渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

タグ:渋谷レコード店日記

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円安・・・相変わらず、進行していますね。
このブログでもココ最近、円安のコトを度々話題にしていますが、先日は「24年ぶりに139円を突破した!」ってニュースになっていました。
$1が139円ってオイラがレコード店をはじめてからココまで円安になったのは初ですね・・・。
というか、もしレコードの仕入れを直接海外は出向いて仕入れる買い付けメインでやっていたらと思うと、ちょっとオソロシイです。
エアチケットも高いし、現地での滞在費も高い、レコードも高い、日本への輸送費も高い・・・ちょっとコレ、どうやってコストを吸収できるのか解らないくらいのレベルではあります。
8月のお盆の連休は、日本からの海外旅行は大幅に落ち込みそうな予感がします。

一方、逆の見方で海外の人からすると日本が円安でとメチャお得感アリアリの状態です。
当店も海外からのお客さんからのご注文が5〜7月にかけて過去最大に増えています。
タブン、世界的にみて「レコード人気」っていうのも大きくカンケーしていると思うのですが、更に円安が拍車をかけているようで海外のレコードマニアからすると日本のレコード市場は、絶好の狩場になっているようなカンジですね〜。
しかし、当店で販売しているHipHopのレコードをアメリカの西海岸とか東海岸に在住しているお客さんが買っていくというのは、なかなかちょっとフクザツな心境でもありますね〜。
ま〜やっぱり現地では、それくらいナイんでしょうね、レコードが。
このあたりのコトは、以前にも話題にしました。
レコードの価格問題について想う

先日、ご来店いただいたお客さんとこんなハナシをしました。
以前から欲しいって思っているレコードがあったトコロ、当店でそれが入荷したコトを知ったのでカートに入れて他に一緒に購入するレコードを物色していて、数分後に購入確定しようとしたら「在庫がありません」と表示されたようです。
要するに、そのお客さんが、購入しようと思っていたお目当てのレコードが、他のレコードを見ている間に別のお客さんが先に購入してしまって買うコトが出来なった・・・というコトでした。
オンラインショッピングを運営している側の中の人的には、「ホント、すいません・・・」ってカンジなのですが、コレばかりはもう先着順なのでお店側ではどうにも対応ができません。
購入したかったレコードは、まぁまぁのレア盤でしたし、他のお客さんとニーズがカチ合ったんでしょうね。
結局、当店ではお目当てのレコードを購入できなかったお客さんは、海外の某大手マーケットプレイスでそのレコードを購入したそうです。
で、後日、訊いたおハナシでは、レコードは、無事届いたのですが、その購入金額が思いの外、高かった・・・とちょっとお嘆きでした。
レコード自体の価格は、納得できる価格だったので購入を決めたようですが、送料がハンパなく高額だったようです。
ん〜コレ「海外からの通販の送料が高い問題」ですね。
レコードの価格に関しては、結構気になるんだけど送料ってその発送される国によって大きく価格差がありますからね。
しかも売り手の送料設定や利用する配送業者によってまた差があったりするという・・・結局、欲しいレコードは見つかっても実際に購入する時に総額いくらになるのかってコトを相当、気にしないとイケないというコトですね。

このブログでも以前、言及したコトがあるのですが、日本からレコードを1枚送る送料と海外からレコードを1枚送る送料とのその国の経済事情や物価事情が大きくカンケーしていて、その価格差が2倍とか3倍とかになる場合が結構、あったりするんですよね。
レコード自体の価格は、数$で「結構、安いな・・・」って思ってもその送料が$30とかってコレもよくアリガチなんですよ。
で、そのお客さんが欲しかったレコードは、まぁまぁのレア盤だったコトもあり海外での販売価格は、ホトンド日本の販売価格と変わらなかったとのコトでした。
しかも、届いたレコードのコンディションは、「ちょっとビミョー」だったようです。
だけど、レコードを受け取った後日、配送業者から封書が届いたそうです。
で、封書を開封してみると「関税の立替費用のご請求書」が入っていました。
要するにまぁまぁの価格のレコードを購入したのでその購入金額に応じた関税が課せられたようです。
で、配送業者が税関での通関をする際に、購入者の関税を立て替えて払ったので「その税金と立替手数料を併せてお支払いください」という内容のコンビニでの支払いが出来る請求書が届いたようです。
その金額、2000円・・・

コレ、ちょっとショックですよね〜。
決してお得に購入できたレコードでもナイのにレコードを受け取った後に追加で費用を払うように・・・という追い打ちがかけられるって・・・。
オイラの想像ですがタブン、税金が1000円で配送業者の立て替え手数料が1000円って内訳でしょうね。
でお客さん曰く「今まで何度か、海外からレコードを買ったのに税金はかからなかったのにナンで今回は、課税されたんでしょうかね〜?」ってコトを言っていました。
フダン、海外からの輸入や輸出をしたコトない人は、あまり知られていませんが、レコードを送った配送業者で 課税がされる or 課税されないか ってコトが大きくカンケーしています。
コレは、某大手海外輸送業者さんから訊いたコトなのですが、売り手が「郵便」を利用して配送した場合は、税関でランダムで選ばれた荷物に対して課税されるコトに対して、売り手が「民間の配送業者」を利用して配送した場合は、申告金額に対してホボすべての荷物に課税されるのです。
売り手が郵便を利用した場合も時々、課税されるコトがありますが、コレはもうランダムで選ばれてしまったので仕方がナイとしか言いようがありませんね〜。
だけど、郵便の場合は、課税された関税徴収に関する取扱手数料が200円と比較的安いんですよ。
なので、今回の場合だともし売り手が郵便を利用して荷物を送っていれば関税1000円+取扱手数料200円の1200円だったのです。
もしくは、運が良ければ、0円になっていたかもしれません。
そのお客さんが、今まで海外からレコードを買った時に、売り手が郵便を利用して配送、そして購入価格がそれホド、高額ではなかったので課税対象にはならなかったのかもしれません。
しかし、今回の場合は、まぁまぁの購入金額で売り手が民間の配送業者を利用して出荷したので課税されたんでしょうね。

