそのショッピングサイトに一度だけ入力して登録すれば、次回からは比較的タップだけで買い物を完了できるのですが、この「一度だけの配送先入力」のハードルが、高い・・・というか、メンドーなんですよね。

家族がスマホでお買い物をしようとしていたハナシに戻りますが、商品をカートに入れた時にこんなマークが表示されていました。
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このマーク、コンビニのレジ横とかでよく見かける「Apple Payが使えますよ」というアイコンです。
Apple Payに関してはオイラもiPhoneを使っているのでフダンのリアル店舗での買い物やスマホのアプリの購入やアプリ内の課金で何度か利用したコトがあるのでトーゼン知っていたのですが、まさかショッピングサイトで利用できるとは思いもよりませんでした。
イヤ・・・正確に言うと実は、スマホ内のアプリだけでなく外部のショッピングサイトでApple Payが使えるというコトは数年前から知ってはいたのですが、まだまだ技術的な問題やApple Payの普及とかの絡みもあって実際にショッピングサイトへの導入はその時点では、ムリだろう・・・って思っていたんですよね。
ソレが今、もうフツーに使えるレベルまで進化していたっ!ってコトなんです。
で、このApple Payでの決済のスゴいトコロが、利用しているApple Payに登録されている配送先の住所に紐付けられているコトなのです。
つまり、既にApple IDにクレジットカードを登録して配送先の住所を登録しておけば、ショッピングサイトで買い物をする時に住所入力を一切しなくてもそのまま買い物が出来ちゃうという・・・コトなのです。
こんな画面のイメージです。
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で、ウチの家族は、はじめて利用するネットショッピングサイトにも関わらず、住所・氏名・電話番号の入力を一切を入力するコトなく買い物が出来たのをヨコで見ていて思わず
「スゲェーーーーーっ!」って思っちゃたワケです。

当店では、こういった住所入力の手間やクレジットカードの番号入力の煩わしさに関しては、出来るだけお客さんの負担を少なく出来るようになれば・・・というコトで、Amazon Payを当店のショッピングサイトに導入しています。
コレは、Amazonで買い物をしたコトがある人は、そのAmazonの買物情報を利用して、会員登録や住所入力を全部すっ飛ばしてレコードを買えちゃうという、決済方法なのです。
ネットショッピングでは、イチバン利用されているAmazonなのでサスガに当店のような零細レコード店で買い物をしたコトがある人であれば、Amazonのアカウントは持ってるだろう・・・というコトでHPのリニューアル時に導入しました。
3年前くらいにこのAmazon Payが使えるようにしたのですが、当初は、知名度もまだまだでイマイチ利用されていなかったのですが、昨年あたりからメチャ利用する人が増えたんですよね。
とりあえず一度、利用したらそのカンタンさにハマってリピートし続けるってコトもあるでしょうね。
だけど、Amazonのアカウントを持っていないと、結局は使えないというコトなんですよね。
ソコで、Apple Payの導入ですよ。
iPhoneを使っていれば、タブンかなりの確率でウォレットにクレジットカードが登録されているんじゃないでしょうかね・・・。
そういったイミでは、Amazon Payよりもさらに敷居が低いような気がします。
で、Apple Payが使えるということであれば、Google Payもっ!ってなります。
ホボ、同じ機能なのでこのApple Pay & Google Payの2つの決済方法を利用できるようにしておけば、配送先の住所入力は一切しなくても買い物が出来ちゃうのでは・・・?って思っちゃったんですよね。

ん〜どうでしょう・・・コレ。
イケそうな気がするんだケド・・・。

ANTHONY NICHOLSON presents LEGACY feat. MIKKHIEL / SEXY LOVE SONG
ANTHONY NICHOLSON presents LEGACY feat. MIKKHIEL / SEXY LOVE SONG の試聴
next recordsのサイトでANTHONY NICHOLSONのレコードを探してみる

ネットショップで買い物をする時って、そのお店のアカウントを作ったり、その時にログインのパスワードを設定したりと結構、煩わしいコトを強いられるんですよね。
eコマースを運営している当事者でもあるオイラ自身もはじめて買い物をする時に、二度と使うコト、ナイかもしれないショッピングサイトでIDとかパスワードとか覚えてられないよなぁ〜って思っているんですよね。
ん〜運営者側的からすれば「お願いしますっ!登録してくださいっ!」って気持ちは、山々なのですが・・・(笑)
究極のトコロ、スマホの画面でポチポチと数回、タップするだけでレコードが買えちゃうように出来ればっ!って思うワケですよ。
アカウントを作ったり、パスワードを設定したり・・・そんなの全部、ナシっ!数回ポチるだけで次の日には、欲しいレコードが自宅に届くっ!コレですよ・・・目指すレコード屋サイトはっ!
ん〜Apple Pay & Google Payの導入・・・真剣に検討してみます。

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昨年の年末に当店のWEBサイトの一部の機能をリニューアルしました。
その時のコトを書いたのがコレ。
ほしい物リストをリニューアルっ!