日本でレコードを購入する時って消費税くらいしか意識するコトないのですが、海外からの買い物をして輸入する場合は、フダン意識するコトなんてない関税がかかるとは・・・しかも先に書いたように円安のコトや配送料高い問題もありますし、・・・なかなか安くレコードを手に入れるのはムズいですね。
前記した某大手海外輸送業者さんのハナシでは、コロナ禍になってから海外通販を利用する人がメチャ増えたって言っていました。
だけど、コレまで海外通販を利用したコトがない人まで利用するようになってそういった関税絡みのトラブルがとても増えたって言ってましたね。
商品を受け取った後になって高額な税金の請求がされて「税金を払いたくない!」とか「こんなに税金がかかるのを知っていたら買わなかった!」とかって荷物を受けった後にゴネル的なコトがよくあるそうです。
ソレを配送業者に訴えてもね・・・(笑)
最近だど、海外の通販サイトも多言語されていて日本からアクセスしたら海外サイトであってもフツーに日本語表示されて日本からでも国内のネット通販と変わらない様なカンジでクレジットカードを使ってあっけなくカンタンに買い物が出来ますしね。
レコードに関しては、関税はまだ、安い方ですが、やはり高額なレア盤を購入する時は、税金のコトまで考えて購入した方がイイですね・・・って、オイラは、思うのですがフツーに一般にレコードを買っている人からしたら、海外でレコード買った場合は、どれくらいの価格でいくらの税金がかかるのかナンて解りませんよね〜。

JAY-Z / DEAD PRESIDENTS
JAY-Z / DEAD PRESIDENTS の試聴
next recordsのサイトでJAY-Zのレコードを探してみる

そのお客さんから、「ネクストさんで売ってるレコードの値段と海外通販で買ったレコードの値段って総額だと海外から買ったほうが割高だったんですが、やはり業者さんって一般の人が買うよりも割安で購入出来るルートってあるのですか?」って訊かれました。
イヤイヤ、そんな特別なルートなんて存在しませんっ!
タイトルによっては、全く利益が出せない仕入れもする場合がありますよ。
だけど、そういった「ナンだコレーーーっ!」って思ってもらえるようなタイトルも入荷しないとお客さんに見てもらえないですからね。
そういったイミでは、宣伝効果的な部分もありますね。
ん〜しかし、今の円安・・・早く、海外からの渡航制限がなくならないものかな〜だけど、コロナの感染者数も過去最大に増えてるみたいだし、また、入国制限が厳しくなる方へ向かいそうな予感がしますね。

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aleph_fireonthemoon_ger
イヤ〜ホント、「レコードを最近、聴きはじめました〜」って人が増えてきたなぁ〜ってコトを実感している渋谷の零細中古レコード店主であります。
特に、週末の土日は、そういった「最近レコード聴きはじめた組」のお客さんの来店が多いですね。
楽しいんでしょうね〜レコードを聴く環境が揃って、好きな曲のレコードを探すためにレコード店巡りをしてお目当てのレコードを見つけてソレ等のコレクションが増えていくってコトが。
先日、当店でレコードをご購入いただいたお客さんから
「買ったレコードを家で聴くと針飛びがするんですケド・・・」ってご連絡がありました。
別に「オイっ!オタクで買ったレコードが、針飛びするやんけっ!不良品を掴ませやがてっ!どないなっとんねんっ!」って調子では全然ナイんですケドね〜(笑)
関西弁なのは、あくまでイメージです。

ご連絡いただいたお客さん、その音飛びするレコードを店頭で購入前に試聴しているんですよ。
その時、一通り試聴していただいて「イイ曲ですね〜」ってご購入してただいたのです。
お客さん的には「お店で聴いた時は、ナンの問題もなかったのに・・・ナンで?」って思ったんでしょうね。
オイラには、お客さんの自宅で針飛びが起きる状況というか原因ってナンとなく想像がつくのですケドね。
電話でそのコトを説明してもなかなかお客さんへ要領を得るようにお伝えしにくいので次にご来店時にその針飛びが起きるレコードを持ってきてもらうようにお願いしました。
で、先日ご来店いただいた時に、店頭のターンテーブルでその針飛びが起きるレコードをプレイしてみると・・・トーゼン、針飛びは起きません。
その時に、お客さんへレコードの針飛びが起きる現象について説明したのですが、意外にも「へぇ〜そうなんですか・・・ソレは、知りませんでいた!」ってカンジだったので、今回はレコードの針飛びに関するハナシをしてみます。

主にレコードの針飛びには、その原因がレコード自体にある場合とレコードプレイヤーに原因がある場合の2つのパターンが想定されます。
レコードに原因がある場合は、レコードをキレイにクリーニングするコトで、針飛びが改善出来る時と、物理的にレコード盤に刻まれている音溝が破損していて針飛びが治らない場合があります。
レコード盤が著しくヨゴレていたり、時々あるのですが大きなホコリやゴミが音溝に付着していて再生時にその部分にレコード針がさしかかった時に、ゴミがレコード針がトレースする音溝を塞いでしまっているコトでレコード針がジャンプしちゃって再生時の音が飛ぶワケです。
ま〜コレは、よくあるケースで、レコードをキレイにしてあげるコトで針飛びが起きなくなります。
このブログでも今までにレコードのクリーニング方法は、何度も紹介していますのでソチラを読んでください。
極めろっ!レコード磨き道!