上記の機能を手直しした時に、改めてもっと便利にならないかなぁ〜って思ったんですよね。
まぁ〜この「こんなWEBサイトにしたいっ!」って気持ちになるのは、度々ムクムクと沸き起こるのですが・・・。
ネットで欲しいモノを買うっていう行為自体は、もう日常生活で当たり前になっている昨今ですが、買い物がしやすさとか、欲しいものを見つけやすいっていう部分をもっとナンとか充実出来ないものだろうか・・・って思っているんですよね。
先に書いたほしい物リストのリニューアルっていうのも、今は買わないケド、あとで買おう・・・っていう気持ちのちょっと横において置くという「欲求の保留」というカンジで利用していただけるお客さんには、便利な機能だと思います。
しかし、まさか数百枚ものレコードを「ほしい物リスト」へ追加するというオイラの想定以上の欲求が、あったとは・・・ちょっと想定外でした。
お客さんのレコードへの渇望は、ハンパないというコトがよく解りましたケドね(笑)
上記の「ほしい物リストをリニューアルっ!」記事にもちょっと書きましたが、欲しい度ゲージ機能やメモ機能も追加できれば、イイな〜とは思っているのですが、今イチバン、思うトコロは、ズバリっ、コレっ!
「インスタグラムとの連携」
なのであります。

このブログでも文末に・・・
「インスタグラムやってまーす」と記載しているワケですが、ありがたいコトに最近は、Instagramで紹介したレコードを結構な割合でご購入していただけるようになりました。
例えば、こんなカンジでレコードの紹介をしてるのですが・・・。

で、インスタで偶然、オイラのレコード紹介記事を読んで
「お〜メチャ、カッコいいな〜コレ。ちょっと欲しいな・・・」って思った人がいます。
だけど、ザンネンながらこの画面からポチッとボタンを押して買うコトが出来ないんですよ・・・。
じゃあ、「このレコードが、欲しいな・・・」って思ったお客さんはどうやったらこのレコードを購入するコトが出来るのかっていうと・・・
■インスタのオイラのプロフィール画面に記載されているnext recordsのURLをタップして
■当店のHPの画面で検索窓に「アーティスト名 と 曲名」を入力して検索して
■表示されたレコードの詳細画面からカートにレコードを追加して
■商品の送り先を入力して
■決済をする・・・
という、超メンドーなステップを踏まなきゃ購入出来ナイという・・・こんなんじゃ、「レコード欲しいーーーっ!」って気持ちも萎えちゃいますよね・・・フツーは。
すいません・・・本当に・・・お手数をおかけして。
また苦肉の策として上記のインスタの記事の文末にも書いていますが
「お気軽にDMをど〜ぞ」と書いていますが、会ったコトもなければ、ハナシたコトもナイ、レコード屋のオヤジにDMを送るなんてコトって、フツーはちょっと気が引けますよね・・・。
だけど、紹介したレコードをWEBサイトから購入してもらえたり、時々DMから「買いたいですっ!」ってメッセージをいただけるという、実際に購入に至るまで何重にも難易度の上がった状態にも関わらず、買っていただいているワケです。
単純にインスタの記事の中でURLが記載されていたらその部分がリンクになってくれれば、カンタンに買い物が出来るんですよね・・・だけど、タブンInstagramの方では、ユーザーの囲い込みをしたいので絶対に、アプリ外へユーザーを出したくないという大企業の思惑もカラんでいると思います。

しかし、知っている人もいるとは思うのですが、実はコレ、Instagramの機能としては、ポチッとボタンをタップして購入できる機能が既に備わっているんですよね。
Instagramショッピング機能(Shop Now) ってヤツですね。
じゃあ、その機能を使ってInstagramからダイレクトでレコードが購入できるようにすればイイじゃん・・・って思うのですが、コレまたソレはソレで今度は、オイラ側の方に相当な負担がかかってくるんですよ・・・。
「ナンじゃソレーーーって!結局、レコード屋のオヤジの都合かいっ!」って思われそうですが・・・すいません・・・その通りです。
コレは、1点モノという中古レコードならではの特性という事情もあったりします。
新譜のレコードのように同じレコードが何枚もあれば、このショッピング機能は絶大な効果があると思うのですが、1点モノのアイテムで利用するためだけに、商品の購入ページを毎回作り込まなければイケないんですよね。
サスガにちょっとソレは・・・ってカンジで出来なくもナイのですが、やはりちょっと躊躇しているワケです。
でも、他のショッピングカート・サービスを見てみると、カート機能のヒトツとして自動で出来たりしています。
ソレを見てオイラは・・・
「コレだーーーーーっ!」って思ったワケです。

で、もしこのnext recordsのWEBサイトでInstagramショッピング機能と連携が自動で出来ればっ!って思ったんですよね。
ん〜コレは、結構大掛かりなリニューアル案件になりそうなカンジがします。
2020年からはじめた毎日1枚ずつ追加しているInstagramでのレコードの紹介ですが、現在900以上の投稿数となっています。
小さなお店的には、結構なボリュームなっています。
ナニよりコツコツとして日々の積み重ねでコレはコレで結構な資産になっています。
せっかく、毎日投稿しているんだからもっと役立てたいな〜って思うワケです。

BARBRA STREISAND AND BARRY GIBB / GUILTY
BARBRA STREISAND AND BARRY GIBB / GUILTY の試聴
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実は、年末年始の休み期間中にInstagramショッピング機能(Shop Now) を利用できるように設定をイロイロとイジっていたんですよ。
しかしっ!ナゼかウマく機能しません・・・(泣)
自分なりに「コレで間違いない!絶対にイケるハズだっ!」って確信をもってヤったのですが、何度ヤってもダメ・・・。
しまいには、「ナンでダメなんだ・・・」ってココロが折れそうになりました。
イロイロな解説サイトを見て勉強したのですが、とにかくウマく機能しない・・・。
既にこのコトだけにかけた時間は10時間以上です・・・泣きそうです。
どうしよう・・・いっそのコト、自動で出来るようにサイトのリニューアルをヤルべきか・・・?

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