で、レコードの音溝に物理的に破損している場合、いわゆるレコードに致命的なキズが入っていて音飛びが起きる状況・・・コレは、もうダメです、ザンネンですが諦めてください。
買った直後のレコードでこういったキズによる針飛びが起きる場合は、もしかしたらレコード店に問い合わせる親切なショップであればナンらかの対応をしてくれるかもしれませんが、キズの入ったレコードは、基本的に治すコトは出来ないと思ってください。
注意すべきは、中古レコードは、店頭で購入する時には、出来るだけ自分でコンディションチェックをするコトをオススメします。

で、今回のお客さんからのお問い合わせがあったケース・・・コレは、お客さんが使っているレコードプレーヤーに問題があったケースです。
この記事の冒頭でも書きましたが、最近レコードを聴きはじめた人にアリガチなのですが、レコードプレーヤーのセッティングがキチンとされていない場合がとても多いような気がします。
イヤ、実は、もうナン年もレコードを聴いている人でも正しくレコードプレーヤーのセッティングを理解できている人は、あまり多くナイのではないかな・・・って思うフシもあります。
レコードプレーヤーのセッティングって決して難しいコトではナイのですが、或るイミ適当にセッティングしてもそれなりにレコードの再生が出来ちゃう部分もあるので「ちゃんと再生出来ているので、コレでイイんだろう・・・」ってカンジでダメダメなセッティングのまま、使用されている場合も多いようなカンジなのでしょう。
今回のお客さんの針飛びが起きたケースは、レコード針が特定の箇所にさしかかった時に「プッっ!」とレコード針がレコードの内側に進んでしまうとのコトでした。
コレね・・・時々あるのですが、要するにカートリッジの針圧・トーンアームの高さ・アンチスケーティングの設定が正しく出来ていないようでした。
針圧とトーンアーム高さの設定は、結構目でみて解るコトなのですが、アンチスケーティングは、「コレは、一体どんな働きがあるの?」ってコトを理解していない人も多いようです。
ちょっと解りにくいですよね・・・アンチスケーティングって、ダイヤルをひねってもナニが変わっているのか目で見てわかりませんしね。

カンタンですが、アンチスケーティングとは一体どんな設定なのかというコトを説明します。
ターンテーブル上でいつも右回りに回転しているレコードの上にレコード針の載せるとレコード針は、内側つまり音溝の進行方向へ常に進もうとするチカラが働いているんですよね。
コレをサイドフォースっていうのですが、その状況ではレコードはいつも針飛びが起こりやすい状況になります。
ま〜そうですよね、常に横側にチカラがかかっているワケだからレコードの音溝の振幅の状況によっては、レコード針がサイドフォースのチカラに負けて本来トレースしなければイケない音溝を1本飛ばして再生しちゃうコトで音が飛んじゃうワケです。
で、常に内側へ進もうとするレコード針を外側へ引き戻そうとするチカラを加えるのが、アンチスケーティングなのです。
文章で書いても解りにくいのでテスト動画を見てください。
下記のレコードプレーヤーは、アンチスケーティングの数値を0、針圧も0gにした時にレコード針は、フワッとバランスよく浮いて停止した状態ですが、アンチスケーティングの数値を増やすとトーンアームが外側に引っ張られて手前に戻ってきているのが解ります。

このようにレコード針が内側に進もうとするチカラ、つまり針飛びがしやすい状況をアンチスケーティングによって引き戻すチカラを加えて打ち消して相殺させるという機能なのです。

鉢飛びが起きたお客さんのレコードプレーヤーは、アンチスケーティングの数値が0になっていた様で、常に内側に進もうとするチカラがかかっていて針飛びが起こりやすい状況だったようです。
ん〜コレね・・・アンチスケーティングの数値が0でも意外と針飛びとか全然起きない場合も多いので問題なく再生できているからコレでOKなんだろう・・・って思い込みやすいんですよね。
そして、普段問題なくレコードの再生出来ている状況で、新しく買ったレコードで針飛びが起きるものだから「不良品のレコードだっ!」って思っちゃうようです。
最近レコードを聴きはじめた人ってやはりトーゼンですが、最近レコードプレーヤーを購入した人でもあるワケです。
特にレコードプレーヤーの定番機種であるTechnics SL-1200を手に入れた人の多くは、中古で買った人も多いんですよね。
そういうコトもあって、サスガにレコード針は中古では問題ありスギなので新品を用意して説明とかを読んだりYouTubeで見たりして見よう見まねで設定するようですね。
だけど、アンチスケーティングがどういった機能・働きをしているのかってコトは、あんまり詳しく解説されていないんですよね。
中古で買ったTechnics SL-1200ってホトンド、取扱説明書も付いていませんしね。
コチラでTechnics SL-1200の取扱説明書をダウンロード出来るので今まで一度も読んだコトがなければ、一通り目を通してみるのも良いかもしれませんね。

というか、上記の説明書でもアンチスケーティング機能のコトは、全然解説されていませんね〜。
Technicsの取説では、針圧の同じ数値のアンチスケーティングにするよう推奨していますね。

この記事を読んで「アレ?俺ってターンテーブルのセッティングってちゃんと出来ているのかな?」って思ったら一度、SL-1200の取扱説明書を読んで正しいセッティングをもう一度見直してみるのもイイかもしれませんね〜。

ALEPH / FIRE ON THE MOON
ALEPH / FIRE ON THE MOON の試聴
next recordsのサイトでALEPHのレコードを探してみる

当たり前ですが中古レコードって同じ曲であってもコンディションは、ソレこそ千差万別なんですよね。
しかも、中古レコードを販売しているレコード店もキチンとクリーニングしているお店もあれば、盤面にホコリや指紋が付いたまま販売されているレコード店もあったりして、オイラ的には「コレは、ナイでしょう〜」って思うようなコンディションもフツーに店頭に並んでいる場合も多いんですよね。
最近レコードを聴きはじめた人もそうった中古レコードのフクザツな状況のコトをよく解らないまま、新品のレコードと同じ様な感覚で購入しているフシもあるようで、イヤイヤそんな買い方で大丈夫?って心配になったりします。
特に中古レコードやレコードプレーヤーに関しては、ヤフオクとかメルカリでの購入が盛んですからね・・・一般の人が知識のない売り手が、知識のない買い手に千差万別の中古アイテムを販売するという状況ですね。
衣料とか書籍ならイイと思うのですが、レコードとかプレーヤーは、そのアイテム独特の状況や背景をちゃんと理解できていればイイのですが、既に販売されて20年とか30年のある種、アンティークなアイテムですからね。
ん〜なかなかのカオスな状態です・・・(笑)
当店では、中古のTechnics SL-1200の販売もしているのですが、買い取り査定の時にコンディションのチェックをするのですが、「コレは、ちょっとダメだな・・・」って思うSL-1200も多いですよ。

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peterbrown_thegame
こんな記事を読みました。
「20年で2倍。直近さらに…」輸入盤アナログレコード値上がりで音楽ファンの悲鳴
ザックリと記事の内容を要約すると・・・
■輸入レコードの価格が上昇している
■その要因は、物価高、円安、レコード人気
■アナログレコードで音楽を楽しむのは、お金のかかる趣味になるかも

といった内容です。

このブログでもレコードの価格がグイグイ上がってきているコトについて書いたコトがあります。
レコード人気については、ココ最近に始まったばかりではなくってもう、カレコレ5〜6年位からメディアで頻繁に取り上げられるようになりました。
で、そのレコード人気に拍車をかけたのは、コロナでしょうね〜やっぱり。
2020年からはじまったコロナの影響で外出を控えるようになった人が、もともと小さなムーブメントであったレコード人気にドドドーっとノッかった状態になったようなカンジです。
思い返せば、ウチの店でもコロナ禍になって通常の店舗営業が出来なくなって、「ヤバいっ!どうしよう・・・」って不安の中、ネット通販が想像以上に好調で店舗営業を自粛しているにも関わらず、この超難関なコロナ禍を乗り切るコトができましたからね。
しかし、徐々にコロナが収まって人々の経済活動が盛んになっていくに伴って、世界的な物価のインフレが問題になってきました。
中古レコードの販売という世間的には世の中の経済活動とはかなり遠い距離に位置するようなウルトラニッチな事業なのですが、ココに来てまさかまさかの影響をモロに食らうになるとは、1年前には想像もしませんでした。
世間のレコード人気のメインストリームである、一連のシティ・ポップ人気については、ウチのお店的にはまったく無関係だと思っていて、「あ〜そういうのが今流行っているんですね・・・ウチとはカンケーないですけど・・・」ってカンジで遠目で観ていたのですが、ココ数ヶ月あたりの売れ行きからは、「アレ?ちょっと潮目が変わってきたかも・・・」って思うようになってきました。
少し前にこんな記事を書きました。
レコード購入のお客さんが爆増中っ!?
ホント、店頭のレコード棚が若干、空き傾向になっています。
さらに、「まだまだストックしている在庫あるでしょ〜」ってタカを括っていたタイトルが、売り切れて1枚もナイっ!ってコトも起きています。
要するに店頭に在庫しているレコードがコレまでよりも動きが出てきたっていうコトが目に見えて解ってきているようなカンジです。

レコードの在庫が減ってきているので目玉になるような目ぼしいタイトルをあらゆる方法やツテを使って仕入れるように日々努めているのですが、もうとにかく仕入れコストの上昇がハンパなく上がってきているんですよ・・・コレがもうヤバいくらいにっ!
取引のあるディーラから提示される価格が去年までは$10くらいだったモノが、シレーっと$20って書いてあったりしています。
$10が$20って倍ですよ・・・しかも、昨今の円安で20〜30%さらに仕入れ値が上昇ですよ・・・つまり230%の仕入れ値上昇です・・・くぅ〜キツいっ!
しかも送料が、メチャ高いんですよ・・・もう、泣けるくらいに。
通常の郵送料に加えて燃料チャージとか緊急事態なんちゃらチャージとかが上乗せされちゃって、1年前の送料と比べると大幅上昇しちゃっています。
だけど、ソレを仕入れて販売価格を2倍とかにサスガに出来ないですしね〜。
販売している商品価格をカンタンに値上げするのは、如何なものか・・・っていう今の日本人特有のメンタリティって部分もアリますしね。
しかし、海外ではそのアタリは、もうまったく容赦ナイんですよ。
ディーラーからの在庫リストに良さげなレコードが何枚もあって、「イイな〜コレ、だけどちょっと値段が高いな・・・どうしようかな・・・」って1日考えて、「やっぱり仕入れようっ!」って決断した時には既に「SOLD OUT」になっていますからね。
カンゼンに、競合他店に買い負けているワケです・・・世界的に有名で引く手あまたなタイトルなら仕方がありませんが、「イヤ、こんなタイトル、日本人しか買わないでしょ・・・」って思うようなレコードでも負けてます・・・(泣)
ん〜も〜躊躇していたら買い負けるというバイヤーとしては、一番悔しい屈辱的な事態です(笑)
先日、通販に使うダンボールやレコードの袋なんかも取引業者さんから価格改定のお知らせがきました。
一部のレコード店では、購入時のお買い物袋に10円かかるお店もありますよね。
些細な価格上昇なのですが、長い目で見たらボディブローのように後から効いてくるかもしれませんね。

そして、もうひとつ気になるコトが、円安の影響もあってだと思うのですが、海外からのネット通販が、ココ2〜3ヶ月の間に結構、増えてきたんですよね。
客観的にみたら「ソレって景気イイコトじゃナイの?」って思うのですが、店主としてはナニゲにちょっと想うフシもあるんですよね。
だって、アメリカに在住している人が、当店のHipHopの在庫のレコードを通販で買いたいっなるんですよ。
「イヤイヤ、それ地元のレコード屋や自国のネット通販やebay、Discogsで買えばイイんじゃないの?」って思うのですが、あえて極東の日本の零細レコード店である当店へネット通販のオーダーが入るって・・・コレは、タブン価格の逆転現象が起きているとしか思えないんですよね。
時々、世界のレコードマーケットでの相場観を調べるために海外サイトでの販売価格を調査するコトもあるのですが、当店で1280円で販売しているレコードが、海外では$20〜$30で販売されているケースも少なくありません。
さらに円安でしょ・・・そりゃ〜渋谷の零細レコード店にもオファーが来ますよ。
自分のレコードをヤフオクで販売している知人がいるのですが、こんな海外のレコード事情を先日ハナシしたら
「そういえば、入札代行業者からの落札が最近、メチャ増えてきましたよ」って言っていました。
どういうコトかというと海外のレコード好きな人が日本のヤフオクを見て欲しいレコードがあったとします。
だけど、海外からはカンタンにヤフオクへは入札が出来ないんですよね、ソコでそういった海外に在住している人の為に「入札代行業者」っていわれる業者が仲介で入札・落札して届いたレコードを購入希望者の国へ発送するという事業が成立しているのです。
結局、日本のヤフオクが海外のレコードマニアの狩場になっているというコトですね。
ん〜スゴい時代になったものだ・・・と思う半面、一抹の不安もあったりとちょっとフクザツな心境ですね。

ソロソロ、日本への渡航者数の制限が撤廃されるようなカンジになりつつありますよね。
海外からの訪日客が大勢日本に訪れてインバウンド需要が高まるのは、ウレシイのですが、ガンガンに売れた後に仕入れが出来るのか・・・ってその後のコトまで考えると・・・なかなか安易な気持ちではいられないような気もするような、しないような・・・(笑)
先日、地方都市に住んでいる知人から「コッチの地元では深夜帯だけど『レコード買い取り』のテレビCMが流れてるよ〜」って連絡がありました。
「レコードの買い取りのためにテレビでCMを流すのか・・・」って驚きました。
つまりテレビでCMを流すというソコまでしないとレコードの買い取りが追いつかないって状況になっているようです。
今から半年ホド前にこんな記事を書きました。
“底なし”のレコード需要 ~人気再燃のなぜ?~
日本で買い取ったレコードをドイツへ送る業者さんに関する記事です。
HMVやタワーレコードも積極的に買い取りを行っていますし、既にレコードの争奪戦が勃発しているのかもしれません。

オイラの憶測ですが、これ等の一連の状況と流れから推測するとタブン、上記の紹介記事の通りレコードの販売価格が今後、上昇するような気がします。
ん〜それに、これからレコードの値段が下がる方向とその理由がまったくナイってカンジですしね。
もし、お目当てのレコードがあるならば、お早い目にど〜ぞ。

PETER BROWN / (LOVE IS JUST) THE GAME
PETER BROWN / (LOVE IS JUST) THE GAME の試聴
next recordsのサイトでPETER BROWNのレコードを探してみる

時々、取引をしているカナダのディーラーから「山下達郎や角松敏生のレコードを送って欲しいんだケド・・・」って連絡がありました。
で、オイラは、「送るコトは出来るケド、あなたはいくらで購入したいの?」ってメッセージを送ると「$75〜$80で買いたいんだケド・・・」って返事が。
ん〜ソレって、ヤフオクで売ってる値段よりも安いので、「そんなに安くで買えないよ〜」ってヤフオクの落札価格のリンクと入札代行業者を紹介してあげました。
日本だけでなく海外のレコード業者も仕入れに関しては同様に苦労しているようですね〜。

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earthpeople_reachupto
当店では、日常的にアーティスト + 曲名で1日に何度もググってレコードのコトを調べるコトが多いのですが、検索結果でディスクユニオンが頻繁に上位表示されるんですよね。
まぁ〜中古レコード店としては、日本最大規模のレコード店のHPなのでSEO(検索エンジン対策)もバッチリ行っていると思われるし、利用者も日本全国にたくさんいるだろうし、Googleの評価も最高ランクに値するという位置づけという理由から検索結果で上位表示されていると思います。
そんなディスクユニオンのオンラインサイトなのですが、2022年6月25日にGoogle検索の上位表示されてたリンクから辿ってアクセスしてみると、「メンテナンス中」という表示がされて見たいと思う商品ページにアクセスできない状態になっていました。
「メンテナンス中」の表示を見て、「おぉぉっ!ディスクユニオン、オンラインサイトをリニューアルするのかな?」なんてノンキなコトをオイラは、思っていたのですが・・・。
2022年6月29日になって、Yahoo!のトップページのニュース・トピック欄に「ディスクユニオン『顧客データ70万件』漏えい」の見出しがっ!
ディスクユニオン「顧客データ70万件」漏えいで従業員も嘆息「もうこの会社は終わり」
なかなか強烈な見出しです・・・。
要約すると、下記のようなカンジです。
-------------
■29日にディスクユニオンは、個人情報が漏えいした恐れがあるとして謝罪した
■漏洩したのは、ディスクユニオンのオンラインショップに登録された70万件の個人情報
■クレジットカード情報の漏洩はない
-------------
Googleのニュースでも多くのメディアでこの問題が取り扱われています。
個人情報の漏洩って大企業でも度々起こっていて問題になっていますよね〜。
だけど、個人的には利用したコトがまったくないサービスだったので、「あ〜またか・・・やっちゃったなぁ〜」なんて対岸の火事のような印象でそういったニュースを見ていました。
しかしっ!今回のディスクユニオンさんの個人情報漏洩に関するニュースは、お店の規模こそ違いますが、同じレコード店を営んでいる立場からすると、決して対岸の火事ドコロではなく、最悪漏洩する側になりかねない状況であるコトだと認識させられました。

各方面からニュースを読んでみるとディスクユニオンが今回の個人情報漏洩事件に関してイロイロとヤラカシているような印象もあります。
■2022年6月24日の時点で顧客情報漏洩の懸念があったにも関わらず、その発表が29日にまで遅れたこと。
■個人情報が漏洩した恐れがあったにも関わらず、ナニも問題がナイかのように店頭のキャンペーン告知を積極的に行っていたこと。
■顧客情報であるパスワードは、通常であれば、暗号化されてサーバーで保存されるべきなのですが、そのまま素の状態で保存されていたということ。
■第三者からの情報提供で顧客情報漏洩が発覚したこと。

どうやらお客さんからの指摘で「顧客情報漏洩」が解ったようなカンジですね。
他社のサービスでディスクユニオンから漏洩したメールアドレスとパスワードを紐つけてアタックがかけられた様です。
よくアリガチですが、パスワードの使い回ししている人も多いと思うのですが、2段階認証を設定しているサイトでディスクユニオンで漏洩したメールアドレスとパスワードで悪意のある人がログインしようとした際に、スマホのSMSへ通知が飛んでお客さんが「アレ?なんだろう・・・もしかして」って思ったようですね。
また既にSpotify、マイクロソフト、Amazon、PayPal、Twitter へのアタックがかけられたのは確実な模様です。
しかも、ディスクユニオンから漏洩した情報がそのままダークウェブ上で誰でもダウンロードが出来る状態で保存されている・・・という怖ろしい状態になっているようです。
 

コレは、ホントにマズい状況ですね・・・。
実際は、ディスクユニオンも悪意のある者によってサーバーのセキュリティを破られて中の顧客データベースを抜き取られた被害者側なのですが、実害を被るのはディスクユニオンのオンラインサイトを利用しているお客さんになりますからね。
イヤ・・・パスワードの使い回しは、マジでマズいですよ・・・ホントに。
ディスクユニオンのオンラインサイトを利用しているお客さんって、タブン、当店を利用していただいているお客さんとカブっていると思うんですよね。
なので、このニュースを知らなかったらご自身の利用しているサービスのIDとパスワードをもう一度、見直して見るコトをゼヒ、おすすめします。
特にクレジットカードと紐付いているアカウントに関しては、絶対に2段階認証が必須ですよっ!

下記のブログ記事を読むと真偽のホドは、わかりませんがディスクユニオンの内部でもイロイロな問題があったコトがうかがえます。
失われたユーザー目線と赤黒の気概―― ディスクユニオン漏洩騒動
冒頭に紹介したニュース記事と併せて読むと、どうやら店頭スタッフは、今回の個人情報漏えい問題が公になるまで知らなかったようですね。
なので、本社でのオンラインサイト運営部では、対策に追われている中でも各実店舗では、本社がトンでもないことになっているコトも露知らずに通常営業のキャンペーン告知を一生懸命やっていたと思われます。
社内的に本社と各店舗の風通しというか、情報のやり取りがうまく出来ていなかったのかな・・・。
まぁ〜店舗数も多いし従事しているスタッフも大勢いるので大きな会社では、そういったコトってありがちなのかな・・・。

当店でも今回のディスクユニオンの問題をうけて、より一層の情報管理を厳格化しなくては・・・って思う次第であります。
ちなみに当店のオンラインサイトでは、お客さんのパスワードは、安全に暗号化されて保存されていますのでご安心ください。
当店のオンラインサイトの構築をお願いしているWEB屋さんのハナシによれば、パスワードを暗号化せずに保存したら絶対に危ないというコトは、随分昔から周知されているコトにも関わらず、ディスクユニオンのサイトではそのコトがおざなりに構築されているというのはかなりマズい設計のようです。

EARTH PEOPLE / EARTH PEOPLE
EARTH PEOPLE / EARTH PEOPLE の試聴
next recordsのサイトでEARTH PEOPLEのレコードを探してみる

ディスクユニオンの各店舗の営業って今はどうなっているんだろう・・・かなり心配なんですケド・・・。
店舗の方では通常営業をやっているのかな・・・。
何にせよ、この問題をすべて解決して立て直してほしいなと思う次第であります。
って、さっきオイラのメールを整理していたら・・・来てんじゃん・・・ディスクユニオンからのお詫びメールがっ!
というワケで、オイラの個人情報も漏洩したコトが確実な様です・・・(泣)
ん〜そういえば、もう10年以上前にディスクユニオンの店頭で会員メンバー登録をした覚えがあります・・・だけど、オンラインサイトで買い物とか一度もしたコトがないんだケドね・・・。
え〜もしかしてそんな古い情報までが漏れちゃっているのか・・・?怖っ!!

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渋谷の12インチシングル専門の中古レコード店next. recordsでは12インチシングルのレコードを買取をやっています!
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毎週、金曜日に新入荷のアナログレコードをサイトにUPしています。

このブログは、渋谷で唯一の12インチシングル専門のレコード屋、next recordsが、運営しています。


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梅雨真っ盛りでナン日も雨降ったり、ドンヨリと曇っていたり、イマイチ気分が揚がりません・・・って、オイラは、通勤時に自宅から最寄り駅まで原チャリで通っているので雨が降るとホント、憂鬱なんですよね。
で出勤の時は、曇っていても帰りに雨が降っていて、そんな時にかぎり雨合羽を持ち合わせてなくって全身ビショ濡れで原付に乗って帰るレコード店主であります・・・(泣)

今回は、時々書いているレコードの徒然なハナシです。

円安がマジでスゴいコトにっ!
ちょうど2ヶ月前に「円安が進行中でヤバいな・・・」ってコトを書きました。
2ヶ月前には、「一時的に$1が130円になったっ!」ってニュース番組でも大々的に報じられていましたが、その後、今では$1がもう普通に135円になっています。
オイラが2ヶ月前に書いた記事では、$1が130円に一時的になった時の1週間前に「20年ブリに$1が126円になったっ!」って書いています。
この2ヶ月あまりで一気に10円も円安が進んだコトになりますね。
日本でフツーに生活していると外国の為替レートとかあんまり意識するコトないんだケド、ウチ等のような海外とのやり取りを頻繁に行っている業者にとっては、超大問題なのであります。
仕入れに関して言えば、円安が進むと今まで以上に支払うコストが増えるので「負担増」になるのですが、販売に関しては米ドルで行っているので円安が進むと「売上げアップ」になるという・・・一体ドッチがイイのかちょっとフクザツなのですが・・・(笑)
というのも今まで海外のお客さんから受け取った米ドルの代金が当店のPayPal(ペイパル)残高に米ドルとしてそのママ、キープしていたのですが、ある日、円換算での表示でその残高を見ると・・・
「メチャ、増えてるっ!!!(驚)」
そうなんですよ、為替レートがコレまでの120円とかの時代の売上が、この円安になってナニもしていないにも関わらず、135円換算で大幅に増えていたんですよね〜。
いや〜ちょっとココまで、あからさまに増えるとは、思ってもみませんでしたね・・・。
ホント、海外からの訪日客の制限を今、一気に緩和したらドエライ、インバウンド需要になると思うんですよね〜。

メチャ、レコード通に見えたケド、実は・・・。
先日、当店へはじめてご来店いただいた若いお客さんのコトなのですが、店舗での滞在時間約1時間あまり、熱心にレコードが詰まったエサ箱をチェックしていただいていました。
既に購入検討中のピックアップされたタイトルをチラ見してみると、アングラのHipHopとラテン・ディスコ、ソレにDeep Houseと結構、ジャンルも様々で渋いセレクションだな・・・ってカンジたんですよね。
レコードをディグ中もスマホで熱心に調べたりして、検討中のレコードが多いご様子だったので
「聴いてみたいレコードあれば、試聴できますので言ってくださいね〜」とお声がけしました。
「ホントですか・・・じゃあコレ聴いてみたいんですが・・・」って2枚のレコードの試聴をご希望だったので店頭で試聴していただきました。
一通り試聴を終えて「どうぞ、盤質のチェックしてください」って裸のレコードを手渡そうとすると
お客さん「すいません、コレ、どうやって持てばイイのですか?」
オイラ「はっ?」ってちょっと一瞬イミが解らなかったんですが、おハナシを訊いてみると・・・今日、生まれて初めてレコードを触ったそうです。
タブン、他のお店にも訪れていた様子ですが、他のレコード店では、基本的にレコード店スタッフがお客さんへお声がけするようなコトは、ナイのでレコードの購入までに踏ん切りがつかなかった様子です。
そこでオイラが、「試聴出来ます&検盤チェックをど〜ぞ」っという問いかけをしてお客さん自身のアクションが必要だったようで戸惑ったご様子でした。
レコードを触ったコトがない・・・って言ってたので、もしかしたらレコードプレーヤーもまだ持っていないかも・・・。
結構熱心にレコードを見られていて、渋いレコードをピックアップしていたので、ある程度知識がある人のように見えたんだけど、実際は、超絶ビキナーさんだったようです。
タブン、ピックアップしていたレコードもナントなくでセレクトしたのかも・・・。
その後、他のお客さんの接客していたトコロ、いつの間にか居なくなってしましました。
ん〜ワカラン・・・一体、ナニかあったのか・・・ゼヒ、このブログを読んでいただいていたらもう一回、接客させてくださいっ!レコードの良さをシッカリとアピールさせていただきますっ!

DJプレイを猛レッスン中のお客さん

「この前の人、スゴくDJの練習していましたね〜」ってお客さんに言われました。
というのも時々、お客さんのご希望がアレば店頭のターンテーブルを使ってDJプレイのレクチャーをやっていたりします。
「ナン日にDJスクール開催っ!」ってワケではないのですが、「この曲と、この曲のミックスが、上手く出来ているか聴いて欲しいっ!」ってカンジでご自分のレコードを持参してご来店される常連のお客さんがいらっしゃってソレに対して「こうした方が良いかもですね〜」なんてアドバイスするってコトをやっています。
DJプレイって難しいですね・・・どうやってミックスするのかってコトや曲のセレクト、自分の好みとか様々なファクターが絡んでいて、ある程度DJプレイの経験を積んだ人からするとフツーに出来るコトなのかもしれませんが、「自分でもDJプレイをやってみたいっ!」って最近始めた人からするとなかなか高い壁が立ちはだかるようです。
当店でDJプレイをレッスン中のお客さんは、ナン人かいるのですが、先日のお客さんは、AとBのレコードをミックスするのにそのタイミングが上手く合わず、少々手こずっていたのですが、「フツーにミックスしてもイイけどこうやれば盛り上がりますよっ!」って当店スタッフのNが同じレコードでお手本のミックスを披露すると・・・
「えーーーっ!ナンでこんなピッタリのタイミングでミックスが出来るのですか?」って目からウロコが落ちるような驚きだったようです。
まぁ〜お手本で見せたミックスって別に難しいコトではなくって、Aの曲のキリの良い小節が終わったトコロにBの曲のビートが抜けるアカペラになったちょうどのタイミングで、曲をスイッチするというだけなんですケドね・・・。
そのお手本ミックスをご自分でもやりたいようで店頭のターンテーブルで何度も何度もその部分を練習していたワケです・・・他のお客さんが来ても一途にそのミックスの練習に励んで・・・(笑)
すると店頭でレコードを掘っていた他のお客さんが、「今かかっていた曲、欲しいんですケド・・・」って、その練習ミックスのレコードをご購入していただいたりというサプライズが・・・(笑)
マサカあのタイミングで・・・あのミックスでそのレコードが売れるとは、思いもしませんでした。
DJプレイの練習中のお客さんには、レッスンに励んで上手くなって欲しいです。

ネット通販でのお支払いにPayPayが利用できますっ!
ちょっと当店のHPをバージョンアップしました。
まぁ〜大したコトではナイのですが、レコード購入時のお支払いにバーコード決済で有名なPayPay(ペイペイ)がご利用できるようになりました。
当店の店頭販売では、結構多くの種類のQRコード決済と言われるスマホ決済でのお支払いには対応していたのですが、この度、ネット通販でも利用できるようになったというワケです。
「えっ?PayPay(ペイペイ)ってスマホでQRコードを見せたり読み込ませたりするヤツでしょ、スマホでnextのサイト見てるのにどうやって出来るの?」って思われるかもしれませんが、「出来るんですっ!」
お支払い時に下記の画像の通り
クレジットカード決済 / PayPay決済(SBペイメント)を選択すると
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支払い法を選ぶ画面になるのでPayPayを選ぶと
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スマホに既に入っているPayPayアプリが自動で立ち上がるのでソコでOKをするだけというお手軽さ。
クレジットカードを財布から出して番号や有効期限、セキュリティ番号を入力する手間は、一切ナシっ!
結構、便利ですよっ!当店の会員登録が既に住んでいるお客さんでPayPayアプリがスマホに入っていてるなら、通勤の電車の中でもお買い物が出来ちゃいます。
しかもご存知の通りPayPayは、頻繁にキャンペーンを開催しているので、当たればまさかの「全額キャッシュバックっ!!!」も夢ではナイかもっ!
ちなみにPCでのお買い物でもPayPayがご利用いただけますっ!
その際は、PCのモニタに表示されるQRコードをPayPayアプリが入ったスマホで読み込ませるダケとコチラもカンタンに出来ますのでゼヒ、ご利用してみてください。
スクリーンショット 2022-06-24 11.01.48


CHERYL LYNN / IN THE NIGHT
CHERYL LYNN / IN THE NIGHT の試聴
next recordsのサイトでCHERYL LYNNのレコードを探してみる

テレビのニュースでは、やはり物価高のコトが、盛んに言われてますね〜。
というかレコードも最近リリースされた新譜って結構なお値段ですね。
アルバムは、4000円オーバーがフツーですね。
7インチシングルが2000円とか3000円とかするんですね・・・今って。
オイラ知らなかったのですが、6月18日にって2回目のレコード・ストア・デイでRSD限定プレスのレコードが多数リリースされたようですね。
人気のタイトルは、もう既にソールドアウトになって、メルカリ & ヤフオクで高値で転売されているようです。
4月の時も今回もそうですが、7インチシングル盤のリリースがかなり増えてきましたね〜。
やっぱり人気なんですね〜7インチシングル・・・。

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